JP3199668U - 熱溶融式絶縁固定片及びこの熱溶融式絶縁固定片を使用したプラグとコンセント - Google Patents
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Abstract
【課題】2つの導電部材を接触させて位置規制する位置規制部材が誤作動を発生させるのを防ぐ熱溶融式絶縁固定片を提供すること。【解決手段】2つの導電部材2に被着され、過熱時に破壊されて、2つの導電部材2を弾性力により開放させて、電路を遮断する絶縁環状部材1を含み、絶縁環状部材1には、相対する2つの位置規制部11と、2つの位置規制部11に連接された相対する2つの連接部12が設けられ、2つの位置規制部11と2つの連接部12とで囲まれた収容空間13が形成され、収容空間13に2つの導電部材2を収容可能であり、収容された2つの導電部材2は相互に接触して位置規制される。【選択図】図4
Description
本考案は、2つの導電部材を相互に接触させて位置規制することで電流通路を形成し、かつ過熱時には破壊され、前記2つの導電部材が弾性力により開放されて電路を遮断する、熱溶融式絶縁固定片及びこの熱溶融式絶縁固定片を使用したプラグとコンセントに関する。
電路での電流過負荷や短絡、過熱等状況の発生を回避するために、通常は、電路にヒューズまたは遮断器が設置され、電路の温度が高すぎる、または電流が大きすぎるとき、ヒューズが高温の影響を受けて溶断したり、或いは遮断器の金属弾性片がトリップしたりすることで、電路を開放して電流を遮断し、電気の安全な使用を保障している。
従来のヒューズ構造として、例えば、特許文献1に開示された温度ヒューズの連接構造がある。この構造は、相互に接続されて電流通路を形成する2つの端子と、前記2つの端子上に結合された熱溶融金属を含み、電流の過負荷、電路の過熱、または使用環境の温度が高すぎる等の状況が発生した時、前記熱溶融金属が熱を受け温度が上昇して溶断し、2つの端子の相互接続が切断され、電路が遮断された状態となる。
しかしながら、上記構造における熱溶融金属は導電材質であり、熱溶融金属が溶断するとき、熱溶融金属の一部が前記2つの端子に残留して付着すると、付着した熱溶融金属が2つの端子間の誤接触を生じやすいため、完全に電路を遮断できないことがある。また、溶断して分裂した熱溶融金属が2つの端子を解放して弾性的にトリップさせ、この結果、端子が他の部分に当たって誤接触を生じ、短絡を引き起こすこともあり、使用上危険性が存在する。
しかしながら、上記構造における熱溶融金属は導電材質であり、熱溶融金属が溶断するとき、熱溶融金属の一部が前記2つの端子に残留して付着すると、付着した熱溶融金属が2つの端子間の誤接触を生じやすいため、完全に電路を遮断できないことがある。また、溶断して分裂した熱溶融金属が2つの端子を解放して弾性的にトリップさせ、この結果、端子が他の部分に当たって誤接触を生じ、短絡を引き起こすこともあり、使用上危険性が存在する。
さらに、本出願人は、先に、過熱破壊式安全構造及び過熱破壊式安全構造を備えたコンセントとプラグを提案した(特許文献2参照)。
このものは、絶縁された位置規制部材で2つの導電部材を連接させて電流通路を形成し、電路の過熱時は絶縁された位置規制部材が溶断して2つの導電部材が弾性力により開放されて電路を遮断するようになっている。前記位置規制部材は相対する第1絶縁部と第2絶縁部を備え、連接部により前記第1絶縁部と第2絶縁部が連接されてU字形の外観を呈する。
このものは、絶縁された位置規制部材で2つの導電部材を連接させて電流通路を形成し、電路の過熱時は絶縁された位置規制部材が溶断して2つの導電部材が弾性力により開放されて電路を遮断するようになっている。前記位置規制部材は相対する第1絶縁部と第2絶縁部を備え、連接部により前記第1絶縁部と第2絶縁部が連接されてU字形の外観を呈する。
ところが、実際の使用時に、前記U字形の位置規制部材は結合剛性の不足により、2つの導電部材間の電流通路が過熱に至っていなくても、前記U字形の位置規制部材が熱を受けて拘束力が低下し、前記2つの導電部材間の弾性力で開放されて、前記2つの導電部材間に電路の遮断を形成する可能性がある。
あるいは、2つの導電部材間の温度が過熱に達したとき、前記U字形の位置規制部材の第1絶縁部及び第2絶縁部が前記2つの導電部材間の弾性力によって開放されるが、前記連接部が前記第1絶縁部と第2絶縁部に連接されたままであるため、前記U字形の位置規制部材の保持部分の拘束力が2つの導電部材の部分的な接触を維持し、完全に電路を遮断できない可能性もある。
上述の2つの状況はいずれも誤作動を発生させる可能性がある。
あるいは、2つの導電部材間の温度が過熱に達したとき、前記U字形の位置規制部材の第1絶縁部及び第2絶縁部が前記2つの導電部材間の弾性力によって開放されるが、前記連接部が前記第1絶縁部と第2絶縁部に連接されたままであるため、前記U字形の位置規制部材の保持部分の拘束力が2つの導電部材の部分的な接触を維持し、完全に電路を遮断できない可能性もある。
上述の2つの状況はいずれも誤作動を発生させる可能性がある。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、2つの導電部材を接触させて位置規制する位置規制部材が誤作動を発生させるのを防ぐ熱溶融式絶縁固定片及びこの熱溶融式絶縁固定片を使用したプラグとコンセントを提供することにある。
本考案の熱溶融式絶縁固定片は、2つの導電部材を相互に接触させて位置規制し、電流通路を形成するとともに、過熱時に破壊されて、前記2つの導電部材を弾性力により開放させて、電路を遮断するものであって、前記2つの導電部材に被着される絶縁環状部材を含み、前記絶縁環状部材には、相対する2つの位置規制部と、前記2つの位置規制部に連接された相対する2つの連接部が設けられ、前記2つの位置規制部と前記2つの連接部とで囲まれた収容空間が形成され、前記収容空間に前記2つの導電部材を収容可能であり、収容された前記2つの導電部材は相互に接触して位置規制され、前記2つの連接部の少なくとも1つが少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cmの間とされている。
以下の構成を採用しても良い。
前記2つの連接部の少なくとも1つが、少なくとも1つの部位において厚さが0.7cmである。
各位置規制部の厚さは、前記2つの連接部のいずれの厚さより厚いか、同じになっている。
前記2つの連接部の少なくとも1つの中段部に内側に凹陥した凹部が形成され、かつ前記2つの連接部の少なくとも1つの凹部位置の箇所の厚さが0.1cm〜1.2cmの間である。
前記2つの位置規制部の少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がった導入部が形成される。
前記2つの位置規制部の少なくとも1つの外側に突出した工具掛け用の押し当て部が形成される。
前記2つの連接部の少なくとも1つが、少なくとも1つの部位において厚さが0.7cmである。
各位置規制部の厚さは、前記2つの連接部のいずれの厚さより厚いか、同じになっている。
前記2つの連接部の少なくとも1つの中段部に内側に凹陥した凹部が形成され、かつ前記2つの連接部の少なくとも1つの凹部位置の箇所の厚さが0.1cm〜1.2cmの間である。
前記2つの位置規制部の少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がった導入部が形成される。
前記2つの位置規制部の少なくとも1つの外側に突出した工具掛け用の押し当て部が形成される。
本考案の熱溶融式絶縁固定片を使用したプラグは、絶縁本体と、前記絶縁本体内部に設置され、前記絶縁本体外部まで延出された活線プラグ刃と、前記絶縁本体内部に設置され、前記絶縁本体外部まで延出された中性線プラグ刃と、前記活線プラグ刃に対応する活線と、前記中性線プラグ刃に対応する中性線と、絶縁環状部材を含み、前記絶縁環状部材に、相対する2つの位置規制部と、前記2つの位置規制部に連接された相対する2つの連接部が設けられ、前記2つの位置規制部と前記2つの連接部で囲まれた収容空間が形成され、前記2つの連接部が少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cmの間であり、前記絶縁環状部材を前記活線プラグ刃と前記活線に被着し、前記活線プラグ刃と前記活線を相互に接触させて電流通路を形成する、または(及び)前記絶縁環状部材を前記中性線プラグ刃と前記中性線に被着し、前記中性線プラグ刃と前記中性線を相互に接触させて電流通路を形成し、前記絶縁環状部材が過熱時に破壊され、前記活線プラグ刃と前記活線の間または(及び)前記中性線プラグ刃と前記中性線の間が弾性力により開放されて電路が遮断される。
前記活線プラグ刃と前記活線が同一方向に延伸され、前記中性線プラグ刃と前記中性線が同一方向に延伸されることがある。
或いは、前記活線プラグ刃の延伸方向と前記活線の延伸方向が相互に垂直であり、前記活線プラグ刃と前記活線の少なくとも1つが折り曲げ延伸片を備え、前記絶縁環状部材が前記折り曲げ延伸片に被着され、前記中性線プラグ刃の延伸方向と前記中性線の延伸方向が相互に垂直であり、前記中性線プラグ刃と前記中性線の少なくとも1つが折り曲げ延伸片を備え、前記絶縁環状部材が前記折り曲げ延伸片に被着されることがある。
或いは、前記活線プラグ刃の延伸方向と前記活線の延伸方向が相互に垂直であり、前記活線プラグ刃と前記活線の少なくとも1つが折り曲げ延伸片を備え、前記絶縁環状部材が前記折り曲げ延伸片に被着され、前記中性線プラグ刃の延伸方向と前記中性線の延伸方向が相互に垂直であり、前記中性線プラグ刃と前記中性線の少なくとも1つが折り曲げ延伸片を備え、前記絶縁環状部材が前記折り曲げ延伸片に被着されることがある。
本考案の熱溶融式絶縁固定片を使用したコンセントは、少なくとも1組の相対する活線差込口及び中性線差込口を備えた絶縁本体と、前記絶縁本体内に設置され、かつ前記活線差込口に対応する活線端子と、前記絶縁本体内に設置され、かつ前記中性線差込口に対応する中性線端子と、前記活線端子に対応する活線と、前記中性線端子に対応する中性線と、絶縁環状部材を含み、前記絶縁環状部材に、相対する2つの位置規制部と、前記2つの位置規制部に連接された相対する2つの連接部が設けられ、前記2つの位置規制部と前記2つの連接部で囲まれた収容空間が形成され、前記2つの連接部が少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cmの間であり、前記絶縁環状部材を前記活線端子と前記活線に被着し、前記活線端子と前記活線を相互に接触させて電流通路を形成する、または(及び)前記絶縁環状部材を前記中性線端子と中性線に被着し、前記中性線端子と前記中性線を相互に接触させて電流通路を形成し、前記絶縁環状部材が過熱時に破壊され、前記活線端子と前記活線の間または(及び)前記中性線端子と前記中性線の間が弾性力により開放されて電路が遮断される。
本考案には次のような効果がある。
1、本考案の熱溶融式絶縁固定片は絶縁材質から成るため、保護される電路の過熱により溶融して破壊されたとき、その絶縁性質により周辺の電子素子に意図せず誤接触して短絡を発生することを回避し、電路遮断後の安全性が確約される。
2、絶縁環状部材が2つの位置規制部と2つの連接部により連接された封鎖形態を構成するため、充分な結合剛性で保護したい電路の2つの導電部材に結合されて2つの導電部材を位置決めすることができ、正常な使用状態では、前記2つの導電部材間の弾性力により開放されて誤作動を引き起こすことがない。
1、本考案の熱溶融式絶縁固定片は絶縁材質から成るため、保護される電路の過熱により溶融して破壊されたとき、その絶縁性質により周辺の電子素子に意図せず誤接触して短絡を発生することを回避し、電路遮断後の安全性が確約される。
2、絶縁環状部材が2つの位置規制部と2つの連接部により連接された封鎖形態を構成するため、充分な結合剛性で保護したい電路の2つの導電部材に結合されて2つの導電部材を位置決めすることができ、正常な使用状態では、前記2つの導電部材間の弾性力により開放されて誤作動を引き起こすことがない。
3、前記絶縁環状部材が環状の封鎖形態なので、熱を受けて溶融したとき、2つの位置規制部が2つの導電部材の弾性力で完全に開放され、2つの導電部材が確実にトリップして分離され、この結果、電路が確実に遮断され、従来のU字形の位置規制部材のように、一端が開放されているためにその一端が2つの導電部材によって開放されたとき、他端が一部拘束力を維持して、2つの導電部材の電路遮断が不完全になることがない。
4、前記絶縁環状部材の2つの連接部の少なくとも1つが少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cm(好ましくは、0.7cm)の範囲にあるため、保護される電路の温度が約130℃〜140℃程度まで上昇すると、前記絶縁環状部材の熱熔融を受ける程度によって2つの導電部材が弾性力を受けて開放され、保護される電路の確実な電路遮断が保証される。
4、前記絶縁環状部材の2つの連接部の少なくとも1つが少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cm(好ましくは、0.7cm)の範囲にあるため、保護される電路の温度が約130℃〜140℃程度まで上昇すると、前記絶縁環状部材の熱熔融を受ける程度によって2つの導電部材が弾性力を受けて開放され、保護される電路の確実な電路遮断が保証される。
前記絶縁環状部材の2つの位置規制部の厚さを前記2つの連接部のいずれの厚さよりも厚いか、同じ厚みとすれば、充分な結合剛性を保証できる。
絶縁環状部材の2つの位置規制部の少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がる導入部を形成すると、絶縁環状部材を2つの導電部材に被着しやすい。
絶縁環状部材の2つの位置規制部の少なくとも1つの外側に突出された工具掛け用の押し当て部を形成すれば、使用者が先の尖った工具で押し当て部に施力することで、容易に絶縁環状部材を2つの導電部材に被着することができる。
絶縁環状部材の2つの位置規制部の少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がる導入部を形成すると、絶縁環状部材を2つの導電部材に被着しやすい。
絶縁環状部材の2つの位置規制部の少なくとも1つの外側に突出された工具掛け用の押し当て部を形成すれば、使用者が先の尖った工具で押し当て部に施力することで、容易に絶縁環状部材を2つの導電部材に被着することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図10は、本考案の実施例1を示す。
実施例1の熱溶融式絶縁固定片は、図1に示すような絶縁環状部材1を含む。
絶縁環状部材1には、相対する2つの位置規制部11と、2つの位置規制部11に連接された相対する2つの連接部12が設けられ、2つの位置規制部11と2つの連接部12で囲まれた収容空間13が形成される。
2つの連接部12の厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、望ましくは0.7cmとする。また、各位置規制部11の厚さは2つの連接部12のいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとなっている。
図1〜図10は、本考案の実施例1を示す。
実施例1の熱溶融式絶縁固定片は、図1に示すような絶縁環状部材1を含む。
絶縁環状部材1には、相対する2つの位置規制部11と、2つの位置規制部11に連接された相対する2つの連接部12が設けられ、2つの位置規制部11と2つの連接部12で囲まれた収容空間13が形成される。
2つの連接部12の厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、望ましくは0.7cmとする。また、各位置規制部11の厚さは2つの連接部12のいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとなっている。
図2から図5に示すように、絶縁環状部材1は保護したい電路の2つの導電部材2に被着される。2つの導電部材2は、非被着状態では相互に離れて接触しておらず、まず外力Fを加えて2つの導電部材2を相互に接近させて接触させてから、絶縁環状部材1を2つの導電部材2に被着する。
絶縁環状部材1が2つの導電部材2 に被着され、2つの導電部材2が収容空間13に収容されると、2つの位置規制部11が2つの導電部材2にそれぞれ当接され、これにより2つの導電部材2が押し付けられて弾性力が発生し、かつ2つの導電部材2が相互に接触した状態で位置規制されて電流通路が形成される。
絶縁環状部材1が2つの導電部材2 に被着され、2つの導電部材2が収容空間13に収容されると、2つの位置規制部11が2つの導電部材2にそれぞれ当接され、これにより2つの導電部材2が押し付けられて弾性力が発生し、かつ2つの導電部材2が相互に接触した状態で位置規制されて電流通路が形成される。
図6に示すように、絶縁環状部材1は、2つの位置規制部11及び2つの連接部12の連接により封鎖形態を構成しているため、充分な結合剛性で2つの導電部材2に結合・位置決めされ、正常な使用状態では、絶縁環状部材1は2つの導電部材2間の弾性力により開放されて誤作動を引き起こすことがなく、また、2つの位置規制部11の厚さが2つの連接部12のいずれの厚さよりも厚いか、同じ厚みとされているため、充分な結合剛性を保証できる。
図7と図8に示すように、保護したい電路における電流または電圧の過負荷により、2つの導電部材2の温度が上昇して過熱したとき、例えば温度が約130℃または140℃程度まで上昇すると、絶縁環状部材1が熱熔融により軟化し、その拘束力が低下する。このとき、2つの導電部材2間の弾性力が解放され、2つの導電部材2が開放されて電路が遮断され、過熱による火災の発生などの危険を回避できる。
2つの連接部12の厚さは0.1cm〜1.2cmであり、連接部12が過熱により軟化したとき、2つの導電部材2間の弾性力が拘束力を充分に克服してトリップを生じるように確約される。かつ、絶縁環状部材1は環状の封鎖形態であり、2つの位置規制部11の両端はいずれも連接部12に連接されているため、熱を受けて溶融したとき、2つの位置規制部11の両端が2つの導電部材2の弾性力により均一に開放され、2つの導電部材2が確実に分離されてトリップし、電路が遮断される。
2つの連接部12の厚さは0.1cm〜1.2cmであり、連接部12が過熱により軟化したとき、2つの導電部材2間の弾性力が拘束力を充分に克服してトリップを生じるように確約される。かつ、絶縁環状部材1は環状の封鎖形態であり、2つの位置規制部11の両端はいずれも連接部12に連接されているため、熱を受けて溶融したとき、2つの位置規制部11の両端が2つの導電部材2の弾性力により均一に開放され、2つの導電部材2が確実に分離されてトリップし、電路が遮断される。
絶縁環状部材1は絶縁材質から成るため、図9と図10に示すように、絶縁環状部材1が熔融して断裂し、隨意にトリップしても、絶縁環状部材1の絶縁性質により周辺の電子素子に誤って接触し、短絡を引き起こす事故を回避でき、電路遮断後の安全性を確約することができる。
図9と図10では、絶縁環状部材1がすでに断裂して開放されており、絶縁環状部材1の完全な形態は図1に示す。
図9と図10では、絶縁環状部材1がすでに断裂して開放されており、絶縁環状部材1の完全な形態は図1に示す。
図11及び図12は、本考案の実施例2を示す。
実施例2の熱溶融式絶縁固定片は、絶縁環状部材1Aを含む。絶縁環状部材1Aには、相対する2つの位置規制部11Aと、2つの位置規制部11Aに連接された相対する2つの連接部12Aが設けられ、2つの位置規制部11Aと前記2つの連接部12Aで囲まれた収容空間13Aが形成される。
2つの連接部12Aの厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、本実施例では0.7cmとされている。各位置規制部11Aの厚さは2つの連接部12Aのいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとされている。
実施例1との違いは、2つの位置規制部11Aの少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がった導入部14Aが形成された点である。導入部14Aは、使用者が2つの導電部材2を絶縁環状部材1Aの収容空間13Aに容易に導入できるようにする。
実施例2の熱溶融式絶縁固定片は、絶縁環状部材1Aを含む。絶縁環状部材1Aには、相対する2つの位置規制部11Aと、2つの位置規制部11Aに連接された相対する2つの連接部12Aが設けられ、2つの位置規制部11Aと前記2つの連接部12Aで囲まれた収容空間13Aが形成される。
2つの連接部12Aの厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、本実施例では0.7cmとされている。各位置規制部11Aの厚さは2つの連接部12Aのいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとされている。
実施例1との違いは、2つの位置規制部11Aの少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がった導入部14Aが形成された点である。導入部14Aは、使用者が2つの導電部材2を絶縁環状部材1Aの収容空間13Aに容易に導入できるようにする。
図13及び図14は、本考案の実施例3を示す。
実施例3の絶縁固定片は、絶縁環状部材1Bを含む。絶縁環状部材1Bには、相対する2つの位置規制部11Bと、2つの位置規制部11Bに連接された相対する2つの連接部12Bが設けられ、2つの位置規制部11Bと2つの連接部12Bで囲んだ収容空間13Bが形成される。2つの連接部12Bの厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、本実施例では0.7cmとしてある。
各位置規制部11Bの厚さは2つの連接部12Bのいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとされている。実施例1との違いは、2つの位置規制部11Bの少なくとも1つの外側に突出した工具掛け用の押し当て部14Bが形成された点である。押し当て部14Bを設けたことにより、使用者がラジオペンチ等の工具で押し当て部14Bに施力して、絶縁環状部材1Bを容易に2つの導電部材2に被着できる。
実施例3の絶縁固定片は、絶縁環状部材1Bを含む。絶縁環状部材1Bには、相対する2つの位置規制部11Bと、2つの位置規制部11Bに連接された相対する2つの連接部12Bが設けられ、2つの位置規制部11Bと2つの連接部12Bで囲んだ収容空間13Bが形成される。2つの連接部12Bの厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、本実施例では0.7cmとしてある。
各位置規制部11Bの厚さは2つの連接部12Bのいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとされている。実施例1との違いは、2つの位置規制部11Bの少なくとも1つの外側に突出した工具掛け用の押し当て部14Bが形成された点である。押し当て部14Bを設けたことにより、使用者がラジオペンチ等の工具で押し当て部14Bに施力して、絶縁環状部材1Bを容易に2つの導電部材2に被着できる。
図15は本考案の実施例4を示す。
実施例4の絶縁固定片は、絶縁環状部材1Cを含む。絶縁環状部材1Cには、相対する2つの位置規制部11Cと、2つの位置規制部11Cに連接された相対する2つの連接部12Cが設けられ、2つの位置規制部11Cと2つの連接部12Cで囲まれた収容空間13Cが形成される。
2つの連接部12Cの厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、本実施例では0.7cmとされている。各位置規制部11Cの厚さは2つの連接部12Cのいずれの厚さよりも厚いか、同じ厚みとされている。
本実施例では、2つの連接部12Cの中段部に内側に凹陥した凹部14Cが形成され、凹部14Cが他方の連接部12Cに対面し、かつ2つの連接部12Cは凹部14C位置の箇所の厚さが0.1cm〜1.2cmの間である。なお、2つの連接部12Cは、その形態を任意に変化させることができ、部分的に厚さが0.1cm〜1.2cmの間であればよい。
実施例4の絶縁固定片は、絶縁環状部材1Cを含む。絶縁環状部材1Cには、相対する2つの位置規制部11Cと、2つの位置規制部11Cに連接された相対する2つの連接部12Cが設けられ、2つの位置規制部11Cと2つの連接部12Cで囲まれた収容空間13Cが形成される。
2つの連接部12Cの厚さは0.1cm〜1.2cmの範囲にあり、本実施例では0.7cmとされている。各位置規制部11Cの厚さは2つの連接部12Cのいずれの厚さよりも厚いか、同じ厚みとされている。
本実施例では、2つの連接部12Cの中段部に内側に凹陥した凹部14Cが形成され、凹部14Cが他方の連接部12Cに対面し、かつ2つの連接部12Cは凹部14C位置の箇所の厚さが0.1cm〜1.2cmの間である。なお、2つの連接部12Cは、その形態を任意に変化させることができ、部分的に厚さが0.1cm〜1.2cmの間であればよい。
図16に、熱溶融式絶縁固定片を用いたプラグである実施例5を示す。
実施例5では、実施例1の熱溶融式絶縁固定片を用いている。
実施例5のプラグは、絶縁本体3と、絶縁本体3内部に設置され、かつ絶縁本体3外部に延出された活線プラグ刃4と、絶縁本体3内部に設置され、かつ絶縁本体3外部に延出された中性線プラグ刃5と、活線プラグ刃4に対応する活線6と、中性線プラグ刃5に対応する中性線7を含む。活線プラグ刃4と活線6は同一方向に延伸され、中性線プラグ刃5と中性線7が同一方向に延伸されている。
実施例5では、実施例1の熱溶融式絶縁固定片を用いている。
実施例5のプラグは、絶縁本体3と、絶縁本体3内部に設置され、かつ絶縁本体3外部に延出された活線プラグ刃4と、絶縁本体3内部に設置され、かつ絶縁本体3外部に延出された中性線プラグ刃5と、活線プラグ刃4に対応する活線6と、中性線プラグ刃5に対応する中性線7を含む。活線プラグ刃4と活線6は同一方向に延伸され、中性線プラグ刃5と中性線7が同一方向に延伸されている。
絶縁環状部材1を活線プラグ刃4と活線6に被着することで、活線プラグ刃4と前記活線6を相互に接触させて電流通路を形成する、または(及び)中性線プラグ刃5と中性線7上に被着することで、中性線プラグ刃5と中性線7を相互に接触させて電流通路を形成する。
そして、絶縁環状部材1が過熱時に溶融して、活線プラグ刃4と活線6の間または(及び)中性線プラグ刃5と中性線7の間が弾性力により開放されて電路が遮断され、過熱保護の効果が達成される。
そして、絶縁環状部材1が過熱時に溶融して、活線プラグ刃4と活線6の間または(及び)中性線プラグ刃5と中性線7の間が弾性力により開放されて電路が遮断され、過熱保護の効果が達成される。
図17及び図18は、熱溶融式絶縁固定片を用いた別の形態のプラグである実施例6を示す。
実施例6のプラグは、絶縁本体3Aと、絶縁本体3A内部に設置され、かつ絶縁本体3A外部に延出された活線プラグ刃4Aと、絶縁本体3A内部に設置され、かつ絶縁本体3A外部に延出された中性線プラグ刃5Aと、活線プラグ刃4Aに対応する活線6Aと、中性線プラグ刃5Aに対応する中性線7Aを含む。
実施例6のプラグは、絶縁本体3Aと、絶縁本体3A内部に設置され、かつ絶縁本体3A外部に延出された活線プラグ刃4Aと、絶縁本体3A内部に設置され、かつ絶縁本体3A外部に延出された中性線プラグ刃5Aと、活線プラグ刃4Aに対応する活線6Aと、中性線プラグ刃5Aに対応する中性線7Aを含む。
活線プラグ刃4Aの延伸方向と活線6Aの延伸方向は相互に垂直であり、活線6Aは折り曲げ延伸片61Aを備え、絶縁環状部材1が折り曲げ延伸片61Aと活線プラグ刃4Aに被着される。また、中性線プラグ刃5Aの延伸方向と中性線7Aの延伸方向が相互に垂直であり、中性線7Aが折り曲げ延伸片71Aを備え、絶縁環状部材1が折り曲げ延伸片71Aと中性線プラグ刃5Aに被着される。
つまり、活線プラグ刃4Aと活線6Aのいずれか、または中性線プラグ刃5Aと中性線7Aのいずれかを適切な形態に折り曲げて絶縁環状部材1に合わせることができる。
つまり、活線プラグ刃4Aと活線6Aのいずれか、または中性線プラグ刃5Aと中性線7Aのいずれかを適切な形態に折り曲げて絶縁環状部材1に合わせることができる。
図19と図20に、熱溶融式絶縁固定片を用いたコンセントである実施例7を示す。
このコンセントは実施例1の熱溶融式絶縁固定片を用いる。
実施例7のコンセントは、少なくとも1組の相対する活線差込口81及び中性線差込口82を備えた絶縁本体8と、絶縁本体8内に設置され、かつ活線差込口81に対応する活線端子9と、絶縁本体8内に設置され、かつ中性線差込口82に対応する中性線端子10と、活線端子9に対応する活線20と、中性線端子10に対応する中性線30を含む。
このコンセントは実施例1の熱溶融式絶縁固定片を用いる。
実施例7のコンセントは、少なくとも1組の相対する活線差込口81及び中性線差込口82を備えた絶縁本体8と、絶縁本体8内に設置され、かつ活線差込口81に対応する活線端子9と、絶縁本体8内に設置され、かつ中性線差込口82に対応する中性線端子10と、活線端子9に対応する活線20と、中性線端子10に対応する中性線30を含む。
絶縁環状部材1を活線端子9と活線20に被着することで、活線端子9と活線20を相互に接触させて電流通路を形成する、または(及び)、絶縁環状部材1を中性線端子10と中性線30に被着することで、中性線端子10と中性線30を相互に接触させて電流通路を形成し、絶縁環状部材1が過熱時に溶融して、活線端子9と活線20の間、または(及び)中性線端子10と中性線30の間が弾性力により開放されて電路が遮断され、過熱保護の効果を達する。
以上は、本考案の実施例の説明であって、本考案の権利範囲を限定するものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲を逸脱しない変更や修飾はいずれも本考案の権利範囲に含まれる。
1 絶縁環状部材
11 位置規制部
12 連接部
13 収容空間
2 導電部材
F 外力
1A 絶縁環状部材
11A 位置規制部
12A 連接部
13A 収容空間
14A 導入部
1B 絶縁環状部材
11B 位置規制部
12B 連接部
13B 収容空間
14B 押し当て部
1C 絶縁環状部材
11C 位置規制部
12C 連接部
13C 収容空間
14C 凹部
3 絶縁本体
4 活線プラグ刃
5 中性線プラグ刃
6 活線
7 中性線
3A 絶縁本体
4A 活線プラグ刃
5A 中性線プラグ刃
6A 活線
61A 折り曲げ延伸片
7A 中性線
8 絶縁本体
81 活線差込口
82 中性線差込口
9 活線端子
10 中性線端子
20 活線
30 中性線
11 位置規制部
12 連接部
13 収容空間
2 導電部材
F 外力
1A 絶縁環状部材
11A 位置規制部
12A 連接部
13A 収容空間
14A 導入部
1B 絶縁環状部材
11B 位置規制部
12B 連接部
13B 収容空間
14B 押し当て部
1C 絶縁環状部材
11C 位置規制部
12C 連接部
13C 収容空間
14C 凹部
3 絶縁本体
4 活線プラグ刃
5 中性線プラグ刃
6 活線
7 中性線
3A 絶縁本体
4A 活線プラグ刃
5A 中性線プラグ刃
6A 活線
61A 折り曲げ延伸片
7A 中性線
8 絶縁本体
81 活線差込口
82 中性線差込口
9 活線端子
10 中性線端子
20 活線
30 中性線
Claims (10)
- 2つの導電部材を相互に接触させて位置規制し、電流通路を形成するとともに、過熱時に破壊されて、前記2つの導電部材を弾性力により開放させて、電路を遮断する熱溶融式絶縁固定片であって、前記2つの導電部材に被着される絶縁環状部材を含み、前記絶縁環状部材には、相対する2つの位置規制部と、前記2つの位置規制部に連接された相対する2つの連接部が設けられ、前記2つの位置規制部と前記2つの連接部とで囲まれた収容空間が形成され、前記収容空間に前記2つの導電部材を収容可能であり、収容された前記2つの導電部材は相互に接触して位置規制され、前記2つの連接部の少なくとも1つが少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cmの間であることを特徴とする、熱溶融式絶縁固定片。
- 前記2つの連接部の少なくとも1つが少なくとも1つの部位において厚さが0.7cmであることを特徴とする、請求項1に記載の熱溶融式絶縁固定片。
- 前記各位置規制部の厚さが前記2つの連接部のいずれの厚さより厚いか、同じ厚みとされていることを特徴とする、請求項1に記載の熱溶融式絶縁固定片。
- 前記2つの連接部の少なくとも1つの中段部に内側に凹陥した凹部が形成され、かつ前記2つの連接部の少なくとも1つの凹部位置の箇所の厚さが0.1cm〜1.2cmの間であることを特徴とする、請求項1に記載の熱溶融式絶縁固定片。
- 前記2つの位置規制部の少なくとも1つの端部に、先端に向かって徐々に広がった導入部が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の熱溶融式絶縁固定片。
- 前記2つの位置規制部の少なくとも1つの外側に突出した工具掛け用の押し当て部が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の熱溶融式絶縁固定片。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の熱溶融式絶縁固定片を使用したプラグであって、
絶縁本体と、
前記絶縁本体内部に設置され、前記絶縁本体外部まで延出された活線プラグ刃と、
前記絶縁本体内部に設置され、前記絶縁本体外部まで延出された中性線プラグ刃と、
前記活線プラグ刃に対応する活線と、
前記中性線プラグ刃に対応する中性線と、
絶縁環状部材を含み、前記絶縁環状部材に、相対する2つの位置規制部と、前記2つの位置規制部に連接された相対する2つの連接部が設けられ、前記2つの位置規制部と前記2つの連接部で囲まれた収容空間が形成され、前記2つの連接部が少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cmの間であり、
前記絶縁環状部材を前記活線プラグ刃と前記活線に被着し、前記活線プラグ刃と前記活線を相互に接触させて電流通路を形成する、または(及び)前記絶縁環状部材を前記中性線プラグ刃と前記中性線に被着し、前記中性線プラグ刃と前記中性線を相互に接触させて電流通路を形成し、前記絶縁環状部材が過熱時に破壊され、前記活線プラグ刃と前記活線の間または(及び)前記中性線プラグ刃と前記中性線の間が弾性力により開放されて電路が遮断されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の熱溶融式絶縁固定片を使用したプラグ。 - 前記活線プラグ刃と前記活線が同一方向に延伸され、前記中性線プラグ刃と前記中性線が同一方向に延伸されたことを特徴とする、請求項7に記載のプラグ。
- 前記活線プラグ刃の延伸方向と前記活線の延伸方向が相互に垂直であり、前記活線プラグ刃と前記活線の少なくとも1つが折り曲げ延伸片を備え、前記絶縁環状部材が前記折り曲げ延伸片に被着され、前記中性線プラグ刃の延伸方向と前記中性線の延伸方向が相互に垂直であり、前記中性線プラグ刃と前記中性線の少なくとも1つが折り曲げ延伸片を備え、前記絶縁環状部材が前記折り曲げ延伸片に被着されることを特徴とする、請求項7に記載のプラグ。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の熱溶融式絶縁固定片を使用したコンセントであって、
少なくとも1組の相対する活線差込口及び中性線差込口を備えた絶縁本体と、
前記絶縁本体内に設置され、かつ前記活線差込口に対応する活線端子と、
前記絶縁本体内に設置され、かつ前記中性線差込口に対応する中性線端子と、
前記活線端子に対応する活線と、
前記中性線端子に対応する中性線と、
絶縁環状部材を含み、前記絶縁環状部材に、相対する2つの位置規制部と、前記2つの位置規制部に連接された相対する2つの連接部が設けられ、前記2つの位置規制部と前記2つの連接部で囲まれた収容空間が形成され、前記2つの連接部が少なくとも1つの部位において厚さが0.1cm〜1.2cmの間であり、
前記絶縁環状部材を前記活線端子と前記活線に被着し、前記活線端子と前記活線を相互に接触させて電流通路を形成する、または(及び)前記絶縁環状部材を前記中性線端子と中性線に被着し、前記中性線端子と前記中性線を相互に接触させて電流通路を形成し、前記絶縁環状部材が過熱時に破壊され、前記活線端子と前記活線の間または(及び)前記中性線端子と前記中性線の間が弾性力により開放されて電路が遮断されることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の熱溶融式絶縁固定片を使用したコンセント。
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CN107482402A (zh) * | 2016-06-08 | 2017-12-15 | 绿色点子公司 | 升温断电的保护构造、插头、插座及方法 |
JP7036467B2 (ja) | 2018-11-02 | 2022-03-15 | 湘雲 易 | 過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセント |
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2015
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CN107482402A (zh) * | 2016-06-08 | 2017-12-15 | 绿色点子公司 | 升温断电的保护构造、插头、插座及方法 |
CN107482402B (zh) * | 2016-06-08 | 2019-07-16 | 绿色点子公司 | 升温断电的保护构造、插头、插座及方法 |
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