JP7036467B2 - 過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセント - Google Patents

過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセント Download PDF

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Description

本発明は過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセントに関し、特に、過熱破壊部材が常態下で初期寸法を有し、第1導電片及び第2導電片を拘束して接触させ、回路を形成し、過熱破壊部材が動作温度を超える過熱温度を受けたとき、過熱寸法を形成し、第1導電片及び第2導電片に拘束を失わせ、相互に対して開かせて回路切断を形成する、過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセントに関する。
電路に電流過負荷、短絡、過熱等の状況が発生することを防ぐため、通常は電路上にヒューズやブレーカーが設置され、電路の温度が高すぎる、または電流が大きすぎるとき、ヒューズが高温の影響を受けて溶断される、あるいはブレーカーの金属弾性片がトリップして、電路に開路を形成して電流を切断し、電力使用時の安全を保障している。
出願人はこの問題に対して、例えば中国発明特許第CN104426005号の「過熱破壊式規制部材を備えたコンセント」、米国特許第US9666399号の「熱破壊式の導電片セイフティクリップ及びプラグ、コンセント」、米国特許第US9484683号の「導電端子構造」等を提示しており、その形態はおおよそ、2つの導電部材と位置規制部材を含み、該位置規制部材が該2つの導電部材を拘束して相互に接触させ、回路を形成するために用いられ、該位置規制部材が熱変形温度下で変形して破壊され、該2つの導電部材を相互に開かせて回路切断を形成させるものである。しかしながら、上述の各特許案は、位置規制部材が破壊された後、分裂して飛散する現象が発生する。
中国発明特許第CN104426005号明細書 米国特許第US9666399号明細書 米国特許第US9484683号明細書
本発明の目的は、過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセントを提供することにある。
本発明の過熱破壊部材は、常態下で第1導電片と第2導電片を拘束して接触させるために用いられ、第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含む。該第1限定片は第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられる。該第2限定片は第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第1限定片と該第2限定片の常態下における距離が初期間隔と定義され、該第1規制部と該第2規制部間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該初期間隔より大きい。該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接される。該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を制限する。該支持部材は動作温度を超える過熱温度を受けると破壊され、該第1限定片と該第2限定片が作用力を受けて互いに接近して移動し、該規制間隔が該初期間隔より小さくなる。
本発明の導電片過熱電力切断構造は、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材を含む。該第1導電片に第1凹陥槽が設けられる。該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該第2導電片が該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽を備え、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、該凹陥槽が凹陥槽幅を有する。該過熱破壊部材は第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、該第1限定片が該凹陥槽に横架され、該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第2限定片が該凹陥槽に横架され、該第1限定片と該第2限定片の常態下における距離が初期間隔と定義され、該初期間隔が該凹陥槽幅以下であり、該第1規制部と該第2規制部の間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該凹陥槽幅より大きく、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を制限し、常態下において、該第1規制部または(及び)該第2規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させ、該支持部材が過熱時に破壊されると、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制間隔が該凹陥槽幅以下となり、該第2導電片が該第1導電片から離隔される。
さらに本発明の導電片過熱電力切断構造は、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材を含む。該第1導電片に第1凹陥槽が設けられる。該第2導電片が、該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽を備え、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成する。該過熱破壊部材は第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片及び該第2限定片がいずれも該凹陥槽に横架され、該第1限定片または(及び)該第2限定片が規制部を備え、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を制限し、常態下において、該規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させて回路を形成し、該第2導電片に作用力を蓄積させ、該支持部材が過熱時に破壊されると、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制部を該凹陥槽の方向に移動させるが、該第1導電片と該第2導電片を相互に接触させるには至らず、これにより、該第1導電片と該第2導電片を該作用力により相互に開かせて回路切断を形成する。
同時に、本発明の導電片過熱電力切断構造を備えたコンセントは、活線差込部と、中性線差込部と、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材と、殻体を含む。該第1導電片が該活線差込部に連接され、該第1導電片に第1凹陥槽が設けられる。該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該第2導電片が該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽を備え、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、該凹陥槽が凹陥槽幅を有する。該過熱破壊部材は第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、該第1限定片が該凹陥槽に横架され、該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第2限定片が該凹陥槽に横架され、該第1限定片と該第2限定片の常態下における距離が初期間隔と定義され、該初期間隔が該凹陥槽幅以下であり、該第1規制部と該第2規制部の間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該凹陥槽幅より大きく、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を規制する。該殻体に該活線差込部と、該中性線差込部と、該第1導電片と、該第2導電片と、該第1限定片と、該第2限定片と、該連接部と、該支持部材が収容され、該殻体に活線差込口と中性線差込口が設けられ、該活線差込口の位置が該活線差込部に対応し、該中性線差込口の位置が該中性線差込部に対応する。常態下で、該第1規制部または(及び)該第2規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させ、該支持部材が過熱時に破壊され、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制間隔が該凹陥槽幅以下となり、該第2導電片が該第1導電片から離隔される。
本発明の導電片過熱電力切断構造を備えたプラグは、活線栓刃と、中性線栓刃と、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材と、本体を含む。該第1導電片が該活線栓刃に連接され、該第1導電片に第1凹陥槽が設けられる。該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該第2導電片が該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽を備え、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、該凹陥槽が凹陥槽幅を有する。該過熱破壊部材は第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、該第1限定片が該凹陥槽に横架され、該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第2限定片が該凹陥槽に横架され、該第1限定片と該第2限定片の常態下における距離が初期間隔と定義され、該初期間隔が該凹陥槽幅以下であり、該第1規制部と該第2規制部の間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該凹陥槽幅より大きく、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を規制する。該本体に該活線栓刃と、該中性線栓刃と、該第1導電片と、該第2導電片と、該第1限定片と、該第2限定片と、該連接部と、該支持部材が収容され、該活線栓刃と該中性線栓刃がいずれも該本体から突出される。常態下で、該第1規制部または(及び)該第2規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させ、該支持部材が過熱時に破壊され、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制間隔が該凹陥槽幅以下となり、該第2導電片が該第1導電片から離隔される。
さらに、該第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が一体成形される。材質はいずれも導電材質とすることができる。
さらに、該第1規制部または(及び)該第2規制部は弧面である。
さらに、該第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が共同で収容空間を定義し、該支持部材の形状が該収容空間に対応する。
さらに、該連接部の該初期間隔の方向における最大間隔を一位置決め間隔と定義し、該位置決め間隔が該凹陥槽幅より大きい。
本発明の導電片の過熱電力切断方法は、第1導電片と第2導電片を設置し、該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該作用力の方向をX方向と定義し、該第1導電片の延伸方向をY方向と定義する工程と、過熱破壊部材を設置し、常態下で、Y方向において初期寸法を備え、動作温度を超過する過熱温度を受けると、Y方向上で寸法を変化させて過熱寸法を形成することができ、該過熱寸法は該第2導電片を該第1導電片に接触させることが不可能である工程と、常態下で、該過熱破壊部材の該初期寸法を利用して該第2導電片をX方向に沿って該第1導電片に接触させて、活線回路または中性線回路を形成する工程と、該第1導電片または(及び)該第2導電片の動作温度が該過熱破壊部材に伝達され、該過熱破壊部材が動作温度を超過する過熱温度を受けると、該作用力が該過熱破壊部材をY方向上で該過熱寸法に変化させ、該第2導電片を該第1導電片から離隔させて、該活線回路または該中性線回路を中断させる工程と、を含む。
さらに、該過熱破壊部材は常態下で支持部材により該初期寸法を維持し、該支持部材が該過熱温度下で破壊されることを利用して、該過熱寸法を形成する条件を備えている。
さらに、該第2導電片が該第1導電片から離隔された後、該第1導電片が該過熱破壊部材を支持し、該過熱破壊部材を落下させないようにする。
上述の技術的特徴に基づき、次の効果を達成することができる。
1. 第1限定片、第2限定片、支持部材の三者が、分裂して飛散する現象がなく、そのうち、連接部の寸法設計により、第2導電片を第1導電片から離隔した後、第1導電片が過熱破壊部材を支持できるため、これにより過熱破壊部材が落下して、回路構造の安全性に影響する状況を回避できる。
2.支持部材を第1限定片と第2限定片の間に設置しているため、支持部材の破損を回避できる。
3.過熱温度時、支持部材が第1限定片と第2限定片により圧縮され、安定的に力を受けて破壊され、使用上の安定性と信頼性が高い。
4.該第1限定片、該第2限定片、該連接部が導電材質で一体成形でき、一部地域の製品安全認証(Product Safety Certification)要件を満たすことができる。
5.第1規制部または(及び)第2規制部が弧面であり、第2導電片が引っ掛かって移動できなくなる状況を回避できる。
本発明の実施例1の第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材の立体分解図である。 本発明の実施例1の第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材の立体図である。 本発明の実施例1の過熱破壊部材が第1導電片と第2導電片を相互に接触させた状態の俯瞰図である。 本発明の実施例1の保護される回路において、過熱により過熱破壊部材の第1限定片と第2限定片が互いに接近して移動した状態の俯瞰図である。 本発明の実施例1の保護される回路において、過熱により第1導電片と該第2導電片が相互に対して開かれて回路切断が形成された状態の俯瞰図である。 本発明の実施例2の一体成形ではない第1限定片と、第2限定片と、連接部の平面図である。 本発明を用いたプラグの立体図である。 本発明を用いたコンセントの立体図1である。 本発明を用いたコンセントの立体図2である。
上述の技術的特徴を総合し、本発明の過熱破壊部材、導電片過熱電力切断構造及び方法、プラグ及びコンセントの主な効果について、以下で実施例を挙げてはっきり説明する。
本発明の「常態」とは、正常に電流を導通できる状態を指す。例えば、該導電片過熱電力切断構造をコンセントまたはプラグに応用したとき、所謂「常態」はコンセントまたはプラグが使用されるときの電力(electric power)が負荷を超過する、コンセントとプラグ間の接触が不良である、コンセントまたはプラグの電流通過を許容する断面積が小さすぎる、コンセントとプラグの接触面間に異物がある、及びその他正常にコンセントまたはプラグを使用できない状態を含まない。
図1と図2に示すように、本発明の実施例1の導電片過熱電力切断構造は、第1導電片1と、第2導電片2と、過熱破壊部材3を含む。
そのうち、該第1導電片1に第1凹陥槽11が設けられ、該第2導電片2に該第1凹陥槽11に対応する第2凹陥槽21が設けられ、該第2導電片2が該第1導電片1から遠ざかる作用力を有する。例えば、該第2導電片2が該第1導電片1に相対して開かれた回路切断位置を予め有し、これにより該第1凹陥槽11と該第2凹陥槽21が重なり合うとき共同で1つの凹陥槽Sを形成し、かつ弾力を蓄積するが、該弾力は外部の弾性部材により提供されてもよく、実施上これに限定されない。このほか、該作用力の方向はここでX方向と定義することができ、また該第1導電片1の延伸方向をY方向と定義することができる。
該過熱破壊部材3が第1限定片31と、第2限定片32と、連接部33と、支持部材34を含む。
該第1限定片31及び該第2限定片32は該凹陥槽Sに跨設される。該第1限定片31または(及び)該第2限定片32は規制部を備え、本実施例において、該第1限定片31が第1自由端311を備え、該第1自由端311に第1規制部312が設けられ、該第2限定片32が第2自由端321を備え、該第2自由端321に第2規制部322が設けられ、該第1規制部312または(及び)該第2規制部322は弧面とすることができる。該連接部33が該第1限定片31と該第2限定片32に連接され、本実施例において、該第1限定片31、該第2限定片32、該連接部33は導電材質(例えば金属)による一体成形とすることができる。
該支持部材34が該第1限定片31と該第2限定片32の間に設置され、常態下で該第1限定片31と該第2限定片32間の互いに接近する移動を制限し、該第1規制部312または(及び)該第2規制部322により該第2導電片2を該第1導電片1に接触させることができる。詳細に説明すると、該第1限定片31と、該第2限定片32と、該連接部33が共同で1つの収容空間30を定義することができ、該支持部材34の形状は本実施例において該収容空間30に対応し、該収容空間30内に組み込まれる。ここで、該支持部材34は1対の嵌合部341を備え、該第1限定片31と該第2限定片32に嵌合させて、該支持部材34をよりしっかりと固定し、該支持部材34の離脱を回避するために用いられる。該1対の嵌合部341と、該第1限定片31と、該第2限定片32間は凹凸または凸凹の組み合わせ形態とすることができるが、実施上これに限定されない。このほか、上述の支持部材34の形状は必ずしも該収容空間30に対応していなくてもよく、即ち、支持部材34の形状が該収容空間30を埋めるか否かは重要ではなく、支持部材34が該第1限定片31と該第2限定片32の間の部位に位置して該第1限定片31と該第2限定片32間の互いに接近する移動を制限できれば、その予期した効果を達成することができ、このため支持部材34の形状はブロック体、円柱体、楕円柱体、不規則な形状のブロック体等としてもよい。
該支持部材34は破壊温度下で破壊されることができ、該支持部材34の材質は例えばプラスチック(熱硬化性プラスチックまたは熱可塑性プラスチックを含む)などの絶縁材料を選択するか、金属や合金、好ましくは低融点合金などの非絶縁材料を選択して用いることができる。このため、該支持部材の破壊方式は、軟化、融化、液化、気化、変形、裂解、熱分解、コークス化のいずれかの状況を含むことができる。
図3に示すように、該凹陥槽Sは凹陥槽幅S1を備え、該第1限定片31と該第2限定片32の常態下における距離が初期間隔T1と定義され、該初期間隔T1が該凹陥槽幅S1以下であり、該第1規制部312と該第2規制部322間の常態下における最大距離が規制間隔T2と定義され、該規制間隔T2が該凹陥槽幅S1より大きい。該連接部33の該初期間隔T1の方向における最大間隔を位置決め間隔T3と定義し、該位置決め間隔T3が該凹陥槽幅S1より大きい。
続いて図4と図5に示すように、保護したい回路に電流または電圧異常の状況があり、該第1導電片1及び該第2導電片2の温度が上昇すると、該第1導電片1及び該第2導電片2の熱が該支持部材34に伝導される。該支持部材34は動作温度を超過する過熱温度を受け取ると破壊される。例えば、動作温度が約130℃または140℃程度まで上昇すると、該支持部材34が熱を受けて破壊され(軟化、融化、液化、気化、変形、裂解、熱分解、コークス化等の現象を含む)、このとき、該第2導電片2の作用力が該第1限定片31と該第2限定片32を互いに接近して移動させ、該第1規制部312または(及び)該第2規制部322が該凹陥槽Sに向かって移動されて、該規制間隔T2’が該凹陥槽幅S1以下になり、該第1導電片1と該第2導電片2を相互に接触させることができなくなり、これにより該第1導電片1と該第2導電片2を該作用力により相互に対して開かせ、回路切断を形成する。
再度図3と図5を参照する。つまり、常態下で、該過熱破壊部材3はY方向において初期寸法を備え、かつ支持部材34により該初期寸法を維持することができる。該過熱破壊部材3の該初期寸法を利用して該第2導電片2をX方向に沿って該第1導電片1に接触させ、回路(例えば活線回路または中性線回路)を形成する。このとき、該第1導電片1または(及び)該第2導電片2の動作温度が該過熱破壊部材3に伝達される。該過熱破壊部材3が動作温度を超過する過熱温度を受け取ると、該作用力が該過熱破壊部材3のY方向上における寸法を変化させ、過熱寸法を形成する。例えば、該支持部材34が該過熱温度下で破壊され、該過熱寸法を形成する条件を具備していることを利用し、該過熱寸法は該第2導電片2を該第1導電片1に接触させることができず、該第2導電片2が該第1導電片1から離隔され、回路切断(例えば該活線回路の切断または該中性線回路の切断)が形成される。好ましくは、該第2導電片2が該第1導電片1から離隔された後、該第1導電片1が該過熱破壊部材3を支持し、該過熱破壊部材3を随意に落下させないようにすることができる。
続いて図6に示すように、本発明の実施例2は、過熱破壊部材の形態が実施例1とほぼ同じであるが、該過熱破壊部材3Aがさらに第1限定片31Aと、第2限定片32Aと、連接部33Aと、支持部材34Aを含み、該第1限定片31Aと、該第2限定片32Aと、該連接部33Aが収容空間30Aを定義する。実施例1との違いは、該第1限定片31Aと、該第2限定片32Aと、該連接部33Aが一体成形ではなく、かつ該支持部材34Aの形態が該収容空間30Aに対応しておらず、該第1限定片31A及び該第2限定片32Aを支持するためのみに用いられる点である。該過熱破壊部材3Aは常態下で該第1導電片1Aと該第2導電片2Aを相互に接触させることができ、かつ該支持部材34Aが過熱温度下で破壊されて寸法が変わり、過熱時の電力切断の目的を達成できればよい。
図7に示すように、本発明の実施例3は、導電片過熱電力切断構造をプラグの過熱保護に使用したものであり、本実施例のプラグは、活線栓刃4Bと、中性線栓刃5Bと、2つの導電片過熱電力切断構造100B、100B’と、活線6Bと、中性線7Bと、本体8Bを含む。該導電片過熱電力切断構造100B、100B’の形態はいずれも前述の実施例1と同じであり、該導電片過熱電力切断構造100Bの第1導電片1Bと第2導電片2Bが該活線栓刃4B及び該活線6Bにそれぞれ連接され、かつ過熱破壊部材3Bが常態下で該第1導電片1Bと該第2導電片2Bを相互に接触させる。該導電片過熱電力切断構造100B’の第1導電片1B’と第2導電片2B’が該中性線栓刃5B及び該中性線7Bにそれぞれ連接され、かつ別の過熱破壊部材3B’が常態下で該第1導電片1B’と該第2導電片2B’を相互に接触させる。該本体8Bに該活線栓刃4B、該中性線栓刃5B、該導電片過熱電力切断構造100B、100B’が収容され、該活線栓刃4Bと該中性線栓刃5Bはいずれも該本体8Bから突出される。
これにより、該活線栓刃4Bまたは中性線栓刃5Bが接続する外部導電設備に異常な状態が発生したとき、例えば外部導電設備がコンセントである場合、プラグの活線栓刃4Bまたは中性線栓刃5Bとコンセントの間に酸化物や埃がある、活線栓刃4Bまたは中性線栓刃5Bの挿入が不完全である、活線栓刃4Bまたは中性線栓刃5Bが変形している、等の現象があると、コンセントの導電部位が比較的大きい熱エネルギーを発生し、該熱熱エネルギーが該過熱破壊部材3Bまたは別の過熱破壊部材3B’に伝達されると該過熱破壊部材3Bまたは3B’が破壊され、該活線栓刃4Bと該活線6Bの間または(及び)該中性線栓刃5Bと該中性線7Bの間に回路切断が形成され、過熱時の電力切断の目的を達成することができる。
図8と図9に示すように、本発明の実施例4は、本発明の導電片過熱電力切断構造をコンセントの過熱保護に使用したものであり、本実施例のコンセントは、複数の活線差込部4Cと、複数の中性線差込部5Cと、複数の導電片過熱電力切断構造100C、100C’と、活線6Cと、中性線7Cと、殻体9Cを含む。該殻体9Cに該活線差込部4Cと、該中性線差込部8Cと、該活線6Cと、該中性線7Cと、該導電片過熱電力切断構造100C、100C’が収容される。該殻体9Cに複数の活線差込口91Cと複数の中性線差込口92Cが設けられ、各活線差込口91Cの位置がいずれもそれぞれ活線差込部4Cに対応し、各中性線差込口92Cの位置がいずれもそれぞれ中性線差込部8Cに対応する。該導電片過熱電力切断構造100C、100C’の形態は上述の実施例1とほぼ同じであり、該導電片過熱電力切断構造100Cの第1導電片1Cと第2導電片2Cが該活線差込部4C及び該活線6Cにそれぞれ連接され、かつ過熱破壊部材3Cが常態下で該第1導電片1Cと該第2導電片2Cを相互に接触させる。該導電片過熱電力切断構造100C’の第1導電片1C’と第2導電片2C’が該中性線差込部5C及び該中性線7Cにそれぞれ連接され、かつ別の過熱破壊部材3C’が常態下で該第1導電片1C’と該第2導電片2C’を相互に接触させる。
これにより、プラグの金属栓刃とコンセントの間に酸化物や埃がある、金属栓刃の挿入が不完全である、金属栓刃が変形している、等の現象があると、コンセントの活線差込部4Cまたは中性線差込部8Cが比較的大きい熱エネルギーを発生し、該熱熱エネルギーが該過熱破壊部材3Cまたは別の過熱破壊部材3C’に伝達されると該過熱破壊部材3Cまたは3C’が破壊され、該活線差込部4Cと該活線6Cの間または(及び)該中性線差込部5Cと該中性線7Cの間に回路切断が形成され、過熱時の電力切断の目的を達成することができる。
上述の実施例の説明を総合すると、本発明の操作、使用及び本発明の効果について充分に理解することができる。以上の実施例は、本発明の最良の実施例に基づくものであり、これらを以って本発明の実施の範囲を限定することはできず、本発明の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づいた同等効果の簡単な変化や修飾はすべて本発明の範囲内に含まれる。
100B、100B’、100C、100C’ 導電片過熱電力切断構造
11A、1B、1B’、1C、1C’ 第1導電片
11 第1凹陥槽
2、2A、2B、2B’、2C、2C’ 第2導電片
21 第2凹陥槽
3、3A、3B、3B’、3C、3C’ 過熱破壊部材
31、31A 第1限定片
311 第1自由端
312 第1規制部
32、32A 第2限定片
321 第2自由端
322 第2規制部
33、33A 連接部
34、34A 支持部材
341 嵌合部
30、30A 収容空間
4B 活線栓刃
4C 活線差込部
5B 中性線栓刃
5C 中性線差込部
6B、6C 活線
7B、7C 中性線
8B 本体
9C 殻体
91C 活線差込口
92C 中性線差込口
S 凹陥槽
S1 凹陥槽幅
T1 初期間隔
T2、T2’ 規制間隔
T3 位置決め間隔

Claims (25)

  1. 常態下で第1導電片と第2導電片を拘束して接触させる過熱破壊部材であって、第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、
    該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、
    該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第1限定片と該第2限定片が常態下で第1導電片及び第2導電片によって形成された凹陥槽内に設置され、このとき該第1限定片と該第2限定片との距離が初期間隔と定義され、該第1規制部と該第2規制部間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該初期間隔より大きく、
    該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、
    該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片間の互いに接近する移動を制限し、
    該支持部材が動作温度を超える過熱温度を受けると破壊され、該第1限定片と該第2限定片が作用力を受けて互いに接近して移動し、該規制間隔が該初期間隔より小さくなる、ことを特徴とする、過熱破壊部材。
  2. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が一体成形される、ことを特徴とする、請求項1に記載の過熱破壊部材。
  3. 前記第1規制部または(及び)該第2規制部が弧面である、ことを特徴とする、請求項1に記載の過熱破壊部材。
  4. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が共同で収容空間を定義し、該支持部材の形状が該収容空間に対応する、ことを特徴とする、請求項1に記載の過熱破壊部材。
  5. 前記連接部の該初期間隔の方向における最大間隔を位置決め間隔と定義し、該位置決め間隔が該初期間隔より大きい、ことを特徴とする、請求項1に記載の過熱破壊部材。
  6. 導電片過熱電力切断構造であって、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材を含み、
    該第1導電片に第1凹陥槽が設けられ、
    該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該第2導電片に該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽が設けられ、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、該凹陥槽が凹陥槽幅を有し、
    該過熱破壊部材が、第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、該第1限定片が該凹陥槽に横架され、該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第2限定片が該凹陥槽に横架され、該第1限定片と該第2限定片が常態下で該凹陥槽内に設置され、このとき該第1限定片と該第2限定片との距離が初期間隔と定義され、該初期間隔が該凹陥槽幅以下であり、該第1規制部と該第2規制部の間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該凹陥槽幅より大きく、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を制限し、
    常態下において、該第1規制部または(及び)該第2規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させ、該支持部材が動作温度を超過する過熱温度を受けると破壊され、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制間隔が該凹陥槽幅以下となり、該第2導電片が該第1導電片から離隔される、ことを特徴とする、導電片過熱電力切断構造。
  7. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が一体成形される、ことを特徴とする、
    請求項6に記載の導電片過熱電力切断構造。
  8. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が導電材質で一体成形される、ことを特徴とする、請求項6に記載の導電片過熱電力切断構造。
  9. 前記第1規制部または(及び)該第2規制部が弧面である、ことを特徴とする、請求項6に記載の導電片過熱電力切断構造。
  10. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が共同で収容空間を定義し、該支持部材の形状が該収容空間に対応する、ことを特徴とする、請求項6に記載の導電片過熱電力切断構造。
  11. 前記連接部の該初期間隔の方向における最大間隔を位置決め間隔と定義し、該位置決め間隔が該凹陥槽幅より大きい、ことを特徴とする、請求項6に記載の導電片過熱電力切断構造。
  12. 導電片過熱電力切断構造であって、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材を含み、
    該第1導電片に第1凹陥槽が設けられ、
    該第2導電片に該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽が設けられ、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、
    該過熱破壊部材が、第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片及び該第2限定片がいずれも該凹陥槽に横架され、該第1限定片または(及び)該第2限定片が規制部を備え、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片間の互いに接近する移動を制限し、
    常態下において、該規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させて回路を形成し、該第2導電片に作用力を蓄積させ、
    該支持部材が動作温度を超過する過熱温度を受けると破壊され、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制部を該凹陥槽の方向に移動させるが、該第1導電片と該第2導電片を相互に接触させるには至らず、これにより、該第1導電片と該第2導電片を該作用力により相互に開かせて回路切断を形成する、ことを特徴とする、導電片過熱電力切断構造。
  13. 導電片過熱電力切断構造を備えたコンセントであって、活線差込部と、中性線差込部と、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材と、殻体を含み、
    該第1導電片が該活線差込部に連接され、該第1導電片に第1凹陥槽が設けられ、
    該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該第2導電片が該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽を備え、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、該凹陥槽が凹陥槽幅を有し、
    該過熱破壊部材が第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、該第1限定片が該凹陥槽に横架され、該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第2限定片が該凹陥槽に横架され、該第1限定片と該第2限定片が常態下で該凹陥槽内に設置され、このとき該第1限定片と該第2限定片との距離が初期間隔と定義され、該初期間隔が該凹陥槽幅以下であり、該第1規制部と該第2規制部の間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該凹陥槽幅より大きく、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を制限し、
    該殻体に該活線差込部と、該中性線差込部と、該第1導電片と、該第2導電片と、該第
    1限定片と、該第2限定片と、該連接部と、該支持部材が収容され、該殻体に活線差込口と中性線差込口が設けられ、該活線差込口の位置が該活線差込部に対応し、該中性線差込口の位置が該中性線差込部に対応し、
    常態下で、該第1規制部または(及び)該第2規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させ、該支持部材が動作温度を超過する過熱温度を受けると破壊され、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制間隔が該凹陥槽幅以下となり、該第2導電片が該第1導電片から離隔される、ことを特徴とする、導電片過熱電力切断構造を備えたコンセント。
  14. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が一体成形される、ことを特徴とする、請求項13に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたコンセント。
  15. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が導電材質で一体成形される、ことを特徴とする、請求項13に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたコンセント。
  16. 前記第1規制部または(及び)該第2規制部が弧面である、ことを特徴とする、請求項13に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたコンセント。
  17. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が共同で収容空間を定義し、該支持部材の形状が該収容空間に対応する、ことを特徴とする、請求項13に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたコンセント。
  18. 前記連接部の該初期間隔の方向における最大間隔を位置決め間隔と定義し、該位置決め間隔が該凹陥槽幅より大きい、ことを特徴とする、請求項13に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたコンセント。
  19. 導電片過熱電力切断構造を備えたプラグであって、活線栓刃と、中性線栓刃と、第1導電片と、第2導電片と、過熱破壊部材と、本体を含み、
    該第1導電片が該活線栓刃に連接され、該第1導電片に第1凹陥槽が設けられ、
    該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該第2導電片が該第1凹陥槽に対応する第2凹陥槽を備え、該第1凹陥槽と該第2凹陥槽が重ね合わされたとき共同で凹陥槽を形成し、該凹陥槽が凹陥槽幅を有し、
    該過熱破壊部材が第1限定片と、第2限定片と、連接部と、支持部材を含み、該第1限定片が第1自由端を備え、該第1自由端に第1規制部が設けられ、該第1限定片が該凹陥槽に横架され、該第2限定片が第2自由端を備え、該第2自由端に第2規制部が設けられ、該第2限定片が該凹陥槽に横架され、該第1限定片と該第2限定片が常態下で該凹陥槽内に設置され、このとき該第1限定片と該第2限定片との距離が初期間隔と定義され、該初期間隔が該凹陥槽幅以下であり、該第1規制部と該第2規制部の間の常態下における最大距離が規制間隔と定義され、該規制間隔が該凹陥槽幅より大きく、該連接部が該第1限定片と該第2限定片に連接され、該支持部材が該第1限定片と該第2限定片の間に設置され、常態下で該第1限定片と該第2限定片の間の互いに接近する移動を制限し、
    該本体に該活線栓刃と、該中性線栓刃と、該第1導電片と、該第2導電片と、該第1限定片と、該第2限定片と、該連接部と、該支持部材が収容され、該活線栓刃と該中性線栓刃がいずれも該本体から突出され、
    常態下で、該第1規制部または(及び)該第2規制部が該第2導電片を該第1導電片に接触させ、該支持部材が動作温度を超過する過熱温度を受けると破壊され、該作用力が該第1限定片と該第2限定片を互いに接近して移動させ、該規制間隔が該凹陥槽幅以下となり、該第2導電片が該第1導電片から離隔される、ことを特徴とする、導電片過熱電力切断構造を備えたプラグ。
  20. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が一体成形される、ことを特徴とする、請求項19に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたプラグ。
  21. 前記第1規制部または(及び)該第2規制部が弧面である、ことを特徴とする、請求項19に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたプラグ。
  22. 前記第1限定片と、該第2限定片と、該連接部が共同で収容空間を定義し、該支持部材の形状が該収容空間に対応する、ことを特徴とする、請求項19に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたプラグ。
  23. 前記連接部の該初期間隔の方向における最大間隔を位置決め間隔と定義し、該位置決め間隔が該凹陥槽幅より大きい、ことを特徴とする、請求項19に記載の導電片過熱電力切断構造を備えたプラグ。
  24. 導電片の過熱電力切断方法であって、
    第1導電片と第2導電片を設置し、該第2導電片が該第1導電片から遠ざかる作用力を備え、該作用力の方向をX方向と定義し、該第1導電片の延伸方向をY方向と定義する工程と、
    過熱破壊部材を設置し、常態下で、Y方向において初期寸法を備え、動作温度を超過する過熱温度を受けると、Y方向上で寸法を変化させて過熱寸法を形成することができ、該過熱寸法は該第2導電片を該第1導電片に接触させることが不可能である工程と、
    常態下で、該過熱破壊部材の該初期寸法を利用して該第2導電片をX方向に沿って該第1導電片に接触させて、活線回路または中性線回路を形成する工程と、
    該第1導電片または(及び)該第2導電片の動作温度が該過熱破壊部材に伝達され、該過熱破壊部材が動作温度を超過する過熱温度を受けると、該作用力が該過熱破壊部材をY方向上で該過熱寸法に変化させ、該第2導電片を該第1導電片から離隔させて、該活線回路または該中性線回路を中断させる工程と、
    を含み、前記第2導電片が該第1導電片から離隔された後、該第1導電片が該過熱破壊部材を支持し、該過熱破壊部材を落下させないようにすることを特徴とする、導電片の過熱電力切断方法。
  25. 前記過熱破壊部材が常態下で支持部材により該初期寸法を維持し、該支持部材が該過熱温度下で破壊されることを利用して、該過熱寸法を形成する条件を備えている、ことを特徴とする、請求項24に記載の導電片の過熱電力切断方法。
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