JP6197086B1 - 導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置及びこれを使用したプラグ、コンセント - Google Patents
導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置及びこれを使用したプラグ、コンセント Download PDFInfo
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Abstract
【課題】電流通路の過熱時に、負荷の前に位置する活線弾性片と活線導電片が確実に分離して開路を形成する装置を提供すること。【解決手段】活線弾性片5の位置規制部位の幅をT1とし、中性線弾性片7の位置規制部位の幅をT2とし、活線弾性片5と中性線弾性片7が絶縁距離Lで隔てられ、導電弾性片固定部材10が、第1規制端11を備えた第1規制部材1、第2規制端21を備えた第2規制部材2、第1規制部材1及び第2規制部材2を連接する連接部材3を含み、第1規制端11と第2規制端21の間の距離MがT1+T2+Lであり、第1規制端11及び第2規制端21を活線弾性片5と中性線弾性片7に当接して、活線弾性片5と活線導電片6、中性線弾性片7と中性線導電片8を相互に接触させ、活線弾性片5及び中性線弾性片7の両者が互いに遠ざかる方向に付勢される。【選択図】図4
Description
本発明は、活線弾性片と活線導電片の過熱時、または中性線弾性片と中性線導電片の過熱時に、いずれも活線弾性片と活線導電片、中性線弾性片と中性線導電片が同時に分離される、導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置及びこれを使用したプラグ、コンセントに関する。
電路に電流過負荷、短絡、過熱等の状況が発生することを防ぐため、通常は電路上にヒューズやブレーカーが設置され、電路の温度が高すぎる、または電流が大きすぎるとき、ヒューズが高温の影響を受けて溶断される、あるいはブレーカーの金属弾性片がトリップして、電路に開路を形成して電流を切断し、電力使用時の安全を保障している。
特許文献1に記載の「絶縁式昇温破壊固定片及び前記絶縁式昇温破壊固定片を使用したプラグ、コンセント」は、前記絶縁式昇温破壊固定片が連接部材と、前記連接部材の二端に結合された2つの規制部材を含み、H字形に類似した構造を形成し、前記連接部材が導電片上に形成された溝部内に設置され、前記2つの規制部材を前記2つの導電部材の相対する外側に当接させ、前記2つの導電部材を相互に接触させて位置規制し、前記連接部材が過熱時に破壊されて、前記2つの導電部材間に切断状態が形成されるものである。
しかし、各活線弾性片と活線導電片には昇温破壊固定片が使用されており、各中性線弾性片と中性線導電片には別の昇温破壊固定片が使用されている。例えば上記特許文献1の図21を参照できる。負荷(電器)が活線導電片と中性線導電片の間に接続されると、電流が活線弾性片、活線導電片、負荷(電器)、中性線導電片と中性線弾性片を順に経由して電流通路が形成される。過熱した位置が中性線弾性片と中性線導電片の間の場合、中性線弾性片と中性線導電片の間の固定片が温度上昇によって破壊されるが、このとき、活線弾性片と活線導電片の間に位置する固定片が破壊されず、電流の切断状態が形成される前の高電流が負荷に入ってしまい、前記負荷が漏電していると、操作者が接地状態下で前記負荷に触れたとき、操作者が感電してしまう可能性がある。
また、特許文献2の図1、図2、図3に示される実施例では、活線導電片(Live wire conductive plate)と活線接触部(Live wire contact portion)の間に個別に独立した位置規制部材(Limiting element)が使用され、中性線導電片(Neutral wire conductive plate)と中性線接触部(Neutral wire contact portion)の間も個別に独立した別の位置規制部材(Limiting element)が使用されている。
このため、この特許文献2に記載されたものにも、上述の特許文献1に開示された装置が有する問題が同様に存在する。即ち、過熱状況下では、中性線導電片と中性線接触部の間の位置規制部材のみが破壊され、活線導電片と活線接触部の間の位置規制部材が完全に維持される可能性がある。
このため、この特許文献2に記載されたものにも、上述の特許文献1に開示された装置が有する問題が同様に存在する。即ち、過熱状況下では、中性線導電片と中性線接触部の間の位置規制部材のみが破壊され、活線導電片と活線接触部の間の位置規制部材が完全に維持される可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、電流通路の過熱時に、負荷の前に位置する活線弾性片と活線導電片が確実に開路を形成する、導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置及びこれを使用したプラグ、コンセントを提供することにある。
本発明は、導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置に関し、前記導電弾性片固定部材は、前記活線弾性片と活線導電片を相互に接触させて位置規制すると共に、前記中性線弾性片と中性線導電片を相互に接触させて位置規制し、前記活線弾性片の位置規制される部位の幅をT1とし、前記中性線弾性片の位置規制される部位の幅をT2とし、前記活線弾性片と前記中性線弾性片の間が絶縁距離Lで隔てられ、前記導電弾性片固定部材が、第1規制部材、第2規制部材、連接部材を含み、前記連接部材が前記第1規制部材及び前記第2規制部材を連接し、前記第1規制部材が第1規制端を備え、前記第2規制部材が第2規制端を備え、前記第1規制端と前記第2規制端の間の距離MがT1+T2+Lであり、前記第1規制部材の第1規制端及び前記第2規制部材の第2規制端を前記活線弾性片と前記中性線弾性片にそれぞれ当接し、かつ前記連接部材により前記活線弾性片と前記中性線弾性片を位置規制して、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させ、かつ前記活線弾性片及び前記中性線弾性片の両者が互いに遠ざかる方向に付勢され、前記活線弾性片と前記活線導電片の間の過熱時、または前記中性線弾性片と前記中性線導電片の間の過熱時に、前記第1規制部材、前記第2規制部材または前記連接部材のどの箇所が破壊されても、前記第1規制部材、前記第2規制部材と前記連接部材が位置規制作用を失い、前記活線弾性片と前記活線導電片、前記中性線弾性片と前記中性線導電片が同時に分離される。
前記活線弾性片に第1凹部が形成され、前記中性線弾性片に第2凹部が形成され、前記第1凹部及び前記第2凹部に前記連接部材が収容されることがある。
前記活線弾性片に第1折り曲げ部が形成され、前記中性線弾性片に第2折り曲げ部が形成され、前記第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部は、互いに接離する方向に屈曲されてからさらに互いに平行になるよう曲がり、前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片の第1折り曲げ部と前記中性線弾性片の第2折り曲げ部の互いに平行な部分にそれぞれ当接されることがある。
前記第1規制部材に、前記活線弾性片へ嵌着される第1リング部材が形成され、前記第2規制部材に、前記中性線弾性片へ嵌着される第2リング部材が形成されてもよい。
前記活線弾性片に第1折り曲げ部が形成され、前記中性線弾性片に第2折り曲げ部が形成され、前記第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部は、互いに接離する方向に屈曲されてからさらに互いに平行になるよう曲がり、前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片の第1折り曲げ部と前記中性線弾性片の第2折り曲げ部の互いに平行な部分にそれぞれ当接されることがある。
前記第1規制部材に、前記活線弾性片へ嵌着される第1リング部材が形成され、前記第2規制部材に、前記中性線弾性片へ嵌着される第2リング部材が形成されてもよい。
前記第1規制部材、前記第2規制部材及び前記連接部材がいずれもプラスチック材質であり、かつ前記第1規制部材と前記第2規制部材は板状で、前記連接部材と前記第1規制部材の間、及び前記連接部材と前記第2規制部材の間にいずれも被破壊部が設けられ、前記被破壊部の厚さが前記連接部材の厚さより小さいことがある。
あるいは、前記第1規制部材及び前記第2規制部材が金属材質であり、前記連接部材がプラスチック材質であり、前記連接部材と前記第1規制部材の間、及び前記連接部材と前記第2規制部材の間がそれぞれ被破壊部であってもよい。
前記第1規制部材及び前記第2規制部材がいずれも凸粒形状であり、前記連接部材の相対する2つの端部にそれぞれ形成されてもよい。
前記活線導電片が複数の活線差込部を含み、前記活線導電片と1つの活線弾性片が接触され、前記中性線導電片が複数の中性線差込部を含み、前記中性線導電片と1つの中性線弾性片が接触され、前記活線導電片、前記活線弾性片、前記中性線導電片と前記中性線弾性片が常態下で前記第1規制部材、前記第2規制部材及び前記連接部材により位置規制されることがある。
あるいは、前記第1規制部材及び前記第2規制部材が金属材質であり、前記連接部材がプラスチック材質であり、前記連接部材と前記第1規制部材の間、及び前記連接部材と前記第2規制部材の間がそれぞれ被破壊部であってもよい。
前記第1規制部材及び前記第2規制部材がいずれも凸粒形状であり、前記連接部材の相対する2つの端部にそれぞれ形成されてもよい。
前記活線導電片が複数の活線差込部を含み、前記活線導電片と1つの活線弾性片が接触され、前記中性線導電片が複数の中性線差込部を含み、前記中性線導電片と1つの中性線弾性片が接触され、前記活線導電片、前記活線弾性片、前記中性線導電片と前記中性線弾性片が常態下で前記第1規制部材、前記第2規制部材及び前記連接部材により位置規制されることがある。
本発明のコンセントは、前記装置を使用し、少なくとも1組の相対する活線差込口及び中性線差込口を備えた絶縁本体と、前記絶縁本体中に設置され、前記活線差込口に対応する活線導電片と、前記絶縁本体中に設置され、前記中性線差込口に対応する中性線導電片と、前記絶縁本体中に設置され、前記活線導電片に対応する活線弾性片と、前記絶縁本体中に設置され、前記中性線導電片に対応する中性線弾性片とを含み、前記導電弾性片固定部材の前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片と前記中性線弾性片にそれぞれ当接され、かつ前記連接部材により前記活線弾性片と前記中性線弾性片を位置規制して、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させて、前記活線弾性片と前記活線導電片の間の過熱時、または前記中性線弾性片と前記中性線導電片の間の過熱時、前記第1規制部材、前記第2規制部材または前記連接部材のどの箇所が破壊されても、前記第1規制部材、前記第2規制部材と前記連接部材が位置規制作用を失い、前記活線弾性片と前記活線導電片、前記中性線弾性片と前記中性線導電片が同時に分離される。
本発明のプラグは、前記装置を使用し、絶縁本体と、前記絶縁本体内部に設置され、かつ前記絶縁本体の外部まで延伸された活線導電片と、前記絶縁本体内部に設置され、かつ前記絶縁本体の外部まで延伸された中性線導電片と、前記絶縁本体内部に配置され、かつ前記活線導電片に対応する活線弾性片と、前記絶縁本体内部に配置され、かつ前記中性線導電片に対応する中性線弾性片とを含み、前記導電弾性片固定部材の前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片と前記中性線弾性片にそれぞれ当接され、かつ前記連接部材により前記活線弾性片と前記中性線弾性片を位置規制して、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させて、前記活線弾性片と前記活線導電片の間の過熱時、または前記中性線弾性片と前記中性線導電片の間の過熱時、前記第1規制部材、前記第2規制部材または前記連接部材のどの箇所が破壊されても、前記第1規制部材、前記第2規制部材と前記連接部材が位置規制作用を失い、前記活線弾性片と前記活線導電片、前記中性線弾性片と前記中性線導電片が同時に分離される。
本発明は、上述の技術的特徴に基づき、次の効果を奏することができる。
1.前記第1規制部材の第1規制端と前記第2規制部材の第2規制端の間の距離Mが、前記活線弾性片の位置規制される部位の幅T1、前記中性線弾性片の位置規制される部位の幅T2及び前記活線弾性片と前記中性線弾性片の間の絶縁距離Lの総和であり、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させて位置規制すると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させて位置規制することを確約できる。
1.前記第1規制部材の第1規制端と前記第2規制部材の第2規制端の間の距離Mが、前記活線弾性片の位置規制される部位の幅T1、前記中性線弾性片の位置規制される部位の幅T2及び前記活線弾性片と前記中性線弾性片の間の絶縁距離Lの総和であり、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させて位置規制すると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させて位置規制することを確約できる。
2.電流は活線の経路から流入し、中性線の経路から流出するが、本発明では、動作温度が過熱したとき、確実に電流の流入側で電流を中断するように確約することができる。即ち、前記導電弾性片固定部材が破壊されさえすれば、活線弾性片と活線導電片の間が分離される。当然、中性線弾性片と中性線導電片の間も必ず分離される。
なお、活線弾性片に第1折り曲げ部を形成し、中性線弾性片に第2折り曲げ部を形成して、第1折り曲げ部と第2折り曲げ部の相対位置を固定すれば、導電弾性片固定部材は1つの寸法で、異なるプラグまたはコンセントに適応させることができる。
なお、活線弾性片に第1折り曲げ部を形成し、中性線弾性片に第2折り曲げ部を形成して、第1折り曲げ部と第2折り曲げ部の相対位置を固定すれば、導電弾性片固定部材は1つの寸法で、異なるプラグまたはコンセントに適応させることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明の実施例1を示す。
図1と図2に示すように、実施例1に係る導電弾性片固定部材10は、第1規制部材1、第2規制部材2、連接部材3を含み、連接部材3の両端が第1規制部材1及び第2規制部材2に連接されて、導電弾性片固定部材10はH字形の構造形態として形成される。
第1規制部材1、第2規制部材2及び連接部材3は、例えばプラスチック材質などの熱破壊される材質を選択して使用する。前記熱破壊される材質は80℃〜299℃で破壊されるものとすることができる。
第1規制部材1と第2規制部材2は板状で、連接部材3と第1規制部材1の間、及び連接部材3と第2規制部材2の間にいずれも被破壊部4が設けられる。被破壊部4の厚さTは連接部材3の厚さT’より小さい。
図1〜図6は、本発明の実施例1を示す。
図1と図2に示すように、実施例1に係る導電弾性片固定部材10は、第1規制部材1、第2規制部材2、連接部材3を含み、連接部材3の両端が第1規制部材1及び第2規制部材2に連接されて、導電弾性片固定部材10はH字形の構造形態として形成される。
第1規制部材1、第2規制部材2及び連接部材3は、例えばプラスチック材質などの熱破壊される材質を選択して使用する。前記熱破壊される材質は80℃〜299℃で破壊されるものとすることができる。
第1規制部材1と第2規制部材2は板状で、連接部材3と第1規制部材1の間、及び連接部材3と第2規制部材2の間にいずれも被破壊部4が設けられる。被破壊部4の厚さTは連接部材3の厚さT’より小さい。
図3から図5に示すように、導電弾性片固定部材10は、活線弾性片5と活線導電片6を相互に接触させて位置規制し、同時に中性線弾性片7と中性線導電片8を相互に接触させて位置規制するために用いられる。
活線弾性片5の位置規制される部位の幅をT1とし、中性線弾性片7の位置規制される部位の幅をT2とする。また、活線弾性片5の位置規制される部位に第1凹部51が形成され、中性線弾性片7の位置規制される部位に第2凹部71が形成される。
装置の組み立て時には、まず、力Fを加えて、活線弾性片5を撓ませて活線導電片6に当接させると共に、中性線弾性片7を撓ませて中性線導電片8に当接させる。この状態で、活線弾性片5と中性線弾性片7は相互に遠ざかろうとする弾力を具備しており、このとき、活線弾性片5と中性線弾性片7の間が絶縁距離Lで隔てられている。
活線弾性片5の位置規制される部位の幅をT1とし、中性線弾性片7の位置規制される部位の幅をT2とする。また、活線弾性片5の位置規制される部位に第1凹部51が形成され、中性線弾性片7の位置規制される部位に第2凹部71が形成される。
装置の組み立て時には、まず、力Fを加えて、活線弾性片5を撓ませて活線導電片6に当接させると共に、中性線弾性片7を撓ませて中性線導電片8に当接させる。この状態で、活線弾性片5と中性線弾性片7は相互に遠ざかろうとする弾力を具備しており、このとき、活線弾性片5と中性線弾性片7の間が絶縁距離Lで隔てられている。
一方、第1規制部材1は第1規制端11を備え、第2規制部材2は第2規制端21を備える。第1規制端11及び第2規制端21は、第1規制部材1及び第2規制部材2の相対する内側面に位置し、第1規制端11と第2規制端21の間の距離MがT1+T2+Lとなっている。
このため、第1規制部材1の第1規制端11と第2規制部材2の第2規制端21を活線弾性片5と前記中性線弾性片7にそれぞれ当接させ、かつ連接部材3を第1凹部51及び第2凹部71に収容することで、活線弾性片5と中性線弾性片7を位置規制し、活線弾性片5と活線導電片6を相互に接触させると共に、中性線弾性片7と中性線導電片8を相互に接触させた状態で保持することができる。
このため、第1規制部材1の第1規制端11と第2規制部材2の第2規制端21を活線弾性片5と前記中性線弾性片7にそれぞれ当接させ、かつ連接部材3を第1凹部51及び第2凹部71に収容することで、活線弾性片5と中性線弾性片7を位置規制し、活線弾性片5と活線導電片6を相互に接触させると共に、中性線弾性片7と中性線導電片8を相互に接触させた状態で保持することができる。
図6に示すように、活線弾性片5と活線導電片6の間の過熱時、または中性線弾性片7と中性線導電片8の間の過熱時は、第1規制部材1、第2規制部材2または連接部材3のどの箇所が破壊されても(通常は被破壊部4が破壊される)、第1規制部材1、第2規制部材2と連接部材3が原有の位置規制作用を失い、活線弾性片5と中性線弾性片7が相互に遠ざかろうとする弾力により離間する。このとき、活線弾性片5と活線導電片6が開かれ、同時に中性線弾性片7と前記中性線導電片8も開かれる。
本発明の実施例2を図7に示す。
実施例2に係る導電弾性片固定部材10Aは、第1規制部材1A、第2規制部材2A、連接部材3Aを含み、連接部材3Aの両端がそれぞれ第1規制部材1A及び第2規制部材2Aに連接され、導電弾性片固定部材10AにH字形の構造形態を形成させる。
第1規制部材1A及び前記第2規制部材2Aは金属材質であり、連接部材3Aはプラスチック材質であり、連接部材3Aと第1規制部材1Aの間、及び連接部材3Aと第2規制部材2Aの間がそれぞれ被破壊部4Aである。
本実施例は、金属材質の第1規制部材1A及び第2規制部材2Aにより熱伝導をより均一かつ迅速にして、電流通路の過熱時に被破壊部4Aが破壊されるように確約することができる。
実施例2に係る導電弾性片固定部材10Aは、第1規制部材1A、第2規制部材2A、連接部材3Aを含み、連接部材3Aの両端がそれぞれ第1規制部材1A及び第2規制部材2Aに連接され、導電弾性片固定部材10AにH字形の構造形態を形成させる。
第1規制部材1A及び前記第2規制部材2Aは金属材質であり、連接部材3Aはプラスチック材質であり、連接部材3Aと第1規制部材1Aの間、及び連接部材3Aと第2規制部材2Aの間がそれぞれ被破壊部4Aである。
本実施例は、金属材質の第1規制部材1A及び第2規制部材2Aにより熱伝導をより均一かつ迅速にして、電流通路の過熱時に被破壊部4Aが破壊されるように確約することができる。
本発明の実施例3を図8に示す。
実施例3の装置は、導電弾性片固定部材10、活線弾性片5A、活線導電片6A、中性線弾性片7A、中性線導電片8Aを備える。
活線弾性片5Aに第1折り曲げ部51Aが形成され、かつ第1折り曲げ部51A上に第1溝部52Aが設けられる。また、中性線弾性片7Aに第2折り曲げ部71Aが形成され、かつ第2折り曲げ部71A上に第2溝部72Aが設けられる。第1折り曲げ部51A及び第2折り曲げ部71Aは、互いに接離する方向に屈曲してから、さらに互いに平行になるよう曲がる。そして、導電弾性片固定部材10は第1溝部52A及び第2溝部72Aに収容され、導電弾性片固定部材10の第1規制部材1と第2規制部材2は、第1折り曲げ部51A及び第2折り曲げ部71Aの互いに平行な部分の外側面に当接する。
図9と図10に示すように、第1折り曲げ部51A及び第2折り曲げ部71Aの接離する方向へ曲げた部分の長さを変えることにより、導電弾性片固定部材10は1種類の寸法で異なる活線弾性片5A、5A’/活線導電片6A、6A’、及び中性線弾性片7A、7A’/中性線導電片8A、8A’に適応させることができる。
実施例3の装置は、導電弾性片固定部材10、活線弾性片5A、活線導電片6A、中性線弾性片7A、中性線導電片8Aを備える。
活線弾性片5Aに第1折り曲げ部51Aが形成され、かつ第1折り曲げ部51A上に第1溝部52Aが設けられる。また、中性線弾性片7Aに第2折り曲げ部71Aが形成され、かつ第2折り曲げ部71A上に第2溝部72Aが設けられる。第1折り曲げ部51A及び第2折り曲げ部71Aは、互いに接離する方向に屈曲してから、さらに互いに平行になるよう曲がる。そして、導電弾性片固定部材10は第1溝部52A及び第2溝部72Aに収容され、導電弾性片固定部材10の第1規制部材1と第2規制部材2は、第1折り曲げ部51A及び第2折り曲げ部71Aの互いに平行な部分の外側面に当接する。
図9と図10に示すように、第1折り曲げ部51A及び第2折り曲げ部71Aの接離する方向へ曲げた部分の長さを変えることにより、導電弾性片固定部材10は1種類の寸法で異なる活線弾性片5A、5A’/活線導電片6A、6A’、及び中性線弾性片7A、7A’/中性線導電片8A、8A’に適応させることができる。
本発明の実施例4を図11〜図14に示す。
図11に示すように、実施例4に係る導電弾性片固定部材10Bは、第1規制部材1B、第2規制部材2B、連接部材3Bを含み、連接部材3Bの両端が第1規制部材1B及び第2規制部材2Bに連接される。
第1規制部材1Bに第1リング部材11Bが形成され、第2規制部材2Bに第2リング部材21Bが形成される。
図11に示すように、実施例4に係る導電弾性片固定部材10Bは、第1規制部材1B、第2規制部材2B、連接部材3Bを含み、連接部材3Bの両端が第1規制部材1B及び第2規制部材2Bに連接される。
第1規制部材1Bに第1リング部材11Bが形成され、第2規制部材2Bに第2リング部材21Bが形成される。
図12から図14に示すように、実施例4の装置は、活線弾性片5B、活線導電片6B、及び中性線弾性片7B、中性線導電片8Bを備える。
活線弾性片5Bの位置規制に用いられる部位の幅がT1であり、中性線弾性片7Bの位置規制に用いられる部位の幅がT2である。
装置を組み立てる際には、まず力Fを加えて、活線弾性片5Bを撓ませて活線導電片6Bに当接させると共に、中性線弾性片7Bを撓ませて中性線導電片8Bに当接させる。このとき、活線弾性片5Bと中性線弾性片7Bの間が絶縁距離Lで隔てられる。
活線弾性片5Bの位置規制に用いられる部位の幅がT1であり、中性線弾性片7Bの位置規制に用いられる部位の幅がT2である。
装置を組み立てる際には、まず力Fを加えて、活線弾性片5Bを撓ませて活線導電片6Bに当接させると共に、中性線弾性片7Bを撓ませて中性線導電片8Bに当接させる。このとき、活線弾性片5Bと中性線弾性片7Bの間が絶縁距離Lで隔てられる。
第1リング部材11B及び第2リング部材21Bのうち、最も遠い距離の対応する面がそれぞれ第1規制端12B及び第2規制端22Bであり、第1規制端11と第2規制端21の間の距離MがT1+T2+Lである。
このため、第1規制部材1Bの第1リング部材11Bを活線弾性片5Bに嵌着し、第2規制部材2Bの第2リング部材21Bを中性線弾性片7Bに嵌着すると、活線弾性片5Bと中性線弾性片7Bを位置規制し、活線弾性片5Bと活線導電片6Bを相互に接触させ、中性線弾性片7Bと中性線導電片8Bを相互に接触させることができる。
このため、第1規制部材1Bの第1リング部材11Bを活線弾性片5Bに嵌着し、第2規制部材2Bの第2リング部材21Bを中性線弾性片7Bに嵌着すると、活線弾性片5Bと中性線弾性片7Bを位置規制し、活線弾性片5Bと活線導電片6Bを相互に接触させ、中性線弾性片7Bと中性線導電片8Bを相互に接触させることができる。
本発明の実施例5を図15に示す。
実施例5に係る導電弾性片固定部材10Cは、第1規制部材1C、第2規制部材2C、連接部材3Cを含み、連接部材3Cの両端が第1規制部材1C及び第2規制部材2Cに連接される。
また、連接部材3Cの両端面に凹部が形成され、これら凹部の開口部を第1規制部材1C及び第2規制部材2Cでそれぞれ閉鎖することにより、第1規制部材1Cと連接部材3Cの間に第1リング部材11Cが形成され、第2規制部材2Cと前記連接部材3Cの間に第2リング部材21Cが形成される。
第1規制部材1C及び第2規制部材2Cは金属材質であり、連接部材3Cはプラスチック材質であり、連接部材3Cと第1規制部材1Cの間が第1被破壊部12Cであり、連接部材3Cと第2規制部材2Cの間が第2被破壊部22Cである。
本実施例では、金属材質の第1規制部材1C及び第2規制部材2Cにより熱伝導をより均一かつ迅速にして、電流通路の過熱時に第1被破壊部12C及び第2被破壊部22Cが破壊されるように確約することができる。
実施例5に係る導電弾性片固定部材10Cは、第1規制部材1C、第2規制部材2C、連接部材3Cを含み、連接部材3Cの両端が第1規制部材1C及び第2規制部材2Cに連接される。
また、連接部材3Cの両端面に凹部が形成され、これら凹部の開口部を第1規制部材1C及び第2規制部材2Cでそれぞれ閉鎖することにより、第1規制部材1Cと連接部材3Cの間に第1リング部材11Cが形成され、第2規制部材2Cと前記連接部材3Cの間に第2リング部材21Cが形成される。
第1規制部材1C及び第2規制部材2Cは金属材質であり、連接部材3Cはプラスチック材質であり、連接部材3Cと第1規制部材1Cの間が第1被破壊部12Cであり、連接部材3Cと第2規制部材2Cの間が第2被破壊部22Cである。
本実施例では、金属材質の第1規制部材1C及び第2規制部材2Cにより熱伝導をより均一かつ迅速にして、電流通路の過熱時に第1被破壊部12C及び第2被破壊部22Cが破壊されるように確約することができる。
本発明の実施例6を図16〜図18に示す。
図16に示すように、実施例6に係る導電弾性片固定部材10Dは、第1規制部材1D、第2規制部材2D、連接部材3Dを含み、連接部材3Dが第1規制部材1D及び第2規制部材2Dに連接される。
第1規制部材1D及び第2規制部材2Dはいずれも凸粒形状であり、連接部材3Dの相対する2つの端部にそれぞれ成型される。
図16に示すように、実施例6に係る導電弾性片固定部材10Dは、第1規制部材1D、第2規制部材2D、連接部材3Dを含み、連接部材3Dが第1規制部材1D及び第2規制部材2Dに連接される。
第1規制部材1D及び第2規制部材2Dはいずれも凸粒形状であり、連接部材3Dの相対する2つの端部にそれぞれ成型される。
図17、図17A、図18に示すように、実施例6の装置は、さらに活線弾性片5D、活線導電片6D、及び中性線弾性片7D、中性線導電片8Dを備える。
また、活線弾性片5Dに外側へ屈曲された第1当接部51Dが形成され、中性線弾性片7Dに外側へ屈曲された第2当接部71Dが形成される。
そして、第1規制部材1D及び第2規制部材2Dの内側面がそれぞれ第1当接部51D及び第2当接部71Dの先端面に当接され、活線弾性片5Dと活線導電片6Dが相互に接触されると共に、中性線弾性片7Dと中性線導電片8Dが相互に接触される。
また、活線弾性片5Dに外側へ屈曲された第1当接部51Dが形成され、中性線弾性片7Dに外側へ屈曲された第2当接部71Dが形成される。
そして、第1規制部材1D及び第2規制部材2Dの内側面がそれぞれ第1当接部51D及び第2当接部71Dの先端面に当接され、活線弾性片5Dと活線導電片6Dが相互に接触されると共に、中性線弾性片7Dと中性線導電片8Dが相互に接触される。
第1当接部51Dの位置規制に用いられる部位の幅がT1であり、第2当接部71Dの位置規制に用いられる部位の幅がT2であり、活線弾性片5Dが活線導電片6Dに当接され、中性線弾性片7Dが中性線導電片8Dに当接されたとき、活線弾性片5Dと中性線弾性片7Dの間が絶縁距離Lで隔てられる。
第1規制部材1Dは第1当接部51Dに当接される第1規制端11Dを備え、第2規制部材2Dは第2当接部71Dに当接される第2規制端21Dを備える。第1規制端11D及び第2規制端21Dは第1規制部材1D及び第2規制部材2Dの相対する内側面に位置し、第1規制端11Dと第2規制端21Dの間の距離MがT1+T2+Lである。
第1規制部材1D、第2規制部材2Dまたは連接部材3Dのいずれかが破壊されると、弾性力によって活線弾性片5Dと中性線弾性片7Dが相互に相対して外側へ移動する。
第1規制部材1Dは第1当接部51Dに当接される第1規制端11Dを備え、第2規制部材2Dは第2当接部71Dに当接される第2規制端21Dを備える。第1規制端11D及び第2規制端21Dは第1規制部材1D及び第2規制部材2Dの相対する内側面に位置し、第1規制端11Dと第2規制端21Dの間の距離MがT1+T2+Lである。
第1規制部材1D、第2規制部材2Dまたは連接部材3Dのいずれかが破壊されると、弾性力によって活線弾性片5Dと中性線弾性片7Dが相互に相対して外側へ移動する。
図19は、本発明の装置を使用したプラグを示す。
このプラグは、絶縁本体20と、絶縁本体20内部に設置され、かつ絶縁本体20外部まで延伸された活線導電片30と、絶縁本体20内部に設置され、かつ絶縁本体20外部まで延伸された中性線導電片40と、絶縁本体20内部に配置され、かつ活線導電片30に対応する活線弾性片50と、絶縁本体20内部に配置され、かつ中性線導電片40に対応する中性線弾性片60と、導電弾性片固定部材10を含む。
導電弾性片固定部材10を利用して活線弾性片50と中性線弾性片60の位置を規制して固定したとき、活線弾性片50と活線導電片30の間の過熱時、または中性線弾性片60と中性線導電片40の間の過熱時には、導電弾性片固定部材10が位置規制作用を失い、活線弾性片50と活線導電片30、中性線弾性片60と中性線導電片40が同時に分離される。
このプラグは、絶縁本体20と、絶縁本体20内部に設置され、かつ絶縁本体20外部まで延伸された活線導電片30と、絶縁本体20内部に設置され、かつ絶縁本体20外部まで延伸された中性線導電片40と、絶縁本体20内部に配置され、かつ活線導電片30に対応する活線弾性片50と、絶縁本体20内部に配置され、かつ中性線導電片40に対応する中性線弾性片60と、導電弾性片固定部材10を含む。
導電弾性片固定部材10を利用して活線弾性片50と中性線弾性片60の位置を規制して固定したとき、活線弾性片50と活線導電片30の間の過熱時、または中性線弾性片60と中性線導電片40の間の過熱時には、導電弾性片固定部材10が位置規制作用を失い、活線弾性片50と活線導電片30、中性線弾性片60と中性線導電片40が同時に分離される。
図20は、本発明の装置を使用したコンセントを示す。
本実施例のコンセントは、少なくとも1組の相対する活線差込口201Aと中性線差込口202Aを備えた絶縁本体20Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ活線差込口201Aに対応する活線導電片30Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ中性線差込口202Aに対応する中性線導電片40Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ活線導電片30Aに対応する活線弾性片50Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ中性線導電片40Aに対応する中性線弾性片60Aと、導電弾性片固定部材10を含む。
導電弾性片固定部材10を利用して活線弾性片50Aと中性線弾性片60Aの位置を規制して固定したとき、活線弾性片50Aと活線導電片30Aの間の過熱時、または中性線弾性片60Aと中性線導電片40Aの間の過熱時には、導電弾性片固定部材10が原有の位置規制作用を失い、活線弾性片50Aと活線導電片30A、中性線弾性片60Aと中性線導電片40Aが同時に分離される。
本実施例のコンセントは、少なくとも1組の相対する活線差込口201Aと中性線差込口202Aを備えた絶縁本体20Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ活線差込口201Aに対応する活線導電片30Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ中性線差込口202Aに対応する中性線導電片40Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ活線導電片30Aに対応する活線弾性片50Aと、絶縁本体20A内に設置され、かつ中性線導電片40Aに対応する中性線弾性片60Aと、導電弾性片固定部材10を含む。
導電弾性片固定部材10を利用して活線弾性片50Aと中性線弾性片60Aの位置を規制して固定したとき、活線弾性片50Aと活線導電片30Aの間の過熱時、または中性線弾性片60Aと中性線導電片40Aの間の過熱時には、導電弾性片固定部材10が原有の位置規制作用を失い、活線弾性片50Aと活線導電片30A、中性線弾性片60Aと中性線導電片40Aが同時に分離される。
図21は、コンセントの変化例を示す。
活線導電片30Aが複数の前述の活線差込口201Aに対応する活線差込部301Aを含み(図20参照)、活線導電片30Aと1つの活線弾性片50Aが接触され、中性線導電片40Aが前述の中性線差込口202Aに対応する複数の中性線差込部401Aを含み(図20参照)、中性線導電片40Aと1つの中性線弾性片60Aが接触され、活線導電片30A、活線弾性片50A、中性線導電片40A及び中性線弾性片60Aが常態下で第1規制部材1、第2規制部材2及び連接部材3により位置規制される。
このような設置により、単一の導電弾性片固定部材10で複数の活線差込部301A及び中性線差込部401Aに対して過熱保護を行うことができる。
活線導電片30Aが複数の前述の活線差込口201Aに対応する活線差込部301Aを含み(図20参照)、活線導電片30Aと1つの活線弾性片50Aが接触され、中性線導電片40Aが前述の中性線差込口202Aに対応する複数の中性線差込部401Aを含み(図20参照)、中性線導電片40Aと1つの中性線弾性片60Aが接触され、活線導電片30A、活線弾性片50A、中性線導電片40A及び中性線弾性片60Aが常態下で第1規制部材1、第2規制部材2及び連接部材3により位置規制される。
このような設置により、単一の導電弾性片固定部材10で複数の活線差込部301A及び中性線差込部401Aに対して過熱保護を行うことができる。
以上は、本発明の実施例の説明にすぎず、これらを以って本発明の権利範囲を限定することはできず、特許請求の範囲を逸脱しない変更や修飾はすべて本発明の権利範囲内に含まれる。
10、10A、10B、10C、10D 導電弾性片固定部材
1、1A、1B、1C、1D 第1規制部材
11、11D 第1規制端
11B、11C 第1リング部材
12B 第1規制端
12C 第1被破壊部
2、2A、2B、2C、2D 第2規制部材
21、21D 第2規制端
21B、21C 第2リング部材
22B 第2規制端
22C 第2被破壊部
3、3A、3B、3C、3D 連接部材
4、4A 被破壊部
5、5A、5A’、5B、5D 活線弾性片
51 第1凹部
51A 第1折り曲げ部
51D 第1当接部
52A 第1溝部
6、6A、6A’、6B、6D 活線導電片
7、7A、7A’、7B、7D 中性線弾性片
71 第2凹部
71A 第2折り曲げ部
71D 第2当接部
72A 第2溝部
8、8A、8A’、8B、8D 中性線導電片
20、20A 絶縁本体
201A 活線差込口
202A 中性線差込口
30、30A 活線導電片
301A 活線差込部
40、40A 中性線導電片
401A 中性線差込部
50、50A 活線弾性片
60、60A 中性線弾性片
F 力
T、T’ 厚さ
T1、T2 幅
L 絶縁距離
M 第1規制端と第2規制端の距離
1、1A、1B、1C、1D 第1規制部材
11、11D 第1規制端
11B、11C 第1リング部材
12B 第1規制端
12C 第1被破壊部
2、2A、2B、2C、2D 第2規制部材
21、21D 第2規制端
21B、21C 第2リング部材
22B 第2規制端
22C 第2被破壊部
3、3A、3B、3C、3D 連接部材
4、4A 被破壊部
5、5A、5A’、5B、5D 活線弾性片
51 第1凹部
51A 第1折り曲げ部
51D 第1当接部
52A 第1溝部
6、6A、6A’、6B、6D 活線導電片
7、7A、7A’、7B、7D 中性線弾性片
71 第2凹部
71A 第2折り曲げ部
71D 第2当接部
72A 第2溝部
8、8A、8A’、8B、8D 中性線導電片
20、20A 絶縁本体
201A 活線差込口
202A 中性線差込口
30、30A 活線導電片
301A 活線差込部
40、40A 中性線導電片
401A 中性線差込部
50、50A 活線弾性片
60、60A 中性線弾性片
F 力
T、T’ 厚さ
T1、T2 幅
L 絶縁距離
M 第1規制端と第2規制端の距離
Claims (10)
- 導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置であって、前記導電弾性片固定部材は、前記活線弾性片と活線導電片を相互に接触させて位置規制すると共に、前記中性線弾性片と中性線導電片を相互に接触させて位置規制し、前記活線弾性片の位置規制される部位の幅をT1とし、前記中性線弾性片の位置規制される部位の幅をT2とし、前記活線弾性片と前記中性線弾性片の間が絶縁距離Lで隔てられ、前記導電弾性片固定部材が、第1規制部材、第2規制部材、連接部材を含み、前記連接部材が前記第1規制部材及び前記第2規制部材を連接し、前記第1規制部材が第1規制端を備え、前記第2規制部材が第2規制端を備え、前記第1規制端と前記第2規制端の間の距離MがT1+T2+Lであり、前記第1規制部材の第1規制端及び前記第2規制部材の第2規制端を前記活線弾性片と前記中性線弾性片にそれぞれ当接し、かつ前記連接部材により前記活線弾性片と前記中性線弾性片を位置規制して、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させ、かつ前記活線弾性片及び前記中性線弾性片の両者が互いに遠ざかる方向に付勢され、
前記活線弾性片と前記活線導電片の間の過熱時、または前記中性線弾性片と前記中性線導電片の間の過熱時に、前記第1規制部材、前記第2規制部材または前記連接部材のどの箇所が破壊されても、前記第1規制部材、前記第2規制部材と前記連接部材が位置規制作用を失い、前記活線弾性片と前記活線導電片、前記中性線弾性片と前記中性線導電片が同時に分離されることを特徴とする、導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。 - 前記活線弾性片に第1凹部が形成され、前記中性線弾性片に第2凹部が形成され、前記第1凹部及び前記第2凹部に前記連接部材が収容されることを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 前記活線弾性片に第1折り曲げ部が形成され、前記中性線弾性片に第2折り曲げ部が形成され、前記第1折り曲げ部及び第2折り曲げ部は、互いに接離する方向に屈曲されてからさらに互いに平行になるよう曲がり、前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片の第1折り曲げ部と前記中性線弾性片の第2折り曲げ部の互いに平行な部分にそれぞれ当接されることを特徴とする、請求項2に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 前記第1規制部材に、前記活線弾性片へ嵌着される第1リング部材が形成され、前記第2規制部材に、前記中性線弾性片へ嵌着される第2リング部材が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 前記第1規制部材、前記第2規制部材及び前記連接部材がいずれもプラスチック材質であり、かつ前記第1規制部材と前記第2規制部材は板状で、前記連接部材と前記第1規制部材の間、及び前記連接部材と前記第2規制部材の間にいずれも被破壊部が設けられ、前記被破壊部の厚さが前記連接部材の厚さより小さいことを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 前記第1規制部材及び前記第2規制部材が金属材質であり、前記連接部材がプラスチック材質であり、前記連接部材と前記第1規制部材の間、及び前記連接部材と前記第2規制部材の間がそれぞれ被破壊部であることを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 前記第1規制部材及び前記第2規制部材がいずれも凸粒形状であり、前記連接部材の相対する2つの端部にそれぞれ形成されることを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 前記活線導電片が複数の活線差込部を含み、前記活線導電片と1つの活線弾性片が接触され、前記中性線導電片が複数の中性線差込部を含み、前記中性線導電片と1つの中性線弾性片が接触され、前記活線導電片、前記活線弾性片、前記中性線導電片と前記中性線弾性片が常態下で前記第1規制部材、前記第2規制部材及び前記連接部材により位置規制されることを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置。
- 請求項1に記載の装置を使用したコンセントであって、
少なくとも1組の相対する活線差込口及び中性線差込口を備えた絶縁本体と、
前記絶縁本体中に設置され、前記活線差込口に対応する活線導電片と、
前記絶縁本体中に設置され、前記中性線差込口に対応する中性線導電片と、
前記絶縁本体中に設置され、前記活線導電片に対応する活線弾性片と、
前記絶縁本体中に設置され、前記中性線導電片に対応する中性線弾性片と、
を含み、前記導電弾性片固定部材の前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片と前記中性線弾性片にそれぞれ当接され、かつ前記連接部材により前記活線弾性片と前記中性線弾性片を位置規制して、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させて、前記活線弾性片と前記活線導電片の間の過熱時、または前記中性線弾性片と前記中性線導電片の間の過熱時、前記第1規制部材、前記第2規制部材または前記連接部材のどの箇所が破壊されても、前記第1規制部材、前記第2規制部材と前記連接部材が位置規制作用を失い、前記活線弾性片と前記活線導電片、前記中性線弾性片と前記中性線導電片が同時に分離されることを特徴とする、請求項1に記載の装置を使用したコンセント。 - 請求項1に記載の導電弾性片固定部材を使用したプラグであって、
絶縁本体と、
前記絶縁本体内部に設置され、かつ前記絶縁本体の外部まで延伸された活線導電片と、
前記絶縁本体内部に設置され、かつ前記絶縁本体の外部まで延伸された中性線導電片と、
前記絶縁本体内部に配置され、かつ前記活線導電片に対応する活線弾性片と、
前記絶縁本体内部に配置され、かつ前記中性線導電片に対応する中性線弾性片と、
を含み、前記導電弾性片固定部材の前記第1規制部材及び前記第2規制部材が前記活線弾性片と前記中性線弾性片にそれぞれ当接され、かつ前記連接部材により前記活線弾性片と前記中性線弾性片を位置規制して、前記活線弾性片と前記活線導電片を相互に接触させると共に、前記中性線弾性片と前記中性線導電片を相互に接触させて、前記活線弾性片と前記活線導電片の間の過熱時、または前記中性線弾性片と前記中性線導電片の間の過熱時、前記第1規制部材、前記第2規制部材または前記連接部材のどの箇所が破壊されても、前記第1規制部材、前記第2規制部材と前記連接部材が位置規制作用を失い、前記活線弾性片と前記活線導電片、前記中性線弾性片と前記中性線導電片が同時に分離されることを特徴とする、請求項1に記載の導電弾性片固定部材を使用したプラグ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016172984A JP6197086B1 (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | 導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置及びこれを使用したプラグ、コンセント |
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---|---|---|---|
JP2016172984A JP6197086B1 (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | 導電弾性片固定部材、活線弾性片、活線導電片、中性線弾性片、中性線導電片を含む装置及びこれを使用したプラグ、コンセント |
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---|---|---|---|---|
JP2003203720A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-07-18 | Hideaki Sakamoto | コンセント及びコンセントプラグの電流遮断装置 |
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