JP3199157U - 製麺用切刃ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】刀削麺や幅広パスタ等の各種幅広麺を製造することができる製麺用切刃ロールを提供する。【解決手段】回転軸の外周に円板状の回転刃を連設したロールRを一対並設する。ロールR間で麺線を切り出すように製麺用切刃ロールを構成する。幅広の麺線の一方の面を形成する雄刃10を設ける。麺線の他方の面を肉厚に形成する雌刃20を設ける。これら雄刃10と雌刃20とが対向する間隙で幅広麺を形成するように構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、主に刀削麺や幅広パスタ等の麺線を製造することができる製麺用切刃ロールに関するものである。
従来、特殊な断面形状を成した麺線を製造する切刃ロールとして、一対の切刃ロールを対向させると共に、切刃の位置を左右にずらして使用する切刃ロールが提供されている。
特許文献1に記載の切刃ロールは、断面T字型の麺線を製造するように構成されたものである。すなわち、一対のロールからなる製麺用切刃ロールであって、一方のロール及び他方のロールの各二枚刃が対向しないように、二枚刃を形成する各切刃の外縁端の刃先同士で当接することにより、一方のロール及び他方のロール間に平面略T字型の間隙を形成したものである。
特許文献2に記載の切刃ロールは、略ハート型形状の麺線を切出すように構成されている。この切刃ロールは、第1切刃および第2切刃を軸方向に並べて備えると共に、第1切刃および第2切刃の間に窪み形成刃を設けたものである。そして、この切刃ロールと同じ形状に設けた他方の切刃ロールを向き合わせに設置して使用する。
一方、刀削麺と称する特殊な断面形状を成した麺が知られている。この刀削麺200は、専用の切刃で、小麦粉を練った塊状の生地の表面を次々削り取って作る麺である(図5参照)。このように刀削麺200は専用の切刃で削りとって形成するため、麺に薄いところと厚いところができ、それが独特の食感を生み出している。
特許第5179539号公報 特許第5182936号公報
従来の切刃ロールは、いずれも一対の同形状の切刃ロールを使用するもので、切刃ロールの切刃の部分と切刃のない部分とを向い合せにして配置し、この隙間を麺帯が通過する際に麺線を切り出すものである。
ところが、従来の切刃ロールでは、刀削麺のような極めて特殊な断面形状の幅広麺を形成することは困難であった。すなわち、切刃の部分と切刃のない部分とを向い合せにして使用するので、麺の断面中央部分は、極めて厚くならざるを得ず、断面T字形状の麺線やハート形状の麺線を形成することは可能でも、刀削麺のような幅広麺を形成することは困難であった。
すなわち、特許文献1に記載の切刃ロールは、二枚刃の外側を結ぶ幅と同じ間隔幅を空けて並設してなる一方のロールと、他方のロールとが、対向しないように、各切刃の外縁端の刃先同士で当接することにより、一方のロールと他方のロールとの間で、断面T字型の麺線を製造することができるというものである。このように二枚刃の外側を結ぶ幅と、二枚刃の間隔幅とを同じに設定しているので、麺の中央部が極端に太い断面T字型の麺線が形成されることになり、刀削麺のような幅広麺を形成することは困難である。
一方、特許文献2に記載の切刃ロールは、隣接する切刃の間のロール部分に押し込んだ材料を、反対側の3枚の切刃ロールで切断し、ハートの形状に切り出す構成なので、ロール部分で製麺された片側は、肉厚に形成されるものである。
このように、従来の切刃ロールでは、特殊な断面形状を成した製麺を形成することは可能でも、刀削麺や幅広パスタのような幅広麺を形成することはできなかった。そこで本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、刀削麺や幅広パスタ等の幅広麺を製造することができる製麺用切刃ロールの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、回転軸の外周に円板状の回転刃を連設したロールRが一対並設され、該ロールR間で麺線Pを切り出すように構成された製麺用切刃ロールにおいて、幅広の麺線Pの一方の面を形成する雄刃10と、他方の面を肉厚に形成する雌刃20とで構成され、これら雄刃10と雌刃20とが対向する間隙で幅広麺を形成するように構成したことにある。
第2の手段おける前記雌刃20は、前記麺線Pの幅広の両端を形成する一対の端部用刃21と、前記麺線Pの幅広の中央部位を形成する中央刃22とを備え、
端部用刃21は、前記麺線Pの幅広の両端が前記麺線Pの幅方向に対して直交する端部を形成するように構成され、
中央刃22は、該中央刃22にて形成される前記麺線Pの中央部に該中央部の肉厚を調整する肉厚調整刃23を備えたものである。
第3の手段において、前記雌刃20の前記中央刃22は、前記麺線Pの幅広の両端側から中央に向けて次第に肉厚になるように構成し、前記肉厚調整刃23は、次第に肉厚に形成された前記麺線Pの中央から突出する突条P1を形成するように構成している。
第4の手段の前記雄刃10は、前記麺線Pの一方の面から突出する数本の突条P2を形成する突条刃11を備えたものである。
請求項1のごとく、幅広の麺線Pの一方の面を形成する雄刃10と、他方の面を肉厚に形成する雌刃20とで構成され、これら雄刃10と雌刃20とが対向する間隙で幅広麺を形成するように構成したことにより、従来のような特殊な形状の麺線に代えて、刀削麺や幅広パスタ等の幅広麺を製造することができるものである。
請求項2のように、雌刃20は、麺線Pの幅広の両端を形成する一対の端部用刃21と、麺線Pの幅広の中央部位を形成する中央刃22とを備え、該中央刃22にて形成される麺線Pの中央部に該中央部の肉厚を調整する肉厚調整刃23を該中央刃22に設けたものであるから、幅広麺の肉厚や形状を任意に調整することができる。この結果、刀削麺や幅広パスタ、あるいは油そば等の各種幅広麺を製麺することが可能になった。
また、麺線Pの幅広の両端が麺線Pの幅方向に対して直交する端部を形成するように端部用刃21を構成しているので、隣接する麺線Pとの切り離しが確実になり、連続して製麺することができる。
請求項3のごとく、雌刃20の前記中央刃22は、麺線Pの幅広の両端側から中央に向けて次第に肉厚になるように構成され、肉厚調整刃23は、次第に肉厚に形成された麺線Pの中央から突出する突条P1を形成するように構成されているので、この突条P1によって幅広麺の幅のサイズに合わせたコシを与えることができ、各種の幅広麺を形成することが可能になる。
請求項4のように、雄刃10は、麺線Pの一方の面から突出する数本の突条P2を形成する突条刃11を備えたものであるから、麺線Pの表面に突条P2による凹凸が形成されるので、幅広麺に、つゆやたれ等を絡み易くすることができる。
このように本考案によると、刀削麺や幅広パスタ等の幅広麺を製造することができるなどといった当初の目的を達成することができる。
本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の一実施例を示す平面図である。 本考案のロールの要部を拡大した平面図である。 本考案で製造した麺線を示し(イ)は要部斜視図(ロ)は断面図である。 刀削麺を切り取る状態を示す参考斜視図である。
以下、本考案の実施例を説明する。本考案製麺用切刃ロールは、回転軸の外周に円板状の回転刃を連設したロールRが一対並設されたもので、このロールR間で麺線Pを切り出すように構成されている(図2参照)。
各ロールRには、雄刃10と雌刃20とが交互に連設され、ロールRの長手方向に沿って刃先が波打つように構成されたものである(図3参照)。
雄刃10は、幅広の麺線Pの一方の面を形成する刃で、他方の面を肉厚に形成する雌刃20と対向する間隙で幅広麺を形成する(図3参照)。図示の雄刃10は、麺線Pの一方の面から突出する数本の突条P2を形成する凹状の突条刃11を備えている。この突条P2の数や厚み等は突条刃11によって任意に設定できる。また、麺線Pの種類によって、突条刃11を配置せずに、一方の面を突条P2のないフラットな面に形成することも可能である。
雌刃20は、更に端部用刃21と中央刃22とを備えている(図3参照)。端部用刃21は、麺線Pの幅広の両端を形成する一対の刃で、この端部用刃21の間隔で麺線Pの幅が設定されることになる。図示の端部用刃21は、隣接する雄刃10と接し、麺線Pの幅広の両端が麺線Pの幅方向に対して直交する端部を形成するように構成されている。
一方、中央刃22は、麺線Pの幅広の中央部位を形成する刃である(図3参照)。図示の中央刃22は、麺線Pの幅広の両端側から中央に向けて次第に肉厚になるように構成されている。そして、この中央刃22の中央には、更に、麺線Pの中央部の肉厚を調整する肉厚調整刃23が設けられている。
この肉厚調整刃23は、次第に肉厚に形成された麺線Pの中央部位から突出する突条P1を形成するように凹状に構成されたもので、この突条P1の幅や厚みによって麺線Pのコシの強さを調整することができる。
本考案では、塊状の生地をロールR間に送り込んで雄刃10と雌刃20との間隔で麺線Pを切り出すものである。この麺線Pは、幅広麺として切り出される(図4(イ)参照)。図示の麺線Pは、麺線Pの片面中央に1本の突条P1を形成し、残る片面に2本の突条P2を形成したものである(同図(ロ)参照)。
図示の装置は、ハンドル110を設けた手動の製麺装置100を示しているが(図1参照)、電動の製麺装置100も当然含むものである。
尚、本考案において図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で設計変更は自由に行える。また本考案の使用例も限定されるものではない。
P 麺線
P1 突条
P2 突条
R ロール
10 雄刃
11 突条刃
20 雌刃
21 端部用刃
22 中央刃
23 肉厚調整刃
100 製麺装置
110 ハンドル
200 刀削麺

Claims (4)

  1. 回転軸の外周に円板状の回転刃を連設したロールが一対並設され、該ロール間で麺線を切り出すように構成された製麺用切刃ロールにおいて、
    幅広の麺線の一方の面を形成する雄刃と、麺線の他方の面を肉厚に形成する雌刃とで構成され、これら雄刃と雌刃とが対向する間隙で幅広麺を形成するように構成したことを特徴とする製麺用切刃ロール。
  2. 前記雌刃は、前記麺線の幅広の両端を形成する一対の端部用刃と、前記麺線の幅広の中央部位を形成する中央刃とを備え、
    端部用刃は、前記麺線の幅広の両端が前記麺線の幅方向に対して直交する端部を形成するように構成され、
    中央刃は、該中央刃にて形成される前記麺線の中央部に該中央部の肉厚を調整する肉厚調整刃を備えた請求項1記載の製麺用切刃ロール。
  3. 前記雌刃の前記中央刃は、前記麺線の幅広の両端側から中央に向けて次第に肉厚になるように構成され、前記肉厚調整刃は、次第に肉厚に形成された前記麺線の中央から突出する突条を形成するように構成された請求項2記載の製麺用切刃ロール。
  4. 前記雄刃は、前記麺線の一方の面から突出する数本の突条を形成する突条刃を備えた請求項1記載の製麺用切刃ロール。
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