JP2018174858A - 麺線切出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】食感及び味覚に優れる角が立ったシャープな麺線を切り出す麺線切出装置を提供する。【解決手段】麺線切出装置1は、所定数の環状刃11を軸長方向に一定間隔で設けた第一切刃ロール10と、所定数の環状刃21を軸長方向に一定間隔で設けた第二切刃ロール20と、を並列配置している。環状刃11、21の形状は、両端に水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部12、22を有する凹み円弧形状としている。環状刃11、21の凹み円弧形状の径は、基準寸法とすることが好ましい。【選択図】図1

Description

本願発明は、圧延などにより帯状に形成した麺生地(以下、「麺帯」という。)から任意の太さの麺線を切り出す麺線切出装置に関するものである。
2個のローラ角刃体を並列配置する切断刃ユニットによって断面形状が正方形あるいは長方形といった矩形形状をなすうどん麺線を切り出す場合、麺帯の切断作用はプレスによる押し切りと同等となるため、切り出された麺線の切断面は図5の様に角面がつぶれて丸みを帯び、いわゆる角立ち(エッジ)がない。
角立ちのない麺線は、熟練技術者が包丁を滑らせて麺帯を切る、いわゆる包丁切りの切断により角の立った麺線と比較すると、茹でる、蒸す等の加熱調理後において、食する時ののどへの刺激や舌触りが乏しく、触覚的(食感)に劣るものである。また、麺つゆの付着状態に起因する味の変化に乏しく、味覚的にも劣るものであった(特許文献1の段落4)。
特開2006−255832号公報
上述の様に、角刃による従来の切断刃ユニットでは角立ちがなく、食感及び味覚に劣る麺線となってしまっていた。
そこで、切断刃ユニット(麺線切出装置)によって切り出した麺線であっても、熟練技術者による包丁切りのような角が立ったシャープな麺線となる麺線切出装置を提供することを課題とした。
本願発明は、上述の課題を解決するために、所定数の環状刃を軸長方向に一定間隔で設けた第一切刃ロール及び第二切刃ロールを並列配置した麺線切出装置であって、前記環状刃の形状を両端部に水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部を有する凹み円弧形状とした麺線切出装置を提供する。
また、本願発明は、上述の課題を解決するために、所定数の環状刃を軸長方向に一定間隔で設けた第一切刃ロール及び第二切刃ロールを並列配置した麺線切出装置であって、前記環状刃の形状を両端部に水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部を有する凹み円弧形状とし、前記環状刃の凹み円弧形状の径を基準寸法とした麺線切出装置を提供する。
また、本願発明は、上述の課題を解決するために、所定数の環状刃を軸長方向に一定間隔で設けた第一切刃ロール及び第二切刃ロールを並列配置した麺線切出装置であって、前記環状刃の形状を両端部に水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部を有する凹み円弧形状とし、さらに、前記環状刃の刃幅を、基準寸法とした麺線切出装置を提供する。
本願発明の麺線切出装置は、環状刃の形状を両端部に水平部分を有し、かつ、凹み円弧形状(径は基準寸法)としたことにより、角が立った麺線を切り出すことができ、食感及び味覚に優れた麺線を提供できる。また、環状刃の交換時期を延ばすこともできた。
本願発明の麺線切出装置は、環状刃の刃幅を基準寸法としたことにより、より角が立った麺線を切り出すことができた。
図1は麺線切出装置の全体構成を示す全体外観図である。 図2は環状刃の形状を示す拡大図である。 図3は麺線切出装置の作動を示す説明図である。 図4は本願の麺線切出装置によって切り出された麺線の断面形状を示す図である。 図5は従来の切断刃ユニットによって切り出された麺線の断面形状を示す比較参考図である。
麺帯から種々の麺線(うどん、そば、中華めん、素麺等)を切り出す麺線切出装置として実施する。
まずは、麺線切出装置の構成について、図1及び図2に従い説明する。
麺線切出装置(1)は、並列に配置をした第一切刃ロール(10)と、第二切刃ロール(20)と、を備える(図1)。
前記第一切刃ロール(10)は、軸長方向に一定間隔で設けた環状刃(11)を備える(図1)。
前記環状刃(11)の間隔について、当該麺線切出装置の番手数によって異なるが、例えば、10番手の場合、約3.03ミリメートルである(日本工業規格による)。
前記約3.03ミリメートルは、1寸(約30.03ミリメートル)を、番手数で除算した値であり、これを本願書類の中では「基準寸法」と呼ぶ。
前記環状刃(11)の形状について、両端部に僅かな幅の水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部(12)を有する凹み円弧形状としている(図2)。
前記環状刃(11)の凹み円弧形状の径について、前記水平部分も包含した幅で、基準寸法とすることが好ましい。
前記環状刃(11)の両端部について、0.1ミリメートル幅の水平部分を設けている(図2)。
前記構造により、切刃ロールの寿命を延ばしている。
前記環状刃(11)の刃幅(L1)について、より麺線の角が立つように基準寸法としている(図2)。
前記環状刃(11)の刃高(L2)について、基準寸法の0.8倍以上が好ましい(図2)。
前記環状刃(11)の刃高(L2)が基準寸法の0.8倍未満になると、麺帯が前記第一切刃ロールと前記第二切刃ロールとの挟間部に導かれたとき又は通過するときに麺線がつぶれやすくなる。
前記環状刃(11)相互に挟まれた環状刃挟部(13)の隅部について、円弧状としている(図2)。
前記第二切刃ロール(20)も前記第一切刃ロール(10)と同様に、軸長方向に一定間隔で設けた環状刃(21)を備える(図1)。
前記環状刃(21)の形状について、両端部に僅かな幅の水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部(22)を有する凹み円弧形状としている(図2)。
前記環状刃(21)の刃幅(L1)及び刃高(L2)についても、前記第一切刃ロール(10)と同様である。
次に、麺帯からうどん麺線を切り出す際の作動について、図3に従い説明する。
圧延ロール(31)で一定の厚さに圧延された麺帯(N1)を、第一切刃ロール(10)と第二切刃ロール(20)との挟間部に導き入れ、前記第一切刃ロール(10)を時計回り方向に回転させることにより、第二切刃ロール(20)が反時計回り方向に従動回転する。
前記挟間部に導かれた麺帯(N1)は、前記第一切刃ロール(10)と前記第二切刃ロール(20)との挟間部を通って、図4のごとき角が立った麺線(N2)に切り出される(図3及び図4)。
本願発明の麺線切出装置は、食感及び味覚に優れた角の立ったシャープな麺線を切り出す麺線切出装置であるため、産業上の利用可能性を有する。
1 麺線切出装置
10 第一切刃ロール
11 環状刃
12 谷部
13 環状刃挟部
20 第二切刃ロール
21 環状刃
22 谷部
23 環状刃挟部
31 圧延ロール
L1 刃幅
L2 刃高
N1 麺帯
N2 麺線

Claims (3)

  1. 所定数の環状刃を軸長方向に一定間隔で設けた第一切刃ロール及び第二切刃ロールを並列配置した麺線切出装置であって、
    前記環状刃の形状を両端部に水平部分を有し、かつ、軸長方向に円弧状の谷部を有する凹み円弧形状とした麺線切出装置。
  2. 前記第一切刃ロール及び前記第二切刃ロールの環状刃の凹み円弧形状の径を、基準寸法とした請求項1の麺線切出装置。
  3. 前記環状刃の刃幅を、基準寸法とした請求項1又は請求項2に記載の麺線切出装置。
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