JP3199144U - 車椅子用バッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】可撓性バッグおよび形態安定性の高いバッグの双方の利点を得ることが可能な車椅子用バッグを提供する。【解決手段】車椅子用バッグは、バッグ本体2の前方部、後方部および左右の側方部23のそれぞれが板状体を用いて形成され、箱状の周囲4隅を規定する上下方向の4辺において折り曲げ可能である。また、前方部および後方部のそれぞれに上下方向に折り目が形成されている。さらに、バッグ本体の可撓性の底部24上には、折り目L7により跳ね上げ可能な底板25が配置されている。底板を跳ね上げることで車椅子の折り畳みに連動して折り畳まれるバッグとして機能し、底板を底部に敷くことで形態安定性の高いバッグとして機能する。【選択図】図6
Description
本考案は、両側方から力を加えることにより折り畳み可能な車椅子に装着される車椅子用バッグに関する。
車椅子には、荷物を収容するスペースが十分にないことが多い。このため、車椅子利用者が手荷物を携行する際、手荷物を収容したバッグが車椅子利用者の膝に上に置かれたりシートの空きスペースに置かれたりすることが一般的である。この場合、少量の荷物しか携行することができない、荷物の存在によって車椅子利用者に身体的負担がかかる、等の問題が生じる。
そこで、特許文献1には、車椅子の後方に設けられた左右のグリップに引っ掛けられて車椅子の後方に装着される車椅子用バッグが開示されている。このような車椅子用バッグを用いれば、多量の荷物を携行することが可能となり、かつ、車椅子利用者に対する身体的負担も軽減される。
車椅子用バッグとして可撓性のバッグ(例えば、布製のバッグ)を用いる場合、バッグを車椅子に装着した状態で車椅子を折り畳み可能であるという利点がある一方、バッグの撓みに起因してバッグ内の整理がしづらい等の欠点がある。
また、車椅子用バッグとして形態安定性の高いバッグを用いる場合、バッグの撓みが生じ難くバッグ内の整理がしやすい等の利点がある一方、バッグを車椅子に装着した状態で車椅子を折り畳むことが困難であるという欠点がある。
そこで、本考案は、可撓性バッグおよび形態安定性の高いバッグの双方の利点を得ることが可能な車椅子用バッグを提供することを目的とする。
本考案の第1の態様にかかる車椅子用バッグは、両側方から力を加えることにより折り畳み可能な車椅子に装着される車椅子用バッグであって、上方に開口部を有する箱状のバッグ本体と、前記バッグ本体の左右の部位からそれぞれ伸びて、前記車椅子の後方に設けられた左右のグリップ部分にそれぞれ取付け可能な複数の取付部材と、を備え、前記バッグ本体のうち、前方部、後方部および左右の側方部のそれぞれが板状体を用いて形成され、前記箱状の周囲4隅を規定する上下方向の4辺において折り曲げ可能であるとともに、前記前方部および前記後方部のそれぞれに上下方向に伸びる折り目が形成されており、前記バッグ本体の可撓性の底部上には、跳ね上げ可能な底板が配置されており、前記複数の取付部材を用いて前記車椅子に取り付けられた状態で、前記底板を跳ね上げて前記車椅子に両側方から力を加えると、前記バッグ本体における前記4辺および2つの前記折り目のそれぞれが折り状態となることにより、前記車椅子の折り畳みに連動して折り畳まれることを特徴とする。
本考案の第2の態様にかかる車椅子用バッグは、本考案の第1の態様にかかる車椅子用バッグであって、それぞれの一端が前記バッグ本体の左右に固定された2つの弾性紐と、前記2つの弾性紐の他端にそれぞれ設けられた2つの留め具と、を備え、前記車椅子の左右に位置する2つの部材に対して前記2つの留め具がそれぞれ装着されることにより、前記バッグ本体が前記車椅子の後方に密着することを特徴とする。
本考案の第3の態様にかかる車椅子用バッグは、本考案の第1の態様または第2の態様にかかる車椅子用バッグであって、前記バッグ本体の前記開口部付近に設けられる巾着式の可撓性部材を有し、緒が絞られて前記可撓性部材が前記開口部を覆う閉状態と、緒が緩められて前記可撓性部材が前記開口部を避ける開状態と、を切替え可能な開閉部、を備えることを特徴とする。
本考案の第4の態様にかかる車椅子用バッグは、本考案の第1の態様ないし第3の態様のいずれかにかかる車椅子用バッグであって、前記バッグ本体が折り畳まれる際、前記前方部と前記後方部との双方が内折れ状態となることを特徴とする。
本考案の第5の態様にかかる車椅子用バッグは、本考案の第1の態様ないし第4の態様のいずれかにかかる車椅子用バッグであって、前記底板は、前記底部と略同一サイズの板状体であり、一方の前記側方部における下辺と前記底板における側方の1辺とが連結しており、前記底板には、前後方向に伸びる折り目が設けられており、跳ね上げられた前記底板は、前記折り目に沿って折り畳まれた状態で前記一方の側方部に密着することを特徴とする。
本考案の第1の態様ないし第5の態様にかかる車椅子用バッグでは、バッグ本体のうち、前方部、後方部および左右の側方部のそれぞれが板状体を用いて形成され、箱状の周囲4隅を規定する上下方向の4辺において折り曲げ可能である。また、前方部および後方部のそれぞれに上下方向に折り目が形成されている。さらに、バッグ本体の可撓性の底部上には、跳ね上げ可能な底板が配置されている。
このため、該車椅子用バッグは、底板を跳ね上げることで車椅子の折り畳みに連動して折り畳まれるバッグとして機能し、底板を底部に敷くことで形態安定性の高いバッグとして機能する。このように、該車椅子用バッグでは、可撓性バッグおよび形態安定性の高いバッグの双方の利点を得ることができる。
特に、第2の態様にかかる車椅子用バッグでは、車椅子の両側方に位置する2つの部材に対して2つの留め具がそれぞれ装着されることにより、バッグ本体が車椅子の後方に密着する。これにより、バッグ本体の揺れが軽減される。また、弾性紐が用いられるため、バッグ本体が箱形状と折り畳まれた形状との間で変形した場合であっても、弾性紐の弾性力によってバッグ本体と車椅子との密着が保たれ、バッグ本体の揺れが軽減される。
特に、第3の態様にかかる車椅子用バッグでは、緒が絞られて可撓性部材が開口部を覆う閉状態と、緒が緩められて可撓性部材が開口部を避ける開状態と、を切替え可能な開閉部、が設けられる。開状態では、バッグに対して荷物の出し入れを容易に行えるという利点がある。また、閉状態では、バッグ内の荷物が落下することを防止できる、バッグ内の荷物に対する他者の視線を遮ることができる、などの利点がある。また、開閉部が可撓性部材によって構成されているため、開閉部がバッグ本体の変形を阻害することがない。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施形態について説明する。図面では同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付され、重複説明が省略される。なお、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であり、本考案の技術的範囲を限定する事例ではない。
図面においては、理解容易のため、各部の寸法や数が誇張または簡略化して図示されている場合がある。図面には、方向を説明するためにXYZ直交座標軸が付されており、座標軸における+Z方向は鉛直上方向であり、XY平面は水平面である。また、以下では、+X側を右側(或いは、側方)と表現し、−X側を左側(或いは、側方)と表現し、+Y側を前方と表現し、−Y側を後方と表現する場合がある。
<1 実施形態>
<1.1 車椅子100と車椅子用バッグ1との関係>
図1は、車椅子100に車椅子用バッグ1が取り付けられた様子を示す斜視図である。図2は、車椅子100に車椅子用バッグ1が取り付けられ、両者が折り畳まれた様子を示す斜視図である。
<1.1 車椅子100と車椅子用バッグ1との関係>
図1は、車椅子100に車椅子用バッグ1が取り付けられた様子を示す斜視図である。図2は、車椅子100に車椅子用バッグ1が取り付けられ、両者が折り畳まれた様子を示す斜視図である。
車椅子用バッグ1は、上方に開口部を有する箱状のバッグ本体2と、バッグ本体2の左右の部位からそれぞれ伸びて車椅子の後方に設けられた左右のグリップ部分101にそれぞれ取付け可能な2つの取付部材3と、を備える。
取付部材3は、例えば、バッグ本体2の左右の部位にそれぞれ設けられた環状の部材で構成される。また、車椅子用バッグ1は、その左右方向の幅が通常利用時の車椅子100(折り畳まれていない車椅子100)における左右の車輪102間の幅よりも短くなるよう設計されている。このため、左右の取付部材3における環状部にそれぞれ左右のグリップ部分101を通すことにより、車椅子用バッグ1が車椅子100の後方でかつ左右の車輪102間に取付けられる。
荷物を収容した車椅子用バッグ1を車椅子100の後方に取付けることで、車椅子用バッグ1内に多量の荷物を携行することが可能となり、かつ、車椅子利用者に対する身体的負担も軽減される。
また、後述するように、車椅子用バッグ1は、撓み難く形態安定性の高い第1の状態と、車椅子100の折り畳みに連動して折り畳まれる第2の状態と、を切替え可能なバッグである。したがって、車椅子100を利用する際には車椅子用バッグ1を第1の状態とし(例えば、図1)、車椅子100を折り畳み片づける際には車椅子用バッグ1を第2の状態とすることで(例えば、図2)、該車椅子用バッグ1では形態安定性の高いバッグおよび可撓性バッグの双方の利点が得られる。
<1.2 車椅子用バッグ1の詳細>
図3および図4は、車椅子用バッグ1を示す斜視図である。図5は、底板25が敷かれた車椅子用バッグ1を示す上面図である。図6は、車椅子用バッグ1において底板が跳ね上げられる様子を示す縦端面図である。図7は、底板25が跳ね上げられた車椅子用バッグ1を示す上面図である。図8および図9は、車椅子用バッグ1が折り畳まれる様子を示す上面図である。以下、各図を参照しつつ、車椅子用バッグ1の詳細な構成について説明する。
図3および図4は、車椅子用バッグ1を示す斜視図である。図5は、底板25が敷かれた車椅子用バッグ1を示す上面図である。図6は、車椅子用バッグ1において底板が跳ね上げられる様子を示す縦端面図である。図7は、底板25が跳ね上げられた車椅子用バッグ1を示す上面図である。図8および図9は、車椅子用バッグ1が折り畳まれる様子を示す上面図である。以下、各図を参照しつつ、車椅子用バッグ1の詳細な構成について説明する。
車椅子用バッグ1は、それぞれの一端がバッグ本体2の左右に固定された2つの弾性紐41と、2つの弾性紐41の他端にそれぞれ設けられた2つの留め具42と、を備える。車椅子100の両側方に位置する2つの部材(例えば、左右のベースパイプ103)に対して2つの留め具42がそれぞれ装着されることにより、バッグ本体2が車椅子100の後方に密着する。これにより、バッグ本体の揺れが軽減される。また、弾性紐41が用いられるため、バッグ本体2が箱形状(図1)と折り畳まれた形状(図2)との間で変形した場合であっても、弾性紐41の弾性力によってバッグ本体2と車椅子100との密着が保たれ、バッグ本体の揺れが軽減される。
図3および図4に示すように、車椅子用バッグ1は、バッグ本体2の左右のそれぞれに、2つの弾性紐41および2つの留め具42をそれぞれ収容可能な2つのポケット43を備える。このため、2つの弾性紐41および2つの留め具42を用いない場合には、これらを2つのポケット43に収容することで(図4)、2つの弾性紐41および2つの留め具42が垂れ下がることを防止できる。図4では、2つの弾性紐41、2つの留め具42、および、2つのポケット43のうち図示手前側(−X側)の各部のみが描かれている。また、図5〜図9では、図示が煩雑になるのを防ぐ目的で、2つの弾性紐41、2つの留め具42、および、2つのポケット43が省略されている。
車椅子用バッグ1は、バッグ本体2の前後の部位にそれぞれ設けられた2つの持ち手5を備える。車椅子用バッグ1が車椅子100から取り外された状態では、車椅子用バッグ1の使用者が2つの持ち手5を束ねて把持することにより、車椅子用バッグ1がトートバッグとして使用される。
車椅子用バッグ1は、バッグ本体2の開口部の開閉を切替え可能な開閉部6、を備える。開閉部6は、バッグ本体2の開口部付近に設けられる巾着式の可撓性部材61を有し、緒62が絞られて可撓性部材61が開口部を覆う閉状態と、緒62が緩められて可撓性部材61が前記開口部を避ける開状態と、を切替える。なお、図1および図4では閉状態の車椅子用バッグ1が描かれており、図2、図3、および図5〜図9では開状態の車椅子用バッグ1が描かれている。
開状態では、車椅子用バッグ1に対して荷物の出し入れを容易に行えるという利点がある。また、閉状態では、車椅子用バッグ1内の荷物が落下することを防止できる、車椅子用バッグ1内の荷物に対する他者の視線を遮ることができる、などの利点がある。また、開閉部6は可撓性部材61によって構成されているため、開閉部6がバッグ本体2の変形を阻害することがない。
車椅子用バッグ1は、バッグ本体2の後方側にメッシュポケット7を備える。メッシュポケット7は、その下辺および両側辺の合計3辺がバッグ本体2に縫い付けられて上方が開口したポケットであり、携帯電話等の小物を収容可能である。メッシュポケット7がバッグ本体2の後方側に設けられているため、車椅子用バッグ1が車椅子100に取付けられた状態であってもメッシュポケット7に対して荷物を出し入れしやすい。なお、図5〜図9では、図示が煩雑になるのを防ぐ目的で、メッシュポケット7が省略されている。
次に、バッグ本体2の詳細な構成および折り畳み動作について説明する。
バッグ本体2は、その前面を構成する前方部21、その後面を構成する後方部22、その2つの側面を構成する2つの側方部23、および、その底面を構成する底部24、を備える。前方部21、後方部22、および、2つの側方部23のそれぞれは、板状体(例えば、ポリエステル生地で覆われたプラスチック板)で構成される。底部24は、可撓性の素材(例えば、ポリエステル生地)によって構成される。
バッグ本体2は、箱状の周囲4隅を規定する上下方向の4辺(以下、4つの折り目L1〜L4と呼ぶ)において折り曲げ可能である。また、前方部21および後方部22のそれぞれには、X方向の略中央位置で上下方向に伸びる折り目L5および折り目L6が形成されている。
底部24上には、底部24と略同一サイズの板状体(例えば、ポリエステル生地で覆われたプラスチック板)である底板25が配置されている。一方の側方部23(例えば、−X側の側方部23)における下辺と底板25の該一方の一辺(例えば、−X側の一辺)とが連結しており、底板25はこの連結部位を回動支点として跳ね上げ可能に構成される。また、底板25には、X方向の略中央位置で前後方向に折り目L7が形成されている。また、底板25の折り目L7の上部には取っ手26が設けられている。
図5に示す第1の状態においては、底部24上に底板25が敷かれていることによって、車椅子用バッグ1が撓み難くバッグ内の整理をしやすい形態安定性の高いバッグとして機能する。したがって、車椅子100を利用する際には、車椅子用バッグ1が第1の状態とされることが望ましい。
車椅子用バッグ1の使用者がこの取っ手26を持ち上げると、底板25が折り目L7に沿って折れ曲がりつつ上記連結部位を回動支点として跳ね上げられる。跳ね上げられた底板25は、折り目L7に沿って折り畳まれた状態で上記一方の側方部23に密着する(図6)。この跳ね上げによって、車椅子用バッグ1が第1の状態から第2の状態に切り替えられる。
第2の状態における車椅子用バッグ1は、それが取り付けられた車椅子100の折り畳みに連動して折り畳まれるバッグとして機能する。具体的には、両側方から力が付与されて車椅子100が折り畳まれると車椅子用バッグ1にも両側方から力が付与されて、各折り目L1〜L6が折り状態となって車椅子用バッグ1が折り畳まれる。このとき、可撓性の底部24が、前方部21、後方部22、および、2つの側方部23の各下辺と連結されているので、底部24の張力によって前方部21および後方部22が外側に折れることが抑制される。その結果、前方部21および後方部22の双方が折り目L5および折り目L6に沿って内折れ状態となる(図8)。
図8に示す状態から、さらに、車椅子用バッグ1に対して両側方から力が付与されると、車椅子用バッグ1が完全に折り畳まれる(図9)。図9に示す状態では、−X側の側方部23と前方部21の−X側部分との組、+X側の側方部23と後方部22の+X側部分との組、および、前方部21の+X側部分と後方部22の−X側部分との組、の各組がほぼ接触し、車椅子用バッグ1の左右方向幅が十分に小さくなる。図9に示す車椅子用バッグ1の左右方向幅は、折り畳まれた車椅子100における左右の車輪102間の幅よりも小さい。このため、第2の状態における車椅子用バッグ1が車椅子100に取付けられていても、該車椅子用バッグ1の存在が車椅子100の折り畳みを阻害することはない。
図9に示すように車椅子用バッグ1を完全に折り畳むという観点から、前方部21および後方部22のうち内折れする板状体の各幅(折り目L1−折り目L5間の幅、折り目L4−折り目L5間の幅、折り目L2−折り目L6間の幅、および、折り目L3−折り目L6間の幅)は、側方部23の各幅(折り目L1−折り目L2間の幅、および、折り目L3−折り目L4間の幅)よりも小さいことが望ましい。
また、一旦折り畳んだ車椅子100を押し拡げて再び利用する際には、車椅子100の拡がる動作に連動して第2の状態における車椅子用バッグ1が両側方に拡がる。そして、車椅子用バッグ1の使用者が、取っ手26を掴み底板25を底部24上に敷くことにより、車椅子用バッグ1が第2の状態(図7)から第1の状態(図5)に切り替えられる。
<2 変形例>
以上、本考案の実施の形態について説明したが、この考案はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、この考案はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
上記実施形態では、前方部21のX方向中央位置に1つの折り目L5が形成され、後方部22のX方向中央位置に1つの折り目L6が形成される態様について説明した。この他にも、例えば、前方部および後方部で異なるX方向位置に折り目が形成されてもよいし、前方部および後方部でそれぞれ複数の折り目が形成されてもよい。
上記実施形態では、跳ね上げられた底板25が折り目L7に沿って折り畳まれた状態で−X側の側方部23に密着する態様について説明した。この他にも、例えば、折り目が無く跳ね上げ可能な底板が用いられてもよいし、跳ね上げられた底板が前方部または後方部に密着する態様でもよい。
以上、実施形態およびその変形例に係る車椅子用バッグについて説明したが、これらは本考案に好ましい実施形態の例であって、本考案の実施の範囲を限定するものではない。本考案は、その考案の範囲内において、各実施形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施形態において任意の構成要素の増減が可能である。
1 車椅子用バッグ
2 バッグ本体
3 取付部材
5 持ち手
6 開閉部
7 メッシュポケット
21 前方部
22 後方部
23 側方部
24 底部
25 底板
26 取っ手
41 弾性紐
42 留め具
43 ポケット
61 可撓性部材
62 緒
100 車椅子
101 グリップ部分
102 車輪
103 ベースパイプ
2 バッグ本体
3 取付部材
5 持ち手
6 開閉部
7 メッシュポケット
21 前方部
22 後方部
23 側方部
24 底部
25 底板
26 取っ手
41 弾性紐
42 留め具
43 ポケット
61 可撓性部材
62 緒
100 車椅子
101 グリップ部分
102 車輪
103 ベースパイプ
Claims (5)
- 両側方から力を加えることにより折り畳み可能な車椅子に装着される車椅子用バッグであって、
上方に開口部を有する箱状のバッグ本体と、
前記バッグ本体の左右の部位からそれぞれ伸びて、前記車椅子の後方に設けられた左右のグリップ部分にそれぞれ取付け可能な複数の取付部材と、
を備え、
前記バッグ本体のうち、前方部、後方部および左右の側方部のそれぞれが板状体を用いて形成され、前記箱状の周囲4隅を規定する上下方向の4辺において折り曲げ可能であるとともに、
前記前方部および前記後方部のそれぞれに上下方向に伸びる折り目が形成されており、
前記バッグ本体の可撓性の底部上には、跳ね上げ可能な底板が配置されており、
前記複数の取付部材を用いて前記車椅子に取り付けられた状態で、前記底板を跳ね上げて前記車椅子に両側方から力を加えると、前記バッグ本体における前記4辺および2つの前記折り目のそれぞれが折り状態となることにより、前記車椅子の折り畳みに連動して折り畳まれることを特徴とする車椅子用バッグ。 - 請求項1に記載の車椅子用バッグであって、
それぞれの一端が前記バッグ本体の左右に固定された2つの弾性紐と、
前記2つの弾性紐の他端にそれぞれ設けられた2つの留め具と、
を備え、
前記車椅子の左右に位置する2つの部材に対して前記2つの留め具がそれぞれ装着されることにより、前記バッグ本体が前記車椅子の後方に密着することを特徴とする車椅子用バッグ。 - 請求項1または請求項2に記載の車椅子用バッグであって、
前記バッグ本体の前記開口部付近に設けられる巾着式の可撓性部材を有し、緒が絞られて前記可撓性部材が前記開口部を覆う閉状態と、緒が緩められて前記可撓性部材が前記開口部を避ける開状態と、を切替え可能な開閉部、
を備えることを特徴とする車椅子用バッグ。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車椅子用バッグであって、
前記バッグ本体が折り畳まれる際、前記前方部と前記後方部との双方が内折れ状態となることを特徴とする車椅子用バッグ。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の車椅子用バッグであって、
前記底板は、前記底部と略同一サイズの板状体であり、
一方の前記側方部における下辺と前記底板における側方の1辺とが連結しており、
前記底板には、前後方向に伸びる折り目が設けられており、
跳ね上げられた前記底板は、前記折り目に沿って折り畳まれた状態で前記一方の側方部に密着することを特徴とする車椅子用バッグ。
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---|---|---|---|---|
JP6261105B1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-01-17 | 鈴木合金株式会社 | 車椅子の袋の取付け構造 |
-
2015
- 2015-05-28 JP JP2015002660U patent/JP3199144U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6261105B1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-01-17 | 鈴木合金株式会社 | 車椅子の袋の取付け構造 |
JP2018171247A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 鈴木合金株式会社 | 車椅子の袋の取付け構造 |
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