JP3171028U - 多機能バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】背負い紐を使用していない背環が、何かに引っ掛かることなく安全に使用でき、かつ、体裁が良くなる多機能バッグを提供する。【解決手段】背板を有するバッグ本体1と、背負い紐と、背負い紐の上端位置を固定する背環2と、バッグ本体1へ背環2を取り付ける取り付け部4と、背環2を収納する収納ポケット5を具備する。収納ポケット5は、背板1aの両端部を除く幅方向中央部にあって、背板1aの上縁寄りに位置し、背板1aの一部分を占める大きさであって、背負い紐を外した背環2を収納し得る大きさにすることで背負い紐を外した背環2を収納ポケット5に収納できるようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、手提げ、肩掛け、斜め掛け又は背負うこと等が可能となる多機能バッグに関するものである。
多機能バッグにおいて、背負いバッグとして使用しないときに、バッグ本体に設けられた収納部分に背負い紐を収納することができるようにした多機能バッグ(特許文献1)や、ショルダーストラップを折りたたんでショルダーストラップポケットに収容することができるバッグ(特許文献2)は存在していた。
特開2002−142826号公報 特表平6−503019号公報
しかしながら、手提げ、肩掛け、斜め掛け又は背負うこと等が可能となる多機能バッグを、背負いバッグとして使用しない場合、背負い紐を通していない背環がバッグ本体の背板側に露出したままになる。背負い紐を使用していない背環は、何かに引っ掛かりやすく、非常に危険であり、背負い紐を使用していない背環がバッグの背板側に露出したままではとても体裁が悪く問題であった。
そこで、背負い紐を使用していない背環が、何かに引っ掛かることなく安全で、かつ、体裁が良くなる多機能バッグを提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく以下の(1)〜(6)の手段を講じている。
(1)背板1aを有するバッグ本体1と、背負い紐3と、背負い紐3の上端位置を固定する背環2と、バッグ本体1へ背環2を取り付ける取り付け部4と、背環2を収納する収納ポケット5を具備する多機能バッグであって、前記収納ポケット5は、背板1aの両端部を除く幅方向中央部にあって、背板1aの上縁寄りに位置し、背板1aの一部分を占める大きさであって、背負い紐3を外した背環2を収納し得る大きさになっていることを特徴とする。
背負い紐3を使用していない背環2を収納するポケットを有することで、安全で、体裁の良い多機能バッグを提供することができる。
(2)前記取り付け部4は、前記バッグ本体1に取り付けられた背環2が、バッグ本体1の背板1aから突出した位置から、背板1a面側に沿う位置に折り返し可能に、バッグ本体1の背板1aに接続することが好ましい。
折り返し可能となっていることで、背負い紐3を外した背環2が収納ポケット5に収納しやすくなり、背環2が背板1aから突出することで、背負い紐3が通しやすくなる。また取り付け部4が背板1a面側に沿う位置に折り返し可能となっていることで、背環2を収納ポケット5にコンパクトかつ体裁よく収納することができる。
(3)前記取り付け部4は、折り曲げることが可能となっており、折り曲げることで、取り付け部4の直下に設けられた収納ポケット5に、背環2と共にそれ自身の少なくとも一部を収納することができるようにすることが好ましい。
取り付け部4を折り曲げることができることで、背負い紐3を外した背環2を収納ポケット5に収納しやすくなる。また、取り付け部4の直下に収納ポケット5が設けられていることで、取り付け部4自身も収納可能となり、体裁が良く、取り付け部4が何かに引っ掛かることもなく安全に使用できる。
(4)背環2に通した背負い紐3の両端を、バッグ本体1の背板1a側の両端下部付近又はバッグ本体1の底面両端付近に接続することで、背負い紐3が両肩に沿って背負うことができる構成とすることが好ましい。
背負い紐3を背環2に通し、背負い紐3の両端に設けられた接続具3aを、背板1a側の両端下部付近又はバッグ本体1の底面両端付近に接続することで、一本の背負い紐3を両肩に沿って背負える構成にすることができる。
(5)前記収納ポケット5は、背板1aの幅方向中央部の上縁寄りであって、背板1a側の左右の持ち手固定部12fの間に位置し、上部が開口した袋状であって、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下端に、収納ポケット5の開口部である上端が位置していることが好ましい。
収納ポケット5が、背板1a方向中央部の上縁寄りであって、背板1a側の左右の持ち手固定部12fの間に位置することで、背板1aの上縁寄りの幅中央位置に接続されている取り付け部4に取り付けられた背環2が体裁よく収納できる位置、大きさの収納ポケット5とすることができる。また、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下端に、収納ポケット5の開口部である上端が位置することで、取り付け部4の大部分を収納ポケット5に収納することができる。また、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分は収納ポケット5によって覆われていないため、折り返しリング4bが回動することによって、収納ポケット5が痛むことを防ぐことができる。
(6)前記バッグ本体1の背板1a側に、背環2以外の収納物を入れることが可能な物入れ部6をさらに有し、物入れ部6は、バッグ本体1と略同じ幅であって、バッグ本体1の底部から折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下端位置まで設けられていることが好ましい。
上記物入れ部6を有することで、収納ポケット5及び取り付け部4の大部分が物入れ部6に覆われ、とても体裁が良いうえに、収納スペースが増える。また、上記構成とすることで、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分は、物入れ部6に覆われていない。よって、折り返しリング4bが回動することで、物入れ部6に折り返しリング4bが触れて、物入れ部6が痛むということを防ぐことができる。
この考案の多機能バッグは上述のような構成をしており、背負い紐3を使用していない背環2を収納ポケット5に収納することができる。よって、背負い紐3を使用していない背環2が何かに引っ掛かることもなく、とても安全に使用することができる。また、例えば、空港の荷物運搬機等に背環2が引っ掛かって、背環2、取り付け部4又はバッグ自体が破損するということもなくなる。さらに、背環2を収納ポケット5に収納することで、背環2が隠れて見えなくなり体裁にも優れる。
この考案の第1実施例の斜視図である。 この考案の第2実施例の斜視図である。 この考案の第1実施例の背負いベルトを取り付けた使用状態の背面図である。 この考案の第1実施例の要部拡大側面図である。
以下この考案の好適な実施例を、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
この実施形態のバッグは、背負い紐3の両端に有する接続具3aを適宜の位置に設けた接続リング1eに接続することで、手提げ(図1)、肩掛け(図示せず)、斜め掛け(図示せず)又は背負う(図3)こと等ができる多機能バッグである。
図1及び図3に示すように、バッグ本体1には適宜の内容物を入れることができる横長略長方形の主袋を有し、主袋にはマチ1cが設けられており、バッグの側面縦方向中央よりも上縁側から、反対側の側面の略同じ位置まで、コの字状に設けられたファスナー1dによって主袋の上部に有する開口部が開閉可能なものとなっている。
また、バッグ本体1には、手提げ用の持ち手1f、背負い紐3の両端に有する接続具3aを接続するための接続リング1e及び背板1aを有している。持ち手1fは、バッグ本体1の表面側と背面側の上縁寄りの適宜の2箇所にそれぞれ設けられた下板11fに、持ち手固定部12fを縫着することで取り付けられている。また、バッグ本体1の背板1a側には、取り付け部4が設けられていて、その取り付け部4には背環2が取り付けられている。そして、さらに、背負い紐3を外した背環2を収納する収納ポケット5が設けられている。
〔多機能バッグを背負いバッグとして使用する方法〕
図3に示すように、背負い紐3を、背環2に両肩に沿って背負うことができるように通し、バッグの背板1a側の両端下部付近又はバッグの底面両端付近に設けられた接続リング1eに、背負い紐3の両端に設けられた接続具3aをそれぞれ接続させることによって、本考案のバッグを背負いバッグとして使用できるようになる。
〔多機能バッグを肩掛け、斜め掛けバッグとして使用する方法〕
バッグの側面縦方向中央よりも上縁側に設けられているファスナー1dの始まり位置付近と、反対側の略同じ位置(ファスナー1dの終端位置)付近に設けられている接続リング1eに、背負い紐3の両端の接続具3aをそれぞれ接続することで肩掛け又は斜め掛けバッグとして使用することができるようになる(図示せず)。
なお、上記接続リング1eは肩掛け、斜め掛けとして使用できる構成になるならば、例えば図2のようにバッグのどの位置に設けてもよい。
〔背環〕
背環2は、バッグ本体1の背板1aの上縁寄りの幅中央位置に接続されている取り付け部4に取り付けられている。よって、背負い紐3の上端位置を固定することができ、背板1aの中央位置に背環2を設けることで両肩にバランスよく背負える構造となる。
背環2は、図3に示すように、2個のリングからなり、幅広の背負い紐3を、重ねた前記2個のリングに順番に通し、通した背負い紐3を折り返し、先に通したリングのみに再度逆側から通すことで、1本の背負い紐3を両肩に沿って背負うことができるようにすることができる。なお、背環2はどのような形状等のものとしてもよい。
〔取り付け部〕
取り付け部4は、図1、図3に示すようにバッグ本体1の背板1aの上縁寄りの幅中央位置に取り付けられたリング支持材4cと、それに支持された折り返しリング4bと、その折り返しリング4bに通した幅広のテープ4aからなり、折り返しリング4bに通した前記幅広のテープ4aを二つ折りにして縫い合わせることでループを形成している。そして、そのループに背環2(2個のリング)を通している。折り返しリング4bは横長略長方形のリングであり、前記幅広のテープ4aが折れたり、よれたりしないように、若干の遊びを持つ程度の横幅を有することが望ましい。また、スムーズに折り返し可能となるために、少なくともリング支持材4cとテープ4aが触れて擦れない程度の適宜の高さを有することが望ましい。折り返しリング4bが背板1a面上を回動可能に取り付けられていることにより取り付け部4も背板1a面を回動可能となる。よって、図4に示すように取り付け部4に取り付けられた背環2が、バッグ本体1の背板1aから突出した位置から、背板1a面側に沿う位置に折り返し可能となる。
なお、折り返しリング4bはテープ4aの幅に合わせた適宜の角カンにすれば、テープ4aがよれたりせず、折り返しもし易く、体裁にも優れる。
上記のように取り付け部4が折り返し可能となっていることにより、背環2を収納ポケット5に収納しやすくなる。また、取り付け部4がバッグ本体1の背板1aから突出した位置から折り返し可能となっていることで、突出位置で背環2に背負い紐3を通せるので通しやすくなるうえに、背負い紐3の長さをより長く確保することが可能となるので背負いやすくなる。さらに、図4(a)(b)からもわかるように、背板1a面側に沿う位置に折り返し可能となっていることで、背板1a側に設けられた収納ポケット5に、背環2をコンパクトに体裁よく収めることができる。
ここで、図4(a)は、取り付け部4が背板1a面側に沿う位置に折り返されることで、背環2(二つのリング)も背板1aに沿うこととなり、背板1a側に設けられた収納ポケット5に体裁良く収まっている状態を示している。
図4(b)は、取り付け部4が背面側に沿う位置に折り返された状態であって、収納ポケット5に収納されていない状態を示す図である。
図4(c)は、折り返しリング4bがバッグ本体1の背板1a面にリング支持材4cを介して回動可能に取り付けられていることで、折り返しリング4bに取り付けられた取り付け部4も背板1a面を回動可能となる。よって、取り付け部4に通された背環2も背板1a面を回動可能となり、背環2が背板1aから突出した位置にある状態を示す図である。
また、図1及び図3に示すように、リング支持材4cは、持ち手固定部12fと持ち手固定部12fの略中央となるように位置し、それぞれの持ち手固定部12fに対して略垂直に設けられている。そのリング支持材4cに支持されている折り返しリング4bも、それぞれの持ち手固定部12fに対して略垂直に位置することとなる。
よって、折り返しリング4bに通された幅広のテープ4aは、左右の持ち手固定部12fに対して略水平に取り付けられることとなる。
ここで、持ち手固定部12fとは、バッグ本体1に持ち手1fを取り付けている部分をいい。本実施品では、1本の紐状の適宜素材の両端部分(持ち手固定部12f)を、バッグ本体1の上縁付近の適宜の2箇所に縫着させることにより、1本の紐状の適宜素材が弓なりの持ちやすい持ち手1fとなるようにしている。また、縫着する際に持ち手1fと、バッグ本体1の間に下板11fを設けて、補強することもできる。
ところで、上記のように構成することで、取り付け部4は、背板1aから突出した位置である持ち手1fの弓状の頂点方向から、後述する左右の持ち手固定部12fの間に設けられた収納ポケット5の略中央部、つまり、背板1aの幅方向中央位置の背板1a面に沿う位置に回動可能となる。
テープ4aの長さは長すぎると、持ち手1fに背環2が引っ掛かったり、収納ポケット5に収納し辛くなるうえに、背負ったときにバッグが下がり過ぎてしまい使いづらく、体裁も悪くなるため適宜の長さにすることが好ましい。
なお、折り返しリング4bを使用せず、二つ折りのテープ4aをバッグ本体1に直接縫着してループ状にし、そのループに背環2を通す構造としても背板1a面状を回動可能とできるが、折り返しリング4bを使用する方が縫着部分の耐久性が向上し、好ましい。
前記テープ4aは丈夫で可撓性を有するテープ4aであることが好ましい。取り付け部4に可撓性を有するテープ4aを使用することで、とても折り曲げやすくなり、背環2を収納ポケット5に出し入れし易くなる。また、取り付け部4の直下に収納ポケット5を設けた場合でも、取り付け部4が折り曲げ易ければ、背環2の出し入れが可能となるうえに、取り付け部4自身も収納ポケット5に収納することができる。よって、背環2だけでなく、取り付け部4のループ状部分に何かが引っ掛かるといったことがなくなり、より一層安全に使用することができ、尚且つ、取り付け部4も収納ポケット5に収納されることで、体裁もさらに優れることとなる。
〔収納ポケット〕
図1及び図3に示すように、収納ポケット5は、背板1aの両端部を除く幅方向中央部にあり、背板1aの上縁寄りであって、背板1a側の持ち手固定部12fと持ち手固定部12fの間に位置している。 そして、収納ポケット5は、上部が開口している袋状となっており、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下端に、収納ポケット5の上端(開口部)が位置するように、バッグ本体1に設けられている。
背環2に背負い紐3を通して、背負いバッグとして利用する際、折り返しリング4bが使用状態に合わせて適宜の位置まで回動することとなる。このとき、折り返しリング4bがリング支持体に支持されている部分を支点に回動することとなる。よって、上記のように構成することで、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分は収納ポケット5に覆われていないため、折り返しリング4bの動きによって、収納ポケット5が痛むことが少なくなる。
収納ポケット5の大きさは背環2を収納し得る大きさであって、背板1aの一部分を占める大きさである。
また、収納ポケット5は、バッグ本体1の背板1aに、背板1aと略同じ大きさであって、上側が凹型をしたバッグ本体1と同素材の皮、布等をバッグの縫着ライン1gに沿って縫着し、貼り付けられ、収納ポケット5となる部分のみが上部が開口した袋状に形成されるように重ね合わされている。前記凹型部分の深さはバッグの上縁から横長略長方形の折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下端になる深さ、横幅は左右の持ち手固定部12fのそれぞれの内側から内側の長さである。
このように構成することで、収納ポケット5の上縁が、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下縁に位置するようになり、かつ、外観から収納ポケット5の存在がわかりづらく、とても体裁の良いものとなる。
また、収納ポケット5は、背環2等が出し入れし易く、かつ、背環2等を収納するスペースを確保するために、所定の奥行を有する立体空間を形成するようになっている。但し、奥行きの立体空間が広すぎると、バッグを斜めにした場合等に背環2等が飛び出す可能性があるうえに、生地が弛んで体裁も悪くなるので好ましくない。収納ポケット5が必要以上に大きすぎても同様である。
収納ポケット5を有することで、背負い紐3を背環2に通して使用しない場合に、背環2(二つのリング)がバッグ本体1の背板1a側に露出せず体裁に優れるだけでなく、背環2に何かが引っ掛かる危険もなくなり、安全にバッグを使用することができる。また、例えば、空港の荷物運搬機等に背環2が引っ掛かって、背環2、取り付け部4及びバッグ自体が破損するということもなくなる。さらに、本実施形態の場合、取り付け部4の大部分も収納ポケット5に収納できるようになっており、取り付け部4に何かが引っ掛かるという危険性も少なくなり、さらに取り付け部4の大部分が収納ポケット5に覆われて見えなくなるので体裁に優れる。
〔背負い紐〕
両端に接続具3aを有した背負い紐3は、紐の長さの調節が可能となっており、幅広の頑丈な可撓性を有する紐で出来ている。背負い紐3の両端の接続具3aを、バッグ本体1の背板1a側の両端下部付近又はバッグ本体1の底面両端付近に設けられた接続リング1eに接続することで、一本の背負い紐3が両肩に沿って背負うことが可能となる。つまり、一本の背負い紐3を背環2に通し、バッグ本体1の背板1a側の両端下部付近又は底面両端付近に接続することで、二つの空間が構成され、それぞれの空間に腕を通し、肩に沿うようにすれば、多機能バッグを背負えるようになる。
なお、上記接続リング1eはDカンにし、背負い紐3の両端に設けられた接続具3aをナスカンにすると、接続が容易となるうえに体裁に優れるので好ましい。
〔第2実施形態〕
図2に示す実施形態は基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、以下の点で異なる。
〔収納ポケット〕
本実施形態の収納ポケット5は、バッグ本体1の背板1a側の上縁寄りの幅中央部に、背負い紐3を外した背環2を収納し得る大きさの適宜の生地を、上部が開口するように袋状に縫着したものである。
そして、背環2が背板1aに沿って、収納ポケット5に収容された状態のときに、背環2の全てが隠れることとなるように収納ポケット5の上端が位置しており、取り付け部4の一部が収納ポケット5に覆われていない。
このように構成することで、収納ポケット5に収納された背環2を取り出すときに、収納ポケット5に収納されていない取り付け部4に、指等を引掛けることで、容易に背環2を収納ポケット5から取り出すことが可能となる。
〔物入れ部〕
バッグ本体1の背板1a側に背環2以外の収納物を収めることが可能な物入れ部6をさらに設けている。前記物入れ部6は、バッグ本体1の幅と略同じ幅であって、バッグ本体1の底部から折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分の下端に物入れ部6の上端が位置するように設けられている。
このように構成することで、背板1a側に設けられた、背環2を収納した収納ポケット5及び、取り付け部4の大部分が物入れ部6に覆われ、とても体裁が良い。また、背環2に背負い紐3を通して、背負いバッグとして利用する際、折り返しリング4bが使用状態に合わせて適宜の位置まで回動することとなるが、折り返しリング4bがリング支持材4cに支持されている部分は物入れ部6に覆われていないため、折り返しリング4bの動きによって、物入れ部6が痛むことが少なくなる。
また、バッグ本体1の幅と同じ収納スペースも増え、例えば、使用しない背負い紐3を収納することも可能となる。
以上がこの考案の好適な実施形態であるが、この考案は上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、形状、寸法、材質等を適宜変更して実施することが可能である。
1 バッグ本体
1a 背板
12f 持ち手固定部
2 背環
3 背負い紐
4 取り付け部
4b 折り返しリング
4c リング支持材
5 収納ポケット

Claims (6)

  1. 背板(1a)を有するバッグ本体(1)と、背負い紐(3)と、背負い紐(3)の上端位置を固定する背環(2)と、バッグ本体(1)へ背環(2)を取り付ける取り付け部(4)と、背環(2)を収納する収納ポケット(5)を具備する多機能バッグであって、前記収納ポケット(5)は、背板(1a)の両端部を除く幅方向中央部にあって、背板(1a)の上縁寄りに位置し、背板(1a)の一部分を占める大きさであって、背負い紐(3)を外した背環(2)を収納し得る大きさであることを特徴とする多機能バッグ。
  2. 前記取り付け部(4)は、前記バッグ本体(1)に取り付けられた背環(2)が、バッグ本体(1)の背板(1a)から突出した位置から、背板(1a)面側に沿う位置に折り返し可能に、バッグ本体(1)の背板(1a)に接続されている請求項1記載の多機能バッグ。
  3. 前記取り付け部(4)は、折り曲げることが可能となっており、折り曲げることで、取り付け部(4)の直下に設けられた収納ポケット(5)に、背環(2)と共にそれ自身の少なくとも一部を収納することが可能である請求項1又は2記載の多機能バッグ。
  4. 背環(2)に通した背負い紐(3)の両端を、バッグ本体(1)の背板(1a)側の両端下部付近又はバッグ本体(1)の底面両端付近に接続することで、背負い紐(3)が両肩に沿って背負うことができる構成になる請求項1から3のいずれかに記載の多機能バッグ。
  5. 前記収納ポケット(5)は、背板(1a)の幅方向中央部の上縁寄りであって、背板(1a)側の左右の持ち手固定部(12f)の間に位置し、上部が開口した袋状であって、折り返しリング(4b)がリング支持材(4c)に支持されている部分の下端に、収納ポケット(5)の開口部である上端が位置している請求項1から4のいずれかに記載の多機能バッグ。
  6. 前記バッグ本体(1)の背板(1a)側に、背環(2)以外の収納物を入れることが可能な物入れ部(6)をさらに有し、物入れ部(6)は、バッグ本体(1)と略同じ幅であって、バッグ本体(1)の底部から折り返しリング(4b)がリング支持材(4c)に支持されている部分の下端位置まで設けられている請求項1から5のいずれかに記載の多機能バッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101495703B1 (ko) * 2013-07-22 2015-02-25 정은득 여행용 가방

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