JP6261105B1 - 車椅子の袋の取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋付の車椅子に関する文献では、車椅子を折畳む際に、ハンドルの折畳み操作で、バッグが自動的に折畳まれる。しかし、バッグを、ハンドルの取手に吊下げ、かつ弾性紐を利用して、バッグの安定性と、落下防止とを図る。バッグの開口部の高さが、シートフレーム(肘掛け)の上方で、かつハンドルの下方近傍である。使用者がバッグに品物を出し入れする際に、厄介である。【解決手段】本発明は、車椅子のシートフレームと、車椅子の下部フレームとの間に形成される空間領域に、折畳み式の有底袋を配備し、袋支持用の複数本の支持杆を、車椅子の本体フレームに取付け、袋を、空間領域に配備したことを特徴とし、かつ本体フレームの折畳み時、及び、拡開時に、袋の折畳み、及び、拡開が同期する車椅子の袋の取付け構造。使用者が容易に、袋に品物を出し入れできる。【選択図】 図1

Description

本発明は、車椅子において、ハンドル側であって、車椅子のシートフレーム(本体フレームに設けた椅子のシートフレーム)と、このシートフレームの下部フレーム(本体フレームの下部フレーム)との間に形成される空間領域に、折畳み袋を支持したことで、使い勝手の良い車椅子の袋の取付け構造に関する。
車椅子の使用者(乗車者)を始めとして、補助者が、使い勝手の良い車椅子の袋の取付け構造に関しては、次の文献で開示されている構造がある。
即ち、実用新案登録第3199144号の公開公報(文献(1))であって、その概要は、可撓性バックを、車椅子の本体フレームのハンドル部に架承し、かつ肘掛け上方より、車輪の軸受け間に支持することと、この可撓性の袋が、ハンドル(本体フレーム)の折畳み時に、折畳まれ、しかもハンドルの拡開時に、拡開(開放)される特徴がある。この袋は、跳ね上げ底面(底部)と、互い違いに折畳み、かつ重なり合う前後側面(前後方部)と、この前後側面が折畳まれる際(ハンドルを折畳む際)に近接する左右側面(左右側方部)とでなる。そして、バッグの折畳み時の形態(荷姿)は、「図9」参照の如く、平面視して倒Zの形態となる。
文献(1)は、車椅子を折畳む際に、ハンドルの折畳み操作で、バッグが自動的に折畳まれる特徴がある。そして、文献(1)は、バッグを、ハンドルの取手に吊下することと、弾性紐を利用して、バッグの安定性と、落下防止とを図ること等を特徴とする。
従って、バッグの開口部の高さが、シートフレーム(肘掛け)の上方で、かつハンドルの下方近傍である。従って、使用者がバッグに品物を出し入れする際に、厄介であること、殊に腕の動きに障害を背負っている人は、大変厄介であるとの問題が考えられる。走行時において、袋が、介護補助者の手とか、身体に触れることが有り、気になることと、場合により、違和感を感ずる。
また、バッグは、互い違いに折畳み、かつ重なり合う前後側面(前後方部)と、この左右側面(左右側方部)が、互いに近接する構造であり、このバッグを、本体フレーム間に、確実、かつ簡易に、取付けることと、取付けた後に、確実、かつ簡易に折畳み、又は拡開するには、問題があると考えられる。
実用新案登録第3199144号公開公報
文献(1)においては、前述した如く、バッグの開口部の高さが、シートフレーム上方で、かつハンドルの下方近傍であり、使用者がバッグに品物を出し入れする際に、厄介である。殊に腕の動きに障害を背負っている人は、大変厄介である。また、バッグは、互い違いに折畳み、かつ重なり合う前後側面と、この左右側面が、互いに近接する構造であり、このバッグを、本体フレーム間に、確実、かつ簡易に、取付けることと、取付けた後に、確実、かつ簡易に折畳み、又は拡開するには、問題がある。
上記に鑑み、本願発明者は、既に、新しく、前述した問題解消を意図した発明を出願する。この提案をさらに進めたのが、本願発明である。
そこで、問題を解決するために、本発明では、請求項1−を提供する。
請求項1の発明では、
本体フレーム、下部フレーム、及びアームフレーム、並びに前記下部フレームに設けた車輪を備えた車椅子において、
前記シートフレームと、前記下部フレームとの間に形成される空間領域に、折畳み式の有底袋を配備し、
この袋支持用の複数本の支持杆を、前記本体フレームに取り付け
この支持杆は、少なくとも、第一支持杆〜第六支持杆で構成し、この第一支持杆・この第二支持杆を、前記シートフレーム用の第一シートフレーム杆・第二シートフレーム杆と、同じ水平位置、又は近傍水平位置に、前記第三支持杆・前記第四支持杆を、前記下部フレーム用の第一下部フレーム杆・第二下部フレーム杆と、同じ水平位置、又は近傍水平位置に、それぞれ配備し、前記第一支持杆と前記第三支持杆との間に第五支持杆を設けるとともに、前記第二支持杆と前記第四支持杆との間に第六支持杆を設けて構成した車椅子の袋の取付け構造であって、
前記本体フレームの折畳み時、及び、拡開時に、前記袋の折畳み、及び、拡開が同期することを特徴とする。
よって、請求項1では、これによって、請求項1では、袋(バッグ)が、仮想領域に取付けられることで、袋の開口部が、アームフレーム(アームフレーム台)の下方近傍であり、使用者がバッグに品物を出し入れするのが、容易、かつ簡便であり、確実に目的が達成できる特徴がある。そして、殊に腕の動きに障害を背負っている人においても、同じ所作が確保できて重宝する。また、袋は、ジャバラ形態で、拡縮できるので、ハンドル操作で、確実、かつ瞬時にできる等の実益性を備える。さらに、折畳み時の、折畳み状態の確保と、体裁の良さとか、勝手に拡開しないこと等の実用性も備える。また、袋を取付けるに、最適な取付け用フレーム構造(袋フレーム)を提供できる。
請求項の発明では、前記支持杆は、溶接手段、又は挾持手段か、或いは差込み手段により、固定、又は取付け・取外し可能にしたことを特徴とする。
よって、請求項においては、請求項1の特徴達成に有効であることと、袋フレームを、本体フレームに取付けるのに、最適な手段を提供できる。
請求項の発明では、前記第一支持杆〜前記第四支持杆には、第五支持杆、又は第六支持杆を、上下方向に差渡して設け、前記袋の折畳み、又は拡開の荷姿を形成したことを特徴とする。
よって、請求項においては、請求項1の特徴達成に有効であることと、袋を取付けるに、最適で、かつ強固な取付け用フレーム構造(袋フレーム)を提供できる。
請求項の発明では、前記袋は、前記本体フレーム間に収容、かつ吊下げられるとともに、前記空間領域で、前記袋の開口部が、広げられることを特徴とする。
よって、請求項においては、請求項1の特徴達成に有効であることと、袋の折畳みと拡開との際に、本体フレームの拡縮(折畳みと拡開)に同期して達成できる構造を提供できる有益がある。また、何人も、簡単かつ確実に、ワンタッチ操作で、袋の開閉操作ができる。






車椅子に、取付けた支持杆を利用して袋を取付けた状態の側面図
図1の平面図 図1の背面図 袋を支持する対の支持杆(支持杆とする)の一例を示した斜視図 支持杆の他の例を示した斜視図 支持杆のさらに他の例を示した斜視図 支持杆のさらに別の例を示した斜視図 支持杆を、本体フレームに溶接手段で取付ける一例を示した要部の拡大側面図 図5−1に示した支持杆を示した斜視図 支持杆を、本体フレームにクリップ手段(クリップ具)で取付ける一例を示した要部の拡大側面図 図5−2に示したクリップ手段の平面図 図5−2に示したクリップ手段の斜視図 支持杆を、本体フレームに他のクリップ手段(クリップ具)で取付ける他の一例を示した要部の拡大側面図 図5−3に示した支持杆の要部の平面図 図5−3に示したクリップ手段の拡大平面図 図5−3に示したクリップ手段の拡大斜視図 支持杆を、本体フレームに差込み手段(差込み具)で取付ける一例を示した要部の拡大側面図 図5−4に示した差込み手段(差込み具)を示した拡大端面図 支持杆を、例えば、鋳造で製造した一例を示した側面図 図5−5の斜視図 袋の一例を示した拡大俯瞰図 図6−1に示した袋と支持杆との関係を示した拡大俯瞰図 袋の他の一例を示した拡大俯瞰図 図6−3に示した袋と支持杆との関係を示した拡大俯瞰図 袋を車椅子に取付けた状態の俯瞰図 袋と車椅子とを折畳んだ状態(同期した状態)の俯瞰図 車椅子の袋に、ドリンクを収容する状態であって、簡易にかつスムースに収容できる状態を示した背面図
図に示すように、1は車椅子(例えば、パイプ形状でなる)であり、車椅子1は、背面側1aから前面側1dに亙り全体を構成する対の本体フレーム100(第一・第二本体フレーム杆100a、100b)と、背面側1aに繋がり下側1bを構成する対の下部フレーム101(第一・第二下部フレーム杆101a、101b)と、背面側1aに繋がり上側1cを構成する対のアームフレーム102(第一・第二シートフレーム杆102a、102b)と、さらに下部フレーム101とアームフレーム102との間に設けた前面側1dを構成する対の前部フレーム103(第一・第二前部フレーム杆103a、103b)と、で枠組みされている。即ち、車椅子1は、従来の構造である。図中104はシートフレーム104(第一・第二シートフレーム杆104a、104b)で、このシートフレーム104は、下部フレーム101とアームフレーム102との間(下部フレーム101の上側1a方向と、アームフレーム102の下側1b方向との中間位置)に設けられている。また、105a、105bは車輪である。また、106a、106bは、補助車輪である。
第一・第二本体フレーム杆100a、100bは、間隔を持って、図2において、図面の下方と上方において間隔W1を持って立設されている。この第一・第二本体フレーム杆100a、100bの前面側1d(図1参照)で、かつ下側1bには、対の下部フレーム101の第一・第二下部フレーム杆101a、101bが、それぞれ設けられている(例えば、連結されている)。また、この第一・第二本体フレーム杆100a、100bの前面側1d(図1参照)で、かつ上側1cに向った中間部位(第一・第二本体フレーム杆100a、100bの高さHの略真中)には、対のアームフレーム102の第一・第二シートフレーム杆102a、102bが、それぞれ設けられている(例えば、連結されている)。さらに、この第一下部フレーム杆101aと第一シートフレーム杆102aとの前面側1dには、第一前部フレーム杆103aが設けられている(例えば、連結されている)。同様に、第二下部フレーム杆101bと第二アームフレーム杆102bとの前面側1dには、第二前部フレーム杆103bが設けられている。この構造を採用して、従来の構造の車椅子1となる。
前述の車椅子1の材料、形態(本体フレーム100と、下部フレーム101、又はアームフレーム102、前部フレーム103とによる構造、及び/又は、仕組み等)は、一例であり、限定されない(以下、各パーツ等においても同じである)
本発明における空間領域(A)を、図1を参考にして、説明すると、この空間領域(A)は、背面側1d(ハンドル側)の後部で、介助者の足元で、かつ走行時の邪魔とならない地面に接触せず、かつ地面の凹凸と接触しない高さを備えた低い位置(X)と、平面での高さ(シートフレーム104と略同じ高さH1)の位置とで仕切られた領域であり、この例では、本体フレーム100(車椅子1)の背面側1aであって、かつ本体フレーム100の下部フレーム101とシートフレーム104とで区画された方形状の領域である。
本発明のポイントである、空間領域Aに有底袋5(後述する)を支持するための袋取付け用フレーム2(アルミか、鉄、又は樹脂等でなる)について、図4−1〜図5−5−1を参考として説明すると、袋取付け用フレーム2は、本体フレーム100の背面側1a(車椅子1の背面側1aの方向)に一体、又は着脱自在に設けられる。その好ましい一例は、第一、第三、第五支持杆200a、201a、202aとでなる第一の袋取付け用フレーム杆2aと、第二、第四、第六支持杆200b、201b、202bとでなる第二の袋取付け用フレーム杆2bと、の組合せである。そして、図1の如く、袋取付け用フレーム2は、空間領域(A)に配備される。この一例では、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bであって、その第一シートフレーム杆104aとその第二シートアーム104bの高さに、この袋取付け用フレーム2の第一支持杆200aと第二支持杆200bを取付(第一取付と云う)ける。併せて、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bであって、その第一下部フレーム杆101aとその第二下部フレーム杆101bの高さとの箇所に、この袋取付け用フレーム2の第三支持杆201aと第四支持杆201bを取付ける。
尚、袋取付け用フレーム2を、本体フレーム100(第一・第二本体フレーム杆100a、100b)に取付けた時には、前記第一支持杆200aと、第三支持杆201aとの両端部(背面側1a)には、第五支持杆202aが取付けられているとともに、前記第二支持杆200bと、第四支持杆201bとの両端部(背面側1a)には、第六支持杆202bが取付けられている。即ち、袋取付け用フレーム2は、コ字型の第一の袋取付け用フレーム杆2aと、同形の第二の袋取付け用フレーム杆2bとをもって構成されるとともに、袋取付け用フレーム2は、本体フレーム100に、例えば、図5−1〜図5−4−1に示した各種の取付け手段(方法)3を持って取付けられる。また、図4−1〜図4−3に示したように、各構造がある。寸法に関しては、例えば、後述する第一・第二支持杆200a、200bと第三・第四支持杆201a、201bとの水平方向の長さは、図4−1と図4−2の如く、均等構造とか、図4−3の如く、長短構造等があり、本体フレーム100の形状とか、その他の要因で、可変できる。また、袋取付け用フレーム2の各支持杆の長さも可変できる。また、製造に関しては、図4−1では、袋取付け用フレーム2を、例えば、鋳造により一体成型する例を示している。図4−2と図4−3では、組付け構造を示している。何れにしても、形状とか、構造(組立て等)は自由であり、取扱いの容易化とか、経済面での配慮で決定する。
この袋取付け用フレーム2を、本体フレーム100に取付ける各取付け手段3を、順に、説明する。◎ 図5−1と図5−1−1は、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bとに、袋取付け用フレーム2を、溶接手段により固定する構造であり、第一本体フレーム100aと、第二本体フレーム100bの背面側1aに、それぞれ第一支持杆100aと、第二支持杆100bを、第三支持杆201aと第四支持杆201bの先端側とを、各溶接300で、それぞれ固定する。そして、図5−1は、第一・第三支持杆200a、201a間に第五支持杆202aを、第二・第四支持杆200b、201b間に第六支持杆202bを、それぞれ固定か、着脱自在に固定する。また、図5−1−1は、袋取付け用フレーム2が一体形式である。◎ 図5−2〜5−2−2は、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bとに、袋取付け用フレーム2を、クリップ手段により着脱自在に固定する構造であり、第一本体フレーム100aと、第二本体フレーム100bの背面側1aに、それぞれ第一支持杆100aと、第二支持杆100bを、第三支持杆201aと第四支持杆201bの各先端側とを、図5−2−1等では各クリップ301で、それぞれ着脱自在に固定する。そして、図5−1は、第一・第三支持杆200a、201a間に第五支持杆202aを、第二・第四支持杆200b、201b間に第六支持杆202bを、それぞれ固定か、着脱自在に固定する。◎ 図5−3〜5−3−3は、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bとに、袋取付け用フレーム2を、差込み手段により着脱自在に固定する構造であり、第一本体フレーム100aと、第二本体フレーム100bの背面側1aに、それぞれ第一支持杆100aと、第二支持杆100bを、第三支持杆201aと第四支持杆201bの各先端側とを、図5−2−1等では各挾持302で、それぞれ着脱自在に固定する。そして、図5−3は、第一・第三支持杆200a、201a間に第五支持杆202aを、第二・第四支持杆200b、201b間に第六支持杆202bを、それぞれ固定か、着脱自在に固定する。尚、各先端側は押潰した構造である(図5−3−1参照)◎ 図5−4〜5−4−1は、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bとに、袋取付け用フレーム2を、他の差込み手段により着脱自在に固定する構造であり、第一本体フレーム100aと、第二本体フレーム100bの背面側1aに、それぞれ第一支持杆100aと、第二支持杆100bを、第三支持杆201aと第四支持杆201bの各先端側とを、図5−4−1では各差込みと止め具303で、それぞれ着脱自在に固定する。そして、図5−3は、第一・第三支持杆200a、201a間に第五支持杆202aを、第二・第四支持杆200b、201b間に第六支持杆202bを、それぞれ固定か、着脱自在に固定する。尚、各先端側は挿入構造である(図5−4−1参照)◎ 尚、図5−5と図5−1−1とは、第一支持杆200aを、例えば、鋳造により一体成型する例を示している。他の第二支持杆200b〜第六支持杆202bも同様に考えられる。
以上で説明した、それぞれの手段は一例であり、限定されない。
続いて、袋取付け用フレーム2で支持される袋5に関して説明すると、この有底形状の袋5は、例えば、図1〜図3とか、図6−1〜図6−4に示してある。詳細に示した図6−1〜図6−4において、この袋5は、折畳み、又は拡開可能であり、例えば、綿、ネット地等の素材、ジャバラ形態等を利用して、折畳み可能とする。この折畳みは、車椅子1の折畳み時に、同期して折畳まれることを要件とする。袋5は、図2と、図6−1〜図6−4の例の如く、上方に開口部500を備えている。また、袋5の両側面501a、501bは適度の耐性を備えて、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bに沿うようにすることで、例えば、開口部500の形状確保と、第一本体フレーム杆100a、及び/又は、第二本体フレーム杆100bの折畳み時(両フレームの近接)に、両側面501a、501bを同期して、折畳みを図る。袋5は、第一本体フレーム杆100aと第二本体フレーム杆100bとの間に支持、かつ収容される。そのために、例えば、開口部500に複数の紐、面ファスナー付き紐(帯体502a、502b)、フック、取付け具等の取付け材を備える。また、袋5には、形状記憶の構造を備えることも可能である。また、図中503a、503bは、開口部500の上縁部に設けた持ち手を示す。図6−1と図6−2では、開口部500の短手方向の上縁部に、図6−3と図6−4では、開口部500の長手方向の上縁部に、それぞれ設けた例である。設ける箇所は自由である。帯体502a、502bを利用し、袋取付け用フレーム2の第一・第二支持杆200a、200bに掛け止め支持する。持ち手503a、503bは、袋5を袋取付け用フレーム2より外した際に、一般の手提げ用袋(使用状態は図示せず)として利用する。図中6は袋取付け用フレーム2の適所に設けた複数の突起であり、例えば、袋5の移動を規制する。
使用の一例を、図7−1〜図8を利用して説明すると、袋取付け用フレーム2(第一の袋取付け用フレーム杆2aか、又は第二の袋取付け用フレーム杆2b)には、袋5が取付けられている。従って、車椅子1が開いた(使用者が着座できる)状態では、同期し、袋取付け用フレーム2も拡開している。この拡開した状態では、袋5の開口部500は美麗に開放している(図2、図7−1と図8等)。即ち、袋5をいつでも使用できる。例えば、図8において、この開口500が、空間領域(A)の上方に位置しており、かつシートフレーム104の下方であることから、使用者が後側(背面側1a)に手を回すことで、図示のように、開口部500の上に到る。これによって、簡易、かつ確実に収容できる特徴があることと、図示しないが、袋5に収容した品物も、簡易、かつ確実に取出しできる特徴がある。以上の如く、袋5は、空間領域(A)にあり、かつ開口部500は、空間領域(A)の上方に位置する。
一方、車椅子1を折畳み、即ち、車椅子1を収容する状態(前述した開口部500を開放した状態(使用状態)から、折畳む)場合には、同期して袋5は、ワンタッチで折畳まれる。即ち、図7−2の如く、袋取付け用フレーム2は、本体フレーム100と同じ立上り位置に折畳まれる。折畳みが美麗であり、車椅子1を折畳んでも、袋取付け用フレーム2は邪魔とならず、かつ車椅子1の折畳みに障害とならない利点がある。また、第一ハンドル106a、及び/又は、第二ハンドル106bの何れかを、折畳み(近接)方向に移動することで、同期して本体フレーム100が折畳まれることで、袋5は何もすることなく折畳まれる。尚、拡開時も同様な所作で行えるので重宝する。
前述した各実施例等は、本発明の好ましい一例の説明である。各実施例とか図面に限定されない。従って、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
1 車椅子
1a 背面側
1b 下側
1c 上側
1d 前面側
100 本体フレーム
100a 第一本体フレーム杆
100b 第二本体フレーム杆
101 下部フレーム
101a 第一下部フレーム杆
101b 第二下部フレーム杆
102 シートフレーム
102a 第一シートフレーム杆
102b 第二シートフレーム杆
103 前部フレーム
103a 第一前部フレーム杆
103b 第二前部フレーム杆
104 シートフレーム
104a 第一シートフレーム
104び シートフレーム
105a 車輪
105b 車輪
106a 補助車輪
106b 補助車輪
106a 第一ハンドル
106b 第二ハンドル
2 袋取付け用フレーム
2a 第一の袋取付け用フレーム杆
2b 第二の袋取付け用フレーム杆
200a 第一支持杆
200b 第二支持杆
201a 第三支持杆
201b 第四支持杆
202a 第五支持杆
202b 第六支持杆
3 取付け手段
300 溶接手段
301 挟持手段
301a 挟持片
301b 止め具
302 差込み手段
302a 挿入片
302b 止め具
5 袋
500 開口部
501a 側面
501b 側面
6 突起
(A) 空間領域
H1 間隔
X 位置
Y 高さ

Claims (4)

  1. 本体フレーム、下部フレーム、及びアームフレーム、並びに前記下部フレームに設けた車輪を備えた車椅子において、
    前記シートフレームと、前記下部フレームとの間に形成される空間領域に、折畳み式の有底袋を配備し、
    この袋支持用の複数本の支持杆を、前記本体フレームに取付け、
    この支持杆は、少なくとも、第一支持杆〜第六支持杆で構成し、この第一支持杆・この第二支持杆を、前記シートフレーム用の第一シートフレーム杆・第二シートフレーム杆と、同じ水平位置、又は近傍水平位置に、前記第三支持杆・前記第四支持杆を、前記下部フレーム用の第一下部フレーム杆・第二下部フレーム杆と、同じ水平位置、又は近傍水平位置に、それぞれ配備し、前記第一支持杆と前記第三支持杆との間に第五支持杆を設けるとともに、前記第二支持杆と前記第四支持杆との間に第六支持杆を設けて構成した車椅子の袋の取付け構造であって、
    前記本体フレームの折畳み時、及び、拡開時に、前記袋の折畳み、及び、拡開が同期することを特徴とする車椅子の袋の取付け構造。
  2. 前記支持杆は、溶接手段、又は挾持手段か、或いは差込み手段により、固定、又は取付け・取外し可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の車椅子の袋の取付け構造。
  3. 前記第一支持杆〜前記第四支持杆には、第五支持杆、又は第六支持杆を、上下方向に差渡して設け、前記袋の折畳み、又は拡開の荷姿を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車椅子の袋の取付け構造。
  4. 前記袋は、前記本体フレーム間に収容、かつ吊下げられるとともに、前記空間領域で、前記袋の開口部が、広げられることを特徴とする請求項1に記載の車椅子の袋の取付け構造。
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