JP3091387U - 椅子用補助具 - Google Patents

椅子用補助具

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JP3091387U
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洋 浜本
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浜本工芸株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は簡単に取り付け、取り外しが出
来、且つ、椅子を抱える為の引手として使用したり、物
をぶら下げたりする為のハンガーとして使用したり出来
る椅子用万能具を開発・提供する事にある。 【解決手段】 この課題を解決する為の手段として、こ
の考案は、椅子の背凭れ部に紐で簡単に取り付け又は取
り外しが可能で、且つ、上記課題である椅子を抱える為
の引手として使用したり、物をぶら下げたりする為のハ
ンガーとしたり出来る椅子用万能具である。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 この考案は、椅子の背凭れ部に固着して使用する椅子用補助具に関するもので ある。 【0002】 【従来の技術】 従来の取手付木製椅子は、デザイン上引手用の隙間を設けたり、引手用刳り加 工を木部に施したりする為、デザイン上の規制を生じている。 【0003】 又、この他、木製又は金属製の引手を取り付けた物も有るが破損し易く、転倒 した時、床に傷を付ける等の問題がある。 【0004】 家具用品等に使用されている椅子の種類は数多く有るが、その大半は座る為の 物で、中には踏み台としても兼用出来る物等もある。 【0005】 しかし、日常生活する中で不便を感じるとすれば、一寸場所を移動したりする 時に掴む所が無い為、必要以上に力を出さないといけないという煩わしさがある 。 【0006】 又、椅子に座って本を読んだり、テレビを見たりする時に、自分の身の周りに 貴重品や衣服やカバン等をぶら下げて置きたいけど場所がない為、不便さを感じ る時が良くある。 【0007】 【考案が解決しようとする課題】 そこで、この考案は簡単に取り付け、取り外しが出来、且つ、椅子を抱える為 の引手として使用したり、物をぶら下げたりする為のハンガーとして使用したり 出来る椅子用補助具を開発・提供する事にある。 【0008】 【課題を解決するための手段】 この課題を解決する為の手段として、この考案は、椅子の背凭れ部に紐で簡単 に取り付け又は取り外しが可能で、且つ、上記課題が解決可能な椅子用補助具で ある。 【0009】 【考案の実施の形態】 そこで、この考案の一実施例を図1〜図3に従って詳述すると、左右後脚(C 1)と背立(C2)等の三分割に分割形成し、且つ、該分割部(C4)を所定間 隔(L)空けて、隙間(α)を設け、且つ、上下方向に所定間隔(P)空けて複 数のボス等の連結部材(C3)を左右対称に設けた背凭れ部と、且つ、該背凭れ 部の上下方向の任意の位置に紐等の係止部材(1b)で固着して構成されている 。 【0010】 まず、図1に示す様に椅子用補助具(1)は、補助具本体(1a)と紐等の係 止部材(1b)とで構成され、補助具本体の材質は皮製で両端をU字形に折り曲 げ輪部(1’)を形成し、リベット等の止め金(1c)で固着し、且つ、該輪部 の中に紐等の係止部材(1b)を通し、更に取手部も持ち易くする為に筒状を形 成し、糸で縫着している。 【0011】 次に、椅子用補助具(1)の固定方法を説明すると、図3(A)に示す様に椅 子の背凭れ部の連結部材(C3)である左右のボス部に、図3(B)に示す要領 で紐(1b)を巻き付け、結んで固定する。この時、高さ方向の取り付け位置は 、人それぞれ個人差がある為、その人に合った位置を選定して取り付ける。 【0012】 又、取り外す時は上記の逆の手順で、左右二箇所の結んだ紐(1b)を緩め、 ボス部から紐を取り外す。 【0013】 【考案の効果】 この考案は、従来の椅子(C)の背凭れ部の連結部材(C3)に固定し、引手 として使用する事で、簡単に楽に椅子の移動が可能となる。 【0014】 又、貴重品や衣服やカバンや傘等、身元近辺にぶら下げておきたい為のハンガ ーとして使用する事も出来る。 【0015】 又、形状や大きさや重量的に見ても、誰もが簡単に取り付け取り外しが可能で 、且つ、軽量である事で、携帯用品としても持ち歩きが出来る為、非常に便利で ある。 【0016】 更に、簡単に着脱が可能な為、引手が不要な場合は取り除く事も出来、又、使 用する人の好みに応じた色や素材や形の引手を取り付ける事も出来、デザイン的 にも美麗にみえる等、極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案の一実施例を示し、椅子用補助具の正
面図である。 【図2】この考案の一実施例を示し、補助具付椅子の斜
視図である。 【図3】この考案の一実施例を示し、(A)は補助具取
付部の拡大図で、(B)は補助具取付手順及び紐の結び
方を示す正面図である。 【符号の説明】 1 椅子用補助具 1’ 椅子用補助具の輪部 1a 補助具本体 1b 紐等の係止部材 1c リベット等の止め金 C 椅子 C1 椅子の左右後脚 C2 椅子の背立 C3 椅子の連結部材 C4 分割部 L 分割部の左右寸法間隔 α 分割部の幅寸法 P 連結部材の上下寸法間隔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 家具用品等の椅子(C)において、左右
    後脚(C1)と背立(C2)等の三分割以上に分割形成
    し、且つ、該分割部(C4)を所定間隔(L)空けて、
    隙間(α)を設け、且つ、上下方向に所定間隔(P)空
    けて複数のボス等の連結部材(C3)を左右対称に設け
    た背凭れ部と、且つ、該背凭れ部の上下方向の任意の位
    置に紐等の係止部材(1b)で固着して成る事を特徴と
    する椅子用補助具(1)。
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