JPH068174U - 遊覧バスの乗客椅子席用カ−テン装置 - Google Patents
遊覧バスの乗客椅子席用カ−テン装置Info
- Publication number
- JPH068174U JPH068174U JP11111391U JP11111391U JPH068174U JP H068174 U JPH068174 U JP H068174U JP 11111391 U JP11111391 U JP 11111391U JP 11111391 U JP11111391 U JP 11111391U JP H068174 U JPH068174 U JP H068174U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carten
- passenger
- rail rod
- chair seat
- chair
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊覧バスの乗客用椅子席に座つた乗客がその
座つた位置で人に見られず肌着等の取換えや化粧がで
き、かつ安眠ができるようにする。 【構成】 乗客用椅子席1の上方にカ−テンレ−ル杆7
を取り付け、上記カ−テンレ−ル杆7に沿つてカ−テン
8を吊下し、を掛け、該カ−テン8は上記椅子席1に座
つた乗客の正面及び両側面を蔽い、また開放することが
できるようにカ−テンレ−ル杆7に沿つて移動可能とす
る。
座つた位置で人に見られず肌着等の取換えや化粧がで
き、かつ安眠ができるようにする。 【構成】 乗客用椅子席1の上方にカ−テンレ−ル杆7
を取り付け、上記カ−テンレ−ル杆7に沿つてカ−テン
8を吊下し、を掛け、該カ−テン8は上記椅子席1に座
つた乗客の正面及び両側面を蔽い、また開放することが
できるようにカ−テンレ−ル杆7に沿つて移動可能とす
る。
Description
【0001】
本考案は、遊覧バスの乗客用椅子席に取り付けるカ−テン装置に関するもので ある。
【0002】
遊覧バスの椅子席にかけた乗客は、その椅子にかけたまま、下着等を取り換え たり、化粧をしたり、又は睡眠をしようとするとき、このような行為を行うため に乗客を蔽い隠すようなものは車中には取り付けられていなかつたので、乗客は 上記のような行為を行うのに支障を感じたものである。
【0003】
解決しようとする課題は、乗客が上記のような下着等を取り換えたり、化粧を したりするとき、人目をはばかることなく行うことができ、また睡眠をしようと するとき明るい光に邪魔されることなく安眠することができるようにすることで ある。
【0004】
本考案は遊覧バスの内部構造体に取り付けられたレ−ル杆に、上端に多数の吊 りリングを設けたカ−テンの上記リングを上記レ−ルに嵌合して上記カ−テンを 上記レ−ル杆に沿つて移動可能に吊下し、上記カ−テンの使用時には上記カ−テ ンを椅子席に座した乗客の椅子席座部上の正面及び両側面部を蔽うように拡開し 得るようにし、上記カ−テンの不使用時には上記レ−ル杆に沿つて上記カ−テン を集束し、その集束体を椅子席背もたれ部の一部に取り付けた結束具によつて結 束し得るように構成した遊覧バスの乗客椅子席用カ−テン装置によつて、上述し た課題を解決した。
【0005】
【作用】 乗客は椅子席に座つたままの状態で、上記カ−テンを座部上の乗客の正面及び 両側面部を蔽うように操作して、人目をはばかることなく下着等の取り換えや化 粧をしたり、また明るい光に邪魔されることなく安眠できる。
【0006】
図1は本考案のカ−テン装置の正面図で、通常の遊覧バスの椅子席にみられる ように2人の乗客が隣り合う2つの椅子1、1に並んで腰をかけた状態を示す。 カ−テン装置はそれぞれの椅子席に1つ取り付けられる。各椅子席1は座部2、 背もたれ部3、頭かけ部4とから成る。
【0007】 各カ−テン装置は、バスの内部構造体、例えば天井に取り付けられる2つの金 具5、5のそれぞれから垂下される金属パイプから成る垂直杆6、6と、これら 垂直杆6、6の下端に、図1の平面図を示す図2に示すように略半円形状の部分 を前部に含みその後方は椅子席側部に沿つて後方に延びるレ−ル杆7を備えてお り、該レ−ル杆7は椅子席に座つた乗客の上方に位置する。上記レ−ル杆7の平 面形状は、該レ−ル杆に吊下される後述するカ−テン8が使用状態で拡開して乗 客の周り、すなわち、乗客の正面及び両側面部を蔽うことができるように形成さ れる。
【0008】 カ−テン8の上端に吊りリング9を多数設け、これらリングを上記レ−ル杆7 に嵌合して、上記レ−ル杆7にカ−テン9を吊下し、カ−テン8が椅子席座部2 上の乗客の正面及び両側面部を蔽うことができるように形成される。
【0009】 換言すれば、乗客の上方に取り付けられるレ−ル杆7の平面形状は前面、両側 面部において椅子席座部2の平面輪郭形状と略対応するように形成される。
【0010】 従つて、カ−テン8は乗客の操作により閉鎖状態にも開放状態にも自由に移動 できる。
【0011】 乗客が下着等を取り換えるとか化粧をしたいとき、又は明るい光に邪魔されず に睡眠をとろうとするときには、図1、2の左側に示す椅子席に座つた乗客が行 おうとすれば、これら図の左側の椅子席におけるカ−テン8を閉鎖状態にすれば よい。
【0012】 カ−テン8の使用が終つたときは、乗客の手によりカ−テン8をレ−ル杆7に 沿つて図1、2の右側図に示すように椅子席背もたれ部3の側部に集束し、該集 束体10を上記背もたれ部3の側部に取り付けた結束具11によつて結束する。 図2の右側座席において符号10で示したものはカ−テンの集束体の平面図であ る。
【0013】 集束されたカ−テン8の集束体10は図3に示すように椅子席背もたれ部3の 側部の適宜箇所、好ましくはカ−テン8の上記集束体10の高さの略中央位置付 近に取り付けられた結束具11によつて結束される。
【0014】 上記結束具11は図5の展開平面図に示すような短冊状の布片12で形成され 、その中間部13を椅子席背もたれ部の側部に縫着し、該布片の両端部14、1 5を重合圧接したとき、該両端部の面が結着される面フアスナ−により構成すれ ばよい。上記面フアスナ−自体は従来周知(例えば特公昭35−522号公報参 照)である。なお、構成の最も簡単な結束具としては、紐を用い、その中間部を 上記背もたれ部の側部に縫着し、該紐のその他の部分により上記集束体を包囲し 、上記紐の両端部を結ぶようにしてもよい。
【0015】 また、図1、2の左側に座つた乗客がカ−テン8の不使用時に該カ−テン8を 集束しようとするときは、該カ−テン8の集束体は、これら図の左側のレ−ル杆 7の左側をバス内の通路とし、かつこれら図の右側のレ−ル杆7の右側を窓側と すれば、図2において10で示した集束体と対称位置、すなわち左側の背もたれ 部の側部に沿つて通路側に集束される。
【0016】 図1、2における左右の椅子席及びレ−ル杆は、これら2つの椅子席間の中心 線に対して対称に構成される。
【0017】
以上述べたように、本考案によれば遊覧バスの乗客椅子席に座した乗客の椅子 席座部上の正面及び両側面部を蔽うカ−テンをバスの内部構造体に取り付けられ たレ−ルに沿つて移動可能に吊下し、必要に応じて座部上の乗客の正面及び両側 面部を蔽うことができるようにしたので乗客が下着の取り換え等や化粧をすると き、人に見られて恥ずかしい思いをすることなく、又睡眠したいとき明るい光に 邪魔されることなく安眠することができるという効果がある。
【図1】本考案の実施例の乗客用椅子席を2つ左右に並
べ、左側のものはカ−テンの使用状態を、右側のものは
カ−テンの不使用状態を示す正面図。
べ、左側のものはカ−テンの使用状態を、右側のものは
カ−テンの不使用状態を示す正面図。
【図2】図1に示したものの平面図。
【図3】図1に示した本考案の実施例において右側の椅
子席のカ−テンの不使用時に該カ−テンを集束し結束し
た状態を示す側面図。
子席のカ−テンの不使用時に該カ−テンを集束し結束し
た状態を示す側面図。
【図4】本考案の実施例のカ−テンの使用状態を示す斜
視図。
視図。
【図5】カ−テン結束具の実施例の展開平面図。
1:乗客用椅子席 2:椅子席の座部 3:椅子席の背もたれ部 4:椅子席の頭かけ部 5:金具 6:垂直杆 7:レ−ル杆 8:カ−テン 9:吊りリング 10:カ−テンの集束体 11:結束具 12:結束具構成用短冊状布片 13:上記布片の中間部 14、15:上記布片の端部
Claims (1)
- 【請求項1】 遊覧バスの内部構造体に取り付けられた
レ−ル杆に、上端に多数のリングを設けたカ−テンの上
記リングを上記レ−ル杆に嵌合して上記カ−テンを上記
レ−ル杆に沿つて移動可能に吊下し、上記カ−テンの使
用時には上記カ−テンを椅子席に座した乗客の椅子席座
部上の正面及び両側面部を蔽うように拡開し得るように
し、上記カ−テンの不使用時には上記レ−ル杆に沿つて
上記カ−テンを集束し、その集束体を椅子席背もたれ部
の一部に取り付けた結束具によつて結束し得るように構
成したことを特徴とする遊覧バスの乗客椅子席用カ−テ
ン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111391U JPH068174U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 遊覧バスの乗客椅子席用カ−テン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11111391U JPH068174U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 遊覧バスの乗客椅子席用カ−テン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068174U true JPH068174U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=14552745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11111391U Pending JPH068174U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 遊覧バスの乗客椅子席用カ−テン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068174U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012300U (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-07 | ||
JPH0270540A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-09 | Fujikura Ltd | 耐アーク性トロリ線 |
JP2005014719A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Takata Corp | 乗員保護装置 |
KR101477986B1 (ko) * | 2014-04-03 | 2015-01-12 | 김범준 | 욕실용 의자 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02263B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1990-01-05 | Mirai Ind |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP11111391U patent/JPH068174U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02263B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1990-01-05 | Mirai Ind |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012300U (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-07 | ||
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JP2005014719A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Takata Corp | 乗員保護装置 |
KR101477986B1 (ko) * | 2014-04-03 | 2015-01-12 | 김범준 | 욕실용 의자 |
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