JP3199073U - 扉分割型防音引戸 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で操作性に優れ、高い防音性及び強度を有するとともに、幅広の引戸であっても搬入時、組立時の作業性に優れた防音引戸を提供する。【解決手段】扉本体3は開閉方向の先頭部Pと後尾部Qに分割されており、お互いの連結部Rで結合され、扉本体3の上辺の天井面3aには扉本体3の開閉方向の後尾部Qから先頭部Pに向かうにつれて、水平方向の厚さが減少するようにくさび状をなした一体物の第1のゴムシール3cが扉本体3の先頭部Pから後尾部Qの全幅に亘り取り付けられ、固定枠部には扉本体3の開位置から閉位置に向かうにつれ、第1のゴムシール3cと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第1のシール面が配設され、扉本体3の閉位置において、第1のゴムシール3cと第1のシール面が当接し、くさび形状の効果により密着する。【選択図】図3
Description
本考案は、扉分割型防音引戸に関する。
防音扉には色々な方式のものがあるが、引戸型の防音扉は片開きの横回転型の防音扉に比べると閉状態で扉本体の面と垂直方向の力を加える構成とすることが困難であり、シール機構が複雑になる傾向があった。したがって、引戸型の防音扉においては、シール機構を極力単純なものとし、かつ開閉操作を容易なものとすることが大きな課題となっていた。
さらに、防音室内外への装置等の搬入、搬出に利便性の高い大型で幅広の防音引戸の場合、扉本体の幅寸法が大きいため種々の制約があり問題となっていた。すなわち、大型の扉本体は製作工場から据え付け場所までの搬送が困難であり、さらに組立現場への搬入や組み立て作業にも困難が伴っていた。
さらに、防音室内外への装置等の搬入、搬出に利便性の高い大型で幅広の防音引戸の場合、扉本体の幅寸法が大きいため種々の制約があり問題となっていた。すなわち、大型の扉本体は製作工場から据え付け場所までの搬送が困難であり、さらに組立現場への搬入や組み立て作業にも困難が伴っていた。
第一の課題については、考案者らによる特許文献1の方式により、シール部分にくさび形状のゴムシールを用いることで、開閉のスライド運動だけで遮音機構を働かせることを可能にした、シール機構が単純で、かつ開閉操作の容易な防音引戸が提供されている。
しかしながら、第二の課題である大型で幅広の防音引戸の搬送及び組立作業性の課題については特許文献1の方式でも解決されていない。一般に引戸型の防音扉では回転式の防音扉に較べて開閉に要するスペースは取らないという利点がある。その利点を生かすべく上記第二の問題点をも解決して、シール機構が単純で、かつ開閉操作も容易であり、さらに搬送、組み立てにも問題のない大型で幅広の防音引戸の提供が望まれている。これには搬送、組み立て作業を容易にする構成であって、なおかつ引戸の幅全長に亘って全閉時の防音性及び扉本体の強度を保持しうる機構を実現する必要がある。
本考案は上記課題を解決し、簡単な構成で操作性に優れ、高い防音性及び強度を有するとともに、大型で幅広の引戸であっても搬送時、組立時の作業性に優れた防音引戸を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1の考案は、引戸型の防音扉であって、 扉本体は開閉方向の先頭部と後尾部に分割されており、扉本体の先頭部と後尾部とはお互いの連結部で結合され、扉本体の上辺の天井面には、扉本体の開閉方向の後尾部から先頭部に向かうにつれて、水平方向の厚さが減少するようにくさび状をなした一体物の第1のゴムシールが扉本体の先頭部から後尾部の全幅に亘って取り付けられ、第1のゴムシールに対向して防音扉の固定枠部には、扉本体の開位置から閉位置に向かうにつれて、第1のゴムシールとの当接面が扉本体の上辺に沿った側面に接近する方向に傾いて第1のゴムシールと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第1のシール面が配設され、扉本体の下辺に沿った一方の側面には、扉本体の開閉方向の後尾部から先頭部に向かうにつれて、水平方向の厚さが減少するようにくさび状をなす一体物の第2のゴムシールが扉本体の先頭部から後尾部の全幅に亘って取り付けられ、第2のゴムシールに対向して防音扉の固定枠部には、扉本体の開位置から閉位置に向かうにつれて、第2のゴムシールとの当接面が扉本体の下辺に沿った側面に接近する方向に傾いて第2のゴムシールと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第2のシール面が配設され、扉本体の閉位置において、第1のゴムシールと第1のシール面が当接して密着し、第2のゴムシールと第2のシール面が当接して密着することを特徴とする。
請求項2の考案は、さらに、連結部は、連結時の扉本体の水平断面において、扉本体の一方の表面に連続する第1の突合せ部と、突合せ部に連続する表面と平行な接触部と、接触部にさらに連続する第2の突合せ部を有し、第2の突合せ部の全長に亘ってゴムシールを介して締結され、扉本体の下面には扉本体の全幅に亘って締結される一体物の金物を備えることを特徴とする。
請求項2の考案は、さらに、連結部は、連結時の扉本体の水平断面において、扉本体の一方の表面に連続する第1の突合せ部と、突合せ部に連続する表面と平行な接触部と、接触部にさらに連続する第2の突合せ部を有し、第2の突合せ部の全長に亘ってゴムシールを介して締結され、扉本体の下面には扉本体の全幅に亘って締結される一体物の金物を備えることを特徴とする。
本考案により、扉の本体の面に垂直な力を加える等の操作を不要とし、本来の開閉方向の力を加えるだけで容易に開閉が行え、高い防音性及び強度が得られるとともに、幅方向に分割された扉本体を現場で組み立て、その後、扉の全幅において一体物のシール機構を組み付ける方式とすることで、大型で幅広の引戸であっても搬送時、組立時の作業性に優れた防音引戸が提供される。
以下に、本考案の実施形態について図を用いて説明する。
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の扉分割型防音引戸は、引戸型の防音扉であって、扉本体3は開閉方向の先頭部Pと後尾部Qに分割されており、扉本体3の先頭部Pと後尾部Qとはお互いの連結部Rで結合され、扉本体3の上辺の天井面3aには、扉本体3の開閉方向の後尾部Qから先頭部Pに向かうにつれて、水平方向の厚さD1が減少するようにくさび状をなした一体物の第1のゴムシール3cが扉本体3の先頭部Pから後尾部Qの全幅に亘って取り付けられ、第1のゴムシール3cに対向して防音扉1の固定枠部2には、扉本体3の開位置から閉位置に向かうにつれて、第1のゴムシール3cとの当接面が扉本体3の上辺に沿った側面に接近する方向に傾いて第1のゴムシール3cと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第1のシール面2cが配設され、扉本体3の下辺に沿った一方の側面には、扉本体の開閉方向の後尾部から先頭部に向かうにつれて、水平方向の厚さD2が減少するようにくさび状をなす一体物の第2のゴムシール3dが扉本体3の先頭部Pから後尾部Qの全幅に亘って取り付けられ、第2のゴムシール3dに対向して防音扉1の固定枠部2には、扉本体3の開位置から閉位置に向かうにつれて、第2のゴムシール3dとの当接面が扉本体3の下辺に沿った側面に接近する方向に傾いて第2のゴムシール3dと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第2のシール面2dが配設され、扉本体3の閉位置において、第1のゴムシール3cと第1のシール面2cが当接して密着し、第2のゴムシール3dと第2のシール面2dが当接してくさび形状の効果により密着する。
まず、本実施形態の構成について説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の扉分割型防音引戸は、引戸型の防音扉であって、扉本体3は開閉方向の先頭部Pと後尾部Qに分割されており、扉本体3の先頭部Pと後尾部Qとはお互いの連結部Rで結合され、扉本体3の上辺の天井面3aには、扉本体3の開閉方向の後尾部Qから先頭部Pに向かうにつれて、水平方向の厚さD1が減少するようにくさび状をなした一体物の第1のゴムシール3cが扉本体3の先頭部Pから後尾部Qの全幅に亘って取り付けられ、第1のゴムシール3cに対向して防音扉1の固定枠部2には、扉本体3の開位置から閉位置に向かうにつれて、第1のゴムシール3cとの当接面が扉本体3の上辺に沿った側面に接近する方向に傾いて第1のゴムシール3cと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第1のシール面2cが配設され、扉本体3の下辺に沿った一方の側面には、扉本体の開閉方向の後尾部から先頭部に向かうにつれて、水平方向の厚さD2が減少するようにくさび状をなす一体物の第2のゴムシール3dが扉本体3の先頭部Pから後尾部Qの全幅に亘って取り付けられ、第2のゴムシール3dに対向して防音扉1の固定枠部2には、扉本体3の開位置から閉位置に向かうにつれて、第2のゴムシール3dとの当接面が扉本体3の下辺に沿った側面に接近する方向に傾いて第2のゴムシール3dと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第2のシール面2dが配設され、扉本体3の閉位置において、第1のゴムシール3cと第1のシール面2cが当接して密着し、第2のゴムシール3dと第2のシール面2dが当接してくさび形状の効果により密着する。
図2に示すように、扉本体3は開閉方向の先頭部Pと後尾部Qに分割されている。先頭部Pと後尾部Qはお互いの連結部Rで連結される。
図3に示すように、連結部Rは連結時の扉本体3の水平断面において、扉本体3の一方の表面に連続する第1の突合せ部Sと、該突合せ部に連続する上記表面と平行な接触部Tと、該接触部にさらに連続する第2の突合せ部Uを有し、第2の突合せ部Uの全長に亘って第3のゴムシール3iを介してボルト、ナット3jにて上下2か所で結合されている。さらに、扉本体3の下面には扉本体3の全幅に亘って締結される一体物の連結用金物3p、3qを備えている。
図3に示すように、連結部Rは連結時の扉本体3の水平断面において、扉本体3の一方の表面に連続する第1の突合せ部Sと、該突合せ部に連続する上記表面と平行な接触部Tと、該接触部にさらに連続する第2の突合せ部Uを有し、第2の突合せ部Uの全長に亘って第3のゴムシール3iを介してボルト、ナット3jにて上下2か所で結合されている。さらに、扉本体3の下面には扉本体3の全幅に亘って締結される一体物の連結用金物3p、3qを備えている。
次に、扉本体3の残されたシール部である先頭及び後尾の縦の辺のシール機構ついて説明する。
これらの部分のシール機構としては、防音扉1の閉動作時における力の方向が各シール部を密着させる方向と一致しているため、当然ながら上記のようなシール面に傾斜角を持たせる機構は必要とされない。したがって、特に図で示さないが、扉本体3の先頭及び後尾の縦の辺3g、3hに鉛直方向にゴムシールを取り付け、固定枠部2に鉛直方向に配設されたシール面に当接させる構成としている。
これらの部分のシール機構としては、防音扉1の閉動作時における力の方向が各シール部を密着させる方向と一致しているため、当然ながら上記のようなシール面に傾斜角を持たせる機構は必要とされない。したがって、特に図で示さないが、扉本体3の先頭及び後尾の縦の辺3g、3hに鉛直方向にゴムシールを取り付け、固定枠部2に鉛直方向に配設されたシール面に当接させる構成としている。
次に、本実施形態の扉分割型防音引戸の組み立て手順について説明する。
防音扉1の取り付け場所において、まず、扉本体3の先頭部Pと後尾部Qとを連結部Rで結合する。具体的には図3に示すように、連結部Rの第2の突合せ部Uにおいて第3のゴムシール3iを介してボルト、ナット3jにより先頭部Pと後尾部Qとを締結し、カバー3kを取り付ける。
次に図2示すように、一体物となった扉本体3の天井部3aの側面に取付け金物3mを介して第1のゴムシール3c(図3参照)を取り付け、下辺の側面部3bに取付け金物3nを介して第2のゴムシール3d(図3参照)を取り付ける。扉本体3の下部には連結用金物を3p、3qを扉本体3の全幅に亘って取り付け、先頭部Pと後尾部Qとが連結部Rで折れ曲がらないように固定する。
さらに、固定枠部2(図4参照)にこれらに対向するシール面2c及び2d(図4参照)をそれぞれ取付け金物2e及び2fを介して取り付ける。
次に図4示すように、一体物となった扉本体3の天井部3aに車輪3eを取り付け、固定枠部2に取り付けた吊りレール3fと組み立てる。
防音扉1の取り付け場所において、まず、扉本体3の先頭部Pと後尾部Qとを連結部Rで結合する。具体的には図3に示すように、連結部Rの第2の突合せ部Uにおいて第3のゴムシール3iを介してボルト、ナット3jにより先頭部Pと後尾部Qとを締結し、カバー3kを取り付ける。
次に図2示すように、一体物となった扉本体3の天井部3aの側面に取付け金物3mを介して第1のゴムシール3c(図3参照)を取り付け、下辺の側面部3bに取付け金物3nを介して第2のゴムシール3d(図3参照)を取り付ける。扉本体3の下部には連結用金物を3p、3qを扉本体3の全幅に亘って取り付け、先頭部Pと後尾部Qとが連結部Rで折れ曲がらないように固定する。
さらに、固定枠部2(図4参照)にこれらに対向するシール面2c及び2d(図4参照)をそれぞれ取付け金物2e及び2fを介して取り付ける。
次に図4示すように、一体物となった扉本体3の天井部3aに車輪3eを取り付け、固定枠部2に取り付けた吊りレール3fと組み立てる。
次に、本実施形態の扉分割型防音引戸の効果について改めて説明する。
上述のように、防音室の扉の幅を広くとることができれば機器装置の搬出入に際して非常に便利である。回転扉方式の防音扉では開閉のために大きなスペースがとられてしまうため、引戸式の防音扉で大きな扉が設置できれば理想的である。しかしながら、従来の引戸式防音扉は機構が複雑なものが一般的で開閉操作も容易ではなかった。したがって、簡易な方式で扉本体の分割、組み立てを行うことは困難であり、なおかつ防音性能及び強度を保つのはさらに困難であった。
また、くさび型のシール機構により、シール機構が単純で、かつ開閉操作も容易とした特許文献1の方式でも大型で幅広の引戸の搬送時、組み立て時の困難性は解決されなかった。具体的には現地搬入時にエレベータが使用できない、搬送経路にある扉を通過できない等の問題が生じていた。
上述のように、防音室の扉の幅を広くとることができれば機器装置の搬出入に際して非常に便利である。回転扉方式の防音扉では開閉のために大きなスペースがとられてしまうため、引戸式の防音扉で大きな扉が設置できれば理想的である。しかしながら、従来の引戸式防音扉は機構が複雑なものが一般的で開閉操作も容易ではなかった。したがって、簡易な方式で扉本体の分割、組み立てを行うことは困難であり、なおかつ防音性能及び強度を保つのはさらに困難であった。
また、くさび型のシール機構により、シール機構が単純で、かつ開閉操作も容易とした特許文献1の方式でも大型で幅広の引戸の搬送時、組み立て時の困難性は解決されなかった。具体的には現地搬入時にエレベータが使用できない、搬送経路にある扉を通過できない等の問題が生じていた。
これに対して本実施形態は、扉本体を幅方向に分割して現地で組み立て、その後、全幅一体物のシール機構部を扉本体に組み付け、さらに、扉本体に下面の一体金物により十分な変形強度を持たせる方式としたことで、簡単な機構で開閉操作も容易であるという、くさび型ゴムシールによるシール機構の特徴を活かしつつ、分割、組み立てを行っても高い防音性及び強度を保つことを可能として、大型で幅広の防音引戸の搬送、組み立て時の問題を解決したものである。
1 防音扉
2 固定枠部
2a 上部側面
2c、2d シール面
2e、2f 取付け金物
3 扉本体
3a 天井部
3b 側面部
3c 第1のゴムシール
3d 第2のゴムシール
3e 車輪
3f 吊りレール
3g 先頭側の辺
3h 後尾側の辺
3i 第3のゴムシール
3j ボルト、ナット
3k カバー
3m、3n 取付け金物
3p、3q 連結用金物
P 先頭部
Q 後尾部
R 連結部
S 第1の突合せ部
T 接触部
U 第2の突合せ部
2 固定枠部
2a 上部側面
2c、2d シール面
2e、2f 取付け金物
3 扉本体
3a 天井部
3b 側面部
3c 第1のゴムシール
3d 第2のゴムシール
3e 車輪
3f 吊りレール
3g 先頭側の辺
3h 後尾側の辺
3i 第3のゴムシール
3j ボルト、ナット
3k カバー
3m、3n 取付け金物
3p、3q 連結用金物
P 先頭部
Q 後尾部
R 連結部
S 第1の突合せ部
T 接触部
U 第2の突合せ部
Claims (2)
- 引戸型の防音扉であって、
扉本体は、該扉本体の開閉方向の先頭部と後尾部に分割されており、
上記扉本体の、上記先頭部と上記後尾部とはお互いの連結部で結合され、
上記扉本体の上辺の天井面には、上記扉本体の開閉方向の後尾部から先頭部に向かうにつれて、水平方向の厚さが減少するようにくさび状をなした一体物の第1のゴムシールが上記扉本体の上記先頭部から上記後尾部の全幅に亘って取り付けられ、
上記第1のゴムシールに対向して上記防音扉の固定枠部には、上記扉本体の開位置から閉位置に向かうにつれて、上記第1のゴムシールとの当接面が上記扉本体の上辺に沿った側面に接近する方向に傾いて上記第1のゴムシールと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第1のシール面が配設され、
上記扉本体の下辺に沿った一方の側面には、上記扉本体の開閉方向の後尾部から先頭部に向かうにつれて、水平方向の厚さが減少するようにくさび状をなす一体物の第2のゴムシールが上記扉本体の上記先頭部から上記後尾部の全幅に亘って取り付けられ、
上記第2のゴムシールに対向して上記防音扉の固定枠部には、上記扉本体の開位置から閉位置に向かうにつれて、上記第2のゴムシールとの当接面が上記扉本体の下辺に沿った側面に接近する方向に傾いて上記第2のゴムシールと同一の傾斜角のくさび状をなす一体物の第2のシール面が配設され、
上記扉本体の閉位置において、上記第1のゴムシールと上記第1のシール面が当接して密着し、上記第2のゴムシールと上記第2のシール面が当接して密着する、
ことを特徴とする扉分割型防音引戸。 - 上記連結部は、連結時の上記扉本体の水平断面において、上記扉本体の一方の表面に連続する第1の突合せ部と、該突合せ部に連続する上記表面と平行な接触部と、該接触部にさらに連続する第2の突合せ部と、を有し、上記第2の突合せ部の全長に亘ってゴムシールを介して締結され、上記扉本体の下面には上記扉本体の全幅に亘って締結される一体物の金物を備える、ことを特徴とする請求項1記載の扉分割型防音引戸。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002551U JP3199073U (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 扉分割型防音引戸 |
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---|---|---|---|
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JP2015036011 Continuation | 2015-02-26 |
Publications (1)
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---|---|
JP3199073U true JP3199073U (ja) | 2015-08-06 |
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ID=53887441
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015002551U Active JP3199073U (ja) | 2015-05-25 | 2015-05-25 | 扉分割型防音引戸 |
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---|---|
JP (1) | JP3199073U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017210826A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | ヤマハ株式会社 | ドア、ドアパネル及び組立式防音室 |
CN109184478A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-11 | 苏州岸肯电子科技有限公司 | 一种消声室推拉门 |
CN109209166A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-15 | 苏州岸肯电子科技有限公司 | 一种消声室推拉门 |
-
2015
- 2015-05-25 JP JP2015002551U patent/JP3199073U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017210826A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | ヤマハ株式会社 | ドア、ドアパネル及び組立式防音室 |
CN109184478A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-11 | 苏州岸肯电子科技有限公司 | 一种消声室推拉门 |
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