JP2016017387A - 開口枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空部を有する枠体に対して、付設部材を容易かつ確実に固定することができる開口枠構造を提供する。
【解決手段】開口枠構造1は、押出成形または引抜成形された中空部12dと中空部12dに連通する螺子挿通孔を有し、螺子挿通孔に挿通した螺子により付設部材が固定される枠体12と、螺子が螺合する螺子孔23を有し、中空部12dに収容される裏板20と、を備え、枠体12は、中空部12dの端部12tから長手方向に延びる切欠き溝15を有し、裏板20は、切欠き溝15に当接して、螺子孔23を螺子挿通孔に重畳配置させる位置決め片24を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、中空部を有する枠体に、ドアなどの付設部材を取り付けるための開口枠構造に関する。
ドア枠などの開口枠には、各種の付設部材が固定される。例えば、ドア枠には、上下方向(垂直方向)に延びる竪枠に対して蝶番(丁番)が固定される。この蝶番には、さらにドアが回転可能に連結される。
従来のドア枠は、主に木製であり、竪枠の表面に蝶番が直接螺子止めされる。ドア当りなどを取り付ける場合においても、竪枠に対して、直接螺子止めされることがある。
近年、主に室内ドアのドア枠として、アルミニウム製のドア枠(竪枠)が開発されている。アルミニウム製の竪枠は、押出成形または引抜成形された部材であり、長手方向に延びる中空部を有する。
この竪枠に蝶番などの付設部材を直接螺子止めし、さらにドアのような重量物を取り付けると、螺子孔が潰れるおそれがある。
そこで、中空部に金属製の裏板を挿入し、この裏板に蝶番などを螺子止めする技術が提案されている(特許文献1)。
特開2002−235483号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、裏板を位置決めする突条を中空部の内面に設けている。このため、竪枠(中空部)を形状変更したときは、裏板も形状変更する必要がある。また、形状(寸法)が異なる竪枠に対して、裏板をそのまま用いることができない。つまり、類似する複数の製品群(バリエーション設計された製品群)において、部品(裏板)の共通化ができないため、コスト上昇などを招くという問題がある。
また、特許文献1に記載された技術では、竪枠の長手方向において裏板を位置決めするために、竪枠に螺子を取り付けている。この螺子は、竪枠の表面に露出するため、竪枠の意匠性を損ねている。さらに、裏板は、この螺子に当接するだけなので、施工時に裏板が位置ずれしたり中空部から抜け落ちたりする可能性がある。このため、蝶番などの付設部材を取り付ける施工が必ずしも容易ではないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、押出成形または引抜成形された中空部を有する枠体に対して、付設部材を容易かつ確実に固定することができる開口枠構造を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明の第一実施態様に係る開口枠は、押出成形または引抜成形された中空部と前記中空部に連通する螺子挿通孔を有し、前記螺子挿通孔に挿通した螺子により付設部材が固定される枠体と、前記螺子が螺合する螺子孔を有し、前記中空部に収容される裏板と、を備え、前記枠体は、前記中空部の端部から長手方向に延びる切欠き溝を有し、前記裏板は、前記切欠き溝に当接して、前記螺子孔を前記螺子挿通孔に重畳配置させる位置決め片を有することを特徴とする。
第一実施態様に係る開口枠によれば、枠体の中空部に形成した切欠き溝に裏板を当接して位置決めすることにより、螺子孔と螺子挿通孔を重畳配置できる。また、簡易な構造により、枠体に対して裏板を位置決めできるので、施工の容易化とコスト抑制が図られる。
本発明の第二実施態様に係る開口枠は、第二実施態様において、前記位置決め片は、前記切欠き溝の側辺部に当接して、前記枠体の幅方向において前記螺子孔を前記螺子挿通孔に重畳配置させることを特徴とする。
第二実施態様に係る開口枠によれば、枠体の長手方向と幅方向において、枠体と裏板を位置決めすることができる。このため、コスト上昇を抑制することができる。
特に、中空部の形状が変更されたとしても、裏板を変更する必要がない。このため、形状(寸法)が異なる竪枠に対して、裏板をそのまま用いることができる。したがって、類似する複数製品群において裏板の共通化を図ることにより、コスト抑制を実現できる。
本発明の第三実施態様に係る開口枠は、第一または第二実施態様において、前記切欠き溝は、前記中空部のうち、前記螺子挿通孔が形成された前壁に対向する後壁に設けられることを特徴とする。
第三実施態様に係る開口枠によれば、枠体の表面に切欠き溝や裏板が露出しないので、枠体の意匠性を向上させることができる。
本発明の第四実施態様に係る開口枠は、第三実施態様において、前記裏板は、前記螺子孔が形成された裏板本体を前記前壁に密着させつつ、前記後壁に固定される取付片を有することを特徴とする。
第四実施態様に係る開口枠によれば、枠体の厚み方向において、枠体と裏板を確実に位置決めすることができる。また、枠体に対して裏板を固定できるので、付設部材を取り付ける施工の容易化が図られる。
本発明の第五実施態様に係る開口枠は、第一から第四実施態様のいずれかにおいて、前記枠体は、ドア枠の竪枠であり、前記付設部材は、前記竪枠に対してドアを回転可能に連結する蝶番であることを特徴とする。
第五実施態様に係る開口枠によれば、枠体に対して蝶番を強固に固定できるので、重量物であるドアを的確に支持することができる。特に、枠体の両端部に切欠き溝を設け、それぞれに裏板を配置することにより、軸吊り蝶番を好適に固定することができる。
本発明の開口枠は、押出成形または引抜成形された中空部を有する枠体に対して、付設部材を容易かつ確実に固定することができる。また、簡易な構造であるため、施工の容易化とコスト抑制が図られる。さらに、類似する複数製品群において裏板の共通化を図ることにより、コスト抑制を実現できる。
ドア2がピボットヒンジ4を介して連結されたドア枠10を示す図である。 本発明の実施形態に係るドア枠構造1を示す外観図である。 竪枠12と裏板20を示す図である。 ドア枠構造1の組立手順を示す図である。
本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は、ドア2がピボットヒンジ4を介して連結されたドア枠10を示す図であって、(a)は竪枠12の上端近傍、(b)は竪枠12の下端近傍を示す。
図2は、本発明の実施形態に係るドア枠構造1を示す図であって、(a)は竪枠12の上端近傍、(b)は竪枠12の下端近傍を示す。
ドア枠構造(開口枠構造)1は、ドア枠10に対してピボットヒンジ4を固定するために用いられる。ピボットヒンジ4には、ドア2が連結固定される。
ドア枠構造1は、ドア枠10のうち、上下方向(鉛直方向)に延びる竪枠12に設けられる。ドア枠構造1は、竪枠12の表面12s(ドア枠10の内面)にピボットヒンジ4を強固かつ容易に固定するための構造である。
ピボットヒンジ(付設部材、蝶番)4は、竪枠12の長手方向の両端部にそれぞれ一つずつ固定される。つまり、ドア枠構造1は、竪枠12の長手方向の両端部にそれぞれ一つずつ設けられる。この2つのドア枠構造1は、同一構成、同一形状を有する。
そこで、以下では、竪枠12の上方側に設けたドア枠構造1について説明する。
以下の説明において、竪枠12が延びる方向をZ方向または上下方向と言う。Z方向のうち、上方側を+Z方向、下方側を−Z方向と言う。
竪枠12の表面12s(ピボットヒンジ4の取付部5の表面)に垂直な方向をX方向または厚み方向という。X方向のうち、ドア2側を+X方向または前側、竪枠12側を−X方向または後側と言う。
X方向およびZ方向に直交する方向をY方向または幅方向という。Y方向のうち、ドア2が閉まる方向を+Y方向、ドア2が開く方向を−Y方向と言う。
図3は、竪枠12と裏板20を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は図3(b)のIIIc−IIIc断面図である。
ドア枠構造1は、竪枠12と裏板20を備える。
竪枠12は、ピボットヒンジ4が密着配置される部材である。裏板20は、竪枠12の後側に配置されて、ピボットヒンジ4と竪枠12に挿通した螺子8が螺合する部材である。つまり、ピボットヒンジ4は、竪枠12に対して直接螺子止めされることなく、裏板20に螺子止めされて竪枠12を挟持する。
竪枠(枠体)12は、アルミニウムを押出成形または引抜成形された部材であって、約2m程度の長さを有する。竪枠12は、水平方向(XY平面)の断面がZ方向の全長に亘って同一形状に形成される。
竪枠12は、平板部12a,12b、角溝部12cおよび角形中空部12d,12eを有する。
二つの平板部12a,12bは、+X方向を向く面が面一に配置されて、竪枠12の表面12sを形成する。角溝部12cは、平板部12a,12bの間に配置されて、樹脂製のドア当り3が嵌め込まれる。ドア当り3は、ドア2を閉めたときに、ドア2の主面が当接して密着する部材である。
二つの角形中空部12d,12eは、平板部12a,12bの後側(−X方向)にそれぞれ配置される。二つの角形中空部12d,12eは、竪枠12の機械的強度(曲げ強度、ねじれ強度)を向上させるために設けられる。
竪枠12の表面12s(平板部12a)のうち、+Z方向の端部12tの近傍には、角形中空部12dに連通する複数の螺子挿通孔13が設けられる。この螺子挿通孔13は、ピボットヒンジ4の取付部5に設けられた螺子受孔6と同一数、同一配置である。螺子挿通孔13には、ピボットヒンジ4の螺子受孔6に挿通した螺子8が挿通される。そして、竪枠12の表面12sに、ピボットヒンジ4の取付部5が密着配置される。
竪枠12の裏面12r(角形中空部12d)のうち、+Z方向の端部12tの近傍には、角形中空部12dに連通する螺子挿通孔14が一つ設けられる(図4参照)。
この螺子挿通孔14には、裏板20を固定する螺子9が挿通される。螺子挿通孔14は、複数の螺子挿通孔13よりも−Z方向に配置される。
また、竪枠12の裏面12rには、端部12tから−Z方向に延びる細長い切欠き溝15が設けられる(図4参照)。
切欠き溝15の一対の側辺部15aは、Z方向に沿って平行に延びる。Y方向において、側辺部15a同士の間隔(螺子挿通孔14の幅)は、角形中空部12dの幅よりも短く設定される。
切欠き溝15の底辺部15bは、Z方向において、複数の螺子挿通孔13よりも+Z方向に配置される。
裏板20は、金属製の長板形部材であり、竪枠12の角形中空部12dに収容される。裏板20は、Z方向に延びる平板の両端部をそれぞれ折り曲げて形成される。
裏板20は、裏板本体22、位置決め片24および取付片26を有する。
裏板本体22は、Z方向に延びる矩形の平板形部位であり、角形中空部12dの前壁12p(−X方向を向く内面)に密着配置される。裏板本体22は、竪枠12(平板部12a)のうち、螺子挿通孔13が設けられた領域に重畳配置される。
裏板本体22は、ピボットヒンジ4の取付部5とほぼ同一の形状を有する。裏板本体22には、Y方向において、角形中空部12dの内寸よりも短く設定される。
裏板本体22には、複数の螺子孔23が設けられる。この螺子孔23は、ピボットヒンジ4の螺子受孔6と竪枠12の螺子挿通孔13と同一数、同一配置である。螺子孔23には、ピボットヒンジ4の螺子受孔6と竪枠12の螺子挿通孔13に挿通した螺子8が螺合される。
これにより、竪枠12の平板部12aを挟んで、ピボットヒンジ4の取付部5と裏板20の裏板本体22が対向配置される。また、取付部5と裏板本体22により、平板部12aが挟持される。
位置決め片24は、裏板本体22の+Z方向の端部の一部を折り曲げた平板形部位であり、−X方向に向けて細長く延びる。位置決め片24は、竪枠12の角形中空部12dに設けた切欠き溝15に嵌り込む。
位置決め片24は、Y方向において、切欠き溝15と同一の長さに設定される。位置決め片24は、X方向において、角形中空部12dの内寸とほぼ同一の長さに設定される。このため、位置決め片24は、切欠き溝15に嵌り込んで、一対の側辺部15aと底辺部15bに当接する。
したがって、裏板本体22の−Z方向とY方向の移動が抑止される。言い換えれば、位置決め片24が切欠き溝15に嵌り込むことにより、裏板本体22の−Z方向とY方向の位置が定まる。
取付片26は、裏板本体22の−Z方向の端部を複数回折り曲げて形成した平板形部位であり、角形中空部12dの後壁12q(+X方向を向く内面)に密着配置される。取付片26は、竪枠12(角形中空部12d)のうち、螺子挿通孔14が設けられた領域に重畳配置される。
取付片26は、裏板本体22が角形中空部12dの前壁12pに密着した状態で、角形中空部12dの後壁12qに密着する。つまり、裏板20は、X方向において、角形中空部12dの内寸と同一の長さ(厚み)に設定される。
このため、裏板本体22のX方向の移動が抑止される。言い換えれば、裏板20の厚みが角形中空部12dの内寸と同一の長さに設定されることにより、裏板本体22のX方向の位置が定まる。
取付片26には、螺子孔27が設けられる。この螺子孔27は、竪枠12の螺子挿通孔14と同一配置である。螺子孔27には、竪枠12の螺子挿通孔14に挿通した螺子9が螺合される。これにより、竪枠12に対して裏板20が螺子止めされる。
次に、ドア枠構造1の組立手順について説明する。
図4は、ドア枠構造1の組立手順を示す図である。
まず、図4に示すように、竪枠12の端部12tから、裏板20を角形中空部12dの内部に挿入する。
裏板20は、角形中空部12dの内部において、前壁12pと後壁12qに密着する。このため、裏板20(裏板本体22)がX方向において位置決めされる。
次に、裏板20を−Z方向に向けて移動させて、裏板20の位置決め片24を竪枠12の切欠き溝15に挿入する(嵌め込む)。そして、位置決め片24が切欠き溝15の底辺部15bに当接するまで、裏板20を−Z方向に向けて移動させる。
位置決め片24は、切欠き溝15に挿入されると、一対の側辺部15aと底辺部15bに当接する。このため、裏板20(裏板本体22)がZ方向およびY方向において位置決めされる。
裏板20を竪枠12に対して位置決めすると、竪枠12の表面12sに設けた螺子挿通孔13と裏板本体22に設けた螺子孔23が重畳する。同時に、竪枠12の裏面12rに設けた螺子挿通孔14と取付片26に設けた螺子孔27が重畳する。
次に、竪枠12の螺子挿通孔14に螺子9を挿入して、裏板20の螺子孔27に螺合する。これにより、裏板20が竪枠12に固定される。
最後に、竪枠12の表面12sにピボットヒンジ4を密着させる。そして、取付部5に設けた螺子受孔6を竪枠12の螺子挿通孔13と裏板本体22の螺子孔23に重ね合わせる。つまり、竪枠12(平板部12a)を挟んで、ピボットヒンジ4と裏板20を対向配置させる。
次いで、螺子受孔6に螺子8を挿入して、裏板20の螺子孔23に螺合する。これにより、ピボットヒンジ4が竪枠12に固定される。つまり、ピボットヒンジ4と裏板20により、竪枠12が挟持される。
なお、竪枠12の下方側にピボットヒンジ4を固定する場合(竪枠12の下方側に設けたドア枠構造1)も、上述した手順と同一の手順で行う。
以上、説明したように、本実施形態に係るドア枠構造1は、竪枠12の角形中空部12dに形成した切欠き溝15に裏板20を当接して位置決めするので、裏板20の螺子孔23と竪枠12の螺子挿通孔13を容易かつ確実に重畳させることができる。簡易な構造により、竪枠12に対して裏板20を位置決めできるので、施工の容易化とコスト抑制を図ることできる。
なお、竪枠12の上方側と下方側にそれぞれ裏板20を挿入する場合には、竪枠12を水平になるように作業台などに置き、竪枠12の両端部12tから裏板20を角形中空部12dに挿入する。
また、ドア枠構造1は、位置決め片24が切欠き溝15の側辺部15aにも当接するので、裏板20(裏板本体22)をZ方向のみならず、Y方向においても位置決めできる。つまり、簡単な構造により、裏板20(裏板本体22)をZ方向とY方向において同時に位置決めできるので、コスト上昇を抑制することができる。
特に、角形中空部12dの形状変更に合わせて裏板20(裏板本体22)を形状変更する必要がない。角形中空部12dが形状変更された場合であっても、切欠き溝15に位置決め片24を嵌め込むので、裏板20を所望の位置に位置決めできる。このため、形状(寸法)が異なる竪枠12に対して、裏板20をそのまま用いることができる。したがって、類似する複数製品群において、裏板20を共通して使用することができる。
よって、部品の共通化により、類似する複数製品群のコスト抑制を実現できる。
また、ドア枠構造1は、切欠き溝15が竪枠12の裏面12r(角形中空部12dの前壁12p)に設けられるので、竪枠12の表面12sに切欠き溝15や裏板20が露出しない。このため、ドア枠10(竪枠12)の意匠性を向上させることができる。
また、ドア枠構造1は、裏板20の裏板本体22が角形中空部12dの前壁12pに密着し、取付片26が後壁12qに密着するので、X方向において裏板20(裏板本体22)を確実に位置決めできる。また、裏板20(取付片26)を竪枠12を固定するので、ピボットヒンジ4を取り付ける施工の容易化が図られる。
また、ドア枠構造1は、竪枠12に対してピボットヒンジ4を強固に固定できるので、重量物であるドア2を的確に支持することができる。特に、竪枠12の両端部に切欠き溝15を設け、それぞれに裏板20を配置することにより、ピボットヒンジ4を好適に固定できる。
上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づいて種々の変更が可能である。
例えば、蝶番は、ピボットヒンジに限らず、平蝶番などであってもよい。
枠体は、蝶番が固定される竪枠12に限らず、ストライク装置が固定される竪枠であってもよい。また、竪枠に限らず、上枠や下枠であってもよい。
枠体は、アルミニウム製に限らず、押出成形または引抜成形された金属製であればよい。
付設部材は、蝶番に限らず、ドア当り等であってもよい。
付設部材は、室内ドアのドア枠に限らず、玄関ドア(戸口ドア)のドア枠に固定される場合であってもよい。
開口枠構造は、ドア枠に限らず、窓枠などに用いる場合であってもよい。
枠体は、鉛直方向に延在する場合に限らない。天窓(屋根窓)などのように、水平方向に延びる縦枠であってもよい。
位置決め片は、裏板の一部を折り曲げる場合に限らず、裏板本体に螺子止めされて固定されるものであってもよい。
1 ドア枠構造(開口枠構造) 4 ピボットヒンジ(付設部材、蝶番) 8 螺子 10 ドア枠 12 竪枠(枠体) 12d 角形中空部 12t 端部 12p 前壁 12q 後壁 13 螺子挿通孔 15 切欠き溝 15a 側辺部 15b 底辺部 20 裏板 23 螺子孔 24 位置決め片 26 取付片

Claims (5)

  1. 押出成形または引抜成形された中空部と前記中空部に連通する螺子挿通孔を有し、前記螺子挿通孔に挿通した螺子により付設部材が固定される枠体と、
    前記螺子が螺合する螺子孔を有し、前記中空部に収容される裏板と、
    を備え、
    前記枠体は、前記中空部の端部から長手方向に延びる切欠き溝を有し、
    前記裏板は、前記切欠き溝に当接して、前記螺子孔を前記螺子挿通孔に重畳配置させる位置決め片を有することを特徴とする開口枠構造。
  2. 前記位置決め片は、前記切欠き溝の側辺部に当接して、前記枠体の幅方向において前記螺子孔を前記螺子挿通孔に重畳配置させることを特徴とする請求項1に記載の開口枠構造。
  3. 前記切欠き溝は、前記中空部のうち、前記螺子挿通孔が形成された前壁に対向する後壁に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の開口枠構造。
  4. 前記裏板は、前記螺子孔が形成された裏板本体を前記前壁に密着させつつ、前記後壁に固定される取付片を有することを特徴とする請求項3に記載の開口枠構造。
  5. 前記枠体は、ドア枠の竪枠であり、
    前記付設部材は、前記竪枠に対してドアを回転可能に連結する蝶番であることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の開口枠構造。

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