JP3199014U - 折畳式収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で安定性があり、安価に製作できる折畳式収納箱を提供する。【解決手段】折畳式収納箱は、底部201と底部201と連続した折畳み可能な側壁部と側壁部を支えるための骨部204、205とを備える。骨部204、205は、それぞれが上面に含まれる直線を中心に回動して、組み立てた状態で側壁部を支える第1、第2骨部を含み、第1、第2骨部は、それぞれ、組み立てた状態で底部201と接する箇所またはその近傍に、指を掛けるための湾曲部を有している。【選択図】図2

Description

本考案は、折畳式収納箱に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、不使用時にはコンパクトな折畳形態に折畳むことができる折畳式収納箱が記載されている。特許文献2には、空の状態で保管または回送する場合に扁平状に容易に折畳むことができる通い箱が記載されている。特許文献3には、折畳み自在の形状保持体の外面を着脱自在の可撓性の被覆体が覆う折畳式収納箱が記載されている。
特開2006−151496号公報 実用新案登録第3016828号公報 特開2006−219155号公報
しかしながら特許文献1の折畳式収納箱の場合、4つの側壁部が剛性のある板である必要がある。特許文献2の通い箱の場合も、側壁部に剛性のある両妻板と両側板を必要としている。また折畳機構が複雑で安価では製作できないとともに箱が重くなる。特許文献3の折畳式収納箱では、針金で形成した形状保持体をどのように組み立て折畳むか明確に記載されていない。
本考案の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案に係る折畳式収納箱は、
底部と、
前記底部と連続した折り畳み可能な側壁部と、
前記側壁部を支えるための骨部と、
を備えた折畳式収納箱であって、
前記骨部は、
それぞれが、折畳式収納箱の上面に含まれる直線を中心に回動して、組み立てた状態で前記側壁部を支える第1、第2骨部を含み、
前記第1、第2骨部は、それぞれ、組み立てた状態で前記底部と接する箇所またはその近傍に、指を掛けるための湾曲部を有する。
本考案によれば、軽量の折畳式収納箱を安価に製作できかつ容易に組み立て分解できる。
第1実施形態の折畳式収納箱の概観図である。 第1実施形態の形状保持体を説明する図である。 第1実施形態の骨部を説明する図である。 第1実施形態の骨部が上部矩形枠の直線枠に回動可能に保持される構成を説明する図である。 第1実施形態の骨部を変形した骨部を説明するための図である。 第1実施形態の折畳式収納箱を折畳んだ図である。 第1実施形態の折畳式収納箱を組立中の図である。 第1実施形態の折畳式収納箱を組立てた後の図である。 第2実施形態における折畳式収納箱を組立てた後の図である。 第2実施形態の骨部が上部矩形枠の直線枠に回動可能に保持される構成を説明する図である。 第3実施形態の形状保持体を説明する図である。 第3実施形態の直線枠に回動可能に保持された骨部を説明する図である。 第4実施形態の形状保持体を説明する図である。 第5実施形態の形状保持体を説明する図である。 第6実施形態の形状保持体を説明する図である。
以下に、本考案を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、および機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本考案の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態の折畳式収納箱100の組立て後の概観図である。図1において、折畳式収納箱100の上面は可撓性材料からなる上面カバー101で覆われ、折畳式収納箱100の側壁部は可撓性材料からなる側壁部カバー102で覆われている。また折畳式収納箱100の底部は剛性のある部材で形成されている。折畳式収納箱100の底部の周囲は側壁部カバー102の下端と連続している。折畳式収納箱100の上面にはファスナー103で開閉できる上面開口105が形成され、前面の側壁部カバー102には、ファスナー104で開閉できる正面開口106が形成されている。
また、折畳式収納箱100は、その形状を保持するための機能を受け持つ形状保持体を備えている。
図2は形状保持体200を説明する図である。点線で示す部分が底部201である。
形状保持体200は、上部矩形枠202と4つの同形の金属製パイプ203と骨部204、205とを備える。図2では、折畳式収納箱100の形状保持のため、骨部204、205は、折畳式収納箱100の上部矩形枠202および底部201に対して垂直になるように配置されている。
本実施形態では、上部矩形枠202は主に上面の形状保持を受け持ち、骨部204、205は上部矩形枠202を支えるとともに側壁部の形状保持を受け持つ。剛性のある底部201は骨部204、205の土台として機能する。
上部矩形枠202は金属製の丸棒を矩形状に変形して一体になるように形成されている。丸棒の直径は例えば3ミリメートル程度であるが、折畳式収納箱100の大きさおよび必要な強度により丸棒の太さは適宜変えられる。
4つの金属製パイプ203は骨部204、205を回動可能に装着するための部品である。上部矩形枠202の互いに平行する左右2つの直線枠206、207の端部の下部にはそれぞれ2つの金属製パイプ203が固定されている。パイプ穴は、骨部204、205を2つの金属製パイプ203に回動可能に装着保持するための挿入穴として使用される。
金属製パイプ203の穴径は、以下に説明する骨部204、205の両端部を構成する軸骨部がパイプ穴に挿入されて回動できるように設定される。
図3は本実施形態の骨部204を説明する図である。なお、骨部204と骨部205は基本的に同じであるので、以下では骨部204を説明し、骨部205についての説明は省略する。
図3において、骨部204は金属の丸棒で一体形成され、2つの軸骨部301と2つの側壁骨部302と下部骨部303とを有する。
2つの軸骨部301は互いに突き合う態様の水平部位にあるように形成されている。骨部204は、2つの軸骨部301を直線枠206に固定した金属製パイプ203の外側から挟み込むように挿入することにより金属製パイプ203により回動可能に保持される。
軸骨部301の長さをあまり大きくすると、挿入時の骨部204の変形が弾性限界を超えてしまうので、軸骨部301の長さは弾性限界を超えない程度に設定される必要がある。通常、軸骨部301の長さは金属製パイプ203の長さ程度でよい。例えば金属製パイプ203の長さが1センチメートルの場合は、軸骨部301の長さも1センチメートルとする。
2つの軸骨部301から直角に下方に曲がる2つの側壁骨部302は互いに平行になるように形成してある。側壁骨部302は上記したように側壁部の形状保持を受け持つとともに上部矩形枠202を支えるための支柱として機能する。
2つの側壁骨部302を互いに平行にする理由は、支柱を垂直に配置することにより支柱としての強度を最大に高めるためである。なお、側壁骨部302の長さは折畳式収納箱100の高さおよび横幅に基づき適宜設定できる。
下部骨部303は、2つの側壁骨部302の下端と接続する水平部であり、内側上方に向かって手指が容易に掛かる程度に湾曲する2つの湾曲部331を有している。
骨部204に2つの湾曲部331を形成しておくと、湾曲部331に両手または片方の手指を掛け、骨部204を容易に確実に回動することができる。なお図3では下部骨部303に2つの湾曲部を有しているが、場合により例えば下部骨部303の中央に1つの湾曲部を形成してもよい。
図4は、骨部204が上部矩形枠202の直線枠206に回動可能に保持される構成を説明する図である。
図4において、骨部204の軸骨部301は直線枠206の下端に固定した金属製パイプ203の穴に挿入されて回動可能に保持される。これにより、骨部204は金属製パイプ203の中心軸回りを回動できる。すなわち下部骨部303は矢印方向に移動可能である。折畳式収納箱100に比べて金属製パイプ203の径は小さいので、以下では誤解のないかぎり、便宜、上骨部204は上部矩形枠202の直線枠206を軸として回動可能に保持されるということにする。骨部205についても同様である。
骨部204において、軸骨部を互いに反対方向に向き合うようにすることもできる。
図5は本実施形態の骨部204、205を変形した骨部500の構成を説明するための図である。図5の骨部500において、図3の骨部204と異なるのは、2つの軸骨部501が互いに外側方向に向いていることである。このような構成の骨部501の場合も、上部矩形枠202に固定した金属製パイプ203の穴に軸骨部を挿入して回動可能にすることができる。骨部500の場合は、軸骨部501を金属製パイプ203の内側から押し広げるように挿入する。なお骨部205に対応する骨部は骨部500と全く同じ構造であるので説明を省略する。
図3の骨部204と図5の骨部500との機能的差異は以下のとおりである。図3の骨部204を適用した場合、側壁骨部302の上端を上部矩形枠202の2つの角部に配置できる。このため、折畳式収納箱100の組立後、上部矩形枠202と底部201に対して垂直に配置した側壁骨部302は折畳式収納箱100の2つの角部の位置で支柱の機能を持つことができる。これにより可撓性部材で覆われた側壁部の形状保持機能を高めることができる。また上部矩形枠202の角部に存在する可撓性部材が、金属製パイプ203に挿入した軸骨部301の水平方向への移動を妨げる。これにより軸骨部301が外れにくくなるので形状保持体として高い信頼性が得られる。
一方、図5の骨部500を適用した場合、図3の骨部204より側壁部の形状保持機能は劣る。しかし、挿入箇所が上部矩形枠202の角部から離れた位置にあるので、軸骨部501の金属製パイプへの挿入および取外しが容易になるという利点がある。
以上の機能的差異を考慮して、図3の構造の骨部204と図5の構造の骨部500を目的に応じて適宜選択できる。
なお上部矩形枠202は必ずしも丸棒で構成しなくてもよい。例えば四角形や六角形の棒あるいはパイプ形状の部材を使用することができる。材質も例えばプラスチックとしてもよい。この場合は成型が容易になる利点がある。
骨部204、205を回動可能に保持するパイプの材質は必ずしも金属でなくてもよい。例えばプラスチックパイプを使用することも可能である。上部矩形枠202とパイプを固定する方法は材質により溶接法や接着剤を用いた方法など適宜選択できる。骨部204、205も金属製の棒でなくてよい。例えばプラスチックで骨部204、205を形成してもよい。
折畳式収納箱100では矩形状の底部201の周囲と側壁部カバー102の下端とを接続しているが、意匠を考慮して底部201の下面までカバーを延長して底面全体を覆うこともできる。この場合は底部201を必ずしも可撓性部材のカバーに接続して固定する必要はない。すなわち可撓性部材で構成した四角形のカバーの内側底面(以下では底面カバーという)の上に底部201を単に置いてもよい。これにより全面を同じ可撓性部材で覆うことができるので、折畳式収納箱100の見栄えがよくなりかつ折畳式収納箱100を容易に製作できる。この構成でも安定した形状保持体が得られる。
次に図6乃至図8を用いて本実施形態の折畳式収納箱100の組立方法を説明する。図6は本実施形態の折畳式収納箱100を折畳んだ図である。図6において、上面開口105は開口した状態である。開口から上面カバー101により固定された見えない上部矩形枠に回動可能に装着した骨部204、205と底部201とが見えている。骨部204、205は折畳式収納箱の内部で折畳まれた状態になっている。側壁部カバー102は、上面で上面カバー101に接続され、底面で底部201周囲に接続された筒状であり、蛇腹態様となっており上下に伸縮可能である。
図7は組立中の折畳式収納箱100を示す図である。図7において、上面開口105は開口した状態である。折畳式収納箱100の組立において、上面カバー101により固定された見えない上部矩形枠を持ち上げて、蛇腹態様の側壁部カバー102を上方に伸び切りさせる。そして上部矩形枠の直線枠に保持した骨部204、205を図の矢印方向にそれぞれ回動する。
ここで骨部204、205の側壁骨部302の長さについて説明しておく。回動により上部矩形枠202および底部201に対して側壁骨部302が垂直に配置された状態で、下部骨部303と底部201との接触摩擦(静止摩擦力)が最大になり下部骨部303が底部201に強固に固定されるようにする。そのため接触摩擦を考慮してあらかじめ側壁骨部302の長さを最適化しておく。このため、側壁骨部302の長さは折畳式収納箱100の横幅より小さい。もし側壁骨部302の長さが折畳式収納箱100の横幅より大きいと骨部204、205は自由に回動できなくなる。
以上のように、骨部204、205の回動中に、下部骨部303と底部201が接触し始め、その後接触摩擦は次第に増加する。本実施形態によれば、そのような接触摩擦に抗して下部骨部303に形成した2つの湾曲部331に両手または片方の手指を掛けて骨部204、205を容易に回動でき、下部骨部303を確実に所定の位置に移動させることができる。
図8は組立てた後の折畳式収納箱100を示す図である。図8において、上面開口105は開口した状態である。上面開口105からみえる骨部204の側壁骨部302は、側壁部カバー102の内面に接触して側壁部の形状保持を行っている。また下部骨部303は底部201と強い静止摩擦力で固定されているので、骨部204が回動してずれることがない。このため組立後の折畳式収納箱100は安定した形状保持を続けることができる。
底部201が側壁部カバー102に接続した底面カバーの上に単に置いても安定した形状保持体200が得られると前述した。その理由は、骨部204、205の2つの下部骨部が底部201を下側に押し付けるので底部201は安定して底面に保持されるからである。
上面開口105は、箱の上部から物を出し入れする場合に使用する。上面開口105を開けて何が収納されているか容易に確認できる。正面開口106は折畳式収納箱100の正面から物を出し入れする場合に使用する。正面開口106を開けて何が収納されているか容易に確認できる。
本実施形態の折畳式収納箱100は安定した形状保持機能があるため積み重ねて使用することができる。その場合、正面開口106が設けてあると、上段の折畳式収納箱100を取り除くことなく必要に応じて下段の折畳式収納箱100の正面から物を出し入れできるので便利である。また上段の折畳式収納箱100を取り除くことなく下段の折畳式収納箱100に何が入っているか容易に確認できる。
[第2実施形態]
次に本考案の第2実施形態に係る折畳式収納箱について、図9および図10を用いて説明する。本実施形態に係る折畳式収納箱900は、上記第1実施形態と比べると、第1実施形態の形状保持体に骨部901を付加した点で異なる。その他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成及び動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図9はの組立てた後の折畳式収納箱900を示す図である。図9において、折畳式収納箱900は、図には見えない上部矩形枠の裏側の直線枠に対して回動可能な骨部901を備えている。
図10は、骨部901が上部矩形枠の裏側の直線枠に対して回動可能に保持される構成を説明する図である。骨部901は、2つの軸骨部902と2つの側壁骨部903と下部骨部904とで構成される。
側壁骨部903は、互いに平行でなく両者の間の距離が図の下方に向かうにつれ小さくなるように構成されている。下部骨部904の中央には1つの湾曲部905が形成されている。
上部矩形枠の裏側の直線枠906には2つの金属製パイプ907が固定されており、軸骨部902は金属製パイプ907に回動可能に挿入される。
骨部901は上部矩形枠の裏側の直線枠906の中間部に保持されている。その理由は直線枠906の中央部を支えるためである。なお骨部204のように側壁骨部903を平行に形成して直線枠906を支える支柱としての機能をさらに高めてもよい。
折畳式収納箱の組み立て分解における骨部901の動作手順は、基本的に第1実施形態で説明した骨部204の動作手順から容易に類推できるのでその説明を省略する。
本実施形態によれば、骨部901を設けることにより形状保持体の上下方向の強度が増すので、第1実施形態に比べさらに安定性の高い折畳式収納箱900が得られる。また形状保持体の上下方向の強度が増すので、第1実施形態に比べて折畳式収納箱900をより多く安定して積み重ねることができる。
折畳式収納箱900を何段も積み重ねる場合、折畳式収納箱900の正面に開口があると必要に応じて正面から物を出し入れできるので便利である。また上段の折畳式収納箱900を取り除くことなく下段の折畳式収納箱900に何が入っているか容易に確認できる。
[第3実施形態]
次に本考案の第3実施形態に係る折畳式収納箱について、図11および図12を用いて説明する。本実施形態に係る折畳式収納箱は、上記第1実施形態と比べると、形状保持体の形を三角柱にした点で異なる。その他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成及び動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図11は本実施形態の形状保持体1100を説明する図である。図11において、形状保持体1100の上部三角枠1101の2つの直線枠1102、1103にはそれぞれ骨部1104、1105が回動可能に装着されている。点線で示した部分が本実施形態の折畳式収納箱の外形である。
図12は、直線枠1102に回動可能に保持された骨部1104を説明する図である。骨部1105は基本的に骨部1104と同様であるので説明は省略する。
図12において、骨部1104が軸骨部1106と側壁骨部1107と下部骨部1108とを備えているのは第1実施形態の場合と基本的に同じである。ただし回動したときに上部三角枠1101の内側に接しないように、側壁骨部1107の下部側を接近させ、その分、下部骨部1108の長さを小さくしている。本実施形態においても,第1実施形態と同様のやり方で、折畳式収納箱の高さおよび三角形の形状に基づき側壁骨部1107の長さを適宜設定できる。下部骨部1108には1つの湾曲部1109が形成されている。下部骨部1108は矢印方向に移動可能である。
本実施形態の場合は強固な支柱構成、すなわち側壁骨部1107が上部三角枠1101に対して垂直な構成は取れないが、部屋のコーナーに置けるなど意匠的な利点がある。
[第4実施形態]
次に本考案の第4実施形態に係る折畳式収納箱について、図13を用いて説明する。本実施形態に係る折畳式収納箱は、上記第1実施形態と比べると、形状保持体の形を六角柱にした点で異なる。その他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成及び動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図13は本実施形態の形状保持体を説明する図である。図13において、形状保持体1300の上部六角形枠1301の向かい合う2つの直線枠1302、1303にはそれぞれ骨部1304、1305が回動可能に装着されている。骨部1304、1305の構成は第1実施形態の骨部204と基本的に同じである。点線で示した部分が本実施形態の折畳式収納箱の外形である。
必要に応じて上部六角形枠のほかの直線枠に骨部1304と同構造の骨部を設置してもよい。そうすることで上下方向の強度を増すことができる。第1実施形態と同様のやり方で、折畳式収納箱の高さおよび六角形の形状に基づき側壁骨部の長さを適宜設定できる。
[第5実施形態]
次に本考案の第5実施形態に係る折畳式収納箱について、図14を用いて説明する。本実施形態に係る折畳式収納箱は、上記第1実施形態と比べると、上面を傾斜させた点で異なる。その他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成及び動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図14において、形状保持体1400の上部矩形枠1401は正面側に傾斜している。傾斜した2つの直線枠1402、1403には骨部1404、1405が回動可能に装着されている。点線で示した部分が本実施形態の折畳式収納箱の外形であり、上面の中央部には上面カバーの中央部に丸い穴1406が示してある。本実施形態の折畳式収納箱は折畳式ゴミ箱として使用できる。
骨部1404、1405は、回動したときに上部矩形枠1401および側壁カバーの内側に接しないように形成されている。また、第1実施形態と同様のやり方で、折畳式収納箱の高さおよび傾斜形状に基づき骨部1404、1405の形状を適宜設定できる。
[第6実施形態]
次に本考案の第6実施形態に係る折畳式収納箱について、図15を用いて説明する。本実施形態に係る折畳式収納箱は、上記第1実施形態と比べると、形状保持体の形を円柱にした点で異なる。その他の構成及び動作は、第1実施形態と同様であるため、同じ構成及び動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図15において、形状保持体1500の上部円形枠1501には骨部1502、1503が回動可能に装着されている。点線で示した部分が本実施形態の折畳式収納箱の外形である。
上部円形枠1501に固定される2つの金属製パイプは同軸上に配置さている。また、回動して骨部1502、1503を折り畳んだ場合に、骨部1502、1503が上部円形枠1501および側壁カバーの内側に接しない大きさに骨部1502、1503が形成されている。また、第1実施形態と同様のやり方で、折畳式収納箱の高さおよび円形枠の大きさに基づき骨部1502、1503の形状を適宜設定できる。
上記実施形態ではいずれも上面カバーを設けていたが上面カバーがない折畳式収納箱としてもよい。上面カバーはなくても折畳式収納箱として機能できる。
以上、実施形態を参照して本考案を説明した。本考案は上記実施形態に限定されるものではない。本考案の構成や詳細には、本考案のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

Claims (7)

  1. 底部と、
    前記底部と連続した折り畳み可能な側壁部と、
    前記側壁部を支えるための骨部と、
    を備えた折畳式収納箱であって、
    前記骨部は、
    それぞれが、折畳式収納箱の上面に含まれる直線を中心に回動して、組み立てた状態で前記側壁部を支える第1、第2骨部を含み、
    前記第1、第2骨部は、それぞれ、組み立てた状態で前記底部と接する箇所またはその近傍に、指を掛けるための湾曲部を有する折畳式収納箱。
  2. 前記上面の形状を保持する上部枠をさらに備え、
    前記第1、第2骨部は、前記上部枠に固定された回動軸部材を中心に回動する、請求項1に記載の折畳式収納箱。
  3. 前記折畳式収納箱の上面に含まれる直線を中心に回動して、組み立てた状態で前記底部と接する第3骨部をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の折畳式収納箱。
  4. 前記底部の形状が円形、三角形または六角形であることを特徴とする請求項1または2に記載の折畳式収納箱。
  5. 前記上面が傾斜していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の折畳式収納箱。
  6. 閉塞可能な開口が前記上面に形成されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の折畳式収納箱。
  7. 閉塞可能な開口が前記側壁部の少なくとも一側面に形成されている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の折畳式収納箱。
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