JP6122196B1 - 物品陳列用治具 - Google Patents

物品陳列用治具 Download PDF

Info

Publication number
JP6122196B1
JP6122196B1 JP2016171543A JP2016171543A JP6122196B1 JP 6122196 B1 JP6122196 B1 JP 6122196B1 JP 2016171543 A JP2016171543 A JP 2016171543A JP 2016171543 A JP2016171543 A JP 2016171543A JP 6122196 B1 JP6122196 B1 JP 6122196B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support plate
main plate
bendable
plate
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016171543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018033820A (ja
Inventor
孝親 青木
孝親 青木
Original Assignee
ララデザイン合同会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ララデザイン合同会社 filed Critical ララデザイン合同会社
Priority to JP2016171543A priority Critical patent/JP6122196B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6122196B1 publication Critical patent/JP6122196B1/ja
Publication of JP2018033820A publication Critical patent/JP2018033820A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で、載置陳列状態と吊下げ陳列状態を容易に切替えられる物品陳列用治具を提供すること。【解決手段】正面に物品を保持する物品保持部8を設けた主プレート2と、主プレート2を支持する支持プレート3とを具備する。支持プレート3は、下端部に設けた第1の折曲自在部4を介して主プレート2に連結される。第1の折曲自在部4から所定寸法上方に離間する位置に第2の折曲自在部5を形成し、さらに主プレート2に設けた支持プレートガイド部12,13により、主プレート2の裏面に沿って上下動自在となっている。支持プレート3を上限まで移動した際、その上部は主プレート2の上端から突出して吊下部3b,3cを形成し、吊下げ陳列状態になる。支持プレート3を下限まで移動した際、その上部は主プレート2の上端より下降し且つ第2の折曲自在部5が後方に突出して主プレート立設支持部14を形成し、載置陳列状態になる。【選択図】図1

Description

本発明は、被陳列物品を保持したまま、陳列棚や陳列台上に載置し、又は吊下げ具に吊下げて陳列できる物品陳列用治具に関するものである。
従来、被陳列物品をパッケージ内に収容し、パッケージごと陳列棚やテーブル等に載置して陳列したり、陳列エリアに吊下げ陳列する技術としては、特許文献1に開示されたパッケージがある。また、被陳列物品を包装箱に収容し、被陳列物品を包装箱ごと載置し、又は包装箱ごと吊下げ具に吊下げて陳列する技術としては、特許文献2に開示された包装箱がある。
特公昭44−31626号公報 特開2016−41598号公報
特許文献1に開示された技術は、四角の底を有するパッケージの中に陳列する小物物品を保持するカードを複数枚収容すると共に、パッケージの外からカードに保持させた小物物品の内容情報等が識別できるようにし、前記複数枚のカードをパッケージごと載置陳列するか、パッケージごと吊下げて陳列するものである。また、特許文献2に開示された技術は、被陳列物品を包装箱に収容し、被陳列物品を包装箱ごと載置し又は包装箱ごと吊下げて陳列するものである。
上記特許文献1に開示された技術は、パッケージの構成が複雑であると同時に、パッケージは一度使用したら破棄することが前提であり、再利用することが極めて困難か、不可能となっている。また、特許文献2に開示された技術は、包装箱が複雑な構成であり、一度使用したら破棄することが前提であり、再利用することが困難な構成となっている。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、極めて簡単な構成で、特にハンカチ、マフラー、スカーフ等のそれ自身では一定の立体形状を維持できない被陳列物品であっても適正な状態に保持し、簡単な操作で載置陳列状態にしたり、吊下げ陳列状態にすることができる、何度も使用することが可能な物品陳列用治具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる物品陳列用治具は、正面に物品を保持する物品保持部を設けた主プレートと、前記主プレートを支持する支持プレートとを具備し、前記支持プレートは、その下端部に設けた第1の折曲自在部を介して前記主プレートに連結されており、またこの第1の折曲自在部から所定寸法上方向に離間する位置に第2の折曲自在部が形成され、さらに前記主プレートに設けた支持プレートガイド部により、前記主プレートの裏面に沿って案内されて所定の範囲で上下動自在となっており、前記支持プレートを上限まで移動させたときは、その上部は前記主プレートの上端から突出して前記主プレートを吊下げ治具に吊下げる吊下部を形成し、一方前記支持プレートを下限まで移動させたときは、その上部は前記主プレートの上端より下降し、且つ前記第2の折曲自在部が後方に突出して主プレート立設支持部を形成することを特徴としている。
また、本発明は、上記物品陳列用治具であって、前記支持プレートは、前記第2の折曲自在部から上方に離間する第3の折曲自在部と、前記第3の折曲自在部から上方に離間する第4の折曲自在部とを有し、さらにその先端側部分が折り返されて前記主プレートに固着されていることを特徴としている。
上記物品陳列用治具において、支持プレートには、第3の折曲自在部を挟んで線対称の位置に吊下げ用穴を形成することで吊下部を構成することが好ましい。
また、本発明は、上記物品陳列用治具であって、前記支持プレートガイド部は、前記支持プレートの左右両辺近傍に位置する前記主プレートの所定部分を、一部を残して切欠いた切欠き片とし、切欠いた部分に前記支持プレートの左右両辺近傍部分を挿入して前記支持プレートをその裏面側から支持することを特徴としている。
また、本発明は、上記物品陳列用治具であって、前記支持プレートは、その上端を自由端とし、前記支持プレートを上限まで移動させたときは、その上端は前記主プレートの上端より突出し、前記支持プレートを下限まで移動させたときは、その上端は前記主プレートの上端より下降することを特徴としている。
また、本発明は、上記物品陳列用治具であって、前記支持プレートは、前記第2の折曲自在部から上方に離間する第3の折曲自在部を設け、前記第3の折曲自在部より上方の部分を下方に折り曲げて下方折曲部を形成し、この下方折曲部の下端を自由端とし、前記支持プレートガイド部は、前記下方折曲部の部分を所定の範囲で上下動自在に案内し、前記支持プレートを上限まで移動させたときは、前記第3の折曲自在部は前記主プレートの上端より突出し、前記支持プレートを下限まで移動させたときは、前記第3の折曲自在部は前記主プレートの上端より下降することを特徴としている。
また、本発明は、上記物品陳列用治具であって、前記支持プレートは、前記第2の折曲自在部から上方に離間する第3の折曲自在部を設け、前記第3の折曲自在部から上方部分の上端を自由端とし、前記上端から下方の所定の位置の側辺に外側に突出する突起部を設け、この突起部から下方の所定の位置の側辺に外側に突出するロック爪を設け、前記支持プレートガイド部は、前記支持プレートの突起部とロック爪の間に位置し、前記支持プレートを上限まで移動させたときは、前記支持プレートの上端は前記主プレートの上端より突出し、前記支持プレートを下限まで移動させたときは、前記支持プレートの上端は前記主プレートの上端より下降すると共に、前記支持プレートの突起部が前記支持プレートガイド部に係止され、且つ前記ロック爪が前記支持プレートガイド部に係止されて支持プレートの上方への移動を停止させることを特徴としている。
本発明によれば、物品を吊下げ又は載置できる物品陳列用治具を極めて簡単に構成できる。
また支持プレートを上限又は下限に移動させるだけの簡単な操作で、物品陳列用治具を吊下げ状態又は載置状態にできる。また支持プレートを上限まで移動したときは、支持プレートの上部の吊下部が主プレートの上端より突出するので、その吊下げが容易に行え、一方、支持プレートを下限まで移動したときは、支持プレートの上部の吊下部が主プレートの正面側から見えなくなるので、その美感を増大できる。
物品陳列用治具1の外観例を示す図である。 他の物品陳列用治具1の外観例を示す図である。 他の物品陳列用治具1の外観例を示す図である。 他の物品陳列用治具1の外観例を示す図である。 他の物品陳列用治具1の外観例を示す図である。 他の物品陳列用治具1の外観例を示す図である。 他の物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレートを正面側から見た図である。 図8(a)は物品陳列用治具の支持プレートに設けられる折曲自在部の構成例を示す平面図、図8(b)はその側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は本発明に係る物品陳列用治具1の外観例を示す図で、同図(a)は物品陳列用治具1を吊下げ陳列状態にして主プレートの裏面側から見た斜視図、同図(b)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレートの裏面側から見た斜視図、同図(c)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレートの正面側から見た斜視図である。
図示するように、本物品陳列用治具1は、主プレート2と支持プレート3とを具備する構成である。主プレート2及び支持プレート3はそれぞれ厚紙や合成樹脂シート等の適度な剛性及び弾性を有する材料からなるプレート材である。主プレート2は矩形状で、その正面には陳列する物品を保持させる物品保持部(以下「物品保持部材」という)8が取り付けられている。物品保持部材8はここでは主プレート2及び支持プレート3と同様、適度な剛性及び弾性を有する材料からなる所定の長さと幅を有するプレート材をドーム状に湾曲させ、その上下両端辺を主プレート2の正面に固着した構成である。なお、この物品保持部材8の形状はドーム状に限定されるものでなく、被陳列物品の種類、形状、陳列目的等に応じて被陳列物品を適切に保持して展示できる構成であれば、その形状や構造や材料の種類等はどのようなものであってもよいことは当然である。
支持プレート3はその幅寸法が主プレート2のそれより小さい長方形状(長尺帯状)のプレートであり、主プレート2をその長手方向を上下方向にして配置した状態で、主プレート2の下端辺と支持プレート3の下端辺との間に直線状に形成された第1の折曲自在部4を介在させて主プレート2と支持プレート3とを一体的に接続した構成(例えば、厚紙等の板状体を主プレート2と支持プレート3を一体的に接続した状態で裁断して形成した構成)としている。そして主プレート2の下端辺と支持プレート3の下端辺の境界部に直線状に第1の折曲自在部4を形成した構成である。
更に、支持プレート3には図1(a)に示すように、第1の折曲自在部4から上方に所定寸法離れた位置に支持プレート3を左右に横断するように直線状に第2の折曲自在部5を形成している。同様に、第2の折曲自在部5から上方に所定寸法離れた位置に直線状の第3の折曲自在部6を、第3の折曲自在部6から上方に所定寸法離れた位置に直線状の第4の折曲自在部7を形成し、更に第4の折曲自在部7より先端側の折り返した部分を主プレート2の裏面に固着している。即ち、ここでは支持プレート3の上下方向の両端部はそれぞれ第1の折曲自在部4と第4の折曲自在部7を介在させて主プレート2に固定(接続)され、支持プレート3は主プレート2の裏面に沿って、所定の上限と下限の範囲で上下方向に摺動(移動)できるようになっている。つまり第1〜4の折曲自在部4〜7を設けることにより、それぞれこの部分の剛性を弱め、支持プレート3に折り曲げ力が加わった場合にその折曲自在部を折曲げ中心として支持プレート3が容易に折れ曲がるようにしたものである。
主プレート2の裏面の支持プレート3の左右両側辺の近傍の所定位置には、平面視コ字状の切欠き、即ち一部を残して切欠いた切欠き片からなる支持プレートガイド部12,13が形成されている。支持プレートガイド部12,13は、支持プレート3が上下方向に摺動(移動)するのを支持案内する作用を有すると共に、支持プレート3を主プレート2の裏面に向けて押圧する作用を有している。このように主プレート2に支持プレートガイド部12、13を設け、支持プレートガイド部12、13により、支持プレート3の左右両側辺近傍部分を押圧することにより、支持プレート3の左右両側辺近傍を支持プレートガイド部12、13と主プレート2の裏面との間に挟持することになり、支持プレート3を上下方向に移動させると摩擦力が発生する。つまり支持プレート3に指等により上方又は下方に移動させる力を加え、この力が前記摩擦力を超えると支持プレート3は上方又は下方に移動する。
上記のように支持プレート3にこの支持プレート3を横断するように、第1の折曲自在部4、第2の折曲自在部5、第3の折曲自在部6、第4の折曲自在部7を形成している。そして第1の折曲自在部4の部分が主プレート2に接続されていると共に、第4の折曲自在部7の部分が主プレート2に接続されている。支持プレート3は支持プレートガイド部12、13に支持・案内され、上記のように所定の上限及び下限範囲で上下方向に摺動できるようになっている。
なお、上記例では、支持プレート3の第1の折曲自在部4側を主プレート2と一体に形成した構成となっているが、主プレート2と支持プレート3を別体に切断形成した後、第1の折曲自在部4のさらに先端側(第2の折曲自在部5から離れる方向の側)の部分を主プレート2の下辺部の正面又は裏面に固着した構成としてもよい。また支持プレート3の第4の折曲自在部7側を主プレート2と一体に形成しても良い。
支持プレート3の幅方向中央部の第3の折曲自在部6を挟む上下方向の所定位置には、物品陳列用治具1を吊下げるための吊下げ用穴3b、3cが対称(線対称)に形成されている。支持プレート3を上方に移動させ、支持プレート3が上限位置に達すると、図1(a)に示すように、支持プレート3は第3の折曲自在部6を折曲げ中心として折曲し、その両側が重なり合う。そしてその重なり合った部分が主プレート2の上端辺から上方に突出すると共に、吊下げ用穴3b、3cが互いに重なり合い1個の吊下げ用穴(吊下部)となる。この重なり合った吊下げ用穴に図示しない、棒状の吊下げ治具を挿入することにより、図1(a)に示す物品陳列用治具1は、この吊下げ治具に吊下げられる。
上記吊下げられた物品陳列用治具1の主プレート2の正面に取り付けられた物品保持部材8のドーム内に被陳列物品を収納保持させることにより、被陳列物品を陳列することができる。例えば、物品保持部材8を透明な材料で構成すると、ドーム内に位置する部分の被陳列物品の色彩や形状等を容易に把握できる。例えば、ハンカチ、マフラー、スカーフ等のそれ自身では所定の立体形状を維持できない被陳列物品の特徴を容易に把握できる。
また、図1(a)に示すように吊下げ状態にある物品陳列用治具1の支持プレート3に指等で下方に移動させる力を加え、支持プレート3を下限位置まで移動させ下限位置に達すると、図1(b)に示すように、支持プレート3の下端は第1の折曲自在部4を折曲げ中心として後方に回動し、第2の折曲自在部5が後方に突出すると共に、第2の折曲自在部5から第3の折曲自在部6側が湾曲する。そして第3の折曲自在部6に近づくに伴って主プレート2の裏面に接近し、支持プレートガイド部12、13の位置では完全に主プレート2の裏面に接触し押圧される。またこのとき、図1(b),(c)に示すように、支持プレート3の上部は主プレート2の上端より下降し、吊下部を構成する部分は主プレート2の正面側からは見えなくなり、その美感が増大する。
上記のように支持プレート3を下限まで下方に摺動させたときに、主プレート2の裏面側に第2の折曲自在部5を頂部とする支持プレート3の突出部14が形成される。そしてこの突出部14の底面は平坦であり、物品陳列用治具1を陳列棚等の棚面や台面上に載置すると、主プレート2の下端辺や突出部14の底面が棚面や台面に当接した状態で主プレート2は立設する。このように突出部14は主プレート2の立設を支持する支持部として作用することになる。また、主プレート2を安定に立設するためには、突出部14の底面と主プレート2の正面で形成される角度は90度以下にすることが望ましい。
また、物品保持部材8に保持された被陳列物品の重量により、主プレート2が下方に押圧されて主プレート2を倒すように作用することにより、支持プレート3を図1(a)に示す状態に向けて移動しようとする力が作用する。この力を何らのロック機構も設けることなく、主プレート2の裏面と支持プレート3及び支持プレートガイド部12、13の面の間に発生する摩擦力で相殺しようとすると、この摩擦力を適度に大きくする必要がある。そしてこの摩擦力は主に、支持プレートガイド部12、13が支持プレート3を主プレート2の裏面に押圧する弾性力に左右されるから、この弾性力を適度に大きくしておく必要がある。
図2は本発明に係る物品陳列用治具1の他の外観例を示す図で、同図(a)は物品陳列用治具1を吊下げ陳列状態にして裏面側から見た斜視図、同図(b)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして裏面側から見た斜視図である。本物品陳列用治具1が図1に示す物品陳列用治具1と異なるのは、図1では、主プレート2に支持プレートガイド部12、13を設けているのに対して、本物品陳列用治具1では図2(a)、(b)に示すように主プレート2の所定位置に支持プレート3を横切り、且つ支持プレート3の左右両側辺部を包み込むように1つの支持プレートガイド部16を設けた点である。他の部分は図1の物品陳列用治具1と同一である。
支持プレートガイド部16は、例えば主プレート2及び支持プレート3と同一又は同質の板状体を長方形状(帯状)にした部材からなり、支持プレート3を横切ってその両端部が支持プレート3の左右両側辺近傍で主プレート2の裏面側に折り曲がり、この折り曲がった部分を主プレート2の裏面に固着した構成となっている。主プレート2の下端辺と支持プレート3の下端辺の境界部に第1の折曲自在部4を形成した点、支持プレート3に第2の折曲自在部5、第3の折曲自在部6、第4の折曲自在部7を形成した点、更に第4の折曲自在部7からその先端側の部分を主プレート2の裏面に固着した点も図1に示す物品陳列用治具1と同一である。
上記のように主プレート2の裏面の所定位置に支持プレートガイド部16を取り付け、支持プレートガイド部16と主プレート2の裏面で形成する空間に支持プレート3を挿通し、支持プレート3の上下両端部を主プレート2に接続することにより、支持プレート3は、図1に示す物品陳列用治具1と同様、上限及び下限範囲で上下方向に摺動できるようになる。
そして支持プレート3が上限に達すると図2(a)に示すように、支持プレート3の上端部は第3の折曲自在部6を折曲げ中心として折り曲げられ、この折り曲げられた部分は第3の折曲自在部6を頂部として主プレート2の上端辺から上方に突出する。また、支持プレート3が下限に達すると図2(b)に示すように、主プレート2の裏面側に第2の折曲自在部5を頂部とする支持プレート3による底面が平坦な突出部14が形成される。
上記のように支持プレート3を上限まで摺動させると、主プレート2の上端辺から上方に突出する第3の折曲自在部6を頂部とする突出部が形成され、突出部の吊下げ用穴3b,3cが重なり合った吊下げ用穴に上記のように吊下げ治具を挿入することにより、物品陳列用治具1を吊下げることができる。また、支持プレート3を下限まで摺動させると、主プレート2の裏面側に第2の折曲自在部5を頂部とする支持プレート3の突出部14が形成され、この突出部14の下面を陳列棚等の棚面や台面上に載置すると、主プレート2の下端辺や突出部14の底面が棚面や台面に当接した状態で主プレート2は立設し、この立設を突出部14が支える。
図3は本発明に係る物品陳列用治具1の他の外観例を示す図で、同図(a)は物品陳列用治具1を吊下げ陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図、同図(b)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図である。本物品陳列用治具1が図1に示す物品陳列用治具1と異なる点は、図1に示す物品陳列用治具1では、支持プレート3の第4の折曲自在部7の先端側を、主プレート2の裏面に固着しているのに対して、本物品陳列用治具1では、支持プレート3の上端部は固定しない自由端となっている点である。
また、本物品陳列用治具1では、支持プレート3の上端部分を主プレート2の裏面から離れる側に折り曲げ(折り返し)、折曲げ部3aを支持プレート3の対向する面に重ね合わせて固着している。そしてこの重ね合わせて固着した部分に物品陳列用治具1を吊下げるための吊下げ用穴(吊下部)3eを穿設している。そして折曲げ部3aの下端辺と支持プレート3の面との間に対して段部3dを形成している。図1の物品陳列用治具1の支持プレートガイド部12、13に相当する支持プレートガイド部18、19は、その上下方向の寸法を支持プレートガイド部12、13のそれより長くすると共に、その設ける位置を支持プレートガイド部12、13のそれより支持プレート3の上端側に近づけている。これにより、支持プレートガイド部18、19により支持プレート3を押圧する力を大きくすると共に、支持プレート3の上端部から支持プレートガイド部18、19までの長さを短くしている。
そして本物品陳列用治具1の支持プレート3には図1(a)に示す物品陳列用治具1と同様、主プレート2の下辺との境界部分に第1の折曲自在部4、その上方に第2の折曲自在部5、第3の折曲自在部6を設けている。図1(a)の第4の折曲自在部7に相当する折曲自在部は設けられていない。主プレート2の裏面と対向する支持プレート3の間に発生する摩擦力は、支持プレート3を押圧する支持プレートガイド部18、19の押圧力に依存するから、上記のように支持プレートガイド部18、19の上下方向の寸法を長くし、その弾性力を大きくしたことにより、本物品陳列用治具1では、支持プレート3は主プレート2の裏面との大きい摩擦力により支持されることになり、支持プレート3の上端部を自由端としても、支持プレート3は容易に上方又は下方に移動しないことになる。
支持プレート3を上方に移動させ、上限に達すると図3(a)に示すように支持プレート3の上部は主プレート2の上端から突出すると共に、支持プレート3は支持プレートガイド部18、19により押圧され、主プレート2の裏面に圧接されると共に、第3の折曲自在部6の左右両端部も支持プレートガイド部18、19によって主プレート2の裏面側に押圧される。このため、第3の折曲自在部6の折曲自由度も抑制され、折曲部3aを含む支持プレート3の主プレート2の上端辺から上方に突出する部分も、支持プレート3の剛性により、ふらつくことがなく安定した状態に支持される。
また図3(b)に示すように、支持プレート3を下方に移動させ折曲げ部3aの下端辺で構成される段部3dが支持プレートガイド部18、19の上端辺に当接すると、支持プレート3のそれ以上の下方への移動は阻止される。このように支持プレート3の下方への移動は段部3dが支持プレートガイド部18、19の上端辺に当接すると阻止されるから、この段部3dが支持プレートガイド部18、19に当接する位置が支持プレート3の下限位置となる。このとき支持プレート3の上部は、主プレート2の上端より下降していて、主プレート2の正面側からは隠れる。また、支持プレート3が下限位置に達すると、第3の折曲自在部6が支持プレートガイド部18、19の下端辺に達し、支持プレートガイド部18、19による第3の折曲自在部6の折曲自由度の抑制は解除される。
これにより、支持プレート3の第1の折曲自在部4と第2の折曲自在部5と第3の折曲自在部6を折曲げ中心として第2の折曲自在部5が主プレート2の裏面側に突出するように折り曲げられる。このとき上記のように第3の折曲自在部6の支持プレートガイド部18、19による折曲自由度の抑制は解除されているから、支持プレート3の第3の折曲自在部6を折曲げ中心とする折り曲げ作用に支障はない。
これにより、主プレート2の裏面側に第2の折曲自在部5を頂部とする支持プレート3の突出部14が形成される。そして突出部14の平坦な底面を陳列棚等の棚面や台面に載置すると、図1,図2で説明したのと同様に、主プレート2は立設する。
図4は本発明に係る物品陳列用治具1の他の外観例を示す図で、同図(a)は物品陳列用治具1を吊下げ陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図、同図(b)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図である。本物品陳列用治具1は、図4に示すように、支持プレート3の下端辺と主プレート2の下端辺の境界部に第1の折曲自在部4を形成し、更に第2の折曲自在部5、第3の折曲自在部6を形成しており、これらの点は図1に示す物品陳列用治具1と同一であるが、本物品陳列用治具1では第4の折曲自在部7を形成することなく、第3の折曲自在部6を折曲げ中心としてその先端側の部分を主プレート2側に折り曲げ、折曲げ部3hを形成している。そして折曲げ部3hを主プレート2の裏面の所定位置をコ字状に切欠いて設けた一対の切欠き片である支持プレートガイド部12、13の面と主プレート2の裏面の間の間隙に挿入して下方に延伸させ、更に折曲げ部3hを主プレート2の裏面に摺動自在としてその先端を自由端としている。
上記のように、支持プレート3の折曲げ部3hを主プレート2の裏面に沿って摺動自在とし、その先端を自由端とし、支持プレート3の折曲げ部3hを、主プレート2の裏面に押圧するので、支持プレート3を上方又は下方に移動させると、折曲げ部3hと主プレート2の摺接面に摩擦力が発生する。そして支持プレート3に前記摩擦力を超える力を加え上方向に移動させることにより、上限に達すると支持プレート3は第1の折曲自在部4から第3の折曲自在部6まで第1の折曲自在部4、第2の折曲自在部5及び第3の折曲自在部6を折曲げ中心として折り曲がり平面状に延びると共に、第3の折曲自在部6を頂辺とする折曲げ部3hを含む支持プレート3の上端部は主プレート2の上端から突出し、本物品陳列用治具1は吊下げ陳列状態となる。そしてこの突出部に本物品陳列用治具1を吊下げるための吊下げ用穴3iが穿設されている。吊下げ用穴3iは、前記図1に示す吊下げ用穴3b,3cと同様に、重ね合わせることで1つの穴を形成する2つの穴によって構成されている。
また、図4(a)の状態から、支持プレート3に上記摩擦力を超える力を加え下方向に移動させることより、支持プレート3が下限に達すると、図4(b)に示すように、支持プレート3は第1の折曲自在部4、第2の折曲自在部5及び第3の折曲自在部6を折曲げ中心として折れ曲がり、主プレート2の裏面に第2の折曲自在部5を頂部とする突出部14が形成される。この時、支持プレート3の折曲がりに際して、支持プレート3は第3の折曲自在部6を折曲げ中心として主プレート2の裏面から離間するようにスムーズに折り曲がると共に、第3の折曲自在部6の内面は支持プレートガイド部12、13の上端に当接することになる。突出部14の底面を陳列棚等の棚面や台面上に載置すると、図1,図2で説明したのと同様に、主プレート2は立設する。
図5は本発明に係る物品陳列用治具1の他の外観例を示す図で、同図(a)は物品陳列用治具1を吊下げ陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図で、同図(b)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図である。本物品陳列用治具1は、図5に示すように、主プレート2の下端辺と支持プレート3の下端辺の境界部に第1の折曲自在部4を形成し、更に第2の折曲自在部5、第3の折曲自在部6を形成する点は、図1に示す物品陳列用治具1と同一であるが、本物品陳列用治具1では第4の折曲自在部7を形成することなく、第3の折曲自在部6から先端側の部分の先端部分を主プレート2の裏面から離れる方向に向けて折り返して折曲げ部3aを形成し、折曲げ部3aを含む支持プレート3の上端部を自由端としている。
主プレート2の上端から所定寸法下方位置には支持プレート3を横切るように、帯状の支持プレートガイド部18が設けられている。支持プレートガイド部18は、支持プレート3を支持し、且つ支持プレート3を主プレート2の裏面に沿って上下方向に案内する。支持プレート3は所定の上限及び下限の範囲で上方又は下方に移動できるようになっており、支持プレートガイド部18は上記のように支持プレート3を横切り、且つ支持プレート3の両側から外側に位置する部分を主プレート2の裏面に固着している。そして支持プレート3に上方に移動させる力を加えることにより、支持プレート3は上方に移動し、上限に達すると図5(a)に示すように平板状に伸長して、物品陳列用治具1は吊下陳列状態になる。
支持プレート3を下限まで移動させたときは、上記他の物品陳列用治具1と同様、主プレート2の裏面側に第2の折曲自在部5を頂部とする支持プレート3の突出部14が形成される。また、支持プレート3が下限に到達したときは、折曲げ部3aの下端で形成された段部3dが帯状の支持プレートガイド部材18の上端18aに当接し、支持プレート3のそれ以上の下降を阻止するから、支持プレート3の突出部14が変形したり崩れることはない。即ち、支持プレート3の折曲げ部3aと帯状の支持プレートガイド部18とは、支持プレート3が下限以上に下降するのを阻止するロック機構を構成している。
図6は本発明に係る物品陳列用治具1の他の外観例を示す図で、同図(a)は物品陳列用治具1を吊下げ陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た平面図、同図(b)は物品陳列用治具1を載置陳列状態にして主プレート2の裏面側から見た斜視図である。本物品陳列用治具1は、図6に示すように、支持プレート3の下端部と主プレート2の下端部の境界部に第1の折曲自在部4を形成し、更に支持プレート3に第2の折曲自在部5、第3の折曲自在部6を形成する点は、図1に示す物品陳列用治具1と同一であるが、支持プレート3の上端部は自由端としている。また支持プレート3の下端部と主プレート2の下端部の幅寸法を同一とし、支持プレート3を下限まで移動させ、主プレート2の裏面側に第2の折曲自在部5を頂部とする支持プレート3の突出部14を形成したとき、突出部14の底面の面積は図1に示す物品陳列用治具1に比べて大きくなるようにしている。
支持プレート3の一側辺の所定位置には外側に突起するロック爪3fが形成されており、ロック爪3fから所定寸法上方に離れた位置の両側辺にはそれぞれ外側に突起する突起部3g,3gが設けられている。なお、ロック爪3fの下辺は外側に向かって上方向に傾斜する傾斜面となっている。また、主プレート2には図1に示す物品陳列用治具1と同様、支持プレートガイド部12、13が設けられ、その弾性力で支持プレート3を主プレート2の裏面に押圧するようになっている。ロック爪3fの上辺と突起部3gの下辺は水平であり、これら両辺の間隔寸法は、支持プレートガイド部13の上下方向の長さ寸法より若干大きくなっている。
上記構成の物品陳列用治具1において、図6(a)に示す吊下げ陳列状態、即ち支持プレート3が上下方向に延びきった状態から支持プレート3を下方に移動させると、支持プレート3は第1の折曲自在部4、第2の折曲自在部5及び第3の折曲自在部6を折曲げ中心とし折れ曲がり、主プレート2の裏面下端部に図6(b)に示すように、第2の折曲自在部5を頂部とする突出部14が形成される。この支持プレート3の下降時、ロック爪3fの下辺は外側に向かって上方向に傾斜する傾斜面となっているから、ロック爪3fは支持プレートガイド部13の上端辺と主プレート2裏面の間の間隙を、支持プレートガイド部13を押し退けるようにスムーズに移動する。ロック爪3fが支持プレートガイド部13を通過すると、支持プレートガイド部12,13の上端辺に左右両突起部3gの下辺が当接し、その移動が停止される。これによって物品陳列用治具1は載置陳列状態となる。
この載置陳列状態で主プレート2の正面の物品保持部材8に被陳列物品を保持させ、この被陳列物品を保持させた物品陳列用治具1をその突出部14の底面を陳列棚等の載置面に当接させ陳列することにより、被陳列物品は載置面から離間した位置に適正に陳列されることになる。また、この陳列により、物品陳列用治具1の支持プレート3が上下方向に移動、特に上方向に移動しようとすると、支持プレートガイド部12、13により支持プレート3を主プレート2の裏面に押圧していることから発生する摩擦力でその移動は抑制されるが、更にここではロック爪3fを設けているから、ロック爪3fの上辺が支持プレートガイド部13の下端辺に当接するので、支持プレート3の上方への移動は確実に阻止できる。なお、ここではロック爪3fを支持プレート3の一側辺にのみ設けているが、さらに強いロックによる係止を得たいような場合は、両側辺に設けてもよいことは当然である。
なお、上記実施形態例では、主プレート2にその正面が長方形状に形成されたプレートを用いたが、例えば図7に示すように、主プレート2の輪郭をリスの形状とし、その正面の適正位置に物品保持部材を装着する物品保持部材装着エリア20を設けた構成の主プレート2としてもよい。そして主プレート2の裏面に、例えば図6(a)に示すような支持プレート3を取り付けることで、物品陳列用治具1を構成する。そして主プレート2の裏面側に支持プレート3の突出部14を形成した状態で、支持プレート3の上端部がリスの形状をした主プレート2の頂部から突出しない構成とする。
輪郭がリス形状の主プレート2の正面に取り付けた物品保持部材に被陳列物品を保持させ陳列した場合、被陳列物品を保持したリスが被陳列物品を抱え込んでいる状態のイメージとなる。特に載置陳列状態の場合は、リスの頭部上に支持プレート3の頂部が突出していないので、リスが被陳列物品を抱え込んでいるイメージを阻害することが無い。
ところで、支持プレート3に設ける第1〜第4の折曲自在部4,5,6,7としては、支持プレート3を折曲自在とするものであればどのような構成でも良いが、ここでは図8(a)、(b)に示すように厚紙等の適正な弾力性及び剛性を有するプレート材をプレス加工等により一面に細帯状に凸部101を形成すると共に、他面のこの凸部101に対応する位置に凹部102部を形成した構成を採用している。このような構成とすることにより、支持プレート3に折り曲げ力を加え、それが所定以上となると、凸部101及び凹部102を折曲げ中心として支持プレート3は所定の方向に折れ曲がる。即ち、ここでは支持プレート3に凸部101及び凹部102を設けることにより、その剛性は凸部101及び凹部102を設けていない部分より小さくなり、支持プレート3はこの凸部101及び凹部102を形成した折曲自在部を折曲げ中心として折れ曲がることになる。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造であっても、本発明の作用効果を奏する以上、本願発明の技術的範囲内である。例えば、上記実施形態では、主プレート2の正面輪郭形状を長方形、リスの形状としたが、これに限定されるものではなく、例えばカンガルー形状とし、お腹の袋部分に被陳列物品を収納する構成等種々の形態が可能である。また、上記記載及び各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に矛盾がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。また、上記記載及び各図の記載内容は、その一部であっても、それぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は上記記載及び各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1 物品陳列用治具
2 主プレート
3 支持プレート
3a 折曲げ部
3b 吊下げ用穴(吊下部)
3c 吊下げ用穴(吊下部)
3d 段部
3e 吊下げ用穴(吊下部)
3f ロック爪
3g 突起部
3h 折曲げ部
3i 吊下げ用穴(吊下部)
4 第1の折曲自在部
5 第2の折曲自在部
6 第3の折曲自在部
7 第4の折曲自在部
8 物品保持部材(物品保持部)
12 支持プレートガイド部
13 支持プレートガイド部
14 突出部(主プレート立設支持部)
16 支持プレートガイド部
18 支持プレートガイド部
19 支持プレートガイド部
20 物品保持部材装着エリア
101 凸部
102 凹部

Claims (6)

  1. 正面に物品を保持する物品保持部を設けた主プレートと、前記主プレートを支持する支持プレートとを具備し、
    前記支持プレートは、その下端部に設けた第1の折曲自在部を介して前記主プレートに連結されており、またこの第1の折曲自在部から所定寸法上方向に離間する位置に第2の折曲自在部が形成され、さらに前記主プレートに設けた支持プレートガイド部により、前記主プレートの裏面に沿って案内されて所定の範囲で上下動自在となっており、
    前記支持プレートを上限まで移動させたときは、その上部は前記主プレートの上端から突出して前記主プレートを吊下げ治具に吊下げる吊下部を形成し、一方前記支持プレートを下限まで移動させたときは、その上部は前記主プレートの上端より下降し、且つ前記第2の折曲自在部が後方に突出して主プレート立設支持部を形成することを特徴とする物品陳列用治具。
  2. 請求項1に記載の物品陳列用治具であって、
    前記支持プレートは、前記第2の折曲自在部から上方に離間する第3の折曲自在部と、前記第3の折曲自在部から上方に離間する第4の折曲自在部とを有し、さらにその先端側部分が折り返されて前記主プレートに固着されていることを特徴とする物品陳列用治具。
  3. 請求項1又は2に記載の物品陳列用治具であって、
    前記支持プレートガイド部は、前記支持プレートの左右両辺近傍に位置する前記主プレートの所定部分を、一部を残して切欠いた切欠き片とし、切欠いた部分に前記支持プレートの左右両辺近傍部分を挿入して前記支持プレートをその裏面側から支持することを特徴とする物品陳列用治具。
  4. 請求項1に記載の物品陳列用治具であって、
    前記支持プレートは、その上端を自由端とし、前記支持プレートを上限まで移動させたときは、その上端は前記主プレートの上端より突出し、前記支持プレートを下限まで移動させたときは、その上端は前記主プレートの上端より下降することを特徴とする物品陳列用治具。
  5. 請求項1に記載の物品陳列用治具であって、
    前記支持プレートは、前記第2の折曲自在部から上方に離間する第3の折曲自在部を設け、前記第3の折曲自在部より上方の部分を下方に折り曲げて下方折曲部を形成し、この下方折曲部の下端を自由端とし、
    前記支持プレートガイド部は、前記下方折曲部の部分を所定の範囲で上下動自在に案内し、
    前記支持プレートを上限まで移動させたときは、前記第3の折曲自在部は前記主プレートの上端より突出し、前記支持プレートを下限まで移動させたときは、前記第3の折曲自在部は前記主プレートの上端より下降することを特徴とする物品陳列用治具。
  6. 請求項1に記載の物品陳列用治具であって、
    前記支持プレートは、前記第2の折曲自在部から上方に離間する第3の折曲自在部を設け、前記第3の折曲自在部から上方部分の上端を自由端とし、前記上端から下方の所定の位置の側辺に外側に突出する突起部を設け、この突起部から下方の所定の位置の側辺に外側に突出するロック爪を設け、
    前記支持プレートガイド部は、前記支持プレートの突起部とロック爪の間に位置し、
    前記支持プレートを上限まで移動させたときは、前記支持プレートの上端は前記主プレートの上端より突出し、前記支持プレートを下限まで移動させたときは、前記支持プレートの上端は前記主プレートの上端より下降すると共に、前記支持プレートの突起部が前記支持プレートガイド部に係止され、且つ前記ロック爪が前記支持プレートガイド部に係止されて支持プレートの上方への移動を停止させることを特徴とする物品陳列用治具。
JP2016171543A 2016-09-02 2016-09-02 物品陳列用治具 Expired - Fee Related JP6122196B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171543A JP6122196B1 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 物品陳列用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171543A JP6122196B1 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 物品陳列用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6122196B1 true JP6122196B1 (ja) 2017-04-26
JP2018033820A JP2018033820A (ja) 2018-03-08

Family

ID=58666543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016171543A Expired - Fee Related JP6122196B1 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 物品陳列用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6122196B1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002284149A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Kyoshin Insatsu:Kk 吊下箱
JP2016041598A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 カシオ計算機株式会社 包装箱

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002284149A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Kyoshin Insatsu:Kk 吊下箱
JP2016041598A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 カシオ計算機株式会社 包装箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018033820A (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017056125A (ja) 小物類の収納ケース
JP6122196B1 (ja) 物品陳列用治具
JP2002284149A (ja) 吊下箱
JP2018064988A (ja) 小物類の収納ケース
KR950017655A (ko) 포장구조
JP4177791B2 (ja) 卓上カードスタンド
JP2003192055A (ja) 小物類の収納ケース
JP3248102U (ja) 箱中枠
JPH079816Y2 (ja) 包装用パッケージ
JP3203379U (ja) ファイル背表紙変形防止固定具
JP7354656B2 (ja) 小物類収納ケース
JP4544919B2 (ja) 宝飾品の展示台及び宝飾品展示用ケース
JPS6223721Y2 (ja)
JP7140370B2 (ja) 商品陳列フック用カード類表示具
JP2018118139A (ja) ペンケース
JP7489839B2 (ja) 容器および展示方法
JP2019177060A (ja) 表示器具
JP3137266U (ja) 商品保持展示容器
JP4603302B2 (ja) 複合体のスライド構造及び陳列用表示体
JP6797609B2 (ja) 包装体
JP2013111971A (ja) 携帯文字ボード
JP5768497B2 (ja) 収納具
JP2011051630A (ja) 吊り下げフック付きカートン
JP2023015702A (ja) シート状物品収納ボックス保持具
JP6242112B2 (ja) ファイル用のボックス

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6122196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees