JP7444013B2 - 組立式箱体 - Google Patents

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Description

本件は、台車に載せられる搬送用の組立式箱体に関する。
従来、車の通行が困難な狭い路地や歩行者専用道路のある地域では、人力で動かす台車を用いて荷物の搬送が行われている。このような台車に載せられる箱体としては、不使用時の収納性や保管性を確保する観点から、折畳可能に構成された組立式のものが知られている。例えば特許文献1には、中空構造の板材からなる複数の内部材どうしが重なり合うように、内部材の間を外部シートで折り曲げ自在に連結した収納箱が開示されている。この収納箱によれば、外部シートの折り曲げで全ての内部材が重なり合って平面状に小さくなるため、不使用時に収納箱をコンパクトに格納できるとされている。
特許第5631046号公報
ところで、上記のような内部材(内装体)と外部シート(外装体)とで構成された箱体は、外部シートの折り曲げで内部材が重なり合う構成によりコンパクトな折畳状態は実現しうるものの、骨格となる剛体が設けられていないため潰れ変形を抑制できない虞がある。一方で、補強のために箱体に剛体を追加すれば、折り曲げ性が損なわれることでコンパクトな折畳状態の実現が困難になる。
本件は、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、組立式箱体において、潰れ変形を抑制しつつコンパクトな折畳状態を実現することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用及び効果であって、従来の技術では得られない作用及び効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
ここで開示する組立式箱体は、台車に載せられる搬送用の組立式箱体であって、可撓性をもつシート材で形成され、組立状態において矩形状の底面部から四角筒状の周面部が立設された容器状をなすと共に前記周面部の上縁部が矩形状の開口部を画成する外装体と、前記シート材よりも厚い板材で形成され、前記組立状態において前記周面部の内側に重ねられて前記周面部に取り外し自在に固定される内装体と、前記周面部のうち長さ方向において互いに対面する一対の側面部の各々に対応する枠状に形成され、前記組立状態で前記側面部と前記内装体との間に配置される一対の側フレームと、を備えている。
本件によれば、組立式箱体において、潰れ変形を抑制しつつコンパクトな折畳状態を実現できる。
台車に載せられた組立式箱体の側面図である。 組立式箱体の分解斜視図である。 外装体に対する内装体の固定構造を説明する模式的な断面図である。 側フレーム及び開口フレームの斜視図である。 全閉状態をなす組立式箱体の斜視図である。 半閉状態をなす組立式箱体の斜視図である。 全開状態をなす組立式箱体の要部の側面図である。 (a)~(d)は、組立式箱体の折畳手順を順に説明する模式的な側面図である。
以下、図面を参照して本件の実施形態について説明する。この実施形態はあくまでも例示に過ぎず、下記の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1に示すように、本実施形態に係る組立式箱体1(以下、単に「箱体1」という)は、荷物(例えば配送物)を搬送するための器であって、台車10に載せられて使用される。ここでは、手押しタイプの台車10を例示する。台車10は、複数のキャスタ12が取り付けられた平板状の荷台11と、荷台11の一端部(後端部)の上面から立設された枠状のハンドル部13とを備える。台車10は、ハンドル部13の後方に立ったオペレータによって前方へ押されることで移動する。
箱体1は、台車10の荷台11に載置される。箱体1は、荷物を収容可能な空間(以下、「収容空間」ともいう)を内部に有する組立状態と、組立状態よりも小さく折り畳まれた折畳状態(図1中の二点鎖線参照)とに変形可能である。本実施形態では、高さ方向HDの寸法が組立状態よりも折畳状態で縮小される箱体1を例示する。
以下、水平面に載置された組立状態の箱体1について説明する。すなわち、以下の説明において、箱体1の高さ方向HDは上下(鉛直)方向と一致し、箱体1の幅方向WD及び長さ方向LDはいずれも水平方向に沿う。なお、高さ方向HDと幅方向WDと長さ方向LDとは、互いに直交する。また、箱体1の内部の収容空間に向かう側を「内側」とし、この反対側(収容空間から離隔する側)を「外側」とする。
図2に示すように、箱体1は、容器状(有底四角筒状)をなす外装体2と、外装体2の内側に配置(内装)される内装体3と、外装体2及び内装体3の間に配置される補強用の一対の側フレーム5とを備える。また、本実施形態の箱体1は、補強用の開口フレーム6と、外装体2及び内装体3を上方から被覆可能な蓋体4とを更に備えている。
外装体2は、可撓性をもつシート材で形成される。換言すれば、外装体2は、折り曲げ可能な柔軟で薄い素材で形成される。外装体2に適用されるシート材としては、可撓性に加えて耐久性や防水性を併せもつターポリンが好適である。
一方、内装体3は、外装体2に適用されるシート材よりも厚い板材で形成される。換言すれば、内装体3は、外装体2よりも折り曲げが困難な硬くて厚い素材で形成される。内装体3に適用される板材としては、適度な剛性に加えて防水性をもつと共に中空構造により軽量化が図られたプラスチック段ボールが好適である。
側フレーム5及び開口フレーム6は、折り曲げが困難な細長い剛体で形成される。側フレーム5及び開口フレーム6に適用される素材としては、例えば鋼材が挙げられる。
蓋体4は、剛性を確保する観点から、好ましくは内装体3と同様の素材(外装体2に適用されるシート材よりも厚い板材)で形成される。本実施形態では、外装体2に適用されるシート材と内装体3に適用される板材とが組み合わせて形成された蓋体4を例示する。
本実施形態の外装体2は、収容空間の外周を囲む四角筒状の周面部20と、収容空間の下方に位置する矩形状の底面部21と、周面部20の上縁部22から突設されたフラップ部26とを有する。周面部20は、底面部21から上方へ立設されている。周面部20の上縁部22は、荷物の出入口として機能する矩形状の開口部29を画成する。
周面部20は、長さ方向LDにおいて互いに対面する一対の矩形状の短面部(側面部)23,24と、幅方向WDにおいて互いに対面する一対の矩形状の長面部25,25とを有する。各短面部23,24は、幅方向WD及び高さ方向HDに沿う平面状をなし、各長面部25,25は、長さ方向LD及び高さ方向HDに沿う平面状をなす。
本実施形態では、短面部23,24の幅方向WDの寸法が、長面部25,25の長さ方向LDの寸法よりも短く設定されている。すなわち、外装体2は、幅方向WDの寸法W1が長さ方向LDの寸法L1よりも短く形成されている(W1<L1)。以下、各構成について、幅方向WDの寸法を「幅寸法」ともいい、長さ方向LDの寸法を「長さ寸法」ともいう。
フラップ部26は、内装体3を周面部20に固定するための固定代である。本実施形態では、短面部23,24と長面部25,25との各上縁部からそれぞれ突設された台形状の四つのフラップ部26を例示する。
ここで、一対の短面部23,24のうち、蓋体4が回動自在に取り付けられた一方(一方の側面部)を「前短面部23」ともいい、他方(他方の側面部)を「後短面部24」ともいう。本実施形態の箱体1が台車10に置かれた状態では、前短面部23が後短面部24よりも前方(台車10の進行方向)に配置され、後短面部24が台車10のハンドル部13の前方に隣接して配置される(図1参照)。このように、箱体1は、長さ方向LDが台車10の前後方向と一致する姿勢で台車10に載せられる。
後短面部24には、台車10のハンドル部13に固定される固定部材9が取り付けられている。ここでは、固定部材9として、ハンドル部13に巻き付けられた状態で面ファスナーやボタン等の係合手段(図示略)により固定されるベルトを例示する。ただし、固定部材9は、台車10のハンドル部13に固定される構造であればよく、ベルトに限定されない。
箱体1は、固定部材9が台車10のハンドル部13に固定されることで、台車10に載せられた状態で固定される。これにより、荷台11からの箱体1の脱落や、荷台11上における箱体1の振動が抑制される。
図2に示すように、本実施形態の外装体2は、底面部21を貫通する水抜き用の孔部27を有する。孔部27は、底面部21における後短面部24との接続部分の近傍に設けられる。ここでは、二つの孔部27が形成された底面部21を例示する。
また、本実施形態の外装体2は、底面部21の四隅において、可撓性をもつ複数のシート材が高さ方向HDに積層された多層部28を有する。底面部21は、このように四隅に多層部28が設けられることで、四隅が他の部位よりも補強されている。
内装体3は、外装体2と別体で形成され、周面部20の内側に重ねられて周面部20に取り外し自在に固定される。本実施形態の内装体3は、一対の短面部23,24の内側にそれぞれ重ねられる一対の内短面体31,31と、一対の長面部25,25の内側にそれぞれ重ねられる一対の内長面体32,32とを有する。一対の内短面体31及び一対の内長面体32は、互いに別体で形成される。なお、本実施形態の箱体1には、内装体3と同様の板材で形成され、外装体2の底面部21の内側(上側)に重ねられる内底面体35も設けられている。
図3に示すように、本実施形態の内装体3は、周面部20から内側に折り返されたフラップ部26と周面部20との間に配置され、周面部20及びフラップ部26の双方に取り外し自在に固定される。ここでは、面ファスナー33,34により、周面部20及びフラップ部26のそれぞれに剥離自在に貼り合わせられる内装体3を例示する。なお、図3には、周面部20に対する内装体3の固定構造として、長面部25に対する内長面体32の固定構造を例示するが、短面部23,24に対する内短面体31の固定構造も同様である。また、図面では、面ファスナー33,34及び後述する面ファスナー8に網点を付して示す。
内装体3と周面部20とを貼り合わせる面ファスナー33は、内装体3及び周面部20において互いに対面する位置に設けられる。詳細にいえば、この面ファスナー33は、内装体3の内短面体31及び内長面体32の各外面(外側を向く面)と、外装体2の短面部23,24及び長面部25の各内面(内側を向く面)とにおいて、互いに対面する位置に設けられる。
一方、内装体3とフラップ部26とを貼り合わせる面ファスナー34は、内装体3及びフラップ部26において互いに対面する位置に設けられる。詳細にいえば、この面ファスナー34は、内装体3の内短面体31及び内長面体32の各内面(内側を向く面)と、周面部20から内側に折り返された状態のフラップ部26の各外面(外側を向く面)とにおいて、互いに対面する位置に設けられる。
図4に示すように、側フレーム5及び開口フレーム6はいずれも、矩形の枠状をなす。具体的にいえば、一対の側フレーム5は、一対の短面部23,24の各々に対応する枠状に形成され、開口フレーム6は、開口部29を囲む枠状に形成される。側フレーム5は、外装体2の短面部23,24と内装体3の内短面体31,31との間に配置される。一方、開口フレーム6は、周面部20の上縁部22に固定される。
以下、側フレーム5のうち、短面部23,24の上縁部に沿って配置される部位を「上辺部51」ともいう。また、開口フレーム6のうち、短面部23,24に沿って配置される部位を「短辺部(辺部)61」ともいい、長面部25,25に沿って配置される部位を「長辺部62」ともいう。側フレーム5の上辺部51と開口フレーム6の短辺部61とはいずれも、幅方向WDに沿う直線状に延びる。これに対し、開口フレーム6の長辺部62は、長さ方向LDに沿う直線状に延びる。
本実施形態の側フレーム5は、開口フレーム6の短辺部61に回動自在に取り付けられている。詳細にいえば、側フレーム5は、上辺部51が開口フレーム6の短辺部61に枢支されている。したがって、図4に破線の双方向矢印で示すように、側フレーム5は、上辺部51を回動軸にして回動自在である。
側フレーム5は、箱体1が組立状態と折畳状態とに変形させられる(組み立てられる又は折り畳まれる)際に、上縁部51を軸にして回動させられる。側フレーム5は、図4に実線で示すように、組立状態では短面部23,24に沿って(幅方向WD及び高さ方向HDに沿う姿勢で)配置されるのに対し、図4に破線で示すように、折畳状態では開口フレーム6とほぼ平行に(幅方向WD及び長さ方向LDに沿う姿勢で)配置される。なお、図4には、折畳状態における一対の側フレーム5として、前側(一方)の側フレーム5が開口フレーム6に下方から当接し、後側(他方)の側フレーム5が前側の側フレーム5に下方から当接して配置される例を示す。
側フレーム5の上辺部51と開口フレーム6の全体とは、周面部20の上縁部22に内蔵される(外装体2をなすシート材で覆われる)。一方、側フレーム5の上辺部51以外の部分は、短面部23,24から離隔可能となるように、短面部23,24よりも内側に(外装体2をなすシート材で覆われずに)配置される。
なお、上記のとおり短面部23,24と内短面体31,31との間には側フレーム5が配置されるのに対し、長面部25と内長面体32との間には、側フレーム5の一部及び開口フレーム6の長辺部62が配置されうるものの、これら以外の補強用のフレームは配置されない。
図5に示すように、蓋体4は、前短面部23に取り付けられており、開口部29を開閉する。本実施形態の蓋体4は、開口部29の全体を閉鎖する全閉状態において、幅寸法W2及び長さ寸法L2が、組立状態における外装体2の幅寸法W1及び長さ寸法L1よりもそれぞれ僅かに長くなるように形成されている(L2>L1,W2>W1)。蓋体4は、全閉状態において、一対の側フレーム5及び開口フレーム6上に載置される。換言すれば、全閉状態の蓋体4は、側フレーム5及び開口フレーム6によって下方から支持される。
本実施形態の蓋体4は、幅方向WDに沿って延びる折線43を介して互いに連接された二つの蓋面部41,42と、蓋面部41,42の縁部から突設された複数のフラップ部44とを有する。ここでは、二つの蓋面部41,42が互いにほぼ等しい形状及び大きさに形成された蓋体4を例示する。
蓋面部41,42及びフラップ部44の各々は、内装体3と同様の板材で矩形状に形成されている。本実施形態の蓋面部41,42及びフラップ部44は、より詳細には、内装体3と同様の板材が外装体2と同様のシート材で覆われた(包まれた)ものである。
以下、蓋体4において、前短面部23に取り付けられた基端部45側の一方の蓋面部41を「前蓋面部41」ともいい、基端部45と反対側である先端部46側の他方の蓋面部42を「後蓋面部42」ともいう。
フラップ部44は、前蓋面部41における幅方向WDの両側の縁部と、後蓋面部42における幅方向WDの両側の縁部及び先端部46側の縁部との五箇所から突設されている。本実施形態では、後蓋面部42における先端部46側の縁部から突設されたフラップ部44が、蓋体4の先端部46をなす。
全閉状態の蓋体4では、二つの蓋面部41,42が開口部29上で長さ方向LDに並設される。また、全閉状態の蓋体4では、各フラップ部44が蓋面部41,42から下方(底面部21側)へ垂れ下がり、周壁部20の外側に配置される。
図6,7に示すように、蓋体4は、蓋面部41,42どうしが折線43で折り返されて重なり合う二つ折り状態に折畳可能である。図6に示すように、蓋体4は、開口部29上で蓋面部41,42どうしが重なり合う二つ折り状態では、開口部29の前短面部23側(前側)の約半分のみを閉鎖する半閉状態となる。本実施形態では、半閉状態の蓋体4として、開口部29上に配置された前蓋面部41の上方に後蓋面部42が重ねられた二つ折り状態の蓋体4を例示する。なお、半閉状態は、開口部29の後短面部24側(後側)の約半分が開放される状態でもあるため、「半開状態」ともいえる。
図7に示すように、蓋体4は、前短面部23の外側(前方)で蓋面部41,42どうしが重なり合う二つ折り状態では、開口部29の全体を開放する全開状態となる。本実施形態では、全開状態の蓋体4として、前短面部23の外側(前方)に配置された前蓋面部41の外側(前方)に、後蓋面部42が重ねられた二つ折り状態の蓋体4を例示する。このように、本実施形態の半閉状態と全開状態とでは、折線43における蓋面部41,42の折り曲げ方向が互いに反対となる。
なお、図7では、全開状態をなす蓋体4の蓋面部41,42を見やすくするために、フラップ部44を省略している。二つ折り状態(半閉状態及び全開状態)において、各蓋面部41,42における幅方向WDの両側の縁部から突設された四つのフラップ部44は、コンパクト化のために、蓋面部41,42の間に折り込まれてもよい。
本実施形態の箱体1は、蓋体4の二つ折り状態を維持するためのフック7及び面ファスナー8を備えている。フック7は、前短面部23の上縁部に掛止可能な鉤型をなす金属製の部品であり、蓋体4の先端部46に設けられる。フック7は、蓋体4が前短面部23の外側で二つ折り状態(全開状態)をなすときに、前短面部23の上縁部に引っ掛けられることで前短面部23に係止される。本実施形態のフック7は、前短面部23の上縁部に配置された側フレーム5の上辺部51及び開口フレーム6の短辺部61と、前短面部23の内側に重ねられた内短面体31の上縁部とに引っ掛けられることで、前短面部23に係止される。
面ファスナー8は、二つ折り状態をなす二つの蓋面部41,42において互いに対面する位置に設けられ、蓋面部41,42どうしを剥離自在に貼り合わせる。本実施形態の面ファスナー8は、蓋体4が前短面部23の外側で二つ折り状態(全開状態)をなすときに互いに対面する位置に設けられている。詳細にいえば、面ファスナー8は、前短面部23の外側(前方)に配置された前蓋面部41の外面(外側〔前方〕を向く面)と、前蓋面部41の外側(前方)に配置された後蓋面部42の内面(内側〔後方〕を向く面)とにおいて、互いに対面する位置に設けられる。
図5に示すように、本実施形態の箱体1は、蓋体4を全閉状態に固定するロック部材70を更に備えている。ここでは、蓋体4に結合されたバックル72と、後短面部24に結合された差込片71とを有するロック部材70を例示する。ロック部材70は、蓋体4が全閉状態であるときに、差込片71がバックル72に差し込まれて固定されることにより、全閉状態の蓋体4を外装体2に固定する。これにより、ロック部材70は、蓋体4の意図しない開放を防止する。なお、ロック部材70は、バックル72に差し込まれた差込片71をバックル72に錠で締結する鍵付きの構造を有していてもよい。
以下、図8(a)~(d)を参照して、箱体1を組立状態から折畳状態に変形させる手順(折畳手順)を説明する。
図8(a)に示すように、まず、外装体2の周面部20及びフラップ部26と内装体3との固定を解除し、内装体3を外装体2から取り外して上方へ引き抜く。本実施形態では、面ファスナー33,34でそれぞれ貼り合わせられた部分を剥がすことにより、周面部20及びフラップ部26と内装体3との固定を解除する。
次いで、図8(b)に示すように、側フレーム5を開口フレーム6に対して回動させ、側フレーム5を開口フレーム6とほぼ平行に配置する。これにより、一対の側フレーム5が短面部23,24からそれぞれ離隔するため、側フレーム5による短面部23,24の支持が解除される。この結果、周面部20が折り畳み可能となる。
続いて、図8(c)に示すように、側フレーム5及び開口フレーム6を下方へ(底面部21へ向けて)降ろし、周面部20を折り畳む。これにより、外装体2の高さ方向HDの寸法が縮小される。
その後、側フレーム5及び開口フレーム6の上方に内装体3を重ねる。本実施形態では、一対の内短面体31と一対の内長面体32とを重ねて側フレーム5及び開口フレーム6の上方に配置する。
そして、図8(d)に示すように、外装体2及び内装体3の上方に蓋体4を被せる。これにより、箱体1が折畳状態となる。なお、内底面体35は、図8(a),(b)に示すように底面部21の上方に重ねられる。
箱体1を折畳状態から組立状態に変形させる手順(組立手順)は、上記の折畳手順と逆である。
[2.作用及び効果]
(1)箱体1によれば、枠状に形成された一対の側フレーム5が、組立状態において一対の短面部23,24と内装体3との間にそれぞれ配置されるため、側フレーム5で短面部23,24を支持及び補強できる。これにより、組立状態の箱体1において剛性が確保されることから、潰れ変形を抑制できる。特に、高さ方向HDに沿って配置される側フレーム5によれば、組立状態の箱体1において高さ方向HDの耐荷重強度を高められる。よって、高さ方向HDの潰れ変形を効果的に抑制できる。
また、可撓性をもつシート材で形成された外装体2に対し、板材で形成された内装体3が取り外し自在であるため、組立状態の箱体1では内装体3で剛性を確保しつつも、箱体1を折り畳む際には、外装体2から内装体3を取り外すことで、内装体3に関わらず外装体2を折畳可能となる。これにより、外装体2を様々な形状に折り畳むことが容易となるため、箱体1においてコンパクトな折畳状態を実現できる。
(2)開口部29を囲む枠状に形成された開口フレーム6が周面部20の上縁部22に固定されていれば、周面部20の上縁部22を開口フレーム6で補強できると共に、組立状態と折畳状態とのいずれにおいても開口部29を維持できる。このため、箱体1を折畳状態から組立状態に変形させる(組み立てる)際の組立作業性を高められる。また、開口フレーム6の短辺部61に回動自在に取り付けられた側フレーム5を回動させれば、側フレーム5を短面部23,24から離隔させられるため、側フレーム5による短面部23,24の支持を解除できる。これにより、周面部20の折畳が更に容易となることから、コンパクトな折畳状態を更に実現しやすくできる。
(3)組立状態において、外装体2の周面部20とフラップ部26との間に配置された内装体3が周面部20及びフラップ部26の双方に取り外し自在に固定されれば、内装体3の両面(内面及び外面)を外装体2に固定できる。このため、内装体3の姿勢を更に安定化できる。これにより、組立状態の箱体1において剛性がより適切に確保されることから、潰れ変形を更に抑制できる。
(4)組立状態で幅寸法W1が長さ寸法L1よりも短い外装体2では、長さ方向LDにおいて互いに対面する端面部23,24が側フレーム5で支持及び補強される。このように、側フレーム5の支持及び補強対象を、長面部25よりも小さい短面部23,24とすることで、側フレーム5の大きさを抑えながらも、上記のように組立状態の箱体1において剛性を確保できる。よって、潰れ変形を抑制しながらも、コンパクトな折畳状態を更に実現しやすくできる。
(5)開口部29を開閉する蓋体4が前短面部23(短面部23,24の一方)に回動自在に取り付けられていれば、蓋体4で開口部29を覆うことにより、箱体1の内部への雨やごみ等の異物の侵入を抑制できると共に、箱体1に収容された荷物の盗難防止に寄与する。
また、幅方向WDに沿う前短面部23(短面部23,24の一方)に回動自在に取り付けられた蓋体4は、開口部29を開閉する際に幅方向WDには移動しないため、蓋体4の開閉時(回動時)における幅方向WDの外側への広がりを防止できる。これにより、蓋体4の開閉時に、箱体1の幅方向WDの外側に存在する人や物体等の障害物への蓋体4の接触を防止できる。
特に、組立状態で幅寸法W1が長さ寸法L1よりも短い外装体2を備えた箱体1では、上記のように蓋体4の幅方向WDの外側への広がりが防止されることで、蓋体4の開閉時にも箱体1の幅寸法を小さく抑えられる。このため、狭い通路においても、障害物との接触を回避しながら箱体1を搬送しやすくできる。
(6)蓋体4が二つ折り状態に折畳可能であれば、二つ折り状態の蓋体4を開口部29上に配置することで、開口部29の一部(本実施形態では約半分)を覆うことができる。このため、荷物の出入口を確保しながらも、箱体1の内部への異物の侵入を抑制できると共に、荷物の盗難防止に寄与する。また、開口部29を開放する際には、蓋体4を二つ折り状態とすることで、蓋体4をコンパクト化できる。よって、箱体1の外部に存在する障害物への蓋体4の接触を抑制できる。
また、二つ折り状態の蓋体4において、蓋面部41,42の幅方向WDの縁部から突設されたフラップ部44を蓋面部41,42の間に折り込んで収納すれば、フラップ部44の幅方向WDの外側への広がりを防止できる。これにより、フラップ部44を蓋面部41,42の間に折り込まない場合と比べて、二つ折り状態の蓋体4が幅方向WDにおいてコンパクト化されるため、狭い通路においても、障害物との接触を回避しながら箱体1を搬送しやすくできる。
(7)蓋体4が組立状態の外装体2における前短面部23の外側で二つ折り状態をなすときに、蓋体4の先端部46に設けられたフック7が前短面部23に係止されれば、前短面部23の外側で蓋体4を二つ折り状態に保持できる。このため、前蓋面部41からの後蓋面部42の垂れ下がりや、蓋面部41,42どうしの相対的な揺動を抑制できる。よって、箱体1の外部に存在する障害物への蓋体4の接触を抑制できると共に、開口部29の全体が開放された状態を適切に維持できる。
また、前短面部23の上縁部に設けられた側フレーム5の上辺部51にフック7が引っ掛けられれば、フック7が側フレーム5で支持されるため、前短面部23にフック7をより安定して係止させられる。これに加えて、前短面部23の上縁部に設けられた開口フレーム6の短辺部61にもフック7が引っ掛けられれば、フック7が開口フレーム6でも支持されるため、前短面部23にフック7を更に安定して係止させられる。よって、前短面部23の外側で蓋体4をより確実に二つ折り状態に保持できる。
(8)二つ折り状態をなす蓋体4において蓋面部41,42どうしを剥離自在に貼り合わせる面ファスナー8が設けられれば、面ファスナー8によって蓋体4を二つ折り状態に保持できる。このため、フック7と同様に、前蓋面部41からの後蓋面部42の垂れ下がりや蓋面部41,42どうしの相対的な揺動を抑制できる。よって、箱体1の外部に存在する障害物への蓋体4の接触を抑制できると共に、開口部29の全体又は一部が開放された状態を適切に維持できる。
また、フック7と面ファスナー8との双方が設けられた箱体1によれば、組立状態の外装体2における前短面部23の外側で二つ折り状態をなす蓋体4が面ファスナー8で二つ折り状態に保持されることにより、フック7を前短面部23に係止しやすくなる。また、搬送中の振動や接触等により、たとえフック7が前短面部23から外れたとしても、面ファスナー8により蓋体4を二つ折り状態に保持できる。このため、箱体1の外部に存在する障害物への蓋体4の接触をより確実に抑制できると共に、開口部29の全体が開放された状態をより適切に維持できる。
(9)全閉状態において、組立状態での外装体2の長さ寸法L1よりも長さ寸法L2の長い蓋体4が一対の側フレーム5上に載置されれば、全閉状態の蓋体4を一対の側フレーム5で支持できる。これにより、全閉状態の蓋体4の姿勢を安定化できると共に、開口部29を蓋体4でより確実に覆えるため、箱体1の内部への異物の侵入をより確実に防止できる。
また、全閉状態において、組立状態での外装体2の幅寸法W1よりも幅寸法W2の長い蓋体4が一対の開口フレーム6上に載置されれば、全閉状態の蓋体4を開口フレーム6でも支持できる。これにより、全閉状態の蓋体4の姿勢を更に安定化できると共に、開口部29を蓋体4で更に確実に覆えるため、箱体1の内部への異物の侵入を一層確実に防止できる。
なお、組立状態での外装体2の長さ寸法L1及び幅寸法W1よりも長さ寸法L2及び幅寸法W2がそれぞれ長い蓋体4に設けられたフラップ部44によれば、全閉状態の蓋体4において、フラップ部44が周面部20の外側に重なることで、箱体1の外部への開口部29の露出をより確実に防止できる。このため、箱体1の内部への異物の侵入を更に確実に防止できる。
(10)台車10のハンドル部13に固定される固定部材9が、後短面部24(短面部23,24のうち蓋体4の取り付けられない他方)に取り付けられていれば、オペレータがハンドル部13を押して台車10を移動させる際に、前短面部23が後短面部24よりも前方に配置され、全閉状態の蓋体4の先端部46が基端部45よりも後方(オペレータ側)に配置される。これにより、オペレータが全閉状態の蓋体4の先端部46にアクセスしやすくなるため、蓋体4を開閉しやすくなる。よって、蓋体4の開閉作業性を高められる。
また、蓋体4が半閉状態をなす際には、開口部29のうちの後方(オペレータ側)の部分が開放されるため、オペレータが開口部29の開放された部分にアクセスしやすくなる。よって、蓋体4が半閉状態である場合の荷物の取出及び挿入の作業性も高められる。
(11)底面部21を貫通する水抜き用の孔部27を有する外装体2によれば、外装体2の内部に浸入した水(例えば雨水)を孔部27から排出できる。このため、箱体1の内部に収容された荷物の浸水を抑制できる。
特に、底面部21のうち、台車10のハンドル部13に固定される後短面部24との接続部分の近傍に孔部27が設けられていれば、オペレータがハンドル部13を手前(後方)かつ下方へ引いて荷台11を傾けることで、重力の作用により、外装体2の内部の水分を孔部27(後短面部24)側へと集められる。このため、外装体2の内部の水分を孔部27からより適切に排出できる。
(12)底面部21の四隅で複数のシート材が積層された多層部28を有する外装体2によれば、外装体2の折畳性を維持しつつ、底面部21において応力が集中しやすい四隅をピンポイントに補強できる。よって、箱体1においてコンパクトな折畳状態を実現しながらも、外装体2の破損を抑制できる。
[3.変形例]
箱体1の各構成の素材は、上記の例示に限定されない。蓋体4は、内装体3と同様の板材のみで形成されてもよいし、外装体2と同様のシート材のみで形成されてもよい。また、側フレーム5と開口フレーム6とは、互いに異なる素材で形成されてもよい。
外装体2及び内装体3の形状は、上記の例示に限定されない。外装体2は、幅寸法W1が長さ寸法L1以上(W1≧L1)となる容器状をなしてもよい。また、外装体2は、フラップ部26が省略されてもよいし、底面部21の孔部27や多層部28が省略されてもよい。内装体3は、外装体2の周面部20に対応した形状であればよい。なお、内底面体35は省略されてもよい。
内装体3を周面部20に取り外し自在に固定する構造は、上記の面ファスナー33,34に限定されない。この固定構造としては、例えば、凹凸部分が互いに離脱自在に嵌合する固定構造や、ボタン等の周知の固定構造が適用されてもよい。
蓋体4の折線43における二つの蓋面部41,42の折り曲げ方向は特に限定されない。例えば、半閉状態の蓋体4では、図6に例示した折り曲げ方向とは反対に蓋面部41,42が折り曲げられることで、後蓋面部42の上方に前蓋面部41が重ねられてもよい。
また、蓋体4は、二つ折り状態に折畳可能に構成されなくてもよいし、フラップ部44が省略されてもよい。なお、蓋体4は、箱体1から省略されてもよい。フック7及び面ファスナー8も、一方または両方が箱体1から省略されてもよい。
台車10上における箱体1の姿勢は特に限定されない。箱体1は、その幅方向WDが台車10の前後方向と一致する姿勢で台車10に載せられてもよい。あるいは、箱体1は、蓋体4の取り付けられた前短面部23がハンドル部13に前方から隣接する姿勢(上記の実施形態と前後を反転させた姿勢)で台車10に載せられてもよい。また、台車10の構成も上記の例示に限定されない。
1 箱体(組立式箱体)
2 外装体
3 内装体
4 蓋体
5 側フレーム
6 開口フレーム
7 フック
8 面ファスナー
9 固定部材
10 台車
11 荷台
12 キャスタ
13 ハンドル部
20 周面部
21 底面部
22 上縁部
23 前短面部(短面部,側面部)
24 後短面部(短面部,側面部)
25 長面部
26 フラップ部
27 孔部
28 多層部
29 開口部
31 内短面体
32 内長面体
33,34 面ファスナー
35 内底面体
41 前蓋面部(蓋面部)
42 後蓋面部(蓋面部)
43 折線
44 フラップ部
45 基端部
46 先端部
51 上辺部
61 短辺部(辺部)
62 長辺部
70 ロック部材
71 差込片
72 バックル
HD 高さ方向
L1 外装体2の長さ方向LDの寸法
L2 全閉状態における蓋体4の長さ方向LDの寸法
LD 長さ方向
W1 外装体2の幅方向WDの寸法
W2 全閉状態における蓋体4の幅方向WDの寸法
WD 幅方向

Claims (10)

  1. 台車に載せられる搬送用の組立式箱体であって、
    可撓性をもつシート材で形成され、組立状態において矩形状の底面部から四角筒状の周面部が立設された容器状をなすと共に前記周面部の上縁部が矩形状の開口部を画成する外装体と、
    前記シート材よりも厚い板材で形成され、前記組立状態において前記周面部の内側に重ねられて前記周面部に取り外し自在に固定される内装体と、
    前記周面部のうち長さ方向において互いに対面する一対の側面部の各々に対応する枠状に形成され、前記組立状態で前記側面部と前記内装体との間に配置される一対の側フレームと、を備え
    前記外装体は、前記周面部の前記上縁部から突設されたフラップ部を有し、
    前記内装体は、前記組立状態で前記周面部から内側に折り返された前記フラップ部と前記周面部との間に配置されて前記周面部及び前記フラップ部の双方に取り外し自在に固定される
    ことを特徴とする、組立式箱体。
  2. 前記開口部を囲む枠状に形成され、前記周面部の前記上縁部に固定された開口フレームを備え、
    前記側フレームは、前記開口フレームのうち前記側面部に沿って延びる辺部に回動自在に取り付けられた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の組立式箱体
  3. 前記外装体は、前記組立状態で幅方向の寸法が前記長さ方向の寸法よりも短い
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の組立式箱体。
  4. 一方の前記側面部に回動自在に取り付けられ、前記開口部を開閉する蓋体を備えた
    ことを特徴とする、請求項1~のいずれか一項に記載の組立式箱体。
  5. 前記蓋体は、前記板材で形成されると共に前記幅方向に沿って延びる折線を介して互いに連接された二つの蓋面部を有し、前記蓋面部どうしが前記折線で折り返されて重なり合う二つ折り状態に折畳可能である
    ことを特徴とする、請求項3を引用する請求項4に記載の組立式箱体。
  6. 前記蓋体は、前記板材で形成されると共に幅方向に沿って延びる折線を介して互いに連接された二つの蓋面部を有し、前記蓋面部どうしが前記折線で折り返されて重なり合う二つ折り状態に折畳可能である
    ことを特徴とする、請求項1又は2を引用する請求項4に記載の組立式箱体。
  7. 前記蓋体において一方の前記側面部に取り付けられた基端部と反対側の先端部に設けられ、前記蓋体が前記組立状態の前記外装体における一方の前記側面部の外側で前記二つ折り状態をなすときに、一方の前記側面部に係止されるフックを備えた
    ことを特徴とする、請求項5又は6に記載の組立式箱体。
  8. 前記二つ折り状態をなす二つの前記蓋面部において互いに対面する位置に設けられ、前記蓋面部どうしを剥離自在に貼り合わせる面ファスナーを備えた
    ことを特徴とする、請求項5~7のいずれか一項に記載の組立式箱体。
  9. 前記蓋体は、前記開口部の全体を閉鎖する全閉状態において、前記長さ方向の寸法が前記組立状態における前記外装体の前記長さ方向の寸法よりも長く、一対の前記側フレーム上に載置される
    ことを特徴とする、請求項~8のいずれか一項に記載の組立式箱体。
  10. 他方の前記側面部に取り付けられ、前記台車のハンドル部に固定される固定部材を備えた
    ことを特徴とする、請求項~9のいずれか一項に記載の組立式箱体。
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