JP5631046B2 - 集配用運搬車 - Google Patents

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本発明は、宅配時に用いられる集配用運搬車に関する。
近年、市街地や住宅密集地域に集配センターを設け、集配センターから近距離における小荷物の集配については、自動車を使用せず、台車やリヤカー付き電動自転車で行う集配システムが構築されつつある(例えば、非特許文献1参照)。
これら台車やリヤカー付き電動自転車の荷台には、集配物(荷物)が汚れたり濡れないように収納箱を設けており、この収納箱は、荷台の全体を覆う底面と、荷台から作業者の胸元近くに至る高さの側面とを有し、荷台に対して一体的に取り付けられている。
ヤマト運輸株式会社、"ヤマト運輸のCSR"、"CSR報告書"2007年度版第26頁、[online]、2007年9月、ヤマトホールディングス、[2010年03月01日検索]、インターネット<http://www.yamato-hd.co.jp/csr/yg_csr/pdf/2007.pdf>
しかし乍ら、このような従来の集配用運搬車では、荷台から収納箱を簡単に取外して折畳むことができなかったため、不使用時においてコンパクトに格納できないという問題があった。
特に、集配用運搬車が最も多く使用される集配センターは、市街地や住宅密集地域に設けられるため、その敷地スペースが、郊外に配置される集配センターの敷地スペースに比べ著しく狭くなって、集配用運搬車の格納スペースを確保することが困難であり、コンパクトに格納できる集配用運搬車の要望が高かった。
さらに、集配用の貨物自動車(トラック)に、ハンドル(押手)が荷台に対して折畳み可能な台車を積載することは可能であったが、収納箱が一体的に取り付けられた集配用運搬車は、荷物の積載スペースが狭くなるとともに、走行中に移動して積み荷や車体を損傷するおそれがあるために乗せることはできなかった。
それによって、集配用の貨物自動車が駐車された場所から台車により、荷物を汚したり特に雨天時には濡らすことなく配送することが困難であった。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、収納箱を軽量にしつつ折畳むこと、収納箱からの荷物の盗難を防止すること、荷車の荷台に収納箱を取り付けたまま状態で一緒に折畳むこと、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明は、荷台,走行車輪及び前記荷台の進行方向後側に折畳み自在に設けられる押手を有する荷車と、前記荷車の前記荷台に載置される収納箱と、前記荷車の前記荷台及び前記押手に対して前記収納箱を着脱自在に連結する取付手段と、を備え、前記収納箱は、中空構造の板材からなる複数の内部材と、前記内部材に亘って設けられる外部シートと、を有し、前記内部材の間を前記外部シートで前記内部材同士が重なり合うように折り曲げ自在に連結し、且つ箱本体の上面側に形成される荷物の出入口を蓋体で開閉自在に覆い、前記取付手段は、前記荷台と対向する前記収納箱の底板部から前記荷台に亘って巻き付けることにより、前記底板部が前記荷台に対して一体的に取り付けられる第一の締結用ベルトと、前記押手と対向する前記収納箱の進行方向後側の側板部から前記押手に亘って巻き付けることにより、前記進行方向後側の側板部の外面が前記押手に対して一体的に取り付けられる第二の締結用ベルトと、を有することを特徴とする。
前述した特徴に加えて、前記蓋体を前記箱本体に対して開閉不能にロックする錠を設けることが好ましい
さらに前述した特徴に加えて、記収納箱を前記押手の折畳み方向と同じ方向へ折畳むように構成することが好ましい。
前述した特徴を有する本発明は、荷車の荷台に載置される収納箱が、中空構造の板材からなる複数の内部材と、これら内部材に亘って設けられる外部シートとを有し、内部材の間を外部シートで内部材同士が重なり合うように折り曲げ自在に連結することにより、外部シートの折り曲げで全ての内部材が重なり合って平面状に小さくなるので、収納箱を軽量にしつつ折畳むことができる。
その結果、収納箱が折畳み不能であった従来のものに比べ、不使用時においてコンパクトに格納でき、市街地や住宅密集地域に設けられる、敷地スペースが狭い集配センターであっても、多数の集配用運搬車を格納できる。
さらに、集配用の貨物自動車(トラック)に、ハンドル(押手)が荷台に対して折畳み可能な台車と共に収納箱を折畳んで積載しても、荷物の積載スペースが狭くならず、且つ走行中に移動して積み荷や車体を損傷することがないため、集配用の貨物自動車が駐車された場所を拠点として、台車により荷物を汚したり雨天時や雪天時であっても荷物を濡らすことなく配送することができる。
さらに、前記収納箱に、荷物の出入口と、この出入口を開閉自在に覆う蓋体を設け、この蓋体を箱本体に対して開閉不能にロックする錠を設けた場合には、錠で蓋体がロックされることにより、荷物の出入口が開かないように保持されるので、収納箱からの荷物の盗難を防止することができる。
その結果、作業者は安心して荷車や収納箱から離れることができて、集配作業を円滑に行える。
また、記収納箱を前記押手の折畳み方向と同じ方向へ折畳むように構成した場合には、押手と収納箱が同時に折畳み可能となるので、荷車の荷台に収納箱を取り付けたままの状態で一緒に折畳むことができる。
その結果、不使用時において荷車と収納箱を一緒に格納することができ、速やかに組み立て及び折畳みが行えて利便性が向上する。
本発明の実施形態に係る集配用運搬車を示す斜視図であり、(a)が折畳み前を示し、(b)が折畳み後を示している。 荷物の出入口を開口させた状態を示す斜視図であり、(a)が側面の一部のみを開口させた場合を示し、(b)が蓋体の一部も開口させた状態を示している。 収納箱の折畳み手順の一例を示す斜視図であり、(a)が折畳み前を示し、(b)が天板部の全開状態を示し、(c)が底板部の外部シートを露出させた状態を示し、(d)が側板部を接近移動させた状態を示している。 本発明の他の実施形態に係る集配用運搬車を示す斜視図であり、(a)が側板部の一部を折り返した状態を示し、(b)が左右一方の側板部を倒した状態を示し、(c)が左右他方の側板部を倒した状態を示し、(d)が進行方向前側の側板部を倒した状態を示し、(e)が進行方向後側の側板部を倒した状態を示している。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る集配用運搬車Aは、図1〜図4に示すように、荷台1aを有する荷車1と、この荷車1の荷台1aに載置される収納箱2とを備え、収納箱2内に集配物となる荷物(図示しない)が収納されている。
荷車1は、図1(a)に示すように、荷台1aと複数の走行車輪1bを有する、例えば台車やリヤカーなどであり、その水平な荷台1aには、後述する収納箱2が着脱自在に取り付けられる。
さらに、荷車1としては、折畳み自在に構成されるものが好ましく、例えば台車である場合には、図1(b)に示すように、荷台1aに対してハンドル(押手)1cをほぼ平行に折畳み自在に設けられるものが好ましい。
収納箱2は、中空構造の板材からなる複数の内部材2aと、これら内部材2aに亘って設けられる外部シート2bとによって六面体に形成され、内部材2aの間を外部シート2bで板状内部材2a同士が重なり合うように折り曲げ自在に連結し、外部シート2bを折り曲げることにより、全ての内部材2aが重なり合って平面状に折畳まれるように構成されている。
すなわち、収納箱2は、荷車1の荷台1aに沿って載置される底板部2cと、この底板部2cの外周縁に沿って4枚立設される側板部2dと、この側板部2dの上面開口を覆う天板部2eとを有し、これら底板部2c、側板部2d及び天板部2eがそれぞれ一枚又は複数枚の内部材2aで構成されるとともに、全ての内部材2aが外部シート2bで連結されている。
そして、収納箱2には、荷物の出入口2fと、この出入口2fを開閉自在に覆う蓋体が設けられ、この蓋体を箱本体に対して開閉不能にロックする錠2gを設けることが好ましい。
その具体例としては、蓋体となる天板部2eの一辺を一つの側板部2dの上縁に対して折り返し自在となるように連結することにより、荷物の出入口2fが全開されるとともに、天板部2eの一部と側板部2dの一部又はいずれか一方のみを開くことにより、収納箱2の上面又は側面の一部に荷物の出入口2fが部分的に開口して、荷物の出し入れが可能になるように構成される。
また、蓋体となる天板部2eから箱本体となる側板部2dに亘って錠2gが設けられ、この錠2gで蓋体2eをロックすることにより、荷物の出入口2fが開かないように保持される。
さらに、収納箱2は、底板部2c、側板部2d及び天板部2eの間に配置される外部シート2bを折り曲げて、それぞれの内部材2aを互い接近させることにより、底板部2c、側板部2d及び天板部2eが重なり合って平面状に折畳まれるように構成されている。
収納箱2の折畳み方法としては、天板部2e及び底板部2cのいずれか一方又は両方を全開してから、側板部2dを平行状態のまま幅方向へ接近させて折畳む方法や、天板部2e及び底板部2cのいずれか一方を全開してから、他方へ向け各側板部2dを順次倒して高さ方向へ接近させて折畳む方法などが考えられ、特に収納箱2を荷車1の折畳み方向と同じ方向へ折り畳めように構成することが好ましい。
内部材2aは、収納箱2は、底板部2c、側板部2d、天板部2eの中心部分を構成する芯材であり、その具体例としては、例えばプラスチック段ボールなどの耐久性及び耐水性などに優れた合成樹脂製の中構造板を用いることが好ましい。
外部シート2bは、内部材2aの少なくとも外表面を覆う表皮材であり、内部材2aの外面のみ又は内面及び外面を覆うように縫製されることで内部材2aと一体化されるか、或いは熱溶着によって内部材2aと一体化される。
天板部2eは、その一辺が側板部2dのいずれか一つの上縁に対し、外部シート2bを介して開閉自在に連結され、この連結部分を除く三辺には、フラップ2hをそれぞれ連設し、これらフラップ2h同士を例えば面ファスナーなどの固着手段2iで着脱自在に連結することにより、側板部2dとの間に隙間が空かないように構成している。
このフラップ2hの内部においても、内部材2aを挿入して型崩れしないようにすることが好ましい。
また、収納箱2には、荷車1の荷台1aや縦杆などに対して着脱自在に連結する取付手段3を設けることが好ましい。
取付手段3の具体例として、図1(a)に示すように、荷車1が台車である場合には、荷台1aと対向する底板部2cと、荷車1の縦杆となるハンドル1cと対向する側板部2dの外面に、それぞれ締結用ベルト3a,3bを設けている。
底板部2cの締結用ベルト3aは、底板部2cに沿って環状に設けられ、その中に荷台1aを挿入して巻き付けるか、又は例えば面ファスナーなどの固着手段(図示しない)で荷台1aに巻き付けることにより、底板部2cが荷台1aに対して一体的に取り付けられる。
側板部2dの締結用ベルト3bは、その内面に例えば面ファスナーなどの固着手段(図示しない)が設けられ、ハンドル1cの外周に巻き付けた状態で、その両端部分を面ファスナーなどの固着手段で着脱自在に接着させることにより、側板部2dの外面がハンドル1cに対して一体的に取り付けられる。
このような集配用運搬車Aによると、図1(a)(b)に示すように、収納箱2の外部シート2bを折り曲げることで、底板部2c、側板部2d、天板部2eの内部材2aが互いに重なり合って平面状に小さくなるため、収納箱2を軽量にしながら折畳むことができる。
それにより、不使用時において収納箱2をコンパクトに格納できる。
さらに、内部材2aとしてプラスチック段ボールを用いると、収納箱2の全体が軽量で耐圧性・耐衝撃性に優れ、人力による運搬に好適であるとともに、雨などにより濡れても型くずれせず耐水性に優れ、しかも組立・折畳みを繰り返しても耐久性に優れる。
次に、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1〜図3に示すように、荷車1が台車で、その荷台1aから収納箱2を取付手段3によって取り外した後、これら荷車1となる台車と収納箱2が分離された状態で別々に折畳まれる場合を示すものである。
図1〜図3に示される例では、収納箱2が、天板部2eを荷車1となる台車の進行方向へ下り傾斜させた略直方体に形成されることにより、天板部2eの上面に雨が溜まらずスムーズに流れ落ちるようにするとともに、台車を押す作業者の進行方向の視界が良くなるようにしている。
さらに、図2(a)に示すように、進行方向と交差する左右方向に配置される側板部2dのいずれか一方又は両方は、その内部材2aが上下方向へ二分割されて上方に配置される可動部2jを、下方に配置される基部2kに対して折り返し自在となるように連結し、且つ図2(b)に示すように、天板部2eを左右方向に二分割して折り返し自在に連結することにより、天板部2eを全開しなくとも荷物の出入口2fが開口して、伸長が比較的に低い作業者であっても荷物の出し入れが容易に行えるようにしている。
また、天板部2eの開閉先端と、側板部2dの可動部2jとに亘って錠2gを設けることにより、作業者が収納箱2から離れた時における荷物の盗難を防止している。
そして、図1〜図3に示される例では、収納箱2の折畳み方法が、天板部2eを全開してから、側板部2dのうち対向する一組をそれぞれ中間位置からV字形に折り曲げることにより、全ての側板部2dが平行状態のまま幅方向へ接近して折畳まれる場合を示している。
すなわち、この収納箱2は、図1(a)に示すように、荷車1の進行方向に対向する一組の側板部2dが、進行方向と交差する左右方向中央位置から折り曲げ可能に構成されている。
さらに、この収納箱2は、図3(c)に示すように、底板部2cを構成する内部材2aが、底板部2cの内部材2aの外側を覆う外部シート2bに対して分離可能に構成されるとともに、この内部材2aの一辺を、V字形に折り曲げ不能な一方の側板部2dの下端に対し折り曲げ自在に連結しており、この底板部2cの内部材2aを上方へ折り曲げて一方の側板部2dに重ね合わせることで、底板部2cの外部シート2bが収納箱2内で露出し折畳み可能になっている。
このような収納箱2の折畳み方法について説明すると、図3(a)に示される組立状態から、図3(b)に示すように、先ず、天板部2eを全開し、その後、図3(c)に示すように、底板部2cの内部材2aを上方へ折り曲げて一方の側板部2dに重ね合わせることにより、底板部2cの外部シート2bが露出し、その後、図3(d)に示すように、荷車1の進行方向に対向する一組の側板部2dを、それぞれ左右方向中央位置からV字形に折り曲げて、左右方向に対向する他の一組の側板部2dを接近移動させることにより、底板部2c、側板部2d、天板部2eの内部材2aが幅方向へ重なり合って折畳まれ、平面状に小さくなる。
このような本発明の実施例1に係る集配用運搬車Aによると、取付手段3となる締結用ベルト3a,3bを荷台1aとハンドル1cから取り外した後、図1(b)に示すように、これら分離された荷車1となる荷車1と収納箱2をそれぞれ折畳むことにより、不使用時において収納箱2の折畳み作業を容易に行うことができるとともに、荷車1となる台車と別に収納箱2を格納することができるという利点がある。
また、図示した例には記載されていないが、天板部2e及び底板部2cのいずれか一方を全開してから、他方へ向け各側板部2dを順次倒して高さ方向へ接近させて折畳むようにすることも可能である。
この実施例2は、図4に示すように、荷車1として台車の折畳み方向と同じ方向へ収納箱2を折畳むように構成して、これら荷車1となる台車と収納箱2が同時に折畳み可能となるようにした構成が、図1〜図3に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1〜図3に示した実施例1と同じものである。
図4に示される例では、収納箱2をその上下高さ寸法が左右幅寸法よりも長い直方体に形成し、その側板部2dの端辺同士が例えば面ファスナーなどの固着手段(図示しない)を介して着脱自在で且つ密閉状に連結され、進行方向と交差する左右方向に配置される側板部2dの両方は、上下方向へ二分割されてその上方に配置される可動部2jを、下方に配置される基部2kに対して折り返し自在となるように連結している。
さらに、収納箱2の折畳み方法が、天板部2eを全開してから、底板部2cへ向け各側板部2dを順次倒すことにより、全ての側板部2dが高さ方向へ接近して折畳まれる場合を示している。
なお、図示される例では、底板部2c、側板部2d、天板部2eの芯材として内部材2aと、その少なくとも外表面を覆う外部シート2bが記載されていないが、実施例1と同様に構成されている。
また、図示される例では、天板部2eの連結部分を除く三辺に何も形成していないが、実施例1と同様にフラップ2hと、フラップ2h同士を着脱自在に連結する例えば面ファスナーなどの固着手段2iを設けることが好ましい。
このような収納箱2の折畳み方法について説明すると、天板部2eを全開した後、図4(a)に示すように、先ず、進行方向と交差する左右方向に配置される側板部2dの両方において、それぞれの可動部2jが基部2kに対して折り返され、次に図4(b)に示すように、左右方向のいずれか一方に配置される側板部2dを底板部2cへ向け倒すように折り曲げ、その後、図4(c)に示すように、他方に配置される側板部2dを天板部2eと共に底板部2cへ向けて倒すように折り曲げ、その後、図4(d)に示すように、荷車1の進行方向前側に配置される側板部2dを底板部2cへ向けて倒すように折り曲げ、最後に、図4(e)に示すように、荷車1の進行方向後側に配置される側板部2dを台車のハンドル1cと共に底板部2cへ向けて倒すように折り曲げることにより、底板部2c、側板部2d、天板部2eの内部材2aが高さ方向へ重なり合って折畳まれ、平面状に小さくなる。
このような本発明の実施例2に係る集配用運搬車Aによると、荷車1となる台車と収納箱2が同時に折畳み可能となるため、荷車1となる台車の荷台1aに収納箱2を取り付けたままの状態で一緒に折畳むことができ、不使用時において荷車1となる台車と一緒に収納箱2を格納できて、実施例1のものに比べて速やかに組み立て及び折畳みが行えるという利点がある。
また、図示した例には記載されていないが、収納箱2をその上下高さ寸法が左右幅寸法とほぼ同じ又はそれよりも短い直方体に形成する場合には、左右方向に配置される側板部2dのいずれか一方又は両方を、上下方向へ可動部2jと基部2kに二分割せず、一枚の内部材2aで構成することも可能である。
なお、前示実施例では、荷車1が台車である場合を示したが、これに限定されず、台車に代えてリヤカーなどを用いても良い。
この場合にも前述した実施例と同様な作用効果が得られる。
さらに、収納箱2の折畳み方法や折畳み順序は、図示した例に限定されず、他の折畳み方法や折畳み順序であっても良い。
1 荷車 1a 荷台
2 収納箱 2a 内部材
2b 外部シート 2d 箱本体(側板部)
2e 蓋体(天板部) 2f 出入口
2g 錠

Claims (3)

  1. 荷台,走行車輪及び前記荷台の進行方向後側に折畳み自在に設けられる押手を有する荷車と、
    前記荷車の前記荷台に載置される収納箱と、
    前記荷車の前記荷台及び前記押手に対して前記収納箱を着脱自在に連結する取付手段と、を備え、
    前記収納箱は、中空構造の板材からなる複数の内部材と、前記内部材に亘って設けられる外部シートと、を有し、前記内部材の間を前記外部シートで前記内部材同士が重なり合うように折り曲げ自在に連結し、且つ箱本体の上面側に形成される荷物の出入口を蓋体で開閉自在に覆い、
    前記取付手段は、前記荷台と対向する前記収納箱の底板部から前記荷台に亘って巻き付けることにより、前記底板部が前記荷台に対して一体的に取り付けられる第一の締結用ベルトと、前記押手と対向する前記収納箱の進行方向後側の側板部から前記押手に亘って巻き付けることにより、前記進行方向後側の側板部の外面が前記押手に対して一体的に取り付けられる第二の締結用ベルトと、を有することを特徴とする集配用運搬車。
  2. 前記蓋体を前記箱本体に対して開閉不能にロックする錠を設けたことを特徴とする請求項1記載の集配用運搬車。
  3. 記収納箱を前記押手の折畳み方向と同じ方向へ折畳むように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の集配用運搬車。
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