JP3061371U - 枠付台車用保冷ボックス - Google Patents

枠付台車用保冷ボックス

Info

Publication number
JP3061371U
JP3061371U JP1999000582U JP58299U JP3061371U JP 3061371 U JP3061371 U JP 3061371U JP 1999000582 U JP1999000582 U JP 1999000582U JP 58299 U JP58299 U JP 58299U JP 3061371 U JP3061371 U JP 3061371U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
covering
frame
trolley
framed
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999000582U
Other languages
English (en)
Inventor
晧洋 塩月
Original Assignee
宮崎ハイランド株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宮崎ハイランド株式会社 filed Critical 宮崎ハイランド株式会社
Priority to JP1999000582U priority Critical patent/JP3061371U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061371U publication Critical patent/JP3061371U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枠付台車に装着したままの状態で折畳み及び
展開が可能な保冷ボックスを提供する。 【解決手段】 折曲可能な断熱性シートにより、枠付台
車1の上面を覆う上面被覆部11と、この上面被覆部1
1を中心にしてその前後に枠付台車1の前面を覆う前面
被覆部12と、枠付台車1の背面5を覆う背面被覆部1
3と、枠付台車1の底面2を覆う底面被覆部14とを連
設すると共に、背面被覆部13の両側に枠付台車1の側
面3及び4を覆う左右側面被覆部15及び16を連設し
て全体を展開可能に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食肉・野菜・魚介類等の生鮮食料品や冷凍食品などを枠付台車で運 搬する際に、枠付台車を覆装するために使用される保冷ボックスに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットや食品工場内等での食品の運搬作業、とくに食肉・野菜・ 魚介類等の鮮食料品や冷凍食品の運搬作業には、荷台の前部を除く周囲、つまり 背面及び両側面に格子状の枠を立設した形の枠付台車が使用されている。そして 、この枠付台車によって生鮮食品や冷凍食品の運搬作業を行うに際し、食品を保 冷するために、枠付台車全体を覆う保冷カバーが使用される。従来、この保冷カ バーは、単なる袋状であったり、カバーの一部のみが開閉自在にされたものが使 用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記枠付台車は、不使用時には荷台(底板)及び両側枠をコンパク トに折り畳むことができるようにされている。しかしながら、従来の保冷カバー は、上述したように単なる袋状であったりするため、枠付台車を折り畳む都度取 り外し、使用する際に取り付け直すという手間を要するものであった。 本考案は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、枠付台車に装着したままの 状態で折畳み及び展開が可能な保冷ボックスを提供することを目的とするもので ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の枠付台車用保冷ボックスは、折曲可能な断熱性シートにより、枠付台 車の上面を覆う上面被覆部と、この上面被覆部を中心にしてその前後に枠付台車 の前面を覆う前面被覆部と、枠付台車の背面を覆う背面被覆部と、枠付台車の底 面を覆う底面被覆部とを連設すると共に、背面被覆部の両側に枠付台車の側面を 覆う左右側面被覆部を連設して全体を展開可能に形成したことを第一の特徴とし 、背面被覆部及び左右側面被覆部の上端には、枠付台車の側枠上端部を被包する と共に、上面被覆部と重合止着する上部被包止着帯を設け、左右側面部の前側端 部には、枠付台車の側枠側端部を被包すると共に、前面被覆部と重合止着する側 部被包止着帯を連設してなることを第2の特徴とするものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態を詳細に説明する。
【0006】
【実施例】
図1において、1は、荷台(底板)2の周囲のうち後部及び両側に左側枠3及 び右側枠4並びに背面枠5を立設した枠付台車(以下、台車という)を示し、1 0は、台車1を被覆する本考案に係る保冷ボックスを示す。 図2に示すように、本考案に係る保冷ボックス10は、折曲可能な断熱性シー ト製で、台車1の上面に相応し、且つこれを被覆する面積を持つ上面被覆部11 を真中にして、その前後に台車1の前面に相応し、且つこれを被覆できる面積を 持つ前面被覆部12と、台車1の背面に相応し、且つこれを被覆できる面積を持 つ背面被覆部13と、台車1の底板2に相応し、且つこれを被覆できる面積を持 つ底面被覆部14とを、各々折目11a、12a、13aを介して連設すると共 に、背面被覆部13の両側に台車1の両側面に相応し、且つこれを被覆できる面 積を持つ左右側面被覆部15、16を各々折目15a、16aを介して連設し、 全体を展開可能に構成されている。
【0007】 保冷ボックス10の左右側面被覆部15、16の上端部には、台車1の両側枠 3及び4の上端を被覆すると共に、上面被覆部11と重合止着する上部被覆止着 帯20及び21が付設されている。また、左右側面部15、16の前側端部には 、台車1の側枠3及び4の前端を被覆すると共に、前面被覆部12と重合止着す る側部被覆止着帯22及びを23が付設され、底面被覆部14には、前面被覆部 12の下端部と重合する下部被覆止着帯24と、左右側面被覆部15、16の下 端部と各々重合する底部被覆止着帯25及び26が設けられている。
【0008】 尚、上記上面被覆部11と上部被覆止着帯20及び21との重合止着手段、並 びに前面被覆部12と側部被覆止着帯22及び23、前面被覆部12の下端部と 下部被覆止着帯24との重合止着手段、左右側面被覆部15、16の下端部と底 部被覆止着帯25及び26との重合止着手段としては、縫合フック面と縫合パイ ル面との組合せによる面ファスナー40を用いる(図2中、2点鎖線で一部示す )。
【0009】 また、前面被覆部12には、その周囲端部に沿って補強帯27としてのターポ リンが縫製して貼付され、使用時の密閉性を一層良好にし、且つ保冷ボックスを 自立可能とし、台車1への被装状態の安定性を高めることができるようにされて いる。
【0010】 尚、本考案保冷ボックス1を構成する断熱性シートとしては、ポリエチレン等 の軟質合成樹脂発泡シートその他可撓性シート単体のものでも良いが、図3に示 すように、合成樹脂発泡シート等の断熱材30を真中にして、その表裏に織物等 の生地31、32を重合して縫着したものが強度上望ましく、特に生地31、3 2に防水加工を施したものであると、結露しても問題がなく、また洗浄すること もできる。もちろん、断熱材30の表面に合成樹脂シートを一体的に重合したも のを用いることもできる。
【0011】 本実施例では、断熱シートとして、断熱材30である発泡ポリエチレンを中材 として、外側の生地31にナイロン布表面にメッキを施したハイピーフォイル( 商品名:藤森工業株式会社製)、内側の生地32にミラマット(商品名:株式会 社三井石油製)を重合して縫着したものを使用している。何れにしても、保冷ボ ックス10の構成各部の境界部で折目に相当する個所は、縫着線等により折曲を 容易にすることが望ましい。尚、保冷ボックス10を台車1に固定する各吊り輪 28…は、ポリエチレン製のベルトを真中で分割して形成され、台車1の枠パイ プ29を捲回してその端部同士を面ファスナーで止着するようにされている。
【0012】 図4、図5及び図6に示すように、台車1は、不使用時には荷台(底板)2及 び両側枠3,4をコンパクトに折り畳むことができるようにされている。そして 、本考案の保冷ボックス1は、これに追随して折り畳むことができる。すなわち 、台車1に装着したままの状態で折畳み及び展開が可能であるので、台車1を折 り畳む都度取り外し、使用する際に取り付け直すという手間を不要にする。
【0013】 また、本考案の保冷ボックス1は、前面被覆部12を上方に持ち上げるだけで 、前面をほぼ全幅に渡って開口できるので、物品の積み降ろし作業が容易に行え る。尚、本考案は保温を必要とする物品にも上記と同様にして使用できることは 言うまでもない。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の保冷ボックスは、全体を展開可能に構成したので 、不使用時は、枠付台車から取り外して畳んでおくことができ、その取り扱い及 び保管に便利であるのは勿論のこと、台車に装着したままの状態で折畳み及び展 開が可能で、極めて使い勝手の良いものとなっている。しかも保冷ボックスのみ での自立も可能であり、このため台車への装着状態が極めて安定したものとなっ ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保冷ボックスと枠付台車の一例を
示す斜視図である
【図2】保冷ボックスの前面を開口した状態を示す斜視
図である。
【図3】断熱性シートを示す一部拡大断面図である
【図4】保冷ボックス及び枠付台車の折り畳み過程を示
す斜視図である。
【図5】保冷ボックス及び枠付台車の折り畳み過程を示
す斜視図である。
【図6】保冷ボックス及び枠付台車の折り畳み過程を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 枠付台車(台車) 2 荷台(底板) 3 左側枠 4 右側枠 5 背面枠 10 保冷ボックス 11 上面被覆部 11a折目 12 前面被覆部 12a折目 13 背面被覆部 13a折目 14 底面被覆部 15 左側面被覆部 15a折目 16 右側面被覆部 16a折目 20 上部被覆止着帯 21 上部被覆止着帯 22 側部被覆止着帯 23 側部被覆止着帯 24 下部被覆止着帯 25 底部被覆止着帯 26 底部被覆止着帯 27 補強帯(ターポリン) 28 吊り輪 29 枠パイプ 30 断熱材 31 生地(外側) 32 生地(内側) 40 面ファスナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 81/38 B62B 3/00 D

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲可能な断熱性シートにより、枠付台
    車の上面を覆う上面被覆部と、この上面被覆部を中心に
    してその前後に枠付台車の前面を覆う前面被覆部と、枠
    付台車の背面を覆う背面被覆部と、枠付台車の底面を覆
    う底面被覆部とを連設すると共に、背面被覆部の両側に
    枠付台車の側面を覆う左右側面被覆部を連設して全体を
    展開可能に形成したことを特徴とする枠付台車用保冷ボ
    ックス。
  2. 【請求項2】 背面被覆部及び左右側面被覆部の上端に
    は、枠付台車の側枠上端部を被包すると共に、上面被覆
    部と重合止着する上部被包止着帯を設け、左右側面部の
    前側端部には、枠付台車の側枠側端部を被包すると共
    に、前面被覆部と重合止着する側部被包止着帯を連設し
    てなることを特徴とする請求項1記載の枠付台車用保冷
    ボックス。
JP1999000582U 1999-02-10 1999-02-10 枠付台車用保冷ボックス Expired - Lifetime JP3061371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999000582U JP3061371U (ja) 1999-02-10 1999-02-10 枠付台車用保冷ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999000582U JP3061371U (ja) 1999-02-10 1999-02-10 枠付台車用保冷ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3061371U true JP3061371U (ja) 1999-09-17

Family

ID=43195149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999000582U Expired - Lifetime JP3061371U (ja) 1999-02-10 1999-02-10 枠付台車用保冷ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061371U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225073A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Monzen:Kk 集配用運搬車
JP2014133593A (ja) * 2012-12-10 2014-07-24 Inoac Corp 物品搬送具及びそれに用いられる物品搬送用袋体
JP2016088521A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 トッパン・フォームズ株式会社 保冷ケース
JP2022106866A (ja) * 2018-02-23 2022-07-20 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車
JP7459917B2 (ja) 2022-04-27 2024-04-02 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225073A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Monzen:Kk 集配用運搬車
JP2014133593A (ja) * 2012-12-10 2014-07-24 Inoac Corp 物品搬送具及びそれに用いられる物品搬送用袋体
JP2016088521A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 トッパン・フォームズ株式会社 保冷ケース
JP2022106866A (ja) * 2018-02-23 2022-07-20 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車
JP7193024B2 (ja) 2018-02-23 2022-12-20 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車
JP7459917B2 (ja) 2022-04-27 2024-04-02 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2415995C (en) Foldable insulated bag
US20060198562A1 (en) Foldable insulated bag with trailing member
US6805225B2 (en) Combination travel and laundry bag
US6336342B1 (en) Collapsible cooling pack
CA2548064C (en) Insulated bag with lifting apparatus
US6230950B1 (en) Roll-up carry bag
US20050117817A1 (en) Foldable insulated bag
CA2499291A1 (en) Foldable insulated bag with trailing member
CA2483802A1 (en) Foldable insulated bag with extra securement
WO2017033902A1 (ja) 折り畳み可能な包囲体
US20070274613A1 (en) Insulated bag with lifting apparatus
US5887301A (en) Convertible blanket and carrier
US20100226596A1 (en) Reusable Bag with Fastening System and Methods of Use
US20130015184A1 (en) Reusable cover with integrated fasteners for transporting goods on an industrial shipping rack
US20050071920A1 (en) Convertible sheet material and bag
JP3061371U (ja) 枠付台車用保冷ボックス
US6527318B2 (en) Hailo-cover
US20160166023A1 (en) Garment bag
GB2097244A (en) Combined carrycot and bag
JPS5846945Y2 (ja) 側枠付台車用カバ−
US9961975B1 (en) Side opening, side hanging luggage
US5819890A (en) Rigid frame garment bag
JP6613307B2 (ja) ストラップ
JP3246703U (ja) 折り畳み式コンパクトバッグ
US10167006B2 (en) Dock cart cover

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term