JP2584718Y2 - 運搬用台車 - Google Patents
運搬用台車Info
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- JP2584718Y2 JP2584718Y2 JP1992064165U JP6416592U JP2584718Y2 JP 2584718 Y2 JP2584718 Y2 JP 2584718Y2 JP 1992064165 U JP1992064165 U JP 1992064165U JP 6416592 U JP6416592 U JP 6416592U JP 2584718 Y2 JP2584718 Y2 JP 2584718Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、部品、食品その他の各
種物品の運搬作業に使用する運搬用台車、特に側枠体を
備えた側枠付き台車としても、側枠体を取外して台車単
独で、例えば手押し式の台車としても使用できる運搬用
台車に関するものである。
種物品の運搬作業に使用する運搬用台車、特に側枠体を
備えた側枠付き台車としても、側枠体を取外して台車単
独で、例えば手押し式の台車としても使用できる運搬用
台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】従来よ
り、例えば食品工場等での食品運搬用、製造工場内や工
場間の部品運搬用その他の各種物品の運搬用として、手
押し式の台車、あるいは台車の一側辺を除く側辺に側枠
体を組付けた側枠付き台車(かご車)等が一般に使用さ
れている。また積載対象物が断熱を要する食品等の場合
には、前記側枠体に断熱カバーを被装した断熱台車も使
用されている。
り、例えば食品工場等での食品運搬用、製造工場内や工
場間の部品運搬用その他の各種物品の運搬用として、手
押し式の台車、あるいは台車の一側辺を除く側辺に側枠
体を組付けた側枠付き台車(かご車)等が一般に使用さ
れている。また積載対象物が断熱を要する食品等の場合
には、前記側枠体に断熱カバーを被装した断熱台車も使
用されている。
【0003】しかしながら、これらの手押し式の台車お
よび側枠付き台車は、それぞれが別個の台車として構成
されているだけにすぎず、積載対象物の変更に応じた多
様な使用はできないものである。すなわち、積載対象物
の種類よっては、手押し式の台車のほうが適している場
合と、側枠付き台車や断熱台車のほうが適している場合
とがあるが、従来の前記各台車ではそのままの形で使用
するか、あるいは予め双方の台車を準備しておく必要が
ある。また台車と側枠体との組立てが複雑であるという
欠点があった。
よび側枠付き台車は、それぞれが別個の台車として構成
されているだけにすぎず、積載対象物の変更に応じた多
様な使用はできないものである。すなわち、積載対象物
の種類よっては、手押し式の台車のほうが適している場
合と、側枠付き台車や断熱台車のほうが適している場合
とがあるが、従来の前記各台車ではそのままの形で使用
するか、あるいは予め双方の台車を準備しておく必要が
ある。また台車と側枠体との組立てが複雑であるという
欠点があった。
【0004】本考案は、上記に鑑みてなしたものであっ
て、一側面を物品出入用となし得るように3面の枠から
なる側枠体を備えた側枠付き台車として、また側枠体を
取外して手押し式の台車等としても使用が可能で、しか
も側枠体の組立てが容易で且つ組付け状態の安定性のよ
い運搬用台車を提供しようとするものである。
て、一側面を物品出入用となし得るように3面の枠から
なる側枠体を備えた側枠付き台車として、また側枠体を
取外して手押し式の台車等としても使用が可能で、しか
も側枠体の組立てが容易で且つ組付け状態の安定性のよ
い運搬用台車を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
本考案の運搬用台車は、平面四角形をなすキャスター付
の台車に、組付け自在な側枠体を備えてなり、側枠体
は、後面部用枠とその両側にそれぞれヒンジ連結部を介
して折畳み可能に連接された側面部用枠とを有し、該側
枠体の下部にキャスターが付設され、さらに組付け状態
の両側面部用枠間に掛架されて両枠間の間隔を規制する
掛止バーを備えてなることを特徴とする。
本考案の運搬用台車は、平面四角形をなすキャスター付
の台車に、組付け自在な側枠体を備えてなり、側枠体
は、後面部用枠とその両側にそれぞれヒンジ連結部を介
して折畳み可能に連接された側面部用枠とを有し、該側
枠体の下部にキャスターが付設され、さらに組付け状態
の両側面部用枠間に掛架されて両枠間の間隔を規制する
掛止バーを備えてなることを特徴とする。
【0006】前記の運搬用台車において、台車に対し脱
着可能に設けられた手押し用ハンドルを備えたものとす
ることができる。
着可能に設けられた手押し用ハンドルを備えたものとす
ることができる。
【0007】
【作用】上記の構成よりなる本考案の運搬用台車によれ
ば、側枠体を取外した状態で単なる台車として使用でき
る。特に、脱着可能な手押し用ハンドルを備えている場
合には、該ハンドルを台車に組付けることにより、手押
し式の台車として使用できる。この際、使用しない側枠
体は、両側面部用枠を後面部用枠に対し折り畳んだ嵩低
い状態にして、保管しておくことができる。
ば、側枠体を取外した状態で単なる台車として使用でき
る。特に、脱着可能な手押し用ハンドルを備えている場
合には、該ハンドルを台車に組付けることにより、手押
し式の台車として使用できる。この際、使用しない側枠
体は、両側面部用枠を後面部用枠に対し折り畳んだ嵩低
い状態にして、保管しておくことができる。
【0008】そして、側枠体を、略コ字形をなすように
両側面部用枠を後面部用枠に対して開いた状態にして台
車に組付けることにより、特に側枠体の前方側を除く3
面を囲む側枠付き台車として使用することができる。こ
の際、側枠体の前方側より積載物品を出入できる。
両側面部用枠を後面部用枠に対して開いた状態にして台
車に組付けることにより、特に側枠体の前方側を除く3
面を囲む側枠付き台車として使用することができる。こ
の際、側枠体の前方側より積載物品を出入できる。
【0009】また、側枠体の下部にはキャスターが付設
されているので、略コ字形に開いて立てた状態で容易に
移動させることができ、両側面部用枠の開閉操作が簡単
であり、台車に対する組付け、取外し操作が容易であ
る。
されているので、略コ字形に開いて立てた状態で容易に
移動させることができ、両側面部用枠の開閉操作が簡単
であり、台車に対する組付け、取外し操作が容易であ
る。
【0010】しかも、組付けられた両側面部用枠間に掛
止バーを掛架することにより、この両側面部用枠の間隔
を一定に保持でき、両側面部用枠の内方や外方への倒れ
を防止でき、前面側の枠を除いた形態の側枠体でもその
保形を良好になし、安定性のよい組付け状態で使用で
き、積載物品の保護を良好になし得る。
止バーを掛架することにより、この両側面部用枠の間隔
を一定に保持でき、両側面部用枠の内方や外方への倒れ
を防止でき、前面側の枠を除いた形態の側枠体でもその
保形を良好になし、安定性のよい組付け状態で使用で
き、積載物品の保護を良好になし得る。
【0011】
【実施例】次に本考案の1実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
【0012】図示する実施例は、特に側枠体とは別に脱
着可能な手押し用ハンドルを備えている場合の例示して
おり、図1はキャスター付きの台車(1)と手押し用ハ
ンドル(2)を示し、図2は側枠体(3)を示してい
る。
着可能な手押し用ハンドルを備えている場合の例示して
おり、図1はキャスター付きの台車(1)と手押し用ハ
ンドル(2)を示し、図2は側枠体(3)を示してい
る。
【0013】キャスター付の台車(1)は、概略次のよ
うに構成されている。
うに構成されている。
【0014】枠および桟部材等とにより構成される平面
略四角形をなす台枠(11)の四隅部下面にキャスター
(12)が付設されている。この4個のキャスター(1
2)は、通常の台車と同様に、台車後方側の2個のキャ
スター(12)が回動自在に取付けられて移動方向自在
に設けられている。
略四角形をなす台枠(11)の四隅部下面にキャスター
(12)が付設されている。この4個のキャスター(1
2)は、通常の台車と同様に、台車後方側の2個のキャ
スター(12)が回動自在に取付けられて移動方向自在
に設けられている。
【0015】前記台枠(11)の四周側縁には、それぞ
れ底面より立ち上った側板(13)(13)(14)
(14)が設けられており、図の場合、一方(前後)の
相対向する側板(13)(13)は、他方(左右)の相
対向する側板(14)(14)よりやや高く形成されて
いる。台枠(11)上には側板(13)(14)の内側
に、合成樹脂発泡板等の断熱板その他よりなる底板(1
5)が載設されている。この底板(15)の厚みは、そ
の上面より前記の高い側板(13)の上部が突出状とな
るように設定されている。
れ底面より立ち上った側板(13)(13)(14)
(14)が設けられており、図の場合、一方(前後)の
相対向する側板(13)(13)は、他方(左右)の相
対向する側板(14)(14)よりやや高く形成されて
いる。台枠(11)上には側板(13)(14)の内側
に、合成樹脂発泡板等の断熱板その他よりなる底板(1
5)が載設されている。この底板(15)の厚みは、そ
の上面より前記の高い側板(13)の上部が突出状とな
るように設定されている。
【0016】また台枠(11)の後部側左右2個所の隅
角部には、隣接する両側板(13)(14)の内側に、
上方に開口するハンドル用の支持パイプ(16)(1
6)が垂設されている。そのため前記の底板(15)の
前記支持パイプ(16)に対応する角部の個所は切欠形
成されている。
角部には、隣接する両側板(13)(14)の内側に、
上方に開口するハンドル用の支持パイプ(16)(1
6)が垂設されている。そのため前記の底板(15)の
前記支持パイプ(16)に対応する角部の個所は切欠形
成されている。
【0017】さらに前記の台車(1)の一方の相対向す
る側板(13)(13)には、図のように、それぞれ側
板長さ方向に所要の間隔を存して2個所に、上縁に開口
しかつ下部で1方側に屈曲した略鉤形状の係合用切欠
(17)(17)が形成されており、後述するように該
切欠(17)に対する係合手段により側枠体(3)が組
付けられるようになっている。
る側板(13)(13)には、図のように、それぞれ側
板長さ方向に所要の間隔を存して2個所に、上縁に開口
しかつ下部で1方側に屈曲した略鉤形状の係合用切欠
(17)(17)が形成されており、後述するように該
切欠(17)に対する係合手段により側枠体(3)が組
付けられるようになっている。
【0018】そして、手押し用ハンドル(2)は、図1
に示すようにパイプ材等を略逆U形に屈曲形成してその
中央部を把持部(21)として形成するとともに、両側
部分(22)(22)の下端部(22a)(22a)を
上記台車(1)における支持パイプ(16)(16)に
対し上方より嵌合自在に設けている。このように嵌合し
て、ハンドル(2)を台車(1)に組込むことにより、
これを手押し式の運搬用台車として使用できることにな
る。
に示すようにパイプ材等を略逆U形に屈曲形成してその
中央部を把持部(21)として形成するとともに、両側
部分(22)(22)の下端部(22a)(22a)を
上記台車(1)における支持パイプ(16)(16)に
対し上方より嵌合自在に設けている。このように嵌合し
て、ハンドル(2)を台車(1)に組込むことにより、
これを手押し式の運搬用台車として使用できることにな
る。
【0019】なお、前記のように下端部(22a)を支
持パイプ(16)に嵌合した状態において、一定以上の
入り込みを防止するるために、支持パイプ(16)の下
端を閉塞する等、支持パイプ(16)およびハンドル両
側部(22)の一部に何等かのストッパー手段を設けて
おくのが望ましい。
持パイプ(16)に嵌合した状態において、一定以上の
入り込みを防止するるために、支持パイプ(16)の下
端を閉塞する等、支持パイプ(16)およびハンドル両
側部(22)の一部に何等かのストッパー手段を設けて
おくのが望ましい。
【0020】また側枠体(3)は、次の構成を有してい
る。
る。
【0021】図2に示すように、後面部用枠(30)
と、その両側にそれぞれヒンジ連結部(4)を介して連
接された側面部用枠(40)(40)との3枚の枠より
なるもので、不使用の際は、両側面部用枠(40)(4
0)を、図3のように後面部用枠(30)に対して嵩低
く折り畳んでおけるように形成されている。
と、その両側にそれぞれヒンジ連結部(4)を介して連
接された側面部用枠(40)(40)との3枚の枠より
なるもので、不使用の際は、両側面部用枠(40)(4
0)を、図3のように後面部用枠(30)に対して嵩低
く折り畳んでおけるように形成されている。
【0022】前記後面部用枠(30)および両側面部用
枠(40)は、スチール製パイプ等の棒材を略逆U形状
に屈曲形成するとともに、この枠部材(31)および
(41)の下端部における両側部分間に、それぞれ横バ
ー(32)および(42)を架渡して、後面部用枠(3
0)は台車(1)の一側辺(図の場合、左右の一側辺)
に略対応する幅を持つ枠状に、また両側面部用枠(4
0)は台車(1)の他方の相対向する側辺(図の場合、
前後の側辺)に略対応する幅を持つ枠状に形成してあ
る。また各枠内にはそれぞれ補強用の縦部材(33)お
よび(43)と、横桟部材(34)(44)とを配して
いる。
枠(40)は、スチール製パイプ等の棒材を略逆U形状
に屈曲形成するとともに、この枠部材(31)および
(41)の下端部における両側部分間に、それぞれ横バ
ー(32)および(42)を架渡して、後面部用枠(3
0)は台車(1)の一側辺(図の場合、左右の一側辺)
に略対応する幅を持つ枠状に、また両側面部用枠(4
0)は台車(1)の他方の相対向する側辺(図の場合、
前後の側辺)に略対応する幅を持つ枠状に形成してあ
る。また各枠内にはそれぞれ補強用の縦部材(33)お
よび(43)と、横桟部材(34)(44)とを配して
いる。
【0023】前記の後面部用枠(30)は、枠部材(3
1)の両側部分の下端部(31a)が横バー(32)よ
りやや下方に延成されて、該下端部(31a)にキャス
ター(35)が付設され、また両側面部用枠(40)
は、枠部材(41)の後面部用枠(30)との連接側と
は反対側部分の下端部(41a)が横バー(42)より
やや下方に延成されて、該下端部(41a)にキャスタ
ー(45)が付設されている。これにより、側枠体
(3)の移動および両側面部用枠(40)(40)の開
閉操作、さらには台車(1)に対する組付け、取外し操
作も作業者1人で容易に行なえるようになっている。
1)の両側部分の下端部(31a)が横バー(32)よ
りやや下方に延成されて、該下端部(31a)にキャス
ター(35)が付設され、また両側面部用枠(40)
は、枠部材(41)の後面部用枠(30)との連接側と
は反対側部分の下端部(41a)が横バー(42)より
やや下方に延成されて、該下端部(41a)にキャスタ
ー(45)が付設されている。これにより、側枠体
(3)の移動および両側面部用枠(40)(40)の開
閉操作、さらには台車(1)に対する組付け、取外し操
作も作業者1人で容易に行なえるようになっている。
【0024】そして、前記の側枠体(3)の両側面部用
枠(40)(40)の下端部に有する横バー(42)
(42)には、上記した台車(1)の側板(13)(1
3)に有する係合用切欠(17)との対応位置に、それ
ぞれ両枠(40)(40)の相対向方向に突出しかつ前
記係合用切欠(17)に対し上端開口部(17a)より
嵌入し係合し得る係合ピン(46)(47)が設けられ
ている。
枠(40)(40)の下端部に有する横バー(42)
(42)には、上記した台車(1)の側板(13)(1
3)に有する係合用切欠(17)との対応位置に、それ
ぞれ両枠(40)(40)の相対向方向に突出しかつ前
記係合用切欠(17)に対し上端開口部(17a)より
嵌入し係合し得る係合ピン(46)(47)が設けられ
ている。
【0025】これらの係合ピン(46)(47)は、係
合用切欠(17)の内奥部に係合した状態において側枠
体(3)がやや持ち上げられた状態になる高さ位置に設
けられている。そのため図の実施例では、横バー(4
2)に上向きの支持板(42a)が突設されて、該支持
板(42a)に前記係合ピン(46)(47)が突設さ
れている。
合用切欠(17)の内奥部に係合した状態において側枠
体(3)がやや持ち上げられた状態になる高さ位置に設
けられている。そのため図の実施例では、横バー(4
2)に上向きの支持板(42a)が突設されて、該支持
板(42a)に前記係合ピン(46)(47)が突設さ
れている。
【0026】そして、前記両枠の係合ピン(46)(4
7)のうち、それぞれ少なくとも一つの係合ピン、例え
ば図のように後面部用枠(30)側とは反対側(つまり
側枠体の前側)の係合ピン(47)は先端部(47a)
が拡径された略キノコ状をなしており、係合用切欠(1
7)に嵌入した状態において、前記先端部(47a)が
切欠周縁に係合して外側方への抜脱が阻止されるように
なっている。
7)のうち、それぞれ少なくとも一つの係合ピン、例え
ば図のように後面部用枠(30)側とは反対側(つまり
側枠体の前側)の係合ピン(47)は先端部(47a)
が拡径された略キノコ状をなしており、係合用切欠(1
7)に嵌入した状態において、前記先端部(47a)が
切欠周縁に係合して外側方への抜脱が阻止されるように
なっている。
【0027】すなわち、この実施例による場合、手押し
用ハンドル(2)を取外した台車(1)に対する側枠体
(3)の組付けは、次のよう手順で行なうことができ
る。
用ハンドル(2)を取外した台車(1)に対する側枠体
(3)の組付けは、次のよう手順で行なうことができ
る。
【0028】まず、図7の鎖線に示すように、側枠体
(3)の両側面部用枠(40)(40)を後面部用枠
(30)に対し略直角もしくそれよりやや拡開した状態
にしておいて、その内方部に台車(1)を位置させる。
特に係合用切欠(17)を有する両側板(13)(1
3)がそれぞれ前記側面部用枠(40)(40)と対応
位置する方向にして同図鎖線の状態よりやや内方に位置
させる。
(3)の両側面部用枠(40)(40)を後面部用枠
(30)に対し略直角もしくそれよりやや拡開した状態
にしておいて、その内方部に台車(1)を位置させる。
特に係合用切欠(17)を有する両側板(13)(1
3)がそれぞれ前記側面部用枠(40)(40)と対応
位置する方向にして同図鎖線の状態よりやや内方に位置
させる。
【0029】そして図4および図5に示すように、両側
面部用枠(40)の前部を持ち上げるようにして後方へ
傾け、その下端部に設けた係合ピン(46)(47)を
台車(1)の係合用切欠(17)が設けられた側板(1
3)上に位置させておいて、台車(1)を足で押し込み
ながら側面部用枠(40)の前部を徐々に下げるように
すれば、後面部用枠(30)に近い側の係合ピン(4
6)が係合用切欠(17)に対し上端開口部(17a)
から嵌入するとともに、前部側の係合ピン(47)も係
合用切欠(17)に嵌入することになる。
面部用枠(40)の前部を持ち上げるようにして後方へ
傾け、その下端部に設けた係合ピン(46)(47)を
台車(1)の係合用切欠(17)が設けられた側板(1
3)上に位置させておいて、台車(1)を足で押し込み
ながら側面部用枠(40)の前部を徐々に下げるように
すれば、後面部用枠(30)に近い側の係合ピン(4
6)が係合用切欠(17)に対し上端開口部(17a)
から嵌入するとともに、前部側の係合ピン(47)も係
合用切欠(17)に嵌入することになる。
【0030】したがって、前記のように嵌入した状態に
おいて、台車(1)を側枠体(3)にさらに押し込むよ
うにして、前記係合ピン(46)(47)を鉤形状の係
合用切欠(17)の内奥部に係合させればよく、1人の
作業者で図6および図7に示す所定の係合状態で側枠体
(3)を台車(1)に組付けることができる。
おいて、台車(1)を側枠体(3)にさらに押し込むよ
うにして、前記係合ピン(46)(47)を鉤形状の係
合用切欠(17)の内奥部に係合させればよく、1人の
作業者で図6および図7に示す所定の係合状態で側枠体
(3)を台車(1)に組付けることができる。
【0031】この状態においては、係合用切欠(17)
に対する係合ピン(46)(47)の係合によって、側
枠体(3)の前方および上方への動きが規制され、しか
も少なくとも一つの略キノコ状をなす係合ピン(47)
の拡径された先端部が係合用切欠(17)の周縁に係合
することにより、外側方への抜脱が阻止されて、所定の
組付け状態に保持される。
に対する係合ピン(46)(47)の係合によって、側
枠体(3)の前方および上方への動きが規制され、しか
も少なくとも一つの略キノコ状をなす係合ピン(47)
の拡径された先端部が係合用切欠(17)の周縁に係合
することにより、外側方への抜脱が阻止されて、所定の
組付け状態に保持される。
【0032】さらに、前記両側面部用枠(40)(4
0)の枠部材(41)(41)の前側下端部に、先端部
が拡径した略キノコ状なす凸起(48)を設け、他方前
記側枠体(3)の前部開口側になる台車(1)の側板
(14)の両端部に、前記の組付け状態において凸起
(48)に係止自在なフック状等の係止部材(18)を
枢設しておいて、該係止部材(18)の凸起(48)に
対する係合により、台車(1)に対する側枠体(3)の
後面側への移動を阻止するようにすれば、前記の係合に
よる組付け状態が一層確実なものになる。したがって側
枠付き運搬用台車として好適に使用できる。
0)の枠部材(41)(41)の前側下端部に、先端部
が拡径した略キノコ状なす凸起(48)を設け、他方前
記側枠体(3)の前部開口側になる台車(1)の側板
(14)の両端部に、前記の組付け状態において凸起
(48)に係止自在なフック状等の係止部材(18)を
枢設しておいて、該係止部材(18)の凸起(48)に
対する係合により、台車(1)に対する側枠体(3)の
後面側への移動を阻止するようにすれば、前記の係合に
よる組付け状態が一層確実なものになる。したがって側
枠付き運搬用台車として好適に使用できる。
【0033】図8および図9は、側枠体(3)を台車
(1)に組付ける手段の他の実施例をを示している。
(1)に組付ける手段の他の実施例をを示している。
【0034】この実施例において、台車(1)の一方の
相対向する側板(13)(13)には、前記の係合用切
欠(17)の変りに、それぞれ側板長さ方向に所要の間
隔を存して2個の係合用孔(19)(19)が形成され
るとともに、側板(13)外面における前記係合用孔
(19)よりやや下方位置に受け板(5)が突設されて
いる。
相対向する側板(13)(13)には、前記の係合用切
欠(17)の変りに、それぞれ側板長さ方向に所要の間
隔を存して2個の係合用孔(19)(19)が形成され
るとともに、側板(13)外面における前記係合用孔
(19)よりやや下方位置に受け板(5)が突設されて
いる。
【0035】また側枠体(3)の両側面部用枠(40)
(40)には、その下端部に有する横バー(42)の前
記係合用孔(19)との対応位置に、それぞれ両枠の相
対向方向に突出して横バー(42)が前記受け板(5)
上に載接した状態において前記係合用孔(19)に対し
嵌入し得る係合ピン(49)が設けられている。
(40)には、その下端部に有する横バー(42)の前
記係合用孔(19)との対応位置に、それぞれ両枠の相
対向方向に突出して横バー(42)が前記受け板(5)
上に載接した状態において前記係合用孔(19)に対し
嵌入し得る係合ピン(49)が設けられている。
【0036】さらに前記係合ピン(49)が係合用孔
(19)に嵌入した状態において、その抜脱を阻止する
手段として、前記と同様に、枠部材(41)の前側下端
部と台車(1)の側板(14)とに略キノコ状の凸起
(48)とフック状の係止部材(18)がそれぞれ設け
られている。
(19)に嵌入した状態において、その抜脱を阻止する
手段として、前記と同様に、枠部材(41)の前側下端
部と台車(1)の側板(14)とに略キノコ状の凸起
(48)とフック状の係止部材(18)がそれぞれ設け
られている。
【0037】この実施例の場合においても、上記と同様
に、側枠体(3)の両側面部用枠(40)(40)を拡
開した状態にして、その内方部に台車(1)を両側板
(13)(13)が側面部用枠(40)(40)と対応
するように位置させておいて、例えば両側面部用枠(4
0)(40)を後方へ傾けるようにして持ち上げて、そ
の下端部の横バー(42)を台車(1)の受け板(5)
上に載置した状態にして、該横バー(42)に突設した
係合ピン(49)を前記の係合孔(19)に嵌入し、さ
らに係止部材(18)を凸起(48)に係止することに
より、所定の組付け状態に保持できる。
に、側枠体(3)の両側面部用枠(40)(40)を拡
開した状態にして、その内方部に台車(1)を両側板
(13)(13)が側面部用枠(40)(40)と対応
するように位置させておいて、例えば両側面部用枠(4
0)(40)を後方へ傾けるようにして持ち上げて、そ
の下端部の横バー(42)を台車(1)の受け板(5)
上に載置した状態にして、該横バー(42)に突設した
係合ピン(49)を前記の係合孔(19)に嵌入し、さ
らに係止部材(18)を凸起(48)に係止することに
より、所定の組付け状態に保持できる。
【0038】特にこの場合、係合用孔(19)に対する
係合ピン(49)の嵌入によって、側枠体(3)の上下
および前後の動きが規制され、また係止部材(18)が
凸起(48)に係止することによって、両側面部用枠
(40)(40)下部の外側方への拡がり、つまり係止
ピン(49)の係合用孔(19)からの抜脱を阻止する
ことができ、所定の組付け状態に確実に保持できる。
係合ピン(49)の嵌入によって、側枠体(3)の上下
および前後の動きが規制され、また係止部材(18)が
凸起(48)に係止することによって、両側面部用枠
(40)(40)下部の外側方への拡がり、つまり係止
ピン(49)の係合用孔(19)からの抜脱を阻止する
ことができ、所定の組付け状態に確実に保持できる。
【0039】上記のように、側枠体(3)を台車(1)
に組付けることにより、側枠体(3)の前方側を除く3
面を囲む側枠付き台車として使用することができる。こ
の際、側枠体(3)の前方側より積載物品を出入でき
る。
に組付けることにより、側枠体(3)の前方側を除く3
面を囲む側枠付き台車として使用することができる。こ
の際、側枠体(3)の前方側より積載物品を出入でき
る。
【0040】(80)は前記のように台車(1)に組付
けられた両側面部用枠(40)(40)間の間隔を規制
するための掛止バーであって、両側面部用枠(40)
(40)間に掛架自在に設けられている。すなわち、掛
止バー(80)は、その一端部が一方の側面部用枠(4
0)の前側部分にリング連結部(81)を介して自在継
ぎ手式に連結されるとともに、他端のフック部(82)
が他方の側面部用枠(40)の前側部分に固設した係止
用パイプ(83)に対し係止自在に設けられている。
けられた両側面部用枠(40)(40)間の間隔を規制
するための掛止バーであって、両側面部用枠(40)
(40)間に掛架自在に設けられている。すなわち、掛
止バー(80)は、その一端部が一方の側面部用枠(4
0)の前側部分にリング連結部(81)を介して自在継
ぎ手式に連結されるとともに、他端のフック部(82)
が他方の側面部用枠(40)の前側部分に固設した係止
用パイプ(83)に対し係止自在に設けられている。
【0041】このように両側面部用枠(40)(40)
間に掛止バー(80)を掛架することにより、この両側
面部用枠(40)(40)の間隔を一定に保持でき、両
側面部用枠(40)(40)の内方や外方への倒れを防
止でき、前面側の枠を除いた形態の側枠体(3)でもそ
の保形を良好になし、安定性のよい組付け状態で使用で
き、積載物品の保護を良好になし得る。
間に掛止バー(80)を掛架することにより、この両側
面部用枠(40)(40)の間隔を一定に保持でき、両
側面部用枠(40)(40)の内方や外方への倒れを防
止でき、前面側の枠を除いた形態の側枠体(3)でもそ
の保形を良好になし、安定性のよい組付け状態で使用で
き、積載物品の保護を良好になし得る。
【0042】前記の掛止バー(80)を両側面部用枠
(40)(40)の上端部分に掛架するように設けるこ
とも、また両側面部用枠(40)(40)に対し脱着可
能に設けておくこともできる。さらに掛止バー(80)
としては、図のような丸棒状をなすものに限らず、他の
断面形態のものであってもよい。
(40)(40)の上端部分に掛架するように設けるこ
とも、また両側面部用枠(40)(40)に対し脱着可
能に設けておくこともできる。さらに掛止バー(80)
としては、図のような丸棒状をなすものに限らず、他の
断面形態のものであってもよい。
【0043】図10は、台車(1)に組付けられた側枠
体(3)に対し装着して使用される断熱カバー(6)を
示している。
体(3)に対し装着して使用される断熱カバー(6)を
示している。
【0044】この断熱カバー(6)は、断熱性があって
かつ折曲可能な可撓性のシート状物よりなり、側枠体
(3)の後面部用枠(30)に略相応する後面部(6
1)の両側に、両側面部用枠(40)(40)に略相応
する両側面部(62)(62)を折曲部を介して連設す
るとともに、後面部(61)の上縁に、上面部(63)
および前面部(64)を順次折曲部を介して連設して、
全体を展開可能に構成している。
かつ折曲可能な可撓性のシート状物よりなり、側枠体
(3)の後面部用枠(30)に略相応する後面部(6
1)の両側に、両側面部用枠(40)(40)に略相応
する両側面部(62)(62)を折曲部を介して連設す
るとともに、後面部(61)の上縁に、上面部(63)
および前面部(64)を順次折曲部を介して連設して、
全体を展開可能に構成している。
【0045】そして上面部(63)および前面部(6
4)の両側縁と、両側面部(62)(62)の上端縁お
よび前端縁とに、互いに係合するスライド式ファスナー
等の開閉手段(65)が設けられており、これによって
側枠体(3)に装着した状態(図11)において前面部
(64)を開閉できるようになっている。前記の開閉手
段(65)としては、面ファスナー等の他の係止手段を
利用することも可能である。
4)の両側縁と、両側面部(62)(62)の上端縁お
よび前端縁とに、互いに係合するスライド式ファスナー
等の開閉手段(65)が設けられており、これによって
側枠体(3)に装着した状態(図11)において前面部
(64)を開閉できるようになっている。前記の開閉手
段(65)としては、面ファスナー等の他の係止手段を
利用することも可能である。
【0046】また、前記の断熱カバー(6)を台車
(1)組付けた側枠体(3)に装着する手段として、後
面部(61)と側面部(62)との連設部分、側面部
(62)の上縁や前縁および上面部の両側縁等の所要個
所に、側枠体(3)の各枠の枠部材(31)(41)に
対し巻回し止着できる面ファスナー付きの装着片(6
6)を設けている。これにより図11のように装着でき
ることになる。もちろん、他の係合具や係合手段を用い
て装着するようにしてもよい。
(1)組付けた側枠体(3)に装着する手段として、後
面部(61)と側面部(62)との連設部分、側面部
(62)の上縁や前縁および上面部の両側縁等の所要個
所に、側枠体(3)の各枠の枠部材(31)(41)に
対し巻回し止着できる面ファスナー付きの装着片(6
6)を設けている。これにより図11のように装着でき
ることになる。もちろん、他の係合具や係合手段を用い
て装着するようにしてもよい。
【0047】さらに、図の場合、両側面(62)(6
2)の下端部には、台車(1)の側板(13)内側に突
出する側枠体(3)の係止ピン(46)(47)または
(49)に係合する鳩目等による係合孔(67)が設け
られている。また後面部(61)の下端外面にこれに対
応する台車(1)の一方の側板(14)に装設された面
ファスナー(14a)に係合する面ファスナー(68)
が設けられている。さらに前面部(64)の下端内面に
も、他方の側板(14)に装設された面ファスナー(1
4a)と係合する面ファスナー(69)が設けられてい
る。これにより、側枠体(3)に装着された断熱カバー
(6)の下端を台車(1)に結合できるようになってい
る。
2)の下端部には、台車(1)の側板(13)内側に突
出する側枠体(3)の係止ピン(46)(47)または
(49)に係合する鳩目等による係合孔(67)が設け
られている。また後面部(61)の下端外面にこれに対
応する台車(1)の一方の側板(14)に装設された面
ファスナー(14a)に係合する面ファスナー(68)
が設けられている。さらに前面部(64)の下端内面に
も、他方の側板(14)に装設された面ファスナー(1
4a)と係合する面ファスナー(69)が設けられてい
る。これにより、側枠体(3)に装着された断熱カバー
(6)の下端を台車(1)に結合できるようになってい
る。
【0048】なお、断熱カバー(6)を図11のごとく
装着して断熱台車として使用する場合、下面については
底板(15)として発泡板等の断熱板を用いて断熱す
る。
装着して断熱台車として使用する場合、下面については
底板(15)として発泡板等の断熱板を用いて断熱す
る。
【0049】図の(70)は通気性のあるネット等のシ
ート材により形成されたポケット部で、冷却、蓄冷材や
保温材等を収納するためのものである。(71)は前面
部(64)の下半部を、図11のように上方に折返して
開放する場合に該下半部を止着しておくために設けた面
ファスナーである。
ート材により形成されたポケット部で、冷却、蓄冷材や
保温材等を収納するためのものである。(71)は前面
部(64)の下半部を、図11のように上方に折返して
開放する場合に該下半部を止着しておくために設けた面
ファスナーである。
【0050】上記の断熱カバー(6)を構成するシート
状物としては、断熱性を有するどのような形態をなすも
のであってもよいが、例えば図12に例示するように、
発泡ポリエチレンシート等の柔軟性のある1もしくは複
数層の発泡シート(75)を中間層にして、その両側
に、アルミ箔や蒸着層等の金属層を含む表面材(76)
を積層したもの、または図13のように前記発泡シート
(75)を中間層にして、その片側に前記同様の表面材
(76)を他方側にポリエチレンラミネートクロス等の
布製シート(77)を積層したものを例示できる。
状物としては、断熱性を有するどのような形態をなすも
のであってもよいが、例えば図12に例示するように、
発泡ポリエチレンシート等の柔軟性のある1もしくは複
数層の発泡シート(75)を中間層にして、その両側
に、アルミ箔や蒸着層等の金属層を含む表面材(76)
を積層したもの、または図13のように前記発泡シート
(75)を中間層にして、その片側に前記同様の表面材
(76)を他方側にポリエチレンラミネートクロス等の
布製シート(77)を積層したものを例示できる。
【0051】前記の金属層を含む表面材(76)は、例
えばポリエチレンをラミネートしたクロスにアルミ蒸着
(箔)を施し、さらにポリエステルフィルムを積層した
アルミシート等を例示できる。
えばポリエチレンをラミネートしたクロスにアルミ蒸着
(箔)を施し、さらにポリエステルフィルムを積層した
アルミシート等を例示できる。
【0052】また上記した実施例では、断熱カバー
(6)を側枠体(3)の内側に装着する場合を示した
が、断熱カバー(6)を側枠体(3)の外側に被覆して
装着することも可能である。
(6)を側枠体(3)の内側に装着する場合を示した
が、断熱カバー(6)を側枠体(3)の外側に被覆して
装着することも可能である。
【0053】
【考案の効果】上記したように本考案によれば、一側面
を物品出入用となし得るように3面の枠からなる側枠体
を備えた側枠付き台車として、また側枠体を取外して台
車単独で、あるいは手押し式の台車等としても使用が可
能で、積載物品に最も適合した状態で使用できる。しか
も側枠体の組付け状態においては、前面側の枠を除いた
形態の側枠体であるにも拘らず、両側面部用枠間の間隔
をこれに掛架した掛止バーにより一定に保持できて、そ
の保形を良好になし、安定性のよい組付け状態で使用で
き、積載物品の保護を良好になし得る。さらに側枠体を
使用しない場合、該側枠体を嵩低く折畳んで保管してお
くことができる。
を物品出入用となし得るように3面の枠からなる側枠体
を備えた側枠付き台車として、また側枠体を取外して台
車単独で、あるいは手押し式の台車等としても使用が可
能で、積載物品に最も適合した状態で使用できる。しか
も側枠体の組付け状態においては、前面側の枠を除いた
形態の側枠体であるにも拘らず、両側面部用枠間の間隔
をこれに掛架した掛止バーにより一定に保持できて、そ
の保形を良好になし、安定性のよい組付け状態で使用で
き、積載物品の保護を良好になし得る。さらに側枠体を
使用しない場合、該側枠体を嵩低く折畳んで保管してお
くことができる。
【0054】また本考案によれば、側枠体の下部にキャ
スターが付設されているから、側枠体の移動および両側
面部用枠の開閉操作、さらに台車への組付け操作、取外
し分解操作が簡単で、作業者一人で容易に組立、分解作
業ができる。
スターが付設されているから、側枠体の移動および両側
面部用枠の開閉操作、さらに台車への組付け操作、取外
し分解操作が簡単で、作業者一人で容易に組立、分解作
業ができる。
【図1】台車と手押し用ハンドルを分離して示す一部を
欠截した斜視図である。
欠截した斜視図である。
【図2】側枠体の斜視図である。
【図3】側枠体を折畳んだ状態の平面図てある。
【図4】台車に側枠体を組付ける操作状態を示す一部の
断面図である。
断面図である。
【図5】同上の一部の斜視図である。
【図6】台車に側枠体を組付けた状態の一部の斜視図で
ある。
ある。
【図7】同上の横断平面図である。
【図8】台車に側枠体を組付ける手段の他の実施例を示
す組付け前の一部の斜視図である。
す組付け前の一部の斜視図である。
【図9】同上の組付け状態の側面図である。
【図10】断熱カバーの斜視図である。
【図11】断熱カバーを側枠体に装着した状態の斜視図
である。
である。
【図12】断熱カバーに使用するシート状物を例示する
一部の拡大断面図である。
一部の拡大断面図である。
【図13】同上の他の例を示す一部の拡大断面図であ
る。
る。
(1) 台車 (2) 手押し用ハンドル (3) 側枠体 (5) 受け板 (6) 断熱カバー (11) 台車の台枠 (13)(14) 側板 (15) 底板 (17) 係合用切欠 (18) 係止部材 (19) 係合用孔 (30) 後面部用枠 (31) 枠部材 (32) 両側面部 (35) キャスター (40) 側面部用枠 (41) 枠部材 (42) 横バー (45) キャスター (46)(47)(49) 係合ピン (47a) 拡径した先端部 (48) 凸起 (6) 断熱カバー (61) 後面部 (62) 側面部 (63) 上面部 (64) 前面部 (80) 掛止バー
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−53429(JP,U) 実開 昭53−140261(JP,U) 実開 平3−72080(JP,U) 実開 昭55−163269(JP,U) 実開 平1−107667(JP,U) 実開 昭52−35044(JP,U) 特公 昭47−14420(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 3/02 B62B 5/06
Claims (2)
- 【請求項1】平面四角形をなすキャスター付の台車に、
組付け自在な側枠体を備えてなり、側枠体は、後面部用
枠とその両側にそれぞれヒンジ連結部を介して折畳み可
能に連接された側面部用枠とを有し、該側枠体の下部に
キャスターが付設され、さらに組付け状態の両側面部用
枠間に掛架されて両枠間の間隔を規制する掛止バーを備
えてなることを特徴とする運搬用台車。 - 【請求項2】請求項1に記載の運搬用台車において、台
車に対し脱着可能に設けられた手押し用ハンドルを備え
てなる運搬用台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064165U JP2584718Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 運搬用台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064165U JP2584718Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 運搬用台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627424U JPH0627424U (ja) | 1994-04-12 |
JP2584718Y2 true JP2584718Y2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=13250182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992064165U Expired - Lifetime JP2584718Y2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 運搬用台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584718Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3392075B2 (ja) * | 1999-06-29 | 2003-03-31 | 株式会社日立物流 | 台車用のユニット一体形成シートカバー |
JP4807507B2 (ja) * | 2006-09-05 | 2011-11-02 | 株式会社ダイフク | 折り畳み自在な搬送用台車 |
JP5631046B2 (ja) * | 2010-04-19 | 2014-11-26 | 有限会社もんぜん | 集配用運搬車 |
JP7153854B2 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-10-17 | 裕二 徳永 | 運搬式パイプラック用牽引ハンドル |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3680334A (en) * | 1971-01-20 | 1972-08-01 | Phillips Petroleum Co | Apparatus having chamber of oval cross-section for heat treating largedenier tow |
JP3053429U (ja) * | 1998-04-21 | 1998-10-27 | 栗原建材産業株式会社 | 木製枠体付き網籠 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP1992064165U patent/JP2584718Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627424U (ja) | 1994-04-12 |
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