JPH0130094Y2 - - Google Patents

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JPH0130094Y2
JPH0130094Y2 JP17354784U JP17354784U JPH0130094Y2 JP H0130094 Y2 JPH0130094 Y2 JP H0130094Y2 JP 17354784 U JP17354784 U JP 17354784U JP 17354784 U JP17354784 U JP 17354784U JP H0130094 Y2 JPH0130094 Y2 JP H0130094Y2
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JP
Japan
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frame body
frame
serving
door
soup
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JP17354784U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば学校、病院等における給食にお
いて、食品及び食器を運搬すると共に、盛り付け
台として機能する配膳車に関する。
(従来の技術) 従来の配膳車においては台車上に側面が開口さ
れた枠体が設けられ、枠体内には棚板が設けら
れ、更に側面を開閉するためのカーテンが設けら
れたものが提供されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記のような従来の配膳車は台車上のス
ペースをほぼ全面棚板を置くという構成になつて
いるので、例えばスープ、みそ汁等の汁物を運
び、給仕するときに次のような問題点があつた。
すなわち、運搬する場合には汁物容器(食缶)は
別に運ぶか、又は棚板の一部を取り外して配膳車
で運ばねばならない。また給仕する場合には、特
に汁物給仕用の台が装備されていず、トレーに配
された椀に1人分ずつよそわねばならず、作業効
率が悪く、またこぼして付近を汚すことがあつ
た。また側面開閉用のシヤツタ用カーテンは側面
上部の巻上げ用ロールや、スライド機構により開
閉されるが、これらの装置が配膳車の上部に設け
られて、配膳車の高さを高くし、運搬者が後から
押す場合の視界を悪くした。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するためキヤスタを
備えた台車上に、左右の側部を開放し、かつ前部
と後部の上部にそれぞれ窓孔を形成した枠体を立
設し、この枠体内には複数の棚板を枠体の左右の
側部から抜き挿し自在に設けると共に、上記枠体
の窓孔には透明蓋を取り付け、また上記枠体の前
部には、ドア付きの収納部を設け、また前部と後
部にはハンドルをそれぞれ設ける一方、上記枠体
の左右の側部の開口部にはシヤツタカーテンを引
き出し自在に設けたものである。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の実施例につき説明
する。
第1図は配膳車の全体を示し、キヤスタ2及び
台板3aからなる台車3上に枠体1が形成されて
いる。台車3は第2図に示すように長方形の二つ
の角を削つた六角形をなす台板3aの下面に、第
3図に示すように2本のキヤスタフレーム3bを
介して、方向可変のキヤスタ2が設けられてなつ
ている。上記台板3aの周囲には第6図に示すよ
うな塩化ビニール製のバンパ14が取り付けられ
ている。第3図は配膳車主部の分解図で、枠体1
は外枠1aと内枠1bとからなり、それぞれ、側
面が開口され、前後面及び上面を一体に強化プラ
スチツクスにより成形されている。内枠1b、外
枠1a共に上面と前後面の角部にそれぞれ窓孔4
b,4aが設けられており、外枠1aの窓孔4a
にはL字型の透明蓋6が付せられている。
内枠1bの前後面の内蓋には第4図に示すよう
な棚受11が取り付けられ、第5図に示すような
ステンレス鋼製の棚板5が抜き挿し自在に取り付
けられている。外枠1a及び内枠1bの前面と前
面の間には間隙があり、収納部7用のスペースに
なつている。外枠1aの前面には上記収納部7取
り付け用の凹部7m,7nが設けられている。外
枠1aの側部開口部の上辺部には、カーテン用ロ
ール13がロールボツクス13a内に納められて
取り付けられている。シヤツタカーテン10は第
7図イに示すように、長方形の布の上下に係止棒
10a,10bが取り付けられ、下係止棒10b
の中央にはシヤツタハンドル10dが設けられて
いる。上記シヤツタカーテン10は上係止棒10
aをカーテン用ロール13のロール溝13c内に
挿入されて、取り付けられ、カーテン用ロール1
3はロールフレーム(図示せず)によつて回転自
在に支持され、ロールフレームはロールボツクス
13a内に納められている。
カーテン用ロール13から引き出されたカーテ
ン10は下係止棒10bの両端10cをガイド部
12の溝に嵌め込まれ、ガイド部12に設けられ
た係止爪により係止されて止められまたコイルス
プリング(図示せず)の作用により巻き戻され
る。またカーテン10の交換はロール側板13f
を外して簡単に行われる。枠体1の前後面には左
右角部にたてに2本のハンドル9aが設けられ、
中央をよこハンドル9bで連結されてH型ハンド
ル9を形成している。
一方枠体1の前部には第8図に示すようにドア
8付きの収納部7が設けられている。同図はドア
8a,8bが開かれ食品、食器を収納しあるいは
給仕する状態の例を示している。すなわち、ドア
8a,8bは下へ引かれて90度開いた位置で係止
され棚を形成する。上部の収納部7aは比較的小
さく、椀などが納められ、下部収納部7bは比較
的大きく、汁物用食缶などが納められる。
次に上記のように構成された配膳車につきその
作用を示す。収納部は多様な目的に使用可能であ
るが、特に第8図に示すように汁物を運搬し、給
仕するのに便利である。すなわち下部収納部7b
に汁物用食缶を収納して運搬し、給仕時にはドア
8bを開くことにより、食缶用の台を形成し、更
に上部収納部7aには椀等汁物食器を収納し、上
部ドア8aを開くことにより食器用台を形成す
る。その台の上に椀等を並べ、下の食缶から汁物
をよそうことにより、効率良くしかも、周囲にこ
ぼさずに給仕することができる。
H型ハンドル9は旋回等の進路変更を行うのに
有効で、且つコーナ部のバンパー効果の役をなす
たてハンドル9aと、直進時の押し引きや、溝に
はまつた時に持ち上げるのに便利な横ハンドル9
bとの組合せからなつており、配膳車の移動操作
に大変有効である。
また、枠体1の上部中央に前後挿通して設けら
れた窓孔4と透明蓋6により、配膳車の後から押
す場合にも、視線位置に視野が開け、操作性及び
安全性を良くしている。また透明蓋6から枠体1
の内部の確認もできる。台車3の周囲に設けられ
たバンパ14により移動時の壁などへの当りをや
わらげて、食品のこぼれや食器の破損を防ぐと共
に、人へのケガの危険を少なくしている。シヤツ
タカーテン10の効果により、内部をゴミやホコ
リから守ると共に、枠体1が強化プラスチツクス
により成形され、かつ棚板5がステンレス鋼製な
のでさび等がつかず、清潔を保つことができる。
なお、本考案の実施は上記のものに限られるこ
とはないが特に収納部7について次のようなもの
があげられる。
第9図〜第11図にはドア及び収納部の他の実
施例を示すもので、第9図は小食品その他の収納
部となつている例、第10図は下部のドア8eの
下端が内側に曲げられ、偏平な食缶の載せられる
台が設けられている例、第11図はドア8fの下
部に食缶の形状に合せてふくらみがつけられると
共に、下端に台が設けられている例である。上記
第8図〜第11図の各例において収納部7及びド
ア8の形式と前記ハンドル9の形状は対応してお
り、第8図においては上下収納部7a,7bの間
の位置によこハンドル9bが設けられており、図
に示されるように、下開きのドア8aが載せられ
て給仕用の台を形成する。一方第9図〜第11図
の例においては、ドア8が大きい、あるいは収納
部7を有効に利用する等のためによこハンドル9
bを設けていない。汁物の収納部7b,7e,7
fにはヒータユニツトを設け保温をすることもで
きる。
第12図及び第13図はシヤツタカーテン10
の他の実施例を示し、第12図はジツパー10e
で、第13図は結合レール10fでそれぞれ結合
され、かつ切離されて簡単に交換ができる。
(考案の効果) 本考案はキヤスタを備えた台車上に、左右の側
部を開放しかつ前部と後部の上部にそれぞれ窓孔
を形成した枠体を立設し、この枠体内には複数の
棚板を枠体の左右の側部から抜き挿し自在に設け
ると共に、上記枠体の窓孔には透明蓋を取り付
け、また上記枠体の前部には、ドア付きの収納部
を、前部と後部にハンドルをそれぞれ設ける一
方、上記枠体の左右の側部の開口部にはシヤツタ
カーテンを引き出し自在に設けたものであるの
で、例えばスープ、みそ汁等の汁物を運び、給仕
する場合においても、汁物容器を収納部に収納し
て運ぶことができ、別に運んだり、棚板を外して
スペースを作る等の必要がない。又汁物を給仕す
る場合にも、収納部に椀等汁物用食器を入れ、ド
アを開いて給仕用の台とすることができるので、
効率良くまた清潔に行うことができる。またシヤ
ツタカーテンが引き出し自在に設けられており、
内部にゴミ、ほこり等が入るのを防ぐと共に、開
閉作業が簡単に行われる。更に枠体上部に前後に
貫通して窓孔が設けられて、運搬者が後部から押
す場合に視界を良くしている。また、前後にハン
ドルが設けられて、移動の際の押し引きや方向転
換、制動等において取りまわしを良くしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の配膳車の全体を示
す斜視図、第2図は平面図、第3図は主要部の分
解図、第4図及び第5図は棚受、及び棚板の斜視
図、第6図はバンパの断面図、第7図はイカーテ
ン用ロールとシヤツタカーテンの取付けを示す斜
視図、ロカーテン用ロールの分解図、第8図は収
納部の構成と使用例を示す斜視図、第9図〜第1
1図は収納部の他の実施例を示す斜視図、第12
図及び第13図はシヤツタカーテンの他の実施例
を示す斜視図である。 1……枠体、2……キヤスタ、3……台車、4
……窓孔、5……棚板、6……透明蓋、7……収
納部、8……ドア、9……ハンドル、10……シ
ヤツタカーテン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤスタ2を備えた台車3上に、左右の側部を
    開放し、かつ前部と後部の上部にそれぞれ窓孔4
    を形成した枠体1が立設され、この枠体1内には
    複数の棚板5が枠体1の左右の側部から抜き挿し
    自在に設けられるとともに、上記枠体1の窓孔4
    には透明蓋6が取り付けられ、また、上記枠体1
    の前部にはドア8付きの収納部7が、前部と後部
    にはハンドル9がそれぞれ設けられる一方、上記
    枠体1の左右の側部の開口部にはシヤツタカーテ
    ン10が引き出し自在に設けられて成ることを特
    徴とする配膳車。
JP17354784U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0130094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17354784U JPH0130094Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17354784U JPH0130094Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6188542U JPS6188542U (ja) 1986-06-10
JPH0130094Y2 true JPH0130094Y2 (ja) 1989-09-13

Family

ID=30731200

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17354784U Expired JPH0130094Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612652Y2 (ja) * 1989-11-30 1994-04-06 コクヨ株式会社 ワゴン
JP5307045B2 (ja) * 2010-01-19 2013-10-02 株式会社オーキン 運搬車兼配膳台
JP7449707B2 (ja) * 2020-02-07 2024-03-14 株式会社オカムラ 搬送用什器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6188542U (ja) 1986-06-10

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