JP6056106B2 - 二輪車用荷かご - Google Patents
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Description
特に、荷物が、例えば、中高生が持つ学生鞄や、ビジネスマンが持つビジネスバッグや通勤鞄等、開口幅が比較的大きく定型化された鞄の場合、特許文献3の自転車用荷かごでは、この種の鞄は、荷かごの底部まで入らない。そのため、運転者は、鞄を、やむを得なく斜めの姿勢、鞄の底を立てた姿勢、または左右両側の側部で両端支持することにより底部と離間した不安定な姿勢で、荷かごに載置しなければならない。このように、鞄が不安定な姿勢で荷かごに載置されると、鞄内に入っている書類や筆記具等の収納物の散乱や、弁当から汁漏れが発生するほか、鞄が落下してしまう虞があるため、問題となる。
(1)底であるかご底部と、二輪車の前後方向に対し、後方側に位置して前記かご底部と連結するかご後部と、前記かご底部を介して、前記かご後部より前方側に位置して前記かご底部と連結するかご前部と、を有し、前記二輪車に荷物を載置するのに装着される二輪車用荷かごにおいて、前記二輪車の車軸方向に沿う幅方向に対し、前記かご底部の両側に、外部との間に介在物をなくして開放された開口部を有すること、前記開口部は、前記かご底部と高低差のない下端位置から上方に向けて形成されていること、を特徴とする。
(2)(1)に記載する二輪車用荷かごにおいて、前記開口部は、前記かご前部と前記かご後部との間にわたって、全域に開放されていること、前記かご底部の前記幅方向の距離が、前記かご前部と前記かご後部との距離より大きいこと、を特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載する二輪車用荷かごにおいて、荷物の落下を防止する荷物保持手段を備えていること、を特徴とする。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、前記開口部の大きさに対応したかご側部材を、前記かご前部、前記かご後部、及び前記かご底部とは別体で有し、前記かご側部材は、前記かご前部及び前記かご後部と着脱可能に形成されていること、を特徴とする。
(5)(4)に記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご前部または前記かご後部のいずれか一方には、前記かご前部と前記かご後部とから取り外された状態にある前記かご側部材を保管するかご側部材保管手段を備えていること、を特徴とする。
(6)(4)に記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご側部材は、その下方向きに突出して形成された第1係合部を有し、前記第1係合部と係合可能な第1被係合部が、前記かご底部に形成されていること、前記かご側部材は、前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合して前記かご底部に取り付けられ、前記第1係合部と前記第1被係合部との係合位置を相対的に変えることにより、前記かご底部に対し、立設した姿勢と、重なって横たわった姿勢とが選択できること、を特徴とする。
(7)(6)に記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご側部材は、その左右方向外側向きに突出して形成された第2係合部と、厚み方向に突出して形成された第3係合部とを有していること、前記第2係合部と係合可能な第2被係合部が、前記かご前部と前記かご後部とに形成されていると共に、前記第3係合部と係合可能な第3被係合部が、前記かご底部に形成されていること、前記かご側部材は、前記第2係合部と前記第2被係合部との係合により、前記かご前部と前記かご後部に、立設した姿勢で保持されて固定されること、または前記第3係合部と前記第3被係合部との係合により、前記かご底部に、横たわった姿勢で保持されて固定されること、を特徴とする。
(9)(8)に記載する二輪車用荷かごにおいて、前記延設部は、前記かご前部と前記かご後部との係合で固定させることにより、立設できること、を特徴とする。
(10)(1)乃(9)のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご底部は、前記前後方向または前記幅方向に反って湾曲した形状、あるいは前記幅方向に沿って波型形状に形成されていること、前記かご底部には、貫通孔が形成されていること、を特徴とする。
(11)(1)乃至(9)のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご底部は、前記幅方向の端側を、前記前後方向に対し、頂面と底面とを連続的に交互に入れ替えて配置された波型形状に形成されていること、前記底面は、前記かご底部の前記幅方向の端に向けて次第に、頂面に対して下向きに傾斜していること、を特徴とする。
(12)(8)乃至(11)のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご前部、前記かご底部、及び前記かご後部は、回動可能な係合部材により、前記かご前部と前記かご底部とを、及び前記かご底部と前記かご後部とを、それぞれ直角に回動させることにより、U字型形状に連結される構成であり、前記かご前部、前記かご底部、及び前記かご後部を、U字型形状に維持して固定させるかご部材固定手段を備えていること、を特徴とする。
(13)(1)乃至(12)のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、前記かご前部が前記かご後部の高さより低いこと、を特徴とする。
(14)(1)乃至(13)のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、荷物は、定型化された鞄であること、を特徴とする。
本発明の二輪車用荷かごは、底であるかご底部と、二輪車の前後方向に対し、後方側に位置してかご底部と連結するかご後部と、かご底部を介して、かご後部より前方側に位置してかご底部と連結するかご前部と、を有し、二輪車に荷物を載置するのに装着される二輪車用荷かごにおいて、二輪車の車軸方向に沿う幅方向に対し、かご底部の両側に、外部との間に介在物をなくして開放された開口部を有すること、開口部は、かご底部と高低差のない下端位置から上方に向けて形成されていること、を特徴とするので、荷物が、例えば、中高生が持つ学生鞄や、ビジネスマンが持つビジネスバッグや通勤鞄等、開口幅が比較的大きい形状で定型化された鞄等の場合でも、このような荷物を、安定した水平な姿勢でかご底部に、簡単に載置することができる。そのため、上述したような鞄等の荷物内に収納されている書類、筆記具等の内容物が散乱してしまうことや、弁当からの汁漏れ等の液体漏れを防止することができる。勿論、二輪車の走行中でも、本発明の二輪車用荷かごに載置された荷物において、内容物の散乱や、液体漏れは防止できている。
すなわち、本発明の二輪車用荷かごが、例えば、かご前部と、かご底部と、かご後部とにおいて、一体化されたこれら3つの部材を係合部材の位置で折り畳み、1層状に積層させる形態や、これら3つの部材がそれぞれ単体であり、係合部材により3つの部材を1つに連結して組み立てる形態等で構成されていると、荷姿の体積がより小さくでき、搬送コストが安価になる。そして、ユーザーや自転車屋等が、本発明の二輪車用荷かごの組立てを行い、かご前部、かご底部、及びかご後部を、U字型形状に形成し、かご部材固定手段により、この形状を維持して固定させる。そのため、本発明の二輪車用荷かごの組立て作業をユーザーで行うと、メーカーと市場間での物流コストの低減効果と共に、メーカーの製造コストを抑制できるため、ひいては本発明の二輪車用荷かごが安価にできる。
荷かご1は、図1及び図2に示すように、底であるかご底部11と、自転車71の前後方向Lに対し、後方側に位置してかご底部11と連結するかご後部13と、かご底部11を介して、かご後部13より前方側に位置してかご底部11と連結するかご前部12と、を有している。かご底部11の底面は、水平面となっており、本実施形態1では、底面から外部への排水孔としての貫通孔を設けていないが、必要に応じてこのような貫通孔を設けておくことが好ましい。荷かご1は、自転車71のハンドル73前部に固定して装着されている。図10は、実施形態1に係る荷かごを幅方向から見た側面図である。
一方、自転車71の取付けブラケット75の配置位置や形状の都合上、第1形状の荷物保持部材20を用いてかご後部13をブラケット75に締結具25で固定できない場合がある。この場合には、図8に示す第2形状の荷物保持部材20Aが用いられる。荷物保持部材20Aでは、2つ締結具25の芯間距離が大きいため、基部21Aの下方を2分割して離間させることにより、2つの長孔23Hの芯間距離が、第2形状の荷物保持部材20Aより大きくなっている。第2形状の荷物保持部材20Aは、図示していないが、左右両側とも、かご後部13のかご取付け孔18H(図4参照)より側板保管枠50側寄りの位置に、締結具25をかご後部13と第2形状の荷物保持部材20Aの長孔23Hを挿通して螺合させることにより、取り付けられる。
本実施形態1の荷かご1は、底であるかご底11部と、自転車71の前後方向Lに対し、後方側に位置してかご底部11と連結するかご後部13と、かご底部11を介して、かご後部13より前方側に位置してかご底部11と連結するかご前部12と、を有し、自転車71に荷物80を載置するのに装着される荷かご1において、自転車71の車軸72方向に沿う幅方向Wに対し、かご底部11の両側に、外部との間に介在物をなくして開放された開口部14を有すること、開口部14は、かご底部11と高低差のない下端位置14aから上方に向けて形成されていること、を特徴とするので、荷物80が、例えば、中高生が持つ学生鞄や、ビジネスマンが持つビジネスバッグや通勤鞄等、開口幅が比較的大きい形状で定型化された鞄等の場合でも、このような荷物80を、安定した水平な姿勢でかご底部11に、簡単に載置することができる。そのため、上述したような鞄等の荷物80内に収納されている書類、筆記具等の内容物が散乱してしまうことや、弁当からの汁漏れ等の液体漏れを防止することができる。勿論、自転車71の走行中でも、荷かご1に載置された荷物80において、内容物の散乱や、液体漏れは防止できている。
次に、実施形態1の変形形態1に係る荷かごについて、説明する。図13は、変形形態1に係る荷かごを示す斜視図である。本実施形態1では、図4に示すように、かご前部12が幅方向Wに沿って真直ぐな形状に形成されているが、変形形態1の荷かご1Aでは、かご後部13は本実施形態1と同じであるものの、図13に示すように、かご前部12Aが、幅方向W中央部で前後方向L前側に突出した湾曲形状に形成され、かご底部11Aと連結している。このように、かご前部12Aが湾曲形状に形成されていると、意匠上、荷かご1Aの見栄えが良くなり、この荷かご1Aは、例えば、主婦や学生等の人からデザイン的に好感が持たれる荷かご1Aとなり得る。勿論、変形形態1の荷かご1Aは、実施形態1の荷かご1と同じ作用・効果を奏するため、その記載は省略する。
次に、実施形態2の荷かごについて、図14を用いて説明する。実施形態2は、かご後部13に対するかご前部12Bの高さが異なる点で、実施形態1と異なるが、それ以外の部分は、実施形態1と同様である。従って、実施形態1とは異なる部分を中心に説明し、その他については、実施形態1と同じ符号を用いて、説明を簡略または省略する。図14は、実施形態2に係る荷かごの構成を説明する斜視図である。
次に、実施形態2の変形形態2に係る荷かごについて、説明する。図15は、変形形態2に係る荷かごを幅方向から見た側面図である。本変形形態2の荷かご1Cでは、図15に示すように、実施形態2と同様、かご前部12Bがかご後部13の高さより低くなっているが、かご底部11Cが、前後方向Lに反って湾曲した形状に形成されている。具体的には、かご底部11Cは、前後方向L中央付近を頂部として山型形状で、定型化した鞄等の荷物80の底全面が当接できる大きさの曲率半径R1により、僅かに湾曲した形状で形成されている。すなわち、かご底部11Cでは、かご底部11Cの中央付近に対し、かご底部11Cとかご前部12Bとのコーナーと、かご底部11Cとかご後部13とのコーナーとがそれぞれ、高低差h1(0<h1)で低くなっており、両側コーナーが、排水溝として機能している。勿論、変形形態2の荷かご1Cは、実施形態2の荷かご1Bと同じ作用・効果を奏するため、その記載は省略する。
次に、実施形態3の荷かごについて、図16を用いて説明する。実施形態3は、かご底部の構成の点で、実施形態1と異なるが、それ以外の部分は、実施形態1と同様である。従って、実施形態1とは異なる部分を中心に説明し、その他については、実施形態1と同じ符号を用いて、説明を簡略または省略する。図16は、実施形態3に係る荷かごを示す斜視図である。
また、延設部112を底基部111の外側で面一となる位置に拡張して配置すれば、かご底部110の底面積が増大するため、例えば、幅が60cmを超えない60cm近傍の幅広な鞄等のように、従来の二輪車用荷かごでは載置できなかった、幅方向Wの大きさが大きい荷物80が、荷かご101に、安定した水平姿勢で載置できる。なお、二輪車が自転車71の場合、道路交通法施工規則第9条2により、車体幅が60cmを超えないことと規定されているため、両側の延設部112,112を拡張したかご底部110の幅方向Wの大きさは60cm以下となっている。
次に、実施形態4の荷かごについて、図17及び図18を用いて説明する。実施形態4は、かご底部211とかご前部212とかご後部213との各連結部が回動可能に構成されている点、及びかご前部212とかご後部213の上端外縁をU字形状に折り曲げられた補強リブになっている点で、実施形態1と異なるが、それ以外の部分は、実施形態1と同様である。従って、実施形態1とは異なる部分を中心に説明し、その他については、実施形態1と同じ符号を用いて、説明を簡略または省略する。図17は、実施形態4に係る荷かごを幅方向から見た側面図であり、図18は、実施形態4と、後述する実施形態5に係る荷かごの展開図である。なお、図17及び図18では、図を見易くするため、かご前部212とかご後部213の上端外縁以外の補強リブの図示を省略している。
次に、実施形態5の荷かごについて、図18〜図21を用いて説明する。実施形態5は、かご部材固定手段の構成の点で、実施形態4と異なるが、それ以外の部分は、実施形態4と同様である。従って、実施形態4とは異なる部分を中心に説明し、その他については、実施形態4と同じ符号を用いて、説明を簡略または省略する。図19は、実施形態5に係る荷かごを幅方向から見た側面図である。図20は、実施形態5に係る荷かごの組立工程を説明する第1工程図であり、この第1工程図に続く第2工程図を図21に示す。なお、図19〜図21では、図を見易くするため、補強リブの図示を省略している。
次に、実施形態6の荷かごについて、実施例1〜3を挙げて、図22〜図26に基づいて説明する。実施形態6は、かご底部の形状の点で、実施形態1〜5、及び変形形態1,2と異なるが、それ以外の部分は、実施形態1等と同様である。従って、実施形態1〜5、及び変形形態1,2とは異なる部分を中心に説明し、その他については、実施形態1,4と同じ符号を用いて、説明を簡略または省略する。
本実施例1の荷かご401では、かご底部11Kは、幅方向Wに反って湾曲した形状に形成され、かご底部11Kには、複数の排水孔60Hが形成されている。具体的には、かご底部11Kは、幅方向W中央付近を頂部として両端側に傾斜した山型形状で、定型化した鞄等の荷物80の底全面が当接できる大きさの曲率半径により、僅かに湾曲した形状に形成されている。また、かご底部11Kには、複数の排水孔60Hが、かご側板係合孔17Hを避けた位置に配設されている。
本実施例2の荷かご501では、かご底部11Lは、幅方向Wに反って湾曲した形状に形成され、かご底部11Lには、複数の排水孔60Hが形成されている。具体的には、かご底部11Lは、幅方向W中央付近を底部として両端側に傾斜した谷型形状で、定型化した鞄等の荷物80の底全面が当接できる大きさの曲率半径により、僅かに湾曲した形状に形成されている。また、かご底部11Lには、複数の排水孔60Hが、かご底部11Lの谷部に設けるほか、かご側板係合孔17Hを避けた位置に配設されている。
図25は、実施形態6の実施例3に係る荷かごを上方から見た平面図であり、図26は、図25中、B−B矢視断面図であり、この実施例3に係る荷かごのかご底部形状を説明する図である。かご底部11Mは、幅方向Wに沿って波型形状に形成されており、かご底部11Mには、複数の排水孔60Hが形成されている。具体的には、かご底部11Mは、図26に示すように、幅方向W中央付近を頂部に、その頂部の両側に隣接する位置に底部を設け、頂部と底部とを連続的に交互に入れ替えて配置された波型形状に形成されおり、複数の排水孔60Hが、かご底部11Mの底部に設けるほか、かご側板係合孔17Hを避けた位置に配設されている。
次に、実施形態7の荷かごについて、図27を用いて説明する。実施形態7は、かご底部11Nが前後方向Lに沿って波型形状に形成されている点、及び実施形態6の排水孔60Hを有していない点で、実施形態6の実施例3と異なる。図27は、実施形態7に係る荷かごを概略的に示す斜視図であり、この荷かごの作用を説明する図である。
次に、実施形態8の荷かごについて、説明する。実施形態8は、主として、かご側板とかご底部との取り付け構造等の点で、実施形態3と異なる。従って、実施形態1,3とは異なる部分を中心に説明し、その他については、実施形態1と同じ符号を用いて、説明を簡略または省略する。図28は、本実施形態8に係る荷かごの正面図であり、その左側側面図を図29に、上方からの平面図を図30に、それぞれ示す。
(1)二輪車を自転車としたが、本発明の二輪車用荷かごは、自転車の他にも、例えば、原動付自転車、自動二輪車、1つの前輪と2つの後輪とからなる車体構成で、自転車のように、人力でペダルを漕ぐ三輪車やベロタクシー等の車体を装着の対象としても良い。
(2)また、荷かご1等を樹脂製としたが、二輪車用荷かごの材質は、例えば、アルミニウム、ステンレス等の金属製でも良い。
(3)また、荷かご1等を板材で形成したが、二輪車用荷かごをメッシュ構造で構成しても良い。
(4)また、開口部14を、かご前部12とかご後部13との前後方向Lの距離t1(図4参照)全域にわたる大きさで形成したが、かご底部と高低差のない下端位置から上方に向けて開放されていれさえすれば、開口部の前後方向の大きさは、適宜変更可能である。
11,11C,11K,11L,11M,11N,110,211,811 かご底部
811Ha 底部端係合孔(第1被係合部)
811Hb 底部中央係合孔(第3被係合部)
11Na 頂面
11Nb 底面
12,12A,12B,212,812 かご前部
812H かご側板側部係合孔(第2被係合部)
13,213,813 かご後部
813H かご側板側部係合孔(第2被係合部)
14 開口部
14a (開口部の)下端位置
20,20A 荷物保持部材(荷物保持手段)
30 荷物保持ベルト締結体(荷物保持手段)
40,40B,840 かご側板(かご側部材)
842 底部取付係合部(第1係合部)
843 かご側板係合片(第2係合部)
845 かご側板収納係合片(第3係合部)
50,50B 側板保管枠(かご側部材保管手段)
60H 排水孔(貫通孔)
71 自転車71(二輪車)
80 荷物
81 取っ手
111 底基部
112 延設部
214 係合部材
215,315 かご部材固定部材(かご部材固定手段)
L 前後方向
W 幅方向(車軸方向)
t1,t2 距離
Hf かご前部の高さ
Hr かご後部の高さ
Claims (9)
- 底であるかご底部と、二輪車の前後方向に対し、後方側に位置して前記かご底部と連結するかご後部と、前記かご底部を介して、前記かご後部より前方側に位置して前記かご底部と連結するかご前部と、を有し、前記二輪車に荷物を載置するのに装着される二輪車用荷かごにおいて、
前記二輪車の車軸方向に沿う幅方向に対し、前記かご底部の両側に、外部との間に介在物をなくして開放された開口部を有すること、
前記開口部は、前記かご底部と高低差のない下端位置から上方に向けて形成されていること、
前記開口部の大きさに対応したかご側部材を、前記かご前部、前記かご後部、及び前記かご底部とは別体で有し、前記かご側部材は、前記かご前部及び前記かご後部と着脱可能に形成されていること、
前記かご側部材は、その下方向きに突出して形成された第1係合部を有し、前記第1係合部と係合可能な第1被係合部が、前記かご底部に形成されていること、
前記かご側部材は、前記第1係合部と前記第1被係合部とが係合して前記かご底部に取り付けられ、前記第1係合部と前記第1被係合部との係合位置を相対的に変えることにより、前記かご底部に対し、立設した姿勢と、重なって横たわった姿勢とが選択できること、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 請求項1に記載する二輪車用荷かごにおいて、
前記かご側部材は、その左右方向外側向きに突出して形成された第2係合部と、厚み方向に突出して形成された第3係合部とを有していること、
前記第2係合部と係合可能な第2被係合部が、前記かご前部と前記かご後部とに形成されていると共に、前記第3係合部と係合可能な第3被係合部が、前記かご底部に形成されていること、
前記かご側部材は、
前記第2係合部と前記第2被係合部との係合により、前記かご前部と前記かご後部に、立設した姿勢で保持されて固定されること、または
前記第3係合部と前記第3被係合部との係合により、前記かご底部に、横たわった姿勢で保持されて固定されること、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 底であるかご底部と、二輪車の前後方向に対し、後方側に位置して前記かご底部と連結するかご後部と、前記かご底部を介して、前記かご後部より前方側に位置して前記かご底部と連結するかご前部と、を有し、前記二輪車に荷物を載置するのに装着される二輪車用荷かごにおいて、
前記二輪車の車軸方向に沿う幅方向に対し、前記かご底部の両側に、外部との間に介在物をなくして開放された開口部を有すること、
前記開口部は、前記かご底部と高低差のない下端位置から上方に向けて形成されていること、
前記開口部の大きさに対応したかご側部材を、前記かご前部、前記かご後部、及び前記かご底部とは別体で有し、前記かご側部材は、前記かご底部に対し立設した姿勢となる配置位置と、前記かご前部と前記かご後部との間で前記かご底部と重なって横たわった姿勢となる配置位置との間を可動範囲内として、前記かご底部に回動可能に取り付けられていること、
前記かご側部材は、前記かご前部または前記かご後部に接続するための第4係合部を、前記前後方向に沿う左右方向両側にそれぞれ、突出した形態で有し、前記左右方向一方側の前記第4係合部と、挿通により係合可能な第4被係合孔部が、前記かご前部に形成され、前記左右方向他方側の前記第4係合部と、挿通により係合可能な第4被係合孔部が、前記かご後部に形成されていること、
前記かご前部、前記かご底部、及び前記かご後部は、面を有した状態で、樹脂により、許容範囲内の可撓性を備えたU字型形状に一体成形され、前記かご側部材は、前記かご前部と前記かご後部とを変形して、前記第4係合部と前記第4被係合孔部とを係合することにより、固定した状態に立設できること、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 底であるかご底部と、二輪車の前後方向に対し、後方側に位置して前記かご底部と連結するかご後部と、前記かご底部を介して、前記かご後部より前方側に位置して前記かご底部と連結するかご前部と、を有し、前記二輪車に荷物を載置するのに装着される二輪車用荷かごにおいて、
前記二輪車の車軸方向に沿う幅方向に対し、前記かご底部の両側に、外部との間に介在物をなくして開放された開口部を有すること、
前記開口部は、前記かご底部と高低差のない下端位置から上方に向けて形成されていること、
前記かご底部は、前記幅方向の端側を、前記前後方向に対し、頂面と底面とを連続的に交互に入れ替えて配置された波型形状に形成されていること、
前記底面は、前記かご底部の前記幅方向の端に向けて次第に、頂面に対して下向きに傾斜していること、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、
前記かご底部は、前記前後方向または前記幅方向に反って湾曲した形状、あるいは前記幅方向に沿って波型形状に形成されていること、
前記かご底部には、貫通孔が形成されていること、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、
前記開口部は、前記かご前部と前記かご後部との間にわたって、全域に開放されていること、
前記かご底部の前記幅方向の距離が、前記かご前部と前記かご後部との距離より大きいこと、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、
前記かご前部が前記かご後部の高さより低いこと、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、
荷物の落下を防止する荷物保持手段を備えていること、
を特徴とする二輪車用荷かご。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載する二輪車用荷かごにおいて、
荷物は、定型化された鞄であること、
を特徴とする二輪車用荷かご。
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