JP3198716B2 - 感熱記録材料 - Google Patents
感熱記録材料Info
- Publication number
- JP3198716B2 JP3198716B2 JP10581193A JP10581193A JP3198716B2 JP 3198716 B2 JP3198716 B2 JP 3198716B2 JP 10581193 A JP10581193 A JP 10581193A JP 10581193 A JP10581193 A JP 10581193A JP 3198716 B2 JP3198716 B2 JP 3198716B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- sensitive recording
- recording layer
- water
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保存性の優れた感熱記
録材料に関するものである。
録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料は一般に紙、合成紙、また
はプラスチックフィルムなどからなるシート状支持体上
に、電子供与性ロイコ染料のような発色性染料と、電子
受容性のフェノール性化合物などのような顕色性化合物
と、接着剤とを主成分として含む感熱発色層を設けたも
のであって、これら発色性染料と顕色剤とを熱エネルギ
ーによって反応させて発色記録画像を得ることができ
る。
はプラスチックフィルムなどからなるシート状支持体上
に、電子供与性ロイコ染料のような発色性染料と、電子
受容性のフェノール性化合物などのような顕色性化合物
と、接着剤とを主成分として含む感熱発色層を設けたも
のであって、これら発色性染料と顕色剤とを熱エネルギ
ーによって反応させて発色記録画像を得ることができ
る。
【0003】一方、感熱記録方式は単に加熱するだけで
発色画像が得られ、またこの記録装置を比較的簡単にコ
ンパクトなものにすることができるなどの利点が高く評
価され、ファクシミリや自動券売機、科学計測器、CD
/ATM、POSラベル用プリンターなど各種情報記録
方式として広範囲に利用されている。
発色画像が得られ、またこの記録装置を比較的簡単にコ
ンパクトなものにすることができるなどの利点が高く評
価され、ファクシミリや自動券売機、科学計測器、CD
/ATM、POSラベル用プリンターなど各種情報記録
方式として広範囲に利用されている。
【0004】しかし、従来の感熱記録材料は油や可塑剤
と接触すると記録濃度が低下し、又ひどい場合には記録
が全く消失してしまう問題があった。例えば、感熱記録
材料の裏面に感圧接着剤(粘着剤)層を設けた感熱ラベ
ルをPOSラベルとして、塩ビフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム等に貼付けると、フィルムに含有される可塑
剤がラベルの裏面から移行したり、ラベル表面に直接接
触したフィルムから可塑剤が移行し、ラベルに印字され
たバーコードや文字が判読できなくなる問題があった。
また、上記ラベルに、食用油、工業油等の油類が接触し
ても、可塑剤の場合と同様に記録部が消失したり、判読
できなくなるという問題点があった。
と接触すると記録濃度が低下し、又ひどい場合には記録
が全く消失してしまう問題があった。例えば、感熱記録
材料の裏面に感圧接着剤(粘着剤)層を設けた感熱ラベ
ルをPOSラベルとして、塩ビフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム等に貼付けると、フィルムに含有される可塑
剤がラベルの裏面から移行したり、ラベル表面に直接接
触したフィルムから可塑剤が移行し、ラベルに印字され
たバーコードや文字が判読できなくなる問題があった。
また、上記ラベルに、食用油、工業油等の油類が接触し
ても、可塑剤の場合と同様に記録部が消失したり、判読
できなくなるという問題点があった。
【0005】この問題を解決するため、感熱記録層の表
面にオーバーコート層を設ける提案が多くなされている
(特開昭57−188392号公報、特開昭58−11
3889号公報、特開昭59−106995号公報、特
開平1−196389号公報、特開平1−255585
号公報、特開平2−95887号公報、特開平3−19
3387号公報)。
面にオーバーコート層を設ける提案が多くなされている
(特開昭57−188392号公報、特開昭58−11
3889号公報、特開昭59−106995号公報、特
開平1−196389号公報、特開平1−255585
号公報、特開平2−95887号公報、特開平3−19
3387号公報)。
【0006】オーバーコート層を設けている感熱記録材
料は、感熱記録層に耐水性を付与することが一般的に行
なわれている。これはオーバーコート層塗工する際、感
熱記録層の耐水性が不十分であるとストリーク等の塗工
欠陥を発生しやすくまたオーバーコート層塗料が感熱記
録層に浸透してしまうため充分な保護膜が形成されない
結果、保存性の低下を生じてしまう。それを防ぐため感
熱記録層に耐水性を付与する方法としては水溶性樹脂の
架橋による方法とラテックス等の疎水性樹脂の配合とい
った2種の方法がある。水溶性樹脂の耐水化は樹脂に含
まれている親水基を完全に疎水性に変換できないため耐
水性が不十分となってしまう。しかしラテックスのよう
な疎水性の樹脂をエマルジョン化したものは、本来疎水
性の為これを配合すると感熱記録層の耐水性向上には効
果があり、その中でもスチレン−ブタジエン系共重合体
のラテックスは白色度あるいは感度の経時による低下な
どの性能への影響を与えず良好な耐水性を向上させる材
料として良く使われている。
料は、感熱記録層に耐水性を付与することが一般的に行
なわれている。これはオーバーコート層塗工する際、感
熱記録層の耐水性が不十分であるとストリーク等の塗工
欠陥を発生しやすくまたオーバーコート層塗料が感熱記
録層に浸透してしまうため充分な保護膜が形成されない
結果、保存性の低下を生じてしまう。それを防ぐため感
熱記録層に耐水性を付与する方法としては水溶性樹脂の
架橋による方法とラテックス等の疎水性樹脂の配合とい
った2種の方法がある。水溶性樹脂の耐水化は樹脂に含
まれている親水基を完全に疎水性に変換できないため耐
水性が不十分となってしまう。しかしラテックスのよう
な疎水性の樹脂をエマルジョン化したものは、本来疎水
性の為これを配合すると感熱記録層の耐水性向上には効
果があり、その中でもスチレン−ブタジエン系共重合体
のラテックスは白色度あるいは感度の経時による低下な
どの性能への影響を与えず良好な耐水性を向上させる材
料として良く使われている。
【0007】また、感熱記録層上にオーバーコート層を
設けると感度が低下するため、なるべく少ない塗工量で
薬品に対するバリヤー層としての役割りを果たす必要が
ある。オーバーコート層を少ない塗工量で均一に形成す
るためには感熱記録層の表面性が重要となる。そこで、
良好な表面性が得られるブレード方式での感熱記録層の
塗工が有効である。一般にブレード方式にはチップブレ
ード、ベントブレード、ロールブレード、ロールフレッ
クス、バリバー・ロールブレード、ショートドウエル、
ハイドロバー、ツウストリーム等があるが(原崎勇次
著:コーティング技術の進歩)がある。ラテックスは従
来からコート紙などのバインダーとして使われ、その際
ブレード方式における塗工性は問題ないが、同じラテッ
クスを導入しているのにもかかわらず感熱記録層成分が
ラテックスの機械的安定性に悪影響を与えているためか
感熱記録層を塗工する場合には、塗工液に高いシェアー
がかかるブレード先端に凝集物が生じ易く、その結果と
して塗工欠陥を生じるため使うことが困難であった。
設けると感度が低下するため、なるべく少ない塗工量で
薬品に対するバリヤー層としての役割りを果たす必要が
ある。オーバーコート層を少ない塗工量で均一に形成す
るためには感熱記録層の表面性が重要となる。そこで、
良好な表面性が得られるブレード方式での感熱記録層の
塗工が有効である。一般にブレード方式にはチップブレ
ード、ベントブレード、ロールブレード、ロールフレッ
クス、バリバー・ロールブレード、ショートドウエル、
ハイドロバー、ツウストリーム等があるが(原崎勇次
著:コーティング技術の進歩)がある。ラテックスは従
来からコート紙などのバインダーとして使われ、その際
ブレード方式における塗工性は問題ないが、同じラテッ
クスを導入しているのにもかかわらず感熱記録層成分が
ラテックスの機械的安定性に悪影響を与えているためか
感熱記録層を塗工する場合には、塗工液に高いシェアー
がかかるブレード先端に凝集物が生じ易く、その結果と
して塗工欠陥を生じるため使うことが困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は油や可
塑剤と接触しても印字部の消色が極めて少ない保存性に
優れたオーバーコート層を有する感熱記録材料を提供す
ることにある。
塑剤と接触しても印字部の消色が極めて少ない保存性に
優れたオーバーコート層を有する感熱記録材料を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは感熱記録層
の耐水性を効果的に向上させ且つブレード方式で塗工し
てもその先端に凝集物を発生せずに良好な面を形成でき
る材料について広範囲な材料探索を含めた研究を行なっ
た結果、本発明を完成した。すなわち本発明は、シート
状基材上に少なくとも一種の電子供与性発色性染料と加
熱下に反応して、これを発色させる電子受容性顕色性化
合物および結着剤を含む感熱記録層を設けてなる感熱記
録材料において、感熱記録層中の結着剤が(a)カルボ
キシ変性スチレンーブタジエン系共重合体ラテックス
と、水溶性高分子化合物として(b)澱粉ーポリ酢酸ビ
ニルグラフト共重合体およびその部分鹸化物の少なくと
も一種と(c)鹸化度90モル%以上のポリビニルアル
コールとを含み、該ラテックス100重量部に対して該
水溶性高分子化合物を10〜150重量部を配合し、更
に感熱記録層上に、水溶性高分子化合物と顔料を含有す
るオーバーコート層を設けることに存する。
の耐水性を効果的に向上させ且つブレード方式で塗工し
てもその先端に凝集物を発生せずに良好な面を形成でき
る材料について広範囲な材料探索を含めた研究を行なっ
た結果、本発明を完成した。すなわち本発明は、シート
状基材上に少なくとも一種の電子供与性発色性染料と加
熱下に反応して、これを発色させる電子受容性顕色性化
合物および結着剤を含む感熱記録層を設けてなる感熱記
録材料において、感熱記録層中の結着剤が(a)カルボ
キシ変性スチレンーブタジエン系共重合体ラテックス
と、水溶性高分子化合物として(b)澱粉ーポリ酢酸ビ
ニルグラフト共重合体およびその部分鹸化物の少なくと
も一種と(c)鹸化度90モル%以上のポリビニルアル
コールとを含み、該ラテックス100重量部に対して該
水溶性高分子化合物を10〜150重量部を配合し、更
に感熱記録層上に、水溶性高分子化合物と顔料を含有す
るオーバーコート層を設けることに存する。
【0010】本発明に使用するカルボキシ変性スチレン
ーブタジエン系共重合体ラテックスは脂肪族共役ジエン
系単量体とアルケニル芳香族単量体とエチレン系不飽和
カルボン酸単量体及びこれらと共重合可能なほかの単量
体を乳化共重合して得られる共重合体ラテックスを指
し、脂肪族共役ジエン系単量体としては、1,3−ブタ
ジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジ
メチル−1,3−ブタジエン、2−クロル−1,3−ブ
タジエン、置換直鎖共役ペンタジエン類、置換及び側鎖
共役ヘキサジエン類などが挙げられ、一種又は二種以上
用いることができる。特に1,3−ブタジエンが好まし
い。
ーブタジエン系共重合体ラテックスは脂肪族共役ジエン
系単量体とアルケニル芳香族単量体とエチレン系不飽和
カルボン酸単量体及びこれらと共重合可能なほかの単量
体を乳化共重合して得られる共重合体ラテックスを指
し、脂肪族共役ジエン系単量体としては、1,3−ブタ
ジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジ
メチル−1,3−ブタジエン、2−クロル−1,3−ブ
タジエン、置換直鎖共役ペンタジエン類、置換及び側鎖
共役ヘキサジエン類などが挙げられ、一種又は二種以上
用いることができる。特に1,3−ブタジエンが好まし
い。
【0011】アルケニル芳香族単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メチル−α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン及びジビニルベンゼン等が挙げら
れ、一種又は二種以上用いることができる。特にスチレ
ンが好ましい。エチレン系不飽和カルボン酸単量体とし
ては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイ
ン酸、フマール酸、イタコン酸などのモノ又はジカルボ
ン酸(無水物)を挙げることができる。
ン、α−メチルスチレン、メチル−α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン及びジビニルベンゼン等が挙げら
れ、一種又は二種以上用いることができる。特にスチレ
ンが好ましい。エチレン系不飽和カルボン酸単量体とし
ては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイ
ン酸、フマール酸、イタコン酸などのモノ又はジカルボ
ン酸(無水物)を挙げることができる。
【0012】又、これらの単量体と共重合可能な他の単
量体としては、シアン化ビニル系単量体、不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル単量体、ヒドロキシアルキル基を
含有する不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒ
ドロキシアルキル基を含有する不飽和単量体、不飽和カ
ルボン酸アミド単量体等が挙げられる。
量体としては、シアン化ビニル系単量体、不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル単量体、ヒドロキシアルキル基を
含有する不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒ
ドロキシアルキル基を含有する不飽和単量体、不飽和カ
ルボン酸アミド単量体等が挙げられる。
【0013】シアン化ビニル系単量体としては、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロ
ニトリル、α−エチルアクリロニトリル等が上げられ、
一種又は二種以上用いることができる。不飽和カルボン
酸アルキルエステル単量体としては、メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジメチルマレート、モノエチルフマレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート等が上げられ、一種又は二種
以上用いることができる。
ロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロ
ニトリル、α−エチルアクリロニトリル等が上げられ、
一種又は二種以上用いることができる。不飽和カルボン
酸アルキルエステル単量体としては、メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、ブチルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジメチルマレート、モノエチルフマレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート等が上げられ、一種又は二種
以上用いることができる。
【0014】ヒドロキシキアルキル基を含有する不飽和
単量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、
β−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチル
メタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエー
ト、ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒ
ドロキシエチルマレート、ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)マレート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレート
等が上げられ、一種又は二種以上用いることができる。
単量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、
β−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチル
メタクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエー
ト、ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒ
ドロキシエチルマレート、ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)マレート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレート
等が上げられ、一種又は二種以上用いることができる。
【0015】不飽和カルボン酸アミド単量体としては、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロ−ルア
クリルアミド、Nーメチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、一種又は二
種以上用いることができる。
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロ−ルア
クリルアミド、Nーメチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、一種又は二
種以上用いることができる。
【0016】 さらにこのラテックスと組み合わせる水
溶性高分子化合物として澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト
共重合体およびその部分鹸化物の少なくとも一種と鹸化
度90モル%以上のポリビニルアルコールが配合され
る。その配合量は該ラテックス100重量部に対して水
溶性高分子化合物を10〜150重量部配合することに
よって、ブレード塗工時に凝集物の発生が防止できた。
澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重合体およびその部分
鹸化物の少なくとも一種あるいは鹸化度90モル%以上
のポリビニルアルコールどちらか一方だけの配合では凝
集物が発生した。
溶性高分子化合物として澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト
共重合体およびその部分鹸化物の少なくとも一種と鹸化
度90モル%以上のポリビニルアルコールが配合され
る。その配合量は該ラテックス100重量部に対して水
溶性高分子化合物を10〜150重量部配合することに
よって、ブレード塗工時に凝集物の発生が防止できた。
澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重合体およびその部分
鹸化物の少なくとも一種あるいは鹸化度90モル%以上
のポリビニルアルコールどちらか一方だけの配合では凝
集物が発生した。
【0017】 又、澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重
合体またはその部分鹸化物以外の澱粉では感熱記録層の
耐水性が不足してオーバーコート層が均一に形成できな
いため保存性が低下する。ポリビニルアルコールの鹸化
度が90モル%未満の場合は感度の低下を起こしやす
い。
合体またはその部分鹸化物以外の澱粉では感熱記録層の
耐水性が不足してオーバーコート層が均一に形成できな
いため保存性が低下する。ポリビニルアルコールの鹸化
度が90モル%未満の場合は感度の低下を起こしやす
い。
【0018】 澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重合体
およびその部分鹸化物の少なくとも一種と鹸化度が90
モル%以上のポリビニルアルコールとの比率は澱粉ーポ
リ酢酸ビニルグラフト共重合体およびその部分鹸化物の
少なくとも一種100重量部に対してポリビニルアルコ
ールは5〜100重量部、特に6〜20重量部の範囲に
おいて良い効果が認められた。
およびその部分鹸化物の少なくとも一種と鹸化度が90
モル%以上のポリビニルアルコールとの比率は澱粉ーポ
リ酢酸ビニルグラフト共重合体およびその部分鹸化物の
少なくとも一種100重量部に対してポリビニルアルコ
ールは5〜100重量部、特に6〜20重量部の範囲に
おいて良い効果が認められた。
【0019】本発明において、他に感熱記録層を構成す
る材料としては電子供与性発色性染料と電子受容性顕色
性化合物、増感剤、水溶性接着剤、無機または有機顔
料、ワックス類、金属石鹸、さらに必要に応じ保存性向
上剤、紫外線吸収剤、蛍光染料、着色剤などを挙げるこ
とができる。
る材料としては電子供与性発色性染料と電子受容性顕色
性化合物、増感剤、水溶性接着剤、無機または有機顔
料、ワックス類、金属石鹸、さらに必要に応じ保存性向
上剤、紫外線吸収剤、蛍光染料、着色剤などを挙げるこ
とができる。
【0020】感熱記録層に含有させる電子供与性発色性
染料としては、トリアリールメタン系化合物として、
3,3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、ジフェニルメタン系化合物とし
て、4,4’−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリンベ
ンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニル
ロイコオーラミン、N−2,4,5−トリクロロフェニ
ルロイコオーラミン、キサンテン系化合物として、ロー
ダミンB−アニリノラクタム、3−ジエチルアミノ−7
−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−ブチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ピペリジノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−エチル−
トリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−シクロヘキシル−メチルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ
−7−(β−エトキシエチル)アミノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロロプロピ
ル)アミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−
N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン等がある。その中でも、3−ジブチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−イソアミ
ル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフ
ルオランが特に好ましい。
染料としては、トリアリールメタン系化合物として、
3,3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、ジフェニルメタン系化合物とし
て、4,4’−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリンベ
ンジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニル
ロイコオーラミン、N−2,4,5−トリクロロフェニ
ルロイコオーラミン、キサンテン系化合物として、ロー
ダミンB−アニリノラクタム、3−ジエチルアミノ−7
−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−ブチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(2−クロロアニリノ)フルオラン、3−ピペリジノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−エチル−
トリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−シクロヘキシル−メチルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ
−7−(β−エトキシエチル)アミノフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロロプロピ
ル)アミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−
N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン等がある。その中でも、3−ジブチルアミノ−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−イソアミ
ル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフ
ルオランが特に好ましい。
【0021】これらの発色性染料は、単独、または2種
以上を併用して用いることができ、感熱記録材料の用途
及び希望する特性により適宜選択使用される。
以上を併用して用いることができ、感熱記録材料の用途
及び希望する特性により適宜選択使用される。
【0022】本発明に使用できる電子受容性顕色性化合
物としては、フェノール誘導体、芳香族カルボン酸誘導
体等が挙げられる。これらを具体的に例示すると、フェ
ノール類としてはp−オクチルフェノール、p−ter
t−ブチルフェノール、p−フェニルフェノール、2,
2’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,
2’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ペンタン、1,
1’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、2,
2’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、1,
1’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、2,
2’−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニ
ル)プロパン、ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキ
シ−4’−イソプロピルオキシジフェニルスルホン、ビ
ス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン
等が挙げられる。また、芳香族カルボン酸誘導体として
はp−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸ブ
チル、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3,
5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸、および上記カ
ルボン酸の多価金属塩等が挙げられる。
物としては、フェノール誘導体、芳香族カルボン酸誘導
体等が挙げられる。これらを具体的に例示すると、フェ
ノール類としてはp−オクチルフェノール、p−ter
t−ブチルフェノール、p−フェニルフェノール、2,
2’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,
2’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ペンタン、1,
1’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、2,
2’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、1,
1’−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサン、2,
2’−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニ
ル)プロパン、ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキ
シ−4’−イソプロピルオキシジフェニルスルホン、ビ
ス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン
等が挙げられる。また、芳香族カルボン酸誘導体として
はp−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸ブ
チル、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3,
5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸、および上記カ
ルボン酸の多価金属塩等が挙げられる。
【0023】電子受容性顕色性化合物としてはこれらの
ものが使用できるが、良好な保存性を得るためには、ス
ルホン含有フェノ−ル性物質が良い。 特に4,4’−
ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−
4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、ビス−(3
−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホンから選ば
れる少なくとも1種を選択したときに特に良好な保存性
を有する感熱紙が得られた。これらの電子受容性顕色性
化合物は電子供与性発色性染料100重量部に対し、1
00〜500重量部、好ましくは150〜300重量部
の割合で使用される。
ものが使用できるが、良好な保存性を得るためには、ス
ルホン含有フェノ−ル性物質が良い。 特に4,4’−
ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−
4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、ビス−(3
−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホンから選ば
れる少なくとも1種を選択したときに特に良好な保存性
を有する感熱紙が得られた。これらの電子受容性顕色性
化合物は電子供与性発色性染料100重量部に対し、1
00〜500重量部、好ましくは150〜300重量部
の割合で使用される。
【0024】感熱記録材料の感度を向上するための増感
剤として例えばパラベンジルビフェニル、ジベンジルテ
レフタレート、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニ
ル、シュウ酸ジベンジル、アジピン酸ジ−o−クロルベ
ンジル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、
シュウ酸ジ−p−クロルベンジル、シュウ酸ジ−p−メ
チルベンジル、1,2−ビス(3,4−ジメチルフェニ
ル)エタンなどが使用できるが、本発明においてはシュ
ウ酸ジ−p−メチルベンジルを使用することで耐油、耐
可塑剤性をさらに向上させることができる。シュウ酸ジ
−p−メチルベンジルは電子供与性発色性染料、100
重量部に対して50〜400重量部、より好ましくは1
00〜200重量部、使用する。
剤として例えばパラベンジルビフェニル、ジベンジルテ
レフタレート、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニ
ル、シュウ酸ジベンジル、アジピン酸ジ−o−クロルベ
ンジル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、
シュウ酸ジ−p−クロルベンジル、シュウ酸ジ−p−メ
チルベンジル、1,2−ビス(3,4−ジメチルフェニ
ル)エタンなどが使用できるが、本発明においてはシュ
ウ酸ジ−p−メチルベンジルを使用することで耐油、耐
可塑剤性をさらに向上させることができる。シュウ酸ジ
−p−メチルベンジルは電子供与性発色性染料、100
重量部に対して50〜400重量部、より好ましくは1
00〜200重量部、使用する。
【0025】保存性を補うために保存性向上剤を添加す
ることも何ら差しつかえない。このような保存性向上剤
としてはフェノール系、エポキシ系の化合物が有効であ
り、例えば1,3,5,−トリス(4−t−ブチル−3
−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌ
ル酸、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシ
ルフェニル)ブタン、1,1−ビス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、4,
4’−(1−フェニルエチリデン)ビスフェノール、
4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチ
リデン)]ビスフェノール、4,4’−[1,3−フェ
ニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスフェノー
ル、フェノールノボラック型エポキシ、ハロゲン置換フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、オルソクレゾール
ノボラックエポキシ樹脂、フェノール変性キシレン樹脂
のエポキシ化合物、ヒドロキノンジグリシジルエ−テル
などを挙げることができる。又、これらの化合物を一種
以上組合せて使う事もできる。
ることも何ら差しつかえない。このような保存性向上剤
としてはフェノール系、エポキシ系の化合物が有効であ
り、例えば1,3,5,−トリス(4−t−ブチル−3
−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌ
ル酸、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシ
ルフェニル)ブタン、1,1−ビス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、4,
4’−(1−フェニルエチリデン)ビスフェノール、
4,4’−[1,4−フェニレンビス(1−メチルエチ
リデン)]ビスフェノール、4,4’−[1,3−フェ
ニレンビス(1−メチルエチリデン)]ビスフェノー
ル、フェノールノボラック型エポキシ、ハロゲン置換フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、オルソクレゾール
ノボラックエポキシ樹脂、フェノール変性キシレン樹脂
のエポキシ化合物、ヒドロキノンジグリシジルエ−テル
などを挙げることができる。又、これらの化合物を一種
以上組合せて使う事もできる。
【0026】これらの有機熱可融性物質は、水を分散媒
体として使用しサンドグラインダー、アトライター、ボ
ールミル、コボーミル等の各種湿式粉砕機によってポリ
アクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
ルコール、カルボキシメチルセルロース、およびスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体塩などのような水溶性合成
高分子化合物などの他、界面活性剤などと共に分散させ
分散液とした後、感熱記録層塗料調製に用いられる。
体として使用しサンドグラインダー、アトライター、ボ
ールミル、コボーミル等の各種湿式粉砕機によってポリ
アクリルアミド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア
ルコール、カルボキシメチルセルロース、およびスチレ
ン−無水マレイン酸共重合体塩などのような水溶性合成
高分子化合物などの他、界面活性剤などと共に分散させ
分散液とした後、感熱記録層塗料調製に用いられる。
【0027】水溶性高分子化合物としては本発明の範囲
である鹸化度90モル%以上のポリビニルアルコール以
外に、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、カルボ
キシ変性ポリビニルアルコールなどの変性ポリビニルア
ルコール、デンプン類(変性デンプンを含む)、カゼイ
ン、ゼラチン、にかわ、ポリアミド、ポリアクリルアミ
ド、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、エチレン−無水
マレイン酸共重合体塩、イソブチレン−無水マレイン酸
共重合体塩、酢酸ビニルとポリアクリル酸の共重合体の
鹸化物などを挙げることができる。
である鹸化度90モル%以上のポリビニルアルコール以
外に、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、カルボ
キシ変性ポリビニルアルコールなどの変性ポリビニルア
ルコール、デンプン類(変性デンプンを含む)、カゼイ
ン、ゼラチン、にかわ、ポリアミド、ポリアクリルアミ
ド、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、エチレン−無水
マレイン酸共重合体塩、イソブチレン−無水マレイン酸
共重合体塩、酢酸ビニルとポリアクリル酸の共重合体の
鹸化物などを挙げることができる。
【0028】顔料としては例えば、炭酸カルシウム、ク
レー、タルク、酸化チタン、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、
水酸化アルミニウムなどの無機顔料が挙げられ、これ以
外にでんぷん粒、小麦粉、シリコン樹脂、尿素・ホルマ
リン樹脂、フェノール樹脂、メラミン・ホルマリン樹
脂、エポキシ樹脂、グアナミン・ホルマリン樹脂、ポリ
スチレン樹脂などを併用することも可能である。
レー、タルク、酸化チタン、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、
水酸化アルミニウムなどの無機顔料が挙げられ、これ以
外にでんぷん粒、小麦粉、シリコン樹脂、尿素・ホルマ
リン樹脂、フェノール樹脂、メラミン・ホルマリン樹
脂、エポキシ樹脂、グアナミン・ホルマリン樹脂、ポリ
スチレン樹脂などを併用することも可能である。
【0029】ワックス、金属石鹸の例としては、パラフ
ィンワックス、カルナバロウワックス、マイクロクリス
タリンワックス、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪
酸アミド例えばステアリン酸アミド、エチレンビスステ
アリン酸アミド、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸多価
金属塩すなわちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等が
挙げられる。
ィンワックス、カルナバロウワックス、マイクロクリス
タリンワックス、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪
酸アミド例えばステアリン酸アミド、エチレンビスステ
アリン酸アミド、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸多価
金属塩すなわちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等が
挙げられる。
【0030】他に本発明の効果を損なわない範囲で架橋
剤、撥油剤、消泡剤、粘度調節剤、界面活性剤、蛍光染
料、着色剤等各種添加剤を添加することは何ら差しつか
えない。
剤、撥油剤、消泡剤、粘度調節剤、界面活性剤、蛍光染
料、着色剤等各種添加剤を添加することは何ら差しつか
えない。
【0031】本発明において感熱記録層上に設けられる
オーバーコート層には、耐油、耐可塑剤性を付与するた
めの水溶性高分子、主にサーマルヘッドとのスティッキ
ングを抑制するための顔料の他、架橋剤、ワックス、金
属石鹸などを使用することができる。
オーバーコート層には、耐油、耐可塑剤性を付与するた
めの水溶性高分子、主にサーマルヘッドとのスティッキ
ングを抑制するための顔料の他、架橋剤、ワックス、金
属石鹸などを使用することができる。
【0032】水溶性高分子化合物としては例えば、ポリ
ビニルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコ
ール、カルボキシ変性ポリビニルアルコールなどの変性
ポリビニルアルコール、デンプン類(変性デンプンを含
む)、カゼイン、ゼラチン、にかわ、ポリアミド、ポリ
アクリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、エ
チレン−無水マレイン酸共重合体塩、イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体塩、酢酸ビニルとポリアクリル酸
の共重合体の鹸化物などを挙げることができる。デンプ
ン、カゼイン、ゼラチン、にかわ、ポリアミド、ポリア
クリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩などを
挙げることができる。
ビニルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコ
ール、カルボキシ変性ポリビニルアルコールなどの変性
ポリビニルアルコール、デンプン類(変性デンプンを含
む)、カゼイン、ゼラチン、にかわ、ポリアミド、ポリ
アクリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、エ
チレン−無水マレイン酸共重合体塩、イソブチレン−無
水マレイン酸共重合体塩、酢酸ビニルとポリアクリル酸
の共重合体の鹸化物などを挙げることができる。デンプ
ン、カゼイン、ゼラチン、にかわ、ポリアミド、ポリア
クリルアミド、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセ
ルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩などを
挙げることができる。
【0033】これらの接着剤に耐水性を付与するため
に、メラミン、エポキシ、アジリジン、ジメチロールウ
レア、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、グリオキ
ザール、ジアルデヒドスターチ、ジルコニウム塩、ホウ
酸、ホウ砂などの架橋剤を併用することは効果がある。
に、メラミン、エポキシ、アジリジン、ジメチロールウ
レア、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、グリオキ
ザール、ジアルデヒドスターチ、ジルコニウム塩、ホウ
酸、ホウ砂などの架橋剤を併用することは効果がある。
【0034】顔料としては例えば、炭酸カルシウム、ク
レー、タルク、酸化チタン、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、
水酸化アルミニウムなどの無機顔料、でんぷん粒、小麦
粉、シリコン樹脂、尿素・ホルマリン樹脂、フェノール
樹脂、メラミン・ホルマリン樹脂、エポキシ樹脂、グア
ナミン・ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂などが使用
できる。
レー、タルク、酸化チタン、炭酸マグネシウム、酸化亜
鉛、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、シリカ、
水酸化アルミニウムなどの無機顔料、でんぷん粒、小麦
粉、シリコン樹脂、尿素・ホルマリン樹脂、フェノール
樹脂、メラミン・ホルマリン樹脂、エポキシ樹脂、グア
ナミン・ホルマリン樹脂、ポリスチレン樹脂などが使用
できる。
【0035】ワックス、金属石鹸の例としては、パラフ
ィンワックス、カルナバロウワックス、マイクロクリス
タリンワックス、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪
酸アミド例えばステアリン酸アミド、エチレンビスステ
アリン酸アミド、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸多価
金属塩すなわちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等が
挙げられる。
ィンワックス、カルナバロウワックス、マイクロクリス
タリンワックス、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪
酸アミド例えばステアリン酸アミド、エチレンビスステ
アリン酸アミド、高級脂肪酸エステル、高級脂肪酸多価
金属塩すなわちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等が
挙げられる。
【0036】他に本発明の効果を損なわない範囲で撥油
剤、消泡剤、粘度調節剤、界面活性剤など各種添加剤を
添加することは何ら差しつかえない。オーバーコート層
は、乾燥重量で、0.1〜6g/m2、より好ましくは
1〜4g/m2とする。少なすぎると保護層としての効
果に乏しく、多過ぎると発色感度が低下する。保護層を
二層以上の多層にすることもできる。
剤、消泡剤、粘度調節剤、界面活性剤など各種添加剤を
添加することは何ら差しつかえない。オーバーコート層
は、乾燥重量で、0.1〜6g/m2、より好ましくは
1〜4g/m2とする。少なすぎると保護層としての効
果に乏しく、多過ぎると発色感度が低下する。保護層を
二層以上の多層にすることもできる。
【0037】本発明に用いられる支持体材料には、格別
の限定はなく、例えば紙、合成繊維紙、合成樹脂フィル
ム等を適宜使用することができる。オーバーコート層を
形成する方法としてはエアーナイフ法、ブレード法、グ
ラビア法、ロールコーター法、スプレー法、ディップ
法、バー法、およびエクストルージョン法などの既知の
塗布方法のいずれを利用しても良いが、感熱記録層の様
にブレード方式で塗工することが好ましい。
の限定はなく、例えば紙、合成繊維紙、合成樹脂フィル
ム等を適宜使用することができる。オーバーコート層を
形成する方法としてはエアーナイフ法、ブレード法、グ
ラビア法、ロールコーター法、スプレー法、ディップ
法、バー法、およびエクストルージョン法などの既知の
塗布方法のいずれを利用しても良いが、感熱記録層の様
にブレード方式で塗工することが好ましい。
【0038】裏面からの油や可塑剤の浸透を抑えたり、
カールコントロールのためにバック層を設けることもで
きる。また必要に応じて感熱記録層の下にアンダーコー
ト層を設けるなど諸種の変形をすることは何ら差しつか
えない。
カールコントロールのためにバック層を設けることもで
きる。また必要に応じて感熱記録層の下にアンダーコー
ト層を設けるなど諸種の変形をすることは何ら差しつか
えない。
【0039】実施例および比較例 以下に本発明を具体的に説明する。 感熱記録層の形成 (1) 発色性染料分散液Aの調製 成分 量(重量部) 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6− 40 メチル−7−アニリノフルオラン ポリビニルアルコール10%液 40 (重合度500、鹸化度90モル%) 水 20
【0040】 (2) 顕色剤分散液Bの調製 成分 量(重量部) 4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン 40 ポリビニルアルコール10%液 40 (重合度500、鹸化度90モル%) 水 20
【0041】 (3) 増感剤分散液Cの調製 成分 量(重量部) シュウ酸ジ−p−メチルベンジル 40 ポリビニルアルコール10%液 40 (重合度500、鹸化度90モル%) 水 20 これらの組成物を直径1mmのガラスビーズを使い縦型
サンドミル(アイメックス(株)製、サンドグラインダ
ー)にて平均粒径が0.8μm迄分散した。その後、分
散液Aについては直径0.3mmのジルコニアビーズを
使いダイヤモンドファインミル(三菱重工業(株)製)
にて0.3μm迄分散を行った。
サンドミル(アイメックス(株)製、サンドグラインダ
ー)にて平均粒径が0.8μm迄分散した。その後、分
散液Aについては直径0.3mmのジルコニアビーズを
使いダイヤモンドファインミル(三菱重工業(株)製)
にて0.3μm迄分散を行った。
【0042】 (4) 顔料分散液Dの調製 成分 量(重量部) 軽質炭酸カルシウム 40 (ブリリアント15、白石工業(株)) ヘキサメタリン酸ソーダ0.7%溶液 60 この組成物をカウレス分散機で分散した。さらに分散物
E、F液として20%ステアリン酸亜鉛分散物、20%
ステアリン酸アミド分散物を用意した。
E、F液として20%ステアリン酸亜鉛分散物、20%
ステアリン酸アミド分散物を用意した。
【0043】実施例1 鹸化度97〜98.5モル%のポリビニルアルコール
(AH17 日本合成化学工業製)と澱粉ーポリ酢酸ビ
ニルグラフト共重合体(ペトロコートC8 日澱化学
(株)製)およびカルボキシ変性スチレンーブタジエン
系共重合体としてPT1007( 日本ゼオン(株)製
)を用い下記の感熱記録層塗料処方を作成した。これ
らの分散物、および接着剤を用いて乾燥後の重量比率
が、A:B:C:D:E:F:カルボキシ変性スチレン
ーブタジエン系共重合体:澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフ
ト共重合体:ポリビニルアルコール=12:24:2
4:15:2:2:10:10:1となる様に配合し塗
液を作成した。
(AH17 日本合成化学工業製)と澱粉ーポリ酢酸ビ
ニルグラフト共重合体(ペトロコートC8 日澱化学
(株)製)およびカルボキシ変性スチレンーブタジエン
系共重合体としてPT1007( 日本ゼオン(株)製
)を用い下記の感熱記録層塗料処方を作成した。これ
らの分散物、および接着剤を用いて乾燥後の重量比率
が、A:B:C:D:E:F:カルボキシ変性スチレン
ーブタジエン系共重合体:澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフ
ト共重合体:ポリビニルアルコール=12:24:2
4:15:2:2:10:10:1となる様に配合し塗
液を作成した。
【0044】実施例2 実施例1中のポリビニルアルコールを鹸化度98〜99
モル%のもの(NH18日本合成化学工業(株)製)と
した以外、実施例1と同様に塗液を作成した。
モル%のもの(NH18日本合成化学工業(株)製)と
した以外、実施例1と同様に塗液を作成した。
【0045】比較例1 実施例1中のポリビニルアルコールを鹸化度86.5〜
89モル%のもの(GH17 日本合成化学工業(株)
製)とした以外、実施例1と同様に塗液を作成した。
89モル%のもの(GH17 日本合成化学工業(株)
製)とした以外、実施例1と同様に塗液を作成した。
【0046】比較例2 実施例1中の澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重合体
( ペトロコートC8 日澱化学(株)製)をコーンスタ
ーチ(王子エースC 王子コーンスターチ(株)製)と
した以外、実施例1と同様に塗液を作成した。
( ペトロコートC8 日澱化学(株)製)をコーンスタ
ーチ(王子エースC 王子コーンスターチ(株)製)と
した以外、実施例1と同様に塗液を作成した。
【0047】比較例3 実施例1中のポリビニルアルコールを添加しない以外、
実施例1と同様に塗液を作成した。
実施例1と同様に塗液を作成した。
【0048】比較例4 実施例1中の澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重合体
( ペトロコートC8 日澱化学(株)製)を添加しない
以外、実施例1と同様に塗液を作成した。これらの塗液
をコブサイズ度が20g/m2で王研式平滑度計で20
0秒である坪量50g/m2の上質紙上に乾燥後の塗布
量が7.5g/m2となるようにロッドブレード(石川
島播磨工業製)を使い、塗工速度1000m/minで
塗布し、乾燥して感熱記録層を形成して感熱記録紙を作
成した。
( ペトロコートC8 日澱化学(株)製)を添加しない
以外、実施例1と同様に塗液を作成した。これらの塗液
をコブサイズ度が20g/m2で王研式平滑度計で20
0秒である坪量50g/m2の上質紙上に乾燥後の塗布
量が7.5g/m2となるようにロッドブレード(石川
島播磨工業製)を使い、塗工速度1000m/minで
塗布し、乾燥して感熱記録層を形成して感熱記録紙を作
成した。
【0049】オーバーコート層の形成 接着剤として、ポリビニルアルコール(日本合成
(株)、NH−18、ケン化度 98.0〜99.
0)、顔料としてカオリナイトクレー(UW−90、E
MC社製)、グリオキザール、さらに20%ステアリン
酸亜鉛を用いて乾燥重量比率が、50:35:5:10
となるようにオーバーコート層塗液を調製した。
(株)、NH−18、ケン化度 98.0〜99.
0)、顔料としてカオリナイトクレー(UW−90、E
MC社製)、グリオキザール、さらに20%ステアリン
酸亜鉛を用いて乾燥重量比率が、50:35:5:10
となるようにオーバーコート層塗液を調製した。
【0050】この塗液を乾燥後の塗布量が1.0g/m
2となるように先に得られた感熱記録紙の上にロッドブ
レード(石川島播磨工業製)を使い、塗工速度1000
m/minで塗布し、乾燥してオーバーコート層を設け
た感熱記録紙を作成した。このようにして得られた感熱
記録紙をスーパーカレンダーで平滑化処理した後、感度
・耐油及び耐塩ビ性試験に供試した。
2となるように先に得られた感熱記録紙の上にロッドブ
レード(石川島播磨工業製)を使い、塗工速度1000
m/minで塗布し、乾燥してオーバーコート層を設け
た感熱記録紙を作成した。このようにして得られた感熱
記録紙をスーパーカレンダーで平滑化処理した後、感度
・耐油及び耐塩ビ性試験に供試した。
【0051】
【表1】
【0052】耐油性: 市販の高速ファクシミリUF6
0(松下電送製)を使用しコピーモードで記録を行い、
食用大豆油を印字部に数滴滴下し、24時間後ガーゼで
大豆油をふき取った後、印字部の消色程度を目視判定し
た。表1および表2に結果を示す。○は全く消色が認め
られなかったことを、△はやや消色が認められるものの
充分判読ができるレベルであったことを、×は完全に消
色していたことを示す。 耐塩ビ性:市販の高速ファクシミリUF60(松下電送
製)を使用しコピーモードで記録を行い、松下電送
(株)製高速感熱ファクシミリ:UF60で印字後、三
井東圧(株)社製塩化ビニルラップフィルム、KMAを
発色部にのせ、500g/cm2 の荷重をかけ、20
℃、65%RH環境下で1週間おいたのち、消色程度を
目視判定した。表1および表2に結果を示す。○は全く
消色が認められなかったことを、△はやや消色が認めら
れるものの充分判読ができるレベルであったことを、×
は完全に消色していたことを示す。
0(松下電送製)を使用しコピーモードで記録を行い、
食用大豆油を印字部に数滴滴下し、24時間後ガーゼで
大豆油をふき取った後、印字部の消色程度を目視判定し
た。表1および表2に結果を示す。○は全く消色が認め
られなかったことを、△はやや消色が認められるものの
充分判読ができるレベルであったことを、×は完全に消
色していたことを示す。 耐塩ビ性:市販の高速ファクシミリUF60(松下電送
製)を使用しコピーモードで記録を行い、松下電送
(株)製高速感熱ファクシミリ:UF60で印字後、三
井東圧(株)社製塩化ビニルラップフィルム、KMAを
発色部にのせ、500g/cm2 の荷重をかけ、20
℃、65%RH環境下で1週間おいたのち、消色程度を
目視判定した。表1および表2に結果を示す。○は全く
消色が認められなかったことを、△はやや消色が認めら
れるものの充分判読ができるレベルであったことを、×
は完全に消色していたことを示す。
【0053】
【発明の効果】本発明によって、保存性の優れた感熱記
録材料を製造することが可能となった。
録材料を製造することが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−278385(JP,A) 特開 平4−97888(JP,A) 特開 昭62−42884(JP,A) 特開 昭57−189891(JP,A) 特開 平5−8544(JP,A) 特開 昭63−319186(JP,A) 特開 平4−348988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/28 - 5/34
Claims (1)
- 【請求項1】シート状基材上に少なくとも一種の電子供
与性発色性染料と加熱下に反応して、これを発色させる
電子受容性顕色性化合物および結着剤を含む感熱記録層
を設けてなる感熱記録材料において、感熱記録層中の結
着剤が(a)カルボキシ変性スチレンーブタジエン系共
重合体のラテックスと、水溶性高分子化合物として
(b)澱粉ーポリ酢酸ビニルグラフト共重合体およびそ
の部分鹸化物の少なくとも一種と(c)鹸化度90モル
%以上のポリビニルアルコールとを含み、該ラテックス
100重量部に対して該水溶性高分子化合物を10〜1
50重量部配合し、更に感熱記録層上に、水溶性高分子
化合物と顔料を含有するオーバーコート層を設けたこと
を特徴とする感熱記録材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10581193A JP3198716B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 感熱記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10581193A JP3198716B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 感熱記録材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316160A JPH06316160A (ja) | 1994-11-15 |
JP3198716B2 true JP3198716B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=14417489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10581193A Expired - Fee Related JP3198716B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 感熱記録材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198716B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10581193A patent/JP3198716B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06316160A (ja) | 1994-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011062874A (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH06234275A (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH10250232A (ja) | 感熱記録材料 | |
US5380694A (en) | Thermosensitive recording element | |
EP0400485A2 (en) | Heat-sensitive recording material | |
JP5585310B2 (ja) | 感熱記録体 | |
US5091357A (en) | Heat sensitive recording material | |
JP6330428B2 (ja) | 感熱磁気記録駐車券 | |
JP3198716B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH0632058A (ja) | 感熱記録材料の製造方法 | |
JP2003175671A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2762860B2 (ja) | 感熱記録材料の製造方法 | |
JPH06286322A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2969587B2 (ja) | 感熱記録媒体 | |
JPH04110188A (ja) | 感熱記録体 | |
JPH0477291A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP3304545B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JP3353440B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH01214472A (ja) | 感熱記録体 | |
JPH0524365A (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2792291B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JP3699391B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JP2597422B2 (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH06270538A (ja) | 感熱記録材料 | |
JPH05318920A (ja) | 感熱記録材料の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |