JP3198485B2 - 難燃性スチレン系樹脂組成物 - Google Patents
難燃性スチレン系樹脂組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品の耐熱性および
耐光性に優れ、且つ、良好な耐衝撃性を有する難燃性ス
チレン系樹脂組成物に関する。
耐光性に優れ、且つ、良好な耐衝撃性を有する難燃性ス
チレン系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスチレン系樹脂にハロゲン化ビ
スフェノール型エポキシ樹脂からなる難燃剤と、さらに
必要に応じて三酸化アンチモン等の難燃助剤を添加配合
し、ノンブリード性、耐熱性、耐光性などに優れる難燃
性スチレン系樹脂組成物を得る技術が開示されている。
例えば、このような技術が記載されている例としては、
特開昭50−27843号公報を挙げることができる。
一方、ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂をスチ
レン系樹脂に配合して得られる難燃性スチレン系樹脂組
成物は、耐熱性、耐光性などに優れるものの、必ずし
も、耐衝撃性は良くない。この点を改良する為に重量平
均分子量の範囲を規定したハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂を難燃剤として用いる試みが為されてい
る。(特開平1−287132号公報)
スフェノール型エポキシ樹脂からなる難燃剤と、さらに
必要に応じて三酸化アンチモン等の難燃助剤を添加配合
し、ノンブリード性、耐熱性、耐光性などに優れる難燃
性スチレン系樹脂組成物を得る技術が開示されている。
例えば、このような技術が記載されている例としては、
特開昭50−27843号公報を挙げることができる。
一方、ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂をスチ
レン系樹脂に配合して得られる難燃性スチレン系樹脂組
成物は、耐熱性、耐光性などに優れるものの、必ずし
も、耐衝撃性は良くない。この点を改良する為に重量平
均分子量の範囲を規定したハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂を難燃剤として用いる試みが為されてい
る。(特開平1−287132号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それら公報に
記載されているハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹
脂をスチレン系樹脂に配合して得られる難燃性スチレン
系樹脂組成物は、耐熱性、耐光性などに優れるものの、
まだ、実用的な耐衝撃性には問題があった。
記載されているハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹
脂をスチレン系樹脂に配合して得られる難燃性スチレン
系樹脂組成物は、耐熱性、耐光性などに優れるものの、
まだ、実用的な耐衝撃性には問題があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは、上記問題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、難燃剤として用いら
れるハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂につい
て、同じ重量平均分子量のものであっても、それを構成
する重合体の中で特定の重合体の占める割合により、そ
れを用いる難燃性スチレン系樹脂組成物の耐衝撃性が大
きく変化することを見いだし、本発明を完成した。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、難燃剤として用いら
れるハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂につい
て、同じ重量平均分子量のものであっても、それを構成
する重合体の中で特定の重合体の占める割合により、そ
れを用いる難燃性スチレン系樹脂組成物の耐衝撃性が大
きく変化することを見いだし、本発明を完成した。
【0005】即ち本発明は、スチレン系樹脂(A)と、
重合度1のものを15〜30重量%で含有し、かつ、重
量平均分子量が1,000〜3,000であるハロゲン
化ビスフェノール型エポキシ樹脂(B)とを、スチレン
系樹脂(A)の100重量部に対して、ハロゲン化ビス
フェノール型エポキシ樹脂(B)を5〜35重量部とな
る割合で含有することを特徴とする難燃性スチレン系樹
脂組成物に関する。
重合度1のものを15〜30重量%で含有し、かつ、重
量平均分子量が1,000〜3,000であるハロゲン
化ビスフェノール型エポキシ樹脂(B)とを、スチレン
系樹脂(A)の100重量部に対して、ハロゲン化ビス
フェノール型エポキシ樹脂(B)を5〜35重量部とな
る割合で含有することを特徴とする難燃性スチレン系樹
脂組成物に関する。
【0006】本発明で使用し得るスチレン系樹脂として
は、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体(H
IPS樹脂)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエ
ン共重合体(ABS樹脂)、フェニルマレイミド−アク
リロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体(耐熱性
ABS樹脂)、アクリロニトリル−アクリルゴム−スチ
レン共重合体(AAS樹脂)、アクリロニトリル−エチ
レンプロピレンゴム−スチレン共重合体(AES樹脂)
等のスチレン系樹脂、ABS樹脂とポリカーボネイトの
アロイ、ABS樹脂とPBT樹脂のアロイ、ポリスチレ
ンとPPO樹脂のアロイ等のポリマーアロイなどが挙げ
られる。
は、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体(H
IPS樹脂)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエ
ン共重合体(ABS樹脂)、フェニルマレイミド−アク
リロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体(耐熱性
ABS樹脂)、アクリロニトリル−アクリルゴム−スチ
レン共重合体(AAS樹脂)、アクリロニトリル−エチ
レンプロピレンゴム−スチレン共重合体(AES樹脂)
等のスチレン系樹脂、ABS樹脂とポリカーボネイトの
アロイ、ABS樹脂とPBT樹脂のアロイ、ポリスチレ
ンとPPO樹脂のアロイ等のポリマーアロイなどが挙げ
られる。
【0007】中でも、耐衝撃性、耐熱性、耐光性、更に
光沢性に優れる点からスチレン−ブタジエン共重合体
(HIPS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタ
ジエン共重合体(ABS樹脂)、フェニルマレイミド−
アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体(耐
熱性ABS樹脂)、ABS樹脂とポリカーボネイトのア
ロイが好ましく、特にスチレン−ブタジエン共重合体
(HIPS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタ
ジエン共重合体(ABS樹脂)が好ましい。
光沢性に優れる点からスチレン−ブタジエン共重合体
(HIPS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタ
ジエン共重合体(ABS樹脂)、フェニルマレイミド−
アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体(耐
熱性ABS樹脂)、ABS樹脂とポリカーボネイトのア
ロイが好ましく、特にスチレン−ブタジエン共重合体
(HIPS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン−ブタ
ジエン共重合体(ABS樹脂)が好ましい。
【0008】本発明で使用するハロゲン化ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂(B)は、特にその構造が限定される
ものではないが、一般的に次の構造式で表されるもので
ある。
ル型エポキシ樹脂(B)は、特にその構造が限定される
ものではないが、一般的に次の構造式で表されるもので
ある。
【0009】
【化1】 但し、Xは、臭素原子又は塩素原子であり、l及びm
は、置換基数を示し、それぞれ1〜4の整数であり、n
は繰り返し単位を示す自然数である。
は、置換基数を示し、それぞれ1〜4の整数であり、n
は繰り返し単位を示す自然数である。
【0010】また、ハロゲン化ビスフェノール型エポキ
シ樹脂(B)中、15〜30重量%の範囲で含有される
重合度1のものとはハロゲン化ビスフェノール骨格を2
個有するものであり、例えば上記一般式で表わされる構
造式中n=1のものが挙げられる。
シ樹脂(B)中、15〜30重量%の範囲で含有される
重合度1のものとはハロゲン化ビスフェノール骨格を2
個有するものであり、例えば上記一般式で表わされる構
造式中n=1のものが挙げられる。
【0011】本発明で使用するハロゲン化ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂は、例えばハロゲン化ビスフェノール
とエピクロロヒドリンとをアルカリの存在下に脱塩化水
素反応させることにより得られる。
ル型エポキシ樹脂は、例えばハロゲン化ビスフェノール
とエピクロロヒドリンとをアルカリの存在下に脱塩化水
素反応させることにより得られる。
【0012】ハロゲン化ビスフェノールとエピクロロヒ
ドリンとの反応モル比を変えることによりnが1の重合
体の量および重量平均分子量を種々変えることができ
る。本発明のハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂
を得るには、ハロゲン化ビスフェノールとエピクロロヒ
ドリンとの反応モル比は、1/1.9〜 1/1.19
の範囲、特に耐衝撃性と耐熱性とのバランスに優れるハ
ロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂が得られる点か
ら1/1.7〜1/1.3の範囲が好ましい。 ハロゲ
ン化ビスフェノールの具体例としては、ハロゲン化ビス
フェノールとしては、ジブロモビスフェノールA、テト
ラブロモビスフェノールA、ジクロロビスフェノール
A、テトラクロロビスフェノールA、ジブロモビスフェ
ノールF、テトラブロモビスフェノールF、ジクロロビ
スフェノールF、テトラクロロビスフェノールF、ジブ
ロモビスフェノールS、テトラブロモビスフェノール
S、ジクロロビスフェノールS、テトラクロロビスフェ
ノールS等が挙げられるが、好ましくは、テトラブロモ
ビスフェノールAを挙げることができる本発明のハロゲ
ン化ビスフェノール型エポキシ樹脂(B)は、その分子
量が重量平均分子量で1,000〜3,000であっ
て、重合度1のものがエポキシ樹脂(B)中15〜30
重量%含有されるものであるが、該エポキシ樹脂(B)
のの耐衝撃性及び耐熱性とのバランスを向上できる点か
ら、重量平均分子量1,200〜2,300であって、
重合度1のものがエポキシ樹脂(B)中17〜25重量
%含有されるものが好ましい。
ドリンとの反応モル比を変えることによりnが1の重合
体の量および重量平均分子量を種々変えることができ
る。本発明のハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂
を得るには、ハロゲン化ビスフェノールとエピクロロヒ
ドリンとの反応モル比は、1/1.9〜 1/1.19
の範囲、特に耐衝撃性と耐熱性とのバランスに優れるハ
ロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂が得られる点か
ら1/1.7〜1/1.3の範囲が好ましい。 ハロゲ
ン化ビスフェノールの具体例としては、ハロゲン化ビス
フェノールとしては、ジブロモビスフェノールA、テト
ラブロモビスフェノールA、ジクロロビスフェノール
A、テトラクロロビスフェノールA、ジブロモビスフェ
ノールF、テトラブロモビスフェノールF、ジクロロビ
スフェノールF、テトラクロロビスフェノールF、ジブ
ロモビスフェノールS、テトラブロモビスフェノール
S、ジクロロビスフェノールS、テトラクロロビスフェ
ノールS等が挙げられるが、好ましくは、テトラブロモ
ビスフェノールAを挙げることができる本発明のハロゲ
ン化ビスフェノール型エポキシ樹脂(B)は、その分子
量が重量平均分子量で1,000〜3,000であっ
て、重合度1のものがエポキシ樹脂(B)中15〜30
重量%含有されるものであるが、該エポキシ樹脂(B)
のの耐衝撃性及び耐熱性とのバランスを向上できる点か
ら、重量平均分子量1,200〜2,300であって、
重合度1のものがエポキシ樹脂(B)中17〜25重量
%含有されるものが好ましい。
【0013】ここで言う重量平均分子量および繰り返し
単位nが1の重合体の量は、平均値ではなく、ゲルパー
ミュエーションクロマトグラフィーにより測定されるも
のである。
単位nが1の重合体の量は、平均値ではなく、ゲルパー
ミュエーションクロマトグラフィーにより測定されるも
のである。
【0014】そして、スチレン系樹脂(A)に対する本
発明のエポキシ樹脂(B)の配合量は、スチレン系樹脂
100重量部に対して5〜35重量部である。即ち、配
合量をこの範囲にすることにより、本発明の本発明によ
って得られる耐熱性及び耐衝撃性を維持した上で、適切
な難燃性が得られるものである。
発明のエポキシ樹脂(B)の配合量は、スチレン系樹脂
100重量部に対して5〜35重量部である。即ち、配
合量をこの範囲にすることにより、本発明の本発明によ
って得られる耐熱性及び耐衝撃性を維持した上で、適切
な難燃性が得られるものである。
【0015】また、本発明はスチレン系樹脂(A)及び
エポキシ樹脂(B)を含む系に、更に難燃助剤として三
酸化アンチモンを好ましく使用できる。三酸化アンチモ
ンの配合量としては、樹脂組成物の耐熱性及び耐衝撃性
が著しく向上する点からスチレン系樹脂100重量部
(A)に対して2〜10重量部が好ましい。
エポキシ樹脂(B)を含む系に、更に難燃助剤として三
酸化アンチモンを好ましく使用できる。三酸化アンチモ
ンの配合量としては、樹脂組成物の耐熱性及び耐衝撃性
が著しく向上する点からスチレン系樹脂100重量部
(A)に対して2〜10重量部が好ましい。
【0016】本発明の難燃性スチレン系樹脂組成物に
は、必要に応じて、さらに四酸化アンチモン、五酸化ア
ンチモン等のアンチモン系化合物、酸化スズ、水酸化ス
ズ等のスズ系化合物、酸化モリブデン、モリブデン酸ア
ンモニウム等のモリブデン系化合物、酸化ジルコニウ
ム、水酸化ジルコニウム等のジルコニウム系化合物、ホ
ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム等のホウ素系化合物など
の難燃助剤を配合して、難燃化効果を高めることができ
る。
は、必要に応じて、さらに四酸化アンチモン、五酸化ア
ンチモン等のアンチモン系化合物、酸化スズ、水酸化ス
ズ等のスズ系化合物、酸化モリブデン、モリブデン酸ア
ンモニウム等のモリブデン系化合物、酸化ジルコニウ
ム、水酸化ジルコニウム等のジルコニウム系化合物、ホ
ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム等のホウ素系化合物など
の難燃助剤を配合して、難燃化効果を高めることができ
る。
【0017】本発明のスチレン系樹脂組成物には、必要
に応じて、さらに、耐光性、耐熱性、耐衝撃性を著しく
損なわない範囲で他の公知の臭素系難燃剤、リン系難燃
剤、無機系難燃剤を併用してもよく、更に必要に応じ
て、紫外線吸収剤、光安定剤、有機ホスファイト、有機
スズ化合物等の熱安定剤、離型剤、滑剤、着色剤、可塑
剤、充填剤、発泡剤ガラス繊維、カーボン繊維、アラミ
ド繊維等の補強剤などを配合することができる。
に応じて、さらに、耐光性、耐熱性、耐衝撃性を著しく
損なわない範囲で他の公知の臭素系難燃剤、リン系難燃
剤、無機系難燃剤を併用してもよく、更に必要に応じ
て、紫外線吸収剤、光安定剤、有機ホスファイト、有機
スズ化合物等の熱安定剤、離型剤、滑剤、着色剤、可塑
剤、充填剤、発泡剤ガラス繊維、カーボン繊維、アラミ
ド繊維等の補強剤などを配合することができる。
【0018】上記各成分を配合する方法としては、例え
ば、ヘンシェルミキサー、タンブラミキサー等の混合機
で予備混合した後、押出し機、ニーダー、熱ロール、バ
ンバリーミキサー等で溶融混練をする方法が有る。
ば、ヘンシェルミキサー、タンブラミキサー等の混合機
で予備混合した後、押出し機、ニーダー、熱ロール、バ
ンバリーミキサー等で溶融混練をする方法が有る。
【0019】
【実施例】以下に、実施例および比較例を挙げて、本発
明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの例に範
囲が限定されるものではない。
明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの例に範
囲が限定されるものではない。
【0020】尚、例中の部および%はいずれも重量基準
であり、各種の評価は、次の測定方法による。 (1)軟化点試験(環球式) JIS K−2077に準拠して測定した。 (2)エポキシ基含有量試験 JIS K−7236に準拠して測定したエポキシ当量
(g/eq)の逆数で、eq/g単位で表わした数値とす
る。 (3)GPCによる重量平均分子量および重合度が1の
重合体の量測定装置は東ソー(株)製HLC−8020
を用い、カラムは東ソー(株)製TSKgelG400
0HXL、G3000HXL、G2000HXL、G2
000HXLの各7.8mmID×300mmを連結し
て用いた。溶媒としてTHFを用い、カラム温度は40
℃に、圧力は78kg/cm2 に、また、流量は、0.
7ml/minに設定して測定した。検量線は分子量1
6,700、6,200、2,800、800、580
のポリスチレン標準物質により作成したものを用いた。
検量線より計算された分子量は10の位を四捨五入して
表す。 (4)熱変形温度試験(荷重18.6kg/cm2) ASTM D−648に準拠して測定した。 (5)落錘衝撃強度試験(ノッチ付) 長さ80×幅80×厚さ3mmの角型試験片を20枚作
成し、JISK7211に準拠して落錘衝撃強度を測定
した。
であり、各種の評価は、次の測定方法による。 (1)軟化点試験(環球式) JIS K−2077に準拠して測定した。 (2)エポキシ基含有量試験 JIS K−7236に準拠して測定したエポキシ当量
(g/eq)の逆数で、eq/g単位で表わした数値とす
る。 (3)GPCによる重量平均分子量および重合度が1の
重合体の量測定装置は東ソー(株)製HLC−8020
を用い、カラムは東ソー(株)製TSKgelG400
0HXL、G3000HXL、G2000HXL、G2
000HXLの各7.8mmID×300mmを連結し
て用いた。溶媒としてTHFを用い、カラム温度は40
℃に、圧力は78kg/cm2 に、また、流量は、0.
7ml/minに設定して測定した。検量線は分子量1
6,700、6,200、2,800、800、580
のポリスチレン標準物質により作成したものを用いた。
検量線より計算された分子量は10の位を四捨五入して
表す。 (4)熱変形温度試験(荷重18.6kg/cm2) ASTM D−648に準拠して測定した。 (5)落錘衝撃強度試験(ノッチ付) 長さ80×幅80×厚さ3mmの角型試験片を20枚作
成し、JISK7211に準拠して落錘衝撃強度を測定
した。
【0021】試験で用いた重錘は、鋼製の球形で、HI
PS樹脂の場合、重量 0.5kg、直径50mmのも
の(球1形)であり、ABS樹脂の場合、重量1kg、
直径50mmのもの(球2形)である。
PS樹脂の場合、重量 0.5kg、直径50mmのも
の(球1形)であり、ABS樹脂の場合、重量1kg、
直径50mmのもの(球2形)である。
【0022】なお、衝撃強度は、試験片の数の50%が
破壊された時の高さ(単位cm)で表し、試験片の上下
間隔は、10cmで行った。 (6)耐光性試験 サンシャインウェザロメーター(スガ試験機製)で10
0時間試験を行い試験前後の試験片の外観変化を色差計
を用いて測定した。 (7)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて測定した。
破壊された時の高さ(単位cm)で表し、試験片の上下
間隔は、10cmで行った。 (6)耐光性試験 サンシャインウェザロメーター(スガ試験機製)で10
0時間試験を行い試験前後の試験片の外観変化を色差計
を用いて測定した。 (7)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて測定した。
【0023】合成例1 テトラブロモビスフェノールA(以下、TBAと略記す
る) 272g(0.50モル)と10%水酸化ナトリ
ウム水溶液393gを温度計、攪拌機の付いた2リット
ルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容
物を加熱し、50℃にする。次に、攪拌しながらエピク
ロロヒドリン(以下、ECHと略記する)83.3g
(0.90モル)を加えた後、90℃で3時間反応させ
た。その後、メチルイソブチルケトン 300gを加え
反応物を溶解する。溶解後、静置し、有機層と食塩水層
とを分離する。その後、有機層中に含まれるアルカリを
リン酸で中和、分離する。有機層を減圧下に蒸留してメ
チルイソブチルケトンを完全に除く。内容物をステンレ
スパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末
を得た。このものを難燃剤Aとする。またこの難燃剤の
性状値、重量平均分子量および重合度1の重合体の量を
第1表に示す。
る) 272g(0.50モル)と10%水酸化ナトリ
ウム水溶液393gを温度計、攪拌機の付いた2リット
ルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容
物を加熱し、50℃にする。次に、攪拌しながらエピク
ロロヒドリン(以下、ECHと略記する)83.3g
(0.90モル)を加えた後、90℃で3時間反応させ
た。その後、メチルイソブチルケトン 300gを加え
反応物を溶解する。溶解後、静置し、有機層と食塩水層
とを分離する。その後、有機層中に含まれるアルカリを
リン酸で中和、分離する。有機層を減圧下に蒸留してメ
チルイソブチルケトンを完全に除く。内容物をステンレ
スパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤粉末
を得た。このものを難燃剤Aとする。またこの難燃剤の
性状値、重量平均分子量および重合度1の重合体の量を
第1表に示す。
【0024】合成例2 TBA 272g(0.50モル)とECH 68.5
g(0.79モル)、10%水酸化ナトリウム水溶液
356gを用いる様に変更した以外は、実施例1と同様
にして難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Bとする。
また、この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合
度1の重合体の量を第1表に示す。
g(0.79モル)、10%水酸化ナトリウム水溶液
356gを用いる様に変更した以外は、実施例1と同様
にして難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Bとする。
また、この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合
度1の重合体の量を第1表に示す。
【0025】合成例3 TBA 272g(0.50モル)とECH 64.8
g(0.70モル)、10%水酸化ナトリウム水溶液
314gを用いる様に変更した以外は、実施例1と同様
にして難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Cとする。
また、この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合
度1の重合体の量を第1表に示す。
g(0.70モル)、10%水酸化ナトリウム水溶液
314gを用いる様に変更した以外は、実施例1と同様
にして難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Cとする。
また、この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合
度1の重合体の量を第1表に示す。
【0026】合成例4 TBA 272g(0.50モル)とECH 56.4
g(0.61モル)、を温度計、攪拌機の付いた2リッ
トルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内
容物を加熱し、50℃にする。次に、攪拌しながら10
%水酸化ナトリウム水溶液 278gを加えた後、90
℃で3時間反応させた。その後、メチルイソブチルケト
ン300gを加え反応物を溶解する。溶解後、静置し、
有機層と食塩水層とを分離する。その後、有機層中に含
まれるアルカリをリン酸で中和、分離する。有機層を減
圧下に蒸留してメチルイソブチルケトンを完全に除く。
内容物をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡
黄色の難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Dとする。
またこの難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度
1の重合体の量を第1表に示す。
g(0.61モル)、を温度計、攪拌機の付いた2リッ
トルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内
容物を加熱し、50℃にする。次に、攪拌しながら10
%水酸化ナトリウム水溶液 278gを加えた後、90
℃で3時間反応させた。その後、メチルイソブチルケト
ン300gを加え反応物を溶解する。溶解後、静置し、
有機層と食塩水層とを分離する。その後、有機層中に含
まれるアルカリをリン酸で中和、分離する。有機層を減
圧下に蒸留してメチルイソブチルケトンを完全に除く。
内容物をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡
黄色の難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Dとする。
またこの難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度
1の重合体の量を第1表に示す。
【0027】比較合成例1 テトラブロモビスフェノールAジグリシジルエーテル
(大日本インキ化学工業(株)製 EPICLON15
2、エポキシ当量360、臭素含有率48%、以下、E
PICLON152と略記す) 720g(1モル)と
TBA 51g(0.093モル)を温度計、攪拌機の
付いた1リットルセパラブルフラスコに入れ、内部を窒
素ガスで置換した後、内容物を加熱溶融し、100℃で
水酸化ナトリウムの10%水溶液 0.39gを加えた
後、160℃で5時間反応させた。反応後、反応生成物
をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の
難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Eとする。また、
この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の
重合体の量を第1表に示す。
(大日本インキ化学工業(株)製 EPICLON15
2、エポキシ当量360、臭素含有率48%、以下、E
PICLON152と略記す) 720g(1モル)と
TBA 51g(0.093モル)を温度計、攪拌機の
付いた1リットルセパラブルフラスコに入れ、内部を窒
素ガスで置換した後、内容物を加熱溶融し、100℃で
水酸化ナトリウムの10%水溶液 0.39gを加えた
後、160℃で5時間反応させた。反応後、反応生成物
をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄色の
難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Eとする。また、
この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の
重合体の量を第1表に示す。
【0028】比較合成例2 EPICLON152 720g(1モル)とTBA
126g(0.23モル)と水酸化ナトリウムの10%
水溶液 0.43gを用いて、180℃で10時間反応
させる様に変更した以外は、比較例1と同様にして難燃
剤粉末を得た。このものを難燃剤Fとする。また、この
難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の重合
体の量を第1表に示す。
126g(0.23モル)と水酸化ナトリウムの10%
水溶液 0.43gを用いて、180℃で10時間反応
させる様に変更した以外は、比較例1と同様にして難燃
剤粉末を得た。このものを難燃剤Fとする。また、この
難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の重合
体の量を第1表に示す。
【0029】比較合成例3 EPICLON152 720g(1モル)とTBA
238g(0.44モル)と水酸化ナトリウムの10%
水溶液 0.48gを用いて、180℃で10時間反応
させる様に変更した以外は、比較例1と同様にして難燃
剤粉末を得た。このものを難燃剤Gとする。また、この
難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の重合
体の量を第1表に示す。
238g(0.44モル)と水酸化ナトリウムの10%
水溶液 0.48gを用いて、180℃で10時間反応
させる様に変更した以外は、比較例1と同様にして難燃
剤粉末を得た。このものを難燃剤Gとする。また、この
難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の重合
体の量を第1表に示す。
【0030】比較合成例4 EPICLON152 720g(1モル)とTBA
318g(0.58)と水酸化ナトリウムの10%水溶
液 0.52gを用いて、180℃で10時間反応させ
る様に変更した以外は、比較例1と同様にして難燃剤粉
末を得た。このものを難燃剤Hとする。また、この難燃
剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の重合体の
量を第1表に示す。
318g(0.58)と水酸化ナトリウムの10%水溶
液 0.52gを用いて、180℃で10時間反応させ
る様に変更した以外は、比較例1と同様にして難燃剤粉
末を得た。このものを難燃剤Hとする。また、この難燃
剤の性状値、重量平均分子量および重合度1の重合体の
量を第1表に示す。
【0031】比較合成例5 テトラブロモビスフェノールA(以下、TBAと略記す
る) 272g(0.50モル)と10%水酸化ナトリ
ウム水溶液 433gを温度計、攪拌機の付いた2リッ
トルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内
容物を加熱し、50℃にする。次に、攪拌しながらEC
H 83.5g(0.90モル)を加えた後、90℃で
3時間反応させた。その後、メチルイソブチルケトン
300gを加え反応物を溶解する。溶解後、静置し、有
機層と食塩水層とを分離する。その後、有機層中に含ま
れるアルカリをリン酸で中和、分離する。有機層を減圧
下に蒸留してメチルイソブチルケトンを完全に除く。内
容物をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄
色の難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Iとする。ま
たこの難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1
の重合体の量を第1表に示す。 比較合成例6 TBA 272g(0.50モル)とECH 54.3
g(0.59モル)10%水酸化ナトリウム水溶液 2
82gを用いる様に変更した以外は、実施例1と同様に
して難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Jとする。ま
た、この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度
1の重合体の量を第1表に示す。
る) 272g(0.50モル)と10%水酸化ナトリ
ウム水溶液 433gを温度計、攪拌機の付いた2リッ
トルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内
容物を加熱し、50℃にする。次に、攪拌しながらEC
H 83.5g(0.90モル)を加えた後、90℃で
3時間反応させた。その後、メチルイソブチルケトン
300gを加え反応物を溶解する。溶解後、静置し、有
機層と食塩水層とを分離する。その後、有機層中に含ま
れるアルカリをリン酸で中和、分離する。有機層を減圧
下に蒸留してメチルイソブチルケトンを完全に除く。内
容物をステンレスパンに流出し、冷却後、粉砕し、淡黄
色の難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Iとする。ま
たこの難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度1
の重合体の量を第1表に示す。 比較合成例6 TBA 272g(0.50モル)とECH 54.3
g(0.59モル)10%水酸化ナトリウム水溶液 2
82gを用いる様に変更した以外は、実施例1と同様に
して難燃剤粉末を得た。このものを難燃剤Jとする。ま
た、この難燃剤の性状値、重量平均分子量および重合度
1の重合体の量を第1表に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】 (第1表中、EP152はEPICLON 152を表
わす。) 実施例1〜8 難燃剤A〜Dを第2表に示す組成で配合し、タンブラー
ミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機により
ペレット化した難燃性スチレン系樹脂組成物を得た。次
いで、5オンス射出成形機により試験片を作成した。
わす。) 実施例1〜8 難燃剤A〜Dを第2表に示す組成で配合し、タンブラー
ミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機により
ペレット化した難燃性スチレン系樹脂組成物を得た。次
いで、5オンス射出成形機により試験片を作成した。
【0035】尚、押出機及び射出成形機のシリンダー設
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の
場合230℃で行った。試験片は、熱変形温度、落錘衝
撃強度、耐光性及び燃焼性の測定に用いて、その結果を
第3表に示す。 比較例1〜12 難燃剤E〜Jを夫々第2表に示す組成で配合し、タンブ
ラーミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機に
よりペレット化した難燃性スチレン系樹脂組成物を得
た。次いで、5オンス射出成形機により試験片を作成し
た。
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の
場合230℃で行った。試験片は、熱変形温度、落錘衝
撃強度、耐光性及び燃焼性の測定に用いて、その結果を
第3表に示す。 比較例1〜12 難燃剤E〜Jを夫々第2表に示す組成で配合し、タンブ
ラーミキサーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機に
よりペレット化した難燃性スチレン系樹脂組成物を得
た。次いで、5オンス射出成形機により試験片を作成し
た。
【0036】尚、押出機及び射出成形機のシリンダー設
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の
場合230℃で行った。試験片は、熱変形温度、落錘衝
撃強度、耐光性及び燃焼性の測定に用いた。その結果を
第3表に示す。
定温度は、ABS樹脂の場合230℃、HIPS樹脂の
場合230℃で行った。試験片は、熱変形温度、落錘衝
撃強度、耐光性及び燃焼性の測定に用いた。その結果を
第3表に示す。
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【表6】
【0040】
【表7】 (第2表において、ABS樹脂はダイセル化学社製「セ
ビアンV」を、HIPS樹脂は大日本インキ化学社製
「GH−7000」を、三酸化アンチモンは日本精鉱社
製「ATOX−F」を夫々表わす。)
ビアンV」を、HIPS樹脂は大日本インキ化学社製
「GH−7000」を、三酸化アンチモンは日本精鉱社
製「ATOX−F」を夫々表わす。)
【0041】
【表8】
【0042】
【表9】
【0043】
【発明の効果】本発明の難燃性スチレン系樹脂組成物
は、耐熱性および耐光性に優れ、然も良好な耐衝撃性を
有する為、難燃性の要求される電気、OA機器、自動車
等の材料として有用である。
は、耐熱性および耐光性に優れ、然も良好な耐衝撃性を
有する為、難燃性の要求される電気、OA機器、自動車
等の材料として有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】 スチレン系樹脂(A)と、重合度1のも
のを15〜30重量%含有し、かつ、重量平均分子量が
1,000〜3,000であるハロゲン化ビスフェノー
ル型エポキシ樹脂(B)とを、スチレン系樹脂(A)の
100重量部に対して、ハロゲン化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂(B)を5〜35重量部となる割合で含有す
ることを特徴とする難燃性スチレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】 ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹
脂(B)がテトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹
脂である請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 更に三酸化アンチモン(C)をスチレン
系樹脂(A)の100重量部に対して、2〜10重量部
となる割合で含有する請求項1又は2記載の樹脂組成
物。 - 【請求項4】 スチレン系樹脂(A)がゴム変性ポリス
チレン樹脂又はアクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン樹脂であることを特徴とする請求項1、2又は3記載
の難燃性スチレン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31632291A JP3198485B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 難燃性スチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31632291A JP3198485B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 難燃性スチレン系樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05148391A JPH05148391A (ja) | 1993-06-15 |
JP3198485B2 true JP3198485B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=18075842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31632291A Expired - Fee Related JP3198485B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 難燃性スチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198485B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31632291A patent/JP3198485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05148391A (ja) | 1993-06-15 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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