JP3198325B2 - ジョグダイヤル付き記録装置 - Google Patents
ジョグダイヤル付き記録装置Info
- Publication number
- JP3198325B2 JP3198325B2 JP30208591A JP30208591A JP3198325B2 JP 3198325 B2 JP3198325 B2 JP 3198325B2 JP 30208591 A JP30208591 A JP 30208591A JP 30208591 A JP30208591 A JP 30208591A JP 3198325 B2 JP3198325 B2 JP 3198325B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- jog dial
- data
- memory
- waveform
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジョグダイヤルを有す
る記録装置に関する。
る記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録装置において、センサ等を介
して入力された波形や測定値等の測定データは、RAM
等のメモリに取り込まれ、このRAMから必要なデータ
を読み出して記録を行っている。測定データを読み出す
際、操作パネル等のキー操作によりメモリアドレスを指
定したり、メモリブロックを指定するなどして読み出
し、記録するようにしていた。また、ジョグダイヤルに
より、記録波形をスクロール出来るようにしたものも知
られている。この方式は、単に記録した波形を、ジョグ
ダイヤルを回転させて前進或は後進させ、記録波形のチ
ェック等を行うようにしている。
して入力された波形や測定値等の測定データは、RAM
等のメモリに取り込まれ、このRAMから必要なデータ
を読み出して記録を行っている。測定データを読み出す
際、操作パネル等のキー操作によりメモリアドレスを指
定したり、メモリブロックを指定するなどして読み出
し、記録するようにしていた。また、ジョグダイヤルに
より、記録波形をスクロール出来るようにしたものも知
られている。この方式は、単に記録した波形を、ジョグ
ダイヤルを回転させて前進或は後進させ、記録波形のチ
ェック等を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようなメモリ読み出しによる記録においては、メモ
リより必要としない測定データまで読み出して波形や測
定値等を記録することになり、記録紙の無駄となるばか
りでなく、時間もロスすることになる。ジョグダイヤル
により波形をスクロールする方式においては、単に記録
した波形をジョグダイヤルを回転させて前進或は後退さ
せるのみで、必要とする部分の波形のみを記録すること
は出来なかった。本発明は、斯かる点に鑑みなされたも
ので、記録紙の余分な使用やロス時間の無いジョグダイ
ヤル付き記録装置を提供することを目的とする。
来のようなメモリ読み出しによる記録においては、メモ
リより必要としない測定データまで読み出して波形や測
定値等を記録することになり、記録紙の無駄となるばか
りでなく、時間もロスすることになる。ジョグダイヤル
により波形をスクロールする方式においては、単に記録
した波形をジョグダイヤルを回転させて前進或は後退さ
せるのみで、必要とする部分の波形のみを記録すること
は出来なかった。本発明は、斯かる点に鑑みなされたも
ので、記録紙の余分な使用やロス時間の無いジョグダイ
ヤル付き記録装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示す如く、記憶された波形或は測定データ等の記録デー
タを記憶する記録装置において、回転に同期して記録デ
ータを読み出し、記録させるジョグダイヤル6と、この
ジョグダイヤル6の記録モードの指定を行う操作部5
と、このジョグダイヤル6による記録指定範囲を画面上
で行えるようにした表示装置4と、記録データの記録を
行う記録部8とにより構成される。
示す如く、記憶された波形或は測定データ等の記録デー
タを記憶する記録装置において、回転に同期して記録デ
ータを読み出し、記録させるジョグダイヤル6と、この
ジョグダイヤル6の記録モードの指定を行う操作部5
と、このジョグダイヤル6による記録指定範囲を画面上
で行えるようにした表示装置4と、記録データの記録を
行う記録部8とにより構成される。
【0005】
【作用】このように構成される本発明によれば、測定デ
ータの記録を行う際、ジョグダイヤルにより、その回転
に同期して必要とする測定データを読み出し、任意の長
さの記録のみを行うと共に、連続する長時間の記録も記
録できるようにしたので、記録紙の節約が出来るばかり
でなく、ロス時間も低減され、利便性が向上する。
ータの記録を行う際、ジョグダイヤルにより、その回転
に同期して必要とする測定データを読み出し、任意の長
さの記録のみを行うと共に、連続する長時間の記録も記
録できるようにしたので、記録紙の節約が出来るばかり
でなく、ロス時間も低減され、利便性が向上する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1により説明す
る。Sは、例えば、歪センサで、測定物の歪をアナログ
信号として検出し、アンプ1を介してA/D変換器2に
取り込まれ、デジタル信号に変換される。3は、例え
ば、RAM(ランダムアクセスメモリ)等よりなるメモ
リで、センサSにより検出された測定データや各種設定
データ等の記録データを記憶する。4は液晶或はCRT
等の表示装置で、画面上に記録データと共に、設定値等
の指定を行うカーソルを表示する。5はキーボード等よ
りなる操作パネルで、例えば、REC(記録)、COP
Y(手動記録)或はSTART(連続自動記録)等の、
各種操作モードの設定をキー操作により行う。
る。Sは、例えば、歪センサで、測定物の歪をアナログ
信号として検出し、アンプ1を介してA/D変換器2に
取り込まれ、デジタル信号に変換される。3は、例え
ば、RAM(ランダムアクセスメモリ)等よりなるメモ
リで、センサSにより検出された測定データや各種設定
データ等の記録データを記憶する。4は液晶或はCRT
等の表示装置で、画面上に記録データと共に、設定値等
の指定を行うカーソルを表示する。5はキーボード等よ
りなる操作パネルで、例えば、REC(記録)、COP
Y(手動記録)或はSTART(連続自動記録)等の、
各種操作モードの設定をキー操作により行う。
【0007】6はジョグダイヤルで、例えば、エンコー
ダ(図示せず)を具え、ジョグダイヤル6の回転に伴っ
て、パルスを発生する。このパルスは後述するステッピ
ングモータ12に送られ、ステッピングモータ12を、
例えば、1パルス毎に1ステップ駆動すると共に、表示
装置4の画面上に表示されるカーソルのメモリアドレス
も1番地移動させる。また、このジョグダイヤル6は、
その回転に同期して、メモリ4から記録データを読み出
し、記録紙に任意の速度で波形やデータを記録出来るよ
うになっている。更に、ジョグダイヤル6は、例えば、
右に回せばメモリ3のメモリアドレスを増加する方向
に、又左に回した場合は、メモリアドレスが減少する方
向に設定する。ジョグダイヤル6を左に回転させて記録
する場合、記憶された記録データの最後の部分から読み
だし、記録するようにすれば良い。このように設定する
ことにより、メモリ3から記録データを読みだし、任意
に必要とする部分のみの記録を行うことが可能となる。
7は斯かるジョグダイヤル6の入力を行うインターフェ
ースである。
ダ(図示せず)を具え、ジョグダイヤル6の回転に伴っ
て、パルスを発生する。このパルスは後述するステッピ
ングモータ12に送られ、ステッピングモータ12を、
例えば、1パルス毎に1ステップ駆動すると共に、表示
装置4の画面上に表示されるカーソルのメモリアドレス
も1番地移動させる。また、このジョグダイヤル6は、
その回転に同期して、メモリ4から記録データを読み出
し、記録紙に任意の速度で波形やデータを記録出来るよ
うになっている。更に、ジョグダイヤル6は、例えば、
右に回せばメモリ3のメモリアドレスを増加する方向
に、又左に回した場合は、メモリアドレスが減少する方
向に設定する。ジョグダイヤル6を左に回転させて記録
する場合、記憶された記録データの最後の部分から読み
だし、記録するようにすれば良い。このように設定する
ことにより、メモリ3から記録データを読みだし、任意
に必要とする部分のみの記録を行うことが可能となる。
7は斯かるジョグダイヤル6の入力を行うインターフェ
ースである。
【0008】8は記録部で(点線内)、記録データ作成
装置9、紙送りパルス作成装置10、例えば、多数の感
熱素子を一列に配列したサーマルヘッドで構成される記
録ヘッド11、及び駆動ローラ13を回転させて記録紙
14を送るステッピングモータ12から構成されてい
る。記録データ作成装置9は、例えば、一つのアドレス
メモリから1ライン分の記録データを作成し、これを繰
り返すことで連続した波形データを記録ヘッド11へ出
力する。紙送りパルス作成装置10は、連続自動記録モ
ード或はジョグダイヤルによる手動記録モード等の操作
モードに応じた駆動パルスを発生させて、ステッピング
モータ12を回転させることにより、駆動ローラ13を
駆動して記録紙14を送る。15は、例えばCPU(中
央処理装置)で、上記各部及び記録装置全体をバスBを
介して制御する。
装置9、紙送りパルス作成装置10、例えば、多数の感
熱素子を一列に配列したサーマルヘッドで構成される記
録ヘッド11、及び駆動ローラ13を回転させて記録紙
14を送るステッピングモータ12から構成されてい
る。記録データ作成装置9は、例えば、一つのアドレス
メモリから1ライン分の記録データを作成し、これを繰
り返すことで連続した波形データを記録ヘッド11へ出
力する。紙送りパルス作成装置10は、連続自動記録モ
ード或はジョグダイヤルによる手動記録モード等の操作
モードに応じた駆動パルスを発生させて、ステッピング
モータ12を回転させることにより、駆動ローラ13を
駆動して記録紙14を送る。15は、例えばCPU(中
央処理装置)で、上記各部及び記録装置全体をバスBを
介して制御する。
【0009】次に上記構成の実施例について動作を説明
する。センサSにより検出された測定信号は、アンプ1
を介して取り込まれ、A/D変換器2によりデジタル信
号に変換されて、記録データとして予めメモリ3に記憶
されているものとする。ジョグダイヤル6により、所望
の記録データの記録を行う場合について説明する。 必要な記録データをメモリ3から呼び出し表示装置
4の画面上に表示する。 表示装置の画面の表示範囲は限られているため、記
録データの先頭部分又は最後の部分を表示させ、この先
頭又は最後の部分にジョグダイヤル6を回転させて、カ
ーソルを合わせて指定する。また、記録範囲は、表示画
面上に表示される波形等を確認しながら任意に所望の範
囲を指定できることは云うまでもない。 操作パネル5の、例えば「COPY]キーをオンと
し、ジョグダイヤル6による手動の記録モードに設定す
る。 ジョグダイヤル6を回転させ、所望の範囲の記録デ
ータを記録紙上に記録する。この時、ジョグダイヤル6
の回転と、記録データの読み出し及び記録紙送りは同期
しているので、記録はジョグダイヤル6の回転速度に応
じて得られることになる。 所要部分の記録が終了したら、「COPY]キーを
オフとし、斯かる機能を終了させる。
する。センサSにより検出された測定信号は、アンプ1
を介して取り込まれ、A/D変換器2によりデジタル信
号に変換されて、記録データとして予めメモリ3に記憶
されているものとする。ジョグダイヤル6により、所望
の記録データの記録を行う場合について説明する。 必要な記録データをメモリ3から呼び出し表示装置
4の画面上に表示する。 表示装置の画面の表示範囲は限られているため、記
録データの先頭部分又は最後の部分を表示させ、この先
頭又は最後の部分にジョグダイヤル6を回転させて、カ
ーソルを合わせて指定する。また、記録範囲は、表示画
面上に表示される波形等を確認しながら任意に所望の範
囲を指定できることは云うまでもない。 操作パネル5の、例えば「COPY]キーをオンと
し、ジョグダイヤル6による手動の記録モードに設定す
る。 ジョグダイヤル6を回転させ、所望の範囲の記録デ
ータを記録紙上に記録する。この時、ジョグダイヤル6
の回転と、記録データの読み出し及び記録紙送りは同期
しているので、記録はジョグダイヤル6の回転速度に応
じて得られることになる。 所要部分の記録が終了したら、「COPY]キーを
オフとし、斯かる機能を終了させる。
【0010】長い連続したデータを記録する場合には、
従来と同様に、自動記録モードにして行う。即ち、メモ
リ3に記憶されている記録データの先頭値、或はデータ
数等を指定してから、例えば、「START」キーを押
下する。このようにすれば、一連の記録データが連続し
て自動的に記録できる。
従来と同様に、自動記録モードにして行う。即ち、メモ
リ3に記憶されている記録データの先頭値、或はデータ
数等を指定してから、例えば、「START」キーを押
下する。このようにすれば、一連の記録データが連続し
て自動的に記録できる。
【0011】以上説明したように、ジョグダイヤルによ
る任意の手動による記録或は連続した自動記録を、必要
に応じて選択することが出来る。
る任意の手動による記録或は連続した自動記録を、必要
に応じて選択することが出来る。
【0012】尚、ジョグダイヤルを回転して記録データ
を記録させる際、表示装置の画面上の波形をスクロール
させて表示するようにしても良い。また、本発明は上述
の実施例に限ることなく、本発明の要旨を逸脱すること
なく、種々の構成が取り得ることは勿論である。
を記録させる際、表示装置の画面上の波形をスクロール
させて表示するようにしても良い。また、本発明は上述
の実施例に限ることなく、本発明の要旨を逸脱すること
なく、種々の構成が取り得ることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ジ
ョグダイヤルの回転に同期した任意長の記録が出来ると
共に、連続した長時間の記録も可能となるので、記録紙
の節約が可能となるだけでなく、ロス時間も低減され、
利便性が格段に向上するという利点を有する。
ョグダイヤルの回転に同期した任意長の記録が出来ると
共に、連続した長時間の記録も可能となるので、記録紙
の節約が可能となるだけでなく、ロス時間も低減され、
利便性が格段に向上するという利点を有する。
【図1】本発明のジョグダイヤル付き記録装置の実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
4 表示装置 5 操作パネル 6 ジョグダイヤル 7 ジョグダイヤルインターフェース 8 記録部
Claims (1)
- 【請求項1】記憶された波形或は測定データ等の記録デ
ータを記憶する記録装置において、 回転に同期して上記記録データを読み出し、記録させる
ジョグダイヤルと、 該ジョグダイヤルの記録モードの指定を行う操作部と、 上記ジョグダイヤルによる記録指定範囲を画面上で行え
るようにした表示装置と、 上記記録データの記録を行う記録部とを具えることを特
徴とするジョグダイヤル付き記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30208591A JP3198325B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ジョグダイヤル付き記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30208591A JP3198325B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ジョグダイヤル付き記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05141994A JPH05141994A (ja) | 1993-06-08 |
JP3198325B2 true JP3198325B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=17904744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30208591A Expired - Fee Related JP3198325B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ジョグダイヤル付き記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198325B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP30208591A patent/JP3198325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05141994A (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |