JP3198176U - 後輪二輪自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】サドル支持柱および荷台を簡単な構成で支持することができるとともにデザイン上も煩雑感のないシンプルな印象を与えることができる後輪二輪自転車を提供する。【解決手段】後輪二輪自転車100は、それぞれ2つずつの前輪104および後輪122の間にメインフレーム102が架設された状態で設けられている。メインフレーム102は、その中央部にサドル支持柱110が起立した状態で設けられているとともに、後端部が二股に分かれたリアアーム120を介して後輪支持体121に接合されている。サドル支持柱110は、リアフレーム130によって支持されている。リアフレーム130は、2つのパイプ材がサドル支持柱110の略中央部から後方に向かって水平方向に沿って延びて荷篭140の台ともなる水平部131と、この水平部131の後端部が下方に屈曲して後輪支持体121に接続される起立部132とによって構成されている。【選択図】 図1
Description
本考案は、2つの後輪を備えた後輪二輪自転車に関する。
従来から、2つの後輪を備えた三輪自転車や四輪自転車などの所謂後輪二輪自転車が知られている。例えば、下記特許文献1には、運転者が腰掛けるサドルの前方に1つの前輪および同サドルの後方に2つの後輪をそれぞれ備えるとともに、これら2つの後輪間に荷篭を備えた三輪自転車が開示されている。
一般に、このような後輪二輪自転車においては、サドルを所定の高さで支持するサドル支持柱(シートパイプ)が、前輪と後輪と間に架設されるメインフレーム上に起立した状態で設けられるとともに、サドル支持柱の後方側がメインフレームとサドル支持柱との間に設けられる略直線状の2つのシートステー(シートスティ)によって支えられている。また、このような後輪二輪自転車においては、荷物を積載するための荷篭が2つの後輪の各内側からそれぞれ外側に同各後輪を迂回して延びるフェンダーフレームによって支持されている。
しかしながら、このような従来の後輪二輪自転車においては、サドル支持柱や荷篭を支持するための支持部材の部品点数が多いため、後輪二輪自転車の組立作業が煩雑であるとともにデザイン面においても煩雑な印象を与えるという問題があった。
本考案は上記問題に対処するためなされたもので、サドル支持柱および荷台を簡単な構成で支持することができるとともにデザイン上も煩雑感のないシンプルな印象を与えることができる後輪二輪自転車を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本考案の特徴は、運転者が腰かけるサドルと、サドルに対して進行方向前側に配置された少なくとも1つの前輪と、サドルに対して進行方向後側に配置された左右一対の後輪と、前輪と後輪と間に架設されたメインフレームと、メインフレームに対して起立して延びてサドルを支持するサドル支持柱と、前輪または後輪を操舵するハンドルとを備えた後輪二輪自転車において、サドル支持柱から後側に延びた後、下方に屈曲してメインフレームに直接的または間接的に繋がったリアフレームを備え、サドル支持柱は、メインフレームおよびリアフレームのみによって支持されていることにある。
このように構成した請求項1に係る考案の特徴によれば、後輪二輪自転車は、サドルを支持するサドル支持柱がこのサドル支持柱から後側に延びた後、下方に屈曲してメインフレームの後方部に直接的または間接的に接続されるリアフレームによって支持されている。この場合、リアフレームは、サドル支持柱から後側に延びた後、下方に屈曲してメインフレームに繋がっているため、リアフレームにおけるサドル支持柱から後側に延びた部分上に荷篭を支持することができる。すなわち、後輪二輪自転車は、リアフレームがサドル支持柱および荷篭をそれぞれ支持することができるように構成されている。これにより、後輪二輪自転車は、サドル支持柱および荷台を簡単な構成で支持することができるとともにデザイン上も煩雑感のないシンプルな印象を与えることができる。
また、請求項2に係る本考案の他の特徴は、前記後輪二輪自転車において、さらに、後輪の回転軸を支持する後輪支持体を備えており、リアフレームとメインフレームとは、後輪の回転軸方向における同一位置で前記後輪支持体を介して互いに接続されていることにある。
このように構成した請求項2に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、リアフレームとメインフレームとが後輪支持体を介して互いに接続されているため、後輪がリアフレームとメインフレームとで支持されることとなって後輪をより安定的に支持することができる。また、この場合、後輪二輪自転車は、リアフレームとメインフレームとが後輪の回転軸線方向における同一位置で後輪支持体に接続されるため、後輪支持体に対してリアフレームとメインフレームとを後輪の回転軸方向における互いに異なる位置で接続する場合に比べて、後輪支持体に回転モーメントやせん断荷重が作用することを防止することができ、後輪支持体の安定性および耐久性を向上させることができる。
また、請求項3に係る本考案の他の特徴は、前記後輪二輪自転車において、リアフレームは、サドル支持柱およびメインフレームのうちの少なくとも一方に対して2つの部材によって2か所で接続されていることにある。
このように構成した請求項3に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、リアフレームがサドル支持柱およびメインフレームのうちの少なくとも一方に対して2つの部材によって2か所で接続されている。この場合、リアフレームの両端部の接続形態としては、3つある。すなわち、1つ目は、1つの部材で構成されたリアフレームの一方の端部がサドル支持柱に対して1か所で接続されるとともにリアフレームにおける他方の端部が2つに枝分かれしてメインフレームに対して2か所でそれぞれ接続される形態である。2つ目は、2つの部材で構成されたリアフレームの各一方の端部がサドル支持柱に対して2か所でそれぞれ接続されるとともにこれら2つの部材が1つになった他方の端部がメインフレームに対して1か所で接続される形態である。3つ目は、リアフレームが2つの部材によって構成されて各一方の端部がサドル支持柱に対して2か所でそれぞれ接続されるとともに各他方の端部がメインフレームに対して2か所でそれぞれ接続される形態である。
これらの3つの形態のうち、1つ目の形態によれば、リアフレームに作用する荷重をメインフレーム上における2か所で支持するためリアフレームの耐久性を向上させることができる。そして、この場合、後輪二輪自転車における幅方向上の2か所でリアフレームをメインフレームに接続することにより、リアフレームに作用するリアフレームの軸線周りの荷重、すなわち、ねじり荷重への剛性を向上させることができ、後輪二輪自転車の所謂横揺れ(横振れ)を防止することができる。また、前記2つ目の形態によれば、リアフレームにおけるサドル支持柱側が2つの部材によって構成されているため、同部分上に荷篭を安定的に固定することができる。また、前記3つの形態によれば、前記1つ目の形態および前記2つ目の形態における各作用効果を同時に奏することができる。
また、請求項4に係る本考案の他の特徴は、前記後輪二輪自転車において、さらに、各後輪の回転軸をそれぞれ支持する後輪支持体と、メインフレームの後端部側からそれぞれ各後輪側に二股に分かれて延びるリアアームとを備え、リアフレームは、サドル支持柱から延びる2つの棒状部材で構成されており、リアフレームとメインフレームとは、2つのリアアームと2つの棒状部材で構成される各リアフレームとが後輪の回転軸方向における同一位置で後輪支持体を介して互いに接続されていることにある。
このように構成した請求項4に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、リアフレームが2つの棒状部材で構成されてメインフレームの後端部から二股にわかれたリアアームに後輪の回転軸方向における同一位置で後輪支持体を介して互いに接続されている。すなわち、請求項4に係る考案は、前記請求項2および請求項3に係る考案を共に含むものである。したがって、請求項4に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、リアフレームとメインフレームとが後輪支持体を介して互いに接続されているため、後輪がリアフレームとメインフレームとで支持されることとなって後輪をより安定的に支持することができる。また、この場合、後輪二輪自転車は、リアフレームとメインフレームとが後輪の回転軸線方向における同一位置で後輪支持体に接続されるため、後輪支持体に回転モーメントやせん断荷重が作用することを防止することができ、後輪支持体の安定性および耐久性を向上させることができる。また、リアフレームに作用する荷重をメインフレーム上における2か所で支持するためリアフレームの耐久性を向上させることができるとともに後輪二輪自転車の幅方向上の2か所でリアアームをメインフレームに接続しているためリアアームに作用するリアアームの軸線周りの荷重、すなわち、ねじり荷重への剛性が向上させることができ、後輪二輪自転車の所謂横揺れ(横振れ)を防止することができる。また、リアアームにおけるサドル支持柱側が2つの部材によって構成されているため、同部分上に荷篭を安定的に固定することができる。
また、請求項5に係る本考案の他の特徴は、前記後輪二輪自転車において、各リアアームは、各後輪の前方側の端部より後方に形成されていることにある。
このように構成した請求項5に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、各リアアームが各後輪の前方側の端部より後方に形成されているため、ペダルを漕ぐ運転者の足が緩衝することを防止することができる。
また、請求項6に係る本考案の他の特徴は、前記後輪二輪自転車において、ハンドルは、後輪二輪自転車における幅方向に最も張り出して形成されていることにある。
このように構成した請求項6に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、ハンドルが後輪二輪自転車における幅方向に最も張り出して形成されているため、後輪二輪自転車を走行させる場合において運転者はハンドルが通る幅の通路であるか否かを確認することによって容易に後輪二輪自転車全体が通ることができる通路か否かを判断することができる。
また、請求項7に係る本考案の他の特徴は、前記後輪二輪自転車において、さらに、前輪および後輪のうちの少なくとも一方を回転駆動する電動モータを備えることにある。
このように構成した請求項7に係る本考案の他の特徴によれば、後輪二輪自転車は、前輪および後輪のうちの少なくとも一方を回転駆動する電動モータを備えて構成されている。この場合、電動モータを備えた後輪二輪自転車には、後輪二輪自転車のペダルを漕いでいる場合にのみ電動モータが作動してペダルを漕ぐ負担を軽減する所謂電動アシスト自転車と、後輪二輪自転車のペダルを漕がない場合であっても電動モータが作動して自走が可能な所謂電動自転車(モペッド)とがある。これによれば、電動モータを始め、電動モータに駆動する電気を蓄えるバッテリーや電動モータの駆動を制御するための各種電気・電子回路を配置して固定する空間をサドル支持柱とリアフレームとの間の空間に確保することができる。
(後輪二輪自転車100の構成)
以下、本考案に係る後輪二輪自転車の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る後輪二輪自転車100の全体構成の概略を示す斜視図である。なお、本明細書において参照する各図は、本考案の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各図面間および各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この後輪二輪自転車100は、前側および後側にそれぞれ2つずつの車輪を有して運転者がペダルを漕ぐことにより走行する所謂四輪自転車である。
以下、本考案に係る後輪二輪自転車の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る後輪二輪自転車100の全体構成の概略を示す斜視図である。なお、本明細書において参照する各図は、本考案の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各図面間および各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この後輪二輪自転車100は、前側および後側にそれぞれ2つずつの車輪を有して運転者がペダルを漕ぐことにより走行する所謂四輪自転車である。
後輪二輪自転車100は、メインフレーム101を備えている。メインフレーム101は、後輪二輪自転車100の構造を支える基礎となる棒状の部材であり、後輪二輪自転車100における前後方向(図示左右方向)に沿って延びて形成されている。本実施形態においては、メインフレーム101は、アルミニウム合金材を中空の角棒状に形成して構成されている。このメインフレーム101における一方(図示左側)の端部には、ハンドル支持柱102が起立した状態で固定的に設けられているとともに、メインフレーム101に直交する方向に前輪支持ロッド103が固定的に設けられている。なお、図1において、前輪103が描かれた図示左側が後輪二輪自転車100における前方側である。
ハンドル支持柱102は、後述するハンドルを所定の高さ位置で支持するための円筒状の部材であり、アルミニウム合金を円筒状に形成して構成されている。一方、前輪支持ロッド103は、メインフレーム101における前記一方の端部側の両側方で前輪104をそれぞれ支持するためのアルミニウム合金製の円筒状部材であり、メインフレーム101における前記一方の端部から両側方に向かってそれぞれ張り出して形成されている。
この前輪支持ロッド103の両端部には、それぞれ前輪104が向きを変更かつ回転自在な状態で支持されている。前輪104は、後輪二輪自転車100における前側に配置された車輪であり、鉄製のリムの外周部にゴム製のタイヤが取り付けられて構成されている。本実施形態においては、前輪104は、14インチの大きさで構成されている。また、前輪支持ロッド103によって支持されたこれら2つの前輪104は、後述するハンドルの幅よりも狭い間隔を介して支持されている。
これらハンドル支持柱102および前輪支持ロッド103には、ステアリング機構105が取り付けられている。ステアリング機構105は、後輪二輪自転車100の進行方向を任意に変えるために前輪104の向きを変化させる機械装置であり、主として、ステアリングシャフト105aと作動部105bとで構成されている。これらのうち、ステアリングシャフト105aは、ハンドル支持柱102内を貫通する棒状部材であり、一方の端部である下端部に作動部105bが連結されるとともに他方の端部である上端部にハンドルが取り付けられている。作動部105bは、ステアリングシャフト105aの回転駆動に応じて前輪104の向きを変化させるリンク機構であり、ステアリングシャフト105aと前輪104との間にタイロッドやナックルアームなどを備えて構成されている。
ハンドル106は、後輪二輪自転車100の進行方向を任意の方向に変更するための操作子であり、ステアリング機構105のステアリングシャフト105aの上端部に固定されている。このハンドル106は、アルミニウム合金製の棒材が後輪二輪自転車100における車幅方向に延びるとともに同後輪二輪自転車100の斜め後方に延びた後、上方に向かって起立した形状に形成されている。この場合、ハンドル106における後輪二輪自転車100の車幅方向の両端部は、後輪二輪自転車100を構成する部品のうちで最も外側に張り出して形成されている。
メインフレーム101における長手方向中央部の上面には、サドル支持柱110が設けられている。サドル支持柱110は、サドル111を所定の高さで支持するための棒状の部材であり、アルミニウム合金を中空の棒状に形成して構成されている。このサドル支持柱110は、メインフレーム101上から後輪二輪自転車100の後方に向かって若干傾斜した状態で起立しており、その上端部にサドル111が設けられている。サドル111は、後輪二輪自転車100の運転者が腰掛けるための部分であり、上面視で略雫状に形成されている。
また、メインフレーム101における長手方向中央部の下面には、チェーンリング(スプロケット)とクランクとからなるクランクセット112が固定的に取り付けられており、このクランクセット112における2つのクランクの各先端部にペダル113がそれぞれ設けられている。
一方、メインフレーム101における他方(図示右側)の端部には、リアアーム120を介して後輪支持体121が固定的に接続されている。リアアーム120は、メインフレーム101に対して後輪支持体121を接続するために、メインフレーム101の後端部から車幅方向に二股に広がった形状に形成された部材であり、パイプ状のアルミニウム合金材を略U字状に曲げて構成されている。このリアアーム120は、メインフレーム101に対して図示しないボルトで結合されているとともに、後輪支持体121に対して溶接により接合されている。また、このリアアーム120は、後述する後輪122における後輪二輪自転車100の前側の端部よりも後方に配置されている。すなわち、メインフレーム101は、サドル支持柱110が接続される部分より後方の長さがリアアーム120が後輪122における前側の端部よりも後方に配置される長さに形成されている。
後輪支持体121は、後輪122を支持するためのアルミニウム合金製の円筒状部材であり、リアアーム120の2つの両端部にそれぞれ設けられるとともに同両端部から両側方に向かってそれぞれ張り出して形成されている。これら2つの後輪支持体121内には、図示しない後輪車軸がそれぞれ貫通した状態で回転自在に保持されている。そして、これら各後輪支持体121に保持された各後輪車軸における後輪二輪自転車100の外側の端部には、後輪122がそれぞれ固定的に接続されている。後輪122は、後輪二輪自転車100における後側に左右一対で配置された車輪であり、前輪104と同様に、鉄製のリムの外周部にゴム製のタイヤが取り付けられて構成されている。本実施形態においては、後輪122は、前輪104と同様に、14インチの大きさで構成されている。また、後輪支持体121によって支持されたこれら2つの後輪122は、ハンドル106の幅よりも狭い間隔を介して支持されている。
また、後輪二輪自転車100の右側の後輪122を支持する後輪車軸における他方(後輪二輪自転車100の内側)の端部には、スプロケットである後輪チェーンリング123が固定的に接続されている。後輪チェーンリング123は、前記クランクセット112におけるチェーンリングに対してチェーン124を介して連結されており、クランクセット112の回転駆動によって回転駆動する。すなわち、この後輪二輪自転車100は、運転者がペダル113を漕ぐことにより、後輪二輪自転車100の右側の後輪122が回転駆動して進む後輪の片輪駆動型の自転車である。
そして、サドル支持柱110と後輪支持体121とは、リアフレーム130を介して互いに接続されている。リアフレーム130は、サドル支持柱110を補強するとともに荷篭140を支持するための棒状の部材であり、サドル支持110の倒れおよび荷篭140を支えることができる2つのアルミニウム合金製のパイプ材で構成されている。より具体的には、リアフレーム130は、主として、2つのパイプ材がサドル支持柱110の略中央部から後方に向かって水平方向に沿って延びる水平部131と、この水平部131の後端部が下方に屈曲して後輪支持体121に接続される起立部132とによって構成されている。
この場合、2つのパイプ材からなる2つのリアフレーム130は、サドル支持柱110側から後輪支持体121に向かって互いの間隔が広がって形成されている。また、リアフレーム130は、水平部131の端部がサドル支持柱110に対して図示しないボルトで結合されているとともに、起立部132の端部が後輪122の回転軸方向におけるリアアーム120と同じ位置上における後輪支持体121の外周部に溶接によって接合されている。
荷篭140は、後輪二輪自転車100によって運搬する図示しない荷物を収容するための容器であり、上面が開放した箱状に形成されている。この荷篭140は、樹脂材や金属材料で構成されており、リアフレーム130における水平部131上に対して固定的または着脱自在に取り付けられている。なお、図1ないしおよび図8において荷篭140は、リアフレーム130およびその周辺の構成を明確に示すために二点鎖線で示している。
(リアフレーム130の組付け工程)
次に、後輪二輪自転車100におけるリアフレーム130の組付け工程について簡単に説明しておく。後輪二輪自転車100を組み立てる作業者は、メインフレーム101、サドル支持柱110、リアアーム120、後輪支持体121およびリアフレーム130をそれぞれ用意する。次に、作業者は、メインフレーム101の略中央部にサドル支持柱110を溶接によって接合する。これにより、サドル支持柱110は、メインフレーム101に対して後輪二輪自転車100における後方に若干傾斜した状態で固定される。
次に、後輪二輪自転車100におけるリアフレーム130の組付け工程について簡単に説明しておく。後輪二輪自転車100を組み立てる作業者は、メインフレーム101、サドル支持柱110、リアアーム120、後輪支持体121およびリアフレーム130をそれぞれ用意する。次に、作業者は、メインフレーム101の略中央部にサドル支持柱110を溶接によって接合する。これにより、サドル支持柱110は、メインフレーム101に対して後輪二輪自転車100における後方に若干傾斜した状態で固定される。
次に、作業者は、メインフレーム101における後端部にリアアーム120を挿し込んだ後、図示しないボルトを用いてメインフレーム101とリアアーム120とを互いに結合する。これにより、リアアーム120は、後輪122における前側の端部よりも後方に配置される。次に、作業者は、リアフレーム130をサドル支持柱110に結合するとともに後輪支持体121を介してリアアーム130に接合する。
具体的には、作業者は、サドル支持柱110における後輪二輪車100の後方側の側面の略中央部にリアフレーム130における水平部131の端部を図示しないボルトで結合する。次いで、作業者は、リアフレーム130における起立部132の端部とリアアーム120の端部とを後輪支持体121における同じ軸線方向上の位置で溶接により接合する。これにより、メインフレーム101、サドル支持柱110、リアアーム120、後輪支持体121およびリアフレーム130が互いに一体的に連結される。そして、作業者は、他の部材、例えば、ハンドル支持柱102、前輪支持ロッド103、前輪104、ステアリング機構105、ハンドル106、サドル111、クランクセット112、後輪122、後輪チェーンリング123、チェーン124および荷篭140をそれぞれ組み付けて後輪二輪自転車100を完成させるが、これらの説明は、本考案に直接関わらないため、その説明は省略する。
(後輪二輪自転車100の作動)
次に、上記のように構成した後輪二輪自転車100の作動について説明する。後輪二輪自転車100を使用するユーザは、サドル111上に腰掛けた状態でペダル113を漕ぐことにより後輪二輪自転車100を走行させることができる。この場合、後輪二輪自転車100にけるサドル支持柱110は、メインフレーム101とリアフレーム130とで支持される。また、荷篭140は、リアフレーム130を介してメインフレーム101によって支持される。すなわち、サドル支柱110および荷篭130は、共にリアフレーム130を介してメインフレーム101、前輪104および後輪122によって支持される。
次に、上記のように構成した後輪二輪自転車100の作動について説明する。後輪二輪自転車100を使用するユーザは、サドル111上に腰掛けた状態でペダル113を漕ぐことにより後輪二輪自転車100を走行させることができる。この場合、後輪二輪自転車100にけるサドル支持柱110は、メインフレーム101とリアフレーム130とで支持される。また、荷篭140は、リアフレーム130を介してメインフレーム101によって支持される。すなわち、サドル支柱110および荷篭130は、共にリアフレーム130を介してメインフレーム101、前輪104および後輪122によって支持される。
また、メインフレーム101およびリアフレーム130に作用した荷重の一部は、後輪支持体121を介して後輪122によって支持される。この場合、後輪支持体121は、軸線方向における同じ位置、すなわち、後輪122の軸線方向における同じ位置でリアフレーム130とリアアーム120とが接続されているため、これらからモーメント荷重およびせん断荷重を受けることなく支持することができる。また、リアアーム120が後輪122の前側端部よりも後方に配置されているため、ペダル113を漕ぐ運転者の足と干渉することが防止される。
さらに、また、ハンドル106は、後輪二輪自転車100の車幅方向の幅が後輪二輪自転車100を構成する部品のうちで最も外側に張り出して形成されている。このため、運転者は、ハンドル106が通ることができる幅の通路であれば後輪二輪自転車100全体を通すことができるため、幅員が狭い通路を通り易くなる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、後輪二輪自転車100は、サドル113を支持するサドル支持柱110がこのサドル支持柱110から後側に延びた後、下方に屈曲してメインフレーム101の後方部に間接的に接続されるリアフレーム130によって支持されている。この場合、リアフレーム130は、サドル支持柱110から後側に延びた後、下方に屈曲してメインフレーム101に繋がっているため、リアフレーム101におけるサドル支持柱110から後側に延びた水平部131上に荷篭140を支持することができる。すなわち、後輪二輪自転車100は、リアフレーム130がサドル支持柱110および荷篭140をそれぞれ支持することができるように構成されている。これにより、後輪二輪自転車100は、サドル支持柱110および荷台を簡単な構成で支持することができるとともにデザイン上も煩雑感のないシンプルな印象を与えることができる。
さらに、本考案の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記各変形例を示す図においては、上記実施形態における後輪二輪自転車100の構成部分に対応する部分に同じ符号を付して、これらの説明は適宜省略する。また、下記変形例の説明に用いる図8〜図11においては、リアフレーム130およびその周辺の構成を明確に示すために荷篭140の図示を省略している。
例えば、上記実施形態においては、リアフレーム130は、後輪支持体121を介してメインフレーム101に間接的に接続した。しかし、リアフレーム130は、例えば、図8に示すように、メインフレーム101の後端部に直接接続して構成することもできる。この場合、リアフレーム130は、メインフレーム103と一体成形によって一つの材料で構成することもできる。これらによれば、リアフレーム130をより簡単に構成することができるため、後輪二輪自転車100の構成をより簡単にすることができる。
また、上記実施形態においては、後輪二輪自転車100は、リアフレーム130における水平部131上に荷篭140を設けて構成した。しかし、後輪二輪自転車100は、必ずしもリアフレーム130によって荷篭140を支持する必要はなく、荷篭140を省略して構成することもできる。これによれば、リアフレーム130はサドル支持柱110を支持できる剛性で足りるようになるため、リアフレーム130の構成をより簡単にすることができる。また、後輪二輪自転車100は、荷篭140に代えてまたは加えて人を乗せることができる同乗者用のシートを備えて構成してもよいし、後輪二輪自転車100を構成する他の部品、例えば、後述する電動モータ用の駆動電源を支持するように構成してもよい。これらによっても、上記実施形態と同様の効果が期待できる。なお、荷篭140などが載置されるリアフレーム130における水平部131の長さは、荷篭140などからの荷重によって起立部132に作用する回転モーメントを考慮すれば、後輪122の回転軸線から後輪122における後輪二輪自転車100の後方端部までの範囲内に起立部132との屈曲部が位置する長さに設定されるとよい。
また、上記実施形態においては、リアアーム120とリアフレーム130とは、後輪支持体121上において、後輪122の軸線方向上における同じ位置で接合されている。この場合、後輪122の軸線方向上における同じ位置とは、後輪122の軸線方向上だけでなく、後輪122の軸線方向と平行な線上における同じ位置も含むものである。これによっても、上記実施形態と同様の効果を奏することができるとともに同部分を含む後輪二輪自転車100全体の設計の自由度を広げることできる。
また、上記実施形態においては、後輪二輪自転車100は、リアアーム120とリアフレーム130とを後輪支持体121上において後輪122の軸線方向上における同じ位置で接合して構成した。しかし、後輪二輪自転車100は、リアアーム120とリアフレーム130とを後輪支持体121上において後輪122の軸線方向上における互いに異なる位置で接合して構成することもできる。なお、リアアーム120とリアフレーム130とを後輪支持体121上において後輪122の軸線方向上における同じ位置とは厳密に完全同一という意味ではなく、例えば、リアアーム120およびリアフレーム130の各接合部分が互いに密着して隣接している場合などにおいては実質的に同一位置とみることができる。
また、上記実施形態においては、リアフレーム130は、2つのアルミニウム合金製のパイプ材で構成した。しかし、リアフレーム130は、サドル支持柱110を補強するとともに荷台として機能することができれば、材質および形状は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、リアフレーム130は、アルミニウム合金材以外の材料、例えば、ステンレス鋼などの鋼材やその他の金属材料で構成されていてもよいし、丸型のパイプ材以外の形状、例えば、角型のパイプ材、中実の棒材または板状体などであってもよい。また、リアフレーム130は、図8に示すように、1つのパイプ材で構成してもよいし、3つ以上のパイプ材で構成することもできる。なお、リアフレーム130は、上記実施形態のように、後輪二輪自転車100の幅方向に沿って複数の材料で構成することにより、同幅方向の揺れである横揺れ(横振れ)を効果的に抑制することができる。また、リアフレーム130を1つのパイプ材で構成した場合、図11に示すように、リアフレーム130における水平部131を複数のパイプ材によって後輪二輪自転車100の幅方向に広げて構成することにより荷篭140を安定的に支持することができる。
また、リアフレーム130の両端部を2か所で接続する形態としては、3つある。すなわち、1つ目は、図9に示すように、1つの部材で構成されたリアフレーム130の一方の端部がサドル支持柱110に対して1か所で接続されるとともにリアフレーム130における他方の端部が2つに枝分かれしてメインフレーム101に直接またはリアアーム120などを介して間接的に2か所でそれぞれ接続される形態である。2つ目は、2つの部材で構成されたリアフレーム130の各一方の端部がサドル支持柱110に対して2か所でそれぞれ接続されるとともにこれら2つの部材が1つになった他方の端部がメインフレーム101に対して1か所で接続される形態である。3つ目は、リアフレーム130が2つの部材によって構成されて各一方の端部がサドル支持柱110に対して2か所でそれぞれ接続されるとともに各他方の端部がメインフレーム101に直接またはリアアーム120などを介して間接的に2か所でそれぞれ接続される形態である(図1参照)。
また、上記実施形態においては、リアフレーム130は、後輪支持体121に対して溶接により接合されている。これにより、リアフレーム130の水平部131に対して後輪二輪自転車100の後方に沿った荷重が作用した場合、後輪支持体121を回転中心としてリアフレーム130が回転することを効果的に防止することができる。しかし、このようなリアフレーム130の回転変位を防止することができれば、溶接以外の接続方法、例えば、ボルトによる締結によってリアフレーム130を後輪支持体121やメインフレーム101に接続することもできる。
また、上記実施形態においては、2つのパイプ材からなるリアフレーム130は、サドル支持柱110側から後輪支持体121に向かって互いの間隔が広がって形成されている。これにより、後輪二輪自転車100における所謂横揺れ(横振れ)を効果的に防止することができる。しかし、2つのパイプ材からなるリアフレーム130は、サドル支持柱110側から後輪支持体121までの間において互いの平行で構成することもできる。
また、上記実施形態においては、リアアーム120は、後輪122の前側端部よりも後方に配置されている。しかし、リアアーム120の配置位置は、ペダル113を漕ぐ運転者の足と干渉しなければ、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、リアアーム120は、後輪122の前側端部よりも前方に配置することもできる。この場合、リアアーム120は、ペダル113を漕ぐ運転者の足への干渉を避けるような形状、例えば、上記実施形態とは反対側に湾曲する形状に形成するとよい。
また、上記実施形態においては、ハンドル106は、後輪二輪自転車100の車幅方向の幅が後輪二輪自転車100を構成する部品のうちで最も外側に張り出して形成されている。しかし、ハンドル106は、後輪二輪自転車100の車幅方向の幅が後輪二輪自転車100を構成する部品の張り出し位置から内側に位置するように構成されていてもよい。例えば、ハンドル106は、前輪104および後輪122における後輪二輪自転車100の車幅方向の間隔よりも狭い幅で形成することもできる。
また、上記実施形態においては、後輪二輪自転車100は、運転者の人力のみで走行するように構成されている。しかし、本考案に係る後輪二輪自転車100は、前輪104および後輪122のうちの少なくとも一方を回転駆動する電動モータを備えて構成されていてもよい。この場合、電動モータを備えた後輪二輪自転車100には、後輪二輪自転車100のペダル113を漕いでいる場合にのみ電動モータが作動してペダル113を漕ぐ負担を軽減する所謂電動アシスト自転車と、後輪二輪自転車100のペダルを漕がない場合であっても電動モータが作動して自走が可能な所謂電動自転車(モペッド)とがある。例えば、図10には、後輪122を回転駆動させるための電動モータ150をメインフレーム101上におけるサドル支持柱110の前側に配置した後輪二輪自転車100を示している。この場合、電動モータ110に駆動する電気を蓄えるバッテリー(図示せず)や電動モータの駆動を制御するための各種電気・電子回路(図示せず)をサドル支持柱110とリアフレーム130との間の空間やリアフレーム130自体に配置して固定することができる。
また、上記実施形態においては、後輪二輪自転車100は、後輪支持体121が左右の後輪122ごとにそれぞれ設けられて構成されている。しかし、後輪支持体121は、例えば、図11に示すように、左右の後輪122に対して共通の一部材で構成することもできる。
また、上記実施形態においては、リアフレーム130は、リアフレーム130を構成する2つのパイプ材がサドル支持柱110と後輪支持体121との間において連結されない構成とした。しかし、リアフレーム130は、水平部131や起立部132の部分においてリアフレーム130を構成する2つのパイプ材間にパイプ材、棒材または板材からなる補強ロッドを架設することもできる。これによれば、リアフレーム130の剛性を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、後輪二輪自転車100は、前輪104が2つで構成された所謂四輪自転車で構成されている。しかし、本考案に係る後輪二輪自転車100は、2つの後輪122を備えた自転車に広く適用できるものである。したがって、本考案に係る後輪二輪自転車100は、例えば、1つの前輪104と2つの後輪122を備えた所謂三輪自転車で構成することもできる。
100…後輪二輪自転車、101…メインフレーム、102…ハンドル支持柱、103…前輪支持ロッド、104…前輪、105…ステアリング機構、105a…ステアリングシャフト、105b…作動部、106…ハンドル、
110…サドル支持柱、111…サドル、112…クランクセット、113…ペダル、
120…リアアーム、121…後輪支持体、122…後輪、123…後輪チェーンリング、124…チェーン、
130…リアフレーム、131…水平部、132…起立部、
140…荷篭、
150…電動モータ。
110…サドル支持柱、111…サドル、112…クランクセット、113…ペダル、
120…リアアーム、121…後輪支持体、122…後輪、123…後輪チェーンリング、124…チェーン、
130…リアフレーム、131…水平部、132…起立部、
140…荷篭、
150…電動モータ。
Claims (7)
- 運転者が腰かけるサドルと、
前記サドルに対して進行方向前側に配置された少なくとも1つの前輪と、
前記サドルに対して進行方向後側に配置された左右一対の後輪と、
前記前輪と前記後輪と間に架設されたメインフレームと、
前記メインフレームに対して起立して延びて前記サドルを支持するサドル支持柱と、
前記前輪または前記後輪を操舵するハンドルとを備えた後輪二輪自転車において、
前記サドル支持柱から後側に延びた後、下方に屈曲して前記メインフレームに直接的または間接的に繋がったリアフレームを備え、
前記サドル支持柱は、前記メインフレームおよび前記リアフレームのみによって支持されていることを特徴とする後輪二輪自転車。 - 請求項1に記載した後輪二輪自転車において、さらに、
前記後輪の回転軸を支持する後輪支持体を備えており、
前記リアフレームと前記メインフレームとは、
前記後輪の回転軸方向における同一位置で前記後輪支持体を介して互いに接続されていることを特徴とする後輪二輪自転車。 - 請求項1または請求項2に記載した後輪二輪自転車において、
前記リアフレームは、
前記サドル支持柱および前記メインフレームのうちの少なくとも一方に対して2つの部材によって2か所で接続されていることを特徴とする後輪二輪自転車。 - 請求項1に記載した後輪二輪自転車において、さらに、
前記各後輪の回転軸をそれぞれ支持する後輪支持体と、
前記メインフレームの後端部側からそれぞれ前記各後輪側に二股に分かれて延びるリアアームとを備え、
前記リアフレームは、前記サドル支持柱から延びる2つの棒状部材で構成されており、
前記リアフレームと前記メインフレームとは、
前記2つのリアアームと前記2つの棒状部材で構成される各リアフレームとが前記後輪の回転軸方向における同一位置で前記後輪支持体を介して互いに接続されていることを特徴とする後輪二輪自転車。 - 請求項4に記載した後輪二輪自転車において、
前記各リアアームは、
前記各後輪の前方側の端部より後方に形成されていることを特徴とする後輪二輪自転車。 - 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した後輪二輪自転車において、
前記ハンドルは、前記後輪二輪自転車における幅方向に最も張り出して形成されていることを特徴とする後輪二輪自転車。 - 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載した後輪二輪自転車において、さらに、
前記前輪および前記後輪のうちの少なくとも一方を回転駆動する電動モータを備えることを特徴とする後輪二輪自転車。
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JP2015001705U Expired - Lifetime JP3198176U (ja) | 2015-04-07 | 2015-04-07 | 後輪二輪自転車 |
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CN113613991A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-11-05 | 株式会社信赖 | 两轮车的辅助轮机构 |
KR102536976B1 (ko) * | 2023-01-13 | 2023-06-01 | 주식회사 남경 | 강성이 보강된 조립식 자전거 프레임 |
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2015
- 2015-04-07 JP JP2015001705U patent/JP3198176U/ja not_active Expired - Lifetime
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CN113613991A (zh) * | 2019-12-20 | 2021-11-05 | 株式会社信赖 | 两轮车的辅助轮机构 |
CN113613991B (zh) * | 2019-12-20 | 2024-04-09 | 株式会社信赖 | 两轮车的辅助轮机构 |
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