JPH11180369A - 多機能自転車 - Google Patents

多機能自転車

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JPH11180369A
JPH11180369A JP36517297A JP36517297A JPH11180369A JP H11180369 A JPH11180369 A JP H11180369A JP 36517297 A JP36517297 A JP 36517297A JP 36517297 A JP36517297 A JP 36517297A JP H11180369 A JPH11180369 A JP H11180369A
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JP
Japan
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bicycle
wheelchair
wheel
attachment
joint
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JP36517297A
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Inventor
Kiyoaki Miyazawa
清明 宮沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車を多機能化して汎用性を高めると共に
収納性をも高めた多機能自転車の提供。 【解決手段】 多機能自転車1は本体前部と本体後部に
分離可能であり、本体前部に代えて車イス6と交換可能
である。車イス6は、ホイール支持枠70及びキャスタ
支持枠80の2つの支持枠によって骨格が形成されてお
り、ホイール軸91aを中心として後方に傾斜され、さ
らに、キャスタ支持枠80がホイール支持枠70に対し
て後方に摺動した状態でアタッチメント7を介して自転
車本体後部30に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多機能自転車に関し、特
に2輪の自転車と、前2輪後1輪の3輪自転車とに選択
的に使用可能な多機能自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステアリング部より前方に、
自転車を駆動する人とは別に、人を乗車させることが可
能な前2輪・後1輪の三輪自転車が知られている。また
通常の前1輪・後1輪の自転車においては、ハンドルや
前輪ハブ上に籠等の荷物収納部を備えたものが知られて
いる。更にその荷物収納部の代わりにベビーチェアを固
着し幼児を乗車させる幼児運搬用自転車も知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の三輪自
転車は一般の自転車より大型であり、駐輪スペースを余
分に占めてしまううえ、三輪自転車は自転車前部に大型
に形成された人乗車部を有しているため、ステアリング
部前方に人を乗車させないで運転する際には通常の自転
車と比較して自転車の運転手は操縦面体裁面において困
難を強いられていた。従って一般にこの型の三輪自転車
は必然的に特殊な用途に限定されていた。
【0004】また、従来の荷物収納部やベビーチェアを
備えた自転車においては、比較的重量のある荷物や幼児
を搭載した時に、ハンドルが取られ、ステアリングの安
定性が悪くなることがあった。
【0005】そこで本発明は、三輪自転車の機能の他様
々な機能をも備えるよう自転車を多機能化して汎用性を
高めると共に、操舵が簡易であってこれからの高齢化・
高福祉社会にも対応でき、しかも収納性をも高めた多機
能自転車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1ジョイント部を備えた多機能自転車
本体前部と、該第1ジョイント部に着脱自在な第2ジョ
イント部を備えた多機能自転車本体後部と、該第2ジョ
イント部に着脱自在なアタッチメントと、該アタッチメ
ントに着脱自在な車イスとを有し、該第1ジョイント部
と該第2ジョイント部とを接続したときは自転車として
機能し、第1ジョイント部に代えて該アタッチメントを
該第2ジョイント部に接続し、該車イスを該アタッチメ
ントに接続したときは三輪自転車として機能することを
特徴とする多機能自転車を提供する。
【0007】ここで、該車イスは、ホイールと、ホイー
ル軸支持手段と、ホイール軸支持手段に支持され前部に
キャスタを支持する座面・背面部とを有し、該座面背面
部は該ホイール支持手段に対して前後方向に摺動自在且
つ位置固定可能に設けられていることが好ましい。ま
た、該第2ジョイント部に該アタッチメントを接続し該
アタッチメントと該車イスを接続したときに該車イスが
該ホイール軸を中心に後方に傾動して当該車イスの該キ
ャスターを接地面から離間させる傾斜位置固定手段が該
アタッチメントに設けられていることが好ましい。更
に、該多機能自転車本体前部には、ハンドルと、ハンド
ルを回動可能に支持するフレームと、該フレームの前方
に該フレームと一体に設けられた荷台固定部材とが設け
られ、該荷台固定用部材に対してベビーカーが着脱自在
に搭載されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態による多機能
自転車について図1乃至図11に基づき説明する。
【0009】本発明の実施の形態による多機能自転車1
は、図1に示される自転車本体前部10と、自転車本体
後部30と、図5に示す車イス6と、車イス6を自転車
本体後部30に接続するための図8に示すアタッチメン
ト7とから主に構成されている。そして図1に示す通常
の自転車2として使用される用途の他、自転車本体前部
10を図5に示す介護用の車イス6と交換し、自転車を
漕ぐ動力によって車イス6を前進させる三輪自転車3
(図11)の用途を有する。
【0010】以下、多機能自転車1を通常の自転車2と
して使用する場合の構成について、図1乃至図4に基づ
き説明する。
【0011】図1に示すように、多機能自転車1は、自
転車本体前部10と自転車本体後部30とを備えてい
る。自転車本体前部10は、前フレーム20と、前フレ
ーム20に回転可能に支持された前輪11と、前フレー
ム20に回動可能に支持されたハンドルステム12と、
ハンドルステム12に接続されたハンドル13と、フロ
ントセンタースタンド14とを有する。前フレーム20
は、前トップチューブ21と、前ダウンチューブ22
と、ヘッドチューブ23と、荷台固定用部材たる荷台固
定用チューブ24とが溶接により一体的に設けられてい
る。荷台固定用チューブ24は、ヘッドチューブ23よ
り前方に突出して位置しており、この荷台固定用チュー
ブ24上には、カーゴバスケット4が着脱自在に搭載で
きる。
【0012】荷台固定用チューブ24の前端には、衝撃
緩衝用のバンドゴム26が固着されている。ハンドルス
テム12はヘッドチューブ23に回動可能に支持され、
ハンドルステム12は更に前輪11を回転可能に支持す
るフロントフォーク25に接続されている。
【0013】自転車本体後部30は、後フレーム40
と、後フレーム40に回転可能に支持された後輪31
と、後フレーム40に対し摺動可能に支持されたシート
ピラー32と、シートピラー32に保持されたサドル3
3と、後フレーム40に回転可能に支持されたチェーン
ホイール34と、チェーンホイール34に接続された一
対のペダル35と、リアセンタースタンド36とからな
る。後フレーム40は、後トップチューブ41と、後ダ
ウンチューブ42と、シートチューブ43と、シートス
テイ44と、チェーンステイ45とが溶接により一体的
に設けられている。
【0014】ここで、前トップチューブ21、前ダウン
チューブ22、後トップチューブ41、後ダウンチュー
ブ42は、断面形状がそれぞれ略長方形の中空チューブ
からなり、高安定性の印象を与えるようになっている。
また、これらは低位置にあり、多機能自転車1全体を低
重心として安定性を高めている。
【0015】前トップチューブ21及び前ダウンチュー
ブ22の後端部には、自転車本体後部30と連結するた
めのジョイント部27及び28が設けられている。ま
た、後トップチューブ41及び後ダウンチューブ42の
前端部には、自転車本体前部10と連結するためのジョ
イント部47及び48が設けられている。ここでジョイ
ント部27はジョイント部47と着脱自在に接続するよ
うに構成されており、ジョイント部28は、ジョイント
部48と着脱自在に接続するように構成されている。
【0016】これらジョイント部の構成としては、例え
ば、ジョイント部47の内側に、図示せぬ中実若しくは
略パイプ状の芯材であって断面形状が前トップチューブ
21と略相似形状をなすものが溶接されている。同様
に、ジョイント部48の内側には、図示せぬ中実若しく
は略パイプ状の芯材であって断面形状が前ダウンチュー
ブ22と略相似形状をなすものが溶接されている。一
方、中空状の前トップチューブ21のジョイント部27
には図示せぬスリットが形成され、更にクイックレバー
29が取付けられている。同様に、中空状の前ダウンチ
ューブ22のジョイント部28にも図示せぬスリットが
形成され、更にクイックレバー29が取り付けられてい
る。
【0017】かかる構成により、ジョイント部47の芯
材をジョイント部27のチューブ内に挿嵌しクイックレ
バー29を締付けることで、ジョイント部27と47を
確実に接続させることができる。同様に、ジョイント部
48の芯材をジョイント部28のチューブ内に挿嵌しク
イックレバー29を締め付けることで、ジョイント部2
8と48も確実に接続することができる。また、クイッ
クレバー29を緩めれば、自転車2を、自転車本体前部
10と自転車本体後部30に簡単に分解することができ
る。
【0018】フロントセンタースタンド14とリアセン
タースタンド36は、それぞれ、前ダウンチューブ22
と後ダウンチューブ42の底部に正面方向に向いて設け
られている。これらは、例えば、正面方向から見て略A
字形状をしている。これらスタンド14、36により、
自転車本体前部10と自転車本体後部30とを分割した
後でも、これらが左右に倒れることなく各々独立して直
立可能となっている。
【0019】上述した荷台固定用チューブ24には、そ
の側面の左右それぞれ2カ所に、図2に示す計4個のベ
ビーカー搭載用パイプ241が設けられている。図3
に、荷台固定用チューブ24に着脱可能なベビーカー5
を示す。このベビーカー5の底部51には、4つの接続
用棒部材55が下方に突出して設けられている。この棒
部材55の先端にはねじ山が形成されている。この接続
用棒部材55をベビーカー搭載用パイプ241内に鉛直
上方より挿嵌しナット56と螺合することで、図4に示
すように、ベビーカー5を荷台固定用チューブ24に確
実に固着搭載することができる。ベビーカー5の背面部
には籠52が着脱自在に設けられており、またベビーカ
ーの前面部53にも図示せぬ籠取付け部が設けらてい
る。ベビーカー5は、図4に示されるように幼児が自転
車操縦者と向き合うように後ろ向きに搭載されるが、ベ
ビーカー5が図4とは前後逆向きの方向にも搭載可能で
ある。この場合には、籠52を背面部から取外して、ベ
ビーカー前面部53に取りつけるのが自転車走行時の幼
児の安全にとって好ましい。
【0020】本実施の形態によれば、荷台固定用チュー
ブ24が前フレーム20(前トップチューブ21、前ダ
ウンチューブ22、及び、ヘッドチューブ23)と一体
的に形成されているため、かなりの重量のある荷物をカ
ーゴバスケット4に載置したり、幼児を乗せたベビーカ
ー5を載置した場合にも、ハンドル操作にほとんど影響
はなく安定したハンドリング特性を維持することができ
る。
【0021】更に従来は、自転車に籠を固定するための
荷台は、ハンドル、前輪ハブ部分、若しくは、ヘッドチ
ューブ上部に固定された別部品で構成されていた。しか
しながら、本発明においては荷台固定用チューブ24が
フレーム本体20と一体形成されているため、自転車製
造時において製造ライン上の工程数及び作業人員等をも
大きく減じることが可能となる。
【0022】荷台固定用チューブ24の最先端部分に固
着されているバンドゴム26は、万が一の衝突事故の際
にその衝撃を吸収するためのものである。自転車操縦者
の安全及び荷台固定用チューブ24上に載置されたベビ
ーカー上の幼児の安全を確保することができる。
【0023】次に自転車本体前部10と交換可能な車イ
ス6、及び、当該車イス6を接続した三輪自転車3の状
態の多機能自転車1について図5乃至図11に基づき説
明する。上述のように、多機能自転車1の自転車本体前
部10及び自転車本体後部30は、ジョイント部27、
47、及び、ジョイント部28、48で分割可能であ
り、自転車本体前部10に代えて図5に示す車イス6を
自転車本体後部30に接続することができる。この際車
イス6は、図8に示す車イス用アタッチメント8を介し
て自転車本体後部30に接続される。
【0024】詳しくは図5に示すように、車イス6は自
走式のものではなく、介護用の車イスである。車イス6
は、車イス支持フレーム60(図6)と、車イス支持フ
レーム60に支持されている一対のホイール(大車輪)
91、一対のキャスタ92、クッション材93、背もた
れシート94、及び、足台95から構成されている。車
イス支持フレーム60には、更に、車イス6を操縦する
介助者が握るための一対の車イスグリップ96が設けら
れている。この車イスグリップ96には、ホイール91
のブレーキングを行うための一対のブレーキバー97が
取り付けられている。ここで、一対のホイール(大車
輪)91は、その軸91aが車イス支持フレーム60に
取付けられ、軸91aの周りに回転可能に支持されてい
る。
【0025】車イス支持フレーム60は、図6に示すよ
うに、ホイール軸支持手段たるホイール支持枠70と、
座面・背面部たるキャスター支持枠80と、ホイール支
持枠70上に取り付けられたアルミ板からなる座面板6
1とから構成されている。
【0026】ホイール支持枠70は、2本の下段前後方
向水平バー71と、2本の下段左右方向水平バー72及
び73と、2本のホイール支持垂直バー74と、2本の
中央垂直バー75と、後方上段水平バー76、及び、中
央上段水平バー77とから構成されている。2本の下段
前後方向水平バー71は、車イス6の前後方向に延びる
ている。2本の下段左右方向水平バー72及び73が、
車イス6の左右方向に延び、これら2本の下段前後方向
水平バー71を連結している。2本のホイール支持垂直
バー74は、2本の下段前後方向水平バー71の後端部
より垂直上方及び下方に延び、その下端部において、一
対のホイール91の軸91aを支持している。2本の下
段水平バー72、73のうち、後方に位置する下段水平
バー72が、その両端部において、ホイール支持垂直バ
ー74及び下段前後方向水平バー71と接続している。
2本の中央垂直バー75は、2本の下段前後方向水平バ
ー71の車イスの前後方向における略中央部より垂直上
方に延びている。下段水平バー73が、その両端部にお
いて、当該中央垂直バー75及び下段前後方向水平バー
71と接続している。上段後方水平バー76が、2本の
ホイール支持垂直バー74の上端部を、クランプ部78
を介して、連結している。また、上段中央水平バー77
が、2本の中央垂直バー75の上端部を、クランプ部7
8を介して連結している。クランプ部78は、ネジ79
により、その保持力を強めたり緩めたりすることができ
る。
【0027】上段後部水平バー76と上段中央水平バー
77には、座面板61が4つのボルト62により取付け
られている。座面板61の上面には、図示せぬマジック
テープが固着されており、その上面に、図5に示すクッ
ション材93の底面が着脱自在に固着される。
【0028】キャスター支持枠80は、2本の前後方向
水平バー81と、前側水平バー82、後側水平バー8
3、2本のキャスター支持バー84、足台支持バー8
5、2本の背もたれ支持バー86、2本のアームレスト
バー87、背もたれ固定バー88、及び、アームレスト
保持バー89とから構成されている。
【0029】2本の前後方向水平バー81は、車イス6
の前後方向に延び、ホイール支持枠70のクランプ78
に対し、摺動自在に支持されている。前側水平バー82
が、車イス6の左右方向に延び、2本の前後方向水平バ
ー81をその前端部において連結している。後側水平バ
ー83が、車イス6の左右方向に延び、2本の前後方向
水平バー81をその後端部において連結している。2本
のキャスター支持バー84が、2本の前後方向水平バー
81の前端部より鉛直下方に延び、その下端部において
一対のキャスター92を支持している。足台支持バー8
5が、当該2本のキャスター支持バー84をその上下方
向における略中央部にて連結し、左右方向における略中
央部にて足台95を保持している。2本の背もたれ支持
バー86が、2本の前後方向水平バー81の後端部より
鉛直上方に延び、背もたれシート94が張られている。
2本のアームレストバー87が、2本の背もたれ支持バ
ー86の上下方向略中央部から水平前方に延び、アーム
レストを形成している。なお、背もたれ固定バー88が
2本の背もたれ支持バー86を連結し、 アームレスト
保持バー89が、2本の前後方向水平バー81の略中央
部より垂直上方に延び、2本のアームレストバー87を
支持している。キャスター支持バー84と足台支持バー
85との連結部には貫通孔88が形成されている。この
貫通孔88には、ホイール支持枠70の下段前後方向水
平バー71が摺動可能に挿入されている。
【0030】図5に示されるように、2本の背もたれ支
持バー86の上端部には、車イスグリップ96が取付け
られている。更に、アームレストバー87の両先端部は
鉛直上方に屈曲し、グリップ部87Aが形成されてい
る。車イス搭乗者が、車イス走行中の安全性を確保する
ために、当該グリップ部87Aを両手で握ることができ
る。
【0031】図5に示すように、正方形状のクッション
材93をキャスター支持枠80の水平バー81、82、
及び、83で形成される正方形状の枠上に配置して、ク
ッション材93の底面を座面板61に固着する。この
際、クッション材93の前端部及び後端部は、前側水平
バー82と後側水平バー83上に位置することになる。
かかる水平バー81、82、83,及び、背もたれ支持
バー86を有するキャスター支持枠80により、車イス
搭乗者の座る位置たる座面・背面部が構成され、車イス
搭乗者の重心位置が決定される。
【0032】かかる構成のもと、キャスタ支持枠80
は、ホイール支持枠70に対して前後方向に摺動可能に
なっている。即ち、クランプ部78のネジ79を緩める
ことによってクランプ部78の保持力を弱め、もって、
キャスタ支持枠80の前後方向水平バー81をクランプ
部78に対し前後方向に摺動可能となっている。かかる
摺動の際、ホイール支持枠70の下段前後方向水平バー
71がキャスタ支持枠80の貫通孔88内を摺動する。
クランプ部78をネジ79により締め付けることで、ク
ランプ部78の保持力を確保しキャスタ支持枠80がホ
イール支持枠70に対して位置決め固定される。
【0033】本実施の形態では、車イス6を単体で使用
する際には、キャスタ支持枠80を図7に実線にて示す
前摺動位置に固定する。また、車イス6を自転車本体後
部30に接続して三輪自転車3として使用する際には、
キャスタ支持枠80を図7の破線にて示す後摺動位置に
固定する。即ち、車イス6を単体として使用する際に
は、車イスとしての本来の走行性を確保するため、車イ
ス搭乗者の重心位置をホイール軸91aの前方、即ちホ
イール軸91aとキャスタ92との間に位置する必要が
ある。そこで、キャスタ支持枠80を図7の実線で示す
前摺動位置に配置する。また、車イス6を自転車本体後
部30に接続して三輪自転車3の一部として使用する際
には、車イス搭乗者の重心位置をホイール軸91aの上
もしくはその後方に位置することが望ましい。車イス6
の重心が三輪自転車3の前輪たるホイール軸91aより
前方に位置していると、三輪自転車3のハンドリング性
能が悪化し自由にハンドル13を操ることが困難となる
からである。
【0034】なお、キャスタ支持枠80を図7の破線で
示す後摺動位置へ摺動すると、前後水平バー71の先端
部がキャスタ支持枠80の貫通孔88から長く突出した
状態となる。そこで、当該前後水平バー71の先端部
に、図11で示すかご付きバンパー65を取り付けるの
が好ましい。この場合には、三輪自転車3として使用す
る際の車イス搭乗者の安全を更に向上させることができ
る。
【0035】次に、車イス6を自転車本体後部30に接
続するための車イス接続用アタッチメント7について図
8に基づき説明する。
【0036】アタッチメント7は、トップチューブ部1
00と、ダウンチューブ部101と、トップチューブ部
100とダウンチューブ部101とを連結するためのヘ
ッドチューブ部102と接続チューブ103と、ヘッド
チューブ102に回動可能に装着されたステム部110
とから構成されている。トップチューブ部100及びダ
ウンチューブ部101は、図1に示す自転車本体前部1
0の前トップチューブ21及び前ダウンチューブ22同
様、略長方形断面の中空チューブで構成されている。ト
ップチューブ部100とダウンチューブ部101のヘッ
ドチューブ部102と反対側の端部には、自転車本体後
部30と連結するためのジョイント部107及び108
が設けられている。ジョイント部107及び108の構
成は、図1に示す自転車本体前部10のジョイント部2
7及び28と同様、図示しないスリットが形成され、ク
イックレバー109が取付けられている。
【0037】ヘッドチューブ部102には、ステム部1
10が図8の鉛直上方からAの矢印の方向に挿嵌され、
図示せぬボールベアリングを介して回転自在に装着され
ている。具体的には、ヘッドチューブ102内には、図
示せぬベアリング部材が、ヘッドチューブ102に対し
て回動可能かつ離脱不能に設けられている。ステム部1
10は、例えば、公知のハンドルステムと同様な構造で
あり、その引き上げボルト110Aの締付け動作または
弛緩動作により、図示せぬ公知の部材(例えば引き上げ
ウス)を介してベアリング部材に対し固定または取り外
し可能になっている。ステム部110には、一対の挟持
部112からなるクランプ部111が形成されている。
挟持部112は、ねじ113により固定され、クランプ
部111の保持力を高めるように構成されている。な
お、クランプ部111を含むステム部110が、傾斜位
置固定手段を構成する。
【0038】かかる構成のもと、アタッチメント7によ
り、車イス6を自転車本体後部30に接続させることが
できる。即ち図10に示すように、自転車本体後部30
のトップチューブ41及びダウンチューブ42のジョイ
ント部47及び48の図示しない芯材を、アタッチメン
ト7のジョイント部107及び108にはめこみ、クイ
ックレバー109を締めることで、自転車本体後部30
にアタッチメント7を接続することができる。更に図9
に示すように、車イス6の後方下段水平バー72の左右
方向における略中央部分を、ステム部110の挟持部1
12により挟持させ、ねじ113によって固定する。そ
の結果、アタッチメント7が車イス6に接続される。こ
こで、クランプ部111によって車イス6の下段後方水
平バー72を挟持固定する際、図10に示すように、車
イス6全体をそのホイール軸91aを中心として適度な
角度だけ後方に傾斜させる。キャスター92が上方に持
ち上がり車イス6が後傾姿勢となった状態で、クランプ
部111を下段後方水平バー72に固定する。このよう
に、キャスタ92が地面から離間し車イス6が2つのホ
イール91のみで接地することとなることで、前部が車
イス6で後部が自転車で構成された三輪自転車3が完成
する。このように、キャスタ92が地面から離間するよ
うにしているので、三輪自転車3の走行時の安定性が高
められている。更に、車イス6のキャスタ支持枠80を
前摺動位置(図10の破線部分)から後摺動位置(図1
0の実線部分)に摺動し、車イス搭乗者の重心をホイー
ル軸91aの上方又はその後に位置させることで、三輪
自転車3の走行安定性を著しく高めることができる。
【0039】上記の構成の多機能自転車1の動作を以
下、説明する。
【0040】多機能自転車1を自転車2として使用する
場合には、図1に示すように、自転車本体前部10のジ
ョイント部27及び28を、自転車本体後部30のジョ
イント部47及び48に連結する。この結果、自転車2
が提供される。
【0041】自転車操縦者がサドル33にまたがり、ハ
ンドル13を握ってペダル35をこいで操縦する。周知
のように、曲がる際には、ハンドル13をヘッドチュー
ブ23に対し回動させる。すると、ハンドルステム12
及びフロントフォーク25を介して前輪11の方向が変
更し、進行方向を変えることができる。ここで、荷物を
運ぶ場合には、図1に示すように、カーゴバスケット4
を荷台支持チューブ24上に搭載すればよい。また、幼
児を運ぶ場合には、図4に示すように、ベビーカー5を
荷台支持チューブ24上に搭載する。
【0042】フレーム本体20と一体成形された荷台支
持チューブ24にカーゴバスケット4やベビーカー5を
搭載するので、これらの重い荷重が、ハンドル13、ハ
ンドルステム12,フロントフォーク25、及び、前輪
11からなるステアリング部にかからない。このように
荷台固定用チューブ24がハンドル13の動作とは独立
しているため、比較的重量のあるベビーカーや重い荷物
を搭載しても、走行時にハンドル13が取られる心配が
ない。このため、自転車2の走行安定性が増し、幼児や
大きい荷物を確実・安全に運ぶことができる。しかも荷
台固定用チューブ24は、フレーム20と一体化形成さ
れているため、かなり重い荷物等を積載した場合にも、
荷台固定用チューブ24が変形破損等するおそれがな
い。
【0043】更に、荷台固定用チューブ24にベビーカ
ー5を取付けた場合には、幼児を所望の場所まで乗せて
いった後に、ベビーカー5を荷台固定用チューブ24よ
り取外すだけで、ベビーカー5をそのまま押して歩いて
いくことができる。したがって、スーパーマーケット等
で母親が買い物をする際に大変便利である。
【0044】更に、自転車本体後部30のジョイント部
47、48を自転車本体前部10のジョイント部27、
28からはずせば、自転車本体後部30と自転車本体前
部10とを簡単に分割することができる。ここで、自転
車本体後部30と自転車本体前部10には、それぞれ、
スタンド36及び14が設けられている。そのため、そ
れぞれを直立した状態に保持することができる。したが
って、別々に収納することができ、小さいスペースにも
収納することができる。なお、自転車本体後部30と自
転車本体前部10を分割する際には、必要に応じて、自
転車本体前部10のハンドル13に固着されている後輪
ブレーキレバーから後輪ブレーキワイヤーをはずしても
よい。
【0045】車イス6を単体で使用する場合には、周知
のように、介助者が車イスグリップ96を握って操作す
ることにより、前後方向に進行可能であり、更に一地点
における回転動作の他、前方左右方向及び後方左右方向
へ自由自在に進行させることが可能である。
【0046】多機能自転車1を三輪自転車3として使用
する場合には、自転車本体前部10を自転車本体前部3
0から分離した後、アタッチメント7にて車イス6を自
転車本体後部30に連結する。なお、この連結作業中、
自転車本体後部30はスタンド36にて直立した状態に
保持されるので、車イス6との連結作業をスムースに行
うことができる。また、使用しない自転車本体前部10
についても、スタンド14にて直立した状態に保持する
ことができるため、自転車置き場等に通常の自転車同様
に駐輪しておくことができる。
【0047】車イス6を自転車本体後部30に連結する
ためには、図10に示すように、まず、アタッチメント
7のジョイント部107、108を、自転車本体後部3
0のジョイント部47、48に接続する。次に、車イス
6を後傾姿勢となるようにホイール軸91aの周りに所
望の角度だけ傾斜させ、キャスタ92が地面から離間す
るようにする。この状態で、図9に示すように、アタッ
チメント7のクランプ部111を車イス6の後方下段水
平バー72に固定する。この際、車イス6の後傾角度
は、車イス搭乗者の体重等に応じて決定すれば良い。次
に、車イス6のキャスタ支持枠80を後方へ摺動する。
即ち、まず、クッション材93を取り外し、クランプ部
78のねじ79を緩める。その後、キャスタ支持枠80
をホイール支持枠70に対して後方に摺動する。その
後、クランプ部78のねじ79を再び強めて、キャスタ
支持枠80をホイール支持枠70に対し固定する。最後
に、クッション材93を座面板61上に固着する。
【0048】車イス搭乗者が車イス6上に乗った後、ホ
イール支持枠70の下段水平バー71の前端部にかご付
きバンパー65(図11)を取り付け、万が一の際の車
イス搭乗者の安全を確保する。なお、自転車本体後部3
0の後輪31から延びる図示しない後輪ブレーキ用ワイ
ヤーは、車イス6の一方のグリップ96付近に設けられ
た後輪用ブレーキレバー66(図11)に接続すれば良
い。
【0049】このようにして提供された三輪自転車3の
操縦者は、車イス6のグリップ96をハンドルとして利
用することで、車イス6のホイール91を操縦して自由
に走行することができる。操縦者がハンドルをきると、
車イス6に固定されたアタッチメント7のステム110
がヘッドチューブ102内を回動し、車イス6の方向を
変え、もって、三輪自転車3の進行方向を変えることが
できる。
【0050】また、アタッチメント7のクランプ部11
1を車イス6の後方下段水平バー72よりはずすこと
で、車イス6を自転車本体後部30より簡単にはずすこ
とができる。このように、車イス6を三輪自転車3の前
部として着脱自在に取り付けているので、自宅からある
程度距離のある病院等に老人等を連れてゆく際等に、極
めて便利である。病院等までは、車イス6を自転車本体
後部30に連結した三輪自転車3にて老人等を搬送す
る。病院等についた後は、車イス6をアタッチメント7
からはずし、キャスター支持枠80を図7の実線に示さ
れる前摺動位置に固定して、通常の車イスとして搬送す
ることが可能である。なお、自転車本体後部30はリア
センタースタンド36を有しているため、車イス6を取
外した後、自転車本体後部30を駐輪場に駐輪すること
が可能である。また、老人等を自宅に連れて帰った後に
も、同様に自宅内や自宅庭内で車イスとして使用するこ
とができる。残りの自転車本体前部10及び後部30は
自転車2として構成されているため、特別広い自転車置
き場や物置を自宅に有する必要もなく、従来の駐輪スペ
ースが確保できれば十分である。自転車本体前部10及
び後部30を別々に収納することもできる。従って日本
の住宅事情にも最適な構造となっている。
【0051】本発明による多機能自転車は上述した実施
の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で
種々の変形や改良が可能である。例えば車イス搭乗者用
シートベルトを車イスに取付けてもよい。このことによ
って万が一の衝突事故の際にも安全を確保することがで
きる。
【0052】また、車イスアタッチメント7のうちトッ
プチューブ部100またはダウンチューブ部101のい
ずれかを省略しスイングアーム機構を設けても良い。そ
の場合には、長方形断面ではなく円形断面のチューブを
採用する。これによって三輪自転車3の旋回性が向上
し、安定してコーナーリングを行うことができる。
【0053】前輪用ブレーキについては、様々なタイプ
のブレーキを採用することができる。車イスのホイール
91のブレーキについても、バンドブレーキ等様々なタ
イプのブレーキを採用することができる。また、後輪用
ブレーキとしても、バンドブレーキ等さまざまなタイプ
のブレーキを採用することができる。後輪用ブレーキに
ついては、特に、コースターブレーキを採用すると、後
輪から延びるブレーキワイヤーを自転車本体前部10や
車イス6に接続する必要がなくなる。このため、自転車
2から三輪自転車3への交換の際の操作性が向上し、容
易に多機能自転車1の分割、接続を行うことができる。
【0054】また動力として電動アシストを設けてもよ
い。このことによって登坂の際における走行性能が向上
し車イス6に乗車する人の体重が極めて重い場合にも自
転車推進が非常に容易になる。
【0055】また、車イス6を自転車本体後部30より
はずす際、クランプ部111にてはずすのではなく、ス
テム部110をヘッドチューブ部102から抜いてはず
すようにしても良い。この場合には、車イス6は、アタ
ッチメント7のステム部110が車イス6の後方下段水
平バー72に固着されたままの状態で使用される。車イ
ス6を自転車本体後部30に再び接続する際には、ステ
ム部110をヘッドチューブ部102に挿入固定すれば
よい。クランプ部111が車イス6の後方下段水平バー
72に固着されたままであるので、ステム部110をヘ
ッドチューブ部102に挿入固定するだけで、車イス6
は自動的に後傾姿勢となる。したがって、車イス6の連
結動作がより簡単になる。
【0056】アタッチメント7のステム部110を、車
イス6の後方下段水平バー72に溶接等により固着して
もいい。この場合も、車イス6の自転車本体後部30へ
の連結は、ステム部110をアタッチメント7のヘッド
チューブ部102に装着することで行われる。この場
合、車イス6をアタッチメント7を介して自転車本体後
部30に連結すると、自動的に、ステム部110と後方
下段水平バー72との溶接角度に対応した回転角度だけ
車イス6が傾斜して後傾姿勢となる。このため、連結動
作がより簡単になる。
【0057】また、自転車本体前部10及び自転車本体
後部30を独立直立可能とするスタンドはダウンチュー
ブに取り付けるのに代えてチェーンステイ等の他の部分
に取付けてもよい。スタンドを自転車の形態及び大きさ
に応じた位置に設けることによって、スタンド使用時の
利便性を担保するものである。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の多機能自転車によれば、
第1ジョイント部と該第2ジョイント部とを接続したと
きは自転車として機能し、第1ジョイント部に代えてア
タッチメントを第2ジョイント部に接続し車イスを該ア
タッチメントに接続したときは、三輪自転車として機能
する。したがって、必要に応じた使用方法を採ることが
できる。
【0059】請求項2記載の多機能自転車によれば、車
イスには、座面・背面部がホイール支持手段に対して前
後方向に摺動自在且つ位置固定可能に設けられている。
したがって、車イスを自転車本体後部と接続した場合に
は、車イスの重心をホイール軸上またはその後方に移動
させることで、三輪自転車のハンドリング性能を向上さ
せることができる。
【0060】請求項3記載の多機能自転車によれば、第
2ジョイント部にアタッチメントを接続しアタッチメン
トと車イスを接続したときに、車イスがホイール軸を中
心に後方に傾動して車イスのキャスターを接地面から離
間させる傾斜位置固定手段がアタッチメントに設けられ
ている。したがって、三輪自転車における前輪が車イス
のホイールのみによって構成されることとなり、走行安
定性が向上する。
【0061】請求項4の多機能自転車によれば、荷台固
定部材が、自転車本体前部のフレームの前方に当該フレ
ームと一体に設けられ、荷台固定用部材に対してベビー
カーが着脱自在に搭載される。ベビーカーがフレームの
一部たる荷台固定部材に搭載されるため、ハンドルを取
られることなく高い操作性を保持して荷物を運搬するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による多機能自転車を自転
車として使用する状態を示す側面図。
【図2】本発明の実施の形態による多機能自転車の荷台
固定用チューブを示す斜視図。
【図3】本発明の実施の形態による多機能自転車の荷台
固定用チューブにベビーカーを取付ける前の状態を示す
側面図。
【図4】本発明の実施の形態による多機能自転車の荷台
固定用チューブにベビーカーを取付けた状態を示す側面
図。
【図5】本発明の実施の形態による多機能自転車の本体
後部に接続される車イスを示す斜視図。
【図6】本発明の実施の形態による多機能自転車の本体
後部に接続される車イスの車イス支持フレームを示す斜
視図。
【図7】本発明の実施の形態による多機能自転車の本体
後部に接続される車イスにおいて、ホイール支持枠に対
するキャスター支持枠の前摺動位置と後摺動位置を示す
側面図。
【図8】本発明の実施の形態による多機能自転車の本体
後部と車イスを接続するアタッチメントを示す斜視図。
【図9】本発明の実施の形態による車イスのホイール支
持枠にアタッチメントのクランプ部を取付けた状態を示
す斜視図。
【図10】本発明の実施の形態による車イスのキャスタ
ー支持枠がホイール支持枠に対して後方に摺動し、か
つ、車イスが後方に傾斜してキャスターが地面から離間
した状態を示す側面図。
【図11】本発明の実施の形態による多機能自転車の本
体後部に車イスが接続された状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 多機能自転車 2 自転車 3 三輪自転車 5 ベビーカー 6 車イス 7 アタッチメント 10 自転車本体前部 13 ハンドル 20 前フレーム 24 荷台固定部材たる荷台固定用チューブ 27、28 第1ジョイント部たるジョイント部 47、48 第2ジョイント部たるジョイント部 30 自転車本体後部 70 ホイール軸支持手段たるホイール支持枠 78 クランプ部 80 座面・背面部たるキャスター支持枠 91 ホイール 92 キャスター 110 ステム部 111 クランプ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ジョイント部を備えた多機能自転車
    本体前部と、 該第1ジョイント部に着脱自在な第2ジョイント部を備
    えた多機能自転車本体後部と、 該第2ジョイント部に着脱自在なアタッチメントと、 該アタッチメントに着脱自在な車イスとを有し、 該第1ジョイント部と該第2ジョイント部とを接続した
    ときは自転車として機能し、 第1ジョイント部に代えて該アタッチメントを該第2ジ
    ョイント部に接続し、該車イスを該アタッチメントに接
    続したときは三輪自転車として機能することを特徴とす
    る多機能自転車。
  2. 【請求項2】 該車イスは、ホイールと、ホイール軸支
    持手段と、ホイール軸支持手段に支持され前部にキャス
    タを支持する座面・背面部とを有し、該座面・背面部は
    該ホイール支持手段に対して前後方向に摺動自在且つ位
    置固定可能に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の多機能自転車。
  3. 【請求項3】 該第2ジョイント部に該アタッチメント
    を接続し該アタッチメントと該車イスを接続したときに
    該車イスが該ホイール軸を中心に後方に傾動して当該車
    イスの該キャスターを接地面から離間させる傾斜位置固
    定手段が該アタッチメントに設けられていることを特徴
    とする請求項2記載の多機能自転車。
  4. 【請求項4】 該多機能自転車本体前部には、ハンドル
    と、ハンドルを回動可能に支持するフレームと、該フレ
    ームの前方に該フレームと一体に設けられた荷台固定部
    材とが設けられ、該荷台固定用部材に対してベビーカー
    が着脱自在に搭載されることを特徴とする請求項1記載
    の多機能自転車。
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