JP3197211U - うろこ取り具 - Google Patents

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Abstract

【課題】魚類の鱗を取る作業時に、作業中でも把持状態や鱗取り作業を変化させて負担や疲労感を軽減でき、作業能率を低下させない、うろこ取り具を提供する。【解決手段】魚類の鱗を削り取る道具であり、鱗取り部4UA10と柄部4UA20とで構成され、鱗取り部の形状は四角形に形成され、鱗取り部の先端部4UA11と後端部4UA12は四角形の角部になるように形成し、柄部の長さは人の拳三つ分程度に設計する。柄部の一端部には鱗取り部に固着される接続部4UA22を形成し、柄部の他端部には把持部4UA21を設け、把持部の端部には、細板状の把持部端部4UA24を設け、接続部と把持部との間には湾曲形状部4UA23を形成する。把持部の長さは人の拳二つ分程度とし、鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆が選択できるように形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、魚類の鱗を削り取る道具であり、鱗取り部と柄部とで構成される鱗取り具に関するものである。
従来から、魚類の鱗を削り取る道具は一般的に用いられ、また種々なタイプの鱗取り具が市販されており、また様々な鱗取り具が存在する。ところが、これだけ従来から、種々なタイプの鱗取り具が市販されており、また様々な鱗取り具が存在するにも関わらず、一般的な主婦や一般的な料理愛好家にとっては鱗取りに熟練を要し苦手にしている人が多いという報告があり、さらに職業としての料理人などでも上手に鱗取りをすることが出来なかったり、鱗取りに相当な時間を要するという声が多い。例えば、料理人レベルでも、例えばうろこのうち所謂“ぜいご”の部分や、魚の頭・鰓の近くなどの部分にある硬いうろこを掻き剥がすのは大変な労力がかかるという報告がなされている。したがって、いまだに種々なタイプの鱗取り具が開発されつづけている。
例えば、従来の開発案件の中での一例として、把手部を持って鱗取部の擦取部を魚の表皮に当接し、魚の表皮に沿って鱗取方向に擦動させることにより魚の表皮に重なって覆っている鱗を取り去ることができることを課題とし、その解決手段として、把手部1及び鱗取部2からなり、上記鱗取部は上記把手部に連結された芯材部3及び該芯材部に被装された弾性体からなる擦取部4からなることを特徴とする魚の鱗取り器が知られている。(特許文献1を参照する)
また、この種の魚鱗取り具として、把手部及び鱗取部からなり、鱗取部の底面に魚の表皮に擦接可能な擦接面が形成され、鱗取部に魚の表皮と表皮に重なって覆っている鱗との間に侵入可能な先下り状の擦取面が形成されて隣り合う擦取面からなる四対の擦取分断角部が形成されてなる構造のものが知られている。(特許文献1を参照する)
そこで、本願の出願人は、鱗取り具の商品化を企画した結果、特許文献1の開発案件である「魚の鱗取り器」を採用することになり、発明者であり特許権者である、宮田郁夫氏と特許文献1の権利を買い取る交渉を行い、所定の手続きとして、まず特許第3793959号の「譲渡証書」を平成26年12月20日付けで譲渡人(宮田郁夫)と譲受人(有限会社片力商事)が夫々に押印手続きを終了した後に、特許第3793959号の「特許権移転登録申請書」を平成27年1月24日付けで郵便局を介して特許庁に提出し、特許第3793959号及び発明の名称「魚の鱗取り器」は本願の出願人が権利を承継した。
また本願の出願人は、前記「譲渡証書」の手続きが完了した平成26年12月20日から、前記「特許権移転登録申請書」を平成27年1月24日付けで特許庁に提出するまでの間に、特許文献1を基にした鱗取り具の試作を試みていたところ、何点かの改良点の必要性を見出していたので、改良案の参考にするために、従来の開発案件の中から、魚類の鱗を削り取る鱗取り部と柄部とで構成される鱗取り具に関しての調査を実施し、以下の開発案件を参照することにした。
例えば、特許文献2の特徴として、うろこ取り部2の形状が略三角形をしており、3辺どの方向でもうろこを掻くことができるものとなっている。
また例えば、特許文献3の特徴として、鱗取部2が芯材部分3と弾性体4を備えているが、“鱗取部2”が略凹面状となっており魚の体表面に沿いやすいよう工夫がされている。
また例えば、特許文献4の特徴として、本体(1)の形状を、直径40〜150mmの円形底に形成し、該円形底の縁と側面との角度(a)を、30〜50度に形成して刃部とし、該刃の角度を高さ15〜40mmの円錐台形状に形成することで、本体(1)のどの部位でもが均等にうろこを掻くことができるものとなっている。
また例えば、特許文献5の特徴として、鱗取り部と把持部からなる鱗取り具であって、該鱗取り部における少なくとも先端部に刃部が形成され、且つ魚の胴体に沿うか或いは略沿うように上向き湾曲状に形成されていることを特徴とするものとなっている。
特許第3793959号公報 実用新案登録第3032490号公報 特開2006−175085号公報 特開2004−290046号公報 特開平5−199945号公報
上記従来のうろこ取り具にはそれぞれ下記のような問題がある。
例えば、特許文献1及び特許文献3の把手部の構造では、把手部の長さが「拳一つ」または「一握り」分程度しかなく、そのために魚の鱗取り作業が長時間に及ぶ場合や、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合には、魚の鱗取り作業中での把手状態を変化させることが難しいので、良好な鱗取り作業を継続するには疲労感が大きくなったり、作業能率を低下させることがあるという報告を受けている。
また例えば、特許文献2の取っ手部及び特許文献4の握持柄部の構造では、取っ手部や握持柄部の形状が「拳一つ」または「一握り」分程度しかなく、そのために魚のうろこを取る作業が長時間に及ぶ場合や、大小の魚が混合した状態でのうろこ取り作業の場合には、魚のうろこを取る作業中での把手状態を変化させることが難しいので、良好にうろこを取る作業を継続するには疲労感が大きくなったり、作業能率を低下させることがあるという報告を受けている。
また例えば、特許文献5の鱗取り部の構造では、先端部に形成した刃部が2種類しかないので、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合には、魚の大小の変化や鱗のサイズの変化への対応が難しいという報告を受けている。
本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、魚類の鱗を取る作業時に、把持状態や鱗取り作業を変化させることで、長時間の作業や、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合でも、作業者の負担や疲労感を軽減し、作業能率を低下させたりしない、うろこ取り具の提供を目的とする。
請求項1記載の考案より課題を解決するための第一の手段は、魚類の鱗を削り取る道具であり、略平板状の鱗取り部と柄部とで構成される鱗取り具において、前記鱗取り部は防錆性金属で構成され、前記柄部は防錆性金属で構成され、前記柄部の形状は棒状体や細長板体から選択され、前記柄部の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、前記鱗取り部の形状は略多角形で形成され、前記柄部は把持部と接続部で形成され、前記把持部と前記接続部は略クランク形状または略湾曲形状に形成され、前記把持部の長さは人の拳二つ分程度になるように形成され、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆が選択できるように形成すること、を特徴とするうろこ取り具を提供することである。
前記第一の手段で記述した前記鱗取り部は防錆性金属で構成されることに関しては、前記鱗取り部の素材は、例えば、亜鉛メッキ処理を施した鉄、ステンレス鋼、鉄とニッケルの合金、鉄とクロムの合金、鉄とニッケル及びクロムの合金、アルミニウム合金であり、これらから選ばれたものである。
前記第一の手段で記述した前記柄部は防錆性金属で構成されることに関しては、前記鱗取り部の素材は、例えば、亜鉛メッキ処理を施した鉄、ステンレス鋼、鉄とニッケルの合金、鉄とクロムの合金、鉄とニッケル及びクロムの合金、アルミニウム合金であり、これらから選ばれたものである。
前記第一の手段で記述した前記鱗取り部の形状は略多角形で形成されることに関しては、四角形、五角形、六角形、の中から選択することが好ましい。また、四角形に関しては、正四角形、長方形、台形、平行四辺形、菱形、などの中から選択して用いればよい。また前記鱗取り部に関しては、前記防錆性金属で薄板材の使用が好ましく、この薄板材は魚の鱗を剥離、除去する際、刃としての役割を果すものであり、従って、鱗取り部の厚さは魚の鱗を取る際に支障の無い範囲であれば特に限定されるものではなく、用いられる材質によっても異なるが、一般に厚さが1mm以上、特に3mm以下のものが望ましい。また前記鱗取り部に関しては、可撓性はあってもなくても構わないものとする。
前記第一の手段で記述した前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆できるように形成することに関しては、本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆していない状態でも、すなわち前記防錆性金属で薄板材のままでも十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略10%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略20%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略30%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略40%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略50%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略60%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略70%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略80%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略90%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
また本考案の出願人は、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略100%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成することで、相当に鱗を削り取る能力を備えていることを見出した。
請求項2記載の考案より課題を解決するための第二の手段は、前記うろこ取り具において、前記鱗取り部形状が先端部と後端部で形成されている場合には、前記先端部又は前記後端部が略直線状に形成されることを特徴とする請求項1及び課題を解決するための第一の手段に記載のうろこ取り具を提供することである。
前記第二の手段で記述した前記鱗取り部形状が先端部と後端部で形成されている場合に前記先端部又は前記後端部が略直線状に形成されることに関しては、例えば、前記鱗取り部の形状に四角形を選択すると、四角形は角度部と直線部で形成されているので、前記先端部に四角形角度部を配置し前記後端部を略直線状に形成することで、前記鱗取り部の形状は五角形になることになる。また前記後端部に四角形角度部を配置し前記先端部を略直線状に形成することで、前記鱗取り部の形状は五角形になることになる。
請求項3記載の考案より課題を解決するための第三の手段は、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料が被装される場合には、前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの孔部を、又は前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凹部を、又は前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凸部を、又は前記鱗取り部の任意部位に任意数の孔部や凹部や凸部を組合せて、形成させることを特徴とする請求項1及び課題を解決するための第一の手段または請求項2及び課題を解決するための第二の手段に記載のうろこ取り具を提供することである。
前記第三の手段で記述した前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの孔部を形成させることは、本願出願人が本考案の試作・研究中に、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料が被装されるプロセスの途中で前記孔部に合成樹脂材料や合成ゴム材料が干渉及び関係する作用を生じ、その結果、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料がより強力に及び効果的に被装されることを見出した。
前記第三の手段で記述した前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凹部を形成させることは、本願出願人が本考案の試作・研究中に、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料が被装されるプロセスの途中で前記凹部に合成樹脂材料や合成ゴム材料が干渉及び関係する作用を生じ、その結果、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料がより強力に及び効果的に被装されることを見出した。
前記第三の手段で記述した前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凸部を形成させることは、本願出願人が本考案の試作・研究中に、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料が被装されるプロセスの途中で前記凸部に合成樹脂材料や合成ゴム材料が干渉及び関係する作用を生じ、その結果、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料がより強力に及び効果的に被装されることを見出した。
請求項4記載の考案より課題を解決するための第四の手段は、前記うろこ取り具において、前記柄部に棒状体を選択した場合には、前記柄部の一端部には前記鱗取り部と固着される接続部が形成され、前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の端部が細板状に形成されることを特徴とする、請求項1及び課題を解決するための第一の手段から請求項3及び課題を解決するための第三の手段のいずれかに記載のうろこ取り具を提供することである。
前記第四の手段で記述した前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の端部が細板状に形成されることで、本考案のうろこ取り具が、前記柄部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させることをしなくとも、前記把持部端部は十分に把持効果を備えていることを、本願出願人が本考案の試作・研究中に、見出したものである。
また、前記第四の手段で記述した前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の端部が細板状に形成されることは、例えば、前記柄部に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させる場合には、前記端部細板状が合成樹脂材料や合成ゴム材料と干渉及び関係する作用を生じ、その結果、前記柄部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料がより強力に及び効果的に被装されることを、本願出願人が本考案の試作・研究中に、見出したものである。
請求項5記載の考案より課題を解決するための第五の手段は、前記うろこ取り具において、前記柄部に細長板体を選択した場合には、前記柄部の一端部には前記鱗取り部と固着される接続部が形成され、前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の形状は略楕円形状に形成され、前記把持部の端部には孔部を形成することを特徴とする請求項1及び課題を解決するための第一の手段から請求項3及び課題を解決するための第三の手段のいずれかに記載のうろこ取り具を提供することである。
前記第五の手段で記述した前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の形状は略楕円形状に形成されることに関しては、請求項5記載の考案及び課題を解決するための第五の手段で記述したうろこ取り具は、前記柄部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させずに製品化した場合であり、すなわち前記柄部に細長板体を用いて把持部を構成しようという場合に、前記把持部端部の形状を略楕円形状に形成させることで、前記把持部端部は十分な把持効果を備えたことを、本願出願人が本考案の試作・研究中に、見出したものである。
前記第五の手段で記述した前記把持部端部には孔部を形成することで、本考案のうろこ取り具を、収納したり、片付けたりする場合に、前記把持部端部の任意の部位に、一般的に用いられている収納場所のフックや片付けたりする場所のフックの寸法に合わせた十分な寸法の孔部を形成することで、本考案のうろこ取り具を、収納したり、片付けたりすることが容易になることを、本願出願人が本考案の試作・研究中に、見出したものである。
請求項6記載の考案より課題を解決するための第六の手段は、前記うろこ取り具において、前記柄部に細長板体を選択した場合には、前記柄部の先端部として接続部が形成されその形状は略長方形状に形成され、前記柄部の後端部には把持部が形成される手段として、前記柄部後端部の形状を、細長板体を略湾曲形状に形成する部位と略波形状に形成する部位で連設するように形成することを特徴とする、請求項1及び課題を解決するための第一の手段から請求項3及び課題を解決するための第三の手段のいずれかに記載のうろこ取り具を提供することである。
前記第六の手段で記述した前記柄部に細長板体を選択した場合には、前記柄部の先端部として接続部が形成されその形状は略長方形状に形成され、前記柄部の後端部には把持部が形成される手段として、前記柄部後端部の形状を、細長板体を略湾曲状に形成する部位と略波形状に形成する部位で連設するように形成することに関しては、前記柄部後端部が細長板体のみで形成される場合に比べて、所定長さの細長板体を所定部位で略湾曲状に形成して前記柄部後端部が所定位置まで延長されることで、把持部がアルファベットのU字形状に形成されることになる。すなわち把持部がU字形状に形成されることで、前記柄部に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させずに製品化した場合でも前記柄部は把持部として十分な把持機能を得ることができる。さらに、所定位置まで延長された柄部後端部を略波形状に形成することで指のグリップ力やフィット感が向上し、前記柄部は把持部としてさらに十分な把持機能を得ることができるのである。すなわち、前記第六の手段で記述した前記柄部は、柄部が直線形状の部位と略湾曲形状の部位と略波形状の部位で連設されたU字形状で形成することを特徴とする。
本考案のうろこ取り具によって、以下の効果が可能になる。
請求項1記載の考案より課題を解決するための第一の手段に示された鱗取り部の形状が略多角形で形成されることで、例えば前記鱗取り部の形状が四角形の場合は、角度部が4か所、直線部が4か所、あるうろこ取り具を提供でき、例えば前記鱗取り部の形状が五角形の場合は、角度部が5か所、直線部が5か所、あるうろこ取り具を提供でき、例えば前記鱗取り部の形状が六角形の場合は、角度部が6か所、直線部が6か所、ある鱗取り部を選択できることで、魚介の種類や魚体のサイズに合わせた、うろこ取り具を提供できる。また、前記鱗取り部の形状が四角形の場合でも、前記鱗取り部の形状が、正四角形、長方形、台形、平行四辺形、菱形、などから選択することで、魚介の種類や魚体のサイズに合わせ、使い勝手の良いうろこ取り具を提供できる。
請求項1記載の考案より課題を解決するための第一の手段に示された鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆していない状態でも、すなわち前記防錆性金属で薄板材のままでも十分に鱗を削り取る能力を備えた、うろこ取り具を提供できる。また例えば、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば前記鱗取り部の表面積の略10%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略20%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略30%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略40%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略50%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略60%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略70%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略80%程度の、例えば前記鱗取り部の表面積の略90%程度の、合成樹脂材料や合成ゴム材料の付着または被覆した状態に形成しても、十分に鱗を削り取る能力を備えた、うろこ取り具を提供できる。また例えば、本考案のうろこ取り具が、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、例えば、前記鱗取り部の表面積の略100%程度に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆した状態に形成することで、相当に鱗を削り取る能力を備えた、うろこ取り具を提供できる。
請求項1記載の考案より課題を解決するための第一の手段に示された把持部の長さを人の拳二つ分程度になるように形成されることで、魚類の鱗を取る作業時に、把持状態を変化させることや、鱗取り作業を変化させることが可能になるので、長時間の作業や、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合でも、作業者の負担や疲労感を軽減し、作業能率を低下させたりしない、うろこ取り具を提供できる。
前記第三の手段で記述した鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの孔部を形成させること、または前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凹部を形成させること、または前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凸部を形成させることによって、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料が被装されるプロセスの途中で前記孔部に合成樹脂材料や合成ゴム材料が干渉及び関係する作用を生じ、その結果、前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料がより強力に及び効果的に被装される、うろこ取り具を提供できる。
請求項4記載の考案より課題を解決するための第四の手段に示された柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の端部が細板状に形成されることで、前記柄部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させなくとも、前記把持部端部は十分に把持効果を備えていることで、本考案の目的を達成しつつ、十分な耐久性を保持しながら、安価な価格で製造可能なうろこ取り具を提供できる。また、前記把持部の端部が細板状に形成することは、例えば、前記柄部に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させる場合には、前記端部細板状が合成樹脂材料や合成ゴム材料と干渉及び関係する作用を生じるので、前記柄部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料がより強力に及び効果的に被装されることで、把持状態や鱗取り作業を変化させることが可能になり、その結果、長時間の作業や、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合でも、作業者の負担や疲労感を軽減し、作業能率を低下させたりしない、うろこ取り具を提供できる。
請求項5記載の考案より課題を解決するための第五の手段に示された、把持部の略楕円形状によって、前記把持部に合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆させずに製品化した場合でも、前記把持部端部は十分な把持効果を備えているので、長時間の作業や、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合でも、作業者の負担や疲労感を軽減し、作業能率を低下させない、うろこ取り具を提供できる。また、前記把持部端部には孔部を形成することで、本考案のうろこ取り具を、収納したり、片付けたりする場合に、前記孔部に対応するフックや吊下げ用金具を用いることで、収納したり、片付けたりすることが容易になる、うろこ取り具を提供できる。
請求項6記載の考案より課題を解決するための第六の手段に示された、U字形状に形成された把持部の形状によって、及びU字形状の一部に波形状が連設されている形状によって、指のグリップ力やフィット感が向上し、たとえ、前記把持部が合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆されてなくとも十分な把持機能を得ることができるので、長時間の作業や、大小の魚が混合した状態での鱗取り作業の場合でも、作業者の負担や疲労感を軽減し作業能率を低下させない、うろこ取り具を提供できる。
以下、本考案の実施の形態について、図1〜図10に基づいて説明する。
図1は本考案の第一形態例を示す概略説明図である。図2は本考案の第二形態例を示す概略説明図である。図3は本考案の第三形態例を示す概略説明図である。図4は本考案の第四形態例を示す概略説明図である。図5は本考案の第五形態例を示す概略説明図である。図6は本考案の第六形態例を示す概略説明図である。図7は本考案の第七形態例を示す概略説明図である。図8は本考案の第八形態例を示す概略説明図である。図9は本考案の第九形態例を示す概略説明図である。図10は本考案の第十形態例を示す概略説明図である。
図1より本考案の第一形態例を説明すると、4UAは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部4UA10とステンレス製で棒状体の柄部4UA20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部4UA10の形状は四角形になるように形成され、厚さが1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないように選択され、4UA11は鱗取り部4UA10の先端部であり、鱗取り部先端部4UA11は四角形状の角度部になるように形成し、4UA12は鱗取り部4UA10の後端部であり、鱗取り部後端部4UA12は四角形状の角度部になるように形成する。柄部4UA20はステンレス製の棒状体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部4UA20の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、また柄部4UA20の一端部には鱗取り部4UA10の任意の部位に固着される接続部4UA22が形成され、この実施例では接続部4UA22の形状は鱗取り部4UA10に固着されやすいように平板状に形成され、また柄部4UA20の他端部には把持部4UA21が設けられ、把持部4UA21の端部には、うろこ取り具4UAの利用者が把持部4UA21を把持した時の滑り止め機能として細板状に形成される把持部端部4UA24が設けられる。従って、把持部4UA21の長さは人の拳二つ分程度になるように設計されることが好ましい。また、接続部4UA22と把持部4UA21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例では湾曲形状部4UA23が形成される。
図2より本考案の第二形態例を説明すると、4UBは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部4UB10とステンレス製で細長薄板状の柄部4UB20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部4UB10の形状は四角形になるように形成され、厚さが1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないように選択され、4UB11は鱗取り部4UB10の先端部であり、鱗取り部先端部4UB11は四角形状の角度部になるように形成し、4UB12は鱗取り部4UB10の後端部であり、鱗取り部後端部4UB12は四角形状の角度部になるように形成する。柄部4UB20はステンレス製の細長板体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部4UB20の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、柄部4UB20の一端部には鱗取り部4UB10の任意の部位に固着される接続部4UB22が形成され、この実施例では接続部4UB22の形状は鱗取り部4UB10に固着されやすいように平板状に形成され、柄部4UB20の他端部には把持部4UB21が設けられ、把持部4UB21の形状は把持機能を向上させることや十分な把持効果を備えることを目的に略楕円形状4UB24に形成され、把持部4UB21の端部には孔部4UB25を形成する。また、把持部4UB21の長さは人の拳二つ分程度になるように設計されることが好ましい。また、接続部4UB22と把持部4UB21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例ではクランク形状部4UB23が形成される。
図3より本考案の第三形態例を説明すると、4UCは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部4UC10とステンレス製で細長薄板状の柄部4UC20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部4UC10の形状は四角形になるように形成され、厚さが1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないように選択され、4UC11は鱗取り部4UC10の先端部であり、鱗取り部先端部4UC11は四角形状の角度部になるように形成し、4UC12は鱗取り部4UC10の後端部であり、鱗取り部後端部4UC12は四角形状の角度部になるように形成する。柄部4UC20はステンレス製の細長板体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部4UC20の一端部には鱗取り部4UC10の任意の部位に固着される接続部4UC22が形成され、この実施例では接続部4UC22の形状は鱗取り部4UC10に固着されやすいように平板状に形成される。柄部4UC20の他端部には把持部4UC21が設けられ、把持部4UC21が形成される手段は、把持部4UC21の直線部として人の掌二つ分程度に設計された把持部直線部4UC24と、柄部4UC20の細長板体を略湾曲状に形成した湾曲状部4UC25と、柄部4UC20の細長板体を略波形状に形成した波形状部4UC26で連設するように形成することで把持機能を向上させることや十分な把持効果を備えることを特徴とする。また、接続部4UC22と把持部4UC21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例ではクランク形状部4UC23が形成される。
図4より本考案の第四形態例を説明すると、5UAは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部5UA10とステンレス製で棒状体の柄部5UA20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部5UA10の厚さは、この実施例では、1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないようにという条件で選択される。5UA11は鱗取り部5UA10の先端部であり、鱗取り部先端部5UA11の形状は略90度の角度になるように形成され、5UA12は鱗取り部5UA10の後端部であり、鱗取り部後端部5UA12の形状は略直線状に形成される。従って、鱗取り部先端部5UA11と鱗取り部後端部5UA12とは対向する位置関係になるので、鱗取り部後端部5UA12の形状が略直線状になることは、実施例1の鱗取り部後端部4UA12の四角形状の角度部を削除した形状になり、結果的に鱗取り部5UA10の形状は五角形になることになる。柄部5UA20はステンレス製の棒状体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部5UA20の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、また柄部5UA20の一端部には鱗取り部5UA10の任意の部位に固着される接続部5UA22が形成され、この実施例では接続部5UA22の形状は鱗取り部5UA10に固着されやすいように平板状に形成され、また柄部5UA20の他端部には把持部5UA21が設けられ、把持部5UA21の端部には、うろこ取り具5UAの利用者が把持部5UA21を把持した時の滑り止め機能として細板状に形成される把持部端部5UA24が設けられる。従って、把持部5UA21の長さは人の拳二つ分程度になるように設計されることが好ましい。また、接続部5UA22と把持部5UA21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例では湾曲形状部5UA23が形成される。
図5より本考案の第五形態例を説明すると、5UBは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部5UB10とステンレス製で細長板体の柄部5UB20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部5UB10の厚さは、この実施例では、1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないようにという条件で選択される。5UB11は鱗取り部5UB10の先端部であり、鱗取り部先端部5UB11の形状は略90度の角度になるように形成され、5UB12は鱗取り部5UB10の後端部であり、鱗取り部後端部5UB12の形状は略直線状に形成される。従って、鱗取り部先端部5UB11と鱗取り部後端部5UB12とは対向する位置関係になるので、鱗取り部後端部5UB12の形状が略直線状になることは、実施例1の鱗取り部後端部4UA12の四角形状の角度部を削除した形状になり、結果的に鱗取り部5UB10の形状は五角形になることになる。柄部5UB20はステンレス製の細長板体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部5UB20の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、柄部5UB20の一端部には鱗取り部5UB10の任意の部位に固着される接続部5UB22が形成され、この実施例では接続部5UB22の形状は鱗取り部5UB10に固着されやすいように平板状に形成され、柄部5UB20の他端部には把持部5UB21が設けられ、把持部5UB21の形状は把持機能を向上させることや十分な把持効果を備えることを目的に略楕円形状5UB24に形成され、把持部5UB21の端部には孔部5UB25を形成する。また、把持部5UB21の長さは人の拳二つ分程度になるように設計されることが好ましい。また、接続部5UB22と把持部5UB21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例ではクランク形状部5UB23が形成される。
図6より本考案の第六形態例を説明すると、5UCは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部5UC10とステンレス製で細長板体の柄部5UC20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部5UC10の厚さは、この実施例では、1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないようにという条件で選択される。5UC11は鱗取り部5UC10の先端部であり、鱗取り部先端部5UC11の形状は略90度の角度になるように形成され、5UC12は鱗取り部5UC10の後端部であり、鱗取り部後端部5UC12の形状は略直線状に形成される。従って、鱗取り部先端部5UC11と鱗取り部後端部5UC12とは対向する位置関係になるので、鱗取り部後端部5UC12の形状が略直線状になることは、実施例1の鱗取り部後端部4UA12の四角形状の角度部を削除した形状になり、結果的に鱗取り部5UC10の形状は五角形になることになる。柄部5UC20の他端部には把持部5UC21が設けられ、把持部5UC21が形成される手段は、把持部5UC21の直線部として人の掌二つ分程度に設計された把持部直線部5UC24と、柄部5UC20の細長板体を略湾曲状に形成した湾曲状部5UC25と、柄部5UC20の細長板体を略波形状に形成した波形状部5UC26で連設するように形成することで把持機能を向上させることや十分な把持効果を備えることを特徴とする。また、接続部5UC22と把持部5UC21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例ではクランク形状部5UC23が形成される。
図7より本考案の第七形態例を説明すると、4UDは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部4UD10とステンレス製で棒状体の柄部4UD20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部4UD10の形状は四角形になるように形成され、厚さが1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないように選択され、4UD11は鱗取り部4UD10の先端部であり四角形状の角度部の近傍を示し、鱗取り部先端部4UD11の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部4UD10の平板を貫通するように形成する孔部4UD13を設け、4UD12は鱗取り部4UD10の後端部であり四角形状の角度部の近傍を示し、鱗取り部後端部4UD12の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部4UD10の平板を貫通するように形成する孔部4UD14を設ける。柄部4UD20はステンレス製の棒状体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部4UD20の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、また柄部4UD20の一端部には鱗取り部4UD10の任意の部位に固着される接続部4UD22が形成され、この実施例では接続部4UD22の形状は鱗取り部4UD10に固着されやすいように平板状に形成され、また柄部4UD20の他端部には把持部4UD21が設けられ、把持部4UD21の端部には、うろこ取り具4UDの利用者が把持部4UD21を把持した時の滑り止め機能として細板状に形成される把持部端部4UD24が設けられる。また、把持部端部4UD24の形状は、例えば把持部4UD21を合成樹脂材料や合成ゴム材料で被装する場合の、より強力かつ効果的な被装手段の一つとして機能する。また、把持部4UD21の長さは人の拳二つ分程度になるように設計されることが好ましい。また、接続部4UD22と把持部4UD21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例では湾曲形状部4UD23が形成される。
図8より本考案の第八形態例を説明すると、4UEは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部4UE10とステンレス製で細長薄板状の柄部4UE20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部4UE10の形状は四角形になるように形成され、厚さが1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないように選択され、4UE11は鱗取り部4UE10の先端部であり四角形状の角度部の近傍を示し、鱗取り部先端部4UE11の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部4UE10の平板を貫通するように形成する孔部4UE13を設け、4UE12は鱗取り部4UE10の後端部であり四角形状の角度部の近傍を示し、鱗取り部後端部4UE12の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部4UE10の平板を貫通するように形成する孔部4UE14を設ける。柄部4UE20はステンレス製の細長板体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部4UE20の一端部には鱗取り部4UE10の任意の部位に固着される接続部4UE22が形成され、この実施例では接続部4UE22の形状は鱗取り部4UE10に固着されやすいように平板状に形成される。柄部4UE20の他端部には把持部4UE21が設けられ、把持部4UE21が形成される手段は、把持部4UE21の直線部として人の掌二つ分程度に設計された把持部直線部4UE24と、柄部4UE20の細長板体を略湾曲状に形成した湾曲状部4UE25と、柄部4UE20の細長板体を略波形状に形成した波形状部4UE26で連設するように形成することで把持機能を向上させることや十分な把持効果を備えることを特徴とする。また、接続部4UE22と把持部4UE21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例ではクランク形状部4UE23が形成される。
図9より本考案の第九形態例を説明すると、5UDは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部5UD10とステンレス製で棒状体の柄部5UD20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部5UD10の厚さは、この実施例では、1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないようにという条件で選択される。5UD11は鱗取り部5UD10の先端部であり、鱗取り部先端部5UD11の形状は略90度の角度になるように形成され、5UD12は鱗取り部5UD10の後端部であり、鱗取り部後端部5UD12の形状は略直線状に形成される。従って、鱗取り部先端部5UD11と鱗取り部後端部5UD12とは対向する位置関係になるので、鱗取り部後端部5UD12の形状が略直線状になることは、実施例1の鱗取り部後端部4UA12の四角形状の角度部を削除した形状になり、結果的に鱗取り部5UD10の形状は五角形になることになる。鱗取り部先端部5UD11の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部5UD10の平板を貫通するように形成する孔部5UD13を設け、鱗取り部後端部5UD12の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部5UD10の平板を貫通するように形成する孔部5UD14を設ける。柄部5UD20はステンレス製の棒状体を比較的可撓性がないような寸法から選択され、柄部5UD20の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、また柄部5UD20の一端部には鱗取り部5UD10の任意の部位に固着される接続部5UD22が形成され、この実施例では接続部5UD22の形状は鱗取り部5UD10に固着されやすいように平板状に形成され、また柄部5UD20の他端部には把持部5UD21が設けられ、把持部5UD21の端部には、うろこ取り具5UDの利用者が把持部5UD21を把持した時の滑り止め機能として細板状に形成される把持部端部5UD24が設けられる。また、把持部端部5UD24は、把持部5UD21を合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして機能する。また、把持部5UD21の長さは人の拳二つ分程度になるように設計されることが好ましい。また、接続部5UD22と把持部5UD21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例では湾曲形状部5UD23が形成される。
図10より本考案の第十形態例を説明すると、5UEは、魚類の鱗を削り取る道具であり、ステンレス製で平板状の鱗取り部5UE10とステンレス製で細長板体の柄部5UE20とで構成されるうろこ取り具である。鱗取り部5UE10の厚さは、この実施例では、1〜2mmの範囲で可撓性が比較的ないようにという条件で選択される。5UE11は鱗取り部5UE10の先端部であり、鱗取り部先端部5UE11の形状は略90度の角度になるように形成され、5UE12は鱗取り部5UE10の後端部であり、鱗取り部後端部5UE12の形状は略直線状に形成される。従って、鱗取り部先端部5UE11と鱗取り部後端部5UE12とは対向する位置関係になるので、鱗取り部後端部5UE12の形状が略直線状になることは、実施例1の鱗取り部後端部4UA12の四角形状の角度部を削除した形状になり、結果的に鱗取り部5UE10の形状は五角形になることになる。鱗取り部先端部5UE11の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部5UE10の平板を貫通するように形成する孔部5UE13を設け、鱗取り部後端部5UE12の近傍には、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装する場合の、より強力に及び効果的に被装する手段の一つとして、鱗取り部5UE10の平板を貫通するように形成する孔部5UE14を設ける。柄部5UE20の他端部には把持部5UE21が設けられ、把持部5UE21が形成される手段は、把持部5UE21の直線部として人の掌二つ分程度に設計された把持部直線部5UE24と、柄部5UE20の細長板体を略湾曲状に形成した湾曲状部5UE25と、柄部5UE20の細長板体を略波形状に形成した波形状部5UE26で連設するように形成することで把持機能を向上させることや十分な把持効果を備えることを特徴とする。また、接続部5UE22と把持部5UE21との間にはクランク形状部または湾曲形状部が形成されることが好ましく、この実施例ではクランク形状部5UE23が形成される。
上記実施の形態の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮するものではない。また、本考案の各部構成は上記実施の形態に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本考案のうろこ取り具は、合成樹脂材料や合成ゴム材料を被装しても、しなくても製品化が可能なので、汎用性の高いうろこ取り具が提供できる。
本考案の第一形態例を示す概略説明図である。 本考案の第二形態例を示す概略説明図である。 本考案の第三形態例を示す概略説明図である。 本考案の第四形態例を示す概略説明図である。 本考案の第五形態例を示す概略説明図である。 本考案の第六形態例を示す概略説明図である。 本考案の第七形態例を示す概略説明図である。 本考案の第八形態例を示す概略説明図である。 本考案の第九形態例を示す概略説明図である。 本考案の第十形態例を示す概略説明図である。
4UA:うろこ取り具
4UA10:鱗取り部 4UA11:鱗取り部先端部 4UA12:鱗取り部後端部
4UA20:柄部 4UA21:把持部 4UA22:接続部
4UA23:湾曲形状部 4UA24:把持部端部
4UB:うろこ取り具
4UB10:鱗取り部 4UB11:鱗取り部先端部 4UB12:鱗取り部後端部
4UB20:柄部 4UB21:把持部 4UB22:接続部
4UB23:クランク形状部 4UB24:略楕円形状 4UB25:孔部
4UC:うろこ取り具
4UC10:鱗取り部 4UC11:鱗取り部先端部 4UC12:鱗取り部後端部
4UC20:柄部 4UC21:把持部 4UC22:接続部
4UC23:クランク形状部 4UC24:把持部直線部
4UC25:湾曲状部 4UC26:波形状部
5UA:うろこ取り具
5UA10:鱗取り部 5UA11:鱗取り部先端部 5UA12:鱗取り部後端部
5UA20:柄部 5UA21:把持部 5UA22:接続部
5UA24:把持部端部 5UA23:湾曲形状部
5UB:うろこ取り具
5UB10:鱗取り部 5UB11:鱗取り部先端部 5UB12:鱗取り部後端部
5UB20:柄部 5UB21:把持部 5UB22:接続部
5UB23:クランク形状部 5UB24:略楕円形状 5UB25:孔部
5UC:うろこ取り具
5UC10:鱗取り部 5UC11:鱗取り部先端部 5UC12:鱗取り部後端部
5UC20:柄部 5UC21:把持部 5UC22:接続部
5UC23:クランク形状部 5UC24:把持部直線部
5UC25:湾曲状部 5UC26:波形状部
4UD:うろこ取り具
4UD10:鱗取り部 4UD11:鱗取り部先端部
4UD12:鱗取り部後端部 4UD13:孔部 4UD14:孔部
4UD20:柄部 4UD21:把持部 4UD22:接続部
4UD23:湾曲形状部 4UD24:把持部端部
4UE:うろこ取り具
4UE10:鱗取り部 4UE11:鱗取り部先端部
4UE12:鱗取り部後端部 4UE13:孔部 4UE14:孔部
4UE20:柄部 4UE21:把持部 4UE22:接続部
4UE24:把持部直線部 4UE25:湾曲状部
4UE26:波形状部 4UE23:クランク形状部
5UD:うろこ取り具
5UD10:鱗取り部 5UD11:鱗取り部先端部
5UD12:鱗取り部後端部 5UD13:孔部 5UD14:孔部
5UD20:柄部 5UD21:把持部 5UD22:接続部
5UD23:湾曲形状部 5UD24:把持部端部
5UE:うろこ取り具
5UE10:鱗取り部 5UE11:鱗取り部先端部
5UE12:鱗取り部後端部 5UE13:孔部 5UE14:孔部
5UE20:柄部 5UE21:把持部 5UE22:接続部
5UE23:クランク形状部 5UE24:把持部直線部
5UE25:湾曲状部 5UE26:波形状部

Claims (6)

  1. 魚類の鱗を削り取る道具であり、略平板状の鱗取り部と柄部とで構成される鱗取り具において、前記鱗取り部は防錆性金属で構成され、前記柄部は防錆性金属で構成され、前記柄部の形状は棒状体や細長板体から選択され、前記柄部の長さは人の拳三つ分程度になるように設計され、前記鱗取り部の形状は略多角形で形成され、前記柄部は把持部と接続部で形成され、前記把持部と前記接続部は略クランク形状または略湾曲形状に形成され、前記把持部の長さは人の拳二つ分程度になるように形成され、前記鱗取り部の任意の部位または少なくとも一部に、合成樹脂材料や合成ゴム材料を付着または被覆が選択できるように形成すること、を特徴とするうろこ取り具。
  2. 前記うろこ取り具において、前記鱗取り部形状が先端部と後端部で形成されている場合には、前記先端部又は前記後端部が略直線状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のうろこ取り具。
  3. 前記鱗取り部の少なくとも一部、又は前記鱗取り部の略全体に、合成樹脂材料や合成ゴム材料が被装される場合には、前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの孔部を、又は前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凹部を、又は前記鱗取り部の任意部位に少なくとも一つの凸部を、又は前記鱗取り部の任意部位に任意数の孔部や凹部や凸部を組合せて、形成させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のうろこ取り具。
  4. 前記うろこ取り具において、前記柄部に棒状体を選択した場合には、前記柄部の一端部には前記鱗取り部と固着される接続部が形成され、前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の端部が細板状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のうろこ取り具。
  5. 前記うろこ取り具において、前記柄部に細長板体を選択した場合には、前記柄部の一端部には前記鱗取り部と固着される接続部が形成され、前記柄部の他端部には把持部が設けられ、前記把持部の形状は略楕円形状に形成され、前記把持部の端部には孔部を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のうろこ取り具。
  6. 前記うろこ取り具において、前記柄部に細長板体を選択した場合には、前記柄部の先端部として接続部が形成されその形状は略長方形状に形成され、前記柄部の後端部には把持部が形成される手段として、前記柄部後端部の形状を、細長板体を略湾曲形状に形成する部位と略波形状に形成する部位で連設するように形成することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のうろこ取り具。
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