JP2015100692A - ムール貝下処理具 - Google Patents

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JP2015100692A
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和夫 肴倉
Kazuo Sakanakura
和夫 肴倉
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Abstract

【課題】 本発明は、ムール貝の下処理作業である足糸の抜き取りと貝殻表面の汚れ落としを1つの器具で処理できるムール貝下処理具を提供する。
【解決手段】 器具本体の片側側面の中央部にヒンジ部を設け、ヒンジ部を支点に擺動する腕部を設け、擺動する腕部内壁面へ歯を設け、器具本体と一体成型される腕部を設け、一体成型された腕部の内壁面へ歯を設け、器具本体上部へ段付溝を設け、器具本体頭頂部へスクレーパーを設けたことを特徴とするムール貝下処理具。
【選択図】図1

Description

本発明は、ムール貝の下処理作業である足糸の抜き取りと貝殻表面の汚れ落としを1つの器具で処理できるムール貝下処理具に関するものである。
従来、海より獲れたムール貝には、足糸という食することのできない糸状の束が、貝殻内部より突出しており、また、貝殻表面には様々な汚れが付着している。
調理をするときには、足糸の処理と貝殻表面の処理をしてから調理する。
足糸の処理は、手の指で直接摘まんで引き抜いたり、包丁等の刃物を手で用い、包丁の平とその用いた手の親指で足糸を挟み持ち、包丁の刃に掛けて引き抜いていた。
また、貝殻表面の汚れは、スチールたわし等の道具を使用し洗浄作業をしていた。
ムール貝の足糸は貝殻内部と丈夫に直結しているため、手の指の力だけで直接摘まんで引き抜くという作業は、手や指等へ掛かる疲労や負担が大きいものであった。
また、包丁等の刃物を手で用い引抜くことは危険を伴う作業であった。
また、貝殻表面の汚れ落としの際、スチールたわし等の道具を別に用意しなければならず、作業効率が悪かった。
いずれも、下処理する貝の量が多量になると手間や負担がかかる。
また、危険度も増加する。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
器具本体の片側側面の中央部にヒンジ部を設け、ヒンジ部を支点に擺動する腕部を設け、擺動する腕部内壁面へ歯を設ける。
器具本体と一体成型される腕部を設け、一体成型された腕部の内壁面へ歯を設ける。
器具本体上部へ段付溝を設け、器具本体頭頂部へスクレーパーを設ける。
以上の構成よりなるムール貝下処理具。
下処理作業による、手や指等へ掛かる疲労や負担を軽減でき、包丁等の刃物を用いることもないため安全に作業ができる。
また、1つの器具で足糸の抜き取りから貝殻の表面の汚れ落としまで、一連の動作で作業できるため多量の貝の下処理時でも効率の良い作業ができる。
本発明の右側面の正面よりの斜視図。 (a)は、本発明のムール貝より足糸を引き抜いている模様を示した使用状態を示した説明図。(b)は、本発明の貝殻表面の汚れをスクレーパーでこそげ落としている模様を示した使用状態を示した説明図。 (a)は、本発明の擺動する腕部が閉じた状態の正面図。(b)は、本発明の使用時の器具本体とムール貝の位置関係を示した左側面図。 (a)は、図3に示したA−A線の断面図。(b)は、図3に示したB−B線の断面図。(c)は、図3に示したC−C線の断面図。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)弓状に湾曲した勾玉形状の器具本体(1)の片側側面の中央部辺りに、腕部(3a )を開状態に保持させるためのバネ等を埋設したヒンジ部(2)を設ける。
(ロ)ヒンジ部(2)へ懸吊蝶着され、ヒンジ部(2)を支点に擺動する羽状の腕部(3 a)を設ける。
(ハ)腕部(3a)の内壁面の一部に、断面が凹凸となる歯(4a)を設ける。
(ホ)器具本体と一体成型される腕部(3b)を設ける。
(ヘ)腕部(3b)内壁面一部に、腕部(3a)を閉じたとき、歯(4a)と相対し噛合 する歯(4b)を設ける。
(ト)器具本体(1)の上部にV字状に彫られた溝表面にヤスリ状の表面加工を施し、そ の溝の谷部へ、さらにコの字状の溝を彫込んだ段付溝(5)を設ける。
(チ)器具本体(1)の頭頂部に金属等の硬質性のスクレーパーを設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、図2(b)、および、図4(a)に示すように把持した器具本体(1)の段付溝(5)をムール貝(7)の貝開口部(9)へ嵌合し、図1に示すように開状態を保持した腕部(3a)と、腕部(3b)の間へ足糸(8)を挟入する。
挟入した足糸(8)を、図4(a)に示すように器具本体(1)を把持している手で腕部(3a)、および、腕部(3b)を挟持することにより、歯(4a)、および、歯(4b)により咬持される。
足糸(8)を咬持したまま段付溝(5)を嵌合された貝開口部(9)へ圧接させ、挟持した腕部(3a)、および、腕部(3b)をムール貝(7)より引き離す。
このとき、図4(a)に示すように貝開口部(9)へ圧接させたヤスリ状の表面加工を施した段付溝部(5)が支点部(S)となり、腕部(3a)、および、腕部(3b)は円弧を描きながら貝開口部(9)上方へ移動する。
これと同時に歯(4a)、および、歯(4b)に咬持された足糸(8)は貝開口部(9)より引き抜かれる。
また、ムール貝(7)の貝殻表面の付着物、および、汚れ等は、図4(b)に示すように器具本体(1)頭頂部に設けたスクレーパー(6)によりこそげ落とすことができる。
1 器具本体
2 ヒンジ部
3a 腕部
3b 腕部
4a 歯
4b 歯
5 段付溝
6 スクレーパー
7 ムール貝
8 足糸
9 貝開口部
S 支点部

Claims (1)

  1. 器具本体の片側側面の中央部にヒンジ部を設け、ヒンジ部を支点に擺動する腕部を設け、擺動する腕部内壁面へ歯を設け、器具本体と一体成型される腕部を設け、一体成型された腕部の内壁面へ歯を設け、器具本体上部へ段付溝を設け、器具本体頭頂部へスクレーパーを設けたムール貝下処理具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112544683A (zh) * 2020-12-08 2021-03-26 浙江海洋大学 一种贻贝除足丝设备及其运用方法

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