JPH0415338Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0415338Y2 JPH0415338Y2 JP6316787U JP6316787U JPH0415338Y2 JP H0415338 Y2 JPH0415338 Y2 JP H0415338Y2 JP 6316787 U JP6316787 U JP 6316787U JP 6316787 U JP6316787 U JP 6316787U JP H0415338 Y2 JPH0415338 Y2 JP H0415338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- insertion part
- operating rod
- opening
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 27
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 claims description 12
- 241000195493 Cryptophyta Species 0.000 claims description 11
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 3
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 241001474374 Blennius Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000005201 scrubbing Methods 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、船や網等を長期繋留しておいたと
きに、錨網其の他ロープに付着した貝類とか藻類
等をロープからしごき取る場合に用いられるよう
にしたロープに付着する貝類、藻類等を除去する
道具に関するものである。
きに、錨網其の他ロープに付着した貝類とか藻類
等をロープからしごき取る場合に用いられるよう
にしたロープに付着する貝類、藻類等を除去する
道具に関するものである。
従来の技術
長期間海水中に浸漬されていたロープには、貝
類とか海藻等の水中生物が寄生付着するので、そ
れらを除去する必要がある。従来、貝類とか藻類
等が付着したロープは、たわしとか金属製刷子或
は古網のような硬い繊維体を手に持つてこすり取
るようにしていた。
類とか海藻等の水中生物が寄生付着するので、そ
れらを除去する必要がある。従来、貝類とか藻類
等が付着したロープは、たわしとか金属製刷子或
は古網のような硬い繊維体を手に持つてこすり取
るようにしていた。
考案が解決しようとする問題点
上記のようにしてロープに直接手をそえて貝類
とか藻類を掻き落す作業は極めて大きな労力を要
し、且つ、非能率的であつたので、使い易く、且
つ、非能率的であつたので、使い易く、且つ、除
去作業の能率を高めることができるようにした道
具を開発することは、多くの漁業、海洋事業の従
事者等から切望されていたところである。
とか藻類を掻き落す作業は極めて大きな労力を要
し、且つ、非能率的であつたので、使い易く、且
つ、非能率的であつたので、使い易く、且つ、除
去作業の能率を高めることができるようにした道
具を開発することは、多くの漁業、海洋事業の従
事者等から切望されていたところである。
問題点を解決するための手段
そこで本考案は、適宜の長さの操作棒の先端を
L字型に屈曲して先端部を形成し、其の先端に、
軸線を操作棒とほゞ平行させた短円筒形で、且
つ、側面に横からロープを嵌入させることができ
る開口部を長さ方向に設けたロープの挿通部を一
体に形成し、基端を上記開口部の側方で挿通部に
固着して、該挿通部の上方で、上記開口部の幅方
向にほゞ平行かる片持ちバーを形成するようにし
たL字型のロープガイドを設けたことを特徴とす
るロープに付着する貝類、藻類等を除去する道具
を提供するものである。
L字型に屈曲して先端部を形成し、其の先端に、
軸線を操作棒とほゞ平行させた短円筒形で、且
つ、側面に横からロープを嵌入させることができ
る開口部を長さ方向に設けたロープの挿通部を一
体に形成し、基端を上記開口部の側方で挿通部に
固着して、該挿通部の上方で、上記開口部の幅方
向にほゞ平行かる片持ちバーを形成するようにし
たL字型のロープガイドを設けたことを特徴とす
るロープに付着する貝類、藻類等を除去する道具
を提供するものである。
作 用
上記のように適宜の長さの操作棒の先に、開口
部を側面に具えた短円筒形のロープの挿通部と、
L字型のロープガイドを一体に形成した本考案に
よれば、操作棒の先でロープを横から掬うように
扱うと開口部から挿通部内へロープを嵌入させる
ことができるので、挿通部の開口部のない側とロ
ープガイドとの間を通過させるようにしてロープ
を引き上げたり、ロープに沿つて挿通部を上下さ
せたりすると、ロープに付着している貝類や藻類
が挿通部の上、下縁辺でしごき落されて、大なる
労力を要さずにそれらを簡単に除去し得るもので
ある。
部を側面に具えた短円筒形のロープの挿通部と、
L字型のロープガイドを一体に形成した本考案に
よれば、操作棒の先でロープを横から掬うように
扱うと開口部から挿通部内へロープを嵌入させる
ことができるので、挿通部の開口部のない側とロ
ープガイドとの間を通過させるようにしてロープ
を引き上げたり、ロープに沿つて挿通部を上下さ
せたりすると、ロープに付着している貝類や藻類
が挿通部の上、下縁辺でしごき落されて、大なる
労力を要さずにそれらを簡単に除去し得るもので
ある。
実施例
以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
る。
図に於て、1は掌で握れる太さの木製の柄。2
は柄1を手元側に差した耐蝕性に富むステンレス
製の操作棒。3はL字型に屈曲させた操作棒2の
先端部。4は先端部3の先端を側面に熔着した短
円筒形のロープの挿通部。5はこの挿通部4の側
面、即ち、操作棒2の先端部3との接続部分と円
周方向にほゞ90°角度を変えた側面に形成され、
ロープが横から嵌入される幅に長さ方向に沿つて
開口する開口部。6は、この開口部5の操作棒と
の接続部分に近い方の一側に基端を熔着して挿通
部4の側面に固着したL字型のロープガイドで、
その自由端は上記開口部5の幅方向とほゞ平行し
て挿通部4の上方に片持ちバーを形成するように
延長されている。尚、上記挿通部4とロープガイ
ド6も耐蝕性に富むステンレス製である。
は柄1を手元側に差した耐蝕性に富むステンレス
製の操作棒。3はL字型に屈曲させた操作棒2の
先端部。4は先端部3の先端を側面に熔着した短
円筒形のロープの挿通部。5はこの挿通部4の側
面、即ち、操作棒2の先端部3との接続部分と円
周方向にほゞ90°角度を変えた側面に形成され、
ロープが横から嵌入される幅に長さ方向に沿つて
開口する開口部。6は、この開口部5の操作棒と
の接続部分に近い方の一側に基端を熔着して挿通
部4の側面に固着したL字型のロープガイドで、
その自由端は上記開口部5の幅方向とほゞ平行し
て挿通部4の上方に片持ちバーを形成するように
延長されている。尚、上記挿通部4とロープガイ
ド6も耐蝕性に富むステンレス製である。
実施例に於て、柄1の長さは約300mm、操作棒
2の径は8mmで、先端部3よりに約150°の彎曲部
分を有し、先端部3との屈曲角度は90°、先端部
3と挿通部4とは105°の交叉角を有する。上記彎
曲部分の中心から屈曲部までの長さは70mm、先端
部3の長さ50mm、挿通部4の長さ50mm、内径約27
mm、開口部5の幅と、挿通部4の上面とロープガ
イド6のバーとの間隔は互いに等しく約16mm、ロ
ープガイド6の径は5mmで、片持ちバー部分の長
さは50mmである。
2の径は8mmで、先端部3よりに約150°の彎曲部
分を有し、先端部3との屈曲角度は90°、先端部
3と挿通部4とは105°の交叉角を有する。上記彎
曲部分の中心から屈曲部までの長さは70mm、先端
部3の長さ50mm、挿通部4の長さ50mm、内径約27
mm、開口部5の幅と、挿通部4の上面とロープガ
イド6のバーとの間隔は互いに等しく約16mm、ロ
ープガイド6の径は5mmで、片持ちバー部分の長
さは50mmである。
尚、上記各部の寸法等はロープの太さにより変
更されるものであることは勿論である。
更されるものであることは勿論である。
考案の効果
前記のようにして、適宜の長さの操作棒の先端
をL字型に屈曲して先端部を形成し、その先端
に、側面にロープを嵌入し得る幅の開口部を具え
た短円筒形の挿通部と、挿通部の上方で開口部の
幅方向とほゞ平行に片持ちバーを形成するように
したL字型のロープガイドとを一体に連設した本
考案によれば、手にたわし、金属製刷子等を持つ
てロープをしごくようにこすつていた従来の作業
に比べて、操作棒の先の挿通部に通したロープを
引き上げたり、挿通部を上下させたりする事によ
つて、該挿通部で、ロープに付着している貝類と
か藻類等をしごき落させることができるので、労
力が極めて軽減されて、重労働から作業者を開放
できる。又、長尺のロープのどこからでも開口部
とガイドバーとを介して筒形の挿通部内へロープ
を装入することができ、ロープの着脱が自由にで
き、且つ、貝類とか藻類等の除去作業中に妄りに
ロープが抜け出すことがないと共に楽な姿勢で作
業ができるので、高能率に貝類とか藻類等の除去
作業を進めることができる。以上のような実用的
効果がある。
をL字型に屈曲して先端部を形成し、その先端
に、側面にロープを嵌入し得る幅の開口部を具え
た短円筒形の挿通部と、挿通部の上方で開口部の
幅方向とほゞ平行に片持ちバーを形成するように
したL字型のロープガイドとを一体に連設した本
考案によれば、手にたわし、金属製刷子等を持つ
てロープをしごくようにこすつていた従来の作業
に比べて、操作棒の先の挿通部に通したロープを
引き上げたり、挿通部を上下させたりする事によ
つて、該挿通部で、ロープに付着している貝類と
か藻類等をしごき落させることができるので、労
力が極めて軽減されて、重労働から作業者を開放
できる。又、長尺のロープのどこからでも開口部
とガイドバーとを介して筒形の挿通部内へロープ
を装入することができ、ロープの着脱が自由にで
き、且つ、貝類とか藻類等の除去作業中に妄りに
ロープが抜け出すことがないと共に楽な姿勢で作
業ができるので、高能率に貝類とか藻類等の除去
作業を進めることができる。以上のような実用的
効果がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
其の正面図。第2図は其の背面図。第3図は其の
一部拡大正面図。第4図は其の平面図。第5図は
其の実施の態様を示す斜視図。 1……柄、2……操作棒、3……先端部、4…
…挿通部、5……開口部、6……ロープガイド。
其の正面図。第2図は其の背面図。第3図は其の
一部拡大正面図。第4図は其の平面図。第5図は
其の実施の態様を示す斜視図。 1……柄、2……操作棒、3……先端部、4…
…挿通部、5……開口部、6……ロープガイド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 適宜の長さの操作棒の先端をL字型に屈曲し
て先端部を形成し、その先端に、軸線を操作棒
とほゞ平行させた短円筒形で、且つ側面からロ
ープを嵌入させることができる開口部を長さ方
向に設けたロープの挿通部を一体に形成し、基
端を上記開口部の側方で挿通部に固着して、該
挿通部の上方で上記開口部の幅方向にほゞ平行
する片持ちバーを形成するようにしたL字型の
ロープガイドを設けたことを特徴とするロープ
に付着する貝類、藻類等を除去する道具。 (2) 前記操作棒とロープの挿通部およびロープを
耐蝕性金属で形成し、操作棒に柄を付したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載のロープに付着する貝類、藻類等を除去する
道具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6316787U JPH0415338Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6316787U JPH0415338Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168089U JPS63168089U (ja) | 1988-11-01 |
JPH0415338Y2 true JPH0415338Y2 (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=30898141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6316787U Expired JPH0415338Y2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415338Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP6316787U patent/JPH0415338Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63168089U (ja) | 1988-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8307490B2 (en) | Multifunction caulk tool | |
EP1527728A3 (de) | Flächenreinigungsgerät | |
US5345642A (en) | Dual sized C-shaped scraper for cylindrical containers | |
JPH0415338Y2 (ja) | ||
US2695471A (en) | Fishhook extracting tool | |
US5335392A (en) | Tool for stripping excess paint from a paint roller | |
US4308634A (en) | Brush bristle cleaning system | |
US9878436B1 (en) | Handle for a scrub brush | |
JP2007177599A (ja) | 泥掬い部の角度を自在に変更できるスコップ | |
CN207900892U (zh) | 一种钢筋多功能除锈刷 | |
CN207325381U (zh) | 机械油污铲除装置及机械油污清除套装 | |
CN218737720U (zh) | 一种可拆卸清洁刷 | |
CN214262868U (zh) | 设备桥架清洁辅助工具 | |
JPH0131115Y2 (ja) | ||
JP3221460U (ja) | トタン屋根の錆落し器 | |
DE29916951U1 (de) | Reinigungsbürste | |
JPH07285079A (ja) | スクレーパ | |
KR20120004096U (ko) | 용접 슬래그 제거 봉 | |
WO1998049019A1 (en) | Device for cleaning paint rollers | |
JPH0226633Y2 (ja) | ||
GB2150423A (en) | Underwater brooms | |
JPH1143095A (ja) | 浮力式船底貝藻取り具 | |
DE329805C (de) | Schaufel zum Reinigen des Schweinetroges | |
JP2006175085A (ja) | 魚の鱗取り器 | |
CN205732525U (zh) | 模具导套清洁刷 |