JP3196002B2 - トレーリングアーム式サスペンションの構造 - Google Patents

トレーリングアーム式サスペンションの構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車のトレーリン
グアーム式サスペンションのトレーリングアームとトー
ションビームとの連結強度を高めるための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トレーリングアーム式サスペンションと
しては、車輪を支持し、上下方向にスイング動作が可能
な左右一対のトレーリングアームを、車幅方向に沿うト
ーションビームによって相互に連結したものがある。こ
のような構造にすれば、トーションビームによって車幅
方向の剛性を向上させることができ、トーションビーム
にいわゆるスタビライザ機能を発揮させることもでき
る。
【0003】このようなサスペンションでは、トレーリ
ングアームとトーションビームとの連結は、溶接による
のが通例であり、従来では、たとえば図6に示すような
構造が採用されていた。すなわち、この従来の構造は、
トレーリングアーム1eの車幅方向の内側面部1Aに開
口部15を形成し、この開口部15内にトーションビー
ム2eの端部を一部挿入した上で、上記開口部15の周
縁部に沿って溶接Wを施した構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造では、
図7に示すように、上記トレーリングアーム1eとトー
ションビーム2eとの連結部の車幅方向に沿う断面構造
が、溶接Wを施した部分において急激に変化している。
すなわち、溶接Wの位置よりも車体内側の範囲S1で
は、トーションビーム2eの断面構造であるためにその
剛性は大きいものの、それよりも車体外側の範囲S2で
は、トーションビーム2eとトレーリングアーム1eと
の連結が図られていないために、実質的にはトレーリン
グアーム1eのみが存在する断面構造に等しく、その剛
性は小さくなっている。したがって、上記溶接Wの位置
を境として剛性が急激に変化している。
【0005】一方、この種のサスペンションでは、自動
車のフルバンプ時などにおいて、バンプストッパやサス
スプリングなどから入力が生じることにより、上記トレ
ーリングアーム1eにこのトレーリングアーム1eの支
持中心線Cを中心とする非常に大きな捩じり力が発生す
る場合がある。
【0006】上記従来の構造では、上記捩じり力が発生
した場合に、断面構造が急変している溶接Wの位置、と
くにこれら溶接位置のうち、車幅方向の最も外側に位置
する位置(図6の符号aで示す箇所)に応力集中が生じ
易くなっていた。このため、従来では、上記応力集中に
よるサスペンションの破壊または損傷を防止することを
目的として、各部の材質のグレードアップ、肉厚の増
大、あるいは補強板の追加などの対策を施す必要があっ
た。その結果、従来では、サスペンションの重量の増大
化や、製造コストの上昇を招くといった難点を生じてい
た。
【0007】なお、従来では、たとえば実開昭61−1
5616号公報に所載のサスペンション構造もあるが、
この公報に所載のものも、基本的には上記図6および図
7で示したものと同様な構造であり、応力集中が発生し
易いものであった。
【0008】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、トレーリングアームとトーショ
ンビームの連結箇所に応力集中が生じ難いようにして強
度を高め、トレーリングアーム式サスペンションの軽量
化、ならびに製造の容易化が図れるようにすることをそ
の課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明は、トレーリングアー
ムの車幅方向の内側面部に形成された開口部にトーショ
ンビームの端部が挿入され、このトーションビームと上
記トレーリングアームとを連結固定するための溶接が上
記開口部の周縁部に沿って施されているトレーリングア
ーム式サスペンションの構造であって、上記トレーリン
グアームの車幅方向の外側面部には、上記開口部よりも
小サイズの穴部が形成されており、上記トーションビー
ムは、上記トレーリングアーム内を車幅方向に貫通する
ように上記トレーリングアーム内に挿入しているととも
に、このトレーリングアーム内に挿入している部分は、
端部になるほどその幅が狭くなる形状とされ、かつ上記
端部は上記穴部に挿入されて上記穴部の周縁部に溶接さ
れていることを特徴としている。
【0011】また、上記穴部には、上記トレーリングア
ームとは別個にスタビライザの端部を挿入し、このスタ
ビライザの端部を上記穴部の周縁部に固定して取付けた
構造とすることもできる。
【0012】
【発明の作用および効果】本願発明においては、トーシ
ョンビームの端部がトレーリングアームの車幅方向に沿
って貫通するように設けられ、しかもこのトレーリング
アームの車幅方向の内、外両側面部の少なくとも2箇所
の所定箇所がトーションビームの端部に溶接されている
ために、単に従来よりも溶接箇所を多くできるだけでは
なく、トレーリングアームとトーションビームとの連結
部におけるトレーリングアームの車幅方向の全域とこの
トレーリングアームに挿入されているトーションビーム
の端部の全域とを有効に一体化することができる。すな
わち、本願発明では、トレーリングアームとトーション
ビームとの連結部において、トーションビームの断面構
造からトレーリングアームのみが存在する断面構造へ急
激に変化するような部分を無くし、断面構造または剛性
の変化を緩やかにすることが可能となる。
【0013】したがって、本願発明では、トレーリング
アームとトーションビームとの連結部の特定箇所に応力
集中が発生することを適切に防止し、または抑制するこ
とができ、サスペンション強度を向上させることができ
る。その結果、従来よりも各部の肉厚を小さくできるな
どの利点が得られ、サスペンション全体の軽量化や、製
造コストの低減化が図れるという格別な効果が得られ
る。
【0014】また、上記トレーリングアームの穴部に、
トーションビームとは別個にスタビライザの端部を挿入
して固定させる構造によれば、上記トレーリングアーム
の穴部をトーションビームとスタビライザとの2つの部
材の連結固定に兼用することできて合理的であり、スタ
ビライザを取付けるための専用のブラケット部をトレー
リングアームに別途追加して設けるような手間が省け、
製造コストの低減化に役立つ。
【0015】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0016】図1は、本願発明が適用されたトレーリン
グアーム式サスペンションの一例を示す平面図である。
図2はその要部斜視図、図3は図2の矢視A拡大側面図
である。
【0017】図1において、このトレーリングアーム式
サスペンションは、左右一対のトレーリングアーム1,
1、これら一対のトレーリングアーム1,1に両端部が
連結されたトーションビーム2、およびスタビライザ3
などを具備して構成されている。なお、図1において、
矢印N1方向が車体前方であり、矢印N2方向が車幅方
向である。
【0018】図2に示すように、上記各トレーリングア
ーム1の前端部には、このトレーリングアーム1を車体
フレーム(図示略)に取付けるためのブッシュ10が設
けられており、このブッシュ10を支点としてトレーリ
ングアーム1の全体が上下方向にスイング動作可能であ
る。また、このトレーリングアーム1の後端部には、車
輪を取付けるためのスピンドル軸11が突設されている
他、サススプリングを取付けるための取付部12などが
適宜設けられている。
【0019】本実施例においては、上記トレーリングア
ーム1は、上下2分割状のアッパ部材1aとロア部材1
bとが接合して構成されたいわゆるモナカ状構造となっ
ている。これらアッパ部材1aとロア部材1bとは、金
属板をプレス加工(深絞り加工)することによって形成
されたものであり、アッパ部材1aの下部の周縁部とロ
ア部材1bの上部の周縁部には、これら両者を互いに接
合させるためのフランジ(つば)13a,13bが適宜
設けられている。
【0020】ただし、上記トレーリングアーム1の車幅
方向の外側面部1Bにおいては、この外側面部1Bに位
置する上側のフランジ13aの一部が上方に湾曲される
とともに、下側のフランジ13bの一部が下方に湾曲さ
れることによって、これらフランジ13a,13bによ
って外周が囲まれた穴部14が形成されている。一方、
このトレーリングアーム1の車幅方向の内側面部1Aに
は、トーションビーム2の端部を嵌入させるための開口
部15が形成されており、上記穴部14はこの開口部1
5と連通した貫通穴となっている。
【0021】図4は、図1のX1−X1線断面図であ
る。同図に示すように、上記トーションビーム2は、車
体前方側が開口した断面略U字状またはV字状に形成さ
れたものであり、たとえば一定厚みの金属板を屈曲また
は湾曲加工して形成される。このトーションビーム2の
両端部は、図1および図2に示すように、各トレーリン
グアーム1内を車幅方向に沿って貫通するように、各ト
レーリングアーム1の開口部15から穴部14の形成箇
所まで挿入されている。
【0022】なお、トーションビーム2は、一対のトレ
ーリングアーム1,1間においては各所が略同一幅とな
るように形成されているが、各トレーリングアーム1内
に挿入されている部分においては端部になるほどその幅
が狭くなるように形成されており、開口部15よりも小
寸法に形成されている穴部14への挿入に支障がないよ
うに配慮されている。
【0023】各トレーリングアーム1とトーションビー
ム2との溶接Wは、上記開口部15の周縁部のみなら
ず、上記穴部14の周縁部においてもなされている。具
体的には、図3に示すように、強度の大きなフランジ1
3a,13bにトーションビーム2の端部が当接され、
上記溶接Wはこれら当接箇所に施されている。
【0024】上記スタビライザ3は、いわゆるロール剛
性を高め、車体のローリングを少なくするために取付け
られるものである。上記トーションビーム2は、スタビ
ライザ機能を発揮するものであるが、スタビライザ3を
追加して設けることによってロール剛性を一層高めるこ
とが可能である。
【0025】このスタビライザ3は、図4に示すよう
に、トーションビーム2内に配置されて、このトーショ
ンビーム2の長手方向に沿って設けられている。そし
て、その両端部は、図1および図2に示すように、トー
ションビーム2と同様に、各トレーリングアーム1の開
口部15を挿通して穴部14に挿入されている。図3に
示すように、このスタビライザ3の端部は、トレーリン
グアーム1の一対のフランジ13a,13b間に挟まれ
ており、ボルト・ナット4,4aの締付けによってこれ
らフランジ13a,13bに固定して取付けられてい
る。
【0026】上記構成のトレーリングアーム式サスペン
ションでは、トレーリングアーム1とトーションビーム
2との連結部の断面構造は、図5に示すようになってい
る(図5は、図1のX2−X2線断面図である)。すな
わち、トーションビーム2の端部はトレーリングアーム
1内を貫通し、このトレーリングアーム1の内外両側面
部1A,1Bの各所において溶接W(W1,W2)が施
されている。したがって、このサスペンションの左右の
トレーリングアーム1,1間に上下段差が生じるなどし
て、トレーリングアーム1およびトーションビーム2に
捩じり力が作用しても、この力が溶接W1の位置へ集中
して作用することは回避され、他方の溶接W2の位置に
も作用することとなる。
【0027】上記図5で示した断面構造では、トレーリ
ングアーム1とトーションビーム2とが効率よく一体化
された構造となっており、この連結構造の各部の剛性の
変化が少ないものとなっている。すなわち、図5に示す
連結構造では、溶接W1の位置よりも内側の範囲Saで
は、トーションビーム2が単独で存在する剛性の大きな
部位である。これに対し、溶接W1よりも外側の範囲S
bでは、溶接W1に加えて溶接W2によってもトレーリ
ングアーム1とトーションビーム2との連結が図られて
いるために、トレーリングアーム1が単独で存在する断
面構造ではなく、トレーリングアーム1とトーションビ
ーム2とが組み合わされた断面構造の剛性となってい
る。
【0028】したがって、上記範囲Saよりも範囲Sb
の方が剛性が大きくなる傾向が見られるものの、トーシ
ョンビーム単独の剛性からトレーリングアーム単独の剛
性に変化するといった急激な剛性の変化はない。その結
果、上記捩じり力に原因する応力が特定の箇所に集中し
て作用することが緩和され、サスペンション全体の強度
向上が図れることとなる。
【0029】また、上記のような捩じり力が発生した場
合には、この力が穴部14の溶接W2の箇所にも作用す
るが、この溶接W2は、トレーリングアーム1の強度の
大きなフランジ13a,13bに施されているために、
充分な耐久強度が得られることとなる。したがって、ト
レーリングアーム1の全体の肉厚を大きくするような必
要を無くすことが可能となる。
【0030】さらに、上記トレーリングアーム式サスペ
ンションでは、スタビライザ3を設けていることにより
ロール剛性の向上が図れるが、このスタビライザ3の取
付けはトーションビーム2の固定を図るための穴部14
を利用して行われている。したがって、トレーリングア
ーム1にスタビライザ3を取付けるための専用のブラケ
ット部を別途形成するような手間が省ける。また、図3
に示すように、スタビライザ3の上下をフランジ13
a,13bによって挟み付けてボルト締めした構造で
は、スタビライザ3との一体化によって、これらフラン
ジ13a,13bの強度を高めることも可能である。し
たがって、穴部14の周縁部の強度を一層高めることが
でき、この周縁部に溶接されるトーションビーム2の取
付けを一層確実なものにすることができる。
【0031】なお、上記実施例では、トレーリングアー
ム1を構成するアッパ部材1aとロア部材1bのフラン
ジ13a,13bを利用して穴部14を形成し、この穴
部14の周辺部の強度を非常に優れたものにしている
が、本願発明は必ずしもこのように構成する必要はな
い。本願発明では、上記穴部14をフランジ13a,1
3bを利用しない通常の一般的構造の穴部としてもよ
く、またこの穴部14の具体的な形状やサイズなども問
わない。さらに、トレーリングアーム1をアッパ部材と
ロア部材とによって形成することなく、たとえば断面コ
字状の鋼材などを適宜用いてトレーリングアームを製作
してもかまわない。
【0032】その他、本願発明は、トレーリングアーム
やトーションビームなどの各部の具体的な構成は、決し
て上記実施例のように限定されず、種々に設計変更自在
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用されたトレーリングアーム式サ
スペンションの一例を示す全体平面図。
【図2】図1に示すトレーリングアーム式サスペンショ
ンの要部斜視図。
【図3】図2の矢視A拡大側面図。
【図4】図1のX1−X1線断面図。
【図5】図1のX2−X2線断面図。
【図6】従来のトレーリングアーム式サスペンションの
構造の一例を示す要部平面図。
【図7】図6のX3−X3線断面図。
【符号の説明】
1 トレーリングアーム 1A 内側面部(トレーリングアームの) 1B 外側面部(トレーリングアームの) 2 トーションビーム 3 スタビライザ 14 穴部 15 開口部 W 溶接
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−8808(JP,U) 実開 昭61−15616(JP,U) 西独国特許出願公開2651432(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 7/00 B60G 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーリングアームの車幅方向の内側面
    部に形成された開口部にトーションビームの端部が挿入
    され、このトーションビームと上記トレーリングアーム
    とを連結固定するための溶接が上記開口部の周縁部に沿
    って施されているトレーリングアーム式サスペンション
    の構造であって、 上記トレーリングアームの車幅方向の外側面部には、上
    記開口部よりも小サイズの穴部が形成されており、 上記トーションビームは、上記トレーリングアーム内を
    車幅方向に貫通するように上記トレーリングアーム内に
    挿入しているとともに、このトレーリングアーム内に挿
    入している部分は、端部になるほどその幅が狭くなる形
    状とされ、かつ上記端部は上記穴部に挿入されて上記穴
    部の周縁部に溶接されていることを特徴とする、トレー
    リングアーム式サスペンションの構造。
  2. 【請求項2】 上記穴部には、上記トレーリングアーム
    とは別個にスタビライザの端部が挿入され、このスタビ
    ライザの端部が上記穴部の周縁部に固定して取付けられ
    ていることを特徴とする、請求項1に記載のトレーリン
    グアーム式サスペンションの構造。
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