JP3193035U - 靴下 - Google Patents

靴下 Download PDF

Info

Publication number
JP3193035U
JP3193035U JP2014003496U JP2014003496U JP3193035U JP 3193035 U JP3193035 U JP 3193035U JP 2014003496 U JP2014003496 U JP 2014003496U JP 2014003496 U JP2014003496 U JP 2014003496U JP 3193035 U JP3193035 U JP 3193035U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
lame
sock
socks
knitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014003496U
Other languages
English (en)
Inventor
詩歩 田中
周 田中
Original Assignee
田中繊維株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by 田中繊維株式会社 filed Critical 田中繊維株式会社
Application granted granted Critical
Publication of JP3193035U publication Critical patent/JP3193035U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ラメ糸を婦人用靴下や紳士用靴下などの成人用靴下に使用してその商品性をアップさせるようにした靴下を提供する。
【解決手段】編み糸又は編み糸と弾性糸によって靴下本体に爪先部分を連続して編成するようにした靴下において、爪先部分20の足甲側終端縁と靴下本体の足甲側先端縁との間を対向する編み目を1目ずつラメ糸30によって掬い縫いすることによってリンキングする。ラメ糸には、合成樹脂フィルムに金属材料を蒸着しこのフィルムを糸状にスリッティングしてなる1本又は複数本のスリット糸を1本又は複数本の弾性糸に間隔をあけて螺旋状に巻き付けて製作されたラメ糸を使用する。
【選択図】図3

Description

本考案は靴下に関し、特にラメ糸を婦人用靴下や紳士用靴下などの成人用靴下に使用してその商品性をアップさせることができるようにした靴下に関する。
例えば、履口部及びレッグ部の裏側にラメ糸を用いて動物の顔などを編み込み、左右の靴下を重ね、履口部及びレッグ部を裏返して立体的な動物の顔などを造形し、子供の注意を惹き付けることができるようにした靴下が提案されている(特許文献1)。
ラメ糸はポリアミドフィルムなどの合成樹脂フィルムにアルミニウム、金、銀などの金属材料を蒸着し、このフィルムを糸状にスリッティングしたスリット糸であり、美しい光沢や色調を有して繊維製品に光沢や色調を与える素材として広く使用されるものの、引っ張りによって糸切れを起こしやすい。
これに対し、従来より糸切れを起こし難くしたラメ糸が種々提案されている。例えば、複数本のラメ糸を撚り合わせ、このラメ撚糸の表面にカバー糸を巻き付けて糸切れを起こし難くしたラメ糸(特許文献2)、伸長させた弾性糸を芯糸とし、これにラメ糸と非弾性糸を撚り合わせ、糸切れを起こし難くしたラメ糸(特許文献3)、が知られている。
実用新案登録第3111981号公報 特開2009−52151号公報 特開2001−81645号公報
しかるに、特許文献1記載の靴下は子供用靴下などの特殊な用途に限定されているのが実情であった。
本考案はかかる状況において、ラメ糸を婦人用靴下や紳士用靴下などの成人用靴下に使用してその商品性をアップさせることができるようにした靴下を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る靴下は、編み糸又は編み糸と弾性糸によって靴下本体に爪先部分を連続して編成するようにした靴下において、爪先部分の足甲側終端縁と靴下本体の足甲側先端縁との間が対向する編み目を1目ずつラメ糸によって該ラメ糸に引っ張り荷重を加えることなく掬い縫いすることによってリンキングされ、上記ラメ糸は合成樹脂フィルムに金属材料を蒸着しこのフィルムを糸状にスリッティングしてなる1本又は複数本のスリット糸を1本又は複数本の弾性糸に間隔をあけて螺旋状に巻き付けて製作されていることを特徴とする。
本考案の特徴の1つは伸縮性のあるラメ糸を爪先部分の開口の縫合に使用してリンキングするようにした点にある。これにより、成人用靴下の爪先部分にワンポイントの装飾を入れることができ、しかも特許文献1記載の靴下のように、動物の顔などのように子供用靴下に限定されないので、成人用靴下の商品性を大幅にアップさせることができる。
また、対向する編み目を1目ずつ掬い縫いすることによってリンキングするようにしたので、爪先部分の開口を例えばロッソによって縫製した場合に比較して平坦に縫製することができ、靴下の履き心地を大幅にアップできる。
その結果、爪先部分の開口をリンキングによって平坦に縫製した靴下において爪先にラメ糸によって装飾を入れることができ、婦人用靴下や紳士用靴下などの高級靴下の商品性をさらにアップすることができる。
ここで、合成樹脂フィルムに金属材料を蒸着しこのフィルムを糸状にスリッティングしてなる1本又は複数本のスリット糸を1本又は複数本の弾性糸に間隔をあけて螺旋状に巻き付けて製作されたラメ糸を使用するようにしたが、リンキング時にラメ糸に引っ張り荷重を加えることなく掬い縫いすることによって、ラメ糸の糸切れを起こし難くできるからである。
つまり、ラメ糸によって掬い縫いする場合、リンキング作業のためにラメ糸をピーンと張る必要があるが、ほとんど引っ張り荷重を加えずに自重によって多少伸びるものの、意図的に伸長させない状態でリンキングすると、糸切れを起こすことなく、ラメ糸によってリンキングできる。
また、編み糸は綿糸、綿アクリル混紡糸、毛糸、毛アクリル混紡糸、絹糸、絹アクリル混紡糸、麻糸、麻アクリル混紡糸及びナイロン糸の群から選ばれる編み糸を使用することができ、ラメ糸にはナイロン糸及び/又はポリウレタン糸にスリット糸を巻き付けたラメ糸を使用することができる。
ラメ糸は、例えばポリアミド系フィルムなどの合成樹脂フィルムにアルミニウム、金、銀などの金属材料を真空蒸着してスリッティングした1本又は複数本のスリット糸を、1本又は複数本のナイロン糸やポリウレタン糸に巻き付けることによって製作することができる。
また、本発明に係る靴下は丸編み機や靴下編み機などを使用して編成することができるが、爪先部分のリンキングは作業者の手作業によってもよく、リンキング機を用いて行ってもよい。
なお、リンキングに代え、ロッソを採用することも考えられるが、ロッソミシンなどで縫製するときに、ラメ糸に大きな引っ張り力が加わって糸切れを起こすことから、ロッソは採用できなかった。
本考案に係る靴下の好ましい実施形態を示す概略斜視図である。 図1の要部拡大図である。 上記靴下の爪先部分の内面を示す図である。 上記実施形態において使用されるラメ糸を示す図である。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図4は本発明に係る靴下の製造方法の好ましい実施形態を示す。靴下は靴下本体10と爪先部分20とから構成され、靴下本体10は履口部分11、レッグ部分12、足甲部分13、足底部分14及び踵部分15からなっている。
靴下本体10及び爪先部分20は編み糸と弾性糸を用い、丸編み機や靴下編み機によって編成され、靴下本体10は履口部分11から足甲部分13及び足底部分14の先端側に向けて筒状に編成され、爪先部分20は足底部分14に連続して編成され、爪先部分20の足甲側終端縁と靴下本体10の足甲側先端縁との間の開口はラメ糸30を用いて編み目を1目ずつ掬い縫いすることによってリンキングされている。
ここで、編み糸には綿アクリル混紡糸が用いられ、ラメ糸30には図4に示されるようにポリアミド系フィルムにアルミニウム、金、銀などの金属材料を真空蒸着しこれをスリッティングした1本(複数本でもよい)のスリット糸31を、複数本(1でもよい)のナイロン糸32などの弾性糸に螺旋状に巻き付け、その上にウーリーナイロン糸33を逆方向に螺旋状に巻き付けてスリット糸31を押さえて製作されたラメ糸30が使用されている。
以上のように、ラメ糸30を爪先部分20の開口の縫合に使用するようにしたので、紳士用靴下など成人用靴下の爪先部分20にラメ糸30によってワンポイントの装飾を入れることができ、しかも特許文献1記載の靴下のように、動物の顔などのように子供用靴下に限定されないので、靴下の商品性を大幅にアップできることが期待される。
10 靴下本体
20 爪先部分
30 ラメ糸

Claims (2)

  1. 編み糸又は編み糸と弾性糸によって靴下本体に爪先部分を連続して編成するようにした靴下において、
    爪先部分(20)の足甲側終端縁と靴下本体(10)の足甲側先端縁との間が対向する編み目を1目ずつラメ糸(30)によって該ラメ糸(30)に引っ張り荷重を加えることなく掬い縫いすることによってリンキングされ、上記ラメ糸(30)は合成樹脂フィルムに金属材料を蒸着しこのフィルムを糸状にスリッティングしてなる1本又は複数本のスリット糸(31)を1本又は複数本の弾性糸(32)に間隔をあけて螺旋状に巻き付けて製作されていることを特徴とする靴下。
  2. 上記編み糸は綿糸、綿アクリル混紡糸、毛糸、毛アクリル混紡糸、絹糸、絹アクリル混紡糸、麻糸、麻アクリル混紡糸及びナイロン糸の群から選ばれる編み糸であり、上記ラメ糸(30)はナイロン糸(32)及び/又はポリエステル糸にスリット糸(31)を巻き付けたラメ糸である請求項1記載の靴下。
JP2014003496U 2014-07-02 靴下 Active JP3193035U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3193035U true JP3193035U (ja) 2014-09-11

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5678322B2 (ja) 衣料用筒状編地、およびレッグウェア
JP2016195676A (ja) 装飾体
JP2011052335A (ja) フットカバー及びその編成方法
KR20170133587A (ko) 슬림밴드를 포함하는 덧버선의 제조방법
JP2018003236A (ja) 飾り帯及びその成形方法
KR20150127481A (ko) 이음라인을 제거하고, 통풍구를 살린 숨쉬는 덧버선과 그 제작방법
US2357506A (en) Method of knitting
JP2018131703A (ja) 下半身用衣類
US3093916A (en) Stretchable footwear
JP3193035U (ja) 靴下
JP6419489B2 (ja) ボディタオル
JP4099783B2 (ja) 靴下の製造方法及び靴下
US9546030B2 (en) Hat making kit and packaging method therefore
JP6699020B2 (ja) 下半身用衣類
JP6378556B2 (ja) 衣料品
JP2018123435A (ja) 靴下
JP6814125B2 (ja) 編紐地
JP7124252B2 (ja) 下半身用衣類
JP2016014195A (ja) 靴下
JP6748503B2 (ja) パイル編み靴下の製造方法
KR101609627B1 (ko) 손뜨개질에 의한 남자 한복 저고리의 섶 및 깃 형성방법
JP6562535B2 (ja) 靴下
JPH08269803A (ja) ワンピースパンティストッキングおよびその製造方法
US20090265836A1 (en) Decorative sock adomment
US20150272293A1 (en) Hair restraint device