JP3192751B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3192751B2
JP3192751B2 JP11440692A JP11440692A JP3192751B2 JP 3192751 B2 JP3192751 B2 JP 3192751B2 JP 11440692 A JP11440692 A JP 11440692A JP 11440692 A JP11440692 A JP 11440692A JP 3192751 B2 JP3192751 B2 JP 3192751B2
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    • G11C7/1057Data output buffers, e.g. comprising level conversion circuits, circuits for adapting load
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  • Electronic Switches (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関する。特
に、内部回路にアクティブ/プリチャージ双方の状態が
あるダイナミック回路等を有するメモリ等の半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体装置は電源投入時または
電源投入後のどちらの場合でも外部信号の状態を半導体
装置内部に伝達する回路構成をとっている。この場合、
電源投入時、半導体装置の内部では外部信号のアクティ
ブ/プリチャージ両方の状態で内部のフリップフロップ
やその他の内部ノードを初期化するのは困難である。実
際、電源投入時、外部信号の入力レベルによって半導体
装置内部ではフリップフロップやその他の内部ノードの
初期化が正しく行われないため、内部に複数ある回路ブ
ロックのうち、各回路毎にアクティブ/プリチャージ両
方の状態が混在してしまい、異常電流の発生等を招いて
いた。また、電気的に書込み可能な不揮発性半導体装置
などでは、ユーザーが電源投入時に許されている外部信
号以外のレベルを電源投入時に入力した場合は、誤書込
みによってメモリのデータ破壊が起ることがある。
【0003】従来、DRAMの場合には半導体装置内部
のフリップフロップや各ノードを初期化するために実使
用前にダミーサイクルを数サイクル行っている。また、
電気的に書込み可能な不揮発性半導体装置、例えばフラ
ッシュメモリーでは、電源投入時の誤書込みを防ぐため
に、電源投入時の外部信号の入力レベル状態を規定して
いる。これはフラッシュメモリーを使用しにくくする一
つの原因になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の半導体装置は電源投入時に各内部回路毎にアクティブ
/プリチャージ両方の状態が混在してしまい、外部信号
の状態によっては異常電流の発生等の誤動作を起すとい
う欠点があった。本発明は、上記欠点を除去し、電源投
入時の外部信号の状態による誤動作を防止することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、電源投入より少なくとも一定時間経過後に第1の信
号を発生する時限信号発生手段と、外部信号が入力され
る入力ピンを介して外部と接続され、前記第1の信号を
受るまでは前記外部信号とは無関係に所定レベルを出力
し、前記第1の信号を受けた後に前記外部信号に応答し
た出力を出力するバッファ手段とを具備することを特徴
とする半導体装置を提供する。
【0006】また、電源投入より少なくとも一定時間経
過後に第1の信号を発生する時限信号発生手段と、外部
信号が入力される入力ピンを介して外部と接続され、前
記第1の信号を受るまでは前記外部信号とは無関係に所
定レベルを出力し、前記第1の信号を受けてから最初の
前記外部信号の立上がりもしくは立ち下がりを検知した
後、前記外部信号に応答した出力を出力するバッファ手
段とを具備することを特徴とする半導体装置を提供す
る。
【0007】また、電源電圧が所定電圧を越えたときに
第1の信号を発生する信号発生手段と、外部信号が入力
される入力ピンを介して外部と接続され、前記第1の信
号を受るまでは前記外部信号とは無関係に所定レベルを
出力し、前記第1の信号を受けた後に前記外部信号に応
答した出力を出力するバッファ手段とを具備することを
特徴とする半導体装置を提供する。
【0008】また、電源電圧が所定電圧を越えたときに
第1の信号を発生する信号発生手段と、外部信号が入力
される入力ピンを介して外部と接続され、前記第1の信
号を受るまでは前記外部信号とは無関係に所定レベルを
出力し、前記第1の信号を受けてから最初の前記外部信
号の立上がりもしくは立ち下がりを検知した後、前記外
部信号に応答した出力を出力するバッファ手段とを具備
することを特徴とする半導体装置を提供する。
【0009】
【作用】本発明で提供する手段を用いれば、時限信号発
生手段または信号発生手段からの第1の信号の入力があ
るまではバッファ手段は外部信号と無関係に内部に所定
信号を出力する。この出力信号を用いて外部信号の入力
レベルによらず電源投入時に内部回路の各ノードやフリ
ップフロップの内部状態を確定することができる。従っ
て、電源投入時に各内部回路毎にアクティブ/プリチャ
ージ両方の状態が混在せず、異常電流の発生等の誤動作
を起すことを防止できる。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例を[図1]〜[図5]
を参照して説明する。
【0011】[図1]は本発明の第1の実施例の構成を
示している。すなわち、電源Vccに接続された時限信号
発生手段として動作するタイムアウト回路201と、バ
ッファ回路202とからなる。タイムアウト回路201
は少なくとも一定時間経過後にノード203に第1の信
号として作用する/PRSTを出力する。また、バッフ
ァ回路202は/PRSTを受けてから最初の外部信号
/Rの立上がりもしくは立ち下がりを検知した後、前記
外部信号に応答した出力を出力する。つまり、実使用状
態にはいる。実使用状態では外部信号/Rを内部信号/
Rに伝達する。
【0012】タイムアウト回路201の回路例を[図
2]に示す。電源Vccと接地電位間に直列に接続された
抵抗素子20と容量素子21からなるRCフィルター2
20と、このRCフィルター220をゲートにソースを
抵抗素子22を介して電源Vccにドレインを電源Vccに
接続されたMOSトランジスタ23と、電源Vccと接地
電位間に直列に接続された抵抗素子33と容量素子34
からなるRCフィルター230と、このRCフィルター
230の出力を所定電位でクランプするクランプ回路3
2と、RCフィルター230をゲートにソースを抵抗素
子30を介して接地電位にドレインを電源Vccに接続さ
れたMOSトランジスタ29と、MOSトランジスタ2
3とMOSトランジスタ29のソースを双端子とするト
ランジスタ24、25、27、28からなるフリップフ
ロップ回路240と、このフリップフロップ回路240
のMOSトランジスタ23側端子を反転し/PRSTを
出力するインバータ回路26と、MOSトランジスタ2
9側端子を反転するインバータ回路31からなる。ここ
で、抵抗素子22、30は高抵抗素子であり、クランプ
回路32はダイオードとMOSトランジスタからなりノ
ードDを所定電位でクランプする。また、MOSトラン
ジスタ23とMOSトランジスタ29は同じ大きさであ
り、インバータ31はインバータ26と負荷のバランス
をとるために設けられている。このように、タイムアウ
ト回路201はフリップフロップ240の左右でバラン
スがとれた形となっている。
【0013】続いて、[図2]に示したタイムアウト回
路201の動作を説明する。はじめに、電源電圧が急峻
に立上がった場合を説明する。電源投入当初、抵抗素子
22、30を介してノードAは電源電位に、ノードBは
接地電位に設定され、この結果フリップフロップ240
はセット(ノードAが“H”)される。従って、インバ
ータ26を介して/PRSTは“L”に初期化される。
しばらくして(例えば、1μsec程度)、RCフィル
ター220、230の出力であるノードC、Dが立上が
るが、ノードDはクランプ回路32によって所定電位に
クランプされる。従って、MOSトランジスタ23より
もMOSトランジスタ29の方が電流駆動能力が高くな
り、ノードBの電位がノードAの電位より高くなる。こ
れにより、フリップフロップ240は反転し、ノードA
の電位が“L”になる。従って、インバータ26を介し
て/PRSTは“H”になる。
【0014】続いて、電源電圧がゆっくりと立上がった
場合を説明する。電源投入当初、抵抗素子22、30を
介してノードAは電源電位(まだ、十分に立上がってい
ない)に、ノードBは接地電位に設定され、この結果フ
リップフロップ240はセット(ノードAが“H”)さ
れる。従って、インバータ26を介して/PRSTは
“L”に初期化される。RCフィルター220、230
の出力であるノードC、Dは電源電圧の上昇に追随して
立上がるが、ノードDはクランプ回路32によって所定
電位にクランプされる。従って、MOSトランジスタ2
3よりもMOSトランジスタ29の方が電流駆動能力が
高くなり、ノードBの電位がノードAの電位より高くな
る。これにより、フリップフロップ240は反転し、ノ
ードAの電位が“L”になる。従って、インバータ26
を介して/PRSTは“H”になる。
【0015】このようにタイムアウト回路201は電源
が急峻に立上がるときは所定時間経過後、電源がゆっく
りと立上がるときは電源が所定電圧に達したときに/P
RSTは“L”から“H”になる。つまり、少なくとも
所定時間(この場合、1μsec程度)経過後/PRS
Tは“L”から“H”になる。
【0016】続いて、バッファ回路202の回路例を
[図3]に示す。すなわち、外部信号/Rが入力される
バッファ1と、バッファ1の出力とタイムアウト回路2
01の出力である/PRSTとを入力し半導体装置内の
各回路ブロックの内部状態を制御する内部信号制御回路
2と、内部信号制御回路2とバッファ1とのNORをと
るNOR回路10と、NOR回路10の反転出力をとる
インバータ11とからなる。内部信号制御回路2はMO
Sトランジスタ4、5からなり、/PRSTを入力とす
るインバータ250と、このインバータ250と接地電
位との間に接続され、ゲートをバッファ1の出力に接続
されたMOSトランジスタ6と、インバータ250の出
力に接続されたインバータ7、8からなるフリップフロ
ップ3と、このフリップフロップ3に接続されたインバ
ータ9とからなる。続いて、タイムアウト回路201と
接続した時のバッファ回路202の動作を[図4]、
[図5]を参照して説明する。
【0017】はじめに、外部信号/Rをアクティブ(す
なわち“L”)の状態で電源を投入した場合の動作を
[図4]を参照して以下説明する。電源が投入される
と、少なくとも所定時間経過前は/PRSTは上記した
ように“L”である。このとき、インバータ250の出
力であるノードノードEは“H”である。従って、フリ
ップフロップ3にこの状態がラッチされ、ノードFはイ
ンバータ9を介して“H”になる。この結果、外部信号
とは関わらず内部/Rは“H”になる。このとき、外部
信号が変化しても少なくとも所定時間経過前は内部/R
は“H”である。
【0018】続いて、少なくても所定時間経過後に/P
RSTが“L”から“H”に立上がっても、外部信号/
Rが“L”である限りMOSトランジスタ6はオフであ
り、ノードEは“H”から“L”に変化することはな
い。つまり、“H”の状態を保つ。この結果、内部/R
も“H”のままである。
【0019】続いて、/PRSTが立上がった後、外部
信号/Rが立上がっても、内部/Rは変化がない。フリ
ップフロップ3が反転してノードFが“H”から“L”
に立ち下がっても、それまでに外部信号/Rの“H”レ
ベルがNORゲート10に伝達されるからである。
【0020】続いて、/PRSTが立上がった後、外部
信号/Rが“H”に立上がった後に続けて外部信号/R
が初めて“L”に立ち下がると、内部/Rが初めて
“L”に立ち下がる。フリップフロップ3はすでに反転
しており、ノードFが“L”になっているためである。
従って、NORゲート10は“H”を出力し、この結
果、内部/Rが“L”になる。その後は、フリップフロ
ップ3の状態は変化しないので、外部信号/Rのレベル
がそのまま内部/Rに伝達され、実使用状態に入る。
【0021】次に、外部信号/Rをプリチャージ(すな
わち“H”)の状態で電源を投入した場合の動作を[図
5]を参照して以下説明する。電源が投入されると、少
なくとも所定時間経過前は/PRSTは上記したように
“L”である。このとき、インバータ250の出力であ
るノードノードEは“H”である。従って、フリップフ
ロップ3にこの状態がラッチされ、ノードFはインバー
タ9を介して“H”になる。この結果、外部信号とは関
わらず内部/Rは“H”になる。このとき、外部信号が
変化しても少なくとも所定時間経過前は内部/Rは
“H”である。
【0022】続いて、少なくても所定時間経過後に/P
RSTが“L”から“H”に立上がると、外部信号/R
が“H”である為、MOSトランジスタ6はオンし、ノ
ードEは“H”から“L”に変化する。ところが、外部
信号/Rが“H”であるので、NOR回路10は“L”
を出力し、この結果、内部/Rも“H”のままである。
【0023】続いて、/PRSTが立上がった後、外部
信号/Rが初めて“L”に立ち下がると、内部/Rが初
めて“L”に立ち下がる。フリップフロップ3はすでに
反転しており、ノードFが“L”になっているためであ
る。従って、NORゲート10は“H”を出力し、この
結果、内部/Rが“L”になる。その後は、フリップフ
ロップ3の状態は変化しないので、外部信号/Rのレベ
ルがそのまま内部/Rに伝達され、実使用状態に入る。
【0024】以上まとめると、電源投入時、半導体装置
内部では外部信号の状態によらずプリチャージ(内部/
Rが“H”)状態に初期化され、外部信号の状態が内部
に伝わるのは電源投入時のタイムアウトが切れた(/P
RSTが“H”になったとき)時刻以降、初めて外部信
号/Rが立ち下がった時からである。このように、電源
投入時に外部入力の状態によらず半導体装置内部の初期
状態を任意の状態に設定できるため、各フリップフロッ
プの初期化やノードの初期化が容易に行える。この結
果、電源投入時の外部信号の状態による誤動作を防止で
きる。もちろん、従来例のようなダミーサイクルや電源
投入時の外部信号の状態の制約は不要である。
【0025】以上、タイムアウト回路201とバッファ
回路202とを接続した時の例を説明してきたが、信号
発生回路としてタイムアウト回路201のかわりに、電
源電圧が所定電圧に達したことを検知する、センサ回路
を用いても良い。この例を[図13]および[図14]
を用いて説明する。
【0026】[図13]にセンサ回路の構成を示す。す
なわち、ゲートとドレインを接続したMOSトランジス
タ801、802と抵抗素子806とを電源電圧と接地
間に直列接続して電源電圧Vccを降圧し、さらに二つの
インバータ803、804で波形を修正する。キャパシ
タ805は在ってもなくても良い。
【0027】[図14]にセンサ回路の動作波形を説明
する。電源Vccが時刻T1で立上がると、ノードKがそ
れに追従して立上がる。しかし、ノードKは電源電圧V
cc−2Vthの電圧を越えることができない。ただし、
VthはMOSトランジスタ801、802のしきい電
圧である。しばらくして、電源電圧Vcc−2Vthの電
圧が時刻T2でインバータ803のスレショルド電圧を
越えると、/PRSTが立上がる。つまり、電源電圧が
所定電圧(インバータ803のスレショルド電圧+2V
th)を越えたときに/PRSTを発生するバッファ回
路の動作は、「所定時間経過後」を「所定電圧に達した
後」と読みかえる以外は上記したものと同様であるため
省略する。
【0028】このようにすると、上記したものと同様
に、電源投入時、半導体装置内部では外部信号の状態に
よらずプリチャージ(内部/Rが“H”)状態に初期化
され、外部信号の状態が内部に伝わるのは電源電圧が所
定電圧に達した(/PRSTが“H”になったとき)時
刻以降、初めて外部信号/Rが立ち下がった時からであ
る。このように、電源投入時に外部入力の状態によらず
半導体装置内部の初期状態を任意の状態に設定できるた
め、各フリップフロップの初期化やノードの初期化が容
易に行える。この結果、電源投入時の外部信号の状態に
よる誤動作を防止できる。もちろん、従来例のようなダ
ミーサイクルや電源投入時の外部信号の状態の制約は不
要である。
【0029】続いて、本発明の第2の実施例のバッファ
回路を[図6]に示す。第1の実施例との違いは、内部
信号制御回路2の代りに内部信号制御回路61を用い、
この内部信号制御回路61をNANDゲート62、6
3、64からなるラッチ回路で実現した点である。[図
3]と同じ回路要素は同様の番号を付してある。また、
全体構成は第1の実施例と同じである。回路動作は[図
3]の回路に準じているため省略する。もちろん、/P
RST発生回路はタイムアウト回路201、[図13]
のセンス回路ともに用いることができる。
【0030】続いて、本発明の第3の実施例を[図7]
に示す。第1の実施例との違いは電源投入時の内部信号
の状態をアクティブ(内部/Rが“L”)に設定する点
である。回路構成は、外部信号/Rが入力されるバッフ
ァ71と、バッファ71の反転を出力するインバータ7
10と、インバータ710の出力とタイムアウト回路2
01の出力である/PRSTとを入力し半導体装置内の
各回路ブロックの内部状態を制御する内部信号制御回路
72と、内部信号制御回路72とインバータ710との
NORをとるNOR回路711とからなる。内部信号制
御回路72はMOSトランジスタ74、75からなり、
/PRSTを入力とするインバータ725と、このイン
バータ725と接地電位との間に接続され、ゲートをイ
ンバータ710の出力に接続されたMOSトランジスタ
76と、インバータ725の出力に接続されたインバー
タ77、78からなるフリップフロップ73と、このフ
リップフロップ73に接続されたインバータ79とから
なる。続いて、タイムアウト回路201と接続されたこ
のバッファ回路の動作を[図8]、[図9]を参照して
説明する。
【0031】はじめに、外部信号/Rをプリチャージ
(すなわち“H”)の状態で電源を投入した場合の動作
を[図8]を参照して以下説明する。電源が投入される
と、少なくとも所定時間経過前は/PRSTは上記した
ように“L”である。このとき、インバータ725の出
力であるノードノードHは“H”である。従って、フリ
ップフロップ73にこの状態がラッチされ、ノードIは
インバータ79を介して“H”になる。この結果、外部
信号とは関わらず内部/Rは“L”になる。このとき、
外部信号が変化しても少なくとも所定時間経過前は内部
/Rは“L”である。
【0032】続いて、少なくても所定時間経過後に/P
RSTが“L”から“H”に立上がっても、外部信号/
Rが“H”である限りMOSトランジスタ76はオフで
あり、ノードHは“H”から“L”に変化することはな
い。つまり、“H”の状態を保つ。この結果、内部/R
も“L”のままである。
【0033】続いて、/PRSTが立上がった後、外部
信号/Rが立下がっても、内部/Rは変化がない。フリ
ップフロップ73が反転してノードIが“H”から
“L”に立ち下がっても、それまでに外部信号/Rの
“L”レベルがNORゲート711に伝達されるからで
ある。
【0034】続いて、/PRSTが立上がった後、外部
信号/Rが“L”に立下がった後に続けて外部信号/R
が初めて“H”に立ち上がると、内部/Rが初めて
“H”に立ち上がる。フリップフロップ73はすでに反
転しており、ノードIが“L”になっているためであ
る。従って、NORゲート711は“H”を出力し、こ
の結果、内部/Rが“H”になる。その後は、フリップ
フロップ73の状態は変化しないので、外部信号/Rの
レベルがそのまま内部/Rに伝達され、実使用状態に入
る。
【0035】次に、外部信号/Rをアクティブ(すなわ
ち“L”)の状態で電源を投入した場合の動作を[図
9]を参照して以下説明する。電源が投入されると、少
なくとも所定時間経過前は/PRSTは上記したように
“L”である。このとき、インバータ725の出力であ
るノードノードHは“H”である。従って、フリップフ
ロップ73にこの状態がラッチされ、ノードIはインバ
ータ79を介して“H”になる。この結果、外部信号と
は関わらず内部/Rは“L”になる。このとき、外部信
号が変化しても少なくとも所定時間経過前は内部/Rは
“L”である。
【0036】続いて、少なくても所定時間経過後に/P
RSTが“L”から“H”に立上がると、外部信号/R
が“L”である為、MOSトランジスタ76はオンし、
ノードHは“H”から“L”に変化する。ところが、外
部信号/Rが“L”であるので、NOR回路10は
“L”を出力し、この結果、内部/Rも“L”のままで
ある。
【0037】続いて、/PRSTが立上がった後、外部
信号/Rが初めて“H”に立ち上がると、内部/Rが初
めて“H”に立ち上がる。フリップフロップ73はすで
に反転しており、ノードIが“L”になっているためで
ある。従って、NORゲート711は“H”を出力し、
この結果、内部/Rが“H”になる。その後は、フリッ
プフロップ73の状態は変化しないので、外部信号/R
のレベルがそのまま内部/Rに伝達され、実使用状態に
入る。
【0038】以上まとめると、電源投入時、半導体装置
内部では外部信号の状態によらずアクティブ(内部/R
が“L”)状態に初期化され、外部信号の状態が内部に
伝わるのは電源投入時のタイムアウトが切れた(/PR
STが“H”になったとき)時刻以降、初めて外部信号
/Rが立ち上がった時からである。このように、電源投
入時に外部入力の状態によらず半導体装置内部の初期状
態を任意の状態に設定できるため、各フリップフロップ
の初期化やノードの初期化が容易に行える。この結果、
電源投入時の外部信号の状態による誤動作を防止でき
る。もちろん、従来例のようなダミーサイクルや電源投
入時の外部信号の状態の制約は不要である。
【0039】以上、第3の実施例として、タイムアウト
回路201とバッファ回路202とを接続した時の例を
説明してきたが、信号発生回路としてタイムアウト回路
201のかわりに、電源電圧が所定電圧に達したことを
検知する、[図13]に示したセンサ回路を用いても良
い。
【0040】この場合も、電源投入時、半導体装置内部
では外部信号の状態によらずアクティブ(内部/Rが
“L”)状態に初期化され、外部信号の状態が内部に伝
わるのは電源電圧が所定電圧に達した(/PRSTが
“H”になったとき)時刻以降、初めて外部信号/Rが
立ち上がった時からである。このように、電源投入時に
外部入力の状態によらず半導体装置内部の初期状態を任
意の状態に設定できるため、各フリップフロップの初期
化やノードの初期化が容易に行える。この結果、電源投
入時の外部信号の状態による誤動作を防止できる。もち
ろん、従来例のようなダミーサイクルや電源投入時の外
部信号の状態の制約は不要である。
【0041】続いて、本発明の第4の実施例のバッファ
回路を[図10]に示す。第2の実施例との違いは、内
部信号制御回路72の代りに内部信号制御回路81を用
い、この内部信号制御回路81をNANDゲート82、
83、84からなるラッチ回路で実現した点である。
[図7]と同じ回路要素は同様の番号を付してある。ま
た、全体構成やは第1の実施例と同じである。回路動作
は[図7]の回路に準じているため省略する。信号発生
回路としてタイムアウト回路201が使えることはもち
ろん、[図13]に示したセンス回路等も使えることは
言うまでもない。
【0042】次に、第5の実施例を説明する。[図1
1]は第1の実施例の回路構成を用いた第5の実施例の
回路構成図である。外部信号は/R、/C、/W‥‥/
Oを受付ける。例えば、DRAMに用いる場合、/Rを
/RAS(ロウアドレスストローブ)、/Cを/CAS
(カラムアドレスストローブ)、/Wを/WE(ライト
イネーブル)、/Oを/OE(アウトプットイネーブ
ル)、また、必要に応じてアドレス端子をバッファリン
グする。説明はタイムアウト回路201と接続したとき
を例にとるが、[図13]に示したセンス回路などによ
って/PRSTを発生させていよいことは言うまでもな
い。
【0043】[図11]のような構成にすると、半導体
装置の動作をコントロールする信号の入力端子につい
て、第1の実施例の動作を行う。すなわち、電源投入
時、半導体装置内部では外部信号の状態によらずプリチ
ャージ(内部/Rが“H”)状態に初期化され、外部信
号の状態が内部に伝わるのは電源投入時のタイムアウト
が切れた(/PRSTが“H”になったとき)時刻以
降、初めて外部信号/Rが立ち下がった時からである。
このように、電源投入時に外部入力の状態によらず半導
体装置内部の初期状態を任意の状態に設定できるため、
各フリップフロップの初期化やノードの初期化が容易に
行える。この結果、電源投入時の外部信号の状態による
誤動作を防止できる。もちろん、従来例のようなダミー
サイクルや電源投入時の外部信号の状態の制約は不要で
ある。さらに、各入力信号に関し、内部信号制御回路を
共通に持つため、チップ上のパターンの面積が小さくな
るという利点がある。また、一つの信号、この場合は外
部信号/Rによって電源投入時の初期状態を解除し、外
部信号の状態を内部に伝えるタイミングを決定できるた
め、ある動作モードに入るための信号端子(例えばDR
AMでいう/RAS)にこれを用いると外部からの制御
が容易になる。
【0044】以上、第5の実施例では、第1の実施例の
回路構成を基本にしたが、第2の実施例、第3の実施
例、第4の実施例の回路構成を用いても良いし、内部の
回路ブロックに独立性がある場合には、誤動作を生じさ
せない範囲内でこれらの複数を混在させても良い。
【0045】次に、第6の実施例を説明する。[図1
2]は第1の実施例の回路構成を用いた第5の実施例の
回路構成図である。外部信号は/R、/C、/W‥‥/
Oを受付ける。例えば、DRAMに用いる場合、/Rを
/RAS(ロウアドレスストローブ)、/Cを/CAS
(カラムアドレスストローブ)、/Wを/WE(ライト
イネーブル)、/Oを/OE(アウトプットイネーブ
ル)、また、必要に応じてアドレス端子をバッファリン
グする。第5の実施例と同様に説明はタイムアウト回路
201と接続したときを例にとるが、[図13]に示し
たセンス回路などによって/PRSTを発生させていよ
いことは言うまでもない。
【0046】[図12]のような構成にすると、半導体
装置の動作をコントロールする信号の入力端子につい
て、第1の実施例の動作を行う。すなわち、電源投入
時、半導体装置内部では外部信号の状態によらずプリチ
ャージ(内部/Rが“H”)状態に初期化され、外部信
号の状態が内部に伝わるのは電源投入時のタイムアウト
が切れた(/PRSTが“H”になったとき)時刻以
降、初めて外部信号/Rが立ち下がった時からである。
このように、電源投入時に外部入力の状態によらず半導
体装置内部の初期状態を任意の状態に設定できるため、
各フリップフロップの初期化やノードの初期化が容易に
行える。この結果、電源投入時の外部信号の状態による
誤動作を防止できる。もちろん、従来例のようなダミー
サイクルや電源投入時の外部信号の状態の制約は不要で
ある。
【0047】また、電源投入時には、少なくとも二つ以
上の外部信号によって制御され、外部信号に各々対応す
る内部回路は、任意の状態に容易に初期化される。ま
た、電源投入時の初期状態を解除し、外部信号の状態を
内部に伝えるタイミングを各外部信号ごとに各外部信号
自身で行うことが可能になる。
【0048】以上、第6の実施例では、第1の実施例の
回路構成を基本にしたが、第2の実施例、第3の実施
例、第4の実施例の回路構成を用いても良いし、内部の
回路ブロックに独立性がある場合には、誤動作を生じさ
せない範囲内でこれらの複数を混在させても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明を用いると、電源投入時の外部信
号の状態による誤動作をおこなさい半導体装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を表した回路構成図。
【図2】本発明の第1の実施例を表した回路構成図。
【図3】本発明の第1の実施例を表した回路構成図。
【図4】本発明の第1の実施例を表したタイムチャー
ト。
【図5】本発明の第1の実施例を表したタイムチャー
ト。
【図6】本発明の第2の実施例を表した回路構成図。
【図7】本発明の第3の実施例を表した回路構成図。
【図8】本発明の第3の実施例を表したタイムチャー
ト。
【図9】本発明の第3の実施例を表したタイムチャー
ト。
【図10】本発明の第4の実施例を表した回路構成図。
【図11】本発明の第5の実施例を表した回路構成図。
【図12】本発明の第6の実施例を表した回路構成図。
【図13】本発明の他の信号発生手段を表した回路構成
【図14】本発明の他の信号発生手段を表した回路構成
の信号波形
【符号の説明】 201 タイムアウト回路 202 バッファ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/401 - 11/4099 H03K 19/0175 - 19/0185

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源投入より少なくとも一定時間経過後に
    第1の信号を発生する時限信号発生手段と、外部信号が
    入力される入力ピンを介して外部と接続され、前記第1
    の信号を受るまでは前記外部信号とは無関係に所定レベ
    ルを出力し、前記第1の信号を受けてから最初の前記外
    部信号の立上がりもしくは立ち下がりを検知した後、前
    記外部信号に応答した出力を出力するバッファ手段とを
    具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】電源電圧が所定電圧を越えたときに第1の
    信号を発生する信号発生手段と、外部信号が入力される
    入力ピンを介して外部と接続され、前記第1の信号を受
    るまでは前記外部信号とは無関係に所定レベルを出力
    し、前記第1の信号を受けてから最初の前記外部信号の
    立上がりもしくは立ち下がりを検知した後、前記外部信
    号に応答した出力を出力するバッファ手段とを具備する
    ことを特徴とする半導体装置。
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