JP3192613B2 - 画像処理装置及びその方法、記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及びその方法、記憶媒体Info
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F16/50—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データを登録
し、検索を行う画像処理装置及びその方法に関するもの
である。
し、検索を行う画像処理装置及びその方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、画像処理装置では、登録時にその
画像データの内容を記述したキーワードや、その画像を
撮影した日時や場所などの画像属性情報をユーザーが手
動で登録しておく必要があった。また、画像処理を施す
ことにより、自動的に画像データから画像特徴量を抽出
して、それを付属情報として画像データと対応付けて登
録する装置も存在する。
画像データの内容を記述したキーワードや、その画像を
撮影した日時や場所などの画像属性情報をユーザーが手
動で登録しておく必要があった。また、画像処理を施す
ことにより、自動的に画像データから画像特徴量を抽出
して、それを付属情報として画像データと対応付けて登
録する装置も存在する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、検索によって所望の画像を得る
ためには、ユーザーが、登録するすべての画像に対して
適切な画像属性情報を付与する必要があり、画像データ
数の規模が大きくなると、登録時の負荷が増大するとい
う問題があった。また、画像特徴量を自動的に登録する
場合においても、その情報のみでは十分な検索結果を得
るのは難しく、結局全ての画像に対してユーザーがキー
ワードを付与する必要があるため、登録時の負荷が増大
するという問題は残されていた。
来の画像処理装置では、検索によって所望の画像を得る
ためには、ユーザーが、登録するすべての画像に対して
適切な画像属性情報を付与する必要があり、画像データ
数の規模が大きくなると、登録時の負荷が増大するとい
う問題があった。また、画像特徴量を自動的に登録する
場合においても、その情報のみでは十分な検索結果を得
るのは難しく、結局全ての画像に対してユーザーがキー
ワードを付与する必要があるため、登録時の負荷が増大
するという問題は残されていた。
【０００４】本発明は上記問題に鑑みなされたもので、
登録時にすべての画像データに対して画像属性情報を付
与していない場合でも、検索を繰り返し行なうことによ
り既に登録されている画像データに画像属性情報を付与
していくことで、登録時のユーザーの負荷を軽減するこ
とが可能な画像処理装置及びその方法を提供することを
目的とする。
登録時にすべての画像データに対して画像属性情報を付
与していない場合でも、検索を繰り返し行なうことによ
り既に登録されている画像データに画像属性情報を付与
していくことで、登録時のユーザーの負荷を軽減するこ
とが可能な画像処理装置及びその方法を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、画像データと各画像データに対応する画
像属性情報とを記憶する記憶手段と、画像データを検索
する画像データ検索手段と、前記画像データ検索手段に
より検索された画像データの中から任意に選択された画
像データに係る画像属性情報を、当該画像データとは別
の画像データであって前記画像データ検索手段により検
索された画像データの中から任意に選択された画像デー
タに対して追加登録する画像属性情報追加登録手段とを
有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
に、本発明は、画像データと各画像データに対応する画
像属性情報とを記憶する記憶手段と、画像データを検索
する画像データ検索手段と、前記画像データ検索手段に
より検索された画像データの中から任意に選択された画
像データに係る画像属性情報を、当該画像データとは別
の画像データであって前記画像データ検索手段により検
索された画像データの中から任意に選択された画像デー
タに対して追加登録する画像属性情報追加登録手段とを
有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
【０００６】また、本発明は、画像データと各画像デー
タに対応する画像属性情報とを記憶する記憶工程と、画
像データを検索する画像データ検索工程と、前記画像デ
ータ検索工程により検索された画像データの中から任意
に選択された画像データに係る画像属性情報を、当該画
像データとは別の画像データであって前記画像データ検
索工程により検索された画像データの中から任意に選択
された画像データに対して追加登録する画像属性情報追
加登録工程とを有することを特徴とする画像処理方法を
提供する。
タに対応する画像属性情報とを記憶する記憶工程と、画
像データを検索する画像データ検索工程と、前記画像デ
ータ検索工程により検索された画像データの中から任意
に選択された画像データに係る画像属性情報を、当該画
像データとは別の画像データであって前記画像データ検
索工程により検索された画像データの中から任意に選択
された画像データに対して追加登録する画像属性情報追
加登録工程とを有することを特徴とする画像処理方法を
提供する。
【０００７】また、本発明は、画像データと各画像デー
タに対応する画像属性情報とを記憶する記憶工程のプロ
グラムコードと、画像データを検索する画像データ検索
工程のプログラムコードと、前記画像データ検索工程に
より検索された画像データの中から任意に選択された画
像データに係る画像属性情報を、当該画像データとは別
の画像データであって前記画像データ検索工程により検
索された画像データの中から任意に選択された画像デー
タに対して追加登録する画像属性情報追加登録工程のプ
ログラムコードとを備えることを特徴とする記憶媒体を
提供する。
タに対応する画像属性情報とを記憶する記憶工程のプロ
グラムコードと、画像データを検索する画像データ検索
工程のプログラムコードと、前記画像データ検索工程に
より検索された画像データの中から任意に選択された画
像データに係る画像属性情報を、当該画像データとは別
の画像データであって前記画像データ検索工程により検
索された画像データの中から任意に選択された画像デー
タに対して追加登録する画像属性情報追加登録工程のプ
ログラムコードとを備えることを特徴とする記憶媒体を
提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下，図面を参照して本発明の好
適な一実施形態を説明する。
適な一実施形態を説明する。
【０００９】図１は本実施形態における画像処理装置の
機能構成を表すブロック図である。
機能構成を表すブロック図である。
【００１０】図１において、１は画像処理装置の全体を
表す。
表す。
【００１１】本実施形態の画像処理装置１は、画像デー
タ登録部１１、画像データ記憶部１２、画像属性情報登
録部１３、画像属性情報記憶部１４、画像データ検索部
１５、検索結果表示部１６、画像データ選択部１７、画
像属性情報選択部１８、画像属性情報追加登録部１９と
から概略構成されている。
タ登録部１１、画像データ記憶部１２、画像属性情報登
録部１３、画像属性情報記憶部１４、画像データ検索部
１５、検索結果表示部１６、画像データ選択部１７、画
像属性情報選択部１８、画像属性情報追加登録部１９と
から概略構成されている。
【００１２】画像データ登録部１１は、写真やフロッピ
ーディスクなどから画像を読み込み、画像データ記憶部
１２に画像データを登録する。また、画像データ登録部
１１は、ネットワークを介して受信した画像データを登
録することもできる。
ーディスクなどから画像を読み込み、画像データ記憶部
１２に画像データを登録する。また、画像データ登録部
１１は、ネットワークを介して受信した画像データを登
録することもできる。
【００１３】画像データ記憶部１２は、画像データ登録
部１１によって登録された画像データを記憶する。
部１１によって登録された画像データを記憶する。
【００１４】画像属性情報登録部１３は、画像データ記
憶部１２に記憶された画像データを検索するために、そ
の画像データに対応した画像属性情報を抽出し、画像属
性情報記憶部１４に登録する。画像属性情報記憶部１４
は、画像データと画像属性情報登録部１３によって登録
された画像属性情報との対応関係を記憶する。
憶部１２に記憶された画像データを検索するために、そ
の画像データに対応した画像属性情報を抽出し、画像属
性情報記憶部１４に登録する。画像属性情報記憶部１４
は、画像データと画像属性情報登録部１３によって登録
された画像属性情報との対応関係を記憶する。
【００１５】画像データ検索部１５は、ユーザーによっ
て指定された画像属性情報に基づいて画像属性情報記憶
部１４に記憶されている画像属性情報を指示し、画像デ
ータ記憶部１２に記憶されている画像データを検索す
る。
て指定された画像属性情報に基づいて画像属性情報記憶
部１４に記憶されている画像属性情報を指示し、画像デ
ータ記憶部１２に記憶されている画像データを検索す
る。
【００１６】検索結果表示部１６は、画像データ検索部
１５によって検索された画像データを表示する。
１５によって検索された画像データを表示する。
【００１７】以上の１１〜１６の機能構成によれば、一
般的な画像処理装置が実現される。
般的な画像処理装置が実現される。
【００１８】画像データ選択部１７は、検索結果表示部
１６によって表示された画像データの中から、追加登録
を行う画像属性情報を格納している画像データと、新た
に画像属性情報の追加登録を行なう対象となる画像デー
タを選択する機能を提供する。
１６によって表示された画像データの中から、追加登録
を行う画像属性情報を格納している画像データと、新た
に画像属性情報の追加登録を行なう対象となる画像デー
タを選択する機能を提供する。
【００１９】画像属性情報選択部１８は、追加登録する
画像属性情報を選択する。
画像属性情報を選択する。
【００２０】画像属性情報追加登録部１９は、画像属性
情報選択部１８によって選択された画像属性情報を、画
像データ選択部１７によって選択された新たに画像属性
情報の追加登録を行なう対象となる画像データに追加登
録を行なう。
情報選択部１８によって選択された画像属性情報を、画
像データ選択部１７によって選択された新たに画像属性
情報の追加登録を行なう対象となる画像データに追加登
録を行なう。
【００２１】以上のような構成の画像処理装置１によれ
ば、画像データ登録時にすべての画像データに対して画
像属性情報を付与していなくても、検索を繰り返し行な
うことにより、ユーザーに負荷を掛けることなく、画像
データに対して画像属性情報を付与していくことができ
るようになる。
ば、画像データ登録時にすべての画像データに対して画
像属性情報を付与していなくても、検索を繰り返し行な
うことにより、ユーザーに負荷を掛けることなく、画像
データに対して画像属性情報を付与していくことができ
るようになる。
【００２２】以下、図面を参照して本実施形態の画像処
理装置の構成、動作を更に具体的に説明する。
理装置の構成、動作を更に具体的に説明する。
【００２３】図２は本実施形態による画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【００２４】図２において，１０１はＣＰＵ（マイクロ
プロセッサ）である。このＣＰＵ１０１は、画像データ
の登録、画像属性情報の登録、画像データの検索などを
行うため，即ち上記の各機能構成を実現するため，バス
１０２を介して，当該バス１０２に接続された各構成要
素を制御するものである。なお，バス１０２は，アドレ
スバス，コントロールバス，および，データバスからな
る共通バスである。即ち，このバス１０２を利用して，
バス１０２に接続された各機器相互間のアドレス信号，
制御信号，および各種データの転送が行われることにな
る。
プロセッサ）である。このＣＰＵ１０１は、画像データ
の登録、画像属性情報の登録、画像データの検索などを
行うため，即ち上記の各機能構成を実現するため，バス
１０２を介して，当該バス１０２に接続された各構成要
素を制御するものである。なお，バス１０２は，アドレ
スバス，コントロールバス，および，データバスからな
る共通バスである。即ち，このバス１０２を利用して，
バス１０２に接続された各機器相互間のアドレス信号，
制御信号，および各種データの転送が行われることにな
る。
【００２５】１０３は入力装置であり，キーボードやマ
ウスなどから構成され，画像処理装置の画像の登録、検
索作業に係わる動作を指示するための選択機能をもった
スイッチが設けられている。
ウスなどから構成され，画像処理装置の画像の登録、検
索作業に係わる動作を指示するための選択機能をもった
スイッチが設けられている。
【００２６】１０４はスキャナであり，写真やイラスト
などを読み込み，画像データとして本装置に取り込むこ
とができる。なお，本実施形態では，このスキャナ１０
４から読み込まれた画像データを登録することも可能で
ある。
などを読み込み，画像データとして本装置に取り込むこ
とができる。なお，本実施形態では，このスキャナ１０
４から読み込まれた画像データを登録することも可能で
ある。
【００２７】１０５はＲＯＭ，即ち読み出し専用メモリ
である。このＲＯＭ１０５には，あらかじめＣＰＵ１０
１の制御手順を記憶させてあり，これにより， 画像デ
ータの登録、画像属性情報の登録、画像データの検索な
どの本実施形態に係わる各種処理を行うことができる。
である。このＲＯＭ１０５には，あらかじめＣＰＵ１０
１の制御手順を記憶させてあり，これにより， 画像デ
ータの登録、画像属性情報の登録、画像データの検索な
どの本実施形態に係わる各種処理を行うことができる。
【００２８】１０６はＲＡＭ（ランダムアクセスメモ
リ）であり， 画像データの登録、画像属性情報の登
録、画像データの検索などの各種処理をＣＰＵ１０１が
実行するためのワークメモリ，各構成要素の制御のため
の一時記憶として用いられる。
リ）であり， 画像データの登録、画像属性情報の登
録、画像データの検索などの各種処理をＣＰＵ１０１が
実行するためのワークメモリ，各構成要素の制御のため
の一時記憶として用いられる。
【００２９】１０７は外部記憶装置であり，電源を切っ
ても記憶内容が消滅しない二次記憶を提供する。例え
ば、ハードディスク（HD）や光磁気ディスク（MO）、CD
-R等である。また、外部記憶装置は本画像処理装置内で
は無く、ネットワーク上に存在しても良い。その場合、
ネットワーク上のデータベースが考えられる。外部記憶
装置１０７は，画像データ記憶部１２が検索のための画
像データを記憶する記憶領域、画像属性情報記憶部１４
が画像属性情報を記憶する記憶領域等の各種記憶領域を
提供する。
ても記憶内容が消滅しない二次記憶を提供する。例え
ば、ハードディスク（HD）や光磁気ディスク（MO）、CD
-R等である。また、外部記憶装置は本画像処理装置内で
は無く、ネットワーク上に存在しても良い。その場合、
ネットワーク上のデータベースが考えられる。外部記憶
装置１０７は，画像データ記憶部１２が検索のための画
像データを記憶する記憶領域、画像属性情報記憶部１４
が画像属性情報を記憶する記憶領域等の各種記憶領域を
提供する。
【００３０】１０８は表示制御部であり，ＲＡＭ１０６
内の表示データを表示器１０９に表示するための制御を
行う。表示器１０９は，陰極線管や液晶などで構成され
る表示器である。１１０はキャラクタジェネレータであ
り，文字コードに基づいて該当する文字イメージを生成
し，ＲＡＭ１０６中の表示データとして格納する。１１
１はネットワークインターフェイスであり、このネット
ワークインターフェイスを介して他の画像処理装置或い
は画像データベースと接続される。
内の表示データを表示器１０９に表示するための制御を
行う。表示器１０９は，陰極線管や液晶などで構成され
る表示器である。１１０はキャラクタジェネレータであ
り，文字コードに基づいて該当する文字イメージを生成
し，ＲＡＭ１０６中の表示データとして格納する。１１
１はネットワークインターフェイスであり、このネット
ワークインターフェイスを介して他の画像処理装置或い
は画像データベースと接続される。
【００３１】次に、本画像処理装置において、蓄積され
る画像データのファイルフォーマットの例を示し、説明
する。
る画像データのファイルフォーマットの例を示し、説明
する。
【００３２】〔FlashPixTMファイルフォーマットの説
明〕以後説明するFlashPixTM(FlashPixは米国Eastman K
odak社の登録商標)ファイルフォーマットでは、上記画
像ヘッダ部に格納されていた画像属性情報および画像デ
ータをさらに構造化してファイル内に格納する。この構
造化した画像ファイルを図３、図４に示す。
明〕以後説明するFlashPixTM(FlashPixは米国Eastman K
odak社の登録商標)ファイルフォーマットでは、上記画
像ヘッダ部に格納されていた画像属性情報および画像デ
ータをさらに構造化してファイル内に格納する。この構
造化した画像ファイルを図３、図４に示す。
【００３３】ファイル内の各プロパティやデータにはMS
-DOSのディレクトリとファイルに相当するストレージ
（３０１〜３０５、４０１〜４０３）とストリーム（３
０６〜３１３、４０４〜４１１）によってアクセスす
る。図３、図４において、影付き部分（３０１〜３０
５、４０１〜４０３）がストレージで、影なし部分（３
０６〜３１３、４０４〜４１１）がストリームである。
画像データや画像属性情報はストリーム部分（３０６〜
３１３、４０４〜４１１）に格納される。画像データは
異なる解像度で階層化されておりそれぞれの解像度の画
像をSubimageと呼び、Resolution 0, 1,...nで示してあ
る。各解像度画像に対して、その画像を読み出すために
必要な情報がSubimage header（図３の３１３）に、ま
た画像データがSubimage data（図３の３１２）に格納
される。
-DOSのディレクトリとファイルに相当するストレージ
（３０１〜３０５、４０１〜４０３）とストリーム（３
０６〜３１３、４０４〜４１１）によってアクセスす
る。図３、図４において、影付き部分（３０１〜３０
５、４０１〜４０３）がストレージで、影なし部分（３
０６〜３１３、４０４〜４１１）がストリームである。
画像データや画像属性情報はストリーム部分（３０６〜
３１３、４０４〜４１１）に格納される。画像データは
異なる解像度で階層化されておりそれぞれの解像度の画
像をSubimageと呼び、Resolution 0, 1,...nで示してあ
る。各解像度画像に対して、その画像を読み出すために
必要な情報がSubimage header（図３の３１３）に、ま
た画像データがSubimage data（図３の３１２）に格納
される。
【００３４】プロパティセットとは画像属性情報をその
使用目的、内容に応じて分類して定義したもので、Summ
ary Info. Property Set（図３の３０６）, Image Inf
o. Property Set（図３の３０９）, Image Contents Pr
operty Set（図３の３０８）、Extension list propert
y Set（図３の３１０）がある。
使用目的、内容に応じて分類して定義したもので、Summ
ary Info. Property Set（図３の３０６）, Image Inf
o. Property Set（図３の３０９）, Image Contents Pr
operty Set（図３の３０８）、Extension list propert
y Set（図３の３１０）がある。
【００３５】〔各プロパティセットの説明〕Summary In
fo. Property Set３０６はFlashPix特有のものではな
く、Microsoft社のストラクチャードストレージでは必
須のプロパティセットで、そのファイルのタイトル・題
名・著者・サムネール画像等を格納する。
fo. Property Set３０６はFlashPix特有のものではな
く、Microsoft社のストラクチャードストレージでは必
須のプロパティセットで、そのファイルのタイトル・題
名・著者・サムネール画像等を格納する。
【００３６】Image Contents Property Set３０８は、
画像データの格納方法を記述する属性である(図５)。こ
の属性には画像データの階層数、最大解像度の画像の
幅、高さや、それぞれの解像度の画像についての幅、高
さ、色の構成、あるいはJPEG圧縮を用いる際の量子化テ
ーブル・ハフマンテーブルの定義を記述する。
画像データの格納方法を記述する属性である(図５)。こ
の属性には画像データの階層数、最大解像度の画像の
幅、高さや、それぞれの解像度の画像についての幅、高
さ、色の構成、あるいはJPEG圧縮を用いる際の量子化テ
ーブル・ハフマンテーブルの定義を記述する。
【００３７】図６は、Image Info. Property Set３０９
の構成を示した図である。Image Info. Property Set３
０９は画像を使用する際に利用できるさまざまな情報、
例えば、その画像がどのようにして取り込まれ、どのよ
うに利用可能であるかの情報を格納する。
の構成を示した図である。Image Info. Property Set３
０９は画像を使用する際に利用できるさまざまな情報、
例えば、その画像がどのようにして取り込まれ、どのよ
うに利用可能であるかの情報を格納する。
【００３８】・デジタルデータの取り込み方法／あるい
は生成方法に関する情報（ File Source６０１） ・著作権に関する情報（ Intellectual property６０２
） ・画像の内容（画像中の人物、場所など）に関する情報
（ Content description６０３ ） ・撮影に使われたカメラに関する情報（Camera informa
tion６０４） ・撮影時のカメラのセッティング（露出、シャッタース
ピード、焦点距離、フラッシュ使用の有無など）の情報
（ Per Picture camera settings６０５ ） ・デジタルカメラ特有解像度やモザイクフィルタに関す
る情報（ Digital camera characterization６０６ ） ・フィルムのメーカ名、製品名、種類（ネガ／ポジ、カ
ラー／白黒）などの情報（ Film description６０７ ） ・オリジナルが書物や印刷物である場合の種類やサイズ
に関する情報（ Original document scan description
６０８ ） ・スキャン画像の場合、使用したスキャナやソフト、操
作した人に関する情報（ Scan device６０９ ） Extension list property Set４０７は、上記FlashPix
の基本仕様に含まれない情報を追加するさいに使用する
領域である。
は生成方法に関する情報（ File Source６０１） ・著作権に関する情報（ Intellectual property６０２
） ・画像の内容（画像中の人物、場所など）に関する情報
（ Content description６０３ ） ・撮影に使われたカメラに関する情報（Camera informa
tion６０４） ・撮影時のカメラのセッティング（露出、シャッタース
ピード、焦点距離、フラッシュ使用の有無など）の情報
（ Per Picture camera settings６０５ ） ・デジタルカメラ特有解像度やモザイクフィルタに関す
る情報（ Digital camera characterization６０６ ） ・フィルムのメーカ名、製品名、種類（ネガ／ポジ、カ
ラー／白黒）などの情報（ Film description６０７ ） ・オリジナルが書物や印刷物である場合の種類やサイズ
に関する情報（ Original document scan description
６０８ ） ・スキャン画像の場合、使用したスキャナやソフト、操
作した人に関する情報（ Scan device６０９ ） Extension list property Set４０７は、上記FlashPix
の基本仕様に含まれない情報を追加するさいに使用する
領域である。
【００３９】図４のFlashPix Image View Objectは、画
像を表示する際に用いるビューイングパラメータと画像
データをあわせて格納する画像ファイルである。ビュー
イングパラメータとは画像の回転、拡大／縮小、移動、
色変換、フィルタリングの処理を画像表示の際に適応す
るために記憶しておく処理係数のセットである。
像を表示する際に用いるビューイングパラメータと画像
データをあわせて格納する画像ファイルである。ビュー
イングパラメータとは画像の回転、拡大／縮小、移動、
色変換、フィルタリングの処理を画像表示の際に適応す
るために記憶しておく処理係数のセットである。
【００４０】Source/Result FlashPix Image Object４
０１は、FlashPix画像データの実体であり、Source Fla
shPix Image Object４０２は必須、Result FlashPix Im
ageObject４０３はオプションである。
０１は、FlashPix画像データの実体であり、Source Fla
shPix Image Object４０２は必須、Result FlashPix Im
ageObject４０３はオプションである。
【００４１】Source FlashPix Image Object４０２は、
オリジナルの画像データを、ResultFlashPix Image Obj
ect４０３は、ビューイングパラメータ使ってを画像処
理した結果の画像を格納する。
オリジナルの画像データを、ResultFlashPix Image Obj
ect４０３は、ビューイングパラメータ使ってを画像処
理した結果の画像を格納する。
【００４２】Source/Result desc. Property set（４０
８、４０９）は上記、画像データの識別のためのプロパ
ティセットであり、画像ＩＤ、変更禁止のプロパティセ
ット、最終更新日時等を格納する。
８、４０９）は上記、画像データの識別のためのプロパ
ティセットであり、画像ＩＤ、変更禁止のプロパティセ
ット、最終更新日時等を格納する。
【００４３】Transform property set４１０は、回転、
拡大／縮小、移動のためのAffine変換係数、色変換マト
リクス、コントラスト調整値、フィルタリング係数を格
納している。
拡大／縮小、移動のためのAffine変換係数、色変換マト
リクス、コントラスト調整値、フィルタリング係数を格
納している。
【００４４】次に、FlashPixファイルフォーマットを用
いて格納されている画像データの登録について説明す
る。
いて格納されている画像データの登録について説明す
る。
【００４５】画像データの蓄積後に画像データを検索す
るためには、各画像データに対して検索時にキーとなる
何らかの情報を付加しておく必要がある。このキーとな
る情報に、FlashPixファイルフォーマットのImage Inf
o. Property Set３０９の情報を活用する。即ち、画像
属性情報登録部１３では、画像データの登録時に、画像
データファイル中に格納されているFile Source６０１
やContent description６０３などの情報を抽出し、デ
ータベースに登録するのである。またこの時、画像特徴
量のような画像ファイル中に含まれない新たに作成され
る情報も画像処理などにより抽出し、合わせて登録する
ことも可能である。Image Info. Property Set３０９に
格納されている情報は、ユーザーが手動で設定する必要
があるものや、その画像が作成される過程で処理を行な
ったデバイス（カメラ、スキャナなど）により、自動的
に設定されるものなどがある。例えば、Content descri
ption６０３というフィールドには、撮影または作成し
たユーザー自身が記述しなければならないが、Digital
camera characterization６０６のフィールドには、デ
ジタルカメラの機種によっては自動で格納してくれると
いう具合である。
るためには、各画像データに対して検索時にキーとなる
何らかの情報を付加しておく必要がある。このキーとな
る情報に、FlashPixファイルフォーマットのImage Inf
o. Property Set３０９の情報を活用する。即ち、画像
属性情報登録部１３では、画像データの登録時に、画像
データファイル中に格納されているFile Source６０１
やContent description６０３などの情報を抽出し、デ
ータベースに登録するのである。またこの時、画像特徴
量のような画像ファイル中に含まれない新たに作成され
る情報も画像処理などにより抽出し、合わせて登録する
ことも可能である。Image Info. Property Set３０９に
格納されている情報は、ユーザーが手動で設定する必要
があるものや、その画像が作成される過程で処理を行な
ったデバイス（カメラ、スキャナなど）により、自動的
に設定されるものなどがある。例えば、Content descri
ption６０３というフィールドには、撮影または作成し
たユーザー自身が記述しなければならないが、Digital
camera characterization６０６のフィールドには、デ
ジタルカメラの機種によっては自動で格納してくれると
いう具合である。
【００４６】図７は、Image Info. Property Set３０９
の格納例を示した図で、「情報なし」というフィールド
が存在している。このように、ユーザー自身が格納しな
けれならないフィールドがあるため、Image Info. Prop
erty Setの情報の中でも、情報が存在するフィールドと
存在しないフィールドが出てくる。そのため、ImageInf
o. Property Setの情報を多く格納しているほど、検索
のためのキーとなる情報が多く存在することになり、検
索性能の向上が期待できる。
の格納例を示した図で、「情報なし」というフィールド
が存在している。このように、ユーザー自身が格納しな
けれならないフィールドがあるため、Image Info. Prop
erty Setの情報の中でも、情報が存在するフィールドと
存在しないフィールドが出てくる。そのため、ImageInf
o. Property Setの情報を多く格納しているほど、検索
のためのキーとなる情報が多く存在することになり、検
索性能の向上が期待できる。
【００４７】図８は、画像属性情報記憶部１４によって
記憶される画像データを検索するための画像属性情報イ
ンデックスのデータ構成を表す図である。１４aは、画
像属性情報インデックスであり、登録画像データの画像
データ番号（８０２〜８０４）と、登録画像データに関
連付けられた画像属性情報８０１との関係を記憶する。
記憶される画像データを検索するための画像属性情報イ
ンデックスのデータ構成を表す図である。１４aは、画
像属性情報インデックスであり、登録画像データの画像
データ番号（８０２〜８０４）と、登録画像データに関
連付けられた画像属性情報８０１との関係を記憶する。
【００４８】この例では、図６のImage Info. Property
Setに含まれるContent description６０３と登録画像
データの関係を記憶している。例えば、画像データ番号
AAAの登録画像データは、「山」というContent descrip
tionと対応付けられている。画像属性情報インデックス
１４aにおけるこのような画像属性情報と登録画像デー
タとの対応付けは、画像属性情報登録部１３によって行
われる。即ち、画像属性情報登録部１３は、画像データ
登録時に画像データ中に格納されている画像属性情報を
抽出し、画像属性情報インデックス１４aに登録し、同
時に当該登録画像データの画像データ番号を対応付けて
登録する。なお、画像属性情報インデックス１４aに画
像属性情報が既に存在する場合は、画像データ番号の領
域に画像データ番号のみが追加される。
Setに含まれるContent description６０３と登録画像
データの関係を記憶している。例えば、画像データ番号
AAAの登録画像データは、「山」というContent descrip
tionと対応付けられている。画像属性情報インデックス
１４aにおけるこのような画像属性情報と登録画像デー
タとの対応付けは、画像属性情報登録部１３によって行
われる。即ち、画像属性情報登録部１３は、画像データ
登録時に画像データ中に格納されている画像属性情報を
抽出し、画像属性情報インデックス１４aに登録し、同
時に当該登録画像データの画像データ番号を対応付けて
登録する。なお、画像属性情報インデックス１４aに画
像属性情報が既に存在する場合は、画像データ番号の領
域に画像データ番号のみが追加される。
【００４９】図９は、画像を検索するためのキーとなる
情報を入力して検索を行なう画面を示した図である。こ
の図では、フィールドFile Source９０１に「scannin
g」、フィールドContent description９０３に「りん
ご」というキーワードがそれぞれ格納されている。即
ち、検索ユーザーは、「スキャニングにより取り込んだ
画像」で、且つ「りんごが写っている画像」を探してい
る。キーワードを入力した後、１５ａのボタンを押下す
ると検索を始める。即ち、画像属性情報を利用して画像
データ検索部１５によって、検索条件に合致した画像デ
ータを検索する。この時、各フィールドの条件をAND条
件で検索することも、OR条件で検索することも可能であ
る。
情報を入力して検索を行なう画面を示した図である。こ
の図では、フィールドFile Source９０１に「scannin
g」、フィールドContent description９０３に「りん
ご」というキーワードがそれぞれ格納されている。即
ち、検索ユーザーは、「スキャニングにより取り込んだ
画像」で、且つ「りんごが写っている画像」を探してい
る。キーワードを入力した後、１５ａのボタンを押下す
ると検索を始める。即ち、画像属性情報を利用して画像
データ検索部１５によって、検索条件に合致した画像デ
ータを検索する。この時、各フィールドの条件をAND条
件で検索することも、OR条件で検索することも可能であ
る。
【００５０】図１０は、「スキャニングにより取り込ん
だ画像」という検索条件で、検索を行なった結果を表示
している図である。具体的には、画像データのImage In
fo.Property Set３０９中のフィールドであるFile Sour
ceに「scanning」というキーワードが格納されている画
像データが、検索結果として出力される。各画像データ
の下部に表示されている情報は、図６に示した各画像デ
ータ中に存在するImage Info. Property Setである。検
索結果として出力された画像データである１６ａ、１６
ｂ、１６ｃのFile Sourceの各フィールドにはすべて「s
canning」というキーワードが格納されている。このよ
うな検索結果の表示は、検索結果表示部１６によって行
われる。
だ画像」という検索条件で、検索を行なった結果を表示
している図である。具体的には、画像データのImage In
fo.Property Set３０９中のフィールドであるFile Sour
ceに「scanning」というキーワードが格納されている画
像データが、検索結果として出力される。各画像データ
の下部に表示されている情報は、図６に示した各画像デ
ータ中に存在するImage Info. Property Setである。検
索結果として出力された画像データである１６ａ、１６
ｂ、１６ｃのFile Sourceの各フィールドにはすべて「s
canning」というキーワードが格納されている。このよ
うな検索結果の表示は、検索結果表示部１６によって行
われる。
【００５１】図１０において、１６ａと１６ｂの画像デ
ータは「山」が写っている画像である。１６ａの画像デ
ータには、Content descriptionのフィールドに「山」
という画像属性情報が格納されているが、１６ｂの画像
データには、何も格納されていない。つまり１６ｂの画
像データには画像の内容に関する記述が存在しない。こ
の状態では、仮にキーワード「山」で画像を検索した場
合、１６ｂの画像データを検索できない。このような状
況をできるだけ避けるために、検索結果を利用して情報
が存在しないフィールドに新たな画像属性情報を追加登
録する。即ち、ユーザーは画像データ選択部１７により
１６ａと１６ｂの画像データを選択し、更に画像属性情
報選択部１８により「山」という画像属性情報を選択す
る。こうして選択された「山」という画像データ１６ａ
に格納されている画像属性情報が、画像データ１６ｂの
Content descriptionのフィールドに新たに追加登録さ
れる。また同時にデータベース中の画像属性情報インデ
ックス１４ａにも登録される。
ータは「山」が写っている画像である。１６ａの画像デ
ータには、Content descriptionのフィールドに「山」
という画像属性情報が格納されているが、１６ｂの画像
データには、何も格納されていない。つまり１６ｂの画
像データには画像の内容に関する記述が存在しない。こ
の状態では、仮にキーワード「山」で画像を検索した場
合、１６ｂの画像データを検索できない。このような状
況をできるだけ避けるために、検索結果を利用して情報
が存在しないフィールドに新たな画像属性情報を追加登
録する。即ち、ユーザーは画像データ選択部１７により
１６ａと１６ｂの画像データを選択し、更に画像属性情
報選択部１８により「山」という画像属性情報を選択す
る。こうして選択された「山」という画像データ１６ａ
に格納されている画像属性情報が、画像データ１６ｂの
Content descriptionのフィールドに新たに追加登録さ
れる。また同時にデータベース中の画像属性情報インデ
ックス１４ａにも登録される。
【００５２】以上のような処理によって、次回からキー
ワード「山」で画像データを検索した場合、画像データ
１６ｂを検索結果として得ることができるよになる。
ワード「山」で画像データを検索した場合、画像データ
１６ｂを検索結果として得ることができるよになる。
【００５３】以上説明した本実施形態の画像処理装置の
動作について、図１１のフローチャートを参照して更に
説明する。
動作について、図１１のフローチャートを参照して更に
説明する。
【００５４】図１１は、画像処理装置の画像データの登
録および画像データの検索の手順を表すフローチャート
である。ステップＳ１では初期設定を行う。ステップＳ
２において、指示された処理内容を判定する。登録が指
示されると、ステップＳ３へ進み、登録すべき画像デー
タを読み込む。ここで、画像データは、外部記憶装置１
０７より読み出して得られた画像データでもよいし、ス
キャナ１０４を動作させて写真などの原稿画像を読み取
って得られた画像データでもよい。また、ネットワーク
上の画像データベース或いは他の画像処理装置から取得
した画像データでもよい。次にステップＳ４は、画像属
性情報登録部１３がステップＳ３で取り込んだ画像デー
タに対応する画像属性情報を獲得する。次にステップＳ
５において、当該画像データを登録画像データとして外
部記憶装置１０７に格納し、画像データ番号を付与して
登録する。続いて、ステップＳ６において画像属性情報
のデータベースへの登録を行なう。即ち、ステップＳ５
で付与された画像データ番号とステップＳ４で獲得され
た画像属性情報を用いて、画像属性情報インデックス１
４ａへの登録が行なわれる。
録および画像データの検索の手順を表すフローチャート
である。ステップＳ１では初期設定を行う。ステップＳ
２において、指示された処理内容を判定する。登録が指
示されると、ステップＳ３へ進み、登録すべき画像デー
タを読み込む。ここで、画像データは、外部記憶装置１
０７より読み出して得られた画像データでもよいし、ス
キャナ１０４を動作させて写真などの原稿画像を読み取
って得られた画像データでもよい。また、ネットワーク
上の画像データベース或いは他の画像処理装置から取得
した画像データでもよい。次にステップＳ４は、画像属
性情報登録部１３がステップＳ３で取り込んだ画像デー
タに対応する画像属性情報を獲得する。次にステップＳ
５において、当該画像データを登録画像データとして外
部記憶装置１０７に格納し、画像データ番号を付与して
登録する。続いて、ステップＳ６において画像属性情報
のデータベースへの登録を行なう。即ち、ステップＳ５
で付与された画像データ番号とステップＳ４で獲得され
た画像属性情報を用いて、画像属性情報インデックス１
４ａへの登録が行なわれる。
【００５５】以上のようにして、画像処理装置への画像
データの登録が行なわれる。
データの登録が行なわれる。
【００５６】一方、ステップＳ２において検索が指示さ
れると、ステップＳ７へ進み、入力された検索情報が獲
得される。ステップＳ８では、ステップＳ７で入力され
た検索情報をもとに画像データ検索部１５によって画像
データの検索が行なわれる。即ち、入力された検索情報
で画像属性情報インデックス１４ａ を検索し、入力さ
れた検索情報に対応付けられて登録されている画像デー
タ番号を獲得する。次にステップＳ９では、検索結果表
示部１６により検索結果が表示される。即ち、ステップ
Ｓ８によって獲得した画像データ番号に対応付けられて
いる画像データと画像属性情報を図１０で示したように
表示する。
れると、ステップＳ７へ進み、入力された検索情報が獲
得される。ステップＳ８では、ステップＳ７で入力され
た検索情報をもとに画像データ検索部１５によって画像
データの検索が行なわれる。即ち、入力された検索情報
で画像属性情報インデックス１４ａ を検索し、入力さ
れた検索情報に対応付けられて登録されている画像デー
タ番号を獲得する。次にステップＳ９では、検索結果表
示部１６により検索結果が表示される。即ち、ステップ
Ｓ８によって獲得した画像データ番号に対応付けられて
いる画像データと画像属性情報を図１０で示したように
表示する。
【００５７】ステップＳ１０では、検索結果を利用して
画像属性情報を追加登録するかどうかを判定する。追加
登録を行なう場合はステップＳ１１へ進み、追加登録を
行なわない場合はステップＳ２へ戻る。ステップＳ１１
では、追加登録を行う画像属性情報を格納している画像
データを、画像データ選択部１７によって選択する。図
１０においては画像データ１６ａがこの画像データに該
当する。次にステップＳ１２では、追加登録を行う画像
属性情報を画像属性情報選択部１８によって選択する。
図１０においてはキーワード「山」がこの画像属性情報
に該当する。次にステップＳ１３では、ステップＳ１２
で選択した画像属性情報の追加登録を行なう対象となる
画像データを選択する。図１０においては画像１６ｂが
該当する。
画像属性情報を追加登録するかどうかを判定する。追加
登録を行なう場合はステップＳ１１へ進み、追加登録を
行なわない場合はステップＳ２へ戻る。ステップＳ１１
では、追加登録を行う画像属性情報を格納している画像
データを、画像データ選択部１７によって選択する。図
１０においては画像データ１６ａがこの画像データに該
当する。次にステップＳ１２では、追加登録を行う画像
属性情報を画像属性情報選択部１８によって選択する。
図１０においてはキーワード「山」がこの画像属性情報
に該当する。次にステップＳ１３では、ステップＳ１２
で選択した画像属性情報の追加登録を行なう対象となる
画像データを選択する。図１０においては画像１６ｂが
該当する。
【００５８】次にステップＳ１４では、画像データに対
してステップ１２で選択した画像属性情報を、ステップ
Ｓ１３によって選択された画像データに格納する。即
ち、Image Info. Property Setの各フィールドに新たな
画像属性情報を格納する。次にステップＳ１５では、ス
テップＳ６と同様な手順で、ステップ１２で選択した画
像属性情報をデータベースに登録する。即ち、画像属性
情報インデックス１４ａに格納されている画像属性情報
に対して画像データ番号の追加を行なう。
してステップ１２で選択した画像属性情報を、ステップ
Ｓ１３によって選択された画像データに格納する。即
ち、Image Info. Property Setの各フィールドに新たな
画像属性情報を格納する。次にステップＳ１５では、ス
テップＳ６と同様な手順で、ステップ１２で選択した画
像属性情報をデータベースに登録する。即ち、画像属性
情報インデックス１４ａに格納されている画像属性情報
に対して画像データ番号の追加を行なう。
【００５９】以上のような処理によって、画像データの
登録および画像データの検索が行われる。
登録および画像データの検索が行われる。
【００６０】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ（またはCPUやMPU）が
記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、達成されることは言うまでもな
い。
を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ（またはCPUやMPU）が
記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行
することによっても、達成されることは言うまでもな
い。
【００６１】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【００６２】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、CD―R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどに用い
ることができる。
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、CD―R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどに用い
ることができる。
【００６３】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によっても前述し
た実施形態の機能が実現され得る。
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によっても前述し
た実施形態の機能が実現され得る。
【００６４】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され
得る。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され
得る。
【００６５】尚、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体からそのプログラムをパソコン通信等通信インフ
ラを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも
適用できることは言うまでもない。
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体からそのプログラムをパソコン通信等通信インフ
ラを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも
適用できることは言うまでもない。
【００６６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
登録時にすべての画像データに対して画像属性情報を付
与していない場合でも、検索を繰り返し行うことにより
既に登録されている画像データに画像属性情報を付与し
ていくことで、ユーザの負荷を軽減することが可能にな
るという効果がある。
登録時にすべての画像データに対して画像属性情報を付
与していない場合でも、検索を繰り返し行うことにより
既に登録されている画像データに画像属性情報を付与し
ていくことで、ユーザの負荷を軽減することが可能にな
るという効果がある。
【図１】本実施形態における画像処理装置の機能構成を
表すブロック図である。
表すブロック図である。
【図２】本実施形態による画像処理装置の構成を表すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】フラッシュピックス イメージオブジェクトの
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図４】フラッシュピックスイメージビューオブジェク
トの構造を示す図である。
トの構造を示す図である。
【図５】フラッシュピックスで用いられる属性情報を示
す図である。
す図である。
【図６】フラッシュピックスのImage Info. Property S
etの構成を示した図である。
etの構成を示した図である。
【図７】フラッシュピックスのImage Info. Property S
etの各フィールドへの情報の格納例を示した図である。
etの各フィールドへの情報の格納例を示した図である。
【図８】画像属性情報記憶部１４によって記憶される画
像データの検索のための画像属性情報インデックスのデ
ータ構成を示す図である。
像データの検索のための画像属性情報インデックスのデ
ータ構成を示す図である。
【図９】画像を検索するためのキーとなる情報を入力し
て検索を行なう画面を示した図である。
て検索を行なう画面を示した図である。
【図１０】「スキャニングにより取り込んだ画像」とい
う検索条件で、検索を行なった結果を表示している図で
ある。
う検索条件で、検索を行なった結果を表示している図で
ある。
【図１１】画像処理装置の画像データの登録および画像
データの検索の手順を表すフローチャートである。
データの検索の手順を表すフローチャートである。
１１ 画像データ登録部 １２ 画像データ記憶部 １３ 画像属性情報登録部 １４ 画像属性情報記憶部 １５ 画像データ検索部 １６ 検索結果表示部 １７ 画像データ選択部 １８ 画像属性情報選択部 １９ 画像属性情報追加登録
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−36478（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−299070（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−132875（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−89180（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−119173（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−299070（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−292570（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−266093（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 17/30
Claims (19)
- 【請求項１】 画像データと各画像データに対応する画
像属性情報とを記憶する記憶手段と、 画像データを検索する画像データ検索手段と、 前記画像データ検索手段により検索された画像データの
中から任意に選択された画像データに係る画像属性情報
を、当該画像データとは別の画像データであって前記画
像データ検索手段により検索された画像データの中から
任意に選択された画像データに対して追加登録する画像
属性情報追加登録手段とを有することを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項２】 前記画像データ検索手段は、前記画像属
性情報を利用して検索することを特徴とする請求項１に
記載の画像処理装置。 - 【請求項３】 画像データを登録する画像データ登録手
段を有することを特徴とする請求項１に記載の画像処理
装置。 - 【請求項４】 前記画像データ検索手段により検索され
た画像データを表示する検索結果表示手段を有すること
を特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。 - 【請求項５】 前記検索結果表示手段は、画像データに
加えて画像属性情報も表示することを特徴とする請求項
４に記載の画像処理装置。 - 【請求項６】 前記画像属性情報追加登録手段は、追加
登録の対象となる画像データを選択する画像データ選択
部を有することを特徴とする請求項１に記載の画像処理
装置。 - 【請求項７】 前記画像属性情報追加登録手段は、追加
登録する画像属性情報を選択する画像属性情報選択部を
有することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装
置。 - 【請求項８】 前記画像属性情報は、画像に付与された
キーワードであることを特徴とする請求項１に記載の画
像処理装置。 - 【請求項９】 前記画像属性情報は、画像から抽出され
た画像特徴量であることを特徴とする請求項１に記載の
画像処理装置。 - 【請求項１０】 画像データと各画像データに対応する
画像属性情報とを記憶する記憶工程と、 画像データを検索する画像データ検索工程と、 前記画像データ検索工程により検索された画像データの
中から任意に選択された画像データに係る画像属性情報
を、当該画像データとは別の画像データであって前記画
像データ検索工程により検索された画像データの中から
任意に選択された画像データに対して追加登録する画像
属性情報追加登録工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項１１】 前記画像データ検索工程は、前記画像
属性情報を利用して検索することを特徴とする請求項１
０に記載の画像処理方法。 - 【請求項１２】 画像データを登録する画像データ登録
手段を有することを特徴とする請求項１０に記載の画像
処理方法。 - 【請求項１３】 前記画像データ検索工程により検索さ
れた画像データを表示する検索結果表示工程を有するこ
とを特徴とする請求項１０に記載の画像処理方法。 - 【請求項１４】 前記検索結果表示工程は、画像データ
に加えて画像属性情報も表示することを特徴とする請求
項１３に記載の画像処理方法。 - 【請求項１５】 前記画像属性情報追加登録工程は、追
加登録の対象となる画像データを選択する画像データ選
択工程を有することを特徴とする請求項１０に記載の画
像処理方法。 - 【請求項１６】 前記画像属性情報追加登録工程は、追
加登録する画像属性情報を選択する画像属性情報選択工
程を有することを特徴とする請求項１０に記載の画像処
理方法。 - 【請求項１７】 前記画像属性情報は、画像に付与され
たキーワードであることを特徴とする請求項１０に記載
の画像処理方法。 - 【請求項１８】 前記画像属性情報は、画像から抽出さ
れた画像特徴量であることを特徴とする請求項１０に記
載の画像処理方法。 - 【請求項１９】 画像データと各画像データに対応する
画像属性情報とを記憶する記憶工程のプログラムコード
と、 画像データを検索する画像データ検索工程のプログラム
コードと、 前記画像データ検索工程により検索された画像データの
中から任意に選択された画像データに係る画像属性情報
を、当該画像データとは別の画像データであって前記画
像データ検索工程により検索された画像データの中から
任意に選択された画像データに対して追加登録する画像
属性情報追加登録工程のプログラムコードと、 を備えることを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20609697A JP3192613B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 画像処理装置及びその方法、記憶媒体 |
| US09/122,700 US6704464B2 (en) | 1997-07-31 | 1998-07-27 | Image processing apparatus and method, and storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20609697A JP3192613B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 画像処理装置及びその方法、記憶媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1153371A JPH1153371A (ja) | 1999-02-26 |
| JP3192613B2 true JP3192613B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=16517746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20609697A Expired - Fee Related JP3192613B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 画像処理装置及びその方法、記憶媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6704464B2 (ja) |
| JP (1) | JP3192613B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20030214670A1 (en) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | Nikon Corporation | Image manager and digital camera |
| JP2005135118A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | 図面管理システム |
| US7840586B2 (en) * | 2004-06-30 | 2010-11-23 | Nokia Corporation | Searching and naming items based on metadata |
| JP5111773B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2013-01-09 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び、情報記憶媒体 |
| US9043299B2 (en) * | 2006-08-28 | 2015-05-26 | A Ja U Majandustarkvara Ou | System for image storing |
| US7925293B2 (en) * | 2006-09-29 | 2011-04-12 | Motorola Mobility, Inc. | Automated communication using image capture |
| JP4849087B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2011-12-28 | ブラザー工業株式会社 | コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理方法 |
| WO2009157061A1 (ja) * | 2008-06-24 | 2009-12-30 | 株式会社ビジョナリスト | フォトアルバムコントローラ |
| JP5448412B2 (ja) | 2008-10-24 | 2014-03-19 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置およびその方法、プログラム、記録媒体 |
| WO2011007418A1 (ja) * | 2009-07-14 | 2011-01-20 | 株式会社ビジョナリスト | 画像データ表示システム及び画像データ表示プログラム |
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|---|---|---|---|---|
| JPS62245372A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-26 | Toshiba Corp | 画像情報処理装置 |
| JPH0236478A (ja) * | 1988-07-27 | 1990-02-06 | Canon Inc | 情報処理システム |
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