JP3192595U - 文具用積層シート - Google Patents

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JP2014003101U
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里実 吉岡
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Abstract

【課題】束の端に親指を当ててシートをめくり、容易に1枚のシートをつまむことができるメモ用紙・付箋紙等の積層シートを提供する。
【解決手段】通常は形状が略長方形又は略正方形のメモ用紙8又は付箋紙の束であり、重合した全シート1の束の上端部2において接着剤6、再粘着再剥離糊又は留め具により剥離が可能に又は不可能に重着され又は綴じられている。重合した全シート1の束の開放側の下端縁3が底面5に対して鈍角に傾斜している。下端部3の両側に位置する角のうち1角又は両角が角R4となっている。親指の表面を角部に摺接させて行うメモ用紙8又は付箋紙のめくり作業を効率的に行うことができるようになる。上端部2が接着剤6又は留め具により綴じられているものはメモ用紙8となり、裏面に塗布された再粘着再剥離糊を介して剥離可能に重着されているものは付箋紙となる。
【選択図】図2

Description

本考案は、主にメモ用紙又は付箋紙として使用される積層シートに関する。
多数枚のシートを積層してなるメモ用紙、付箋紙等の束の周縁は通常、底面に対して垂直の構成となっている。
これに対し、特許文献1に記載の方法によって作成されるメモ帳等においては、開放側下端縁に印刷された文字・図柄について、束全体を円弧状に折り曲げた状態で絵柄浮き出し効果を持たせるために、開放側下端縁を底面に対して鋭角に傾斜する構成を有するものが開示されている。
特許第3478954号
重合した全シートの束の開放側下端縁が底面に対して直角であるメモ用紙・付箋紙等の積層シートの束において、最上位にあるシートを剥離のため指でめくり上げたり、束の中間に位置する所望のシートを捜しあてるために親指を下端縁に摺接させる動作を行うときには、親指の表面でシートの端辺又は角を捕えにくく、作業等に時間がかかってしまうことがある。
まして、特許文献1に開示されている、開放側下端縁が底面に対して鋭角に傾斜する構成を有する積層シートについては親指と人差し指とで1枚のシートをつまむことができないため、下端縁ではなく側縁をめくるか、又は反対の手で束全体を曲折させつつ利き手で目的のシートをつまみあげるといった迂遠な動作を要する場合が多い。
メモ用紙・付箋紙等のシートめくりの際に生じる上述の問題は、繰り返し生じることにより、作業者の苛立ちの原因となることがある。とくに、付箋紙や伝票等の積層シートを多く扱う事務作業者にとっては、精神的にも時間的にも仕事上大きなロスとなる。
上述の問題に鑑み、本考案においては、束の端に親指を当ててシートをめくり、容易に1枚のシートをつまむことができるメモ用紙・付箋紙等の積層シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る積層シートの束は、通常は形状が略長方形又は略正方形のメモ用紙又は付箋紙の束であり、重合した全シートの束の上端部において、接着剤、再粘着再剥離糊又は留め具により、剥離が可能に又は不可能に重着され又は綴じられている。
本積層シートの第1の特徴は、重合した全シートの束の開放側の下端縁が底面に対して鈍角に傾斜していることであり、第2の特徴は、前記下端部の両側に位置する角のうち1角又は両角が角Rとなっていることである。
請求項3に記載の積層シートはメモ用紙として使用されるものであり、前記上端部が接着剤又は留め具により重着され又は綴じられ、接着剤により重着されているものは各シートが剥離可能となっている。
請求項4に記載の積層シートは付箋紙として使用されるもので、裏面に塗布された再粘着再剥離糊を介して剥離可能に重着されている。
積層シートの下端縁が底面に対して鈍角に傾斜していること、及び前記下端縁に角R部を有することにより、親指の表面を角部に摺接させて行うメモ用紙又は付箋紙のめくり作業を効率的に行うことができるようになる。
シートのめくり作業を効率的に行えるようになることで、事務作業にかける時間と労力が減少する。
本考案に係る積層シートの(A)平面図と(B)側面図である。 本実施形態1の積層シートである。 本実施形態2の積層シートである。
以下、本考案の実施形態について図を用いて説明する。実施形態1はメモ用紙8としての使用を、また、実施形態2は付箋紙9としての使用を示したもので、どちらもシートの形状は略正方形とする。また、シートの材質は紙とする。
(実施形態1)
図1(B)に示すように、本積層シートは重着又は綴じられた上端縁2が底面5に対して垂直であるのに対して、開放側の下端縁3は底面5に対して鈍角に傾斜している。
また、 図1(A)に示すように、下端縁3を形成する左右の角の両方が角R4となっている。使用者は底面5に対して鈍角に傾斜し、かつ、角Rとなった角に親指の表面を摺接させることにより、容易に目的のシートをめくり上げることが可能となる。
図3は、上端縁に塗設された接着剤6を介して剥離可能に積層されたメモ用紙8であるが、ホチキス等の固定具によって綴じられた見開きタイプのメモ用紙とすることもできる(不図示)。
(実施形態2)
図4は本考案に係る積層シートのうち、付箋紙9としての実施例である。シート1は上端縁2から一定の幅をもってシート裏面に塗布された再粘着再剥離糊7を介して剥離可能に重着されている。鈍角傾斜の下端縁3と角R部4は実施形態1と同様であり、使用者は親指と人差し指を使い容易に最上位のシートをつまんで剥離することができる。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を、上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することが可能である。特に本積層シートの形状については方形のみならず様々な形とすることができる。また、材質及び用途についても紙のメモ用紙・付箋紙に限定されるものではなく、フィルムやプラスチックを用いた小冊子等についても本考案の実施は可能であり、それらの実施は本考案の技術的範囲に含まれるものと解する。
1 シート
2 上端縁
3 下端縁
4 角R部
5 底面
6 接着剤
7 再粘着再剥離糊
8 メモ用紙
9 付箋紙

Claims (4)

  1. 文具としての積層シートであって、
    重合した全シートの束の上端縁が重着され又は綴じられ、
    前記束の下端縁が開放され、
    前記下端縁が前記束の底面に対して鈍角に傾斜していることを特徴とする積層シート。
  2. シートの形状が略長方形又は略正方形の積層シートであって、前記下端縁の両側に位置する角のうち1角又は両角が角Rとなっていることを特徴とする請求項1記載の積層シート。
  3. 前記上端縁に塗布された接着剤を介して積層してなる多数枚のシートであって、メモ用紙として使用されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の積層シート。
  4. 裏面に塗布された再粘着再剥離糊を介して積層してなる多数枚のシートであって、付箋紙として使用されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の積層シート。
JP2014003101U 2014-06-12 文具用積層シート Expired - Lifetime JP3192595U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106364214A (zh) * 2016-10-31 2017-02-01 南京工程学院 一种幼儿安全书籍

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