JP6628631B2 - 冊子状構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾効果や情報提示効果を持たせた冊子状構造体に関する。
従来から、冊子状に綴じた紙束に、装飾効果をもたせることが行われている。たとえば、ブロック状に綴じたメモ帳に各種の装飾を施したものが考案されている。このような技術に類する先行技術文献として出願人は、下記の特許文献1〜3を把握している。
特許文献1は、ブロック状のメモ帳の側面に図柄等を印刷したものである。
特許文献1には、つぎの記載がある。
[実用新案登録請求の範囲]
(1)側面が平坦印刷面となるようにメモ用紙を柱状に重ね合わせかつ一側面を離脱可能に互いに合着するとともに一側面に広告、図柄等を印刷してなることを特徴とするメモ帳。
特許文献2は、ブロック状のメモ帳の側面に立体状の装飾パターンを形成したものである。
特許文献2には、つぎの記載がある。
[0007]
[課題を解決するための手段]
本発明は紙面の中央域から外周域にかけて装飾パターンを印刷した多数の用紙を重合し、重合した用紙を紙面と垂直ないずれかの用紙縁端で糊付け材料を用いて剥離可能に束ねた装飾物品であって、装飾物品の各非糊付け外周縁が紙面方向および用紙束厚さ方向に装飾パターンに倣う凹凸を有し、用紙を順次めくりまたは取り除いても、残余の用紙の表面から非糊付け外周縁にかけて立体状装飾パターンが浮出るようにしたものである。
特許文献3は、ブロック状のメモ帳に切離し用のミシン目を入れたものである。
特許文献3には、つぎの記載がある。
[実用新案登録請求の範囲]
多数の頁を有し、立方体若しくは直方体に形成されたメモ帳であつて、一つの隅部に全頁にわたつて連通する小孔を設けて鉛筆等の筆記具立てとなし、かつ各頁の小孔の周辺には各頁の切離し用のミシン目を穿設してなる立体メモ帳。
実開昭54−140837号公報 特開2004−17309号公報 実公昭53−34987号公報
しかしながら上記各従来技術は、つぎに述べる課題があった。
上記特許文献1は、ブロック状のメモ帳の側面に装飾パターンを印刷したに過ぎない。メモ用紙を離脱させていくと装飾パターンは徐々に消失し、それに応じて装飾性は減じていく。メモ用紙を半分も使うと、もはや装飾物としての存在感はなくなる。
上記特許文献2は、ブロック状のメモ帳の側面に立体的な装飾パターンを施したものである。メモ用紙を離脱させていくと装飾パターンは徐々に消失し、それに応じて装飾性は減じていく。メモ用紙を半分も使うと、もはや装飾物としての存在感はなくなる。
上記特許文献1も特許文献2も、新しいうちは装飾品として機能するものの、使っていくうちに装飾効果はなくなり、最後まで使い切らないうちに捨てられているのが実情である。ひらたく言えば、最初は物珍しさがあるけれど、すぐに飽きられて捨てられる程度のものである。つまり装飾の演出という面において芸がない。紙資源も大いに無駄にしている。
上記特許文献3は、ブロック状のメモ帳を鉛筆立てとして機能させ、各頁の切離しを容易にしたものであって、装飾や演出の機能はない。
本発明は、上記課題を解決するため、つぎの目的をもってなされた。
冊子状に綴じた枚葉紙によって模様面を隠しておき、装飾や情報の出現に演出効果をもたせた冊子状構造体を提供する。
上記の目的を達成するため、請求項1の冊子状構造体は、つぎの構成を採用した。
枚葉紙が厚み方向に重ねられ、
上記各枚葉紙が離脱可能となるように綴じ部が形成され、
初期状態において上記重ねられた枚葉紙に覆われて隠れており、上記枚葉紙を順次離脱させることにより順次露呈する、模様面が設けられ
上記模様面は、凹凸のある立体模様が形成されたものである。
請求項の冊子状構造体は、請求項1記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記模様面は、上記重ねられた枚葉紙の上記綴じ部側に設けられている。
請求項の冊子状構造体は、請求項または記載の構成に加え、つぎの構成を採用した。
上記枚葉紙には、
上記綴じ部を形成するための綴じ代部と、
上記綴じ代部を残して離脱される離脱部と、
上記綴じ代部と離脱部の間に、上記綴じ部側に立体模様を形成するための抜き加工部とが設けられている。
請求項1の冊子状構造体は、枚葉紙が厚み方向に重ねられ、上記各枚葉紙が離脱可能となるように綴じ部が形成され、さらに模様面が設けられている。上記模様面は、初期状態において上記重ねられた枚葉紙に覆われて隠れており、上記枚葉紙を順次離脱させることにより順次露呈する。
上記模様面に施された装飾や情報は、初期状態では隠れていて見えない。つまり、最初は単に枚葉紙を綴じた冊子だと認識される。そして、離脱可能に綴じられた枚葉紙を順次離脱させていくと、隠れていた模様面が徐々に現れ、装飾や情報が出現する。このような構成により、冊子状に綴じた枚葉紙によって模様面を隠しておき、装飾や情報の出現に演出効果をもたせることができる。
また、請求項の冊子状構造体は、上記模様面は、凹凸のある立体模様が形成されたものである。
枚葉紙を順次離脱させていくことにより、隠れていた立体模様が徐々に現れる。たとえば、枚葉紙を分厚く重ねてブロック状にした冊子では、初期状態で単なる直方体や立方体だったものが、枚葉紙を順次離脱させると立体模様が現れ、極めて演出効果が高い。
請求項の冊子状構造体は、上記模様面は、上記重ねられた枚葉紙の上記綴じ部側に設けられている。
枚葉紙を順次離脱させていくことにより、綴じ部側に徐々に模様が現れる。したがって、枚葉紙を離脱させた残骸として綴じ部が残ったとしても、そこに模様が現れ、装飾効果があって見苦しくない。
請求項の冊子状構造体は、上記枚葉紙には、上記綴じ部を形成するための綴じ代部と、上記綴じ代部を残して離脱される離脱部とが設けられている。さらに上記枚葉紙には、上記綴じ代部と離脱部の間に、上記綴じ部側に立体模様を形成するための抜き加工部が設けられている。
離脱部を離脱させると、綴じ代部が重なった状態で綴じ部が残る。この綴じ部は、厚み方向に重なる各綴じ代部において、抜き加工部の形状や寸法が少しずつ変化することにより立体模様が形成されたものとなる。このような多層状の立体模様が徐々に現れ、極めて演出効果が高い。
本発明の第1実施形態における冊子状構造体を示す斜視図である。 上記第1実施形態に用いる枚葉紙の一例を示す図である。 上記第1実施形態に用いる枚葉紙の積層構造を説明する図である。 上記第1実施形態の初期状態を示す図である。 上記第1実施形態の使用途中の状態を説明する図である。 上記第1実施形態の使用後の状態を説明する図である。 第2実施形態の冊子状構造体を示す図である。 第3実施形態の冊子状構造体を示す図である。
以下、本発明の冊子状構造体の実施の形態について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は第1実施形態を示す斜視図である。
この冊子状構造体は、枚葉紙1が厚み方向に重ねられて紙束3が形成されている。この紙束3には、上記各枚葉紙1が離脱可能となるように綴じ部2が形成されている。
この例では、上記枚葉紙1は、おなじ大きさの長方形に裁断されている。この枚葉紙1が厚み方向に重ねられ、ブロック状の紙束3が形成されている。上記紙束3の一辺側に、綴じ部2が形成されている。
上記紙束3は、基台プレート4の上に載置され固定されている。上記基台プレート4は、上記枚葉紙1と平面視でほぼ同じ大きさ形状に形成されている。上記綴じ部2の上には、幅方向に延びる帯状の補強プレート5が取り付けられている。上記綴じ部2では、紙束3の積層方向に貫通する綴じ孔(図示していない)が穿設され、ステッチなどで綴じることができる。綴じ孔を設けずに糊などで綴じてもよい。
上記重ねられた枚葉紙1の上記綴じ部2側には、模様面6が設けられている。上記模様面6は、初期状態において上記重ねられた枚葉紙1に覆われて隠れており、上記枚葉紙1を順次離脱させることにより順次露呈する。上記枚葉紙1は、上記模様面6を境にして離脱可能に形成されている。
この例では、上記模様面6は、凹凸のある立体模様が形成されたものである。図示した例では、上記模様面6に立体模様として、比較的背の高い直方体状を呈する第1突部7Aと、比較的背の低い直方体状を呈する第2突部7Bが形成されている。
〔枚葉紙〕
図2は、上述した冊子状構造体に用いる枚葉紙1の一例である。
この例では、パターン(A)(B)(C)の3種類の枚葉紙1を積層して紙束3とし、綴じ部2を形成する。
上記枚葉紙1には、綴じ代部8と離脱部9と抜き加工部10が設けられている。
上記綴じ代部8は、上記綴じ部2を形成するための部分である。この例では、長方形の枚葉紙1の一辺に沿った帯状の領域が綴じ代部8である。枚葉紙1を積層した紙束3では、この綴じ代部8を利用してステッチや糊などで各枚葉紙1を綴じることが行われる。
上記離脱部9は、上記綴じ代部8を残して離脱される部分である。この冊子上構造体がたとえばメモ帳であれば、メモ書きをした離脱部9を離脱させることができる。この冊子上構造体がたとえばカレンダーであれば、過ぎた日程の離脱部9を離脱させることができる。
上記抜き加工部10は、上記綴じ代部8と離脱部9の間に形成されたスリット状の貫通部である。綴じ代部8と離脱部9のあいだには、上記抜き加工部10によって貫通しない部分、つまり綴じ代部8と離脱部9が連結した連結部11が設けられている。この例では上記連結部11は、綴じ代部8の両サイド寄りの部分に一箇所ずつ、合計2箇所設けられている。上記離脱部9を離脱させるときは、上記連結部11を破断することにより、綴じ代部8を残して離脱部9を離脱させることができる。
上記枚葉紙1を積層した紙束3の状態で離脱部9を離脱させると、綴じ代部8が積層された状態で残る。このときもともと離脱部9があったところに現れる面が模様面6である。つまり上記模様面6は、抜き加工部10によって形成された綴じ代部8の端縁が積み重なることにより形成される面である。したがって、抜き加工部10をさまざまな屈曲形状に貫くことにより、上記模様面6には凹凸のある立体模様が形成されることになる。
上記抜き加工部10により、上記綴じ部2側に立体模様が形成される。パターン(B)の枚葉紙1では、上記2つの連結部11に挟まれた部分において、図示の右よりの部分に、抜き加工部10の第1屈曲部12Aが設けられている。パターン(C)の枚葉紙1では、上記2つの連結部11に挟まれた部分において、図示の右よりの部分に、抜き加工部10の第1屈曲部12Aが設けられ、図示の左よりの部分に、抜き加工部10の第2屈曲部12Bが設けられている。パターン(A)の枚葉紙1では、抜き加工部10に屈曲部は設けられていない。
図3は、上記パターン(A)(B)(C)の枚葉紙1の積層構造を説明する図である。
この例では基台プレート4側から、パターン(C)の枚葉紙1が積層され、ついでパターン(B)の枚葉紙1が積層され、さらにパターン(A)の枚葉紙1が積層されている。
パターン(A)の枚葉紙1が積層された部分では、上記模様面6に立体模様は形成されない。パターン(B)の枚葉紙1が積層された部分では、上記模様面6に、第1突部7Aの上部が形成される。パターン(C)の枚葉紙1が積層された部分では、上記模様面6に、第1突部7Aの下部と、第2突部7Bが形成される。このように、第1突部7Aと第2突部7Bを有する立体模様が形成される。
〔使用状態〕
図4、図5、図6は、上記第1実施形態の使用状態を説明する図である。
図4は、上記冊子状構造物の初期状態を示す。
この状態では、基台プレート4の上に紙束3が載置されている。上記紙束3は、多数の枚葉紙1が積層され、一辺に沿った部分に帯状の綴じ部2が設けられている。上記綴じ部2の上には補強プレート5が取り付けられている。上記各枚葉紙1のうち綴じ部2以外の部分が離脱部9である。この状態で冊子状構造物は、全体として略直方体のブロック状を呈している。
図5は、上記冊子状構造物の使用途中の状態を示す。
上述した初期状態から、枚葉紙1の離脱部9を順次離脱させる。離脱部9を離脱させるときは、上記綴じ代部8と離脱部9の間に設けられた2箇所の連結部11を破断する。そうすると綴じ代部8が残る。離脱部9を順次離脱させると、綴じ代部8が積層された状態で残る。もともと離脱部9があったところに、綴じ代部8が積層された模様面6が現れる。
図示した例は、積層された枚葉紙1のうち6割程度の離脱部9を離脱させた状態である。上記模様面6には凹凸状の立体模様として、第1屈曲部12Aが積層されてできる第1突部7Aと、第2屈曲部12Bが積層されてできる第2突部7Bが現れている。
図6は、上記冊子状構造物の使用後の状態を示す。
すべての枚葉紙1の離脱部9が離脱されている。上記模様面6には凹凸状の立体模様として、第1屈曲部12Aが積層されてできた第1突部7Aと、第2屈曲部12Bが積層されてできた第2突部7Bが形成されている。
〔第1実施形態の効果〕
本実施形態は、枚葉紙1が厚み方向に重ねられ、上記各枚葉紙1が離脱可能となるように綴じ部2が形成され、さらに模様面6が設けられている。上記模様面6は、初期状態において上記重ねられた枚葉紙1に覆われて隠れており、上記枚葉紙1を順次離脱させることにより順次露呈する。
上記模様面6に施された装飾や情報は、初期状態では隠れていて見えない。つまり、最初は単に枚葉紙1を綴じた冊子だと認識される。そして、離脱可能に綴じられた枚葉紙1を順次離脱させていくと、隠れていた模様面6が徐々に現れ、装飾や情報が出現する。このような構成により、冊子状に綴じた枚葉紙1によって模様面6を隠しておき、装飾や情報の出現に演出効果をもたせることができる。
本実施形態は、上記模様面6は、凹凸のある立体模様が形成されたものである。
枚葉紙1を順次離脱させていくことにより、隠れていた立体模様が徐々に現れる。たとえば、枚葉紙1を分厚く重ねてブロック状にした冊子では、初期状態で単なる直方体や立方体だったものが、枚葉紙1を順次離脱させると立体模様が現れ、極めて演出効果が高い。
本実施形態は、上記模様面6は、上記重ねられた枚葉紙1の上記綴じ部2側に設けられている。
枚葉紙1を順次離脱させていくことにより、綴じ部2側に徐々に模様が現れる。したがって、枚葉紙1を離脱させた残骸として綴じ部2が残ったとしても、そこに模様が現れ、装飾効果があって見苦しくない。
本実施形態は、上記枚葉紙1には、上記綴じ部2を形成するための綴じ代部8と、上記綴じ代部8を残して離脱される離脱部9とが設けられている。さらに上記枚葉紙1には、上記綴じ代部8と離脱部9の間に、上記綴じ部2側に立体模様を形成するための抜き加工部10が設けられている。
離脱部9を離脱させると、綴じ代部9が重なった状態で綴じ部2が残る。この綴じ部2は、厚み方向に重なる各綴じ代部8において、抜き加工部10の形状や寸法が少しずつ変化することにより立体模様が形成されたものとなる。このような多層状の立体模様が徐々に現れ、極めて演出効果が高い。
〔第2実施形態〕
図7は、第2実施形態を示す。
この例は、凹凸のある立体模様が形成された模様面6を有する背側部材13をプラスチック成形で形成している。枚葉紙1は、ブロック状に積層されて紙束3を形成している。上記紙束3の模様面6に対面する部分は、立体模様の凹凸に沿う凹凸が形成されている。つまり、模様面6の凹凸と紙束3の凹凸は、型と成形品のような反転状の関係に形づくられている。
模様面6の凹凸と紙束3の凹凸を対面させて合わせた状態で、左右の2箇所が綴じ糊14で接着されている。上記綴じ糊14は、左右の2箇所で枚葉紙1の積層方向の全部にわたって塗布されている。これにより、紙束3を構成する各枚葉紙1が綴じられている。つまりこの例では綴じ糊14が綴じ部2を構成している。この例では枚葉紙1の全体が離脱部9である。離脱部9を離脱させていくと、背側部材13に形成された模様面6が現れる。
それ以外は、上記第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
なお、この例において、背側部材13は、プラスチック成形に限らず、木材の削り出しや紙箱から形成してもよい。模様面6は、凹凸のある立体模様に限らず、平面に印刷などで模様を施したものでもよい。
〔第3実施形態〕
図8は、第3実施形態を示す。
この例は、背側部材13をプラスチック成形で形成している。模様面6は、凹凸のある立体模様ではなく、平面に印刷などで模様を施したものである。枚葉紙1は、ブロック状に積層されて紙束3を形成している。上記紙束3の模様面6側に位置する一辺に沿った部分に綴じ部2が形成されている。上記綴じ部2は、易剥離性の粘着剤で各枚葉紙1同士を粘着させることにより形成されている。この例では枚葉紙1の全体が離脱部9である。粘着部から枚葉紙1を剥離して離脱させる。離脱部9を離脱させていくと、背側部材13に形成された模様面6が現れる。
それ以外は、上記第1実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
なお、この例において、背側部材13は、プラスチック成形に限らず、木材の削り出しや紙箱から形成してもよい。模様面6は、平面に印刷などで模様を施したものに限らず、凹凸のある立体模様を施したものでもよい。この場合には、上記紙束3の模様面6に対面する部分は、立体模様の凹凸に沿う凹凸を形成する。つまり、模様面6の凹凸と紙束3の凹凸は、型と成形品のような反転状の関係に形づくる。
〔変形例〕
以上は本発明の特に好ましい実施形態について説明したが、本発明は図示の実施形態に限定する趣旨ではない。本発明は、各種の態様に変形して実施することができ、各種の変形例を包含する趣旨である。
1:枚葉紙
2:綴じ部
3:紙束
4:基台プレート
5:補強プレート
6:模様面
7A:第1突部
7B:第2突部
8:綴じ代部
9:離脱部
10:抜き加工部
11:連結部
12A:第1屈曲部
12B:第2屈曲部
13:背側部材
14:綴じ糊

Claims (3)

  1. 枚葉紙が厚み方向に重ねられ、
    上記各枚葉紙が離脱可能となるように綴じ部が形成され、
    初期状態において上記重ねられた枚葉紙に覆われて隠れており、上記枚葉紙を順次離脱させることにより順次露呈する、模様面が設けられ
    上記模様面は、凹凸のある立体模様が形成されたものであ
    ことを特徴とする冊子状構造体。
  2. 上記模様面は、上記重ねられた枚葉紙の上記綴じ部側に設けられている
    請求項1記載の冊子状構造体。
  3. 上記枚葉紙には、
    上記綴じ部を形成するための綴じ代部と、
    上記綴じ代部を残して離脱される離脱部と、
    上記綴じ代部と離脱部の間に、上記綴じ部側に立体模様を形成するための抜き加工部とが設けられている
    請求項または記載の冊子状構造体。
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