JP2009126912A - 持ち手部付両面粘着剤片 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の両面粘着剤は、フィルム状・シート状粘着剤が剥離紙と共に巻かれたもの、または両面粘着剤が巻かれてケース内に収納されている立体状のものが主であるのに対し、本願の両面粘着剤は利用するための保管、収納、移動時の取り扱いにも簡便容易な定型平面状で持ち手部を有する両面粘着剤片の提供を目的としたものである。
【解決手段】剥離紙により保護されたフィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤において、該両面粘着剤に紙類を含む非粘着材になる持ち手部を設け、設けた持ち手部と両面粘着剤との略境目に、破線状・ミシン目状類の切れ目を設けたことを特徴とした持ち手部付両面粘着剤片である。
【選択図】 図1
【解決手段】剥離紙により保護されたフィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤において、該両面粘着剤に紙類を含む非粘着材になる持ち手部を設け、設けた持ち手部と両面粘着剤との略境目に、破線状・ミシン目状類の切れ目を設けたことを特徴とした持ち手部付両面粘着剤片である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フィルム状・シート状の両面粘着剤を単片材として用いることに関するものである。
従来使用されている貼付用粘着剤には、片面利用の粘着剤と両面利用の粘着剤があり、このなかのフィルム状・シート状の両面利用の粘着剤(以下「両面粘着剤」という)には両面粘着剤が剥離紙と共にロール状に巻かれたもの、または巻かれてケース内に収容された両面粘着剤を直接貼着対象物に貼着させて使用するもの(特許文献1)があり、前者のものについては使用時に必要な長さに鋏やナイフ等の切断具を用いて切断して使用するものが主で、切断した両面粘着剤片を持ち使用するときには、指などが粘着剤面に接触することもあるために注意を払って取り扱っていた。
また、後者のものにおいては鋏やナイフ等の切断具を必要としない代わりに、ケース内に収納されている両面粘着剤をケースごと直接貼着対象物まで近づけて貼着させるということが要求されるものであった。
また、後者のものにおいては鋏やナイフ等の切断具を必要としない代わりに、ケース内に収納されている両面粘着剤をケースごと直接貼着対象物まで近づけて貼着させるということが要求されるものであった。
また、ロール状に巻かれていないものとしては、文献(特許文献2)に開示されている両面接着片もあるが、開示されている両面接着片は“紙または合成樹脂フィルム等の接着片となるもの(基材)の両面に接着剤が塗布されたもの”による両面接着片で、本願のフィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤とは異なる技術構成になる両面接着片のものであるために、使用時には両面接着片と共に紙または合成樹脂フィルム等の接着片となるもの(基材)も同時に残存する形態のものである。
特開2000―63769
実全昭51―103056
そこで本発明では、剥離紙と共に巻かれた従来の両面粘着テープ使用時に生じる鋏等の切断具の使用、並びに切断後の両面粘着剤片の移動時に生じる粘着剤面への接触不安等の解消を目的とすると共に、ケース内に収容されている両面粘着テープの使用時に伴う容器ごとの移動、貼着操作、及びそれらの保管、収納、移動時における立体形状であるがために生じる不都合さを解消した定型の平面形状で、かつ持ち手部を有する両面粘着剤片の提供を目的としたものである。
本願の請求項に記載された発明は、剥離紙により保護されたフィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤(フィルム状・シート状そのものが粘着剤であって、紙または樹脂フィルム等を基材としたものの両面に粘着剤を塗布、または粘着面を設けて両面粘着材としたものとは異なるものをいう)において、該両面粘着剤に、紙類を含む布、皮、木竹、金属、合成樹脂類の平板状・フィルム状・シート状材、または紐・帯状類、棒・線状類の細長状材などの非粘着材になる持ち手部(以下「持ち手部」という)を設けたことを特徴とした持ち手部付両面粘着剤片である。
設ける持ち手部は、両面粘着剤と持ち手部とを重ね合わせて設けたもの、または両面粘着剤と持ち手部との双方を突合せて設けたものである。
設ける持ち手部は、両面粘着剤と持ち手部とを重ね合わせて設けたもの、または両面粘着剤と持ち手部との双方を突合せて設けたものである。
前記請求項2に記載された発明は、両面粘着剤に設ける持ち手部を、設ける持ち手部と両面粘着剤との略境目に、破線状・ミシン目状類の切れ目を設けたことを特徴とした持ち手部付両面粘着剤片である。
前記請求項3に記載された発明は、両面粘着剤に設ける持ち手部を、両面粘着剤側の接続部となる部分、または持ち手部側の接続部となる部分、あるいは双方の接続部となる部分を凹凸状・波状類の非直線形状に形成した上で、接続部となる部分の一部を減じて接続して持ち手部を設けたことを特徴とした持ち手部付両面粘着剤片である。
持ち手部付両面粘着剤片の持ち手部と両面粘着剤との略境目に、破線状・ミシン目状類の切れ目を設けた持ち手部付両面粘着剤片、および持ち手部と両面粘着剤との接続部の部分を凹凸状・波状類の非直線形状に形成して設けた持ち手部付両面粘着剤片は、持ち手部付両面粘着剤片を使用したときにおいて、設けた持ち手部と両面粘着剤との分離、切離しを容易にすることを目的としたものである。
前記請求項4に記載された発明は、持ち手部を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、持ち手部付両面粘着剤片を保護する両側の剥離紙のうちの一方側の剥離紙上に、もう一方側の剥離紙と共に切れ目を設けて単片状に分割・切離し可の持ち手部付両面粘着剤片として配置して設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
前記請求項5に記載された発明は、持ち手部を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、持ち手部付両面粘着剤片を保護する両側の剥離紙のうちの一方側の剥離紙上に、もう一方側の剥離紙と共に単片状に形成した持ち手部付両面粘着剤片を二つ以上配置して設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
上記に示した持ち手部付両面粘着剤片を使用するときには、両面粘着剤片の片面を露出させた持ち手部付両面粘着剤片の持ち手部を持って、もう一方側を保護している剥離紙と共に貼着対象物に貼着させた後に、両面粘着剤片を保護しているもう一方側の剥離紙を除去して粘着面を露出させ使用するものである。
このとき、貼着対象物に貼着された両面粘着剤片には、非粘着材である持ち手部の部分が残る状態となるものであるが、利用状況によっては両面粘着剤片に設けられた持ち手部を残したままでよい場合を除き、設けられた持ち手部は両面粘着剤片より引き離し、または切離し除去するものである。
両面粘着剤に設けられた持ち手部を除去することが望ましい状況時での持ち手部付両面粘着剤片の使用には、両面粘着剤と持ち手部との略境目に破線状・ミシン目状類の切れ目の設けられた持ち手部付両面粘着剤片、または持ち手部と両面粘着剤との接続部の部分が凹凸状・波状類の非直線形状に形成されて設けられた持ち手部付両面粘着剤片を使用することが望ましい。
このとき、貼着対象物に貼着された両面粘着剤片には、非粘着材である持ち手部の部分が残る状態となるものであるが、利用状況によっては両面粘着剤片に設けられた持ち手部を残したままでよい場合を除き、設けられた持ち手部は両面粘着剤片より引き離し、または切離し除去するものである。
両面粘着剤に設けられた持ち手部を除去することが望ましい状況時での持ち手部付両面粘着剤片の使用には、両面粘着剤と持ち手部との略境目に破線状・ミシン目状類の切れ目の設けられた持ち手部付両面粘着剤片、または持ち手部と両面粘着剤との接続部の部分が凹凸状・波状類の非直線形状に形成されて設けられた持ち手部付両面粘着剤片を使用することが望ましい。
上記に示したように、本発明になる持ち手部付両面粘着剤片には、非粘着部である持ち手部が設けられていると共に、両面粘着剤自身が使い易い定型状に形成されているために、剥離紙と共に巻かれていた従来の両面粘着テープ類とは異なり、使用時においては鋏等の切断具を用いる必要がない。
また、両面粘着剤片の移動時には、両面粘着剤片に設けられた持ち手部を持って移動、貼着できるために、指などが粘着剤面に直接触れることはないという利点がある。
このことは、両面粘着剤片に持ち手部が設けられているために、子供や高齢者を含め、手先作業に不安を感じている人々にとっても、指先等が粘着面に直接触れるのではないかという不安を持たずに両面粘着剤を利用できるという効果もある。
本発明になる持ち手部付両面粘着剤片を使用するときには、両面粘着剤と共に非粘着材である持ち手部も同時に貼着対象物に残るものであるが、持ち手部の部分を貼着対象物に残したくない場合には持ち手部の部分を両面粘着剤より引き離し、または切離すことにより両面粘着剤のみにて貼着できるもので、このことは前記背景技術の引用文献(特許文献2)に開示されている両面接着片の“紙または合成樹脂フィルム等の接着片となるもの(基材)の両面に接着剤が塗布されたもの”にみるような基材となるものが存在していないために、貼着時には粘着剤以外の異物が残存するという心配をすることもなく使用できるものである。
また、両面粘着剤片の移動時には、両面粘着剤片に設けられた持ち手部を持って移動、貼着できるために、指などが粘着剤面に直接触れることはないという利点がある。
このことは、両面粘着剤片に持ち手部が設けられているために、子供や高齢者を含め、手先作業に不安を感じている人々にとっても、指先等が粘着面に直接触れるのではないかという不安を持たずに両面粘着剤を利用できるという効果もある。
本発明になる持ち手部付両面粘着剤片を使用するときには、両面粘着剤と共に非粘着材である持ち手部も同時に貼着対象物に残るものであるが、持ち手部の部分を貼着対象物に残したくない場合には持ち手部の部分を両面粘着剤より引き離し、または切離すことにより両面粘着剤のみにて貼着できるもので、このことは前記背景技術の引用文献(特許文献2)に開示されている両面接着片の“紙または合成樹脂フィルム等の接着片となるもの(基材)の両面に接着剤が塗布されたもの”にみるような基材となるものが存在していないために、貼着時には粘着剤以外の異物が残存するという心配をすることもなく使用できるものである。
さらに、本発明になる持ち手部付両面粘着剤片は、剥離紙と共にロール状に巻かれた両面粘着剤や、ケース内に直接巻かれた立体形状の両面粘着剤類、または貼付用接着剤として用いられている従来の液状、粘状、半固形状の糊・接着剤類に見られるような立体状容器に収納されている貼付用材とは異なり、平面状に形成された両面粘着剤片であるために、書類や紙葉類、また本・冊子・カタログ類と同様の収納・保管、および持ち運び・移動も容易である。
そのために、職場や学校、または家庭内のいずれの場所でも常時手近に置いて従来の糊や接着剤の代わりとしても簡便に使用できるものである。
そのために、職場や学校、または家庭内のいずれの場所でも常時手近に置いて従来の糊や接着剤の代わりとしても簡便に使用できるものである。
本発明を実施するための最良の形態について図1、および、図2に基づいて説明する。
図1は、剥離紙の一方側に、もう一方側の剥離紙と共に両面粘着剤片を分割可能に配置した持ち手部付両面粘着剤片の平面図、図2は、図1に示した持ち手部付両面粘着剤片のA―A部分の拡大断面図である。
フィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤1(以下「両面粘着剤」という)を、一方側の剥離紙2上に間をあけて二列状に配置し、配置した両面粘着剤1の各両側に、紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4を貼着設け、設けた持ち手部4と両面粘着剤1との分離、切離しを容易にするための破線状の切れ目6を両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に設けた上でもう一方側の剥離紙3で両面粘着剤1を保護し、保護した持ち手部付両面粘着剤片をさらに単片状の持ち手部付両面粘着剤片に分割・切離しできるようにするための切れ目5を、保護した剥離紙3と持ち手部4の設けられた両面粘着剤1との双方に設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に設ける破線状の切れ目6は、両面粘着剤1と持ち手部4との略境目にのみ設けたもの(図1の左列)、または両面粘着剤1を保護するもう一方側の剥離紙3にも破線状の切れ目6を設けたもの、すなわち両面粘着剤1をもう一方側の剥離紙3にて保護した後に破線状の切れ目6を設けたもの(図1の右列)としたものでもよい。
図1は、剥離紙の一方側に、もう一方側の剥離紙と共に両面粘着剤片を分割可能に配置した持ち手部付両面粘着剤片の平面図、図2は、図1に示した持ち手部付両面粘着剤片のA―A部分の拡大断面図である。
フィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤1(以下「両面粘着剤」という)を、一方側の剥離紙2上に間をあけて二列状に配置し、配置した両面粘着剤1の各両側に、紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4を貼着設け、設けた持ち手部4と両面粘着剤1との分離、切離しを容易にするための破線状の切れ目6を両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に設けた上でもう一方側の剥離紙3で両面粘着剤1を保護し、保護した持ち手部付両面粘着剤片をさらに単片状の持ち手部付両面粘着剤片に分割・切離しできるようにするための切れ目5を、保護した剥離紙3と持ち手部4の設けられた両面粘着剤1との双方に設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に設ける破線状の切れ目6は、両面粘着剤1と持ち手部4との略境目にのみ設けたもの(図1の左列)、または両面粘着剤1を保護するもう一方側の剥離紙3にも破線状の切れ目6を設けたもの、すなわち両面粘着剤1をもう一方側の剥離紙3にて保護した後に破線状の切れ目6を設けたもの(図1の右列)としたものでもよい。
上記に示した持ち手部付両面粘着剤片を使用するときには、一方側の剥離紙2上に分割可能に配置された持ち手部付両面粘着剤片の持ち手部4を持って持ち手部付両面粘着剤片を剥がし、剥がした持ち手部付両面粘着剤片を貼着対象物の一方側に貼着させた後に、両面粘着剤1を保護しているもう一方側の剥離紙3を除去し粘着面を露出させると共に、両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に設けられている破線状の切れ目6を利用して両面粘着剤1に設けられている持ち手部4を切離し、除去した上で、もう一方側の貼着対象物を貼着させるものである。
持ち手部付両面粘着剤片についての実施例を以下に述べる。
図3は、剥離紙の一方側に、もう一方側の剥離紙と共に単片状の持ち手部付両面粘着剤片を二列状に配置した持ち手部付両面粘着剤片の平面図である。
両面粘着剤1を保護する一方側の剥離紙2-1上に、もう一方側の剥離紙3-1、3-2と共に単片状の持ち手部付両面粘着剤片を二列状に配置したもので、配置する一方側には、円形単片状の両面粘着剤1-1に紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4-1を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、両面粘着剤1-1を保護するもう一方側の剥離紙3-1と共に二以上配置し、残るもう一方側には、方形単片状とした両面粘着剤1-2に紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4-2を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、両面粘着剤1-2を保護するもう一方側の剥離紙3-2と共に二以上配置したものである。
二列状に配置した持ち手部付両面粘着剤片に設ける持ち手部は、円形単片状の両面粘着剤1-1には、方形の持ち手部4-1を方形のままの状態で端部を重ね合わせて接続して持ち手部付両面粘着剤片とし、もう一方側の方形単片状の両面粘着剤1-2には、方形の持ち手部4-2の接続部側に凸状部7-2を形成し、形成した凸状部7-2の一部を残して方形単片状の両面粘着剤1-2に接続して、両面粘着剤1-2と持ち手部4-2との接続部となる部分を減じて設けた持ち手部付両面粘着剤片としたものである。
また、持ち手部付両面粘着剤片を二列状に配置した側の剥離紙2-1には、持ち手部付両面粘着剤片が配置された剥離紙2-1を分割利用できるようにするための破線状の切れ目6-1を設けると共に、持ち手部付両面粘着剤片が配置された剥離紙2-1を吊下げ利用、また吊下げ保管をすることができるようにするための孔9を剥離紙2-1の上方に設けたものである。
図3は、剥離紙の一方側に、もう一方側の剥離紙と共に単片状の持ち手部付両面粘着剤片を二列状に配置した持ち手部付両面粘着剤片の平面図である。
両面粘着剤1を保護する一方側の剥離紙2-1上に、もう一方側の剥離紙3-1、3-2と共に単片状の持ち手部付両面粘着剤片を二列状に配置したもので、配置する一方側には、円形単片状の両面粘着剤1-1に紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4-1を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、両面粘着剤1-1を保護するもう一方側の剥離紙3-1と共に二以上配置し、残るもう一方側には、方形単片状とした両面粘着剤1-2に紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4-2を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、両面粘着剤1-2を保護するもう一方側の剥離紙3-2と共に二以上配置したものである。
二列状に配置した持ち手部付両面粘着剤片に設ける持ち手部は、円形単片状の両面粘着剤1-1には、方形の持ち手部4-1を方形のままの状態で端部を重ね合わせて接続して持ち手部付両面粘着剤片とし、もう一方側の方形単片状の両面粘着剤1-2には、方形の持ち手部4-2の接続部側に凸状部7-2を形成し、形成した凸状部7-2の一部を残して方形単片状の両面粘着剤1-2に接続して、両面粘着剤1-2と持ち手部4-2との接続部となる部分を減じて設けた持ち手部付両面粘着剤片としたものである。
また、持ち手部付両面粘着剤片を二列状に配置した側の剥離紙2-1には、持ち手部付両面粘着剤片が配置された剥離紙2-1を分割利用できるようにするための破線状の切れ目6-1を設けると共に、持ち手部付両面粘着剤片が配置された剥離紙2-1を吊下げ利用、また吊下げ保管をすることができるようにするための孔9を剥離紙2-1の上方に設けたものである。
上記に示した持ち手部付両面粘着剤片を使用するときには、本発明を実施するための最良の形態に示した設けた持ち手部付両面粘着剤片に準じるものである。
なを、上記図3に示した持ち手部付粘着剤片は、持ち手部付両面粘着剤片の利用状況により、設けられた持ち手部4-1を残したままでもよい状況時には円形単片状の両面粘着剤1-1になる持ち手部付両面粘着剤片を使用し、また設けられた持ち手部4-2を残したくない状況時には両面粘着剤1と持ち手部4との接続部が減じられた方形単片状の両面粘着剤1-2になる持ち手部付両面粘着剤片を使用して、方形単片状の両面粘着剤1-2に設けられた持ち手部4-2を持ち手部付両面粘着剤1-2より切離し、除去するものである。
なを、上記図3に示した持ち手部付粘着剤片は、持ち手部付両面粘着剤片の利用状況により、設けられた持ち手部4-1を残したままでもよい状況時には円形単片状の両面粘着剤1-1になる持ち手部付両面粘着剤片を使用し、また設けられた持ち手部4-2を残したくない状況時には両面粘着剤1と持ち手部4との接続部が減じられた方形単片状の両面粘着剤1-2になる持ち手部付両面粘着剤片を使用して、方形単片状の両面粘着剤1-2に設けられた持ち手部4-2を持ち手部付両面粘着剤1-2より切離し、除去するものである。
図4は、単独単片状に形成した持ち手部付両面粘着剤片の平面図、及び断面図である。
すなわち、両側を剥離紙2-3、3-3にて保護された方形の両面粘着剤1-3に、紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4-3を設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
設ける持ち手部4-3は、持ち手部4-3の接続部側に凸状部7-3を形成した上で、形成した凸状部7-3と両面粘着剤1-3との間に隙間を持たせて接続することにより両面粘着剤1-3と持ち手部4-3との接触部を減じた形状としたものである。
このことは、持ち手部付両面粘着剤片の使用時において、持ち手部付両面粘着剤片に設けた持ち手部4-3の切離し、除去を容易にできるようにしたものである。
また、該持ち手部付両面粘着剤片は、単独単片状に形成されているために、収納、移動等を含め、持ち手部付両面粘着剤片の利用時には必要数のみを用意して使用できるという利便性もある。
すなわち、両側を剥離紙2-3、3-3にて保護された方形の両面粘着剤1-3に、紙・樹脂材類の非粘着材になる持ち手部4-3を設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
設ける持ち手部4-3は、持ち手部4-3の接続部側に凸状部7-3を形成した上で、形成した凸状部7-3と両面粘着剤1-3との間に隙間を持たせて接続することにより両面粘着剤1-3と持ち手部4-3との接触部を減じた形状としたものである。
このことは、持ち手部付両面粘着剤片の使用時において、持ち手部付両面粘着剤片に設けた持ち手部4-3の切離し、除去を容易にできるようにしたものである。
また、該持ち手部付両面粘着剤片は、単独単片状に形成されているために、収納、移動等を含め、持ち手部付両面粘着剤片の利用時には必要数のみを用意して使用できるという利便性もある。
図5は、持ち手部を両面粘着剤に設ける形態例を示した断面図である。
図5(a)に示したものは、両面粘着剤1-4に持ち手部4-4を設けるときにおいて、設ける持ち手部4-4と両面粘着剤1-4とを重ね合わせた形態として持ち手部4-1を設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
またここでは、両面粘着剤1-4を保護する剥離紙2-4、3-4のうちの一方側の剥離紙3-4は、持ち手部付両面粘着剤片使用時の剥離紙3-4除去を容易にするために、両面粘着剤1-4に設けた持ち手部4-4の一部を残して両面粘着剤1-4を保護した持ち手部付両面粘着剤片としたものである。
図5(a)に示したものは、両面粘着剤1-4に持ち手部4-4を設けるときにおいて、設ける持ち手部4-4と両面粘着剤1-4とを重ね合わせた形態として持ち手部4-1を設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
またここでは、両面粘着剤1-4を保護する剥離紙2-4、3-4のうちの一方側の剥離紙3-4は、持ち手部付両面粘着剤片使用時の剥離紙3-4除去を容易にするために、両面粘着剤1-4に設けた持ち手部4-4の一部を残して両面粘着剤1-4を保護した持ち手部付両面粘着剤片としたものである。
図5(b)に示したものは、両面粘着剤1-5に持ち手部4-5を設けるときにおいて、設ける持ち手部4-5と両面粘着剤1-5とを突合せ状として持ち手部4-5を設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
該持ち手部付両面粘着剤片では、持ち手部付両面粘着剤片の使用時において両面粘着剤1-5を保護する剥離紙2-5、3-5の除去を容易にするために、両面粘着剤1-5を保護する剥離紙2-5、3-5は、両面粘着剤1-5に設けた持ち手部4-5の一部を両側とも残して両面粘着剤1-5を保護したものである。
また、設けた持ち手部は両面粘着剤1-5と持ち手部4-5とを突合せ状にして設けたことにより厚さが減少し、持ち手部付両面粘着剤片の積重ね収納、保管、移動時等においても総体量が減少するという効果も得られるものである。
該持ち手部付両面粘着剤片では、持ち手部付両面粘着剤片の使用時において両面粘着剤1-5を保護する剥離紙2-5、3-5の除去を容易にするために、両面粘着剤1-5を保護する剥離紙2-5、3-5は、両面粘着剤1-5に設けた持ち手部4-5の一部を両側とも残して両面粘着剤1-5を保護したものである。
また、設けた持ち手部は両面粘着剤1-5と持ち手部4-5とを突合せ状にして設けたことにより厚さが減少し、持ち手部付両面粘着剤片の積重ね収納、保管、移動時等においても総体量が減少するという効果も得られるものである。
図6は、両面粘着剤に設ける持ち手部の接続部まわりの係りを示した断面図である。
図6(c)に示した持ち手部付両面粘着剤片は、二つ折り状とした持ち手部4-6で両面粘着剤1-6を両側より挟む形態として設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
両面粘着剤1-6を両側より挟む形態として設けた持ち手部付両面粘着剤片は、持ち手部付両面粘着剤片を使用するときにおいて、持ち手部4を片側より設けた場合に生じる恐れのある、持ち手部4と両面粘着剤1との接続部の部分が両面粘着剤と共に貼着対象物に残存することを極力さけるための例として示したもので、両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に破線状・ミシン目状類の切れ目6の設けられている持ち手部付両面粘着剤片においては有効に作用するものである。
図6(c)に示した持ち手部付両面粘着剤片は、二つ折り状とした持ち手部4-6で両面粘着剤1-6を両側より挟む形態として設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
両面粘着剤1-6を両側より挟む形態として設けた持ち手部付両面粘着剤片は、持ち手部付両面粘着剤片を使用するときにおいて、持ち手部4を片側より設けた場合に生じる恐れのある、持ち手部4と両面粘着剤1との接続部の部分が両面粘着剤と共に貼着対象物に残存することを極力さけるための例として示したもので、両面粘着剤1と持ち手部4との略境目に破線状・ミシン目状類の切れ目6の設けられている持ち手部付両面粘着剤片においては有効に作用するものである。
図6(d)に示した持ち手部付両面粘着剤片は、両面粘着剤1-7に持ち手部4-7を設けるときにおいて、設ける持ち手部4-7の反対面の両面粘着剤1-7部分にも、紙・樹脂材類の非粘着材になる付着防止補助材8を設けた持ち手部付両面粘着剤片である。
持ち手部付両面粘着剤片に設ける付着防止補助材8も、設ける目的は図6(c)に示した持ち手部付両面粘着剤片と同様である。
持ち手部付両面粘着剤片に設ける付着防止補助材8も、設ける目的は図6(c)に示した持ち手部付両面粘着剤片と同様である。
1、1-1、1-2、1-3、1-4、1-5、1-6、1-7・・・両面粘着剤
2、2-1、 2-3、2-4、2-5、2-6、2-7・・・剥離紙
3、3-1、3-2、3-3、3-4、3-5、3-6、3-7・・・剥離紙
4、4-1、4-2、4-3、4-4、4-5、4-6、4-7・・・持ち手部
5、 ・・・切れ目
6、6-1、6-11 ・・・破線状の切れ目
7、7-2、7-3 ・・・凸状部
8、 ・・・付着防止補助材
9、 ・・・孔
2、2-1、 2-3、2-4、2-5、2-6、2-7・・・剥離紙
3、3-1、3-2、3-3、3-4、3-5、3-6、3-7・・・剥離紙
4、4-1、4-2、4-3、4-4、4-5、4-6、4-7・・・持ち手部
5、 ・・・切れ目
6、6-1、6-11 ・・・破線状の切れ目
7、7-2、7-3 ・・・凸状部
8、 ・・・付着防止補助材
9、 ・・・孔
Claims (5)
- 剥離紙により保護されたフィルム状・シート状粘着剤になる両面粘着剤において、該両面粘着剤に、紙類を含む非粘着材になる持ち手部を設けたことを特徴とした持ち手部付両面粘着剤片。
- 両面粘着剤に設ける持ち手部を、設ける持ち手部と両面粘着剤との略境目に、破線状・ミシン目状類の切れ目を設けたことを特徴とした請求項1記載の持ち手部付両面粘着剤片。
- 両面粘着剤に設ける持ち手部を、両面粘着剤側の接続部となる部分、または持ち手部側の接続部となる部分、あるいは双方の接続部となる部分を凹凸状・波状類の非直線形状に形成した上で、接続部となる部分の一部を減じて接続して持ち手部を設けたことを特徴とした請求項1記載の持ち手部付両面粘着剤片。
- 持ち手部を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、持ち手部付両面粘着剤片を保護する両側の剥離紙のうちの一方側の剥離紙上に、もう一方側の剥離紙と共に切れ目を設けて単片状に分割・切離し可の持ち手部付両面粘着剤片として配置した請求項1、2、または3記載の持ち手部付両面粘着剤片。
- 持ち手部を設けた持ち手部付両面粘着剤片を、持ち手部付両面粘着剤片を保護する両側の剥離紙のうちの一方側の剥離紙上に、もう一方側の剥離紙と共に単片状に形成した持ち手部付両面粘着剤片を二つ以上配置した請求項1、2、または3記載の持ち手部付両面粘着剤片。
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- 2007-11-21 JP JP2007301902A patent/JP2009126912A/ja active Pending
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