JP3192010U - 傘用留め具 - Google Patents

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潤子 武藤
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【課題】雨に濡れた傘を閉じて畳んだ状態に維持するために用いられ、傘に装着する際に雨滴で手が汚れることを防止できる傘用留め具を提供する。
【解決手段】傘用留め具1は、連結紐11と、連結紐11の一方の端部に固着されたクリップ部12と、連結紐11の他方の端部に固着されたリング部13とからなる。濡れた傘を畳んだ状態に保つために、クリップ部12で傘布を挟んだ状態で連結紐11を巻き付け、クリップ部12が備えている係止部122にリング部13を引っ掛けて使用する。
【選択図】図1

Description

雨滴のついた傘を閉じて、傘布を巻き留めた状態に維持する傘用留め具に関する。
従来、雨傘を細く畳んだ状態に維持するために、傘布に固定した帯状の布(ネーム布等と呼ばれる。以下、「バンド」という)で傘布を中棒に巻きつけて傘布が外部に垂れないようにすることが一般的である。
しかしながら、このようなバンド自体が雨で濡れているので、このバンドで傘布を束ねるときに手が濡れてしまう。不快であるし、服やバッグなどの身の回り品まで汚れてしまう。しかも、傘布の周縁部近傍に縫い付けてあるバンドを引き出す際、傘布に隠れて見えないバンドを探すことは意外と難しいものである。また、左右いずれか一方の向きのみで巻いて留めるものであるから、これを留める際は、向きを確認しなければならない。したがって、雨滴で濡れた傘を畳んで開かないようにするという操作は手が濡れるだけでなく、手間がかかるという難点もあった。
このような問題点に鑑み、手を濡らさず、且つ手早く傘を畳み細くまとめることができるようにすることを目的としたアイデアが多数特許出願あるいは実用新案登録出願されている。
先行文献1〜7はこれらの出願の一部である。
特許文献1には、傘布を巻き留める操作をし易く、傘布を巻き留めた傘を掛けておく用途にも使える「傘の巻き留め具」が開示されている。
特許文献2には、雨傘を閉じてくくる時に、手が濡れずに素早くできる「雨傘をくくるためのリング」が開示されている。
特許文献3には、傘を閉じた時に、手を濡らさず、簡単、確実、迅速に生地を束ねられ、リング本体や連結体が邪魔にならない「傘用束ねリング装置」が開示されている。
特許文献4には、直接的に手を触れることなく、布生地を素早く留めることができる「傘用留め具」が開示されている。
特許文献5〜7には、傘を閉じるときに雨水で手が汚れないようにすることを目的として、傘を細くまとめるためのリングやバンドに関する考案が開示されている。
実用新案登録第3163316号公報 特開2001−95612号公報 実用新案登録第3058523号公報 実用新案登録第3185031号公報 実用新案登録第3019593号公報 実用新案登録第3103876号公報 実用新案登録第3032643号公報
特許文献1〜4に記載の発明・考案は、いずれも傘を閉じるときに雨水で手が汚れないようにすることを目的としており且つ傘とは別物品であって傘自体に手を加える必要はないという特徴を有している。
しかしながら、特許文献1に記載の「傘の巻き留め具」は、リング部分を傘の石突きにはめ込み、傘を回しながらこの留め具を適当な位置まで引き上げて使用するものである。この使用法では、雨滴のしたたる石突きをリング部分にはめ込む際に、手が汚れるおそれがある。
特許文献2に記載の「雨傘をくくるためのリング」も、特許文献1と同様にリング部分を傘の石突きにはめ込むので、手が雨滴で汚れることは避けられない。
特許文献3に記載の「傘用束ねリング装置」は、傘を開いた状態から、手を汚さずに容易に畳むことが可能であるが、傘を閉じた時に傘布が若干開き気味(当該文献内の図3)になって、当該物品だけでは傘を細くしっかりとまとめることができない。
特許文献4に記載の「傘用留め具」は、傘を開いているときは、傘本体に取り付けたり挟んだりしておくことができず、バッグやポケットなどに入れておかなくてはならない。傘を保管するときも、別に保管しなくてはならない。
特許文献5〜7に記載の考案は、雨滴のついた傘を閉じるときに手が濡れることを軽減するという効果はあるものの、傘自体に変更を加えるものであって、傘とは別の物品として製造したり販売したりすることはできない。
そのため、本考案は、傘とは別の物品であって、濡れた傘を手を汚さず簡単に傘布を畳んで細い状態で維持できる傘用の留め具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案の傘用留め具は、
閉じた傘を畳み、傘布を中棒に巻き留めた状態に維持する留め具であって、連結紐と、該連結紐の一方の端部に固着され、係止部を備えるクリップ部と、前記連結紐の他方の端部に固着されたリング部とから構成され、
傘布を前記クリップ部で挟み、前記連結紐を傘布の上に巻き付け、前記リング部を前記係止部に引っ掛けることにより、傘を細く巻き留めることを特徴とする。
クリップ部で挟む箇所は特に限定しないが、下記の実施形態のように隣接する親骨同士の概中間部且つ傘布の周縁に近い位置が適当である。この使い方から以下の長所が生まれる。左右いずれの方向にも連結紐を回すことができ、従来のバンドのようにまわす方向を確認する必要がない。また、クリップ部で傘布の任意の箇所に自分で装着するので、従来のように傘布に取り付けたバンドを探す必要がない。従って、本考案の傘用留め具ならば、ほとんど手指が濡れなくてすむ。
なお、本物品を利用できる傘には折り畳み傘も含まれる。
本考案の傘用留め具の連結紐は弾性を有する布や糸や樹脂(例:ゴム)からなることが好ましい。弾性を有するならば、細くしっかりと傘をまとめることができる。また、細身傘のように巻いたときの太さが異なる傘もまとめることができる。
本考案の傘用留め具の連結紐として、チェーンを用いることも可能である。
本考案の傘用留め具のリング部は弾性を有する素材からなることが好ましい。リング部が伸縮するので係止部に引っ掛けやすく、且つ係止部から外れにくい。
本考案の傘用留め具は撥水性を有する素材からなることが好ましい。本考案の第一の目的ができるだけ手を濡らさないことにあるからである。
濡れた傘を素早く畳み傘布を巻きつけることができ、しかも手指の汚れを軽減できる。
傘とは別物品なので、どの傘にも用いることができ、単独で製造・販売ができる。
実施の形態の傘用留め具の斜視図である。 実施の形態の傘用留め具を使用する状態(クリップ部で傘布を挟んだ状態)を説明する図である。 実施の形態の傘用留め具を使用する状態(連結紐を巻きつけた状態)を説明する図である。 実施の形態の傘用留め具を使用する状態(クリップ部の係止部に当たる箇所にリング部を引っ掛けた状態)を説明する図である。 実施の形態の傘用留め具を開いた傘の手元に吊り下げた状態を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本考案の一実施の形態の傘用留め具1について説明する。
図1は傘用留め具1の斜視図を示し、図2〜図4は、傘2に傘用留め具1を用いる状態を示す図である。
傘用留め具1は、連結紐11とクリップ部12とリング部13からなり、連結紐11の一方の端部にはクリップ部12が、他方の端部にはリング部13が固着されている。
連結紐11は、布や糸や樹脂からなる紐あるいは帯であり、傘2の中棒21に巻きつけた時に傘2の太さを小さくするために弾性があることが望ましい。
クリップ部12は傘布22の適当な箇所を挟むものであり、例えばバネ121などの付勢力を利用する。連結紐11の一方の端部はクリップ部12に取り付けるが、取り付け箇所は、傘布22を左右いずれの方向からでも中棒21に巻きつけ易いように注意する。クリップ部12にはリング部13を引っ掛けやすく外れにくくするような形状の部位が備わっている。この部位が請求項1にいう係止部(図1の符号122)である。
リング部13は、ゴム紐などの伸縮性のある素材で形成され、傘布22を巻き止めるときにクリップ部12に備えられた係止部122に引っ掛けるものである。雨中を歩いているときは傘2を開いているので、リング部13を傘2の手元23に挿通しておくとよい。
傘用留め具1を構成する連結紐11、クリップ部12およびリング部13はそれぞれ撥水性のある素材からなることが好ましい。
傘用留め具1の使用法について、図2〜図4を参照しながら説明する。
雨降りの中、店や駅構内などの屋内に入るときには濡れた傘2を閉じる。
図2に示すように傘2を閉じ、親骨24端部の露先25同士を束ねると、隣接する1組の親骨24の間に貼られている傘布22は三角形状に畳まれる。このとき傘布22の重なった辺上、つまり隣接した親骨24同士の概中間部であって且つ傘布22の周縁に近い箇所(即ち、傘の石突きから遠い位置)をクリップ部12で挟む。
一方の手で傘用留め具1を持ち、他方の手で傘2の手元23を持ち、傘2を中棒21の左右いずれかの方向に1回転させると、図3に示すように連結紐11によって傘布22が中棒21に巻き付く。クリップ部12は、隣接する2本の親骨24の中間付近の傘布22を挟んでいるので、左右いずれの方向にも連結紐11を巻くことができる。図4に示すように、その状態でリング部13をクリップ部12に備わった係止部122に引っ掛ける。
以上の操作により、雨滴のついた傘布22に直接手を触れなくても傘2に傘用留め具1を装着することができる。傘用留め具1により、畳んだ傘2が細くまとめられたので、これで店内を歩いたり電車に乗ったりするとき、濡れた傘2で他人や自分の衣服を汚すことを防げる。
なお、クリップ部12は使用者にとって挟みやすい箇所で挟めばよく、例えば傘布22の周縁部でもよい。
ところで、傘2には通常バンド(図示せず)は装着済みになっているが、雨に濡れた傘2を畳んで巻き留めるときにはこのバンドを使用しない。
傘2を開いて雨中を歩く場合は、図5に示すように、傘用留め具1は、リング部13を手元23に挿通して、クリップ部12を吊り下げるようにすればよい。これならば、紛失せずにすむし、屋内に入るときにも、すぐに傘用留め具1を使うことができる。
傘用留め具1は折り畳み傘に用いることもでき、折り畳み傘を開いて使用中は手元に取り付けられている房をクリップ部12で挟むとよい。
店や公共施設などに入るときには、通常傘立てに自分の傘2を立てておくが、この場合はリング部13を手元23にかけておくとよい。リング部13が目印となって、沢山の傘の中から、自分の傘2をすぐに見つけることができる。
クリップ部12を動物や花をデフォルメした形状としたり、模様を付けたりすると単なる実用品に留まらず、傘専用のアクセサリともなる。連結紐11やリング部13も模様などでアクセサリ化してもよい。
傘用留め具1は、傘を販売するときに、当該傘の付属品として同梱して販売してもよいが、別物品として販売してもよい。この場合、傘売り場だけでなく、日用雑貨の売り場などで販売してもよい。
傘用留め具1と傘2とを組み合わせて販売するときは、傘用留め具1の形状や色などが傘2とマッチするようにデザインを工夫するとよい。また、特定の傘に用いるので連結紐11の最適な長さをあらかじめ決めることができる。そのため、チェーンなどの伸縮性の無い素材を連結紐として用いることもできる。
以上述べたように、本考案の傘用留め具1は、濡れた傘を閉じて細い状態を維持するために用いる際に便利であるだけでなく、雨中傘を開いた状態のときはアクセサリにもなる。また、閉じた状態で持ち歩くときにもアクセサリになる。
さらに、他人の傘と識別する標識がわりにもなる。傘は常に忘れ物の筆頭に置かれるが、このようなアクセントをつけておけば、持ち主も十分留意すると考えられる。
傘用の付属品として、衣服や手指が濡れることを気にする人たちからの需要が期待できる。

1:傘用留め具
11:連結紐
12:クリップ部
121:付勢部材
122:係止部
13:リング部
2:傘
21:中棒
22:傘布
23:手元
24:親骨
25:露先

Claims (5)

  1. 閉じた傘を畳み、傘布を中棒に巻き留めた状態に維持する留め具であって、連結紐と、該連結紐の一方の端部に固着され、係止部を備えるクリップ部と、前記連結紐の他方の端部に固着されたリング部とから構成され、
    傘布を前記クリップ部で挟み、前記連結紐を傘布の上に巻き付け、前記リング部を前記係止部に引っ掛けることにより、傘を細く巻き留めることを特徴とする傘用留め具。
  2. 前記連結紐は弾性を有する布や糸や樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の傘用留め具。
  3. 前記連結紐はチェーンからなることを特徴とする請求項1に記載の傘用留め具。
  4. 前記リング部は弾性を有する素材からなることを特徴とする請求項1に記載の傘用留め具。
  5. 撥水性を有する素材からなることを特徴とする請求項1に記載の傘用留め具。
JP2014002400U 2014-05-09 傘用留め具 Expired - Lifetime JP3192010U (ja)

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JP3192010U true JP3192010U (ja) 2014-07-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107549946A (zh) * 2017-08-24 2018-01-09 广西钱隆投资管理有限公司 一种新型雨伞搭扣

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