JP5823372B2 - 袖口固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、袖口を好みの長さで留め固定する用具に関するものである。
従来の袖口固定具は、アームバンドと呼ばれるゴム製または金属製の腕輪及び和装の装具である袖留めがある。アームバンドは袖を引き上げた状態で袖が下がらないように袖口を金属バネやゴムで押さえる。また和装具は紐状で、帯下を通して先端の固定具で袖を留めるものである。いずれも炊事や作業などで袖を濡らさないよう、また邪魔にならないように袖口を固定するものである。
特開平10−130928号公報
アームバンドは腕を締め付けるので長時間の使用には苦痛を伴う。また締め付けの強さが調節出来ない。このため、着用する人の体型や袖口の生地の厚さに対応できず、薄物では締め付け過ぎて腕に圧迫感を生じ、また厚物のセーターでは緩くて使用しているうちにずり下がることになり、家事作業等が捗らない
本発明は、これらの問題点を解決する為になされたものである。
平ゴム様の素材を用いて首肩辺に掛け覆う長さに形成された首肩当てベルト部と、そのベルト両端に連結されて腕に添って伸びる袖牽引部から構成される。
首肩当てベルト部の一端側においては、ベルト末端が折り返されて輪状の連結輪を形成しつつ、ベルト自体に接着または縫着等の形で固着されるが、他端側においては、ベルト末端は同様に折り返されて連結輪を形成しつつも、ベルト自体に固着されるのではなく、長さ調節部を介してベルトに結合され、長さ調節部として設定される。
このように形成された首肩当てベルト部の両端の連結輪に連結される袖牽引部は、首肩当てベルト部よりも伸縮率において大きく、柔和に伸縮する丸ゴムのような紐素材を用いて、左右対称に形成されるのであるが、紐の末端は折り返されてループを形作りつつ、コードストッパーを介して長さを微調整可能な形に形設される。ここに形設されたループに、クリップ取付け輪を介して、クリップの接続孔が連結される。こうして首肩から腕に添って伸縮自在に伸びつつ、たくし上げた袖口に差込み止められたクリップの位置を一定に保持することによって、身体の不規則自由な動きに調和しながら、袖口のズリ下がりを防ぐ。
以上を特徴とする袖口固定具である。
本製品は、伸縮率の異なるゴムテープを組み合わせることによって、単一のゴムテープ使用よりも伸縮率が大きく、引っ張り度も少ないので、優しくかつ緩みのない再現性のある引っ張り度を持つ。このため、使用中の違和感や肩こりなどが起きず長時間使用していても苦にならず、家事における炊事から洗濯、掃除また、事務や軽作業など幅広く使用出来るようになった。
クリップと袖牽引部の取付け位置、方法によっては、クリップが反転して袖口が首方向に引っ張られることになる。これを防止するためにクリップは、袖固定部と袖口差し込み部の二つのはさみに区分して、袖固定部のはさみの先端に接続孔を設け、袖牽引部がクリップ取付け輪を通して接続孔と接続した。これにより、クリップの位置が一定に保持されて首肩から腕に添って伸縮することが出来るようになった。
クリップのはさみは、図3に示すような形状とした。クリップ下部の袖口差し込み部は、腕の形状に合わせて上向きに湾曲させ、腕の皮膚を傷つけないように、特に冬には長そでの下を腕に沿ってスムーズに差し込めるようになった。またクリップ上部の袖固定部は、半円型の形状をとることによって、夏秋物の薄手から冬物のセーターなどの厚物も固定出来るようになった。
本製品は、首肩当てベルト部に長さ調節部を設けて全体的な長さを調整できるようにした。これによって、成人から子供まで使用出来るようになった。また、コードストッパーを設け、使用中の緩みや、締りを感じた時に手元で引っ張り度を調整することが可能となった。
本発明の斜視図 本発明の、一部分において、構成諸要素の相互関連を分かりやすく表した側面図 本発明の一部であるクリップの側面図 本発明の装着時のイメージ図
以下、本発明の実施の形態について説明する。
平ゴム様の素材を用いて首肩辺に掛け覆う長さに形成された首肩当てベルト部1と、そのベルト両端に連結されて腕に添って伸びる袖牽引部2から構成される。
首肩当てベルト部1の一端側においては、ベルト末端が折り返されて輪状の連結輪13
を形成しつつ、ベルト自体に接着または縫着等の形で固着されるが、他端側においては、ベルト末端は同様に折り返されて連結輪13を形成しつつも、ベルト自体に固着されるのではなく、長さ調節部8を介してベルトに結合され、長さ調節部8として設定される。このように形成された首肩当てベルト部1の両端の連結輪13に連結される袖牽引部2は、首肩当てベルト部1よりも伸縮率において大きく、柔和に伸縮する丸ゴムのような紐素材を用いて、左右対称に形成されるのであるが、紐の末端は折り返されてループを形作りつつ、コードストッパー6を介して長さを微調整可能な形に形設される。ここに形設されたループに、クリップ取付け輪5を介して、クリップ3の接続孔4が連結される。こうして首肩から腕に添って伸縮自在に伸びつつ、たくし上げた袖口に差込み止められたクリップ3の位置を一定に保持することによって、身体の不規則自由な動きに調和しながら、袖口のズリ下がりを防ぐ。
以上を特徴とする袖口固定具である。
本発明は以上のような構成で、首肩当てベルト部1に設定された長さ調節部8で袖口固定具の長さを前もって着用者の体型に合わせておく。これを使用する時は、着用しているシャツ等の袖を必要とする長さに折り畳み、次に図1に示す袖固定具を両手で持ち首の後ろに回し胸の前にきた左側のクリップ3を、右手で持ちクリップ3を開き左手の袖口に持っていき袖口差し込み部10を腕に差し込み、袖固定部9に袖を挟みクリップ3を閉じる。右側のクリップも同様にして折り畳んだ袖口をクリップ3で挟む。次に引っ張り度を、左右のコードストッパー6で調節する。また使用しているうちに緩みが生じた場合も適宜左右のコードストッパー6を緩めたり締めたりして調節する。図4は、本発明品装着時のイメージを示す。
冬、炊事をしている際にセーターの袖口をひじまで折り畳み調理をしていると、腕の動きで袖口がずり下がっていく、挙げる、また下がるの繰り返しで最後には袖口を濡らすことになり困っていた。本発明品は、炊事している人の真後ろに立って、両手の人差し指を曲げて相手の腕の袖口に差し込み軽く引っ張り、相手の動きに合わせて両手を動かして袖口が下がらないよう保持したことから考案した。この動きを再現するため伸縮率の異なるゴムテープの利用を考えた。また、人差し指の代用については、人差し指を曲げた形の固定具を合成樹脂で作成して使用してみたが、胸の前で手を折り畳む動作で引っ張り度がゼロとなり、固定具がポロリと簡単に外れることがわかり、しっかり挟むクリップ形式に改善した。
本発明では、首肩当てベルト部1のゴムテープの形状を平型ゴム、袖牽引部2のゴムテープの形状を丸型ゴムにしているが、首肩当てベルト部1に丸型ゴムを袖牽引部2に平型ゴムを逆に取り付けたり、首肩当てベルト部1に2本の丸ゴムを、伸縮率の異なる1本の丸ゴムを袖牽引部2に使用したり、首肩当てベルト部1及び袖牽引部2のどちらかに伸縮しないテープを使用することも試してみた。しかし継続して、また肩が凝らない程度の引っ張り、長時間の使用を考えると、本発明のようなゴムの形状使用が適切であるということがわかった。
クリップ3は、横楕円形の形をしたピンチで洗濯バサミに似ているが、挟む方向が通常考えられるピンチの方向と異なる。クリップ3の下のはさみである袖口差し込み部10は、手首の裏から血管部に沿って差し込むために、少し下方に湾曲しており皮膚を傷つけないように腕の形に沿って、袖の中に差し込む。上のはさみである袖固定部9は、セーターなどの厚着を考えてアーチ形をしており袖部を覆うように挟むことができる。
空調が効いている施設においては、1年を通じて薄着のシャツなどの着用が考えられる。このような場合においては、袖固定部9のアーチの形状は特に必要でない。
袖牽引部2とクリップ3との接続位置は、クリップ3の袖固定部9の先端の孔の接続孔4で接続しているが、この先端の位置から外れて接続すると、ゴムの力で引っ張られる際にクリップ3が袖口から起き上がり半回転することになる。この回転を防止するために袖牽引部2は、クリップ3の袖固定部9の先端の孔である接続孔4に接続する必要があった。さらに接続孔4とクリップ取付け輪5は固定せず可動させることによって、クリップの位置が一定に保持されるようになった。
また本発明品の用途を考えると、袖の固定が長時間できることから家事の他、袖が邪魔になる事務や軽作業などに使用できる。袖が汚れる子供の泥遊び、陶芸などにも使用できる。また美容院などで、洗髪の際のお客の袖濡れ防止用に準備しておくことも考えられる。
家庭内での家事、特に料理では料理用タイマーが必需品であるが、手元に置いてないと不便である。また、上着やバッグを持たないでレジャー、仕事をする場合、携帯電話などの置き場所に工夫がいる。シャツの胸ポケットにいれていると、しゃがんだ時に落とすことしばしばである。本製品は、図4に示すように首肩当てベルト部1に留め金具11またはナスカン12を取り付けることによって、料理用タイマー、携帯電話など家事または作業に適した小物を身に着けることも出来る。吊り下げ場所が、胸近くで視認が容易となり外さなくても操作が可能である。また、ズボンのベルトなどにクリップ3を挟めばサスペンダーとしても応用でき装飾の小道具としての利用も考えられる。
1 首肩当てベルト部
2 袖牽引部
3 クリップ
4 接続孔
5 クリップ取付け輪
6 コードストッパー
7 ループエンド
8 長さ調節部
9 袖固定部
10 袖口差し込み部
11 留め金具
12 ナスカン
13 連結輪





















Claims (1)

  1. 平ゴム様の素材を用いて首肩辺に掛け覆う長さに形成された首肩当てベルト部と、そのベルト両端に連結されて腕に添って伸びる袖牽引部から構成されるところの袖口固定具において、首肩当てベルト部の一端側においては、ベルト末端が折り返されて輪状の連結輪を形成しつつ、ベルト自体に接着または縫着等の形で固着されるが、他端側においては、ベルト末端は同様に折り返されて連結輪を形成しつつも、ベルト自体に固着されるのではなく、長さ調節部を介してベルトに結合され、長さ調節部として設定されており、このように形成された首肩当てベルト部の両端の連結輪に連結される袖牽引部は、首肩当てベルト部よりも伸縮率において大きく、柔和に伸縮する丸ゴムのような紐素材を用いて、左右対称に形成されるのであるが、紐の末端は折り返されてループを形作りつつ、コードストッパーを介して長さを微調整可能な形に形設されるのであって、ここに形設されたループに、クリップ取付け輪を介して、クリップの接続孔が連結され、こうして首肩から腕に添って伸縮自在に伸びつつ、たくし上げた袖口に差込み止められたクリップの位置を一定に保持することによって、身体の不規則自由な動きに調和しながら、袖口のズリ下がりを防ぐことを特徴とする袖口固定具。


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