JPH0613212Y2 - ズボン、スカート等の下裾着用衣服類の締付口緊締用具 - Google Patents

ズボン、スカート等の下裾着用衣服類の締付口緊締用具

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JPH0613212Y2
JPH0613212Y2 JP4314490U JP4314490U JPH0613212Y2 JP H0613212 Y2 JPH0613212 Y2 JP H0613212Y2 JP 4314490 U JP4314490 U JP 4314490U JP 4314490 U JP4314490 U JP 4314490U JP H0613212 Y2 JPH0613212 Y2 JP H0613212Y2
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waist cloth
leg
waist
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ズボン、スカート等の下裾着用衣服類の締付
口、いわゆるベルト用腰布(以下、単に腰布という。)
に襞を形成して、腰布を締め付けるとともに、この襞の
伸縮を介して腰布の長さを調整するように構成した緊締
用具に関するものである。
「従来の技術並びにその課題」 従来腰布を緊締する装置としては、ベルトが良く知られ
ており、その他簡易な手段としゴムを利用する緊締手
段、捲装式のグリップと腰布に取付けた緊締布との引張
を介してなすグリップ手段等が知られている。
これらの手段は、確かに適正に装着すれば、十分な効果
が発揮され、体裁もすこぶる良いものである。
しかしながら、例えばベルト方式では、あまり締め付け
ると腰布に多くの襞が発生し、あまり体裁が良くないこ
と。また価格的に高価となること等の課題が考えられ
る。また腰布に数本のベルト通りを縫着する作業も大変
であり、省人化、作業の簡素化等の面で課題がある。
またゴム手段では、ゴム弾性の疲労が比較的早く、長期
の使用には不向きと思われる。またゴムの強弱の調整
は、そのゴム弾性の範囲内に限定されるものであり、限
度がある。例えばゴムの収縮長さが、着装する人の腰回
りより大きい場合には、ゴム弾性が働かず、事実上装着
ができないものであり、この点にに課題がある。また大
人の外出用には、不向きなものと考えられる。
更にグリップ方式では、ズボンへの取付けに手間及び労
力を要すること、コスト高となること、また捲装方式の
グリップによる締付力が低下すると、その修理が困難で
あり、実際上再使用ができないこと等の課題が考えられ
る。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、腰布にベルト通し等を設けることを
要さないで、この腰布を締付できること、並びに腰布の
適所に自由に、かつ数個装着して締付得る緊締用具とす
る為に、腰布の外側で、かつその上端やや内方部位にあ
る長さをもって圧接される偏平楕円形状を成す脚部と、
この脚部のほぼ中央部より立上がった一対のバネ特性を
有する前記脚部の長手方向の垂直面とほぼ同じ垂直面状
に位置する腰布に形成された襞の伸縮を司るバネ特性を
有する立上り本体部と、この立上り本体部の係止され、
かつ前記腰布の上端部が捲装されるように前記立上り本
体部との間に適宜間隔を有し、しかも前記脚部との間で
腰布に襞を形成する前記脚部の垂直面より腰布外側に位
置する一対のアームとで構成される緊締用具である。
また本考案は、下裾着の寸法が着装する人の体格より幾
分大きくても、またほぼ同じでも(殊に、ほぼ同じ場合
には、空腹時と、満腹時との相違とか、また座り仕事
と、立ち仕事との相違等の場合が考えられる。以下同
じ)、この緊締用具の数を適宜選択すれば、各人の好む
緊締度に維持できるようにする為に、この緊締用具は、
自由に、かつ簡易に腰布に取付け得ることと、その際の
個数も自由に選択できる。
更に本考案は、アームに十分な弾性を付与して、腰布に
形成された襞に伸縮を確保し、腹部の状況に十分に対応
して、快適な着装状態を確保する為に、脚部とアームと
を連結する立上り本体部に、前記脚部の垂直面と直交す
る方向に弾性を付与した構造である。
更にまた本考案は、この緊締用具を下裾着の腰布に確
実、かつみだりに動くことがないそうに装着できる構造
とする為に、脚部が針金で構成され偏平楕円形状で、そ
の長手方向の折曲げ部が楔機能を発揮する構成としてあ
る。
「作用」 次に本考案の作用(取付け及び襞の形成状況)を説明す
ると、先ず腰布の適所例えば両サイドにそれぞれ取り付
けるが、その方法はほぼ同じであるので、一方側のみに
ついて説明する。
即ち、腰布の一部を一方の脚部と一方のアームとの間に
ある間隔(隙間)より挿入して(一方の脚部を通過し
て、一方のアームの下方より順次)、その挿入された腰
布の先端縁を、一方のアームの折曲げ部に衝止させるこ
とにより、一方のアームと一方の立上り本体部との間に
ある腰布の上部に一方の襞が形成されるとともに、この
襞の下方の腰布部の外側には、前記脚部の一方側が圧接
される。
続いて、前記腰布より僅か離れた他の腰布の一部を他方
の脚部と他方のアームとの間にある間隔より挿入して
(他方の脚部を通過して、他方のアームの下方より順
次)、その挿入された他の腰布の先端縁を、他方のアー
ムの折曲げ部に衝止させることにより、他方のアームと
他方の立上り本体部との間にある腰布の上部に他方の襞
が形成されるとともに(前記一方の襞と、対称関係とな
った他方の襞である。)、この襞の下方の腰布部の外側
には、前記脚部の他方側が圧接される。
以上のように装着されることによって、対向する一対の
アームと、一対の隣接する立上り本体部との間で、二つ
の襞が形成されるとともに、この二つの襞の下方に位置
する腰布部には、脚部が圧接され、この緊締用具の腰布
よりの脱抜又は移動が規制される。
以上のような方法で、腰布の適所に二個又は三個取り付
ける(又は装着する。)。
この取り付けた状態では、腰布に複数の襞が形成される
ことと、この襞は、立上り本体部の有する弾性機能によ
り、自由に伸縮し(いわゆる、襞の重なり合の寸法が、
多くなったり、また少なくなる現象である。以下同
じ)、腰部の大小に有効に対処し得ること。また襞を多
く形成することにより(数個の緊締用具を着装すること
により)、ある程度の範囲で、寸法の大きいズボンを着
装できるものである。
尚、その取り外しは、例えば一方の立上り本体部と一方
のアーム間に挿入された一方の腰布を抜き出して、この
一方の襞を開放する。
その後続いて同様な所作で、他方の襞を開放することに
より、ここに、緊締用具が、腰布より取り外される。
以上で詳述した取り付け並びに取り外しは一例であり、
この例に限定されない。
また前記の取り付け並びに取り外しの場合、ズボンを装
着した状態が理想であるが、それを着る時に予め取り付
けて置くことも可能であり、また取り外しの場合も同様
に解釈される。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
先ず第1図〜第3図に示す例について説明すると、1は
緊締用具であって、この緊締用具1は、下裾着用衣服類
の締付口のベルト用腰布Aの外側で、かつその上端やや
内方部位にある長さをもって圧接される偏平楕円形状を
成す脚部2と、この脚部2のほぼ中央部2′より立上が
った一対のバネ特性を有する前記脚部2の長手方向Bの
垂直面Cとほぼ同じ垂直面状に位置する腰布Aに形成さ
れた襞A′の伸縮を司るバネ特性を有する立上り本体部
3、3a(一方の立上り本体部3とし、他方の立上り本
体部3aとする。)と、この立上り本体部3、3aの係
止され、かつ前記腰布Aの上端部Aaが捲装されるよう
に前記立上り本体部3、3aとの間に適宜間隔Hを有
し、しかも前記脚部2との間で腰布Aに襞A′を形成す
る前記脚部2の垂直面Cより所定間隔離れ、ズボンに装
着時に腰布A外側に位置する一対のアーム4、4a(一
方のアーム4とし、他方のアーム4aとする。)とで構
成される。
そして、前記脚部2は、針金で構成され偏平楕円形状
で、その長手方向Bの折曲げ部2aが楔機能を発揮し、
腰布Aの腰布部Abに喰い込むような状態で圧接される
構造となっている。
また前記一対のアーム4、4aは、針金で構成され、立
上り本体部3、3aより延設された後、腰布Aの上端縁
が衝止する折曲げ部3b、3bを経て垂直面C方向に垂
下され、その後前述形態に類似する形態をもってその先
端部が、立上り本体部3、3a内に到る構造となってい
る。このような形態をなすことにより、このアーム3、
3aと、前記立上り本体部3、3aとの間に、腰布Aが
挿入される間隔Hが形成される。またこのアーム4、4
aは平面視すると、第2図のように垂着面Cに対してハ
字型に設けられる。
したがって、このアーム3、3aと立上り本体部4、4
aとで形成される間隔H内に腰布Aが挿入されること、
並びに前記脚部2が腰布Aの腰布部Abの外側に圧接状
態で保持されることにより、腰布Aに一対の襞A′が形
成される。
尚、図示しないが、前記脚部2、立上り本体部3、3a
並びにアーム4、4aは、例えばプラスチック等で被覆
することも可能である。また取り付けても、何ら違和感
ないものである。
また第4図、第5図は、前述例を簡素化した構造であ
り、具体的には、アーム4、4aが一本の針金で構成さ
れたもので、小型化又は取扱の容易化等を目的とする。
その他の構造は、前述の例とほぼ同様に解釈される。
更に第6図、第7図は、その他の一例を示しており、具
体的には、立上り本体部4、4aが一本のバネ特性を有
する針金で構成されたもので、小型化又は低コスト化、
製作の容易性等を目的とする。その他の構造は、前述第
1図〜第3図の例とほぼ同様に解釈される。
またその取扱は、前述の各例と同様であるが、構造が簡
略化されていることから、腰布Aへの着装が容易であ
る。またズボンに取り付けても、一層違和感がないもの
と思われる。
「考案の効果」 本考案は、以上の如く、腰布の外側で、かつその上端や
や内方部位にある長さをもって圧接される脚部と、この
脚部より立上がった一対のバネ特性を有する腰布に形成
された襞の伸縮を司るバネ特性を有する立上り本体部
と、この立上り本体部の係止され、かつ前記腰布の上端
部が捲装されるように前記立上り本体部との間に適宜間
隔を有し、しかも前記脚部との間で腰布に襞を形成する
前記脚部より腰布の外側に位置する一対のアームとで構
成される緊締用具である。
したがって、腰布にベルト通し等を設けることを要さな
いで、この腰布を締付できること、並びに腰布の適所に
自由に、かつ数個装着して締付得る緊締用具として大変
に重宝する。
また本考案は、この緊締用具は、自由に、かつ簡易に腰
布に取付け得ることと、その際の個数も自由に選択でき
る構成である。
これにより、下裾着の寸法が着装する人の体格より幾分
大きくても、またほぼ同じでも、その体の各種状況又は
体位によって、この緊締用具の数を適宜選択すれば、各
人の好む緊締度に維持できる効果がある。
更に本考案は、脚部とアームとを連結する立上り本体部
に、前記脚部の垂直面と直交する方向に弾性を付与する
構造である。
よって、アームに十分な弾性を付与して、腰布に形成さ
れた襞に伸縮を確保し、腹部の状況に十分に対応して、
快適な着装状態を確保し得る実用上の効果を有する。
更にまた本考案は、脚部が針金で構成され偏平楕円形状
で、その長手方向の折曲げ部が楔機能を発揮する構成と
してある。
したがって、この緊締用具を下裾着の腰布に確実、かつ
みだりに動くことがないそうに装着できる構造となって
いる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示している。 先ず第1図〜第3図は、第1の例を示しており、その内
第1図は斜視図、第2図は第1図の平面図、第3図は使
用状態を示す斜視図である。 また第4図、第5図は、第2の例を示しており、その内
第4図は斜視図、第5図は第4図の平面図である。 また第6図、第7図は、第3の例を示しており、その内
第6図は斜視図、第7図は第6図の平面図である。 1:緊締用具、2:脚部 2a:折曲げ部、2′:中央部 3、3a:立上り本体部 3b:折曲げ部 4、4a:アーム A:腰布、A′:襞 Aa:上端部、Ab:腰布部 B:長手方向、C:垂直面 H:間隔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズボン、スカヘート等の下裾着用衣服類の
    締付口のベルト用腰布の外側で、かつその上端やや内方
    部位にある長さをもって圧接される脚部と、この脚部よ
    り立上がった一対のバネ特性を有する前記脚部の長手方
    向の垂直面とほぼ同じ垂直面状に位置する腰布に形成さ
    れた襞の伸縮を司るバネ特性を有する立上り本体部と、
    この立上り本体部の係止され、かつ前記腰布の上端部が
    捲装されるように前記立上り本体部との間に適宜間隔を
    有し、しかも前記脚部との間で腰布に襞を形成する前記
    脚部の垂直面より腰布外側に位置する一対のアームとで
    構成される緊締用具であって、この緊締用具を下裾着の
    腰布に数個装着する構成のズボン、スカート等の下裾着
    用衣服類の締付口緊締用具。
  2. 【請求項2】前記脚部が針金で構成され偏平楕円形状
    で、その長手方向の折曲げ部が楔機能を発揮する構成と
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載のズボン、スカ
    ート等の下裾着用衣服類の締付口緊締用具。
JP4314490U 1990-04-23 1990-04-23 ズボン、スカート等の下裾着用衣服類の締付口緊締用具 Expired - Lifetime JPH0613212Y2 (ja)

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JP5528878B2 (ja) * 2010-03-30 2014-06-25 モリト株式会社 ウエストサイズ調節具
JP6371935B2 (ja) * 2014-07-31 2018-08-08 渡辺 秀夫 ウエストサイズ調節具
CN114287687B (zh) * 2022-01-11 2024-02-06 泉州中德纺织品有限责任公司 一种透气型暴汗服及其制备方法

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