JP3113196U - 簡易腕吊り具 - Google Patents

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Abstract

【課題】一人で前腕部を保持することができ、洗濯を繰り返しても丈夫な簡易腕吊り具を提供する。
【解決手段】簡易腕吊り具1は、1枚の生地で形成されており、生地を二つ折りし、二枚重なった部分の一枚を前部分2、他の一枚を後部分3としてある。そして、折り畳んだ部分が底辺であって、折り畳んだ底辺の反対の端部を上辺5、6とし、該上辺5と6を縫い合わせて輪に形成してある。
【選択図】図2

Description

本考案は、患部である腕(上肢部)を吊り持ちした状態で保持するための簡易腕吊り具に関するものである。
従来は、片腕を麻痺した場合に、三角巾などを使って腕を釣った状態で簡易に固定する方法がよく用いられている。即ち、三角巾では1枚の三角形状の布材を折り畳み、畳まれた部分を底部として、その底部に前腕部を載せ、各頂点を互いに首の後側で結ぶことにより保持されるものである。
しかし、従来の三角巾は首の後で結ばなければならないため、介護者の手を借りなければできないという問題があった。また、縁かがりがなされてなく、洗濯を数回繰り返すうちにほつれてくるという問題もあった。
特開2000−245761
そこで、本考案は、係る問題点を解決すべく、一人で前腕部を保持することができ、洗濯を繰り返しても丈夫な簡易腕吊り具を安価に提供することを目的とするものである。
本考案に係る簡易腕吊り具は、上辺の幅寸法は5cm〜15cm、底辺の幅寸法は30cm〜50cm、高さ寸法を40cm〜60cmとなした台形状で、上記底辺から上方に向う凡そ8cm〜15cmの範囲を底辺の長さ寸法と同等の立上り寸法となした二重構造で、且つ底辺と上辺間の左右端縁を夫々れ縁布で縁かがりの施されてあることを特徴とする。また、上辺箇所を二分すると共に、夫々れに雄、雌の何れか係合具を備えた長さ調節ベルトを取付ける。或いは、上辺箇所を二分すると共に、片端部に長さ寸法を凡そ3cm〜15cmとなした帯状の面ファスナーを取付け、他端部は上記帯状の面ファスナーとの対合により係合止着を可能にするための面ファスナーを取付けたりする。
本考案は以上の通り構成するものであって、上辺の幅寸法は5cm〜15cm、底辺の幅寸法は30cm〜50cm、高さ寸法を40cm〜60cmとなした台形状で、上記底辺から上方に向う凡そ8cm〜15cmの範囲を底辺の長さ寸法と同等の立上り寸法となした二重構造としたことにより、簡易腕吊り具を安価で作成することができ、あらかじめ上辺が係合されているため、介護者の手を借りずに患者一人で前腕部を保持することができるものとなった。また、底辺と上辺間の左右端縁を夫々れ縁布により縁かがりしたことにより、洗濯を繰り返しても解れない丈夫なものとなった。
また、上辺箇所を二分すると共に、夫々れに雄、雌の何れか係合具を備えた長さ調節ベルトを取付けたり、或いは、上辺箇所を二分すると共に、片端部に長さ寸法を凡そ3cm〜15cmとなした帯状の面ファスナーを取付け、他端部は上記帯状の面ファスナーとの対合により係合止着を可能にするための面ファスナーを取付けたりすることにより、患者の腕の長さに応じて簡易腕吊り具の高さ寸法を調節することができるものとなった。
以下、図面に示す実施の形態について説明する。
図1は本考案に係る簡易腕吊り具の正面図で、図2は簡易腕吊り具の間を少し拡げた状態の斜視図である。本考案に係る簡易腕吊り具1は、前部分2、後部分3からなる二重構成となしてある。
本考案に係る簡易腕吊り具1は、1枚の生地で形成されており、生地を二つ折りし、二枚重なった部分の一枚を前部分2、他の一枚を後部分3としてある。そして、折り畳んだ部分が底辺4であって、折り畳んだ底辺の反対の端部を上辺5、6とし、該上辺5と6を縫い合わせて輪に形成してある。
前部分2及び後部分3は、上辺5、6の幅寸法w1を5cm〜15cm、底辺4の幅寸法w2を30cm〜50cm、高さ寸法h1を40cm〜60cmとなした台形状であって、底辺4から上方に向かう長さ寸法h2が8cm〜15cmの範囲を、底辺4の幅寸法と同等の立上がり寸法となしてある。
前部分2及び後部分3の底辺と上辺間の左右端部は縁布7で、縁かがりされてある。これにより、洗濯を繰り返しても解れない丈夫なものとなった。
図3は他の例の簡易腕吊り具の説明図である。本例では、上辺箇所を二分し、片端部に係合具の雄型、他端部に係合具の雌型の係合具を備えた長さ調節ベルトを設けて長さを調節可能としたものである。即ち、本例に係る簡易腕吊り具1’は、前部分2’及び後部分3’からなり、上辺を二分した箇所の片端部は前部分2’の上辺5’で、他端部は後部分3’の上辺6’である。前部分2’の上辺5’には雄型の係合具11が長さ調節具10を備えたベルト8を介して取り付けられている。また、後部分3’の上辺6’には雌型の係合具12がベルト9を介して取り付けられている。なお、前部分2’及び後部分3’の底辺と上辺間の左右端部及び上辺は縁布で、縁かがりされてある。
使用のさいには、介護者によって雄型の係合具11及び雌型の係合具12を相互に止着させたのち、患者の腕の長さに合わせて長さ調節具で引っ張りながら長さを固定させる。そして、次回からは長さを固定したままで、患者一人で付けたり外したりするのである。
図4は更に他の例の簡易腕吊り具の説明図である。本例では、前記例で係合具を備えた長さ調節ベルトとした部分において、面ファスナーで長さを調節可能としたものである。即ち、本例に係る簡易腕吊り具1”は、前部分2”及び後部分3”からなり、上辺を二分した箇所の片端部は後部分3”の上辺6”で、他端部は前部分2”の上辺5”である。その後部分3”の上辺6”に長さ寸法Lが3cm〜15cmとなした帯状の面ファスナー15、16を左右側縁から突出させている。そして、前部分2”の上辺5”の左右側縁の2カ所に面ファスナー13、14が設けられ、ここに、面ファスナー13及び15,面ファスナー14及び16は対合状態で係合止着を可能とするように、雄型と雌型或いは雌型と雄型の如くに対応させて取付けてある。なお、前部分2”及び後部分3”の底辺と上辺間の左右端部及び上辺は縁布で、縁かがりされてある。
使用のさいには、介護者によって患者の腕の長さに合わせて面ファスナー13及び15,面ファスナー14及び16を相互に止着させ長さを固定させる。そして、次回からは長さを固定したままで、患者一人で付けたり外したりするのである。このように簡易腕吊り具1’及び1”においては長さ調節が可能となしてあり、予め患者の腕の長さに調節しておいて、使用するのである。
本本考案に係る簡易腕吊り具の正面図である。 簡易腕吊り具の間を少し拡げた状態の斜視図である。 他の例の簡易腕吊り具の説明図である。 更に他の例の簡易腕吊り具の説明図である。
符号の説明
1、1’、1” 簡易腕吊り具
2、2’、2” 前部分
3、3’、3” 後部分
4 底辺
5、5’、5” 上辺
6、6’、6” 上辺
7 縁布
8 長さ調節ベルト
9 ベルト
10 長さ調節具
11 雄型の係合具
12 雌型の係合具
13、14 面ファスナー
15、16 面ファスナー

Claims (3)

  1. 上辺の幅寸法は5cm〜15cm、底辺の幅寸法は30cm〜50cm、高さ寸法を40cm〜60cmとなした台形状で、上記底辺から上方に向う凡そ8cm〜15cmの範囲を底辺の長さ寸法と同等の立上り寸法となした二重構造で、且つ底辺と上辺間の左右端縁を夫々れ縁布で縁かがりの施されてあることを特徴とした簡易腕吊り具。
  2. 上辺箇所を二分すると共に、夫々れに雄、雌の何れか係合具を備えた長さ調節ベルトを取付けることを特徴とした請求項1記載の簡易腕吊り具。
  3. 上辺箇所を二分すると共に、片端部に長さ寸法を凡そ3cm〜15cmとなした帯状の面ファスナーを取付け、他端部は上記帯状の面ファスナーとの対合により係合止着を可能にするための面ファスナーが取付けてあることを特徴とした請求項1記載の簡易腕吊り具。
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