JP3191300U - 太陽光パネルの支持金具 - Google Patents

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▲呉▼克耀
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広東保威新能源有限公司
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Abstract

【課題】支持部材を構成する板材の板厚を厚くすることなく、基部における必要な強度を簡易にかつ低コストで確保することができる太陽光パネルの支持金具を提供する。
【解決手段】屋根上に設置される太陽光パネルを取り付けるための枠体を支持固定する太陽光パネルの支持金具であって、その支持金具の主体となす支持金具本体を、所望の板厚及び幅の板材から形成するとともに、屋根を構築する下地側に固定される基部10と、基部の一方の端部から上方に立ち上げた起立部20と、起立部の上端から基部の上方にほぼ平行に対向するように延設されて枠体側を支持固定する支持部30と、を一体的に曲折形成し、支持金具本体には、複数の凸条12Cを長さ方向に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、屋根の上面側に設置される太陽光パネルを取り付けるための太陽光パネルの支持金具に関する。
特許文献1に示されるように、この種の支持金具にあっては、金具の主体となる支持金具本体を、所望の板厚及び幅の板材から形成された扁平状の基部と、基部から上方に曲折して立ち上げた固定部とが一体的に形成され、基部を屋根の下地材側に固定するとともに、固定部に縦桟及び横桟等を枠組みした枠体側を支持固定するように構成されている。
しかし、上記した支持金具は、基部の一方の端部から固定部を立ち上げて形成し、この固定部により枠体を支持固定するものであるため、基部には、相当の荷重が作用することになり、その部位の強度の確保が必要不可欠なものであり、その補強対策として、単に基部の板厚をその必要強度に対応して厚くすることも考えられるが、支持金具における屋根部材の取付状態、例えば、上下に葺き重ねられる屋根部材の間に固定される構造の取付状態を考慮すると、単に板厚を厚くすることができなかった。
そこで、例えば、特許文献2に示されるように、支持金具の主体となす支持金具本体を、所望の板厚及び幅の板材から形成するとともに、屋根を構築する下地材側に固定される基部とその基部から上方に立ち上げて枠体側を支持固定する固定部とから曲折形成し、基部の側縁部位を上方に曲折した上向きのフランジ片を立ち上げ形成するようにした技術が提案されている。
この特許文献2に記載された技術によれば、支持金具を構成する支持金具本体における基部を、その板材の板厚寸法を変えることなく、基部の強度を増大することができ、支持金具全体の強度を増大するとともに、屋根を構築する下地材側に対する取付け(固定)強度を確保することができる、とされている。
特開2003−239482号公報 特開2007−002650号公報
しかしながら、上記した特許文献2に記載された技術によれば、フランジ片は基部の側縁部位から上方に曲折して立ち上げ形成され、かつ、基部の開放端側から固定部の立ち上げ側まで形成されるので、フランジ片を形成するための作業に時間がかかり、また、その分のコストも嵩むという問題がある。
従って、本考案の目的は、支持部材を構成する板材自体の板厚を厚くすることなく、その基部における必要な強度を簡易にかつ低コストで確保することができる太陽光パネルの支持金具を提供することにある。
上記課題を解決するため、屋根上に設置される太陽光パネルを取り付けるための枠体を支持固定する太陽光パネルの支持金具であって、前記支持金具の主体となす支持金具本体は、所望の板厚及び幅の板材から形成されているとともに、屋根を構築する下地側に固定される基部と、該基部の一方の端部から上方に立ち上げて前記枠体側を支持固定する支持部と、が一体的に曲折形成される太陽光パネルの支持金具において、前記支持金具本体には、複数の凸条が長さ方向に形成されていることを特徴とする太陽光パネルの支持金具を提供するものである。
以上の構成において、前記支持金具本体は、長さ方向略中央に斜面の長さが異なる山部を有することを特徴とする。
また、前記凸条は、前記山部の両側縁部に形成されていることを特徴とする。また、前記凸条は、幅方向の断面が円弧状に形成されていることを特徴とする。
また、前記支持部には、前記支持金具に生じる振動を吸収する吸振部材が設けられていることを特徴とする。
また、前記支持部には、方形の貫通孔が設けられており、該方形の貫通孔に嵌合する四角形のナット形状の保持部を有するボルトが挿通されて前記固定部材を固定することを特徴とする。
更に、前記基部には、該基部の端部から前記山部の一方の斜面の両側縁部にわたって上向きに折曲したフランジ片が立ち上げ形成されていることを特徴とする。
本考案の太陽光パネルの支持金具は、支持金具本体を、所望の板厚及び幅の板材から形成し、屋根を構築する下地側に固定される基部とその基部の一方の端部から上方に立ち上げて固定部材を支持する支持部とを一体的に曲折形成し、基部の長さ方向に複数の凸条を延設して形成するようにしたので、太陽光パネルの支持金具を構成する基部をその板材の板厚寸法を変えることなく、基部の強度を簡易にかつ低コストで確保することができる。これにより、支持金具全体の強度を増大することができる。
図1(a)は、本考案の太陽光パネルの支持金具の構成を示した斜視図であり、(b)は、本考案の太陽光パネルの支持金具の構成を示した側面図であり、(c)は、(a)に示したAA断面を示した断面図である。 (a)は、支持部材を支持金具に固定するための締結部材の構成を示した図であり、(b)は、支持部材を支持金具に固定するための締結部材の構成を示した断面図である。 (a)は、支持金具を屋根の下地側に固定する状態を示した図であり、(b)は、支持金具に支持部材を固定する状態を示した図である。 (a)は、第2の実施形態に係る太陽光パネルの支持金具の構成を示した斜視図であり、(b)は、第2の実施形態に係る太陽光パネルの支持金具の側面を示した側面図である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して本考案に係る太陽光パネルの支持金具について説明する。
図1(a)は、第1の実施形態に係る本考案の太陽光パネルの支持金具の構成を示した斜視図であり、図1(b)は、第1の実施形態に係る本考案の太陽光パネルの支持金具の構成を示した側面図であり、図1(c)は、図1(a)に示したAA断面を示した断面図であり、図2(a)は、支持部材を支持金具に固定するための締結部材の構成を示した図であり、図2(b)は、支持部材を支持金具に固定するための締結部材の構成を示した断面図である。
図示するように、第1の実施形態に係る支持金具1は、全体として所望の板厚及び幅の板材から形成されており、基部10と基部10の一端から上方に曲折して立ち上げた起立部20と、起立部20の上端から基部10の上方にほぼ平行に対向するように延設された支持部30とから構成されている。
基部10は、屋根を構築する下地(図示せず)に固定される下位辺11と、下位辺11の端部から延設される山部12と、この山部12の端部から延設される上位辺13とから構成されている。
下位辺11は、屋根を構築する下地に支持金具1本体を固定するために貫通孔11aが複数設けられており、この複数孔11aにネジ等を挿入して支持金具1本体を下地に固定する。山部12は、両側に斜状部位12a,12bが形成されている。斜状部位12aは、下位辺11と連設しており、斜状部位12bは上位辺13と連設している。なお、斜状部位12aと斜状部位12bとは長さが異なるため、図1(b)に示すように、下位辺11と上位辺13との高さが異なる。
山部12には、長さ方向にわたって凸条部12cが形成されている。図示するように、凸条部12cは2本形成されているが、2本に限定されることなく2本以上の凸条部12cが形成されてもよい。また、図1(c)に示すように、断面形状が上向きに湾曲する円弧状に形成されている。このような構造により、基部10の変形強度を強化することができ、基部10の強度を高めることにより支持金具1全体の強度を増大させることができる。
一方、起立部20から延設された支持部30には、方形の貫通孔31が設けられている。この貫通孔31には締結部材であるボルト200が挿通され、後述する太陽光パネルを固定するための固定部材(図示せず)を支持する支持部材300をボルト200に固定することができる。
図2に示すように、上記した締結部材ボルト200は、頭部201に四角形のナット形状の保持部202と、この保持部202の上方にねじ溝が形成された軸203が一体的に構成されている。四角形のナット形状に形成された保持部202の直径は、支持金具1の支持部30に設けられた方形の貫通孔31の径とほぼ同じである。これにより、ボルト200を支持部30の下面から方形の貫通孔31に挿通した際に、保持部202が方形の貫通孔31に嵌合することでボルト200が回転したり抜脱したりすることを防止することができる。
また、ボルト200が支持部30の貫通孔31に挿通されると、ボルト200の保持部202の上部が貫通孔31から支持部30の上面に露出する。後述する支持部材300には、方形の長孔301が設けられており、この方形の長孔301が露出している保持部202の上部と嵌合ことで、方形の長孔301の長さ方向にのみ支持部材300を水平移動させることが可能となる。
次に、本考案の太陽光パネルの支持金具を屋根に設置する方法について説明する。
図3(a)は、支持金具を屋根の下地側に固定する状態を示した図であり、図3(b)は、支持金具に支持部材を固定する状態を示した図である。
図示するように、まず、支持金具1本体を、屋根を構築する下地Wに固定する。このとき、下地Wに載置した支持金具1の下位辺11に設けられている貫通孔11aにネジ400を挿通させ締結することで支持金具1を下地Wに固定する。次に、支持部30に設けられている貫通孔31の下面側からボルト200を挿通させる。
そして、支持部30に上面にゴム等の弾性体で構成された平板状の緩衝部材40を載置する。この緩衝部材40は、屋根上設置物が風などによる振動を吸収することで支持金具1および屋根本体への損傷を軽減する効果がある。次に、支持部材300をボルト200に締結する固定することで支持金具1本体に支持部材300を装着することができる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態に係る太陽光パネルの支持金具の構成を示す図であり、(a)は、その斜視図。(b)は、その側面図である。
図1と同一の内容には同一の符号を付したので重複する説明は省略するが、図示するように、第2の実施形態に係る支持金具1は、上記した第1の実施形態に係る支持金具1の構成に加え、下位辺11から山部12の斜状部位12aにわたって両側縁部位を上方に折曲した上向きフランジ片50が立ち上がるようにして形成されている。
なお、このフランジ片50は、下位辺11の端部から斜状部位12aの端部にわたって同じ高さで形成されている。
このような簡単な構成でも、基部10の変形強度を強化することができ、基部10の強度を高めることにより支持金具1全体の強度を増大させることができる。
1 支持金具
10 基部
11 下位辺
11a、31 貫通孔
12 山部
12a、12b 斜状部位
12c 凸条部
13 上位辺
20 起立部
30 支持部
40 緩衝部材
50 フランジ片
200 ボルト
201 頭部
202 保持部
203 軸
300 支持部材
400 ネジ
また、前記支持部には、方形の貫通孔が設けられており、該方形の貫通孔に嵌合する四角形のナット形状の保持部を有するボルトが挿通されて前記支持部を固定することを特徴とする。

Claims (7)

  1. 屋根上に設置される太陽光パネルを取り付けるための枠体を支持固定する太陽光パネルの支持金具であって、前記支持金具の主体となす支持金具本体は、所望の板厚及び幅の板材から形成されているとともに、屋根を構築する下地側に固定される基部と、該基部の一方の端部から上方に立ち上げて前記枠体側を支持固定する支持部と、が一体的に曲折形成される太陽光パネルの支持金具において、
    前記支持金具本体には、複数の凸条が長さ方向に形成されていることを特徴とする太陽光パネルの支持金具。
  2. 前記支持金具本体は、長さ方向略中央に斜面の長さが異なる山部を有することを特徴とする請求項1記載の太陽光パネルの支持金具。
  3. 前記凸条は、前記山部の両側縁部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の太陽光パネルの支持金具。
  4. 前記凸条は、幅方向の断面が円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の太陽光パネルの支持金具。
  5. 前記支持部には、前記支持金具に生じる振動を吸収する吸振部材が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の太陽光パネルの支持金具。
  6. 前記支持部には、方形の貫通孔が設けられており、該方形の貫通孔に嵌合する四角形のナット形状の保持部を有するボルトが挿通されて前記固定部材を固定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の太陽光パネルの支持金具。
  7. 前記基部には、該基部の端部から前記山部の一方の斜面の両側縁部にわたって上向きに折曲したフランジ片が立ち上げ形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の太陽光パネルの支持金具。
JP2014000694U 2013-12-28 2014-02-13 太陽光パネルの支持金具 Expired - Lifetime JP3191300U (ja)

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