JP3181079U - ソーラーパネル設置用ベース板の支承金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】二重構造屋根にソーラーパネルを設置するための、ソーラーパネルを支持するソーラーパネル設置用ベース板の支承金具を提供する。
【解決手段】波板スレート屋根上に、その波板スレート屋根の突面上に位置する断面台形状をしたカバー部9を平板部10を介して連続して形成したカバールーフ8を取り付けた二重構造屋根に使用されるソーラーパネル設置用のベース板を支承するための金具1であって、前記したカバールーフ8の隣接するカバー部9を跨いで架設され、断面をカバー部9の側面と沿う略台形状とし、中央部位に受金具12を固着するボルト挿通用の長孔を設け、前記カバー部9と対応する部位には、カバー部9、波板の突面を貫通し、既存母屋材に当該金具1を固定するためのネジ挿通孔が設けられていることとする。
【選択図】図5

Description

本考案はソーラーパネル設置用ベース板の支承金具に関し、特に、基礎金具となるC字鋼バー材上に波板スレートを葺き、その上にカバールーフを葺いた二重構造屋根にあって、ソーラーパネルを設置するため、そのベース板を支承するための支承金具に関する。
ソーラーパネルを目的個所に設置するには、そのソーラーパネルのモジュールを支持するためのベース板が必要とされる。現在、ソーラーパネルは建造物の屋根上に設置することが広く実施されており、高効率を得ているが、上記したように二重構造屋根にあっては、ベース板を支承するための構成が開発されておらず、そのため、ソーラーパネルを設置することを断念するか、既設の二重構造屋根を取り外し、他の構造へ変更しなければならないという煩わしさがあった。
この二重構造はカバールーフを波板スレートに重ねることで、より段差を設けて防水性を高め台風時等の横風、強風に対する強度を持たせ、カバールーフと波板スレートの間の溝部分は通気性をよくしてあるので断熱効果も得ることができることとなる。
出願人は、本願考案に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具について、先行する技術文献を調査したが、本考案と関連し、類似すると思われる文献は発見できなかった。
本考案が解決しようとする問題点は、現在、二重構造屋根にソーラーパネルを設置するために、そのソーラーパネルを支持するためのベース板を取り付けるための構造が存在していないという点である。
この問題点を解決するために、本考案に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具は波板スレート屋根上に、その波板スレート屋根の突面上に位置する断面台形状をしたカバー部を平板部を介して連続して形成したカバールーフを取り付けた二重構造屋根に使用されるソーラーパネル設置用のベース板を支承するための金具であって、前記したカバールーフの隣接するカバー部を跨いで架設され、断面をカバー部の側面と沿う略台形状とし、中央部位に受金具を固着するボルト挿通用の長孔を設け、前記カバー部と対応する部位には、カバー部、波板の突面を貫通し、既存母屋材に当該金具を固定するためのネジ挿通孔が設けられていることを特徴としている。
また、本考案に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具は前記した長孔及びネジ挿通孔は長手方向に沿った中心線に直線上に配置されていることを特徴としている。
さらに、本考案に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具は前記した長孔は小判状に形成されていることを特徴としている。
そして、本考案に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具は前記した長孔及びネジ挿通孔が形成される部位は、断面略コ字状に外方へ突出され、補強が施されていることを特徴としている。
本考案に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具は上記のように構成されている。そのため、カバールーフや波板スレートの有する凹凸を金具自体で吸収し、二重構造屋根の利点を生かしながら、強固にそのカバールーフ上にソーラーパネルを設置するためのベース板を支承することができることとなる。
本考案を実施した支承金具を示す正面図である。 平面図である。 側面図である。 図2中のA矢視断面図である。 使用状態を示す正面図である。 側面図である。 受金具の正面図である。 側面図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本考案の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。これらの図にあって1は本考案を実施した支承金具を示している。この支承金具1は鋼板で成形され、防錆のため亜鉛メッキ仕上げが施されたものとなっており、全体として長方形の板状となっており、その短手側となる両端は後述するカバールーフのカバー部の外側面と合致して沿うように屈曲され、正背面から見ると略台形状となっている。本実施例ではその屈曲角度は内角で110度を想定している。
この支承金具1の長手方向に沿った中央部分は略断面コ字状に外方へ突出された突出部2となっており、補強処理がなされている。本実施例ではこの突出部2の突出寸法は4mmを想定している。この突出部2の中央部位には、支承金具1の長手方向に沿って長寸とした小判状の長孔3が設けられ、また、この長孔3と中心線を直線上としたネジ挿通孔4、4が設けられている。このネジ挿通孔4、4の位置は後述するカバールーフのカバー部頂面と対応する部位とされている。ここで長孔3を設けてあるのは後述するボルト挿通位置をアジャストすることができるようにするためである。
ここで、上記した構成の支承金具1の実際の使用態様を図5乃至図8を用いて説明する。図中5は既存母屋材であるC字鋼バーを示しており、屋根の傾斜方向と直交させて、適宜間隔で設置されている。尚、図6は屋根の傾斜を示すため、故意に傾けて表わしている。このC字鋼バー5、5上には波板スレート6が取り付けられている。この取り付け方向性は幅方向(波形方向)がC字鋼バー5、5と沿うものとし、このC字鋼バー5、5とは波板スレート6の突部頂面からフックボルト7により連結固定されており、この波板スレート6は、その幅方向(波形方向)の端部で部分重合する構成となっている。
一方、図中8は波板スレート6上に配置されるカバールーフを示しており、このカバールーフ8は鋼製、それもカルバリューム製のものとなっている。このカバールーフ8は、波板スレート6の突面上に位置する、断面台形状をしたカバー部9、9‥を有し、そのカバー部9、9‥間を平板部10、10‥で一体に連結した構造となっている。
支承金具1は、隣接するカバー部9、9の上面を跨いで架設される。その架設状態でネジ挿通孔4、4に上方から、カバー部9及び波板スレート6の突面を貫通してネジ11、11が挿通され、その下端はC字鋼バー5に止着され、固定される。尚、カバー部9の台形形状と、支承金具1の両端屈曲角度は密に当接する同一角度とされている。
このネジ11による止着にあって、支承金具1の上面にはネジ挿通孔4、4と対応して座金とパッキンが介在され、締着力を高めている。
また、支承金具1の長孔3に対応する上面には、受金具12が設置される。この受金具12は断面が上向きコ字状をしており、内面側には後述する架台を受けるブラケット15、15が対向して突出されており、このブラケット15、15上に載置された架台14を外側からビス16、16で固定するものとなっている。
この受金具12は支承金具1の下方からボルト13を長孔3に挿通して止着固定される。このボルト13の長孔3への挿通は、その挿通位置を長孔3としてあることによってアジャストすることができ、ボルト13の先端は受金具12のブラケット15、15の頂面以内に収められる。尚、受金具12は各メーカーによって種々の構成のものがある。
さらに、図中14はソーラーパネルのモジュールが固定されるための架台(ベース板)であり直方形をしており、この架台14の底面は受金具12のブラケット15、15上に当接設置され、受金具12の外側方からビス16、16によって位置決め固定されることとなる。
本実施例に係るソーラーパネル設置用ベース板の支承金具は上記のように構成されている。実施例や図面において示した数値あるいは材料はこれに限定されるものではなく、必要に応じて変更採択されるものであることは勿論である。尚、実施例は架台を母屋材C字鋼バーに対し、直交方向に設置する縦置き方式を示しているが、平行となる横置き方式も勿論可能であり、母屋材の設置方向によってもこの構成は随時に選択される。
1 支承金具
2 突出部
3 長孔
4 ネジ挿通孔
5 C字鋼バー
6 波板スレート
7 フックボルト
8 カバールーフ
9 カバー部
10 平板部
11 ネジ
12 受金具
13 ボルト
14 架台
15 ブラケット
16 ビス

Claims (4)

  1. 波板スレート屋根上に、その波板スレート屋根の突面上に位置する断面台形状をしたカバー部を平板部を介して連続して形成したカバールーフを取り付けた二重構造屋根に使用されるソーラーパネル設置用のベース板を支承するための金具であって、前記したカバールーフの隣接するカバー部を跨いで架設され、断面をカバー部の側面と沿う略台形状とし、中央部位に受金具を固着するボルト挿通用の長孔を設け、前記カバー部と対応する部位には、カバー部、波板の突面を貫通し、既存母屋材に当該金具を固定するためのネジの挿通孔が設けられていることを特徴とするソーラーパネル設置用ベース板の支承金具。
  2. 前記した長孔及びネジ挿通孔は長手方向に沿った中心線に直線上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のソーラーパネル設置用ベース板の支承金具。
  3. 前記した長孔は小判状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のソーラーパネル設置用ベース板の支承金具。
  4. 前記した長孔及びネジ挿通孔が形成される部位は、断面略コ字状に外方へ突出され、補強が施されていることを特徴とする請求項1から3のうち1項に記載のソーラーパネル設置用ベース板の支承金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163144A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Ever Kk ソーラーパネル用の取付部材及びこれを使用した家畜舎
JP2015028257A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 京セラ株式会社 太陽電池アレイ
JP2017210788A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 株式会社栄信 太陽電池パネル取付架台の支持金具

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