JP3191222B2 - 回転乾燥装置 - Google Patents

回転乾燥装置

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JP3191222B2 JP14690791A JP14690791A JP3191222B2 JP 3191222 B2 JP3191222 B2 JP 3191222B2 JP 14690791 A JP14690791 A JP 14690791A JP 14690791 A JP14690791 A JP 14690791A JP 3191222 B2 JP3191222 B2 JP 3191222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄処理後のウエハを
乾燥する回転乾燥装置に関し、乾燥中に発生する塵埃を
除去する手段を設けた回転乾燥装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造におけるウエハの洗浄,乾燥
工程は、自動化の向上により、各種洗浄処理から乾燥ま
で、搬送ロボットを用いた自動洗浄装置によって行われ
ている。自動洗浄装置に組み込まれた回転乾燥装置でウ
エハを乾燥するには、搬送ロボットにより洗浄したウエ
ハを収納したキャリアを搬送して回転乾燥装置のクレイ
ドルにセットし、このクレイドルとともにキャリアに収
納したウエハを高速回転する。そしてウエハに付着して
いる水滴を遠心力により飛ばして、ウエハより水滴を除
去して乾燥させる。
【0003】従来の回転乾燥装置を図4の概略断面図お
よび図4中のB−B線断面図により説明する。図に示す
如く、回転乾燥装置30の周辺に液滴が飛散するのを防
ぐための容器31の下部にモータ32を設ける。モータ
32には容器31の底壁31aを回動自在な状態で貫通
させたモータ軸33を設ける。容器31の内部でモータ
軸33の先端にはターンテーブル34を設ける。ターン
テーブル34の上面にはクレイドル軸支持部35,36
を間隔をおいてかつ平行に設ける。各クレイドル軸支持
部35,36にはターンテーブル34の上面より同等の
高さで対向した位置に軸受37,38および軸受39,
40を形成する。
【0004】各クレイドル軸支持部35,36間にはク
レイドル41,42を取り付ける。各クレイドル41,
42の重心よりも上方でかつ同重心よりもモータ軸33
側でクレイドル41およびクレイドル42のそれぞれの
両側には、クレイドル軸43,44およびクレイドル軸
45,46を形成する。各クレイドル軸43ないし46
はそれぞれに対応する上記軸受37ないし40に回動自
在な状態で支持される。上記各クレイドル41,42に
はキャリア71,72を出し入れするための開口47,
48を設ける。またクレイドル軸支持部35,36間に
は、ターンテーブル34が停止しているときに、各クレ
イドル41,42が矢印方向に回動するのを防いで、各
開口47,48が上方に向く状態に当該クレイドル4
1,42を支えるクレイドル支持部49,50を設け
る。
【0005】次に上記構成の従来の回転乾燥装置30の
動作を図6により説明する。図6に示す如く、ターンテ
ーブル34が停止している状態では、各クレイドル4
1,42はクレイドル支持部49,50によって2点鎖
線で示す位置に支持される。この状態でウエハ(図示せ
ず)を収納したキャリア71,72を該当するクレイド
ル41,42にセットする。
【0006】その後モータ32を駆動して、ターンテー
ブル34を高速回転させる。ターンテーブル34の回転
速度が高まるにつれて、各クレイドル41,42は矢印
で示す方向にそれぞれが回動し、実線で示す位置に移動
する。そしてウエハに付着した水滴に遠心力が作用し、
水滴がウエハ面より振り切られてウエハより水滴が除去
される。このようにしてウエハは乾燥する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記回転
乾燥装置では、ターンテーブルが高速回転するにしたが
い、クレイドルの重心が回転の外側方向に引っ張られ
る。この結果、クレイドルはクレイドル軸の軸心回りに
回動する。このときクレイドル軸と軸受とが擦れあっ
て、クレイドル軸または軸受のいずれか一方または両方
が摩耗して塵埃を発生する。この塵埃が浮遊して乾燥処
理中のウエハに付着し、ウエハは汚染される。
【0008】本発明は、塵埃によるウエハの汚染を無く
して清浄性に優れた回転乾燥装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた回転乾燥装置である。すなわち、
モータのモータ軸に設けられたターンテーブルと、前記
ターンテーブルの上面でかつ対向した状態に設けられた
一対のクレイドル軸支持部と、前記各クレイドル軸支持
部に形成され、対向するように配置された一対の軸受
と、前記各軸受に回動自在に支持された一対のクレイド
ル軸を備え、前記一対のクレイドル軸支持部間に配置さ
れ、ウエハが収納されるクレイドルとを有し、前記クレ
イドルは前記ターンテーブルの回転速度が高まるにつれ
て回動し、遠心力により水滴が前記ウエハ面より振り切
られて除去される回転乾燥装置において、前記軸受の
前記クレイドル側とは反対側を覆う状態で前記クレイド
ル軸支持部に設けられた吸引カバー、前記吸引カバー
の内部と前記モータ軸の内部に形成した流路とを連通す
る状態に接続された配管、前記流路に接続された吸引
とを有するものである。
【0010】
【作用】上記構成の回転乾燥装置では、各軸受における
クレイドル側とは反対側を覆う状態に吸引カバーを設
け、さらに吸引カバーに配管とモータ軸に形成した流路
とを介して吸引機を接続した。このため、クレイドルが
回動するときに、クレイドル軸と軸受とが擦れあって発
生する塵埃は、吸引カバーより配管と流路とを通って吸
引機に吸引される。この結果、塵埃がクレイドル側に拡
散しないので、乾燥処理中のウエハは清浄に保たれる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1の部分破砕概略断面図
および図2に示す図1中のA−A線断面図により説明す
る。図1および図2に示した各構成部品のうち、前記従
来の技術中の図4,図5で説明したと同様の構成部品に
は同一の番号を付す。図に示すように、回転乾燥装置1
は、前記図4で説明した従来の回転乾燥装置(30)に
塵埃除去手段として吸引カバー11ないし14と配管1
5ないし18と吸引機19とを設けかつモータ軸33に
流路20を形成したものである。また図1,図2に示す
モータ32、ターンテーブル34、クレイドル軸支持部
35,36、軸受37ないし40、クレイドル41,4
2、クレイドル軸43ないし46、クレイドル支持部4
9,50の各構成部品は前記図4,図5で説明したもの
と同様なので、詳細な説明は省略する。
【0012】すなわち、各軸受37ないし40における
クレイドル41,42側とは反対側を覆う状態でクレイ
ドル軸支持部35,36の各側面35a,36aに吸引
カバー11ないし14を設ける。各吸引カバー11ない
し14にはそれぞれに対応する配管15ないし18の一
端を接続する。各配管15ないし18の他端をモータ軸
33の内部に形成した流路20に接続する。各配管15
ないし18は、回転中のばたつきを無くすために、それ
ぞれの長さをできるだけ短くしてクレイドル軸支持部3
5,36を貫通させる。容器31の外部で上記モータ軸
33には、このモータ軸33を回転させた状態で流路2
0をモータ軸33の外部に分岐するいわゆるロータリー
ジョイント21を設ける。ロータリージョイント21で
分岐した流路に配管22の一端側を接続する。そして同
配管22の他端側を吸引機19に接続する。
【0013】次に上記回転乾燥装置1の動作を図3によ
り説明する。図に示すように、ターンテーブル34が停
止している状態では、クレイドル41,42は2点鎖線
で示す位置にクレイドル支持部49,50によって支持
される。この状態でウエハを収納したキャリア71,7
2をクレイドル41,42にセットする。
【0014】その後モータ32を駆動してターンテーブ
ル34を高速回転させる。ターンテーブル34の回転速
度が高まるにつれて、各クレイドル41,42のそれぞ
れは矢印で示す方向に回動して実線で示す位置に移動す
る。このとき、クレイドル軸43ないし46(図2参
照)とこれらに対応する軸受37ないし40(図2参
照)とが擦れあって塵埃(主に摩耗粉)を発生する。発
生した塵埃は、吸引カバー11,13と吸引カバー1
2,14(図2参照)とより配管15,17と配管1
6,18(図2参照)、流路20、ロータリジョイント
21、配管22とを順に通って吸引機19に吸引され
る。このため、クレイドル41,42側に塵埃が飛散す
ることが無くなる。またウエハに付着した水滴に高速回
転による遠心力が作用して、水滴がウエハ面より振り切
られる。そしてウエハより水滴が除去されて、ウエハは
乾燥する。したがって、ウエハは清浄な状態で乾燥され
る。
【0015】また各吸引カバー11ないし14側より各
クレイドル35,36側に向かって各クレイドル軸43
ないし46に穴(図示せず)を形成し、さらに形成した
穴より該当する軸受37ないし40の各面に向かって貫
通する複数の孔(図示せず)を当該クレイドル軸43な
いし46に形成する。この場合には、各軸受37ないし
40とこれらに対応する各クレイドル軸43ないし46
との間で発生する塵埃は、クレイドル軸43ないし46
とこれらに対応する軸受37ないし40との間を通って
吸引されるとともに、上記各クレイドル軸に形成した複
数の孔と穴とを通っても吸引される。このため、塵埃は
さらに効率良く除去される。
【0016】上記実施例で説明した回転乾燥装置1は、
ウエハに限らず、例えばコンパクトディスクやレーザデ
ィスク等の洗浄後の乾燥にも用いることができる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
クレイドル軸と軸受とが擦れあって発生する塵埃の除去
手段として、回転乾燥装置に吸引カバーと配管と吸引機
と流路とを設けた。このため、発生した塵埃は吸引機に
よって吸引されるので、クレイドル側の清浄度が高ま
る。この結果、ウエハを清浄な状態で乾燥することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の部分破砕概略断面図である。
【図2】図1中のA−A線断面図である。
【図3】実施例の動作説明図である。
【図4】従来例の概略断面図である。
【図5】図4中のB−B線断面図である。
【図6】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 回転乾燥装置 11〜14 吸
引カバー 15〜18 配管 19 流路 22 吸引機 32 駆動モー
タ 33 モータ軸 34 ターンテ
ーブル 35,36 クレイドル軸支持部 37〜40 軸
受 41,42 クレイドル 43〜46 ク
レイドル軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのモータ軸に設けられたターンテ
    ーブルと、 前記ターンテーブルの上面でかつ対向した状態に設け
    一対のクレイドル軸支持部と、前記各クレイドル軸支持部に形成され、対向するように
    配置された一対の軸受と、 前記各軸受に回動自在に支持された一対のクレイドル軸
    を備え、前記一対のクレイドル軸支持部間に配置され、
    ウエハが収納される クレイドルとを有し、 前記クレイドルは前記ターンテーブルの回転速度が高ま
    るにつれて回動し、遠心力により水滴が前記ウエハ面よ
    り振り切られて除去される 回転乾燥装置において、 前記軸受の前記クレイドル側とは反対側を覆う状態で
    前記クレイドル軸支持部に設けられた吸引カバー、 前記吸引カバーの内部と前記モータ軸の内部に形成した
    流路とを連通する状態に接続された配管、 前記流路に接続された吸引機とを有することを特徴とす
    る回転乾燥装置。
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