JP3191033B2 - モジュラーコネクタ防水装置 - Google Patents
モジュラーコネクタ防水装置Info
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- JP3191033B2 JP3191033B2 JP20560794A JP20560794A JP3191033B2 JP 3191033 B2 JP3191033 B2 JP 3191033B2 JP 20560794 A JP20560794 A JP 20560794A JP 20560794 A JP20560794 A JP 20560794A JP 3191033 B2 JP3191033 B2 JP 3191033B2
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- Japan
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- modular plug
- wall
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- modular
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器等に使用す
るモジュラーコネクタの防水装置に関する。
るモジュラーコネクタの防水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、モジュラープラグの従来例が
示されている。図において、1はモジュラープラグで、
1aはモジュラープラグのロックを解除させるレバーで
ある。レバー1aは、該プラグの底面の端部から、底面
中央に向けて張り出して設けられ、かつ、端部に近接し
た位置には、ロック1bを備えており、レバー1aを押
し上げることにより、モジュラープラグのロックを解除
をすることができる。このように、従来のモジュラープ
ラグでは、コネクタの着脱は可能であるが防水機能を有
していないという問題があった。
示されている。図において、1はモジュラープラグで、
1aはモジュラープラグのロックを解除させるレバーで
ある。レバー1aは、該プラグの底面の端部から、底面
中央に向けて張り出して設けられ、かつ、端部に近接し
た位置には、ロック1bを備えており、レバー1aを押
し上げることにより、モジュラープラグのロックを解除
をすることができる。このように、従来のモジュラープ
ラグでは、コネクタの着脱は可能であるが防水機能を有
していないという問題があった。
【0003】この発明は、このような従来の問題を解決
するものであり、防水機能を備えたモジュラーコネクタ
を提供することを目的とするものである。
するものであり、防水機能を備えたモジュラーコネクタ
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、モジュラープラグを被覆するゴム製
または合成樹脂製のカバーからなり、該カバーは、モジ
ュラープラグと嵌合する内壁および筐体の内壁と嵌合す
る外壁及びケーブルを保護するブッシング部から構成さ
れ、該カバーの内壁には、モジュラープラグの凹部と係
合する係止用突起が、また、外壁およびケーブル保持用
孔には、それぞれ、防水用凸部がその周方向に連続して
設けられており、ブッシング部はカバーと一体に設けら
れている。このカバーによって被覆されたモジュラープ
ラグを筐体に装着することによって、カバーに設けられ
た防水用凸部により筐体内への浸水を防ぐようにしたも
のである。
を達成するために、モジュラープラグを被覆するゴム製
または合成樹脂製のカバーからなり、該カバーは、モジ
ュラープラグと嵌合する内壁および筐体の内壁と嵌合す
る外壁及びケーブルを保護するブッシング部から構成さ
れ、該カバーの内壁には、モジュラープラグの凹部と係
合する係止用突起が、また、外壁およびケーブル保持用
孔には、それぞれ、防水用凸部がその周方向に連続して
設けられており、ブッシング部はカバーと一体に設けら
れている。このカバーによって被覆されたモジュラープ
ラグを筐体に装着することによって、カバーに設けられ
た防水用凸部により筐体内への浸水を防ぐようにしたも
のである。
【0005】さらに、ケーブルを保護するためにブッシ
ングをカバーと一体に設けるとともに、カバーの下部に
はモジュラープラグのレバーの先端部と接触可能な延長
部を設けたものである。
ングをカバーと一体に設けるとともに、カバーの下部に
はモジュラープラグのレバーの先端部と接触可能な延長
部を設けたものである。
【0006】
【作用】したがって、この発明によれば、カバーの外壁
に設けられた防水用凸部、および、ケーブル用孔の内側
に設けられた防水用凸部が筐体およびケーブルと密着す
るので、筐体への水の侵入を防ぐことができるととも
に、ケーブルの出口部に設けたブッシングによりケーブ
ルの耐屈曲性を向上することができる。
に設けられた防水用凸部、および、ケーブル用孔の内側
に設けられた防水用凸部が筐体およびケーブルと密着す
るので、筐体への水の侵入を防ぐことができるととも
に、ケーブルの出口部に設けたブッシングによりケーブ
ルの耐屈曲性を向上することができる。
【0007】また、カバーの下部に設けた延長部を介し
て、レバーを押し上げることが可能であり、ロックの解
除も従来例と同様に容易に行うことができる。
て、レバーを押し上げることが可能であり、ロックの解
除も従来例と同様に容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、この発明を実施例により具体的に説明
する。図1から図4には、この発明の一実施例が示され
ている。図1には、モジュラープラグとカバーの断面
図、図2には、モジュラープラグとカバーを筐体に取り
着けた状態を示す正面図、図3には、図2のA−Aの断
面図、図4には、図2のB−Bの断面図が示されてい
る。
する。図1から図4には、この発明の一実施例が示され
ている。図1には、モジュラープラグとカバーの断面
図、図2には、モジュラープラグとカバーを筐体に取り
着けた状態を示す正面図、図3には、図2のA−Aの断
面図、図4には、図2のB−Bの断面図が示されてい
る。
【0009】なお、従来例と同じ部品には、同じ符号を
付したので、その説明を省略する。図において、1はモ
ジュラープラグで、従来例と同様に、レバー1a、ロッ
ク1bおよびケーブルをクランプするための凹部1cを
備えている。2はゴム製又は、合成樹脂製のカバーで、
モジュラープラグ1と嵌合する内壁、および筐体4の内
壁4aと嵌合する外壁から構成され、かつ、下部には、
モジュラープラグ1との嵌合時において、レバー1aの
先端部と接触可能な延長部2fが設けられている。
付したので、その説明を省略する。図において、1はモ
ジュラープラグで、従来例と同様に、レバー1a、ロッ
ク1bおよびケーブルをクランプするための凹部1cを
備えている。2はゴム製又は、合成樹脂製のカバーで、
モジュラープラグ1と嵌合する内壁、および筐体4の内
壁4aと嵌合する外壁から構成され、かつ、下部には、
モジュラープラグ1との嵌合時において、レバー1aの
先端部と接触可能な延長部2fが設けられている。
【0010】さらに、カバー2の内壁には、モジュラー
プラグ1の凹部1cと係合する係止用突起2aが、ま
た、外壁およびケーブル保持用孔2dには、それぞれそ
の周方向に防水用凸部2c、2bが連続して設けられて
いる。2eは、ケーブルの出口部に一体的に形成された
ブッシングである。筐体4の下部は、図3に示されてい
るようにその一部が削られた肉薄部4bとなっている。
プラグ1の凹部1cと係合する係止用突起2aが、ま
た、外壁およびケーブル保持用孔2dには、それぞれそ
の周方向に防水用凸部2c、2bが連続して設けられて
いる。2eは、ケーブルの出口部に一体的に形成された
ブッシングである。筐体4の下部は、図3に示されてい
るようにその一部が削られた肉薄部4bとなっている。
【0011】カバー2をモジュラープラグに嵌め込む
と、カバー2の係合用突起2aは、モジュラープラグ1
の凹部1cと係合し、カバー2の抜けを防ぐとともに両
者を1体化する。この状態でモジュラープラグを筐体に
装着すると、カバー2の外壁に設けられた防水用凸部2
cが筐体4の内壁4aに密着し、ケーブル保持用孔2d
の内側に設けられた防水用凸部2bがケーブル3に密着
することにより、水の筐体内への侵入を防ぐことができ
るとともに、ケーブル3の屈曲に対しては、ブッシング
2eによりケーブルの耐屈曲性を向上することができ
る。
と、カバー2の係合用突起2aは、モジュラープラグ1
の凹部1cと係合し、カバー2の抜けを防ぐとともに両
者を1体化する。この状態でモジュラープラグを筐体に
装着すると、カバー2の外壁に設けられた防水用凸部2
cが筐体4の内壁4aに密着し、ケーブル保持用孔2d
の内側に設けられた防水用凸部2bがケーブル3に密着
することにより、水の筐体内への侵入を防ぐことができ
るとともに、ケーブル3の屈曲に対しては、ブッシング
2eによりケーブルの耐屈曲性を向上することができ
る。
【0012】また、カバー2の延長部2fを介して、レ
バー1aを押し上げることができるので、ロック1bに
よるロックを容易に解除することができる。さらに、モ
ジュラープラグ1は、従来のものを、そのまま利用で
き、簡単な操作によりカバーを装着することができる。
バー1aを押し上げることができるので、ロック1bに
よるロックを容易に解除することができる。さらに、モ
ジュラープラグ1は、従来のものを、そのまま利用で
き、簡単な操作によりカバーを装着することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明は、ケーブルに
カバーを挿通し、従来通りの工法によりモジュラープラ
グの組立を行った後、カバーをモジュラープラグに嵌合
することによって、両者を容易に組立てることができる
とともに、カバーに設けられた防水用凸部により筐体に
対する防水機能を果すことができる。
カバーを挿通し、従来通りの工法によりモジュラープラ
グの組立を行った後、カバーをモジュラープラグに嵌合
することによって、両者を容易に組立てることができる
とともに、カバーに設けられた防水用凸部により筐体に
対する防水機能を果すことができる。
【0014】また、カバーのケーブル出口部には、ブッ
シングが設けられているので、ケーブルの耐屈曲性を向
上することができる。さらに、カバーの下部に設けられ
た延長部を押し上げることにより、モジュラープラグの
ロックを容易に解除することができる。
シングが設けられているので、ケーブルの耐屈曲性を向
上することができる。さらに、カバーの下部に設けられ
た延長部を押し上げることにより、モジュラープラグの
ロックを容易に解除することができる。
【図1】本発明の、モジュラープラグとカバーの断面図
である。
である。
【図2】本発明の、モジュラープラグとカバーを筐体に
取り着けた状態を示す正面図である。
取り着けた状態を示す正面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】従来例の断面図である。
1 モジュラープラグ 1a レバー 1b コネクタロック 1c 凹部 2 カバー 2a 係止用突起 2b 防水用凸部 2c 防水用凸部 2d ケーブル保持用孔 2e ブッシング 2f 延長部 3 ケーブル 4 筐体 4a 筐体の内壁 4b 肉薄部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/034 H01R 13/52 301 H05K 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブルをクランプしているモジュラー
プラグと、モジュラープラグを被覆するゴム製または合
成樹脂製のカバーからなり、該カバーは、モジュラープ
ラグと嵌合する内壁と筐体の内壁と嵌合する外壁及びケ
ーブルを保護するブッシング部から構成され、該カバー
の内壁には、モジュラープラグの凹部と係合する係止用
突起が、また、外壁およびケーブル保持用孔には、それ
ぞれ、その周方向に防水用凸部が連続して設けられ、モ
ジュラープラグの装着時において、カバーに設けられた
防水用凸部により防水機能を備えるとともに、ブッシン
グ部をカバーと一体に設けたことを特徴とするモジュラ
ーコネクタ防水装置。 - 【請求項2】 カバーの下部には、モジュラープラグの
レバーの先端部と接触可能な延長部を設けたことを特徴
とする請求項1記載のモジュラーコネクタ防水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20560794A JP3191033B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | モジュラーコネクタ防水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20560794A JP3191033B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | モジュラーコネクタ防水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0879099A JPH0879099A (ja) | 1996-03-22 |
JP3191033B2 true JP3191033B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16509674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20560794A Expired - Fee Related JP3191033B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | モジュラーコネクタ防水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191033B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5369586B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-12-18 | アイコム株式会社 | モジュラージャックの防塵構造 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20560794A patent/JP3191033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0879099A (ja) | 1996-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |