JP3190596B2 - X線リソグラフィ用ビームラインの音波衝撃遅延管路 - Google Patents

X線リソグラフィ用ビームラインの音波衝撃遅延管路

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JP3190596B2 JP10084497A JP10084497A JP3190596B2 JP 3190596 B2 JP3190596 B2 JP 3190596B2 JP 10084497 A JP10084497 A JP 10084497A JP 10084497 A JP10084497 A JP 10084497A JP 3190596 B2 JP3190596 B2 JP 3190596B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシンクロトロン放射光を
用いるX線リソグラフィ用ビームラインに関する。特
に、該ビームラインの音波衝撃遅延管路に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロトロン放射光によるX線露光シ
ステムは一般に図9に示す構成からなっている。図9に
おいて50は模式的に示されたシンクロトロンで、超高
真空中で電子ビーム51を周回運動させ、周回軌道の接
線方向にシンクロトロン放射光52を発生させる。シン
クロトロン50から出た放射光52は真空ダクト53に
導入される。真空ダクト53には真空の遮断弁65、高
速遮断弁66および、図示していないが必要に応じて放
射光をブロックするブロックシャッターや真空排気ポン
プ等が設置されている。そして、真空ダクト53の下流
にはミラーボックス54が接続されている。
【0003】前記ミラーボックス54の中にはX線ミラ
ー55が入射光に対して1〜2度の角度で配置されてい
る。X線ミラー55の形状は平面、円筒、円環(トロイ
ダル)面等種々の形状のものが用いられており、表面は
通常、金、白金等でコーティングされ、入射光のほぼ6
0〜70%を反射し下流に伝送するとともに、X線露光
に不適当な短波長成分(硬X線)を除去するフィルター
機能を有している。そして、該X線ミラー55は駆動装
置56により反射基準点Oを中心に揺動可能となってい
る。その理由は、放射光は水平方向には360度方向に
放射されるが、垂直方向には1mrad(ミリラシ゛アン)程度の
広がりしかないのでX線ミラー55を揺動することによ
り反射光を垂直方向に振り照射野を拡大するためであ
る。
【0004】ミラーボックス54の下流には真空ダクト
57が接続されており、該真空ダクトの一部(または全
体)はビームライン大径部63で、内部が仕切板64で
数区画ないしは数十区画に仕切られており、該仕切板6
4の中央部は放射光が通過する角穴または丸穴を設けた
構造の音波衝撃遅延管路(acoustic deley line)を形
成しており、ビームラインのの最終端には放射光取出口
となるフランジ58に接合されたベリリウム薄膜59が
取り付けられている。真空ダクト57のベリリウム薄膜
59の近傍に真空計のセンサーヘッド67が設置されて
いる。ベリリウム薄膜59の厚さは30μm程度で、放
射光を真空中から大気中に取り出す機能とX線露光に不
適当な長波長成分(真空紫外線)を除去するフィルター
機能を有している。
【0005】ベリリウム薄膜59から大気中に取り出さ
れた放射光はX線マスク60を通ってウエハ61の表面
に塗布されたレジスト(感光材)を感光させX線マスク
60に描かれたパターンを転写する。ベリリウム薄膜5
9の外側の通称大気部分は大気圧または減圧状態の空気
または、X線を透過しやすいヘリウムガスにさらされて
いる。X線マスク60とウエハ61の間隔は10〜20
μmで、X線ステッパ62に保持され、1回の露光ごと
にウエハの感光位置を移動し、逐次露光を行なうもので
ある。
【0006】ベリリウム薄膜59はX線の吸収による温
度上昇や劣化または作業者の不注意によって破損するこ
とがある。ベリリウム薄膜59が破損すると外部の大気
(空気またはヘリウムガス)が真空ダクト57に流入
し、ビームラインの真空状態を劣化させる。さらに、放
射光源であるシンクロトロン50の真空も劣化させ、運
転を不能にする危険性がある。かかる事故を回避するた
めに、ビームライン大径部63に音波衝撃遅延管路、ベ
リリウム薄膜59の近傍に真空計のセンサーヘッド6
7、ビームライン上流側に高速遮断弁66および高速で
はないが完全な密封性能を有する遮断弁65が設けられ
ており、ベリリウム薄膜が破損すると真空計センサーヘ
ッド67が真空の劣化を検出し、高速遮断弁66および
遮断弁65を同時に閉止し、上流側の真空系統を保護す
るようにしている。
【0007】高速遮断弁66がセンサーからの信号によ
り完全に閉じ時間は一般に数10msecであり、侵入する
ガスの分子速度は500(空気)〜1500(ヘリウ
ム)m/secであるので、ビームラインの長さが10m
とするとガスは7〜20msecで高速遮断弁66に到達す
ることになる。音波衝撃遅延管路は侵入したガスの大部
分を遅延管路の大径部空間に一時的にトラップし、高速
遮断弁への到達を遅らせる作用をする。しかしながら、
露光面積が大きくなると音波衝撃遅延管路の仕切板64
に設けられている放射光の通過穴の寸法もそれにつれて
大きくなり、その結果、ガスを必要時間トラップするこ
とが困難になってきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は放射光取出窓
を狭小化させることによりベリリウム薄膜の厚みを厚く
しなくても強度を保障するとともに、ベリリウム薄膜が
破損して外部の大気がビームラインに流入し、真空計の
センサーヘッドの検出信号により高速遮断弁66が完全
に閉じるまでガスが前記弁まで到達しないようにした音
波衝撃遅延管路を提供すること、および音波衝撃遅延管
路の設置によりビームラインの真空の早期立ち上げが困
難になることを防止するすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】X線リソグラフィ用ビー
ムラインの音波衝撃遅延管路において、ビームラインの
大径外筒部1内に窓穴7´を有する多数の仕切板7、
7、・・を設置し、該仕切板7の窓穴7´を挿通しX線
ミラーで反射された放射光を包被し、X線ミラーの揺動
に同期して前記仕切板7の窓穴7´内を垂直方向に揺動
する内筒2を設け内筒2には前記仕切板7、7、・・と
対向して微小間隙を空けて仕切板9、9、・・を設けて
大径外筒部内を多数の仕切空間10、10、・・に仕切
るとともに、内筒2には前記各仕切空間10と連通する
多数の穴2´を穿設しており、前記内筒2の放射光出口
端はビームラインから突設せる真空ベローズ4に接続せ
る放射光取出窓3に取付けられ、放射光入口端はビーム
ライン大径外筒端部または、さらに上流側に突出して設
置されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るビームライン
の音波衝撃遅延管路の概略説明図である。1はミラーボ
ックス54の下流側に接続されているビームラインの大
径外筒部である。2は放射光の光路の外側を包被し前記
大径外筒部1の内部に設置されている内筒であってその
先端部には放射光取出窓3が結合されており、該窓3は
真空ベローズにより前記大径外筒部1の先端部フランジ
5に接続されている。61、62は大径外筒部1の胴部の
両端下方側に設置され、内2を垂直方向に駆動するた
めの駆動装置である。そして、内管2がミラー55の運
動と同期して駆動されることにより放射光の光路が確保
されている。
【0011】7、7、・・は大径外筒部1の内部に軸方
向に所定の間隔をあけて設置された仕切板で、これらの
仕切板7、7、・・には中央部に内筒2の上下動の妨げ
にならない窓穴7´、7´・・が設けられており、隣接
する仕切板7、7は連結ボルト8、8、・・で連結され
ている。9、9、・・は仕切板7、7・・に対応して内
筒2に設置された仕切板である。仕切板7と、これ対応
する仕切板9とは好ましくは1mm以下の隙間を有して
おり、仕切板7、7、・・9、9、・・により大径外筒
部1内を多数の仕切空間10、10・・・に仕切ってい
る。前記内筒2の上下面には前記仕切空間に連通する開
口部となる多数の穴2´、2´・・が穿設されている。
前記穴2´の個数、寸法、形状は任意であるが、各仕切
空間10内における全体の開口面積は少なくとも内筒2
の断面積の10倍以上にしている。
【0012】本発明装置の詳細構造について図2〜図4
により以下説明する。内筒2の駆動装置61、62はそれ
ぞれ直線案内軸受け12を内装せる軸受ケース13、先
端部にフォーク14を有する案内軸15、軸受ケース1
3に設置せるリニアーアクチュエータ16、該アクチュ
エーター16と案内軸15とを連結する連結板17、真
空ベローズ18から構成されており、大径外筒部1の胴
部下方側のフランジ部111、112に各駆動装置の軸受
ケース13が設置されている。そして、内筒2の連結板
19と案内軸15のフォーク14とをピン20で連結し
ている。
【0013】放射光取出窓3は円盤形状をしており、そ
の中央部には放射光の断面形状に合わせて矩形または円
弧状の貫通口が穿設され、表面にベリリウムの薄膜21
が溶接または蝋付されている。前記窓3は大径外筒部1
のフランジ板5に真空ベローズ4、取付板3´、5´に
より連結されている。内筒2の断面は放射光の断面を包
被する形状をしており、先端部は放射光取窓3にフラ
ンジ3゛により取付けられており後端部は大径外筒部か
ら上流側の真空ダクト57に突き出ている。前記駆動装
置61、62は内筒2を垂直方向に駆動させるとともに、
放射光取出窓3にかかる大気圧と大径外筒部内の真空の
圧力差によって生ずる水平方向の力を支持している。
【0014】大径外筒部1の仕切板7、7、・・は組立
上、上下に2分割してつなぎ板22、22でねじ止め連
結されており、各仕切板7、7・・は連結ボルト8、8
・・で連結され、内筒2及び仕切板9、9・・と一体に
組立られた後大径外筒部1内に組み付けられる。23は
真空計のセンサーヘッドで、フランジ板5に取付けられ
ており、ベリリウム薄膜が損傷したときの真空度の変化
を検出し、上流側の高速遮断弁66、遮断弁65を作動
させシンクロトロン本体内へのガスの侵入を阻止してい
る。なお、音波衝撃遅延管路を構成する大径外筒部の概
略寸法は、外径が400mm、長さが2m前後である。
【0015】上記の装置では運転初期における大径外筒
部1内の真空立ち上げ時、仕切板7と仕切板9とが微小
間隙で重なり合って大径部1内を多数の仕切空間10に
区画され、各隣接する仕切空間10、10は内筒2とこ
れらの穴2´、2´、・・を介して連通しているので真
空排気口Dから各仕切空間内のガスを吸引して所定の真
空度にするためには長時間を要する。図5は上記の問題
点を解決した実施態様の概略説明図である。大径外筒部
1内の真空立ち上げ時に駆動装置30で仕切板7を大径
外筒部の軸方向に移動させて仕切板9との間隔を広げる
ことにより簡単に解決できる。
【0016】図6〜図8を参照して以下詳細構造につき
説明する。各仕切板7、7、・・は図6に示すように、
連結ボルト8で連結されている。各仕切板7、7、・・
の下部には2個のブラケット31が取付けられ、軸装さ
れたローラ32が大径部外筒1の内周面を転動すること
により仕切板は軸方向に移動することができる。
【0017】仕切板7、7、・・を移動させる駆動装置
30は前述の内筒2の駆動装置61、62と同様な構造を
している。即ち、直線案内軸受け34を内装せる軸受ケ
ース35、軸受ケース35に設置せるリニアーアクチュ
エータ36、端部仕切板7を連結する連結軸37、該連
結軸を真空シールする真空ベローズ38、アクチュエー
ター36と連結軸37とを連結する連結板39から構成
されており、大径外筒部1のフランジ部5´に駆動装置
30の軸受ケース35が設置されている。なお、リニア
ーアクチュエータ36にはストロークの両端で停止する
機能と、インターロック用電気的信号を発生する機能を
有している。
【0018】本発明は上記の構造からなっているため、
大径外筒部1の真空立ち上げ時、リニアーアクチュエー
タ36を駆動し、連結軸37を左方へ移動させることに
より各仕切板7、7、・・が左方に移動して内筒2の外
周に設置されている各仕切板9、9、・・との間隔が図
5の状態のようにに広げられる。したがって、かかる状
態で真空排気口Dから大径外筒部1内のガスを吸引する
ので大径外筒部内の真空度を短時間のうちに使用条件に
まで到達できる。大径外筒部1内の真空度が使用条件に
達するとリニアーアクチュエータ36を駆動して連結軸
を右方へ移動させ、それに伴って仕切板7、7、・・を
仕切板9、9、・・に近接させ図1(図2、図6)の状
態にさせてX線リソグラフィの運転を開始し、ウエハ6
1にビームの露光を開始する。
【0019】本発明装置はX線ミラーによるビームの上
下スキャンに同期して、その中心軸にビームを包被して
いる内筒2を駆動装置6、6で上下に振るようにしてい
るのでベリリウム窓3の窓穴を狭小にできる。それ故従
来の窓穴の大きいものに比べてベリリウム薄膜21の強
度が向上し、ベリリウム薄膜の破損を防止できる。そし
て、万一ベリリウム薄膜21が破損しても、ベリリウム
窓から上流部直接通じる通路の断面積を最小にすること
ができ、ガスの流入抵抗を増加できるばかりでなく、流
入するガスが途中で通路の断面積より大きい開口部から
各仕切板に流入してトラップされることにより本来の音
波衝撃遅延管路の作用を十分発揮でき、最終的に高速遮
断弁に到達する流入速度を大幅に減速させることが可能
である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、放射光取手窓の窓穴を狭小に
できるため、ベリリウム薄膜の厚さを厚くしなくてもの
強度を向上できる。万一ベリリウム薄膜が破損してもビ
ームライン内への流入ガスの上流側への流入速度を大幅
に減速できるので、真空計のセンサーヘッドの検出信号
よりガスが高速遮断弁まで到達するまでに弁を遮断で
き、シンクロトロン本体内へのガスの侵入を防止でき
る。また、ビームラインの真空立ち上げ時に、短時間に
所望の真空度に到達させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施態様の概略説明図。
【図2】図1の要部の詳細断面図。
【図3】図2におけるA−A断面図。
【図4】図2におけるB−B断面図。
【図5】本発明装置の他の実施態様の概略説明図。
【図6】図5の要部の詳細断面図。
【図7】図6におけるC−C断面図。
【図8】ローラ取付け部の斜視図
【図9】公知のシンクロトロン放射光によるX線露光装
置の概略説明図。
【符号の説明】
1 ビームライン大径外筒部 2
内筒 3 放射光取窓 4
真空ベローズ 5 大径部フランジ 61 、62
駆動装置 7 仕切板 8
連結ロッド 9 仕切板 10
仕切空間 30 駆動装置 31
ブラケット 32 ローラ 50
シンクロトロン 54 ミラーボックス 55
X線ミラー 57 真空ダクト 59
ベリリウム薄膜 61 ウエハ 62
X線ステッパ 63 ビームライン大径部 64
仕切板 65 遮断弁 66
高速遮断弁 D 真空排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−9929(JP,A) 特開 昭64−61700(JP,A) 特開 平3−182100(JP,A) 特開 平3−38000(JP,A) 特開 平4−241354(JP,A) 特開 平4−237113(JP,A) 特開 平5−41296(JP,A) 特開 平6−68990(JP,A) 特開 平8−17715(JP,A) 実開 平4−72500(JP,U) 実開 平5−95000(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21K 5/02 H05H 7/14 H05H 13/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シンクロトロンからの放射光を垂直方向に
    揺動するX線ミラーで反射させ、該反射光をウエハに露
    光するX線リソグラフィ用ビームラインの音波衝撃遅延
    管路において、ビームラインの大径外筒部(1)内に窓
    穴(7´)を有する多数の仕切板(7)、(7)、・・
    を設置し、該仕切板(7)の窓穴(7´)を挿通しX線
    ミラーで反射された放射光を包被し、X線ミラーの揺動
    に同期して前記仕切板(7)の窓穴(7´)内を垂直方
    向に揺動する内筒(2)を設け、該内筒(2)には前記
    仕切板(7)、(7)、・・と対向して微小間隙を空け
    て仕切板(9)、(9)、・・を設けて大径外筒部内を
    多数の仕切空間(10)、(10)、・・に仕切るとと
    もに、内筒(2)には前記各仕切空間(10)と連通す
    る開口部(2´)を穿設しており、前記内筒(2)の放
    射光出口端はビームラインから突設せる真空ベローズ
    (4)に接続せる放射光取出窓(3)に取付けられ、放
    射光入口端はビームライン大径外筒端部または、さらに
    上流側まで突出して設置されていることを特徴とするX
    線リソグラフィ用ビームラインの音波衝撃遅延管路。
  2. 【請求項2】各仕切空間(10)、(10)、・・と連
    通する内筒(2)に穿設している開口部(2´)の各総
    面積は、該内筒の断面積より大きいことを特徴とする請
    求項1記載のX線リソグラフィ用ビームラインの音波衝
    撃遅延管路。
  3. 【請求項3】ビームラインの大径外筒部(1)内に設置
    せる仕切板(7)、(7)、・・は、ビームラインの軸
    方向に移動可能であることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のX線リソグラフィ用ビームラインの音波
    衝撃遅延管路。
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