JP3190527U - 伝言メモ - Google Patents

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Abstract

【課題】伝言があることを斬新な立体的なデザインにより容易に認識することができ、かつ、伝言の内容を第三者から視認しづらくした伝言メモを提供する。【解決手段】用紙を二つ折りして用いる伝言メモであって、二つ折りにした状態で、表表紙面、及び表表紙面の裏側である第一内面110を備えた第一用紙部101と、裏表紙面、及び裏表紙面の裏側である第二内面120を備えた第二用紙部102とからなり、第二用紙部102の所定領域に折り曲げ可能に切り込みを施した突設部60を備えると共に、第一用紙部101における突設部60に対応する位置に切欠き70を備え、突設部60を折り曲げて切欠き70に差し込み、第一用紙部101と第二用紙部102とを二つ折りにすることによって、突設部60が切欠き70と係合して起立するようにした。【選択図】図3

Description

本考案は、伝言があることを視覚に訴えつつ、伝言の内容を第三者から視認しづらくした伝言メモに関する。
従来から情報を相手に伝える手段として伝言メモが用いられている。
この種のメモについては、様々なものが提案されており、例えば、特許文献1に記載の立体カードや、特許文献2に記載の折り畳みメモ用紙を挙げることができる。
特許文献1には、表示部と絵柄部の分かれ目に切り込み線を入れることで、ワンタッチで絵柄部の立体形成が可能な立体カードが記載されている。
特許文献1に記載の立体カードによれば、絵柄がポップアップされる視覚効果により、例えば、デスク上に、他のメモやノート等とともに置かれていたとしても、伝言があることを気づき易いといったメリットを有する。
特許文献2には、縁辺に平行な2本の折線を用紙に施し、折線に沿って三つ折りする折り畳みメモ用紙であって、折り畳む際に用紙の一端を、他端の切り込みに差し込んで使用するものが記載されている。
特許文献2に記載のメモ用紙によれば、伝言欄を三つ折りして隠しつつ封止することができるため、伝言の内容を容易に見られなくすることができる。
特開2006−326921号公報 実用新案登録第3094951号公報
ところが、前述した特許文献に係る技術においては、以下の問題があった。
すなわち、特許文献1に記載の立体カードに係る効果と、特許文献2に記載のメモ用紙に係る効果を、共に有する伝言メモは存在しなかった。
具体的には、伝言メモにおいては、伝言の存在を立体的な表示により視覚を通じて認識し易くすることが求められる一方で、伝言の内容については、第三者から視認しづらくすることが望ましい場合があるところ、視覚効果が異なるこれらの要求を共に満たす技術はこれまで存在しなかった。
また、特許文献2に係るメモ用紙は、折り畳んだ用紙の一端を他端の切り込みに差し込むだけの簡易な封止構造であり、簡単に開くことができるため、仮に、特許文献1に係る立体カードに、このような封止構造を取り入れたとしても、悪意ある第三者が、封止を解いて伝言の内容を取得することは容易と考えられる。
また、視覚効果の観点から、より斬新でインパクトのある立体的なデザインを有する伝言メモの提供が求められていた。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、伝言があることを斬新な立体的なデザインにより容易に認識することができ、かつ、伝言の内容を第三者から視認しづらくした伝言メモの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の伝言メモは、用紙を二つ折りして用いる伝言メモであって、二つ折りにした状態で、表表紙面、及び表表紙面の裏側である第一の内面を備えた第一の用紙部と、裏表紙面、及び裏表紙面の裏側である第二の内面を備えた第二の用紙部とからなり、第二の用紙部の所定領域に折り曲げ可能に切り込みを施した突設部を備えると共に、第一の用紙部における突設部に対応する位置に切欠きを備え、突設部を折り曲げて切欠きに差し込み、第一の用紙部と第二の用紙部とを二つ折りにすることによって、突設部が切欠きと係合して起立するようにしてある。
本考案によれば、伝言の存在を視覚を通じて容易に認識することができ、伝言の内容は第三者から視認しづらい伝言メモを提供することができる。
本考案の一実施形態に係る伝言メモの表紙面を示す図である。 本考案の一実施形態に係る伝言メモの内側面を示す図である。 本考案の一実施形態に係る伝言メモを使用する際の手順を説明するための図である。 本考案の一実施形態に係る伝言メモを組み立てたときの状態を示す図である。 本考案の一実施形態に係る伝言メモにおいて、突設部の図柄に対応した図柄が切欠きの周辺に施された様子を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る伝言メモの表紙面を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る伝言メモの内側面を示す図である。 本考案の他の実施形態に係る伝言メモを組み立てたときの状態を示す図である。
以下、本考案の伝言メモの実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る伝言メモの表紙面を示す図であり、図2は、伝言メモの内側面を示す図である。
本考案の一実施形態の伝言メモ1は、図1又は図2に示すように、横長矩形状の用紙が、二つ折りの基準となる中央折線30を介して第一用紙部101と第二用紙部102とに分かれて構成される。
伝言メモ1は、この用紙を、中央折線30に沿って折り曲げることにより、第一用紙部101と第二用紙部102が互いに重なるように二つ折りにして使用する。
なお、伝言メモ1に用いる用紙は、縦長矩形状であってもよく、横向きの中央折線30に沿って折り曲げる構成にしてもよい。
このように二つ折りにした伝言メモ1において、外部から視認可能な表紙面に宛先を記入し、表紙面の裏側であって、外部から視認不能な内側面に伝言を記入する。
表紙面は、図1に示すように、第一用紙部101における表表紙面10と第二用紙部102における裏表紙面20とからなる。
内側面は、図2に示すように、第一用紙部101における第一内面110と第二用紙部102における第二内面120とからなる。
すなわち、第一用紙部101は、表表紙面10とその裏側である第一内面110を備え、第二用紙部102は、裏表紙面20とその裏側である第二内面120を備える。
図1に示すように、第一用紙部101の表表紙面10には、伝言メモ1を渡す相手の氏名等(宛先)を記入する宛先欄40を設けるようにしてある。
また、図2に示すように、第一用紙部101の内側面(第一内面110)、及び、第二用紙部102の内側面(第二内面120)には、それぞれ伝言欄(第一伝言欄130及び第二伝言欄140)を設けるようにしてある。
このため、内側面を開かずとも、表表紙面10を見るだけで宛先をすぐに認識することができるが、伝言内容については、内側面を開かなければ見ることができないようになっている。
本実施形態の伝言メモ1は、このような二つ折りの構成に加え、第二用紙部102には、所定領域を折り曲げ可能に切り込み80を施した突設部60を備えると共に、第一用紙部101における突設部60に対応する位置に切欠き70を備える。
突設部60を折り曲げ、切欠き70に差し込みながら、二つ折りにすることによって、突設部60が切欠き70と係合して起立するようになっている。
以下、突設部60及び切欠き70の特徴的な形状及び構造について詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係る伝言メモを使用する際の手順を説明するための図である。
図4は、本実施形態に係る伝言メモを組み立てたときの状態を示す図である。
図5は、本実施形態に係る伝言メモにおいて、突設部の図柄に対応した図柄が切欠きの周辺に施された様子を示す図である。
突設部60は、第二用紙部102の所定領域に切り込み80を施すことで折り曲げ可能に形成される。
すなわち、図1〜図2に示すように、ナイフの図柄が描かれた突設部60について、折線90以外の周縁に切り込み80を施すことによって、折線90の辺だけが第二用紙部102とつながるようにしてある。
このため、図3に示すように、折線90に沿って突設部60を折り曲げ、起立させることができるようになっている。
本実施形態のように、突設部60にナイフの図柄を施した場合、刃の部分に設けた折線90に沿って突設部60を折り曲げることで、ナイフの刃の部分が、下方に刺さっているような立体的な視覚効果を与えることができる(図4参照)。
切欠き70は、第一用紙部101において、突設部60(具体的には、折線90)の位置に対応して施されたスリット状の孔であり、少なくとも折線90の長さを有する。
具体的には、図1又は図2に示すように、用紙全体を開いた状態において、折線90と切欠き70が中央折線30を対称軸として線対称に施すようにすることで、閉じた状態において、これらが重なるようにしてある。
「少なくとも折線90の長さを有する」こととしたのは、伝言メモ1を二つ折りにしたときに、切欠き70に差し込んだ突設部60を折線90の部分で係合させる必要があり、また、突設部60の様々な形状に対応できるようにするためである。
したがって、切欠き70の長さは、折線90の長さ以上の任意の大きさに設定することができる。
切欠き70の長さは、短いほど突設部60を抜き差ししにくく、長いほど突設部60を抜き差しし易い。このため、第三者からの視認のしづらさと利用者の利便性のバランスを考慮して適切な長さに設定することが好ましい。
このような突設部60と切欠き70を備えた伝言メモ1の構成によれば、伝言メモ1を中央折線30に沿って二つ折りを行うに当たり、突設部60を折り曲げて切欠き70に差し込むことによって、二つ折りされた状態で、突設部60が切欠き70に係合して封止される。
このため、伝言欄に記載された伝言の内容を見る場合、単に伝言メモ1を開くだけでなく、突設部60を切欠き70から外しながら行う手間が必要となる。
したがって、第三者が容易に伝言内容を視認できないようになっている。
また、突設部60は、二つ折りにした状態で、表表紙面10上に起立するようになっている。
突設部60は、第二用紙部102の所定領域を折り曲げて起立させており、裏表紙面20の領域部分は用紙が欠けて不自然に見えるところ、表表紙面10を重ねることで、裏表紙面20が隠され、突設部60が表表紙面10上に自立している印象を与えることができる。
このため、このような突設部60による立体的な視覚効果によって、伝言メモ1の存在を効果的に知らせることができる。
例えば、図4に示すように、伝言メモ1を二つ折りにして組み立てることにより、ナイフの図柄が描かれた突設部60が表表紙面10上に起立することから、このような伝言メモ1をデスク上に置くことによってナイフがデスクに突き刺さっている印象を与えることができる。
また、図5に示すように、表表紙面10の切欠き70の周辺にステーキの図柄を施すことで、突設部60に描かれたナイフによりステーキがカットされている印象を与えることができる。
これ以外にも、突設部60の領域に、サバイバルナイフ、フォーク、斧、刀など、所定の対象物を刺す道具の図柄を施すことによって、これらの道具が表表紙面10に刺さった印象を与えることができる。
また、これらの道具に対応して、紙、食品、木、畳などの図柄を施すことで、道具が、表表紙面10に描かれた対象物に刺さっている印象を与えることができる。
したがって、より斬新で、インパクトのある立体的なデザインによって、伝言メモ1の存在を視覚に訴えることができる。
また、突設部60は、切り込み80が施されることによって形成される所定領域又は当該所定領域とこれに延設された領域からなるようにしてある。
本実施形態においては、第二用紙部102内における「所定領域」に相当するナイフの刃の部分と、第二用紙部102外における「所定領域に縁設された領域」に相当するナイフの柄の部分とが、一体として形成されることで、ナイフ全体の図柄をなすようにしてある。
このように、「所定領域と所定領域に延設された領域」により突設部60を第二用紙部102の範囲をはみ出して形成することによって、突設部60を起立させたときの表表紙面10からの高さをより高くすることができる。
このため、切欠き70に差し込んで係合した突設部60が、さらに外しにくくなり、伝言内容を視認しづらくすることができる。
なお、突設部60を、第二用紙部102内の「所定領域」だけで形成する例については、後記「他の実施形態」にて説明する。
さらに、突設部60は、二つ折りにした状態で、表表紙面10上に斜め方向に起立するようにしてある。
本実施形態においては、ナイフの図柄を第二用紙部102の裏表紙面20及び第二内面120の上方に施し、折線90を中央折線30に対し斜め方向に設けることによって、ナイフの図柄を折線90に沿って折り曲げたときに、傾斜して起立するようにしてある。
これ以外にも、例えば、長尺形状の図柄を、第二用紙部102の下方に施しつつ折線90を中央折線30に対し斜め方向に設ける等、種々の形状・構造を用いて、突設部60を斜め方向に起立させることができる。
このようにすると、突設部60が切欠き70に係合して起立した状態において、突設部60の開放端(具体的には、ナイフの柄の先端部分)が、切欠き70の範囲から外側にはみ出るため、突設部60又は第一用紙部101を弛ませなければ突設部60を切欠き70から外すことができない。
また、突設部60の形状が長尺の場合は、これと相まって、突設部60をさらに外しづらくすることができる。
さらに、視覚効果において、例えば、突設部60の領域にナイフ、斧、刀、フォーク等の図柄を施すことによって、これらの道具が斜めに刺さっている様子を立体的に表示することができる。この点、道具が垂直に刺さっている場合に比べ、自然な印象を与えることができる(図5参照)。
ここで、本実施形態の伝言メモ1を使用する際の手順について説明する。
まず、伝言の内容を第一内面110の第一伝言欄130や第二内面120の第二伝言欄140に記入する。
次に、図3に示すように、開いた状態の伝言メモ1を内側面を表に向け、ナイフの図柄が描かれた突設部60を、折線90に沿って谷折りに折り曲げる。
続いて、突設部60の開放端(ナイフの柄の先端部)を切欠き70に差し込みつつ、第一用紙部101と第二用紙部102が重なるように二つ折りにする。
この結果、図4に示すように、伝言メモ1は、二つ折りされた状態において、ナイフの図柄が施された突設部60が、表表紙面10上に起立して切欠き70に係合する。
表表紙面10の宛先欄40には、伝言メモ1を受け渡す相手の氏名等を記入する。
このようにして作成した伝言メモ1を、例えば、伝言を受け渡す相手が不在の場合には、その不在相手のデスク上に置く。
このようにすると、不在の相手が自身のデスクに戻ったときに、デスク上に伝言メモ1が置かれていることを、その立体的で斬新なデザインによる視覚効果によって、すぐに認識することができる。
また、伝言メモ1は二つ折りにされ、さらに、突設部60と切欠き70により係合して使用されるため、デスクに置かれている間、伝言内容を第三者から視認されることを防ぐことができる。
[他の実施形態]
次に、本考案の他の実施形態に係る伝言メモ1aについて説明する。
本実施形態に係る伝言メモ1aは、前述の実施形態と比較して、二つ折りにしたり、突設部を切欠きに差し込んで係合するといった、主な構成は共通する。
しかしながら、本実施形態の伝言メモ1aは、複数の突設部(第一突設部61a,第二突設部62a)とこれに対応して複数の切欠き(第一切欠き71a,第二切欠き72a)を備える点で相違する。
以下、このように突設部と切欠きを二組以上備えた本実施形態の伝言メモ1aの特徴について、図6〜図8を参照しながら説明する。
なお、前述した実施形態と共通する部分については、適宜、説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る伝言メモの表紙面を示す図である。
図7は、本実施形態に係る伝言メモの内側面を示す図である。
図8は、本実施形態に係る伝言メモを組み立てたときの状態を示す図である。
本実施形態の伝言メモ1aは、図6又は図7に示すように、横長矩形状の用紙が、中央折線30aを介して第一用紙部101aと第二用紙部102aとに分かれて構成される。
表紙面は、図6に示すように、第一用紙部101aにおける表表紙面10aと第二用紙部102aにおける裏表紙面20aとからなる。
内側面は、図7に示すように、第一用紙部101aにおける第一内面110aと第二用紙部102aにおける第二内面120aとからなる。
第一用紙部101aの表表紙面10aには、宛先欄40aを設け、第一用紙部101aの内側面(第一内面110a)には、伝言欄130aを設けるようにしてある。
本実施形態の伝言メモ1aは、このような二つ折りの構成に加え、複数の突設部とこれに対応した複数の切欠きを備える。
具体的には、第二用紙部102aには、所定領域を折り曲げ可能に切り込み80aを施した第一突設部61aと第二突設部62aを備えると共に、第一突設部61a及び第二突設部62aに対応する位置に第一切欠き71a及び第二切欠き72aを備える。
第一突設部61a及び第二突設部62aを折り曲げ、それぞれ第一切欠き71a及び第二切欠き72aに差し込みながら、二つ折りすることによって、第一突設部61a及び第二突設部62aが第一切欠き71a及び第二切欠き72aと係合して起立するようになっている。
第一突設部61a及び第二突設部62aは、第二用紙部102aのそれぞれの所定領域に切り込み80aを施すことで折り曲げ可能に形成される。
すなわち、図6〜図7に示すように、山の図柄が描かれた第一突設部61aについて、第一折線91a以外の周縁に切り込み80aを施すことによって、第一折線91aの辺だけが第二用紙部102aとつながるようにしているため、第一折線91aに沿って第一突設部61aを折り曲げることで、山の図柄を起立させて表示することができる。
また、象の図柄が描かれた第二突設部62aについて、第二折線92a以外の周縁に切り込み80aを施すことによって、第二折線92aの辺だけが第二用紙部102aとつながるようにしているため、第二折線92aに沿って第二突設部62aを折り曲げることで、象の図柄を起立させて表示することができる。
したがって、本実施形態の伝言メモ1aによれば、複数の突設部に施された様々な図柄によって、立体的な視覚効果を与えることができる(図8参照)。
第一切欠き71aは、第一用紙部101aにおいて、第一突設部61a(第一折線91a)の位置に対応して施されたスリット状の孔であり、第二切欠き72aは、第一用紙部101aにおいて、第二突設部62a(第二折線92a)の位置に対応して施されたスリット状の孔である。
具体的には、図6又は図7に示すように、用紙全体を開いた状態において、第一折線91a及び第二折線92aと第一切欠き71a及び第二切欠き72aが中央折線30aを対称軸として線対称に施すようにすることで、閉じた状態において、これらが重なるようにしてある。
このような構成によれば、伝言メモ1aを中央折線30aに沿って二つ折りを行うに当たり、第一突設部61a及び第二突設部62aを折り曲げて第一切欠き71a及び第二切欠き72aに差し込むことによって、二つ折りされた状態で、第一突設部61a及び第二突設部62aが第一切欠き71a及び第二切欠き72aに係合して封止される。
このため、伝言欄130aに記載された伝言の内容を見る場合、単に伝言メモ1を開くだけでなく、第一突設部61a及び第二突設部62aをそれぞれ第一切欠き71a及び第二切欠き72aから外しながら行う手間が必要となる。
したがって、前述の実施形態に比べ、伝言内容をより視認しづらくすることができる。
また、第一突設部61a及び第二突設部62aは、二つ折りにした状態で、それぞれが表表紙面10a上に起立するようになっている。
このため、複数の突設部による立体的な視覚効果によって、伝言メモ1aの存在をより効果的に知らせることができる。
例えば、図8に示すように、本実施形態の伝言メモ1aを二つ折りにして組み立てた場合、山の図柄が描かれた第一突設部61aと象の図柄が描かれた第二突設部62aを、それぞれ表表紙面10a上に起立させることができる。
したがって、このような立体的なデザインの組み合わせによって、伝言メモ1aを、より人の目に付き易くすることができる。
ここで、第二突設部62aについては、切り込み80aが施されることによって形成される所定領域(象の図柄)が第二用紙部102の領域内に施されている。
このように、第二用紙部102a内の「所定領域」だけで第一突設部61aを形成する場合、第二用紙部102aの用紙を領域の周縁を切り抜くだけで済む。このため、第一突設部61aのように、第二用紙部102の範囲を超えて形成する場合に比べ、生産の手間やコストを抑えることができる。
また、これらの折線及び切欠きは、中央折線30aに対し直角方向に施されるようにしてある。
このようにすると、突設部を起立した状態において、図柄が正面を向くため、前述の実施形態のように、突設部の図柄が斜めに向く場合と比べ、外観の印象を変えることができる。
以上、本考案の伝言メモ1について、複数の実施形態を示して説明したが、本考案に係る伝言メモ1は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、第二用紙部102における切り込み80の部分は、切り目やミシン目等を施しておき、使用時に、利用者が切り離すようにすることができる。
また、突設部や切欠き周辺の図柄としては、突き刺す用途で用いられる他の道具やその道具によって刺される物などを含む、その他様々なモチーフを用いることもできる。
本考案は、伝言があることを確実に知らせたい場合や、第三者に知られたくない内容を伝言する場合の伝言メモとして好適に利用することが可能である。
1 伝言メモ
10 表表紙面
20 裏表紙面
30 中央折線
40 宛先欄
60 突設部
61 第一突設部
62 第二突設部
70 切欠き
71 第一切欠き
72 第二切欠き
80 切り込み
90 折線
91 第一折線
92 第二折線
101 第一用紙部
102 第二用紙部
110 第一内面
120 第二内面
130 第一伝言欄
140 第二伝言欄

Claims (9)

  1. 用紙を二つ折りして用いる伝言メモであって、
    二つ折りにした状態で、表表紙面、及び前記表表紙面の裏側である第一の内面を備えた第一の用紙部と、裏表紙面、及び前記裏表紙面の裏側である第二の内面を備えた第二の用紙部とからなり、
    前記第二の用紙部の所定領域に折り曲げ可能に切り込みを施した突設部を備えると共に、前記第一の用紙部における前記突設部に対応する位置に切欠きを備え、
    前記突設部を折り曲げて前記切欠きに差し込み、前記第一の用紙部と前記第二の用紙部とを二つ折りにすることによって、前記突設部が前記切欠きと係合して起立する
    ことを特徴とする伝言メモ。
  2. 前記突設部は、前記切り込みが施されることによって形成される前記所定領域又は前記所定領域とこれに延設された領域からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の伝言メモ。
  3. 前記突設部を折り曲げる際に基準となる折線を備えるとともに、前記折線に対応する位置に前記切欠きを備える
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の伝言メモ。
  4. 前記切欠きは、少なくとも前記折線の長さを有する
    ことを特徴とする請求項3記載の伝言メモ。
  5. 前記突設部は、前記二つ折りにした状態で、前記表表紙面上に起立する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の伝言メモ。
  6. 前記突設部に、所定の対象物を刺す道具の図柄を施し、前記表表紙面の前記切欠きの周辺に、前記道具によって刺される前記対象物の図柄を施した
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の伝言メモ。
  7. 前記突設部に、前記道具として、ナイフ、フォーク、斧、又は刀の図柄を施し、前記表表紙面の前記切欠きの周辺に、前記道具に対応した前記対象物として、それぞれ紙、食品、木、又は畳の図柄を施した
    ことを特徴とする請求項6記載の伝言メモ。
  8. 前記表表紙面に宛先欄を設けるとともに、前記第一の内面及び/又は前記第二の内面に、伝言欄を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の伝言メモ。
  9. 前記突設部及び前記切欠きを二組以上備えた
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項記載の伝言メモ。
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