JP3189983B2 - チューナ装置 - Google Patents

チューナ装置

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JP3189983B2
JP3189983B2 JP8369992A JP8369992A JP3189983B2 JP 3189983 B2 JP3189983 B2 JP 3189983B2 JP 8369992 A JP8369992 A JP 8369992A JP 8369992 A JP8369992 A JP 8369992A JP 3189983 B2 JP3189983 B2 JP 3189983B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AM変調方式を採って
伝送されるVHF帯およびUHF帯のTV信号(CAT
V信号も含む)を受信してTV−IF信号に変換出力す
ると共に、FM変調方式を採って伝送されるBS(衛星
放送)信号およびCS(通信衛星)信号を受信してBS
−IF信号に変換出力するTV信号、CATV信号およ
びBS信号共用チューナ装置に関し、特にIC化に好適
なチューナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】AM変調されたVHF帯およびUHF帯
のTV信号(CATV信号も含む)と、FM変調された
SHF帯の衛星放送信号がダウンコンバートされた1G
Hz帯の中間周波信号と、を一般の受信システムで受信す
る場合、各放送波信号の周波数帯が異なるため、それぞ
れ別のチューナ装置を必要とし、構成が複雑になると共
に、その操作も簡単ではなかった。
【0003】そこで、例えば、これらの一解決手段とし
て、TV放送と衛星放送とで一部回路を共用するチュー
ナ装置として、特開平3−211979号公報に記載のよう
に、高周波増幅回路、利得制御高周波増幅回路(以下、
単にAGC回路という)、周波数変換回路、電圧制御周
波数可変発振回路(以下、単にVCOという)および選
局制御回路のうち、少なくとも1回路をTV信号受信時
とBS信号受信時とで共用するチューナ装置が知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、TV信号受信時に、BS信号が周波数変換回路
に漏れ込むと、TV信号用VCOの発振信号の高調波成
分(場合によっては基本波)とBS信号との差信号が、
周波数変換回路から出力され、受信周波数によっては、
これがTV−IF信号帯域に重なり、妨害を与えるとい
う問題があった。
【0005】この妨害について日本チャネルを例に説明
する。日本チャネルのTV−IF信号周波数は57MHzで
あるため、UHF17チャネル信号( 497MHz)受信時の
発振信号周波数は 554MHzとなる。このとき、BS1チ
ャネル信号(1049MHz)が周波数変換回路に漏れ込む
と、発振周波数の2倍高調波(1108MHz)との差信号
(59MHz)が出力され、この信号がTV−IF信号帯域
と重なって妨害が生じる。さらに、BS1チャネル信号
(1049MHz)が周波数変換回路に漏れ込むと、発振信号
( 554MHz)との差信号( 495MHz)も生じ、この信号
と発振信号( 554MHz)との差信号(59MHz)が周波数
変換回路から出力され、TV−IF信号に妨害を与え
る。
【0006】また、VHF12チャネル信号( 219MHz)
受信時には発振信号周波数は 276MHzとなるが、このと
き、BS1チャネル信号(1049MHz)が周波数変換回路
に漏れ込むと、発振周波数の4倍高調波(1104MHz)と
の差信号(55MHz)が出力され、この信号がTV−IF
信号帯域と重なって妨害が生じる。さらに、BS7チャ
ネル信号(1165MHz)が周波数変換回路に漏れ込むと、
発振周波数の5倍高調波(1380MHz)との差信号( 215
MHz)も生じ、この信号と発振信号( 276MHz)との差
信号(61MHz)が周波数変換回路から出力され、TV−
IF信号に妨害を与える。
【0007】これらのTV−IF信号妨害のうち、UH
F17チャネル信号受信時についてはVHF12チャネル信
号受信時に比べ、妨害発生の要因となる発振信号の高調
波の次数が低いため妨害信号レベルが高く、チューナ装
置に対する妨害の与える影響は大きい。
【0008】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、高周波増幅回路、AGC回路、周波数変換
回路、VCOおよび選局制御回路のうち、少なくとも1
回路をTV信号受信時とBS信号受信時とで共用してい
る場合であっても、TV信号受信時におけるBS信号に
よる耐妨害性能に優れたチューナ装置(例えばBS/T
V一体化チューナ装置)を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、BS信号受信用のRF−AGC回
路を周波数変換回路の前段に設けると共に、TV信号を
受信中であるか、BS信号を受信中であるか、に応じ、
出力するAGC電圧によってRF−AGC回路を制御す
るAGC電圧制御回路を設けるようにした。
【0010】また、RF−AGC回路、周波数変換回路
のうち、少なくとも1つを1チップICとして、GaA
s(ガリウム砒素)FET(電界効果トランジスタ)を
用いて集積回路化するようにした。
【0011】
【作用】本発明では、AGC電圧制御回路から出力され
るAGC電圧によって、RF−AGC回路を、TV信号
受信時には利得減衰量が最大となるように動作させ、B
S信号受信時には所望の増幅利得が得られるように動作
させる。これにより、高周波増幅回路、AGC回路、周
波数変換回路、VCOおよび選局制御回路のうち、少な
くとも1回路をTV信号受信時とBS信号受信時とで共
用している場合であっても、TV信号受信時におけるB
S信号による耐妨害性能に優れたBS/TV一体化チュ
ーナ装置を実現することができる。
【0012】また、RF−AGC回路、周波数変換回路
のうち、少なくとも1つを1チップICとして、GaA
sFETを用いて集積回路化することにより、高周波特
性および3次歪特性に優れ、部品点数の少ない、より小
型で安価なBS/TV一体化チューナ装置を実現するこ
とができる。また、GaAsFETを用いて周波数変換
回路を構成した場合は、VHF帯のTV信号からBS信
号までの広帯域な受信信号を処理することが可能とな
る。
【0013】また、GaAsFETを用いて集積回路化
する代わりに、Si(シリコン)バイポーラトランジス
タ等を用いて集積回路化しても良い。だが、GaAsF
ETの方がSiバイポーラトランジスタに比べて高周波
特性および歪特性に優れている。また、周波数変換回路
等に加えて、発振増幅回路および中間周波増幅回路も1
チップICとして集積回路化しても良い。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1と図2を一点鎖線A−Aの箇所で結合して得ら
れる図は、本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【0015】図1と図2から成る図において、101は
第1の入力端子、102は第2の入力端子、103は第
3の入力端子、104は第1の入力フィルタ、105は
第2の入力フィルタ、106は第3の入力フィルタ、1
07は第1のRF増幅回路、108は第2のRF増幅回
路、109は第3のRF増幅回路、110は第1の段間
可変同調フィルタ、111は第2の段間可変同調フィル
タ、112は第3の段間可変同調フィルタ、113は第
1の切換回路、114は第4のRF増幅回路、115は
RF−AGC回路、116は第2の切換回路、117は
第3の切換回路、118は周波数変換回路、119は第
1の発振回路、120は第2の発振回路、121は第3
の発振回路、122は第1の共振回路、123は第2の
共振回路、124は第3の共振回路、125は発振信号
切換回路、126は発振増幅回路、127はIF信号出
力切換回路、128はIF増幅回路、129はIF信号
切換回路、130は第1の固定フィルタ、131は第2
の固定フィルタ、132は第1のIF−AGC回路、1
33は第1の出力端子、134は第2の出力端子、13
5は選局制御回路、136は第1のAGC電圧制御回
路、137は第2のAGC電圧制御回路、138はAG
C電圧遅延回路、139はミクサ用IC、である。
【0016】図1と図2から成る図に示したBS/TV
一体化チューナ装置の動作について説明する。第1の入
力端子101より入力されたVHF帯のTV信号(CA
TV信号も含む)は、不要波を抑圧する第1の入力フィ
ルタ104を通過して、第1のRF増幅回路107で増
幅された後、選局制御回路135から得られる同調電圧
を印加することで同調周波数を変化させることができる
第1の段間可変同調フィルタ110で通過周波数を選択
され、第1の切換回路113を介して、ミクサ用IC1
39に入力される。
【0017】ミクサ用IC139は、GaAsFETを
用いて集積回路化され、第4のRF増幅回路114、R
F−AGC回路115、第2の切換回路116、第3の
切換回路117、周波数変換回路118、発振信号切換
回路125、発振増幅回路126、IF増幅回路12
7、第2のAGC電圧制御回路131から成っている。
【0018】ミクサ用IC139に入力された第1の入
力端子101からのVHF帯のTV信号(CATV信号
も含む)は、ダブルバランスミクサ(以下、単にDBM
という)118aと利得制御バッファ増幅回路118b
とから成る周波数変換回路118の利得制御バッファ増
幅回路118bに印加される。
【0019】一方、第2の入力端子102より入力され
たUHF帯のTV信号は、不要波を抑圧する第2の入力
フィルタ105を通過して、第2のRF増幅回路108
で増幅された後、選局制御回路135から得られる同調
電圧を印加することで同調周波数を変化させることがで
きる第2の段間可変同調フィルタ111で通過周波数を
選択され、ミクサ用IC139に入力される。
【0020】ミクサ用IC139に入力されたUHF帯
のTV信号は、第4のRF増幅回路114、第2の切換
回路116および第3の切換回路117を介して周波数
変換回路118の利得制御バッファ増幅回路118bに
印加される。
【0021】また、第3の入力端子103より入力され
たBS信号は、不要波を抑圧する第3の入力フィルタ1
06を通過して、第3のRF増幅回路109で増幅され
た後、選局制御回路135から得られる同調電圧を印加
することで同調周波数を変化させることができる第3の
段間可変同調フィルタ112で通過周波数を選択され、
ミクサ用IC139に入力される。
【0022】ミクサ用IC139に入力されたBS信号
は、RF−AGC回路115、第2の切換回路116お
よび第3の切換回路117を介して周波数変換回路11
8の利得制御バッファ増幅回路118bに印加される。
【0023】ここで、第1の動作モードであるVHF帯
のTV信号(CATV信号も含む)受信時のミクサ用I
C139の動作について説明する。選局制御回路135
からの選局信号により第3の切換回路117は、接地容
量117aを介して接地されるため、第3の切換回路1
17に入力されたUHF帯のTV信号あるいはBS信号
は高周波的に短絡され減衰される。
【0024】このため、利得制御バッファ増幅回路11
8bには、選局制御回路135からの選局信号によりV
HF帯のTV信号(CATV信号も含む)を通過すべく
制御された第1の切換回路113を介してVHF帯のT
V信号(CATV信号も含む)が入力される。利得制御
バッファ増幅回路118bに入力されたVHF帯のTV
信号(CATV信号も含む)は、選局制御回路135か
らの選局信号と第1のAGC電圧制御回路136からの
AGC電圧とが入力される第2のAGC電圧制御回路1
37で生成されたAGC制御電圧が、AGC電圧遅延回
路138を介して印加されることにより、所望の利得に
増幅された後、DBM118aに入力される。
【0025】また、この時、第2のAGC電圧制御回路
137で生成されたAGC制御電圧がRF−AGC回路
115に印加されることにより、BS信号の入力される
RF−AGC回路115は、最大利得減衰量が得られる
ように制御されている。
【0026】一方、選局制御回路135からの選局信号
により第1の発振回路119のみがオンされると共に、
第1の共振回路122の共振周波数が制御されることに
よって出力されたVHF帯のTV信号(CATV信号も
含む)受信用の発振信号は、選局制御回路135からの
選局信号によりVHF帯のTV信号(CATV信号も含
む)受信用の発振信号のみを通過すべく制御された発振
信号切換回路125、発振増幅回路126を介してDB
M118aに入力される。
【0027】これにより、VHF帯のTV信号(CAT
V信号も含む)はDBM118aでTV−IF信号に変
換されて出力され、選局制御回路135からの選局信号
によりTV−IF信号のみを通過すべく制御されたIF
信号出力切換回路127を介してIF増幅回路128に
入力され、増幅された後、IF信号切換回路129に入
力される。
【0028】次に、第2の動作モードであるUHF帯の
TV信号受信時のミクサ用IC139の動作について説
明する。選局制御回路135からの選局信号により第1
の切換回路113は、接地容量113aを介して接地さ
れるため、第1の切換回路113に入力されたVHF帯
のTV信号(CATV信号も含む)は高周波的に短絡さ
れ減衰される。また、第4のRF増幅回路114から入
力されたUHF帯のTV信号は、選局制御回路135か
らの選局信号によりUHF帯のTV信号を通過させ、B
S信号を減衰させるべく制御された第2の切換回路11
6を介して第3の切換回路117に入力される。
【0029】このため、利得制御バッファ増幅回路11
8bには、選局制御回路135からの選局信号によりU
HF帯のTV信号を通過すべく制御された第3の切換回
路117を介してUHF帯のTV信号が入力される。利
得制御バッファ増幅回路118bに入力されたUHF帯
のTV信号は、選局制御回路135からの選局信号と第
1のAGC電圧制御回路136からのAGC電圧とが入
力される第2のAGC電圧制御回路137で生成された
AGC制御電圧が、AGC電圧遅延回路138を介して
印加されることにより、所望の利得に増幅された後、D
BM118aに入力される。
【0030】また、この時、第2のAGC電圧制御回路
137で生成されたAGC制御電圧がRF−AGC回路
115に印加されることにより、BS信号の入力される
RF−AGC回路115は、最大利得減衰量が得られる
ように制御されている。
【0031】一方、選局制御回路135からの選局信号
により第2の発振回路120のみがオンされると共に、
第2の共振回路123の共振周波数が制御されることに
よって出力されたUHF帯のTV信号受信用の発振信号
は、選局制御回路135からの選局信号によりUHF帯
のTV信号受信用の発振信号のみを通過すべく制御され
た発振信号切換回路125、発振増幅回路126を介し
てDBM118aに入力される。
【0032】これにより、UHF帯のTV信号はDBM
118aでTV−IF信号に変換されて出力され、選局
制御回路135からの選局信号によりTV−IF信号の
みを通過すべく制御されたIF信号出力切換回路127
を介してIF増幅回路128に入力され、増幅された
後、IF信号切換回路129に入力される。
【0033】さらに、第3の動作モードであるBS信号
受信時のミクサ用IC139の動作について説明する。
選局制御回路135からの選局信号により第1の切換回
路113は、接地容量113aを介して接地されるた
め、第1の切換回路113に入力されたVHF帯のTV
信号(CATV信号も含む)は高周波的に短絡され減衰
される。また、RF−AGC回路115に入力されたB
S信号は、第2のAGC電圧制御回路137で生成され
たAGC制御電圧が印加されることにより、所望の利得
に増幅された後、選局制御回路135からの選局信号に
よりBS信号を通過させ、UHF帯のTV信号を減衰さ
せるべく制御された第2の切換回路116を介して第3
の切換回路117に入力される。
【0034】このため、利得制御バッファ増幅回路11
8bには、選局制御回路135からの選局信号によりB
S信号を通過すべく制御された第3の切換回路117を
介してBS信号が入力される。利得制御バッファ増幅回
路118bに入力されたBS信号は、選局制御回路13
5からの選局信号と第1のAGC電圧制御回路136か
らのAGC電圧とが入力される第2のAGC電圧制御回
路137で生成されたAGC制御電圧が、AGC電圧遅
延回路138を介して印加されることにより、所望の利
得に増幅された後、DBM118aに入力される。
【0035】一方、選局制御回路135からの選局信号
により第3の発振回路121のみがオンされると共に、
第3の共振回路124の共振周波数が制御されることに
よって出力されたBS信号受信用の発振信号は、選局制
御回路135からの選局信号によりBS信号受信用の発
振信号のみを通過すべく制御された発振信号切換回路1
25、発振増幅回路126を介してDBM118aに入
力される。
【0036】これにより、BS信号はDBM118aで
BS−IF信号に変換されて出力され、選局制御回路1
35からの選局信号によりBS−IF信号のみを通過す
べく制御されたIF信号出力切換回路127を介してI
F増幅回路128に入力され、増幅された後、IF信号
切換回路129に入力される。
【0037】IF信号切換回路129に入力された第1
の動作モードおよび第2の動作モードにおけるTV−I
F信号は、選局制御回路135からの選局信号によりT
V−IF信号が選択され、第1の固定フィルタ130を
介して、第1の出力端子133から出力される。また、
IF信号切換回路129に入力された第3の動作モード
におけるBS−IF信号は、選局制御回路135からの
選局信号によりBS−IF信号が選択され、第2の固定
フィルタ131を介して第1のIF−AGC回路132
に入力され、第1のAGC電圧制御回路136からのA
GC電圧が印加されることにより、所望の利得に増幅さ
れた後、第2の出力端子134から出力される。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
第2のAGC電圧制御回路137で生成されたAGC制
御電圧をRF−AGC回路115に印加することによ
り、VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)および
UHF帯のTV信号受信時において、利得制御バッファ
増幅回路118bで利得制御を行い、BS信号が入力さ
れるRF−AGC回路115で最大利得減衰量が得られ
るように制御することができ、TV信号(CATV信号
も含む)受信時におけるBS信号による耐妨害性能に優
れたBS/TV一体化チューナ装置が得られる。
【0039】また、第2のAGC電圧制御回路137で
生成されたAGC制御電圧をRF−AGC回路115に
印加することにより、BS信号受信時において、例え
ば、入力レベルの低い受信信号に対してはRF−AGC
回路115で利得制御を行い、利得制御バッファ増幅回
路118bでは最大利得増幅量が得られるように制御
し、入力レベルの高い受信信号に対してはRF−AGC
回路115で最大利得減衰量が得られ、利得制御バッフ
ァ増幅回路118bで利得制御を行えるように制御する
ことができ、入力レベルに応じて利得制御量をそれぞれ
の回路に分散させ、より歪性能が良好で受信チャネルに
よる利得偏差の少ない高機能なBS/TV一体化チュー
ナ装置が得られる。
【0040】また、ミクサ用IC139にGaAsFE
Tを用いることにより、高周波特性および3次歪特性に
優れ、多波のTV信号あるいはBS信号が入力されても
特に歪性能の良好な、より高性能なBS/TV一体化チ
ューナ装置が得られる。
【0041】なお、周波数変換回路118は、GaAs
FETによるダブルバランス構成を用いることにより、
受信信号と発振信号とのアイソレーション特性の良い回
路を2GHz帯(0.1〜2.3GHz)の周波数までバラ
ンスよく動作させることができる。
【0042】また、周波数変換回路118、発振増幅回
路126および中間周波増幅回路128をVHF帯、U
HF帯のTV信号、CATV信号およびBS信号受信時
に兼用させることにより、TV用チューナ装置とBS用
チューナ装置を並列に設けていた従来のBS/TV共用
チューナ装置に比べて、回路集積化が図れて、部品点数
の少ない、より小型で安価なBS/TV一体化チューナ
装置が得られる。
【0043】さらに、VHF帯のTV信号(CATV信
号も含む)とUHF帯のTV信号の利得偏差は、利得制
御バッファ増幅回路118bの利得を制御することによ
り改善でき、入力レベルの異なるBS信号の利得偏差は
RF−AGC回路115、利得制御バッファ増幅回路1
18bおよび第1のIF−AGC回路132の利得を制
御することによって改善できる構成にすることにより、
TV信号とCATV信号受信時のチューナ装置としての
利得がほぼ一定であると共に、BS信号受信時の利得も
ほぼ一定となるBS/TV一体化チューナ装置が得られ
る。
【0044】なお、このとき、IF増幅回路128を第
1のAGC電圧制御回路136、第2のAGC電圧制御
回路137およびAGC電圧遅延回路138のいずれか
一方からのAGC制御電圧によって利得制御増幅回路と
して動作させることにより、より一層利得特性の良好な
BS/TV一体化チューナ装置が得られることは明らか
である。
【0045】また、本実施例において、RF−AGC回
路115および利得制御バッファ増幅回路118bを、
例えば、特願平1−332715号における明細書あるいは特
願平2−304058号における明細書に記載のGaAsFE
Tを用いた利得制御増幅回路で構成することにより、利
得制御特性の良好なBS/TV共用チューナ装置が得ら
れる。
【0046】また、ミクサ用IC139の内部回路であ
る第2の切換回路116、第3の切換回路117、発振
信号切換回路125および第2のAGC電圧制御回路1
37に印加される選局制御回路135からの選局信号を
1系統の信号系で構成し、VHF帯のTV信号(CAT
V信号も含む)、UHF帯のTV信号、BS信号それぞ
れの受信時に応じた選局制御回路135からの選局信号
と第1のAGC電圧制御回路136からのAGC電圧を
組み合わせて、RF−AGC回路115および利得制御
バッファ増幅回路118bにおいて所望の増幅利得を得
るためのAGC制御電圧を第2のAGC電圧制御回路1
37で生成することにより、端子数の少ない高機能なB
S/TV一体化チューナ装置用ミクサ用ICが得られ
る。
【0047】次に、図3と図4を一点鎖線A−Aの箇所
で結合して得られる図は、本実施例において用いるミク
サ用IC139の第1の具体例を示す回路図である。
【0048】図3と図4から成る図において、801、
802、803は結合容量、804、805、806は
選局信号印加端子、807、808、809、810、
811、812、813、814、815、816はバ
イアス抵抗、817、818、819は発振信号入力端
子、820、821、822は発振信号切換回路125
を構成するFET、823はVHF帯のTV信号(CA
TV信号も含む)入力端子、824はUHF帯のTV信
号入力端子、825はBS信号入力端子、826、82
7は結合容量、828、829は第2の切換回路116
を構成するFET、830、831は定電流源、832
は第3の切換回路117を構成するFET、833は第
1のIF信号出力端子、834はIF信号入力端子、8
35は第2のIF信号出力端子、836はAGC電圧印
加端子、837、838は電源電圧印加端子、137a
は最大電圧判別回路であり、その他、図1と図2から成
る図に記載されているものと同様の動作を行うものに
は、同一の番号を付し、その説明は省略する。
【0049】図3と図4から成る図に示すように、VH
F帯のTV信号(CATV信号も含む)受信時には、選
局制御回路135からの選局信号が選局信号印加端子8
04に印加され、バイアス抵抗807、810によって
分圧された電圧が発振信号入力端子817に印加され
る。このとき、選局信号印加端子805、806はオフ
状態であるため、FET820は導通状態、FET82
1、822は遮断状態となり、発振信号切換回路125
からは、結合容量801を介してFET820に入力さ
れたVHF帯のTV信号(CATV信号も含む)受信用
の発振信号が出力される。
【0050】一方、発振信号入力端子817に印加され
た電圧は、バイアス抵抗813を介してFET832に
印加されるため、FET832は導通状態となり、第3
の切換回路117に入力されたUHF帯のTV信号ある
いはBS信号は接地容量117aにより高周波的に短絡
され減衰され、利得制御バッファ増幅回路118bには
VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)が入力され
る。また、第1のAGC電圧制御回路136は、例え
ば、BS復調回路に内蔵され、BS信号非受信時にはオ
フ状態になっているため、第2のAGC電圧制御回路1
37に内蔵された最大電圧判別回路137aには、AG
C電圧印加端子836から極めて低い電圧が印加され
る。
【0051】最大電圧判別回路137aは、発振信号入
力端子817、818およびAGC電圧印加端子836
からそれぞれバイアス抵抗813、814、816を介
して印加された3系統の電圧のうち、最大電圧をAGC
電圧遅延回路138を介して利得制御バッファ増幅回路
118bに印加し、AGC電圧印加端子836からの電
圧をRF−AGC回路115に印加するように動作する
ため、利得制御バッファ増幅回路118bは、最大電圧
判別回路137aに入力される最大電圧である発振信号
入力端子817の電圧をもとに第2のAGC電圧制御回
路137で生成されるAGC制御電圧により、利得増幅
量が最大となり、RF−AGC回路115は、AGC電
圧印加端子836の電圧をもとに第2のAGC電圧制御
回路137で生成されるAGC制御電圧により、利得減
衰量が最大となる。
【0052】次に、UHF帯のTV信号受信時には、選
局制御回路135からの選局信号が選局信号印加端子8
05に印加され、バイアス抵抗808、811によって
分圧された電圧が発振信号入力端子818に印加され
る。このとき、選局信号印加端子804、806はオフ
状態であるため、FET821は導通状態、FET82
0、822は遮断状態となり、発振信号切換回路125
からは、結合容量802を介してFET821に入力さ
れたUHF帯のTV信号受信用の発振信号が出力され
る。
【0053】一方、発振信号入力端子818、819に
印加された電圧は、それぞれバイアス抵抗814、81
5を介してFET828、829に印加されるため、F
ET828は導通状態、FET829は遮断状態とな
り、第2の切換回路116からは、結合容量826を介
してFET828に入力されたUHF帯のTV信号が出
力される。このとき、FET832は、発振信号入力端
子817からの電圧により遮断状態となっているため、
第2の切換回路116から出力されたUHF帯のTV信
号は、第3の切換回路117を介して利得制御バッファ
増幅回路117bに入力される。
【0054】また、第1のAGC電圧制御回路136
は、例えば、BS復調回路に内蔵され、BS信号非受信
時にはオフ状態になっているため、最大電圧判別回路1
37aには、AGC電圧印加端子836から極めて低い
電圧が印加される。これにより、利得制御バッファ増幅
回路118bは、最大電圧判別回路137aに入力され
る最大電圧である発振信号入力端子818の電圧をもと
に第2のAGC電圧制御回路137で生成されるAGC
制御電圧により、利得増幅量が最大となり、RF−AG
C回路115は、AGC電圧印加端子836の電圧をも
とに第2のAGC電圧制御回路137で生成されるAG
C制御電圧により、利得減衰量が最大となる。
【0055】さらに、BS信号受信時には、選局制御回
路135からの選局信号が選局信号印加端子806に印
加され、バイアス抵抗809、812によって分圧され
た電圧が発振信号入力端子819に印加される。このと
き、選局信号印加端子804、805はオフ状態である
ため、FET822は導通状態、FET820、821
は遮断状態となり、発振信号切換回路125からは、結
合容量803を介してFET822に入力されたBS信
号受信用の発振信号が出力される。
【0056】一方、発振信号入力端子818、819に
印加された電圧は、それぞれバイアス抵抗814、81
5を介してFET828、829に印加されるため、F
ET828は遮断状態、FET829は導通状態とな
り、第2の切換回路116からは、結合容量827を介
してFET829に入力されたBS信号が出力される。
このとき、FET832は、発振信号入力端子817か
らの電圧により遮断状態となっているため、第2の切換
回路116から出力されたBS信号は、第3の切換回路
117を介して利得制御バッファ増幅回路117bに入
力される。
【0057】また、第1のAGC電圧制御回路136
は、例えば、BS復調回路に内蔵され、BS信号受信時
には入力されたBS信号レベルに応じたAGC制御電圧
が出力されるため、最大電圧判別回路137aには、A
GC電圧印加端子836からAGC制御電圧が印加され
る。これにより、利得制御バッファ増幅回路118b
は、最大電圧判別回路137aに入力される最大電圧で
あるAGC電圧印加端子836の電圧をもとに第2のA
GC電圧制御回路137で生成されるAGC制御電圧に
より、利得制御され、RF−AGC回路115は、AG
C電圧印加端子836の電圧をもとに第2のAGC電圧
制御回路137で生成されるAGC制御電圧により、利
得制御される。
【0058】図5と図6を一点鎖線A−Aの箇所で結合
して得られる図は、本実施例において用いるミクサ用I
C139の第2の具体例を示す回路図である。図5と図
6から成る図において、137bは電圧反転回路であ
り、その他、図3と図4から成る図に記載されているも
のと同様の動作を行うものには、同一の番号を付し、そ
の説明は省略する。
【0059】図5と図6から成る図に示すように、VH
F帯のTV信号(CATV信号も含む)受信時には、第
1のAGC電圧制御回路136は、例えば、BS復調回
路に内蔵され、BS信号非受信時にはオフ状態になって
いるため、第2のAGC電圧制御回路137に内蔵され
た最大電圧判別回路137aには、AGC電圧印加端子
836から極めて低い電圧が印加される。
【0060】最大電圧判別回路137aは、発振信号入
力端子819からバイアス抵抗815を介して印加され
た電圧を電圧反転回路137bによって反転した電圧お
よびAGC電圧印加端子836からバイアス抵抗816
を介して印加された2系統の電圧のうち、最大電圧をA
GC電圧遅延回路138を介して利得制御バッファ増幅
回路118bに印加し、AGC電圧印加端子836から
の電圧をRF−AGC回路115に印加するように動作
するため、利得制御バッファ増幅回路118bは、最大
電圧判別回路137aに入力される最大電圧である発振
信号入力端子819からの反転電圧をもとに第2のAG
C電圧制御回路137で生成されるAGC制御電圧によ
り、利得増幅量が最大となり、RF−AGC回路115
は、AGC電圧印加端子836の電圧をもとに第2のA
GC電圧制御回路137で生成されるAGC制御電圧に
より、利得減衰量が最大となる。
【0061】次に、UHF帯のTV信号受信時には、第
1のAGC電圧制御回路136は、例えば、BS復調回
路に内蔵され、BS信号非受信時にはオフ状態になって
いるため、最大電圧判別回路137aには、AGC電圧
印加端子836から極めて低い電圧が印加される。これ
により、利得制御バッファ増幅回路118bは、最大電
圧判別回路137aに入力される最大電圧である発振信
号入力端子819からの反転電圧をもとに第2のAGC
電圧制御回路137で生成されるAGC制御電圧によ
り、利得増幅量が最大となり、RF−AGC回路115
は、AGC電圧印加端子836の電圧をもとに第2のA
GC電圧制御回路137で生成されるAGC制御電圧に
より、利得減衰量が最大となる。
【0062】さらに、BS信号受信時には、第1のAG
C電圧制御回路136は、例えば、BS復調回路に内蔵
され、BS信号受信時には入力されたBS信号レベルに
応じたAGC制御電圧が出力されるため、最大電圧判別
回路137aには、AGC電圧印加端子836からAG
C制御電圧が印加される。これにより、利得制御バッフ
ァ増幅回路118bは、最大電圧判別回路137aに入
力される最大電圧であるAGC電圧印加端子836の電
圧をもとに第2のAGC電圧制御回路137で生成され
るAGC制御電圧により、利得制御され、RF−AGC
回路115は、AGC電圧印加端子836の電圧をもと
に第2のAGC電圧制御回路137で生成されるAGC
制御電圧により、利得制御される。
【0063】図7と図8を一点鎖線A−Aの箇所で結合
して得られる図は、本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。図7と図8から成る図において、図1と図
2から成る図に記載されているものと同様の動作を行う
ものには、同一の番号を付し、その説明は省略する。
【0064】図7と図8から成る図に示すように、UH
F帯のTV信号は、第2の段間可変同調フィルタ111
から出力された後、第2の切換回路116を介してミク
サ用IC139に内蔵されたRF−AGC回路115に
入力され、BS信号は、第3の段間可変同調フィルタ1
12から出力された後、第2の切換回路116を介して
ミクサ用IC139に内蔵されたRF−AGC回路11
5に入力される。
【0065】本実施例においても、前述した第1の実施
例と同様の効果が得られる。その他、本実施例によれ
ば、RF−AGC回路115をGaAsFETを用いて
2GHz帯(0.5〜2.3GHz)の周波数まで動作
させることによりUHF帯のTV信号受信時とBS信号
受信時とに兼用させ、TVチューナ用ミクサIC回路の
構成を変えることなくBS信号まで受信可能な簡単な構
成のBS/TV共用ミクサIC回路が得られる。
【0066】図9と図10を一点鎖線A−Aの箇所で結
合して得られる図は、本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。図9と図10から成る図において、30
1は第4の切換回路であり、その他、図1と図2から成
る図に記載されているものと同様の動作を行うものに
は、同一の番号を付し、その説明は省略する。
【0067】図9と図10から成る図に示すように、V
HF帯のTV信号(CATV信号も含む)は、第1の段
間可変同調フィルタ110から出力された後、ミクサ用
IC139に内蔵され、選局制御回路135からの選局
信号によりVHF帯のTV信号(CATV信号も含む)
を通過させ、BS信号を減衰させるべく制御された第4
の切換回路301を介して、周波数変換回路118の利
得制御バッファ増幅回路118bに印加される。
【0068】BS信号は、第3の段間可変同調フィルタ
112から出力されRF−AGC回路115を介した
後、選局制御回路135からの選局信号によりBS信号
を通過させ、VHF帯のTV信号(CATV信号含む)
を減衰させるべく制御された第4の切換回路301を介
して、周波数変換回路118の利得制御バッファ増幅回
路118bに印加される。
【0069】本実施例においても、前述した第1の実施
例と同様の効果が得られる。その他、本実施例によれ
ば、UHF帯のTV信号系とBS信号系とが周波数変換
回路118に入力されるまでに分離されているため、U
HF帯のTV信号受信時におけるBS信号による耐妨害
性能に一層優れたBS/TV一体化チューナ装置が得ら
れる。
【0070】図11と図12を一点鎖線A−Aの箇所で
結合して得られる図は、本発明の第4の実施例を示すブ
ロック図である。図11と図12から成る図において、
図9と図10から成る図に記載されているものと同様の
動作を行うものには、同一の番号を付し、その説明は省
略する。
【0071】図11と図12から成る図に示すように、
VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)は、第1の
段間可変同調フィルタ110から出力された後、選局制
御回路135からの選局信号によりVHF帯のTV信号
(CATV信号も含む)を通過させ、BS信号を減衰さ
せるべく制御された第4の切換回路301を介して、ミ
クサ用IC139に内蔵されたRF−AGC回路115
に入力される。
【0072】BS信号は、第3の段間可変同調フィルタ
112から出力された後、選局制御回路135からの選
局信号によりBS信号を通過させ、VHF帯のTV信号
(CATV信号含む)を減衰させるべく制御された第4
の切換回路301を介して、RF−AGC回路115に
入力される。
【0073】本実施例においても、前述した第1の実施
例と同様の効果が得られる。その他、本実施例によれ
ば、UHF帯のTV信号系とBS信号系とがミクサ用I
C139に入力されるまでに分離されているため、UH
F帯のTV信号受信時におけるBS信号による耐妨害性
能に一層優れたBS/TV一体化チューナ装置が得られ
る。
【0074】図13と図14を一点鎖線A−Aの箇所で
結合して得られる図は、本発明の第5の実施例を示すブ
ロック図である。図13と図14から成る図において、
501はTV−IF用AGC回路、502はBS−IF
用AGC回路であり、その他、図1と図2から成る図に
記載されているものと同様の動作を行うものには、同一
の番号を付し、その説明は省略する。
【0075】図13と図14から成る図に示すように、
VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)あるいはU
HF帯のTV信号受信時には、IF信号出力切換回路1
27からのTV−IF信号は、TV−IF用AGC回路
501でAGC電圧遅延回路138からのAGC制御電
圧により、所望の利得に増幅された後、第1の固定フィ
ルタ130を介して第1の端子133から出力される。
【0076】BS信号受信時には、IF信号出力切換回
路127からのBS−IF信号は、BS−IF用AGC
回路502でAGC電圧遅延回路138からのAGC制
御電圧により、所望の利得に増幅された後、第2の固定
フィルタ131を介して第1のIF−AGC回路132
に入力され、第1のAGC電圧制御回路136からのA
GC電圧が印加されることにより、所望の利得に増幅さ
れた後、第2の端子133から出力される。
【0077】本実施例においても、前述した第1の実施
例と同様の効果が得られる。その他、本実施例によれ
ば、中心信号周波数が約50MHzで信号帯域幅が約20
MHzのTV−IF信号と中心信号周波数が約400MHz
で信号帯域幅が約27MHzのBS−IF信号とを、ミク
サ用IC139に内蔵された別系統のTV−IF用AG
C回路501とBS−IF用AGC回路502と用いて
信号処理を行うことにより、IC外部においてそれぞれ
のIF信号を切り換える必要がなくなると共に、それぞ
れの周波数帯域に合わせたIF用AGC回路を用いるた
め、さらに使い勝手の良いBS/TV共用チューナ装置
が得られる。
【0078】さらに、BS−IF用AGC回路502を
ミクサ用IC139に内蔵させることにより、一層の高
集積化が図れると共に、RF−AGC回路115、利得
制御バッファ増幅回路118bおよびBS−IF用AG
C回路502を、例えば、特願平1−332715号における
明細書あるいは特願平2−304058号における明細書に記
載のGaAsFETを用いた利得制御増幅回路で構成す
ることにより、RF−AGC回路115、利得制御バッ
ファ増幅回路118bおよびBS−IF用AGC回路5
02のそれぞれの利得制御手段が同一構成となる。
【0079】そのため、BS信号入力レベルに応じて、
AGC電圧制御回路136からのAGC電圧をAGC遅
延回路138を介して、後段のBS−IF用AGC回路
502から利得制御バッファ増幅回路118b、RF−
AGC回路115の順に利得制御がかかるように設定す
ることにより、入力レベルの小さなBS信号に対して
は、前段のRF−AGC回路115および利得制御バッ
ファ増幅回路118bで増幅量を最大にして後段のBS
−IF用AGC回路502のみで利得制御を行い、入力
レベル大きなBS信号に対しては、前段のRF−AGC
回路115で利得制御がかかるので、後段の利得制御バ
ッファ増幅回路118bおよびBS−IF用AGC回路
502のそれぞれの増幅回路系に大振幅信号が入力され
ずに、一層3次歪特性が良好なBS/TV共用チューナ
装置が得られる。
【0080】なお、本実施例と同様の構成を前述した第
1乃至第4の実施例のいずれかに適用しても、本実施例
と同様な効果が得られることは明らかである。
【0081】図15と図16を一点鎖線A−Aの箇所で
結合して得られる図は、本発明の第6の実施例を示すブ
ロック図である。図15と図16から成る図において、
601は第4の入力端子、602は第4の入力フィル
タ、603は第5のRF増幅回路、604は第5の切換
回路、605は第3の固定フィルタ、606は第2のI
F−AGC回路、607は第3の出力端子であり、その
他、図1と図2から成る図に記載されているものと同様
の動作を行うものには、同一の番号を付し、その説明は
省略する。
【0082】図15と図16から成る図に示すように、
第4の入力端子601から、第3の入力端子103から
入力されるBS信号とは別系統のBS信号が入力され、
不要波を抑圧する第4の入力フィルタ602を通過し
て、第4のRF増幅回路603で増幅された後、選局制
御回路135からの選局信号により第4の入力端子60
1から入力されたBS信号を通過すべく制御された第5
の切換回路604を介して第3の段間可変同調フィルタ
112に入力される。
【0083】また、IF信号出力切換回路127から出
力されたBS−IF信号のうち、第4の入力端子601
から入力されたBS信号から変換されたBS−IF信号
は、選局制御回路135からの選局信号により入力端子
601から入力されたBS信号を通過すべく制御された
IF信号切換回路129を介して、第3の固定フィルタ
906を通過して第2のIF−AGC回路606に入力
され、AGC電圧制御回路136からのAGC電圧が印
加されることにより、所望の利得に増幅された後、第3
の出力端子607から出力される。
【0084】本実施例においても、前述した第1の実施
例と同様の効果が得られる。その他、本実施例によれ
ば、例えば、信号帯域幅の異なる2系統のBS信号が入
力される場合にもミクサ用IC139を兼用でき、ミク
サ用IC139から出力されるBS−IF信号をIF信
号切換回路129で切り換え、それぞれの帯域幅に設定
された第2の固定フィルタ131あるいは第3の固定フ
ィルタ605を通過させることによって対応できるBS
/TV一体化チューナ装置が得られる。また、第4の入
力端子601から通信衛星(CS)信号が入力されると
きにも上記と同様の効果があることは明らかである。
【0085】なお、本実施例と同様の構成を前述した第
1乃至第4の実施例のいずれかに適用しても、本実施例
と同様な効果が得られることは明らかである。
【0086】図17と図18を一点鎖線A−Aの箇所で
結合して得られる図は、本発明の第6の実施例を示すブ
ロック図である。図17と図18から成る図において、
701は第6の切換回路であり、その他、図13と図1
4から成る図および図15と図16から成る図に記載さ
れているものと同様の動作を行うものには、同一の番号
を付し、その説明は省略する。
【0087】図17と図18から成る図に示すように、
BS−IF用AGC回路502から出力されたBS−I
F信号のうち、第3の入力端子103から入力されたB
S信号から変換されたBS−IF信号は、選局制御回路
135からの選局信号により入力端子103から入力さ
れたBS信号を通過すべく制御された第6の切換回路7
01を介して第2の固定フィルタ131に入力される。
【0088】一方、第4の入力端子601から入力され
たBS信号から変換されたBS−IF信号は、選局制御
回路135からの選局信号により入力端子601から入
力されたBS信号を通過すべく制御された第6の切換回
路701を介して第3の固定フィルタ605に入力され
る。
【0089】本実施例においても、前述した第5の実施
例および第6の実施例と同様の効果が得られる。その
他、本実施例によれば、例えば、信号帯域幅の異なる2
系統のBS信号が入力される場合にもミクサ用IC13
9を兼用でき、ミクサ用IC139から出力されるBS
−IF信号を第6の切換回路701で切り換え、それぞ
れの帯域幅に設定された第2の固定フィルタ131ある
いは第3の固定フィルタ605を通過させることによっ
て対応できるBS/TV一体化チューナ装置が得られ
る。また、第4の入力端子601から通信衛星(CS)
信号が入力されるときにも上記と同様の効果があること
は明らかである。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、VHF帯およびUHF
帯のTV信号(CATV信号も含む)とBS信号を受信
して、TV信号受信時にはTV−IF信号を出力し、B
S信号受信時にはBS−IF信号を出力するチューナ装
置において、少なくとも、BS信号受信時には、受信し
たBS信号を増幅して出力するAGC回路と、TV信号
受信時には、AGC回路の利得減衰量を所定の値より増
加させる手段と、を設けることにより、高周波増幅回
路、AGC回路、周波数変換回路、VCOおよび選局制
御回路のうち、少なくとも1回路をTV信号受信時とB
S信号受信時とで共用している場合であっても、TV信
号受信時におけるBS信号による耐妨害性能に優れたチ
ューナ装置を実現することができる。
【0091】また、AGC回路、周波数変換回路のう
ち、少なくとも1つを1チップICとして、GaAsF
ETを用いて集積回路化することにより、高周波特性お
よび歪特性に優れ、部品点数の少ない、より小型で安価
なBS/TV一体化チューナ装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の左半分を示すブロック
図である。
【図2】本発明の第1の実施例の右半分を示すブロック
図である。
【図3】本発明の第1の実施例において用いるミクサ用
ICの第1の具体例の左半分を示す回路図である。
【図4】本発明の第1の実施例において用いるミクサ用
ICの第1の具体例の右半分を示す回路図である。
【図5】本発明の第1の実施例において用いるミクサ用
ICの第2の具体例の左半分を示す回路図である。
【図6】本発明の第1の実施例において用いるミクサ用
ICの第2の具体例の右半分を示す回路図である。
【図7】本発明の第2の実施例の左半分を示すブロック
図である。
【図8】本発明の第2の実施例の右半分を示すブロック
図である。
【図9】本発明の第3の実施例の左半分を示すブロック
図である。
【図10】本発明の第3の実施例の右半分を示すブロッ
ク図である。
【図11】本発明の第4の実施例の左半分を示すブロッ
ク図である。
【図12】本発明の第4の実施例の右半分を示すブロッ
ク図である。
【図13】本発明の第5の実施例の左半分を示すブロッ
ク図である。
【図14】本発明の第5の実施例の右半分を示すブロッ
ク図である。
【図15】本発明の第6の実施例の左半分を示すブロッ
ク図である。
【図16】本発明の第6の実施例の右半分を示すブロッ
ク図である。
【図17】本発明の第7の実施例の左半分を示すブロッ
ク図である。
【図18】本発明の第7の実施例の右半分を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101…第1の入力端子、102…第2の入力端子、1
03…第3の入力端子、104…第1の入力フィルタ、
105…第2の入力フィルタ、106…第3の入力フィ
ルタ、107…第1のRF増幅回路、108…第2のR
F増幅回路、109…第3のRF増幅回路、110…第
1の段間可変同調フィルタ、111…第2の段間可変同
調フィルタ、112…第3の段間可変同調フィルタ、1
13…第1の切換回路、114…第4のRF増幅回路、
115…RF−AGC回路、116…第2の切換回路、
117…第3の切換回路、118…周波数変換回路、1
19…第1の発振回路、120…第2の発振回路、12
1…第3の発振回路、122…第1の共振回路、123
…第2の共振回路、124…第3の共振回路、125…
発振信号切換回路、126…発振増幅回路、127…I
F信号出力切換回路、128…IF増幅回路、129…
IF信号切換回路、130…第1の固定フィルタ、13
1…第2の固定フィルタ、132…第1のIF−AGC
回路、133…第1の出力端子、134…第2の出力端
子、135…選局制御回路、136…第1のAGC電圧
制御回路、137…第2のAGC電圧制御回路、138
…AGC電圧遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長嶋 敏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (56)参考文献 特開 平3−6194(JP,A) 特開 平2−29184(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/20 H04N 5/44 H04N 5/46

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SHF帯の衛星放送信号がダウンコンバ
    ートされた1GHz帯の第1BS中間周波信号(以下、こ
    の第1BS中間周波信号を単にBS信号という)と、V
    HF帯の地上テレビジョン信号(CATV信号を含む。
    以下、単にVHF帯のTV信号という)と、UHF帯の
    地上テレビジョン信号(以下、単にUHF帯のTV信号
    という)と、を選択的に受信して、 前記BS信号受信時には、第2BS中間周波信号(以
    下、単にBS−IF信号という)を出力し、前記VHF
    帯またはUHF帯のTV信号受信時には、TV中間周波
    信号(以下、単にTV−IF信号という)を出力するチ
    ューナ装置において、 少なくとも、前記BS信号を受信している時には、受信
    した該BS信号を増幅して出力する利得制御高周波増幅
    回路(以下、単にAGC回路という)と、 前記BS信号を受信している時には、前記AGC回路か
    らのBS信号を入力し、該BS信号を、第1の電圧制御
    周波数可変発振回路(以下、単にVCOという)からの
    発振信号を用いて、前記BS−IF信号に変換して出力
    する第1の周波数変換回路と、 前記VHF帯のTV信号を受信している時には、受信し
    た該VHF帯のTV信号を入力し、該VHF帯のTV信
    号を、第2のVCOからの発振信号を用いて、前記TV
    −IF信号に変換して出力する第2の周波数変換回路
    と、 前記UHF帯のTV信号を受信している時には、受信し
    た該UHF帯のTV信号を入力し、該UHF帯のTV信
    号を、第3のVCOからの発振信号を用いて、前記TV
    −IF信号に変換して出力する第3の周波数変換回路
    と、 前記VHF帯またはUHF帯のTV信号を受信している
    時には、前記AGC回路で減衰して出力する手段と、を
    具備したことを特徴とするチューナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のチューナ装置におい
    て、前記BS信号を受信中であるか、前記VHF帯のT
    V信号を受信中であるか、前記UHF帯のTV信号を受
    信中であるか、に応じて、前記第1,第2および第3の
    周波数変換回路の変換利得を可変制御する手段を設けた
    ことを特徴とするチューナ装置。
  3. 【請求項3】 SHF帯の衛星放送信号がダウンコンバ
    ートされた1GHz帯の第1BS中間周波信号(以下、こ
    の第1BS中間周波信号を単にBS信号という)と、V
    HF帯の地上テレビジョン信号(CATV信号を含む。
    以下、単にVHF帯のTV信号という)と、UHF帯の
    地上テレビジョン信号(以下、単にUHF帯のTV信号
    という)と、を選択的に受信して、 前記BS信号受信時には、第2BS中間周波信号(以
    下、単にBS−IF信号という)を出力し、前記VHF
    帯またはUHF帯のTV信号受信時には、TV中間周波
    信号(以下、単にTV−IF信号という)を出力するチ
    ューナ装置において、 少なくとも、前記BS信号を受信している時には、受信
    した該BS信号を増幅して出力する利得制御高周波増幅
    回路(以下、単にAGC回路という)と、 前記BS信号を受信している時には、前記AGC回路か
    らのBS信号を入力し、該BS信号を、第1の電圧制御
    周波数可変発振回路(以下、単にVCOという)からの
    発振信号を用いて、前記BS−IF信号に変換して出力
    する第1の周波数変換回路と、 前記VHF帯のTV信号を受信している時には、受信し
    た該VHF帯のTV信号を入力し、該VHF帯のTV信
    号を、第2のVCOからの発振信号を用いて、前記TV
    −IF信号に変換して出力すると共に、 前記UHF帯のTV信号を受信している時には、受信し
    た該UHF帯のTV信号を入力し、該UHF帯のTV信
    号を、第3のVCOからの発振信号を用いて、前記TV
    −IF信号に変換して出力する第2の周波数変換回路
    と、 前記VHF帯またはUHF帯のTV信号を受信している
    時には、前記AGC回路で減衰して出力する手段と、を
    具備したことを特徴とするチューナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のチューナ装置におい
    て、前記BS信号を受信中であるか、前記TV信号を受
    信中であるか、に応じて、前記第1および第2の周波数
    変換回路の変換利得を可変制御する手段を設けたことを
    特徴とするチューナ装置。
  5. 【請求項5】 SHF帯の衛星放送信号がダウンコンバ
    ートされた1GHz帯の第1BS中間周波信号(以下、こ
    の第1BS中間周波信号を単にBS信号という)と、V
    HF帯の地上テレビジョン信号(CATV信号を含む。
    以下、単にVHF帯のTV信号という)と、UHF帯の
    地上テレビジョン信号(以下、単にUHF帯のTV信号
    という)と、を選択的に受信して、 前記BS信号受信時には、第2BS中間周波信号(以
    下、単にBS−IF信号という)を出力し、前記VHF
    帯またはUHF帯のTV信号受信時には、TV中間周波
    信号(以下、単にTV−IF信号という)を出力するチ
    ューナ装置において、 少なくとも、前記BS信号を受信している時には、受信
    した該BS信号を増幅して出力する利得制御高周波増幅
    回路(以下、単にAGC回路という)と、 前記BS信号を受信している時には、前記AGC回路か
    らのBS信号を入力し、該BS信号を、第1の電圧制御
    周波数可変発振回路(以下、単にVCOという)からの
    発振信号を用いて、前記BS−IF信号に変換して出力
    し、 前記VHF帯のTV信号を受信している時には、受信し
    た該VHF帯のTV信号を入力し、該VHF帯のTV信
    号を、第2のVCOからの発振信号を用いて、前記TV
    −IF信号に変換して出力し、 前記UHF帯のTV信号を受信している時には、受信し
    た該UHF帯のTV信号を入力し、該UHF帯のTV信
    号を、第3のVCOからの発振信号を用いて、前記TV
    −IF信号に変換して出力する第1の周波数変換回路
    と、 前記VHF帯またはUHF帯のTV信号を受信している
    時には、前記AGC回路で減衰して出力する手段と、を
    具備したことを特徴とするチューナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のチューナ装置におい
    て、前記BS信号を受信中であるか、前記TV信号を受
    信中であるか、に応じて、前記第1の周波数変換回路の
    変換利得を可変制御する手段を設けたことを特徴とする
    チューナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6に記
    載のチューナ装置において、前記AGC回路の前段、ま
    たは該AGC回路と前記第1の周波数変換回路との間
    に、前記TV信号を受信している時には、前記BS信号
    を減衰させる手段を設けたことを特徴とするチューナ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6または7
    に記載のチューナ装置において、前記周波数変換回路の
    うち、少なくとも1つをバランスミクサまたはダブルバ
    ランスミクサで構成したことを特徴とするチューナ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7また
    は8に記載のチューナ装置において、前記AGC回路、
    周波数変換回路のうち、少なくとも1つを1チップIC
    として、GaAs(ガリウム砒素)FET(電界効果ト
    ランジスタ)を用いて集積回路化したことを特徴とする
    チューナ装置。
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