JP3061850B2 - チューナ回路装置 - Google Patents

チューナ回路装置

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JP3061850B2
JP3061850B2 JP2304058A JP30405890A JP3061850B2 JP 3061850 B2 JP3061850 B2 JP 3061850B2 JP 2304058 A JP2304058 A JP 2304058A JP 30405890 A JP30405890 A JP 30405890A JP 3061850 B2 JP3061850 B2 JP 3061850B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、AM変調方式を採って伝送されるVHF帯およ
びUHF帯のTV信号(CATV信号も含む)と、FM変調方式を
採って伝送される衛星放送(BS)信号および通信衛星
(CS)信号とを受信して、TV中間周波信号またはBS中間
周波信号を出力するチューナ回路装置に係り、特にIC化
に好適なTV信号およびBS信号共用のチューナ回路装置に
関する。
〔従来の技術〕
AM変調されたVHF帯およびUHF帯のTV信号(CATV信号も
含む)と、FM変調されたSHF帯の衛星放送信号がダウン
コンバートされた1GHz帯の中間周波信号とを一般の受信
システムで受信する場合、各放送波信号の周波数帯が異
なるため、それぞれ別のチューナ回路を必要とし、構成
が複雑になるとともに、その操作も簡単ではない。
そこで、例えば、これらの一解決手段としてTV信号と
BS信号とで同一のチューナ回路を用いる受信装置とし
て、特開昭57−39628号公報に記載のように、BS信号をU
HF帯またはVHF帯の空チャネルの周波数に変換し、その
周波数変換されたBS信号をTV信号とともにTV信号チュー
ナ回路に受信させる回路装置が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、BS信号をTV信号周波数帯域にダウン
コンバートしてTV信号とともにTV用チューナ回路装置に
受信させるため、TV信号を通過させるために帯域を約20
MHzに設定されているTV用チューナ回路装置内のフィル
タを、27MHzという広帯域なBS信号が通過するため、BS
信号が劣化してしまい、その結果、BS信号の復調特性が
劣化するという問題があった。
また、上記チューナ回路装置の応用例として、例え
ば、BS信号をUHF帯またはVHF帯の空チャネルの周波数に
変換し、その周波数変換したBS信号とTV信号(CATV信号
も含む)とを同一のケーブルで伝送して、複数のTV用チ
ューナ回路装置に分配する場合、あるチューナ回路装置
において、他のチューナ回路装置からの発振信号が漏れ
込み、その漏れ込んだ発振信号が周波数変換したBS信号
の帯域(即ち、UHF帯またはVHF帯のTV信号帯域)と重な
り妨害を発生するという問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、VHF帯およびU
HF帯のTV信号(CATV信号も含む)とBS信号を受信して、
TV信号受信時にはTV中間周波信号を出力し、BS信号受信
時にはBS中間周波信号を出力するチューナ回路装置にお
いて、高周波特性と3次歪特性に優れたGaAs(ガリウム
砒素)FET(電界効果トランジスタ)またはSi(シリコ
ン)バイポーラトランジスタ等を用いてIC化し、回路構
成が簡単で操作性に優れたチューナ回路装置(例えばBS
/TV共用チューナ回路装置)を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、BS/TV共用チューナ回路装置に用いる周
波数変換回路をTV信号受信時とBS信号受信時に兼用し、
TV信号受信時、BS信号受信時にそれぞれTV中間周波信
号、BS中間周波信号を切り換えて出力させることにより
達成される。このとき、少なくとも、周波数変換回路、
中間周波増幅回路および発振増幅回路をGaAsFETまたはS
iバイポーラトランジスタ等を用いてIC化することによ
り、高周波特性および3次歪特性に優れ、部品点数の少
ない小型のBS/TV用チューナ回路装置が得られる。
〔作用〕
GaAsFETはSiバイポーラトランジスタに比べ高周波特
性および歪特性に優れている。従って、高周波信号を処
理する回路部、即ち、ミクサ(周波数変換回路)用ICを
GaAsFETを用いて構成することにより、上記特性に優れ
た高周波受信回路が得られる。また、高周波特性および
歪特性に優れたGaAsFETを用いて周波数変換回路を構成
することにより、VHF帯のTV信号からBS信号までの広帯
域な受信信号を処理することが可能となり、単一のチュ
ーナ回路装置でTV信号(CATV信号も含む)とBS信号を受
信可能なシステムが構成できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。同
図において、101は第1の入力端子、102は第2の入力端
子、103は第3の入力端子、104は第1の入力フィルタ、
105は第2の入力フィルタ、106は第3の入力フィルタ、
107は第1のRF増幅回路、108は第2のRF増幅回路、109
は第3のRF増幅回路、110は第1の段間可変同調フィル
タ、111は第2の段間可変同調フィルタ、112は第3の段
間可変同調フィルタ、である。
113は第1の切換回路、114は第4のRF増幅回路、115
はRF−AGC回路、116は第2の切換回路、117は第3の切
換回路、118は周波数変換回路、119は第1の発振回路、
120は第2の発振回路、121は第3の発振回路、122は第
1の共振回路、123は第2の共振回路、124は第3の共振
回路、125は発振増幅回路、126はIF信号出力切換回路、
127はIF増幅回路、128はIF信号切換回路、129は第1の
固定フィルタ、130は第2の固定フィルタ、131はIF−AG
C回路、132は第1の出力端子、133は第2の出力端子、1
34は選局制御回路、135はAGC電圧制御回路である。
第1図に示したBS/TV共用チューナ回路装置の動作に
ついて説明する。
第1の入力端子101より入力されたVHF帯のTV信号(CA
TV信号も含む)は、不要波を抑圧する第1の入力フィル
タ104を通過して、第1のRF増幅回路107で増幅された
後、選局制御回路134から得られる同調電圧を印加する
ことで同調周波数を変化させることができる第1の段間
可変同調フィルタ110で通過周波数を選択され、第1の
切換回路113を介して、ミクサ用IC136に入力される。
ミクサ用IC136は、GaAsFETを用いて集積回路化された
第4のRF増幅回路114、第2の切換回路116、第3の切換
回路117、周波数変換回路118、発振増幅回路125、IF増
幅回路127から成っている。
ミクサ用IC136に入力された第1の入力端子101からの
VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)は、ダブルバランス
ミクサ(以下、DBMという)118xを構成するFET118a,118
b,118c,118dとバッファ増幅器を構成するFET118e,118
f、定電流源118g,118h、バイアス抵抗118i、歪性能改善
用抵抗118jとから成る周波数変換回路118の端子118kに
印加される。
一方、第2の入力端子102より入力されたUHF帯のTV信
号は、不要波を抑圧する第2の入力フィルタ105を通過
して、第2のRF増幅回路108で増幅された後、選局制御
回路134から得られる同調電圧を印加することで同調周
波数を変化させることができる第2の段間可変同調フィ
ルタ111で通過周波数を選択され、ミクサ用IC136に入力
される。
ミクサ用IC136に入力されたUHF帯のTV信号は、FET114
aと抵抗114b,114cとから成る第4のRF増幅回路114、第
2の切換回路116およびFET117aと抵抗117bとから成る第
3の切換回路117を介して周波数変換回路118の端子118l
に印加される。
また、第3の入力端子103より入力されたBS信号は、
不要波を抑圧する第3の入力フィルタ106を通過して、
第3のRF増幅回路109で増幅された後、選局制御回路134
から得られる同調電圧を印加することで同調周波数を変
化させることができる第3の段間可変同調フィルタ112
で通過周波数を選択され、ミクサ用IC136に入力され
る。
ミクサ用IC136に入力されたBS信号は、AGC電圧制御回
路135から得られるAGC電圧を印加することで利得制御さ
せることができるRF−AGC回路115、第2の切換回路起11
6および第3の切換回路117とを介して周波数変換回路11
8の端子118lに印加される。
ここで、第1の動作モードであるVHF帯のTV信号(CAT
V信号も含む)受信時のミクサ用IC136の動作について説
明する。
第3の切換回路117の端子117eに印加されたFET117aを
導通状態にせしめる選局制御回路134からの選局信号を
抵抗117bを介してFET117aのゲートに印加することによ
り端子117cから117dに通過するUHF帯のTV信号あるいはB
S信号は端子117fに接続された容量117gを介して高周波
的に短絡され減衰される。
このため周波数変換回路118は、選局制御回路134から
の選局信号によりVHF帯のTV信号(CATV信号も含む)を
通過すべく制御された第1の切換回路113を介して端子1
18kからVHF帯のTV信号(CATV信号も含む)が入力され、
端子118lは容量117gを介して接地されるので、VHF帯のT
V信号(CATV信号も含む)は差動対を構成するFET118e,1
18fにより不平衡−平衡変換されるとともに増幅されてD
BM118xに入力される。
一方、選局制御回路134からの選局信号により第1の
発振回路119のみがオンされるとともに第1の共振回路1
22の共振周波数が制御されることによって出力された発
振信号は、差動増幅器125a、ソースフォロワFET125b,12
5c,125d、定電流源125e、バイアス抵抗125f、発振信号
取り出し抵抗125g,125h,125i、から成り、端子125qから
印加された電源電圧で動作する発振増幅回路125の端子1
25jに入力された後、発振信号取り出し抵抗125gとソー
スフォロワFET125bを介して差動増幅器125aに入力され
る。
差動増幅器125aは発振信号入力端と差動対を構成する
もう一方の入力端が端子125mに接続された容量125pを介
して接地されているため、差動増幅器125aに入力された
発振信号は不平衡−平衡変換され、差動信号として端子
125n,125oからそれぞれ周波数変換回路118の端子118m,1
18nを介してDBM118xに入力される。
これにより、VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)はDBM
118xでTV中間周波信号に変換されて周波数変換回路118
の端子118o,118pから出力され、選局制御回路134からの
選局信号にTV中間周波信号のみを通過すべく制御された
IF信号出力切換回路126を介してIF増幅回路127に入力さ
れ、増幅された後IF信号切換回路128に入力される。
次に、第2の動作モードであるUHF帯のTV信号受信時
のミクサ用IC136の動作について説明する。
FET114a、ドレイン抵抗114b、ソース抵抗14cから成
り、端子114fから印加された電源電圧で動作する第4の
RF増幅回路114の端子114dから入力されたUHF帯のTV信号
は、ソース入力のFET114aによって増幅された後、端子1
14eから出力され、選局制御回路134からの選局信号によ
りUHF帯のTV信号が通過すべく制御された第2の切換回
路116を介して、第3の切換回路117に入力される。この
とき第3の切換回路117の端子117eに印加されたFET117a
を遮断状態にせしめ選局制御回路134からの選局信号に
より、UHF帯のTV信号は印加端子117cから117dに通過す
る。
また、選局制御回路134からの選局信号により第1の
切換回路113は113aを介して接地されるため、第1の切
換回路113に入力されたVHF帯のTV信号(CATV信号も含
む)は高周波的に短絡され減衰される。
このため周波数変換回路118は、UHF帯のTV信号が端子
118lから入力され、端子118kは容量113aを介して接地さ
れるので、UHF帯のTV信号は差動対を構成するFET118e,1
18fにより不平衡−平衡変換されるとともに増幅されてD
BM118xに入力される。
一方、選局制御回路134からの選局信号により第2の
発振回路120のみがオンされるとともに第2の共振回路1
23の共振周波数が制御されることによって出力された発
振信号は差動増幅器125aに入力され、不平衡−平衡変換
された後差動信号として端子125n、125oからそれぞれ周
波数変換回路118の端子118m,118nを介してDBM118xに入
力される。
これにより、UHF帯のTV信号はDBM118xでTV中間周波信
号に変換されて周波数変換回路118の端子118o、118pか
ら出力され、選局制御回路134からの選局信号によりTV
中間周波信号のみを通過すべく制御されたIF信号出力切
換回路126を介してIF増幅回路127に入力され、増幅され
た後IF信号切換回路128に入力される。
さらに、第3の動作モードであるBS信号受信時のミク
サ用IC136の動作について説明する。
RF−AGC回路115に入力されたBS信号は、選局制御回路
134からの選局信号によりBS信号が通過すべく制御され
た第2の切換回路116を介して第3の切換回路117に入力
される。このとき第3の切換回路117の端子117eに印加
されたFET117aを遮断状態にせしめる選局制御回路134か
らの選局信号により、BS信号は印加端子117cから117dに
通過する。
また、選局制御回路134からの選局信号により第1の
切換回路113は容量113aを介して接地されるため、第1
の切換回路113に入力されたVHF帯のTV信号(CATV信号も
含む)は高周波的に短絡され減衰される。このため周波
数変換回路118は、BS信号が端子118lから入力され、端
子118kは容量113aを介して接地されるので、UHF帯のTV
信号は差動対を構成するFET118e,118fにより不平衡−平
衡変換されるとともに増幅されてDBM118xに入力され
る。
一方、選局制御回路134からの選局信号により第3の
発振回路121のみがオンされるとともに第3の共振回路1
24の共振周波数が制御されることによって出力された発
振信号は差動増幅器125aに入力され、不平衡−平衡変換
された後差動信号として端子125n、125oからそれぞれ周
波数変換回路118の端子118m,118nを介してDBM118xに入
力される。
これにより、BS信号はDBM118xでBS中間周波信号に変
換されて周波数変換回路118の端子118o,118pから出力さ
れ、選局制御回路134からの選局信号によりBS中間周波
信号のみを通過すべく制御されたIF信号出力切換回路12
6を介してIF増幅回路127に入力され、増幅された後IF信
号切換回路128に入力される。
第1の動作モードおよび第2の動作モードにおいて
は、IF信号切換回路128では選局制御回路134からの選局
信号によりTV中間周波信号が選択され、第1の固定フィ
ルタ129を介して、第1の出力端子132からTV中間周波信
号が出力される。また、第3の動作モードにおいては、
IF信号切換回路128では選局制御回路134からの選局信号
によりBS中間周波信号が選択され、第2の固定フィルタ
130と、AGC電圧制御回路135から得られるAGC電圧を印加
することで利得制御させることができるIF−AGC回路131
を介して、第2の出力端子133からBS中間周波信号が出
力される。
以上説明したように本実施例によれば、ミクサ用IC13
6にGaAsFETを用いることにより、高周波特性および3次
歪特性に優れ、多波のTV信号あるいはBS信号が入力され
ても特に歪の少ない、より高性能なBS/TV共用チューナ
回路装置が得られる。
なお、周波数変換回路118は、GaAsFETによるダブルバ
ランス構成を用いることにより、受信信号と発振信号と
のアイソレーション特性の良い回路を2GHz帯(0.1〜2.3
GHz)の周波数までバランスよく動作させることができ
る他、歪性能改善用抵抗118jにより差動対を構成するFE
T118e,118fのバッファ差動増幅器の3次歪性能を更に高
めることができる。
また、周波数変換回路118、発振増幅回路125および中
間周波増幅回路127をVHF帯、UHF帯のTV信号、CATV信号
およびBS信号受信時に兼用させることにより、TV用チュ
ーナ回路装置とBS用チューナ回路装置を並列に設けてい
た従来のBS/TV共用チューナ回路装置に比べて、回路集
積化が図れて、部品点数の少ない、より小型で安価なBS
/TV共用チューナ回路装置が得られる。
さらに、VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)とUHF帯の
TV信号の利得偏差は中間周波増幅回路127の利得を制御
することにより改善でき、入力レベルの異なるBS信号の
利得偏差はRF−AGC回路115、中間周波増幅回路127およ
びIF−AGC回路131の利得を制御することによって改善で
きる構成にすることにより、TV信号とCATV信号受信時の
チューナとしての利得がほぼ一定であるとともに、BS信
号受信時の利得もほぼ一定となるBS/TV共用チューナ回
路装置が得られる。
本実施例において、RF−AGC回路115には、例えば、特
願平1−332715号明細書に記載の利得制御増幅回路をGa
AsFETを用いて構成することにより、利得制御特性の良
好なBS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
第2図は、本発明の第2の実施例を示す回路図であ
る。同図において、第1図に記載のものと同様の動作を
行うものには、第1図のそれと同一の番号を付し、その
説明は省略する。
第2図に示すように、UHF帯のTV信号は、第2の段間
可変同調フィルタ111から出力された後、第2の切換回
路116を介してミクサ用IC136に内蔵された第4のRF増幅
回路114に入力され、BS信号は第3の段間可変同調フィ
ルタ112から出力された後、RF−AGC回路115、第2の切
換回路116を介してミクサ用IC136に内蔵された第4のRF
増幅回路114に入力される。
本実施例によれば、第1図と同様な効果がある他、第
4のRF増幅回路114にGaAsFETを用いて2GHz帯(0.5〜2.3
GHz)の周波数まで動作させることにより、UHF帯のTV信
号とBS信号受信時に兼用させ、TVチューナ回路装置の構
成を変えることなくBS信号まで受信可能な簡単な構成の
BS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
第3図は、本発明の第3の実施例を示す回路図であ
る。同図において、第1図および第2図に記載のものと
同様の動作を行うものには、第1図および第2図のそれ
と同一の番号を付し、その説明は省略する。
第3図に示すように、UHF帯のTV信号は、第2の段間
可変同調フィルタ111から出力された後、第2の切換回
路116を介してミクサ用IC136に内蔵されたRF−AGC回路1
15Aに入力され、BS信号は第3の段間可変同調フィルタ1
12から出力された後、第2の切換回路116を介してミク
サ用IC136に内蔵されたRF−AGC回路115Aに入力される。
本実施例によれば、RF−AGC回路115AをUHF帯のTV信号
受信時とBS信号受信時に共用させ、UHF帯のTV信号受信
時には利得制御量を一定に保ち、BS信号受信時には入力
レベルに応じた利得制御を行うことにより、第1図と同
様な効果がある他、RF−AGC回路115Aをミクサ用IC136に
内蔵することにより、ミサク用IC内部の回路規模がほと
んど変わらずに、一層の集積化が図れ、より高周波特
性、3次歪特性に優れた高性能なBS/TV共用チューナ回
路装置が得られる。
第4図は、本発明の第4の実施例を示す回路図であ
る。同図において、118qは変換利得制御用FET、118rは
抵抗、118sはAGC電圧印加端子であり、その他、第1図
乃至第3図に記載のものと同様の動作を行うものには、
第1図乃至第3図のそれと同一の番号を付し、その説明
は省略する。
第4図に示すように、周波数変換回路118は、端子118
sに印加されたAGC電圧を抵抗118rを介してFET118qのゲ
ートに印加することにより、FET118qの等電位であるド
レインおよびソースとゲートとの電圧差によって変化す
るドレイン・ソース間抵抗によって変換利得が制御され
る。
本実施例によれば、第1図乃至第3図と同様な効果が
ある他、周波数変換回路118に入力される信号レベルに
応じて変換利得を連続的に変化させることができるの
で、VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)とUHF帯のTV信号
の受信チャネルによる利得偏差をより少なくできる。
それとともに、入力レベルの大きく異なるBS信号に対
して、利得を制御する手段をRF−AGC回路115A、周波数
変換回路118およびIF−AGC回路131の3段構成にするこ
とにより、例えば、入力レベルの低い受信信号に対して
はRF−AGC回路114および周波数変換回路118での利得減
衰量を少なくし、後段のIF−AGC回路131で利得制御を行
い、入力レベルの高い受信信号に対してRF−AGC回路114
および周波数変換回路118での利得減衰量を大きくし、
後段のIF−AGC回路131で利得制御を行うことにより、入
力レベルに応じて利得制御量をそれぞれの回路に分散さ
せ、より歪性能が良好で受信チャネルによる利得偏差の
少ない高性能なBS/TV共用チューナ回路装置が得られ
る。
第5図は、本発明の第5の実施例を示す回路図であ
る。同図において、501は第4の切換回路であり、その
他、第2図に記載のものと同様の動作を行うものには、
第2図のそれと同一の番号を付し、その説明は省略す
る。
第5図に示すように、VHF帯のTV信号(CATV信号も含
む)は第1の段間可変同調フィルタ110から出力された
後、第4の切換回路501を介してミクサ用IC136に入力さ
れ、BS信号はRF−AGC回路115から出力された後、第4の
切換回路501を介してミクサ用IC136に入力される。
このとき、第4の切換回路501は選局制御回路134から
の選局信号により、VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)
受信時にはその受信信号を通過させ、BS信号受信時には
その受信信号を通過させるように動作する。
本実施例によれば、第2図と同様な効果がある他、出
力インピーダンスの高い第1の段間可変同調フィルタ11
0あるいはRF−AGC回路115からの出力信号を入力インピ
ーダンスの高い周波数変換回路118のFET118eのゲートに
印加し、出力インピーダンスの低い第2の段間可変同調
フィルタ111からの出力信号を第4のRF増幅回路114を構
成するFET114aの低入力インピーダンスのソースから入
力し、高出力インピーダンスであるそのドレインから出
力することにより、インピーダンス変換を行って入力イ
ンピーダンスの高い周波数変換回路118のFET118fのゲー
トに入力することにより、周波数変換回路118への信号
伝送時のインピーダンス不整合による減衰を少なくし、
VHF帯のTV信号からBS信号までの広帯域な受信信号に対
して、より利得配分を最適化できるBS/TV共用チューナ
回路装置が得られる。
第6図は、本発明の第6の実施例を示す回路図であ
る。同図において、第5図に記載のものと同様の動作を
行うものには、第5図のそれと同一の番号を付し、その
説明は省略する。
第6図に示すように、VHF帯のTV信号(CATV信号も含
む)は、第1の段間可変同調フィルタ110から出力され
た後、第4の切換回路501、第1の切換回路113を介して
ミクサ用IC136に内蔵されたRF−AGC回路115Bに入力さ
れ、BS信号は第3の段間可変同調フィルタ112から出力
された後、第4の切換回路501、第1の切換回路113を介
してミクサ用IC136に内蔵されたRF−AGC回路115Bに入力
される。
本実施例によれば、RF−AGC回路115BをVHF帯のTV信号
(CATV信号も含む)受信時とBS信号受信時に共用させ、
VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)受信時には利得制御
量を一定に保ち、BS信号受信時には入力レベルに応じた
利得制御を行うことにより、第5図と同様な効果がある
他、RF−AGC回路115Bをミクサ用IC136に内蔵することに
より、ミクサ用IC内部の回路規模がほとんど変わらず
に、一層の集積化が図れ、より高周波特性、3次歪特性
に優れた高性能なBS/TV共用チューナ回路装置が得られ
る。
本実施例において、RF−AGC回路115Bには、例えば、
特願平1−332715号明細書に記載の利得制御増幅回路を
GaAsFETを用いて構成することにより、利得制御特性の
良好なBS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
第7図は、本発明の第7の実施例を示す回路図であ
る。同図において、第4図および第6図に記載のものと
同様の動作を行うものには、第4図および第6図のそれ
と同一の番号を付し、その説明は省略する。
第7図に示すように、周波数変換回路118は、端子118
sに印加されたAGC電圧を抵抗118rを介してFET118qのゲ
ートに印加することにより、FET118qの等電位であるド
レインおよびソースとゲートとの電圧差によって変化す
るドレイン・ソース間抵抗によって変換利得が制御され
る。
本実施例によれば、第5図および第6図と同様な効果
がある他、周波数変換回路118に入力される信号レベル
に応じて変換利得を連続的に変化させることができるの
で、VHF帯のTV信号(CATV信号も含む)とUHF帯のTV信号
の受信チャネルによる利得偏差をより少なくできるとと
もに、入力レベルの大きく異なるBS信号に対して、利得
を制御する手段をRF−AGC回路114、周波数変換回路118
およびIF−AGC回路131の3段構成にすることにより、例
えば、入力レベルの低い受信信号に対してはRF−AGC回
路114および周波数変換回路118での利得減衰量を少なく
し、後段のIF−AGC回路131で利得制御を行い、入力レベ
ルの高い受信信号に対してはRF−AGC回路114および周波
数変換回路118での利得減衰量を大きくし、後段のIF−A
GC回路131で利得制御を行うことにより、入力レベルに
応じて利得制御量をそれぞれの回路に分散させ、より歪
性能が良好で受信チャネルによる利得偏差の少ない高性
能なBS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
本実施例において、RF−AGC回路115Bには、例えば、
特願平1−332715号明細書に記載の利得制御増幅回路を
GaAsFETを用いて構成することにより、利得制御特性の
良好なBS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
第8図は、本発明の第8の実施例を示す回路図であ
る。同図において、801はTV中間周波用IF−AGC回路、80
2はBS中間周波用IF−AGC回路であり、その他、第4図に
記載のものと同様の動作を行うものには、第4図のそれ
と同一の番号を付し、その説明は省略する。
第8図に示すように、VHF帯のTV信号(CATV信号も含
む)あるいはUHF帯のTV信号受信時には、IF信号出力切
換回路126からのTV中間周波信号は、TV中間周波用IF−A
GC回路801で増幅された後、第1の固定フィルタ129を介
して第1の端子132から出力され、BS信号受信時には、I
F信号出力切換回路126からのBS中間周波信号は、BS中間
周波用IF−AGC回路802で増幅された後、第2の固定フィ
ルタ130を介して第2の端子133から出力される。
本実例によれば、第4図と同様な効果がある他、中心
周波数が約50MHzで帯域が約20MHzのTV中間周波信号と中
心周波数が約400MHzで帯域が約27MHzのBS中間周波信号
とをそれぞれ別系統のミクサ用IC136に内蔵されたIF−A
GC回路801,802を用いることにより、IC外部においてそ
れぞれの中間周波信号を切り換える必要がなくなるとと
もに、それぞれの周波数帯域に合わせたIF−AGC回路を
用いるため、さらに使い勝手の良いBS/TV共用チューナ
回路装置が得られる。
なお、本実施例と同様の構成を第1図乃至第3図およ
び第5図乃至第7図に記載の任意の一つの実施例に用い
ても本実施例と同様な効果があることは明らかである。
さらに、BS中間周波用のIF−AGC回路802をミクサ用IC
136に内蔵されることにより、一層の高集積化が図れる
とともに、RF−AGC回路115CおよびBS中間周波用IF−AGC
回路802を、例えば、特願平1−332715号明細書に記載
の利得制御増幅回路をGaAsFETを用いて構成することに
より、RF−AGC回路115C、周波数変換回路118およびBS中
間周波用IF−AGC回路802のそれぞれの利得制御手段が同
一構成となるため、BS信号入力レベルに応じて、AGC電
圧制御回路135からのAGC電圧を後段のBS中間周波用IF−
AGC回路802から周波数変換回路118、RF−AGC回路115の
順に利得制御がかかるように設定すると、入力レベルの
小さなBS信号に対しては後段のBS中間周波用IF−AGC回
路802のみで利得制御を行い、入力レベルの大きなBS信
号に対しては前段のRF−AGC回路115Cで利得制御がかか
るので、各増幅回路系に大振幅信号が入力されずに一層
3次歪特性が良好なBS/TV共用チューナ回路装置が得ら
れる。
第9図は、本発明の第9の実施例を示す回路図であ
る。同図において、901は第4の入力端子、902は第4の
フィルタ、903は第5のRF増幅回路、904は第5の切換回
路、905は第6の切換回路、906は第3の固定フィルタ、
907は第3の出力端子であり、その他、第8図に記載の
ものと同様の動作を行うものには、第8図のそれと同一
の番号を付し、その説明は省略する。
第9図に示すように、第4の入力端子901から、第3
の入力端子103から入力されるBS信号とは別系統のBS信
号が入力され、不要波を抑圧する第4の入力フィルタ90
2を通過して、第4のRF増幅回路903で増幅された後、選
局制御回路134から得られる選局信号により第4の入力
端子901から入力されたBS信号を通過すべく制御された
第5の切換回路904を介して第3の段間可変同調フィル
タ112に入力される。
また、IF信号出力切換回路126から出力されたBS中間
周波信号のうち、第4の入力端子901から入力された信
号は選局制御回路134から得られる選局信号により、入
力端子901から入力さたBS信号を通過すべく制御された
第6の切換回路905を介して第3の固定フィルタ906を通
過して第3の出力端子907から出力される。
本実施例によれば、第8図と同様な効果がある他、例
えば、信号帯域幅の異なる2系統のBS信号が入力される
場合にもミクサ用IC136を兼用でき、ミクサ用IC136から
出力されるBS中間周波信号を第6の切換回路905で切り
換え、それぞれの帯域幅に設定された第2の固定フィル
タ130あるいは第3の固定フィルタ906を通過させること
によって対応できるBS/TV共用チューナ回路装置が得ら
れる。
また、第4の入力端子901から通信衛星(CS)信号が
入力されるときにも上記と同様の効果があることは明ら
かである。なお、本実施例と同様の構成を第1図乃至第
7図に記載の任意の一つの実施例に用いても本実施例と
同様な効果があることは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、VHF帯およびUHF帯のTV信号、CATV信
号およびBS信号を受信して、TV信号およびCATV信号受信
時にはTV中間周波信号を出力し、BS信号受信時にはBS中
間周波信号を出力するチューナ回路装置において、GaAs
FETで構成した周波数変換回路をそれぞれの信号受信時
に兼用することによって、高周波特性および歪特性に優
れたBS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
また、周波数変換回路に加えて、発振増幅回路および
中間周波増幅回路1チップICとしてGaAsFETを用いて集
積化することによって、部品点数の少ない、より小型で
安価な、BS/TV共用チューナ回路装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図はそれぞれ本発明の一実施例を示す回
路図である。 符号の説明 101……第1の入力端子、102……第2の入力端子、103
……第3の入力端子、104……第1の入力可変同調フィ
ルタ、105……第2の入力可変同調フィルタ、106……第
3の入力可変同調フィルタ、107……第1のRF増幅回
路、108……第2のRF増幅回路、109……第3のRF増幅回
路、110……第1の段間可変同調フィルタ、111……第2
の段間可変同調フィルタ、112……第3の段間可変同調
フィルタ、113……第1の切換回路、114……第4のRF増
幅回路、115……RF−AGC回路、116……第2の切換回
路、117……第3の切換回路、118……周波数変換回路、
119……第1の発振回路、120……第2の発振回路、121
……第3の発振回路、122……第1の共振回路、123……
第2の共振回路、124……第3の共振回路、125……発振
増幅回路、126……IF信号出力切換回路、127……IF増幅
回路、128……IF信号切換回路、129……第1の固定フィ
ルタ、130……第2の固定フィルタ、131……IF−AGC回
路、132……第1の出力端子、133……第2の出力端子、
134……選局制御回路、135……AGC電圧制御回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−6194(JP,A) 特開 平2−170627(JP,A) 特開 平1−236736(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/16 - 1/18 H04N 5/44

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】VHF帯およびUHF帯の地上テレビジョン信号
    (CATV信号を含み、以下、単にTV信号という)と、SHF
    帯の衛星放送信号がダウンコンバートされた1GHz帯の中
    間周波信号(以下、この中間周波信号を単にBS信号とい
    う)と、を選択的に受信して、TV中間周波信号またはBS
    中間周波信号を出力するチューナ回路装置において、 VHF帯のTV信号を取り込むべき第1の入力端子(101)
    と、該第一の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    1の高周波増幅回路(107)と、該第1の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第1の
    可変同調回路(110)と、第1の可変発振回路(119)
    と、 UHF帯のTV信号を取り込むべき第2の入力端子(102)
    と、該第2の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    2の高周波増幅回路(108)と、該第2の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第2の
    可変同調回路(111)と、第2の可変発振回路(120)
    と、 BS信号を取り込むべき第3の入力端子(103)と、該第
    3の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第3の高周
    波増幅回路(109)と、該第3の高周波増幅回路により
    増幅された信号を帯域選択して出力する第3の可変同調
    回路(112)と、第3の可変発振回路(121)と、 前記第2の可変同調回路(111)からの出力信号を増幅
    する第4の高周波増幅回路(114)と、前記第3の可変
    同調回路(112)からの出力信号を増幅する第5の高周
    波増幅回路(115)と、 VHF帯のTV信号を受信する第1の動作モードにあるとき
    は、前記第1の可変同調回路(110)からの出力信号を
    取り込み、それを前記第1の可変発振回路(119)の発
    振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力し、UHF
    帯のTV信号を受信する第2の動作モードにあるときは、
    前記第4の高周波増幅回路(114)からの出力信号を取
    り込み、それを前記第2の可変発振回路(120)の発振
    信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力し、BS信号
    を受信する第3の動作モードにあるときは、前記第5の
    高周波増幅回路(115)からの出力信号を取り込み、そ
    れを前記第3の可変発振回路(121)の発振信号を用い
    てBS中間周波信号に変換して出力し、且つGaAsFETによ
    り構成されたTV信号およびBS信号、共用の周波数変換回
    路(118)と、 前記第1の動作モードにあるときは、前記第1の高周波
    増幅回路(107)、第1の可変同調回路(110)および第
    1の可変発振回路(119)に対する供給電源のみをオン
    にすると共に、前記第1の可変同調回路(110)の同調
    周波数および第1の可変発振回路(119)の発振周波数
    を制御し、前記第2の動作モードにあるときは、前記第
    2の高周波増幅回路(108)、第2の可変同調回路(11
    1)および第2の可変発振回路(120)に対する供給電源
    のみをオンにすると共に、前記第2の可変同調回路(11
    1)の同調周波数および第2の可変発振回路(120)の発
    振周波数を制御し、前記第3の動作モードにあるとき
    は、前記第3の高周波増幅回路(109)、第3の可変同
    調回路(112)および第3の可変発振回路(121)に対す
    る供給電源のみをオンにすると共に、前記第3の可変同
    調回路(112)の同調周波数および第3の可変発振回路
    (121)の発振周波数を制御する選局制御回路(134)
    と、 前記第1および第2の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からTV中間周波信号を選択して
    出力させ、前記第3の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からBS中間周波信号を選択して
    出力させる選択切換回路(126)と、 前記選択切換回路(126)からのTV中間周波信号またはB
    S中間周波信号を増幅するTV中間周波信号およびBS中間
    周波信号、共用の第1の中間周波増幅回路(127)と、
    を具備して成ると共に、 前記第4の高周波増幅回路(114)、第5の高周波増幅
    回路(115)、周波数変換回路(118)および第1の中間
    周波増幅回路(127)を1チップICとしてGaAsFETを用い
    集積回路化したことを特徴とするチューナ回路装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のチューナ回路装置におい
    て、前記第3の動作モードにあってBS信号の受信中、前
    記第5の高周波増幅回路(115)の利得を可変制御する
    手段を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のチューナ回路装
    置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯のTV
    信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあって
    UHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モード
    にあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記周波数
    変換回路(118)の変換利得を可変制御する手段(118
    q)を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3に記載のチューナ回
    路装置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯
    のTV信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあ
    ってUHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モ
    ードにあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記第
    1の中間周波増幅回路(127)の増幅利得を可変制御す
    る手段を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  5. 【請求項5】VHF帯およびUHF帯の地上テレビジョン信号
    (CATV信号を含み、以下、単にTV信号という)と、SHF
    帯の衛星放送信号がダウンコンバートされた1GHz帯の中
    間周波信号(以下、この中間周波信号を単にBS信号とい
    う)と、を選択的に受信して、TV中間周波信号またはBS
    中間周波信号を出力するチューナ回路装置において、 VHF帯のTV信号を取り込むべき第1の入力端子(101)
    と、該第1の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    1の高周波増幅回路(107)と、該第1の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第1の
    可変同調回路(110)と、第1の可変発振回路(119)
    と、 UHF帯のTV信号を取り込むべき第2の入力端子(102)
    と、該第2の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    2の高周波増幅回路(108)と、該第2の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第2の
    可変同調回路(111)と、第2の可変発振回路(120)
    と、 BS信号を取り込むべき第3の入力端子(103)と、該第
    3の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第3の高周
    波増幅回路(109)と、該第3の高周波増幅回路により
    増幅された信号を帯域選択して出力する第3の可変同調
    回路(112)と、第3の可変発振回路(121)と、 前記第2の可変同調回路(111)からの出力信号と第3
    の可変同調回路(112)からの出力信号とを選択的に与
    えられ増幅して出力する第4の高周波増幅回路(115A)
    と、 VHF帯のTV信号を受信する第1の動作モードにあるとき
    は、前記第1の可変同調回路(110)からの出力信号を
    取り込み、それを前記第1の可変発振回路(119)の発
    振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力し、UHF
    帯のTV信号を受信する第2の動作モードにあるときは、
    前記第4の高周波増幅回路(115A)から選択的に出力さ
    れる前記第2の可変同調回路(111)の出力の増幅信号
    を取り込み、それを前記第2の可変発振回路(120)の
    発振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力し、BS
    信号を受信する第3の動作モードにあるときは、前記第
    4の高周波増幅回路(115A)から選択的に出力される前
    記第3の可変同調回路(112)の出力の増幅信号を取り
    込み、それを前記第3の可変発振回路(121)の発振信
    号を用いてBS中間周波信号に変換して出力し、且つGaAs
    FETにより構成されたTV信号およびBS信号、共用の周波
    数変換回路(118)と、 前記第1の動作モードにあるときは、前記第1の高周波
    増幅回路(107)、第1の可変同調回路(110)および第
    1の可変発振回路(119)に対する供給電源のみをオン
    にすると共に、前記第1の可変同調回路(110)の同調
    周波数および第1の可変発振回路(119)の発振周波数
    を制御し、前記第2の動作モードにあるときは、前記第
    2の高周波増幅回路(108)、第2の可変同調回路(11
    1)および第2の可変発振回路(120)に対する供給電源
    のみをオンにすると共に、前記第2の可変同調回路(11
    1)の同調周波数および第2の可変発振回路(120)の発
    振周波数を制御し、前記第3の動作モードにあるとき
    は、前記第3の高周波増幅回路(109)、第3の可変同
    調回路(112)および第3の可変発振回路(121)に対す
    る供給電源のみをオンにすると共に、前記第3の可変同
    調回路(112)の同調周波数および第3の可変発振回路
    (121)の発振周波数を制御する選局制御回路(134)
    と、 前記第1および第2の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からTV中間周波信号を選択して
    出力させ、前記第3の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からBS中間周波信号を選択して
    出力させる選択切換回路(126)と、 前記選択切換回路(126)からのTV中間周波信号またはB
    S中間周波信号を増幅するTV中間周波信号およびBS中間
    周波信号、共用の第1の中間周波増幅回路(127)と、
    を具備して成ると共に、 前記第4の高周波増幅回路(115A)、周波数変換回路
    (118)および第1の中間周波増幅回路(127)を1チッ
    プICとしてGaAsFETを用いて集積回路化したことを特徴
    とするチューナ回路装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のチューナ回路装置におい
    て、前記第2の動作モードにあってUHF帯のTV信号を受
    信中であるか、前記第3の動作モードにあってBS信号を
    受信中であるか、に応じて前記第4の高周波増幅回路
    (115A)の利得を可変制御する手段を具備したことを特
    徴とするチューナ回路装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載のチューナ回路装
    置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯のTV
    信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあって
    UHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モード
    にあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記周波数
    変換回路(118)の変換利得を可変制御する手段(118
    q)を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  8. 【請求項8】請求項5、6または7に記載のチューナ回
    路装置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯
    のTV信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあ
    ってUHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モ
    ードにあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記第
    1の中間周波増幅回路(127)の増幅利得を可変制御す
    る手段を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  9. 【請求項9】VHF帯およびUHF帯の地上テレビジョン信号
    (CATV信号を含み、以下、単にTV信号という)と、SHF
    帯の衛星放送信号がダウンコンバートされた1GHz帯の中
    間周波信号(以下、この中間周波信号を単にBS信号とい
    う)と、を選択的に受信して、TV中間周波信号またはBS
    中間周波信号を出力するチューナ回路装置において、 VHF帯のTV信号を取り込むべき第1の入力端子(101)
    と、該第1の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    1の高周波増幅回路(107)と、該第1の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第1の
    可変同調回路(110)と、第1の可変発振回路(119)
    と、 UHF帯のTV信号を取り込むべき第2の入力端子(102)
    と、該第2の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    2の高周波増幅回路(108)と、該第2の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第2の
    可変同調回路(111)と、第2の可変発振回路(120)
    と、 BS信号を取り込むべき第3の入力端子(103)と、該第
    3の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第3の高周
    波増幅回路(109)と、該第3の高周波増幅回路により
    増幅された信号を帯域選択して出力する第3の可変同調
    回路(112)と、第3の可変発振回路(121)と、 前記第1の可変同調回路(110)からの出力信号と第3
    の可変同調回路(112)からの出力信号とを選択的に与
    えられ増幅して出力する第4の高周波増幅回路(115B)
    と、前記第2の可変同調回路(111)からの出力信号を
    増幅する第5の高周波増幅回路(114)と、 VHF帯のTV信号を受信する第1の動作モードにあるとき
    は、前記第4の高周波増幅回路(115B)から選択的に出
    力される前記第1の可変同調回路(110)の出力の増幅
    信号を取り込み、それを前記第1の可変発振回路(11
    9)の発振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力
    し、UHF帯のTV信号を受信する第2の動作モードにある
    ときは、前記第5の高周波増幅回路(114)からの増幅
    信号を取り込み、それを前記第2の可変発振回路(12
    0)の発振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力
    し、BS信号を受信する第3の動作モードにあるときは、
    前記第4の高周波増幅回路(115B)から選択的に出力さ
    れる前記第3の可変同調回路(112)の出力の増幅信号
    を取り込み、それを前記第3の可変発振回路(121)の
    発振信号を用いてBS中間周波信号に変換して出力し、且
    つGaAsFETにより構成されたTV信号およびBS信号、共用
    の周波数変換回路(118)と、 前記第1の動作モードにあるときは、前記第1の高周波
    増幅回路(107)、第1の可変同調回路(110)および第
    1の可変発振回路(119)に対する供給電源のみをオン
    にすると共に、前記第1の可変同調回路(110)の同調
    周波数および第1の可変発振回路(119)の発振周波数
    を制御し、前記第2の動作モードにあるときは、前記第
    2の高周波増幅回路(108)、第2の可変同調回路(11
    1)および第2の可変発振回路(120)に対する供給電源
    のみをオンにすると共に、前記第2の可変同調回路(11
    1)の同調周波数および第2の可変発振回路(120)の発
    振周波数を制御し、前記第3の動作モードにあるとき
    は、前記第3の高周波増幅回路(109)、第3の可変同
    調回路(112)および第3の可変発振回路(121)に対す
    る供給電源のみをオンにすると共に、前記第3の可変同
    調回路(112)の同調周波数および第3の可変発振回路
    (121)の発振周波数を制御する選局制御回路(134)
    と、 前記第1および第2の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からTV中間周波信号を選択して
    出力させ、前記第3の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からBS中間周波信号を選択して
    出力させる選択切換回路(126)と、 前記選択切換回路(126)からのTV中間周波信号またはB
    S中間周波信号を増幅するTV中間周波信号およびBS中間
    周波信号、共用の第1の中間周波増幅回路(127)と、
    を具備して成ると共に、 前記第4の高周波増幅回路(115B)、第5の高周波増幅
    回路(114)、周波数変換回路(118)および第1の中間
    周波増幅回路(127)を1チップICとしてGaAsFETを用い
    集積回路化したことを特徴とするチューナ回路装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のチューナ回路装置にお
    いて、前記第1の動作モードにあってVHF帯のTV信号を
    受信中であるか、前記第3の動作モードにあってBS信号
    を受信中であるか、に応じて前記第4の高周波増幅回路
    (115B)の利得を可変制御する手段を具備したことを特
    徴とするチューナ回路装置。
  11. 【請求項11】請求項9または10に記載のチューナ回路
    装置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯のT
    V信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあっ
    てUHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モー
    ドにあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記周波
    数変換回路(118)の変換利得を可変制御する手段(118
    q)を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  12. 【請求項12】請求項9、10または11に記載のチューナ
    回路装置において、前記第1の動作モードにあってVHF
    帯のTV信号を受信中であるか、前記第2の動作モードに
    あってUHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作
    モードにあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記
    第1の中間周波増幅回路(127)の増幅利得を可変制御
    する手段を具備したことを特徴とするチューナ回路装
    置。
  13. 【請求項13】VHF帯およびUHF帯の地上テレビジョン信
    号(CATV信号を含み、以下、単にTV信号という)と、SH
    F帯の衛星放送信号がダウンコンバートされた1GHz帯の
    中間周波信号(以下、この中間周波信号を単にBS信号と
    いう)と、を選択的に受信して、TV中間周波信号または
    BS中間周波信号を出力するチューナ回路装置において、 VHF帯のTV信号を取り込むべき第1の入力端子(101)
    と、該第1の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    1の高周波増幅回路(107)と、該第1の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第1の
    可変同調回路(110)と、第1の可変発振回路(119)
    と、 UHF帯のTV信号を取り込むべき第2の入力端子(102)
    と、該第2の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    2の高周波増幅回路(108)と、該第2の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第2の
    可変同調回路(111)と、第2の可変発振回路(120)
    と、 BS信号を取り込むべき第3の入力端子(103)と、該第
    3の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第3の高周
    波増幅回路(109)と、該第3の高周波増幅回路により
    増幅された信号を帯域選択して出力する第3の可変同調
    回路(112)と、第3の可変発振回路(121)と、 前記第2の可変同調回路(111)からの出力信号と第3
    の可変同調回路(112)からの出力信号とを選択的に与
    えられ増幅して出力する第4の高周波増幅回路(115C)
    と、 VHF帯のTV信号を受信する第1の動作モードにあるとき
    は、前記第1の可変同調回路(110)からの出力信号を
    取り込み、それを前記第1の可変発振回路(119)の発
    振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力し、UHF
    帯のTV信号を受信する第2の動作モードにあるときは、
    前記第4の高周波増幅回路(115C)から選択的に出力さ
    れる前記第2の可変同調回路(111)の出力の増幅信号
    を取り込み、それを前記第2の可変発振回路(120)の
    発振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力し、BS
    信号を受信する第3の動作モードにあるときは、前記第
    4の高周波増幅回路(115C)から選択的に出力される前
    記第3の可変同調回路(112)の出力の増幅信号を取り
    込み、それを前記第3の可変発振回路(121)の発振信
    号を用いてBS中間周波信号に変換して出力し、且つGaAs
    FETにより構成されたTV信号およびBS信号、共用の周波
    数変換回路(118)と、 前記第1の動作モードにあるときは、前記第1の高周波
    増幅回路(107)、第1の可変同調回路(110)および第
    1の可変発振回路(119)に対する供給電源のみをオン
    にすると共に、前記第1の可変同調回路(110)の同調
    周波数および第1の可変発振回路(119)の発振周波数
    を制御し、前記第2の動作モードにあるときは、前記第
    2の高周波増幅回路(108)、第2の可変同調回路(11
    1)および第2の可変発振回路(120)に対する供給電源
    のみをオンにすると共に、前記第2の可変同調回路(11
    1)の同調周波数および第2の可変発振回路(120)の発
    振周波数を制御し、前記第3の動作モードにあるとき
    は、前記第3の高周波増幅回路(109)、第3の可変同
    調回路(112)および第3の可変発振回路(121)に対す
    る供給電源のみをオンにすると共に、前記第3の可変同
    調回路(112)の同調周波数および第3の可変発振回路
    (121)の発振周波数を制御する選局制御回路(134)
    と、 前記第1および第2の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からTV中間周波信号を選択して
    出力させ、前記第3の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からBS中間周波信号を選択して
    出力させる選択切換回路(126)と、 前記選択切換回路(126)からのTV中間周波信号を増幅
    する第1の中間周波増幅回路(801)と、前記選択切換
    回路(126)からのBS中間周波信号を増幅する第2の中
    間周波増幅回路(802)と、を具備して成ると共に、 前記第4の高周波増幅回路(115C)、周波数変換回路
    (118)、第1の中間周波増幅回路(801)および第2の
    中間周波増幅回路(802)を1チップICとしてGaAsFETを
    用いて集積回路化したことを特徴とするチューナ回路装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のチューナ回路装置にお
    いて、前記第2の動作モードにあってUHF帯のTV信号を
    受信中であるか、前記第3の動作モードにあってBS信号
    を受信中であるか、に応じて前記第4の高周波増幅回路
    (115C)の利得を可変制御する手段を具備したことを特
    徴とするチューナ回路装置。
  15. 【請求項15】請求項13または14に記載のチューナ回路
    装置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯のT
    V信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあっ
    てUHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モー
    ドにあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記周波
    数変換回路(118)の変換利得を可変制御する手段(118
    q)を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  16. 【請求項16】請求項13、14または15に記載のチューナ
    回路装置において、前記第1の動作モードにあってVHF
    帯のTV信号を受信中であるか、前記第2の動作モードに
    あってUHF帯のTV信号を受信中あるか、に応じて前記第
    1の中間周波増幅回路(801)の増幅利得を可変制御
    し、前記第3の動作モードにあってBS信号を受信中であ
    るか、否かに応じて前記第2の中間周波増幅回路(80
    2)の増幅利得を可変制御する手段を具備したことを特
    徴とするチューナ回路装置。
  17. 【請求項17】VHF帯およびUHF帯の地上テレビジョン信
    号(CATV信号を含み、以下、単にTV信号という)と、SH
    F帯の衛星放送信号がダウンコンバートされた1GHz帯の
    中間周波信号(以下、この中間周波信号を単にBS信号と
    いう)と、を選択的に受信して、TV中間周波信号または
    BS中間周波信号を出力するチューナ回路装置において、 VHF帯のTV信号を取り込むべき第1の入力端子(101)
    と、該第1の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    1の高周波増幅回路(107)と、該第1の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第1の
    可変同調回路(110)と、第1の可変発振回路(119)
    と、 UHF帯のTV信号を取り込むべき第2の入力端子(102)
    と、該第2の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第
    2の高周波増幅回路(108)と、該第2の高周波増幅回
    路により増幅された信号を帯域選択して出力する第2の
    可変同調回路(111)と、第2の可変発振回路(120)
    と、 BS信号を取り込むべき第3の入力端子(103)と、該第
    3の入力端子より取り込んだ信号を増幅する第3の高周
    波増幅回路(109)と、該第3の高周波増幅回路により
    増幅された信号を帯域選択して出力する第3の可変同調
    回路(112)と、第3の可変発振回路(121)と、 前記第1の可変同調回路(110)からの出力信号と第3
    の可変同調回路(112)からの出力信号とを選択的に与
    えられ増幅して出力する第4の高周波増幅回路(115B)
    と、前記第2の可変同調回路(111)からの出力信号を
    増幅する第5の高周波増幅回路(114)と、 VHF帯のTV信号を受信する第1の動作モードにあるとき
    は、前記第4の高周波増幅回路(115B)から選択的に出
    力される前記第1の可変同調回路(110)の出力の増幅
    信号を取り込み、それを前記第1の可変発振回路(11
    9)の発振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力
    し、UHF帯のTV信号を受信する第2の動作モードにある
    ときは、前記第5の高周波増幅回路(114)からの増幅
    信号を取り込み、それを前記第2の可変発振回路(12
    0)の発振信号を用いてTV中間周波信号に変換して出力
    し、BS信号を受信する第3の動作モードにあるときは、
    前記第4の高周波増幅回路(115B)から選択的に出力さ
    れる前記第3の可変同調回路(112)の出力の増幅信号
    を取り込み、それを前記第3の可変発振回路(121)の
    発振信号を用いてBS中間周波信号に変換して出力し、且
    つGaAsFETにより構成されたTV信号およびBS信号、共用
    の周波数変換回路(118)と、 前記第1の動作モードにあるときは、前記第1の高周波
    増幅回路(107)、第1の可変同調回路(110)および第
    1の可変発振回路(119)に対する供給電源のみをオン
    にすると共に、前記第1の可変同調回路(110)の同調
    周波数および第1の可変発振回路(119)の発振周波数
    を制御し、前記第2の動作モードにあるときは、前記第
    2の高周波増幅回路(108)、第2の可変同調回路(11
    1)および第2の可変発振回路(120)に対する供給電源
    のみをオンにすると共に、前記第2の可変同調回路(11
    1)の同調周波数および第2の可変発振回路(120)の発
    振周波数を制御し、前記第3の動作モードにあるとき
    は、前記第3の高周波増幅回路(109)、第3の可変同
    調回路(112)および第3の可変発振回路(121)に対す
    る供給電源のみをオンにすると共に、前記第3の可変同
    調回路(112)の同調周波数および第3の可変発振回路
    (121)の発振周波数を制御する選局制御回路(134)
    と、 前記第1および第2の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からTV中間周波信号を選択して
    出力させ、前記第3の動作モードにあるときは、前記選
    局制御回路(134)からの制御信号により、前記周波数
    変換回路(118)の出力からBS中間周波信号を選択して
    出力させる選択切換回路(126)と、 前記選択切換回路(126)からのTV中間周波信号を増幅
    する第1の中間周波増幅回路(801)と、前記選択切換
    回路(126)からのBS中間周波信号を増幅する第2の中
    間周波増幅回路(802)と、を具備して成ると共に、 前記第4の高周波増幅回路(115B)、第5の高周波増幅
    回路(114)、周波数変換回路(118)、第1の中間周波
    増幅回路(801)および第2の中間周波増幅回路(802)
    を1チップICとしてGaAsFETを用い集積回路化したこと
    を特徴とするチューナ回路装置。
  18. 【請求項18】請求項17に記載のチューナ回路装置にお
    いて、前記第1の動作モードにあってVHF帯のTV信号を
    受信中であるか、前記第3の動作モードにあってBS信号
    を受信中であるか、に応じて前記第4の高周波増幅回路
    (115B)の利得を可変制御する手段を具備したことを特
    徴とするチューナ回路装置。
  19. 【請求項19】請求項17または18に記載のチューナ回路
    装置において、前記第1の動作モードにあってVHF帯のT
    V信号を受信中であるか、前記第2の動作モードにあっ
    てUHF帯のTV信号を受信中あるか、前記第3の動作モー
    ドにあってBS信号を受信中であるか、に応じて前記周波
    数変換回路(118)の変換利得を可変制御する手段(118
    q)を具備したことを特徴とするチューナ回路装置。
  20. 【請求項20】請求項17、18または19に記載のチューナ
    回路装置において、前記第1の動作モードにあってVHF
    帯のTV信号を受信中であるか、前記第2の動作モードに
    あってUHF帯のTV信号を受信中あるか、に応じて前記第
    1の中間周波増幅回路(801)の増幅利得を可変制御
    し、前記第3の動作モードにあってBS信号を受信中であ
    るか、否かに応じて前記第2の中間周波増幅回路(80
    2)の増幅利得を可変制御する手段を具備したことを特
    徴とするチューナ回路装置。
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