JP2856767B2 - 受信装置とそこに用いる局部発振回路 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、FM変調方式を採って出力される衛星放送電
波と、AM変調方式を採って出力されるVHF帯、UHF帯のTV
放送電波あるいはCATV信号と、を共通の受信装置で選択
的に受信することのできる、かかる受信装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

FM変調されたSHF帯の衛星放送信号をダウンコンバー
トして1GHz帯の中間周波信号に周波数変換した後、これ
をケーブルにより伝送してくる衛星放送信号と、AM変調
されたVHF・UHF帯のTV放送信号（CATV信号を含む）と、
を一般の受信システムで受信する場合、各放送信号の周
波数帯が異なるためそれぞれ別の受信回路を必要とし、
構成が非常に複雑になるとともに、その操作も煩雑とな
る。

衛星放送とTV放送を一系統の受信システムで受信する
受信装置として、特開昭57−39628号公報に記載されて
いるように、衛星放送信号をUHFまたはVHF帯の空チャネ
ルの周波数に変換し、TV放送信号の形にして受信する方
式をとる装置が知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の如き従来の装置では、衛星放送,TV放送を受信
しようとした場合、衛星放送受信時、UHF,VHF帯TV放送
受信用の可変フィルタを衛星放送受信可能なほど広帯域
特性に切り換えることが技術的に困難な他、ケーブル伝
送システムで集合住宅などに分配伝送される時、衛星放
送信号帯域（例えばその衛星放送信号がUHF帯にダウン
コンバートされた信号であるときはそのUHF帯）とTV放
送の信号帯が重なり、TV放送を受信している他の家庭の
受信機に混信妨害を与えるなどの問題があり、またその
衛星放送信号が1GHz帯にダウンコンバートされた信号で
あるときは、かかる1GHz帯に変換された衛星放送信号そ
のものの受信は従来の装置ではできないという問題もあ
る。

本発明の目的は、上記問題点を解決し、衛星放送およ
びTV放送を簡単な構成の共通の受信装置で選択的に受信
することを可能にする、かかる受信装置を提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的はスーパーヘテロダイン方式のチューナを用
いた受信装置で、1GHz帯に周波数変換された衛星放送中
間周波信号と、TV・CATV信号を、少なくともチューナ回
路部の周波数変換回路および発振回路部の入出力を切換
えて用いるとともに選局制御部を共用する構成とするこ
とにより、簡単な構成で衛星放送信号およびTV信号が選
択的に受信可能な装置を得ることができる。

〔作用〕

VHF帯,UHF帯のTV信号、CATV信号および1GHz帯にダウ
ンコンバートされた衛星放送信号を受信するスーパーヘ
テロダイン方式のチューナを用いた受信装置で、470〜9
0MHz帯域のUHF信号受信時と1.0〜1.3GHz帯域の衛星放送
受信時に局部発振器の発振周波数を切り換えて用いるこ
とにより前記局部発振器を兼用でき、衛星放送受信時の
発振信号を例えば、1/2分周器を用いて1/2分周して選局
制御部に入力することにより従来のTV信号受信装置と同
様な構成の選局制御部を用いることができ、広帯域動作
が可能な周波数変換回路を用いることによりUHF信号受
信時と衛星放送信号受信時の周波数変換回路を兼用で
き、入力同調可変フィルタ、RF・AGC増幅器および段間
同調可変フィルタを1.3GHz帯域まで広帯域化することに
より、UHF信号受信時および衛星放送信号受信時の入力
回路系も兼用できるなど、簡単な構成でTV信号および衛
星放送信号が選択的に受信可能な受信装置が得られる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。第
１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

同図において、101は入力端子、102は分波器、103は
第１の入力同調可変フィルタ、104は第２の入力同調可
変フィルタ、105は第１のRF・AGC増幅器、106は第２のR
F・AGC増幅器、107は第１の段間同調可変フィルタ、108
は第２の段間同調可変フィルタ、109は切換回路、110は
第１の共振回路、111は第２の共振回路、112は第３の共
振回路、113は第１の発振回路、114は第２の発振回路、
115は第３の発振回路、116は切換回路、117は発振増幅
器、118はミクサ回路（周波数変換回路と同じ意味であ
る。）、119は第１の帯域通過フィルタ、120は第２の帯
域通過フィルタ、121は第１のIF増幅器、122は第２のIF
増幅器、123は第１のSAWフィルタ、124は第２のSAWフィ
ルタ、125はIF・AGC増幅器、126はAM復調器、127はFM復
調器、128は第１のAGC制御回路、129は第２のAGC制御回
路、130は切換回路、131は1/2分周回路、132は切換回
路、133は切換回路、134はしきい値判定回路、135は選
局制御回路、136は切換回路、137は第１の出力端子、13
8は第２の出力端子、139は第３の出力端子である。

第１図に示したBS/TV共用の受信装置の動作について
説明する。

VHF帯のTV信号（以下、単にVHF信号と云うことがあ
る）およびCATV信号受信時には、入力端子101から入力
されたRF信号は、分波器102で分波され、選局制御回路1
35から得られる選局電圧を印加することで同調周波数を
変化させることができる第１の入力同調可変フィルタ10
3で通過周波数を選択し、第１のRF・AGC増幅器105に入
力した後、第１の入力同調可変フィルタ103と同様に選
局制御回路135からの選局電圧によって同調周波数を変
化させることができる第１の段間同調可変フィルタ107
を介して不要波成分を抑圧し、切換回路109を通過して
ミクサ回路118に入力される。

一方、選局制御回路135からの選局電圧によって共振
周波数を変化させることができる第１の共振回路110と
発振回路113から（発振回路と共振回路とで発振器が構
成され、発振器13と言う場合には共振回路110と発振回
路113の組み合わせ構成を言うものとする。以下発振器1
4、発振器15、等と言う場合はこれと同じ意味であ
る。）得られる発振信号は、切換回路116を通過し、発
振増幅器117を介してミクサ回路118に入力される。ミク
サ回路118に入力されたRF信号と発振信号はTV−IF信号
に周波数変換される。

TV−IF信号は、第１の通過帯域フィルタ119で信号選
択され、第１のIF増幅器121に入力した後、TV−IF信号
帯域を通過させる第１のSAWフィルタ123を介してAM復調
器126に入力される。AM復調器126で検出されたTV−IF信
号利得は、第１のAGC制御回路128によってAGC電圧とし
て、切換回路130を介して第１のRF・AGC増幅器105に帰
還される。

これにより、第１のRF・AGC増幅器105の利得が制御さ
れ、TV−IF信号の利得補正が行なわれる。また、AM復調
器126で検出されたTV−IF信号周波数は、切換回路133を
介して、しきい値判定回路134に入力され、TV−IF周波
数の周波数変動を検知する。周波数変動が検知される
と、選局制御回路135において、TV−IF信号と、切換回
路116から出力され切換回路132を介して得られる発振信
号と、を位相比較する。

これにより、TV−IF信号と発振信号の位相差に応じた
検出電圧が選局制御回路135から、第１の共振回路110,
第１の入力同調可変フィルタ103および第１の段間同調
可変フィルタ107に帰還されるため、発振信号の周波数
は、入力されたRF信号の周波数に追従すると同時に、第
１の入力同調可変フィルタ103および第１の段間同調フ
ィルタ107の同調周波数も入力されたRF信号の周波数に
追従する。利得補正および周波数補正されたTV−IF信号
は、AM復調器126を介して、第１の出力端子137よりTV音
声信号が出力され、切換回路136を通過して第２の出力
端子138より映像信号が出力される。

UHF信号（UHF帯のTV信号）受信時には、入力端子101
から入力されたRF信号は、分波器102で分波され、選局
制御回路135から得られる選局電圧を印加することで同
調周波数を変化させることができる第２の入力同調可変
フィルタ104で通過周波数を選択し、第２のRF・AGC増幅
器106に入力した後、第２の入力同調可変フィルタ104と
同様に選局制御回路135からの選局電圧によって同調周
波数を変化させることができる第２の段間同調可変フィ
ルタ108を介して不要波成分を抑圧し、切換回路109を通
過してミクサ回路118に入力される。

一方、選局制御回路135からの選局電圧によって共振
周波数を変化させることができる第２の共振回路111と
発振回路114から得られる発振信号は、VHF信号およびCA
TV信号受信時と同様にミクサ回路118に入力される。ミ
クサ回路118に入力されたRF信号と発振信号はTV−IF信
号に周波数変換される。

TV−IF信号は、VHF信号およびCATV信号受信時と同様
にAM復調器126に入力される。AM復調器126で検出された
TV−IF信号利得は、第１のAGC制御回路128によってAGC
電圧として、切換回路130を介して第２のRF・AGC増幅器
106の利得が制御され、TV−IF信号の利得補正が行なわ
れる。

また、AM復調器126で検出されたTV−IF信号周波数
は、VHF信号およびCATV信号受信時と同様に周波数変動
が検知されると、選局制御回路135において、TV−IF信
号と、切換回路116から出力され切換回路132を介して得
られる発振信号と、を位相比較する。

これにより、TV−IF信号と発振信号の位相差に応じた
検出電圧が選局制御回路135から、第２の共振回路111、
第２の入力同調可変フィルタ104および第２の段間同調
可変フィルタ108に帰還されるため、発振信号の周波数
は、入力されたRF信号の周波数に追従すると同時に、第
２の入力同調可変フィルタ104および第２の段間同調可
変フィルタ108の同調周波数も入力されたRF信号の周波
数に追従する。

利得補正および周波数補正されたTV−IF信号は、VHF
信号およびCATV信号受信時と同様に、第１の出力端子13
7よりTV音声信号が出力され、第２の出力端子138より映
像信号が出力される。

BS信号受信時には、入力端子101から入力された第1IF
（BS−IF）信号は、UHF信号受信時と同様にミクサ回路1
18に入力される。ここで、第２の入力同調フィルタ104
および第２の段間同調フィルタ108はTV信号のUHF帯から
BS信号帯域まで同調可能な周波数可変フィルタであり、
同調回路の一部構成素子等を選局制御回路のBSあるいは
UHF帯TV信号受信指示に応じた受信制御信号（第１図に
は記載せず。）により切り換えることによって同一可変
同調フィルタでTV信号のUHF帯とBS信号帯域をカバーし
ている。

一方、選局制御回路135からの選局電圧によって共振
周波数を変化させることができる第３の共振回路112と
発振回路115から得られる発振信号は、UHF信号受信時と
同様にミクサ回路118に入力される。ミクサ回路118に入
力された第1IF信号と発振信号は第2IFに周波数変換され
る。

第2IF信号は、第２の通過帯域フィルタ120で信号選択
され、第２のIF増幅器122に入力した後、第2IF信号帯域
を通過させる第２のSAWフィルタ124を通って、低入力レ
ベル時のNF劣化を改善するためのIF・AGC増幅器125を介
してFM復調器127に入力される。

FM復調器127で検出された第2IF信号利得は、第２のAG
C制御回路129によってAGC電圧として、IF・AGC増幅器12
5に帰還されるとともに、切換回路130を介して第２のRF
・AGC増幅器106に帰還される。これにより、IF・AGC増
幅器125および第２のRF・AGC増幅器106の利得が制御さ
れ、第2IF信号の利得補正が行なわれる。

また、FM復調器127で検出された第2IF信号周波数は、
切換回路133を介して、しきい値判定回路134に入力さ
れ、第2IF周波数の周波数変動を検知する。周波数変動
が検知されると、選局制御回路135において、第2IF信号
と、第３の発振回路115から出力される発振信号を1/2分
周回路131によって発振信号周波数の1/2周波数とし、切
換回路132を介して得られる信号と、を位相比較する。

これにより、第2IF信号と発振信号の位相差に応じた
検出電圧が選局制御回路135から、第３の共振回路112、
第２の入力同調可変フィルタ104および第２の段間同調
可変フィルタ108に帰還されるため、発振信号の周波数
は入力された第1IF信号の周波数に追従すると同時に、
第２の入力同調可変フィルタ104および第２の段間同調
可変フィルタ108の同調周波数も入力された第1IF信号の
周波数に追従する。

利得補正および周波数補正された第2IF信号は、FM復
調器127を介して、第３の出力端子139よりBS音声信号が
出力され、切換回路136を通過して第２の出力端子138よ
り映像信号が出力される。

以上説明したように本実施例によれば、UHF信号およ
び第1IF信号受信時に、RF・AGC増幅器を共用し、入力同
調可変フィルタおよび段間同調フィルタの定数を切換え
て共用することによって、TV受信機のRF信号系の構成を
変えることなくBS/TV共用の受信装置を構成できる効果
がある。

また、TV−IF信号および第2IF信号の利得補正のため
のAGC制御回路を切換えて用いることにより、TV信号受
信時とBS信号受信時のAGC回路を共用できる効果があ
る。TV−IF信号および第2IF信号の周波数補正のための
しきい値判定回路を切換えて用いることにより、TV信号
受信時とBS信号受信時のAFC回路を共用できる効果があ
る。

さらに、BS信号受信時には、原発振信号を1/2分周し
て選局制御回路に入力するため、TV信号受信時に用いる
選局制御回路の構成を変えることなく、BS/TV共用の受
信装置を構成できる効果がある。ミクサ回路はGaAs・ME
SFETを用いることにより広帯域動作が可能となり、VHF
信号帯域からBS−IF信号帯域までを共用できる効果があ
る。

第２図は、本発明第２の実施例を示すブロック図であ
る。ここで、114は第２の発振回路、111は第２の共振回
路であり、第２の共振回路111の一部構成素子の定数を
選局制御回路135からのBSあるいはUHF帯TV信号指示に応
じた受信制御信号（第２図には記載せず。）により切り
換えることによって同一可変同調フィルタでTV信号のUH
F帯とBS信号の発振周波数帯をカバーしている。また、1
16は切換回路で発振回路114および発振回路113からの発
振信号を切り換えてミクサ回路118および切換回路132に
出力している。図中、第１図におけるものと同様の動作
を行なうものには、第１図におけるそれと同一の番号を
付し、説明を省略する。

以下、第２図に示した受信装置の動作について説明す
る。

VHF信号およびCATV信号受信時、また、UHF信号受信時
には、第１図のそれと同様な動作を行なう。BS信号受信
時には、第２の共振回路111と第２の発振回路114から出
力される発振信号を用いて、ミクサ回路118で周波数変
換を行なうこと以外、第１図のそれと同様な動作を行な
う。

以上説明したように本実施例によれば、第１図のそれ
と同様な効果が得られると同時に、UHF信号およびBS信
号受信時に共振回路の定数を切換えて共用することによ
って、発振回路系の構成を簡明にできる効果がある。

第３図は、本発明第３の実施例を示すブロック図であ
る。301は切換回路、302は２逓倍回路であり、図中、第
１図におけるそれと同様の動作を行なうものには、第１
図におけるものと同一の番号を付し、説明を省略する。

以下、第３図に示した受信装置の動作について説明す
る。

VHF信号およびCATV信号受信時には、第１図の場合と
同様な動作を行なう。UHF信号受信時には、第２の共振
回路111と第２の発振回路114から得られる発振信号を、
切換回路301を介して原発振信号をミクサ信号118に入力
することによって第１図の場合と同様な動作を行う。BS
信号受信時には、第２の共振回路111と第２の共振回路1
14から得られる発振信号を、切換回路301を介して２逓
倍回路302に入力し、原発振信号の２逓倍信号をミクサ
回路118に入力するとともに、原発振信号を切換回路132
を介して選局制御回路135に入力することによって第１
図と同様な動作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第１図の場合
と同様に、RF信号系の構成を変えることなく受信装置を
構成でき、また、AGC回路を共用できる効果がある。BS
信号受信時には、UHF信号用の発振信号を２逓倍した信
号を用いて周波数変換を行なうことによって、UHF信号
受信時とBS信号受信時の発振回路系を共用できる効果が
ある。また、BS信号受信時には、発振信号として用いる
信号の1/2の周波数である原発振信号を選局制御回路に
入力するため、第１の場合と同様に、TV信号受信時に用
いる選局制御回路の構成を変えることなく、受信装置を
構成できる効果がある。

第４図は、本発明第４の実施例を示すブロック図であ
る。401は第１の発振増幅器、402は第２の発振増幅器、
403は第１のミクサ回路、404は第２のミクサ回路であ
り、図中、第１図におけるそれと同様の動作を行なうも
のには、第１図のそれと同一の番号を付し、説明を省略
する。

以下、第４図に示した受信装置の動作について説明す
る。

VHF信号およびCATV信号受信時には、RF信号は第１図
の場合と同様に第１の段間同調可変フィルタ107を介し
て第１のミクサ回路403に入力される。一方、第１の共
振回路110と第１の発振回路113から得られる発振信号は
第１図の場合と同様に第１の発振増幅器401を介して第
１のミクサ回路403に入力される。第１のミクサ回路403
でRF信号は、発振信号を用いて周波数変換され、以降、
第１図の場合と同様な動作を行なう。

UHF信号受信時およびBS信号受信時には、第２のミク
サ回路404でRF信号および第1IF信号は、第２の発振増幅
器402を介して得られる発振信号を用いて周波数変換さ
れ、第１図の場合と同様な動作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第１図の場合
と同様な効果がある。また、VHF信号およびCATV信号受
信時と、UHF信号およびBS信号受信時に、それぞれの異
なるミクサ回路を用いることによって、不要波成分の抑
圧を十分に得られる効果がある。

第５図は、本発明の第５の実施例を示すブロック図で
ある。ここで、114は第２の発振回路、111は第２の共振
回路であり、第２の共振回路111の一部構成素子の定数
を選局制御回路135からのBSあるいはUHF帯TV信号等受信
指示に応じた受信制御信号（第５図には記載せず。）に
より切り換えることによって同一可変同調フィルタでTV
信号のUHF帯とBS信号の発振周波数帯をカバーしてい
る。図中、第２図および第４図におけるものと同様の動
作を行なうものには、第２図および第４図におけるそれ
と同一の番号を付し、説明を省略する。

第５図に示した受信装置は、VHF信号およびCATV信号
受信時には、第１のミクサ回路403で周波数変換を行な
い、UHF信号およびBS信号受信時には、第２のミクサ回
路404で周波数変換を行ない、第２図のそれと同様な動
作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第２図および
第４図の場合と同様な効果がある。

第６図は、本発明第６の実施例を示すブロック図であ
る。図中、第３図および第４図におけるそれと同様の動
作を行なうものには、第３図および第４図におけるそれ
と同一の番号を付し、説明を省略する。

第６図に示した受信装置は、VHF信号およびCATV信号
受信時には、第１のミクサ回路403で周波数変換を行な
い、UHF信号およびBS信号受信時には、第２のミクサ回
路404で周波数変換を行ない、第３図のそれと同様な動
作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第３図および
第４図のそれと同様な効果がある。

第７図は、本発明の第７の実施例を示すブロック図で
ある。701は第３の入力同調可変フィルタ、702は第３の
RF・AGC増幅器、703は第３の段間同調可変フィルタであ
り、また102は分波器、109は切換回路である。なお、第
２の入力可変同調フィルタおよび第２の段間可変同調フ
ィルタの同調周波数範囲はTV信号のUHF周波数帯のみカ
バーしており、帯域切換機能は有していない、図中、第
１図のそれと同様の動作を行なうものには、第１図のそ
れと同一の番号を付し、説明を省略する。

第７図に示した受信装置では、分波器102は入力端子1
01からの入力信号をTV信号のVHF帯およびCATV信号周波
数帯、TV信号のUHF周波数帯、BS信号周波数帯の３帯域
に周波数分離して出力するとともに、切換回路109は第
１の段間同調フィルタ107、第２の段間同調フィルタ10
8、第３の段間同調フィルタ703からの３系統の出力信号
が入力されており、選局制御回路135からのVHFおよびCA
TV信号、UHF帯TV信号、BS信号等の受信指示信号に応じ
て制御信号により（第７図には図示せず。）選択的に一
系統の信号をミクサ回路118に出力しており、VHF信号お
よびCATV信号受信時には、第１図の場合と同様に、第１
の入力同調可変フィルタ103を通ってミクサ回路118にRF
信号が伝達される。UHF信号受信時には、第１図の場合
と同様に、第２の入力同調可変フィルタ104を通ってミ
クサ回路118にRF信号が伝達される。BS信号受信時に
は、入力端子101から入力された第1IF信号は、分波器10
2で分波され、選局制御回路135から得られる選局電圧を
印加することで同調周波数を変化させることができる第
３の入力同調可変フィルタ701で通過周波数を選択し、
第３のRF・AGC増幅器702に入力した後、第３の入力同調
可変フィルタ701と同様に選局制御回路135からの選局電
圧によって同調周波数を変化させることができる第３の
段間同調フィルタ703を介して不要波成分を抑圧し、切
換回路109にて信号選択されミクサ回路118に入力され
る。ミクサ回路118で第1IF信号は、発振信号を用いて周
波数変換され、以降、第１図のそれと同様な動作を行な
う。

以上説明したように本実施例によれば、RF信号系の入
力回路をVHF・CATV信号、UHF信号およびBS信号の３バン
ド切換え構成にすることにより、BS信号受信時に、CS−
IF信号も同時に受信可能なフロントエンドを構成できる
効果がある。ミクサ回路はGaAs・MESFETを用いることに
より広帯域動作が可能となり、VHF信号帯域からCS−IF
信号帯域までを共用できる効果がある。

第８図は、本発明の第８の実施例を示すブロック図で
ある。図中、第７図のそれと同様の動作を行なうものに
は、第７図のそれと同一の番号を付し、説明を省略す
る。

以下、第８図に示した受信装置の動作について説明す
る。

VHF信号およびCATV信号受信時、また、UHF信号受信時
には、第１図の場合と同様な動作を行なう。BS信号受信
時には、第２の共振回路111と第２の発振回路114から出
力される発振信号を用いて、ミクサ回路118で周波数変
換を行なうこと以外、第７図のそれと同様な動作を行な
う。

以上説明したように本実施例によれば、第７図の場合
と同様な効果が得られると同時に、UHF信号およびBS信
号受信時に共振回路の定数を切換えて共用することによ
って、発振回路系の構成を簡明にできる効果がある。

第９図は、本発明の第９の実施例を示すブロック図で
ある。301は切換回路、302は２逓倍回路であり、図中、
第７図のそれと同様の動作を行なうものには、第７図の
それと同一の番号を付し、説明を省略する。

以下、第９図に示した受信装置の動作について説明す
る。

VHF信号およびCATV信号受信時には、第７図の場合と
同様な動作を行なう。UHF信号受信時には、第２の共振
回路111と第２の発振回路114から得られる発振信号を、
切換回路301を介して原発振信号をミクサ回路118に入力
することによって第７図のそれと同様な動作を行う。BS
信号受信時には、第２の共振回路111と第２の発振回路1
14から得られる発振信号を、切換回路301を介して２逓
倍回路302に入力し、原発振信号の２逓倍信号をミクサ
回路118に入力するとともに、原発振信号を切換回路132
を介して選局制御回路135に入力することによって第７
図のそれと同様な動作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第７図の場合
と同様に、RF信号系の構成を変えることなく受信信号を
構成でき、また、AGC回路を共用できる効果がある。BS
信号受信時には、UHF信号用の発振信号を２逓倍した信
号を用いて周波数変換を行なうことによって、UHF信号
受信時とBS信号受信時の発振回路系を共用できる効果が
ある。また、BS信号受信時には、発振信号として用いる
信号の1/2の周波数である原発振信号を選局制御回路に
入力するため、第７図の場合と同様に、TV信号受信時に
用いる選局制御回路の構成を変えることなく、受信装置
を構成できる効果がある。

第10図は本発明の第10の実施例を示すブロック図であ
る。401は第１の発振増幅器、402は第２の発振増幅器、
403は第１のミクサ回路、404は第２のミクサ回路、109
は切換回路であり、図中、第７図のそれと同様の動作を
行なうものには、第７図のそれと同一の番号を付し、説
明を省略する。

以下、第10図に示した受信装置の動作について説明す
る。

VHF信号およびCATV信号受信時には、RF信号は第７図
の場合と同様に第１の段間同調可変フィルタ107を介し
て第１のミクサ回路403に入力される。一方、第１の共
振回路110と第１の発振回路113から得られる発振信号は
第１図の場合と同様に第１の発振増幅器401を介して第
１のミクサ回路403に入力される。第１のミクサ回路403
でRF信号は、発振信号を用いて周波数変換され、以降、
第７図のそれと同様な動作を行なう。

UHF信号受信時およびBS信号受信時には、第２のミク
サ回路でRF信号および第1IF信号は、第２の発振増幅器4
02を介して得られる発振信号を用いて周波数変換され、
第７図の場合と同様な動作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第７図のそれ
と同様な効果がある。また、VHF信号およびCATV信号受
信時と、UHF信号およびBS信号受信時に、それぞれの異
なるミクサ回路を用いることによって、不要波成分の抑
制を十分に得られる効果がある。

第11図は、本発明の第11の実施例を示すブロック図で
ある。図中、第８図および第10図におけるものと同様の
動作を行なうものには、第８図および第10図におけるそ
れと同一の番号を付し、説明を省略する。

第11図に示した受信装置の動作について説明する。切
換回路109は第２の段間同調フィルタ108、第３の段間同
調フィルタ703からの２系統の出力信号が入力されてお
り、選局制御回路135からのUHF帯TV信号、BS信号等の受
信指示に応じた制御信号により（第10図には図示せ
ず。）選択的に一系統の信号を第２のミクサ回路404に
出力している。VHF信号およびCATV信号受信時には、第
１のミクサ回路403で周波数変換を行ない、UHF信号およ
びBS信号受信時には、第２のミクサ回路404で周波数変
換を行ない、第８図のそれと同様な動作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第８図および
第10図のそれと同様な効果がある。

第12図は、本発明の第12の実施例を示すブロック図で
ある。図中、第９図および第10図におけるものと同様の
動作を行なうものには、第９図および第10図のそれと同
一の番号を付し、説明を省略する。

第12図に示した受信信号は、VHF信号およびCATV信号
受信時には、第１のミクサ回路403で周波数変換を行な
い、UHF信号およびBS信号受信時には、第２のミクサ回
路404で周波数変換を行ない、第９図のそれと同様な動
作を行なう。

以上説明したように本実施例によれば、第９図および
第10図の場合と同様な効果がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によればシングルスーパヘ
テロダイン方式チューナを用い、VHF、UHF帯放送信号を
第１中間周波数に変換するとともに衛星放送信号受信時
には異なる周波数帯に変換して固定フィルタ（119,12
0）により帯域選択を行い信号処理することにより、他
の受信装置への妨害が少なく、また衛星放送信号受信時
帯域特性の安定なIF信号が得られ、しかも局部発振器、
RF増幅器、周波数変換器および選局回路部を兼用するこ
とにより簡単な構成の受信装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第12図はそれぞれ本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。 符号の説明 101……入力端子、113……第１発振回路、 114……第２発振回路、115……第３発振回路、118……
周波数変換回路、126……AM復調器、127……FM復調器、
135……選局制御回路

フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) H04N 7/10,7/14 - 7/173,7/20 - 7/22

Claims (10)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 SHF帯の受信信号をダウンコンバートして中間周波信号
   に変換された前記BS信号および前記TV信号が入力される
   入力端子（101）と、該入力端子（101）からのTV信号と
   BS信号が入力されると両者を周波数分離して出力するこ
   とのできる第１の分波器（102）と、発振周波数を選択
   的に切り換え得る局部発振器（113〜115）と、前記第１
   の分波器（102）からの出力信号と前記局部発振器（113
   〜115）からの選択的に切り換えられた発振信号とが入
   力され、両者を混合することにより周波数変換して出力
   する周波数変換回路（118）と、 前記周波数変換回路（118）からの出力信号が入力さ
   れ、周波数分離された前記TV信号と前記局部発振器（11
   3〜115）からの選択的に切り換えられた発振信号とを混
   合することにより生成された第１の中間周波信号と、周
   波数分離された前記BS信号と前記局部発振器（113〜11
   5）からの選択的に切り換えられた発振信号とを混合す
   ることにより生成された第２の中間周波信号と、に周波
   数分離して出力する第２の分波器（119,120）と、 前記第２の分波器（119,120）からの第１の中間周波信
   号が入力される第１の固定フィルタ（123）と、前記第
   ２の分波器（119,120）からの第２の中間周波信号が入
   力される第２の固定フィルタ（124）と、 前記TV信号を受信するかBS信号を受信するかの指示を与
   えられ、それに応じて前記第１の分波器（102）からの
   分波された信号の一つを選択すると共に、前記局部発振
   器（113〜115）からの発振周波数を選択的に切り換える
   ようにして、TV信号を受信するときは、前記周波数変換
   回路（118）において、入力されるTV信号を前記第１の
   中間周波信号に周波数変換して入力させ、BS信号を受信
   するときは、前記周波数変換回路（118）において、入
   力されるBS信号を前記第２の中間周波信号に周波数変換
   して出力せしめる選局制御部（135）と、を具備して成
   ることを特徴とする受信装置。
2. 【請求項２】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 SHF帯の受信信号をダウンコンバートして中間周波信号
   に変換された前記BS信号および前記TV信号が入力される
   入力端子（101）と、該入力端子（101）からのTV信号と
   BS信号が入力されると両者を周波数分離して出力するこ
   とのできる第１の分波器（102）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
   れたVHF帯のテレビ信号およびCATV信号が入力される第
   １の入力同調可変フィルタ（103）と、該第１の入力同
   調可変フィルタ（103）からの出力信号が入力され増幅
   して出力する第１のRF・AGC増幅器（105）と、該第１の
   RF・AGC増幅器（105）からの出力信号が入力され概略１
   チャネル分信号選択して出力する第１の段間同調可変フ
   ィルタ（107）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
   れたUHF帯のテレビ信号およびBS信号が入力される第２
   の入力同調可変フィルタ（104）と、該第２の入力同調
   可変フィルタ（104）からの出力信号が入力され増幅し
   て出力する第２のRF・AGC増幅器（106）と、該第２のRF
   ・AGC増幅器（106）からの出力信号が入力され概略１チ
   ャネル分信号選択して出力する第２の段階同調可変フィ
   ルタ（108）と、 VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には前記
   第１の段間同調フィルタ（107）からの信号を通過さ
   せ、UHF帯のテレビ信号、或いはBS信号の受信時には前
   記第２の段間同調フィルタ（108）からの信号を通過せ
   しめる切換回路（109）と、発振周波数を選択的に切り
   換え得る局部発振器（113〜115）と、前記切換回路（10
   9）からの出力信号と前記局部発振器（113〜115）から
   の選択的に切り換えられた発振信号とが入力され両者を
   混合することにより周波数変換して出力する周波数変換
   回路（118）と、 前記周波数変換回路（118）からの出力信号が入力さ
   れ、前記切換回路（109）を通過せしめられた前記第１
   の段間同調可変フィルタ（107）からの信号と前記局部
   発振器（113〜115）からの選択的に切り換えられた発振
   信号とを混合することにより生成された第１の中間周波
   信号と、前記切換回路（109）を通過せしめられた前記
   第２の段間同調可変フィルタ（108）からの信号と前記
   局部発振器（113〜115）からの選択的に切り換えられた
   発振信号とを混合することにより生成された第２の中間
   周波信号と、に周波数分離して出力する第２の分波器
   （119,120）と、 前記第２の分波器（119,120）からの第１の中間周波信
   号が入力される第１の固定フィルタ（123）と、前記第
   ２の分波器（119,120）からの第２の中間周波信号が入
   力される第２の固定フィルタ（124）と、 前記TV信号を受信するかBS信号を受信するかの指示を与
   えられ、それに応じて前記第１の分波器（102）からの
   分波された信号の一つを選択すると共に、前記局部発振
   器（113〜115）からの発振周波数を選択的に切り換える
   ようにして、TV信号を受信するときは、前記周波数変換
   回路（118）において、入力されるTV信号を前記第１の
   中間周波信号に周波数変換して出力させ、BS信号を受信
   するときは、前記周波数変換回路（118）において、入
   力されるBS信号を前記第２の中間周波信号に周波数変換
   して出力せしめると共に、 前記VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時に
   は、受信チャネル周波数に応じて前記第１の入力同調可
   変フィルタ（103）および第１の段間同調可変フィルタ
   （107）の同調周波数を制御し、前記UHF帯のテレビ信
   号、或いはBS信号の受信時には、受信チャネル周波数に
   応じて前記第２の入力同調可変フィルタ（104）および
   第２の段間同調可変フィルタ（108）の同調周波数を制
   御する選局制御部（135）と、を具備して成ることを特
   徴とする受信装置。
3. 【請求項３】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 SHF帯の受信信号をダウンコンバートして中間周波信号
   に変換された前記BS信号および前記TV信号が入力される
   入力端子（101）と、該入力端子（101）からのTV信号と
   BS信号が入力されると両者を周波数分離して出力するこ
   とのできる第１の分波器（102）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
   れたVHF帯のテレビ信号およびCATV信号が入力される第
   １の入力同調可変フィルタ（103）と、該第１の入力同
   調可変フィルタ（103）からの出力信号が入力され増幅
   して出力する第１のRF・AGC増幅器（105）と、該第１の
   RF・AGC増幅器（105）からの出力信号が入力され概略１
   チャネル分信号選択して出力する第１の段間同調可変フ
   ィルタ（107）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
   れたUHF帯のテレビ信号が入力される第２の入力同調可
   変フィルタ（104）と、該第２の入力同調可変フィルタ
   （104）からの出力信号が入力され増幅して出力する第
   ２のRF・AGC増幅器（106）と、該第２のRF・AGC増幅器
   （106）からの出力信号が入力され概略１チャネル分信
   号選択して出力する第２の段間同調可変フィルタ（10
   8）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
   れたBS信号が入力される第３の入力同調可変フィルタ
   （701）と、該第３の入力同調可変フィルタ（701）から
   の出力信号が入力され増幅して出力する第３のRF・AGC
   増幅器（702）と、該第３のRF・AGC増幅器（702）から
   の出力信号が入力され概略１チャネル分信号選択して出
   力する第３の段間同調可変フィルタ（703）と、 VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には前記
   第１の段間同調フィルタ（107）からの信号を通過さ
   せ、UHF帯のテレビ信号の受信時には前記第２の段間同
   調フィルタ（108）からの信号を通過させ、BS信号の受
   信時には前記第３の段間同調フィルタ（703）からの信
   号を通過せしめる切換回路（109）と、発振周波数を選
   択的に切り換え得る局部発振器（113〜115）と、前記切
   換回路（109）からの出力信号と前記局部発振器（113〜
   115）からの選択的に切り換えられた発振信号とが入力
   され両者を混合することにより周波数変換して出力する
   周波数変換回路（118）と、 前記周波数変換回路（118）からの出力信号が入力さ
   れ、前記切換回路（109）を通過せしめられた前記第１
   の段間同調可変フィルタ（107）からの信号と前記局部
   発振器（113〜115）からの選択的に切り換えられた発振
   信号とを混合することにより生成された第１の中間周波
   信号と、前記切換回路（109）を通過せしめられた前記
   第２の段間同調可変フィルタ（108）からの信号と前記
   局部発振器（113〜115）からの選択的に切り換えられた
   発振信号とを混合することにより生成された第２の中間
   周波信号と、に周波数分離して出力する第２の分波器
   （119,120）と、 前記第２の分波器（119,120）からの第１の中間周波信
   号が入力される第１の固定フィルタ（123）と、前記第
   ２の分波器（119,120）からの第２の中間周波信号が入
   力されると第２の固定フィルタ（124）と、 前記TV信号のVHF帯およびCATV信号、UHF帯信号、BS信号
   の何れを受信するかの指示を与えられ、それに応じて前
   記第１の分波器（102）からの分波された信号の一つを
   選択すると共に、前記局部発振器（113〜115）からの発
   振周波数を選択的に切り換えるようにして、TV信号を受
   信するときは、前記周波数変換回路（118）において、
   入力されるTV信号を前記第１の中間周波信号に周波数変
   換して出力させ、BS信号を受信するときは、前記周波数
   変換回路（118）において、入力されるBS信号を前記第
   ２の中間周波信号に周波数変換して出力せしめると共
   に、 前記VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時に
   は、受信チャネル周波数に応じて前記第１の入力同調可
   変フィルタ（103）および第１の段間同調可変フィルタ
   （107）の同調周波数を制御し、前記UHF帯のテレビ信号
   の受信時には、受信チャネル周波数に応じて前記第２の
   入力同調可変フィルタ（104）および第２の段間同調可
   変フィルタ（108）の同調周波数を制御し、BS信号の受
   信時には、受信チャネル周波数に応じて前記第３の入力
   同調可変フィルタ（701）および第３の段間同調可変フ
   ィルタ（703）の同調周波数を制御する選局制御部（13
   5）と、を具備して成ることを特徴とする受信装置。
4. 【請求項４】請求項２に記載の受信装置において、前記
   第１のRF・AGC増幅回路（105）および第２のRF・AGC増
   幅回路（106）は外部制御電圧により増幅利得が制御可
   能な増幅器であり、さらに前記第１の固定フィルタ（12
   3）から出力される第１の中間周波信号を入力されて復
   調する第１の復調回路（126）と、前記第２の固定フィ
   ルタ（124）から出力される第２の中間周波信号を入力
   されて復調する第２の復調回路（127）と、前記第１の
   復調回路（126）からの検波出力を入力され該復調回路
   （126）の中間周波信号入力レベルを一定に制御する利
   得制御電圧（以下AGC電圧という）を出力する第１のAGC
   制御回路（128）と、前記第２の復調回路（127）からの
   検波出力を入力され該検波出力レベルに応じて該復調回
   路（127）の中間周波信号入力レベルを一定に制御する
   第２のAGC電圧を出力する第２のAGC制御回路（129）
   と、前記VHF帯テレビ信号、或いはCATV信号およびUHF帯
   テレビ信号の受信時には前記第１のAGC制御回路（128）
   から出力されるAGC電圧が入力され、BS信号受信時には
   前記第２のAGC制御回路（129）から出力されるAGC電圧
   が入力され、前記VHF帯テレビ信号、或いはCATV信号受
   信時には前記前記第１のAGC制御回路（128）から出力さ
   れるAGC電圧を前記第１のRF・AGC増幅回路（105）に印
   加させ、前記UHF帯テレビ信号の受信時には前記第１のA
   GC制御回路（128）から出力されるAGC電圧を前記第２の
   RF・AGC増幅回路（106）に印加させ、前記BS信号受信時
   には前記第２のAGC制御回路（129）から出力されるAGC
   電圧を前記第２のRF・AGC増幅回路（106）に印加せしめ
   る第２の切換回路（130）とを、具備して成ることを特
   徴とする受信装置。
5. 【請求項５】請求項３に記載の受信装置において、前記
   第１のRF・AGC増幅回路（105）、第２のRF・AGC増幅回
   路（106）および第３のRF・AGC増幅回路（702）は外部
   制御電圧により増幅利得が制御可能な増幅器であり、さ
   らに前記第１の固定フィルタ（123）から出力される第
   １の中間周波信号を入力されて復調する第１の復調回路
   （126）と、前記第２の固定フィルタ（124）から出力さ
   れる第２の中間周波信号を入力されて復調する第２の復
   調回路（127）と、前記第１の復調回路（126）からの検
   波出力を入力され該復調回路（126）の中間周波信号入
   力レベルを一定に制御する利得制御電圧（以下AGC電圧
   という）を出力する第１のAGC制御回路（128）と、前記
   第２の復調回路（127）からの検波出力を入力され該検
   波出力レベルに応じて該復調回路（127）の中間周波信
   号入力レベルを一定に制御するAGC電圧を出力する第２
   のAGC制御回路（129）と、前記VHF帯テレビ信号、或い
   はCATV信号およびUHF帯テレビ信号の受信時には前記第
   １のAGC制御回路（128）から出力されるAGC電圧が入力
   され、BS信号受信時には前記第２のAGC制御回路（129）
   から出力されるAGC電圧が入力され、前記VHF帯テレビ信
   号、或いはCATV信号受信時には前記第１のAGC制御回路
   （128）から出力されるAGC電圧を前記第１のRF・AGC増
   幅回路（105）に印加させ、前記UHF帯テレビ信号の受信
   時には前記第１のAGC制御回路（128）から出力されるAG
   C電圧を前記第２のRF・AGC増幅回路（106）に印加さ
   せ、前記BS信号受信時には前記第２のAGC制御回路（12
   9）から出力されるAGC電圧を前記第３のRF・AGC増幅回
   路（706）に印加せしめる第２の切換回路（130）とを、
   具備して成ることを特徴とする受信装置。
6. 【請求項６】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 第１の局部発振器（113）と、第２の局部発振器（114）
   と、VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には
   前記第１の局部発振器（113）からの発振信号を出力さ
   せ、UHF帯のテレビ信号、或いはBS信号の受信時には前
   記第２の局部発振器（114）からの発振信号を出力させ
   るべく、選択的に切り換える第３の切換回路（116）
   と、 該第３の切換回路（116）からの発振信号と前記VHF帯、
   UHF帯のテレビ放送信号、CATV信号およびBS信号の何れ
   かの信号とを混合し周波数変換してそれぞれ一定レベル
   の中間周波信号とする少なくとも１つの周波数変換回路
   と、 前記TV信号のVHF帯およびCATV信号、UHF帯信号、BS信号
   の何れの受信チャネルを受信するかの指示が与えられ前
   記第１の局部発振器（113）と前記第２の局部発振器（1
   14）の発振周波数制御を行う同調制御回路と、 前記第２の局部発振器（114）からの発振信号が入力さ
   れ1/2分周して出力する1/2分周回路（131）と、 VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には前記
   第３の切換回路（116）から出力される前記第１の局部
   発振器（113）からの発振信号を取り込んで出力し、UHF
   帯のテレビ信号の受信時には前記第３の切換回路（11
   6）から出力される前記第２の局部発振器（114）からの
   発振信号を取り込んで出力し、BS信号の受信時には前記
   1/2分周回路（131）からの分周信号を取り込んで出力し
   て、前記同調回路に供給すべく切り換える第４の切換回
   路（132）と、を有して成ることを特徴とする受信装
   置。
7. 【請求項７】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 第１の局部発振器（113）と、第２の局部発振器（114）
   と、前記第２の局部発振器（114）からの発振信号が入
   力され２逓倍して出力する２逓倍回路（302）と、 VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には前記
   第１の局部発振器（113）からの発振信号を出力させ、U
   HF帯のテレビ信号の受信時には前記第２の局部発振器
   （114）からの発振信号を出力させ、BS信号の受信時に
   は前記２逓倍回路（302）からの出力信号を出力させる
   べく、選択的に切り換える第３の切換回路（116）と、 該第３の切換回路（116）からの発振信号と前記VHF帯、
   UHF帯のテレビ放送信号、CATV信号およびBS信号の何れ
   かの信号とを混合し周波数変換してそれぞれ一定レベル
   の中間周波信号とする少なくとも１つの周波数変換回路
   と、 前記TV信号のVHF帯およびCATV信号、UHF帯信号、BS信号
   の何れの受信チャネルを受信するかの指示が与えられ前
   記第１の局部発振器（113）と前記第２の局部発振器（1
   14）の発振周波数制御を行う同調制御回路と、 VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には前記
   第３の切換回路（116）から出力される前記第１の局部
   発振器（113）からの発振信号を取り込んで出力し、UHF
   帯のテレビ信号、或いはBS信号の受信時には前記第３の
   切換回路（116）から出力される前記第２の局部発振器
   （114）からの発振信号を取り込んで出力して、前記同
   調回路に供給すべく、切り換える第４の切換回路（13
   2）と、を有して成ることを特徴とする受信装置。
8. 【請求項８】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 第１の局部発振器（113）と、第２の局部発振器（114）
   と、第３の局部発振器（115）と、VHF帯のテレビ信号、
   或いはCATV信号の受信時には前記第１の局部発振器（11
   3）からの発振信号を出力させ、UHF帯のテレビ信号の受
   信時には前記第２の局部発振器（114）からの発振信号
   を出力させ、BS信号の受信時には前記第３の局部発振器
   （115）からの発振信号を出力させるべく、選択的に切
   り換える第３の切換回路（116）と、 該第３の切換回路（116）からの発振信号と前記VHF帯、
   UHF帯のテレビ放送信号、CATV信号およびBS信号の何れ
   かの信号とを混合し周波数変換してそれぞれ一定レベル
   の中間周波信号とする少なくとも１つの周波数変換回路
   と、 前記TV信号のVHF帯およびCATV信号、UHF帯信号、BS信号
   の何れの受信チャネルを受信するかの指示が与えられ前
   記第１の局部発振器（113）と前記第２の局部発振器（1
   14）の発振周波数制御を行う同調制御回路と、 前記第３の局部発振器（115）からの発振信号を入力さ
   れ1/2分周して出力する1/2分周回路（131）と、 VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時には前記
   第３の切換回路（116）から出力される前記第１の局部
   発振器（113）からの発振信号を取り込んで出力し、UHF
   帯のテレビ信号受信時には前記第３の切換回路（116）
   から出力される前記第２の局部発振器（114）からの発
   振信号を取り込んで出力し、BS信号の受信時には前記1/
   2分周回路（131）からの分周信号を取り込んで出力し
   て、前記同調回路に供給すべく、切り換える第４の切換
   回路（132）と、を有して成ることを特徴とする受信装
   置。
9. 【請求項９】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いはCA
   TV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV信
   号という）および衛星放送信号（以下、BS信号という）
   のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装置に
   おいて、 SHF帯の受信信号をダウンコンバートして中間周波信号
   に変換された前記BS信号および前記TV信号が入力される
   入力端子（101）と、該入力端子（101）からのTV信号と
   BS信号が入力されると両者を周波数分離して出力するこ
   とのできる第１の分波器（102）と、発振周波数を選択
   的に切り換え得る局部発振器（113〜115）と、 前記第１の分波器（102）からの出力信号と前記局部発
   振器（113〜115）からの選択的に切り換えられた発振信
   号とが入力され、両者を混合することにより周波数変換
   して出力する周波数変換回路であって、前記第１の分波
   器（102）からの出力信号が周波数分離されたVHF帯のテ
   レビ信号、或いはCATV信号であるとき、両者の混合によ
   り周波数変換して第１の中間周波信号を出力する第１の
   周波数変換回路（403）と、 前記第１の分波器（102）からの出力信号と前記局部発
   振器（113〜115）からの選択的に切り換えられた発振信
   号とが入力され、両者を混合することにより周波数変換
   して出力する周波数変換回路であって、前記第１の分波
   器（102）からの出力信号が周波数分離されたUHF帯のテ
   レビ信号、或いはBS信号であるとき、両者の混合により
   周波数変換して第１或いは第２の中間周波信号を出力す
   る第２の周波数変換回路（404）と、 前記第１の周波数変換回路（403）からの出力信号と第
   ２の周波数変換回路（404）からの出力信号とが入力さ
   れ、周波数分離された前記TV信号と前記局部発振器（11
   3〜115）からの選択的に切り換えられた発振信号とを混
   合することにより生成された第１の中間周波信号と、周
   波数分離された前記BS信号と前記局部発振器（113〜11
   5）からの選択的に切り換えられた発振信号とを混合す
   ることにより生成された第２の中間周波信号と、に周波
   数分離して出力する第２の分波器（119,120）と、 前記第２の分波器（119,120）からの第１の中間周波信
   号が入力される第１の固定フィルタ（123）と、前記第
   ２の分波器（119,120）からの第２の中間周波信号が入
   力される第２の固定フィルタ（124）と、 前記TV信号を受信するかBS信号を受信するかの指示が与
   えられ、それに応じて前記第１の分波器（102）からの
   分波された信号の一つを選択すると共に、前記局部発振
   器（113〜115）からの発振周波数を選択的に切り換える
   ようにして、TV信号を受信するときは、前記第１の周波
   数変換回路（403）或いは第２の周波数変換回路（404）
   において、入力されるTV信号を前記第１の中間周波信号
   に周波数変換して出力させ、BS信号を受信するときは、
   前記第２の周波数変換回路（404）において、入力され
   るBS信号を前記第２の中間周波信号に周波数変換して出
   力せしめる選局制御部（135）と、を具備して成ること
   を特徴とする受信装置。
10. 【請求項１０】VHF帯、UHF帯のテレビ放送信号、或いは
    CATV信号（以下、これら三種類の信号をまとめて単にTV
    信号という）および衛星放送信号（以下、BS信号とい
    う）のなかの何れの信号をも選択的に受信可能な受信装
    置において、 SHF帯の受信信号をダウンコンバートして中間周波信号
    に変換された前記BS信号および前記TV信号が入力される
    入力端子（101）と、該入力端子（101）からのTV信号と
    BS信号が入力されるとVHF帯およびCATV信号、UHF帯テレ
    ビ信号、BS信号の３信号に周波数分離して出力すること
    のできる第１の分波器（102）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
    れたVHF帯のテレビ信号およびCATV信号が入力される第
    １の入力同調可変フィルタ（103）と、該第１の入力同
    調可変フィルタ（103）からの出力信号が入力され増幅
    して出力する第１のRF・AGC増幅器（105）と、該第１の
    RF・AGC増幅器（105）からの出力信号が入力され概略１
    チャネル分信号選択して出力する第１の段間同調可変フ
    ィルタ（107）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
    れたUHF帯のテレビ信号が入力される第２の入力同調可
    変フィルタ（104）と、該第２の入力同調可変フィルタ
    （104）からの出力信号が入力され増幅して出力する第
    ２のRF・AGC増幅器（106）と、該第２のRF・AGC増幅器
    （106）からの出力信号が入力され概略１チャネル分信
    号選択して出力する第２の段間同調可変フィルタ（10
    8）と、 前記第１の分波器（102）から出力される周波数分離さ
    れたBS信号が入力される第３の入力同調可変フィルタ
    （701）と、該第３の入力同調可変フィルタ（701）から
    の出力信号が入力され増幅して出力する第３のRF・AGC
    増幅器（702）と、該第３のRF・AGC増幅器（702）から
    の出力信号が入力され概略１チャネル分信号選択して出
    力する第３の段間同調可変フィルタ（703）と、 UHF帯のテレビ信号の受信時には前記第２の段間同調フ
    ィルタ（108）からの信号を通過させ、BS信号の受信時
    には前記第３の段間同調フィルタ（703）からの信号を
    通過せしめる切換回路（109）と、発振周波数を選択的
    に切り換え得る局部発振器（113〜115）と、 前記第１の段間同調可変フィルタ（107）からの出力信
    号を前記局部発振器（113〜115）からの選択的に切り換
    えられた発振信号とが入力され両者を混合することによ
    り周波数変換して出力する第１の周波数変換回路（40
    3）と、 前記切換回路（109）からの出力信号と前記局部発振器
    （113〜115）からの選択的に切り換えられた発振信号と
    が入力され両者を混合することにより周波数変換して出
    力する第２の周波数変換回路（404）と、 前記第１および第２の周波数変換回路（403,404）から
    の出力信号が入力され、前記TV信号と前記局部発振器
    （113〜115）からの選択的に切り換えられた発振信号と
    を混合することにより生成された第１の中間周波信号
    と、前記BS信号と前記局部発振器（113〜115）からの選
    択的に切り換えられた発振信号とを混合することにより
    生成された第２の中間周波信号と、に周波数分離して出
    力する第２の分波器（119,120）と、 前記第２の分波器（119,120）からの第１の中間周波信
    号が入力される第１の固定フィルタ（123）と、前記第
    ２の分波器（119,120）からの第２の中間周波信号が入
    力される第２の固定フィルタ（124）と、 前記TV信号のVHF帯およびCATV信号、UHF帯信号、BS信号
    の何れを受信するかの指示を与えられ、それに応じて前
    記第１の分波器（102）からの分波された信号の一つを
    選択すると共に、前記局部発振器（113〜115）からの発
    振周波数を選択的に切り換えるようにして、TV信号を受
    信するときは、前記第１の周波数変換回路（403）およ
    び第２の周波数変換回路（404）において、入力されるT
    V信号を前記第１の中間周波信号に周波数変換して出力
    させ、BS信号を受信するときは、前記第２の周波数変換
    回路（404）において、入力されるBS信号を前記第２の
    中間周波信号に周波数変換して出力せしめると共に、 前記VHF帯のテレビ信号、或いはCATV信号の受信時に
    は、受信チャネル周波数に応じて前記第１の入力同調可
    変フィルタ（103）および第１の段間同調可変フィルタ
    （107）の同調周波数を制御し、前記UHF帯のテレビ信号
    の受信時には、受信チャネル周波数に応じて前記第２の
    入力同調可変フィルタ（104）および第２の段間同調可
    変フィルタ（108）の同調周波数を制御し、BS信号の受
    信時には、受信チャネル周波数に応じて前記第２の入力
    同調可変フィルタ（104）および第２の段間同調可変フ
    ィルタ（108）或いは第３の段間同調可変フィルタ（70
    3）の同調周波数を制御する選局制御部（135）と、を具
    備して成ることを特徴とする受信装置。