JP3189941B2 - タクシー運行情報収集装置用インタフェース装置 - Google Patents

タクシー運行情報収集装置用インタフェース装置

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JP3189941B2
JP3189941B2 JP28573395A JP28573395A JP3189941B2 JP 3189941 B2 JP3189941 B2 JP 3189941B2 JP 28573395 A JP28573395 A JP 28573395A JP 28573395 A JP28573395 A JP 28573395A JP 3189941 B2 JP3189941 B2 JP 3189941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー用の運行
情報収集装置により収集された、車両の走行状態に応じ
て変動する各種運行情報を、無線配車情報伝送用の通信
装置により配車センタに伝送するシステムにおいて、運
行情報収集装置と通信装置の間に介設されるインタフェ
ース装置に係り、特に、タクシーの車両を無線配車する
際に有用な情報を運行情報に付加する際に用いて有用な
タクシー車両運行情報収集装置用インタフェース装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、タクシーにおいては、今まで乗
務員の手書きにより作成していた運行日報を、ICカー
ドを始めとする記憶媒体への、走行中に変化するタクシ
ーメータの指数データや乗客の乗降地等からなる運行情
報の書き込みにより、自動的に作成できるようにするこ
とで、内容の精度向上や乗務員の負担軽減が図られてい
る。そして、近年では、空車、実車の状態、乗客の乗降
車日時、乗降車位置、料金等の、無線配車に必要な情報
をこの記憶媒体への記録情報から得て、配車センタとの
間に開設されたMCA無線等の回線により伝送し、配車
の可否を配車センタで判断できるようにするための、車
両運行情報収集装置が提供されつつある。この種の車両
情報収集装置としては、例えば、特開平5−13524
3号公報に開示された無線タクシーの運行情報記録装置
や、特開平5−35951号公報に開示された運転日報
装置がある。
【0003】特開平5−135243号公報の運行情報
記録装置では、図12にブロック図で示すように、乗客
の搭乗によりタクシーメータ31が営業タリフ状態とな
り、ウィンドサイン駆動用のウィンドサイン信号が、営
業タリフ状態を示す営業信号となって、乗車時刻と共に
運行管理装置33に入力される。また、GPS受信装置
35により、GPS衛星から受信する電波を基にして乗
客の乗車位置が割り出され、さらに、この乗車位置がG
PS受信装置35から運行管理装置33に入力されて、
外部記録装置37によりICカード等の記憶媒体(図示
せず)に記録される。
【0004】その後、乗客の降車によりタクシーメータ
31が空車タリフ状態となり、前記ウィンドサイン信号
が、空車タリフ状態を示す空車信号となって降車時刻と
共に運行管理装置33に入力されると、上述と同様に、
GPS受信装置35により乗客の降車位置が割り出さ
れ、さらに、この降車位置がGPS受信装置35から運
行管理装置33に入力されて、外部記録装置37により
前記不図示の記憶媒体に記録される。尚、これら記憶媒
体に記録される情報は、配車センタからの無線による配
車要求信号に呼じて、無線伝送装置39を通じ無線によ
り配車センタに伝送される。また、特開平5−3595
1号公報の運行日報装置においても、上述した無線タク
シーの運行情報記録装置と略々同様の処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タクシーを
利用する際、地理に余り詳しくない新人の運転手が乗務
した車両に乗ると、目的地を告げてもその場所が分から
ず、乗客や交番の警察官等に道順を訪ねながら走行する
分、普通よりも所要時間や運賃が多くかかってしまう場
合がある。このような新人運転手が乗務した車両が得意
客の元に無線配車されると、上述したような所要時間や
運賃の面で迷惑をかけ、場合によっては得意客を失って
しまう場合があり得る。そこで、特に得意客からの配車
依頼に対しては、地理に精通した新人でない運転手が乗
務した車両を優先的に配車することが望ましい。
【0006】しかしながら、上述した従来の各装置で
は、実車、空車の状態や乗客の乗車位置、降車位置、料
金等を配車センタ側に知らせることはできても、その車
両に乗務している運転手が新人であるかどうかを報知す
ることはできなかった。その一方、上述した各種の情報
が記録されるICカード等の記憶媒体には、通常、記録
された情報を基に日報を作成の際に必要となることか
ら、運転手を識別するためのコード番号等の情報が記録
されている。
【0007】本発明は前記事情に鑑み、タクシー用の車
両運行情報を記録する記憶媒体に上述した運転手識別用
の情報が記録されていることに着目してなされたもの
で、本発明の目的は、タクシー用の運行情報収集装置に
より収集された、車両の走行状態に応じて変動する各種
運行情報を、無線配車情報伝送用の通信装置により配車
センタに伝送するシステム中の、運行情報収集装置と通
信装置の間に介設されるインタフェース装置で、特に、
新人等地理に不案内な運転手の車両が得意先等に配車さ
れないようにするのに有用な情報を付加して通信装置に
受け渡すことができるタクシー運行情報収集装置用イン
タフェース装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1記載の本発明によるタクシー運行情報収集装
置用インタフェース装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、タクシーの車両の走行状態により変動する運行情
報を収集し、該車両に乗務している運転手の個人情報が
記録された記憶媒体15に記録する、前記車両内のタク
シー運行情報収集装置2と、無線配車センタ9との間で
無線配車情報の送受信を行う前記車両内の通信装置8と
の間に介設され、前記タクシー運行情報収集装置2で収
集された前記運行情報を前記通信装置8に受け渡すタク
シー運行情報収集装置用インタフェース装置4におい
て、前記無線配車センタ9からの配車紹介信号に応答し
た各タクシーの前記タクシー運行情報収集装置2に対し
て前記記憶媒体からの前記個人情報の読み出し指令を送
出する個人情報読出指令送出手段4と、前記読み出し指
令に呼応して前記タクシー運行情報収集装置2が前記記
憶媒体15から読み出した前記個人情報の内容から、該
個人情報が示す前記運転手が識別対象として登録されて
いるか否かを判定する識別対象判定手段4Bと、前記タ
クシー運行情報収集装置2で収集されて前記通信装置8
に受け渡す前記運行情報に、前記運転手が識別対象であ
ることを示す報知情報を付加する報知情報付加手段4C
とを備え、前記識別対象判定手段4Bが前記個人情報の
示す前記運転手が識別対象として登録されていると判
した際に、前記報知情報付加手段4Cにより前記報知情
報を前記運行情報に付加し、配車紹介信号に応答した各
運転者の内で識別対象である運転者を前記通信装置8よ
り無線配車センター9に自動的に通報するようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の本発明によるタクシ
ー運行情報収集装置用インタフェース装置は、前記個人
情報が、前記車両の運転手毎に異なる複数桁のキャラク
タ情報からなり、該個人情報中の所定桁数目に識別対象
設定用の所定のキャラクタが選択的に割り付けられ、前
記識別対象判定手段4Bが、前記タクシー運行情報収集
装置2が前記記憶媒体15から読み出した前記個人情報
中の所定桁数目のキャラクタ内容を基に、前記運転手が
識別対象として登録されているか否かを判定するものと
した。
【0010】さらに、請求項3記載の本発明によるタク
シー運行情報収集装置用インタフェース装置は、前記識
別対象が新人運転手であり、前記識別対象設定用の所定
のキャラクタが、新人の前記運転手に割り付けられる識
別子であるものとした。
【0011】請求項1記載の本発明によれば、タクシー
の車両内のタクシー運行情報収集装置2が、個人情報読
出指令送出手段4Aからの読み出し指令に応じて、その
車両に乗務している運転手の個人情報が記録された記憶
媒体15から読み出した前記個人情報の示す前記運転手
が識別対象として登録されていると識別対象判定手段4
Bが判定した際に、報知情報付加手段4Cが、タクシー
運行情報収集装置2から通信装置8に受け渡す前記運行
情報に、前記運転手が識別対象であることを示す報知情
報を付加することから、通信装置8の送受信相手である
無線配車センタ9に、その車両の運転手が識別対象であ
ることを、自動的に報知することが可能となる。
【0012】尚、前記個人情報から識別対象であるか否
かを識別対象判定手段4Bが判定する際の具体的手段と
しては、請求項2記載の本発明のように、前記個人情報
を前記車両の運転手毎に異なる複数桁のキャラクタ情報
で構成し、該個人情報中の所定桁数目に識別対象設定用
の所定のキャラクタが選択的に割り付けて、この所定桁
数目のキャラクタ内容を基に判定するように構成するこ
とが可能であり、そのように構成すれば、個人情報中の
一部の情報を確認するだけで、その個人情報に対応する
運転手が識別対象であるか否かを容易に判定することが
可能となる。
【0013】さらに、請求項3記載の本発明によれば、
前記所定のキャラクタを、新人運転手を対象として割り
付けた識別子とすることで、地理に不案内な新人運転手
を得意先に配車して無用の迷惑をかける等の不都合の発
生を防ぐことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるタクシー運行
情報収集装置用インタフェース装置を図面に基づいて説
明する。
【0015】図2は本発明の一実施形態によるタクシー
運行情報収集装置用インタフェース装置を含んだタクシ
ー車両用運行情報収集システムの概略構成を示すブロッ
ク図で、図中引用符号1はタクシーメータ、2はタクシ
ー車両用運行情報収集装置(以下、運行情報収集装置と
略記する)、3はGPS受信装置、4は運行情報収集装
置2とGPS受信装置3の間に介設されるインタフェー
ス装置(以下、I/F装置と略記する)、5はハンディ
ターミナル、6は磁気カードリーダライタ、7は領収書
発行器、8は無線伝送装置をそれぞれ示し、これらはい
ずれも、タクシー車両(図示せず)に設置されている。
一方、図中引用符号9はタクシー会社の営業所等に設け
られた無線配車センタを示し、この無線配車センタ9に
は、前記無線伝送装置8(通信装置に相当)に対応する
無線伝送装置91がアンテナ93と共に設置される。
【0016】前記タクシーメータ1は、図3に正面図で
示すように、その前面101に、料金表示部103と、
タリフ状態設定用の空車タリフ、実車タリフ、高速タリ
フ、支払タリフ、並びに迎車タリフの5つのボタン10
5〜113と、指数表示用の累計ボタン115等を有し
ている。
【0017】前記料金表示部103は、運賃が表示され
る主表示領域103aと、指数や迎車料金等が表示され
る副表示領域103bからなり、これら主副の各領域1
03a,103bに表示される料金や指数は、前記各タ
リフボタン105〜113や累計ボタン115の操作に
応じ、タクシーメータ1内部のE2 PROM117に格
納された料金制データに従って、該E2 PROM117
に接続したマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略
記する)119により計算される。
【0018】そして、前記タクシーメータ1は、タクシ
ー車両(図示せず)が空車の状態で実車タリフボタン1
07を操作することで、空車タリフ状態から営業タリフ
(操作の時刻に応じて賃走タリフ又は深夜早朝割増タリ
フのどちらか一方に自動設定)状態に切り換わる一方、
営業タリフ状態で支払タリフボタン111を操作し、さ
らにその後、空車タリフボタン105を操作すること
で、営業タリフ状態から空車タリフ状態に切り換わるよ
うに構成されている。
【0019】また、前記タクシーメータ1は、上述した
実車タリフボタン107の操作によりタリフ状態が空車
から営業に切り換わると、図2に示すコネクタボックス
(以下、C/Nと略記する)11及びウィンドサイン信
号伝送ラインL1を介してI/F装置4及び運行情報収
集装置2に、ウィンドサイン駆動用のウィンドサイン信
号として営業信号を出力し、営業タリフ中に支払タリフ
ボタン111が操作され、さらにその後、空車タリフボ
タン105の操作によりタリフ状態が営業から空車に切
り換わると、上述した経路で、前記営業信号に代わっ
て、前記ウィンドサイン信号として空車信号を出力する
ように構成されている。さらに、前記タクシーメータ1
は、前記空車信号の出力時に、マイコン119により計
算した指数のデータを、指数データ伝送ラインL3を介
して運行情報収集装置2に出力するように構成されてい
る。
【0020】前記GPS受信装置3は、少なくとも3つ
以上のGPS衛星(図示せず)からの電波をアンテナ3
3経由で受信するGPS受信部31と、このGPS受信
部31による受信電波を基に、現在地の緯度NS と経度
S を割り出して、前記I/F装置4に出力するGPS
信号処理部35とで構成されている。そして、前記GP
S受信部31は、1秒毎等、定時刻毎にI/F装置4に
対して、GPS衛星からの受信電波を出力するするよう
に構成されている。
【0021】前記ハンディターミナル(以下、H/Tと
略記する)5は、図4に正面図で示すように、乗客の乗
降地のコード番号を入力するための入力キー部501
と、その入力内容等を表示する表示部503等を備えて
おり、前記コード番号の入力操作後に入力キー部501
中の設定キー505を操作することで、入力操作したコ
ード番号をI/F装置4に送出するように構成されてい
る。
【0022】尚、このH/T5の設定キー505の操作
は、タクシーメータ1からC/N11及びウィンドサイ
ン信号伝送ラインL1を介してI/F装置4に入力され
る前記ウィンドサイン信号が、空車信号から営業信号
に、或は、その逆に切り換わり、これに伴い、I/F装
置4からトリガ信号が入力された時で、しかも、不図示
の切り換えスイッチが前記GPS受信装置3側でなくH
/T5側に切り換わっている場合にのみ有効となる。
【0023】前記運行情報収集装置2(タクシー運行情
報収集装置に相当)は、図2に示すように、コントロー
ルボックス(以下、C/Bと略記する)21とICカー
ドリーダライタ(以下、ICカードR/Wと略記する)
23を備えている。
【0024】前記C/B21は、例えばマイコンにより
構成され、C/N11及びウィンドサイン信号伝送用の
ウィンドサイン信号伝送ラインL1と、指数データ伝送
用の前記指数データ伝送ラインL3との2つのラインを
介してタクシーメータ1に接続されている。また、C/
B21は、タクシーメータ1から指数データ伝送ライン
L3を介して入力される指数データを、ICカードR/
W23によってICカード15に書き込ませる時系列情
報として、ICカード情報伝送ラインL5を介してI/
F装置4に出力するように構成されている。
【0025】さらに、C/B21は、タクシーメータ1
からC/N11及びウィンドサイン信号伝送ラインL1
を介して入力されるウィンドサイン信号が、空車信号か
ら営業信号に、或は、その逆に切り換わる毎に、ICカ
ードR/W23によってICカード15に書き込ませる
乗降地情報を、ICカード情報伝送ラインL5を介して
I/F装置4に出力するように構成されている。尚、前
記乗降地情報は、GPS受信装置3によるGPS衛星か
らの電波受信、又は、H/T5の入力キー部501によ
る入力操作により決定されて、I/F装置4から地区デ
ータ伝送ラインL7を介して入力される現在地の地区を
示すコード番号のことである。
【0026】前記ICカードR/W23は、タクシーメ
ータ1側からの指数データや、GPS受信装置3或はH
/T5側からのコード番号が、運行情報伝送ラインL1
1を介してI/F装置4から入力される毎に、これらを
前記時系列情報や乗降地の情報として、このICカード
R/W23に装着されたICカード15に書き込むよう
に構成されている。
【0027】前記ICカード15(記憶媒体に相当)に
は、図5にデータフォーマットの説明図で示すように、
ICカード15の使用開始前の最終状態を示す管理デー
タ、車両の出庫時における状態を示す出庫データ、車両
の入庫時における状態を示す入庫データ、並びに、車両
の出庫から入庫までの各営業毎に変動した状態の内容を
示す時系列データ1〜nが記録される。このうち、前記
管理データとしては、図6に管理データのデータフォー
マットの説明図で示すように、1バイトのカード区分、
3バイトの乗務員コード、2バイトのフラグ、2バイト
の書込可能な次のアドレス、3バイトのタクシー会社コ
ード、10バイトの予備領域、並びに、8バイトのチェ
ックコードが記録される。
【0028】そして、前記ICカード15が割り当てら
れた運転手が、地理に不案内な新人である場合、前記管
理データ中の乗務員コードの最上桁には、その旨を示す
「9」が設定され、本実施形態では、この最上桁の
「9」が、請求項中に示す識別対象設定用の所定のキャ
ラクタ、即ち、新人の前記運転手に割り付けられる識別
子に相当している。
【0029】前記磁気カードリーダライタ(以下、磁気
カードR/Wと略記する)6は、図2に示すように、タ
クシーメータ1で算出される運賃の精算に伴い、不図示
のプリペイドカードやポストペイドカード等の磁気カー
ドに対する金銭情報の読出、書込を行うもので、詳しく
は、磁気カードから精算可能金額を読み出して運行情報
収集装置2に出力すると共に、タクシーメータ1から入
力される前記運賃や、運行情報収集装置2が前記精算可
能金額から前記運賃を差し引いて算出する残金を磁気カ
ードに書き込むように構成されている。また、磁気カー
ドR/W6は、前記GPS受信装置3によるGPS衛星
からの電波受信、又は、H/T5の入力キー部501に
よる入力操作により決定されて、I/F装置4及び運行
情報収集装置2を介して入力される乗車地、降車地のコ
ード番号を、必要に応じて前記磁気カードに書き込むよ
うに構成されている。
【0030】前記領収書発行器7は、C/B21から入
力される、タクシーメータ1で算出される運賃を、図7
に斜視図で示すように、ハウジング701の上部の収納
部703に収容されたロール状の領収書用紙9に、内部
のプリンタ機構(図示せず)によって印字し、また、必
要に応じて、前記コード番号等の乗降地を示す情報を印
字する。そして、領収書発行器7は、印字後の領収書用
紙9をハウジング701の内部で紙送りしつつ、ハウジ
ング701の前面705下部に形成された排紙口707
から、ハウジング701外に排出するように構成されて
いる。尚、図中709は排紙口707から排出される領
収書用紙9を切り取るカッタ、711は領収書の発行時
に操作されるプリントスイッチ、713は紙送り用のフ
ィードスイッチをそれぞれ示す。
【0031】前記I/F装置4(タクシー運行情報収集
装置用インタフェース装置に相当)は、例えばマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンと略記する)からなり、
図2に示すように、CPU(Central Processing Unit
、中央処理装置)4aと、RAM(Random Access Mem
ory)4bと、ROM(Read-Only Memory)4cとを備
えている。
【0032】前記CPU4aには、前記タクシーメータ
1からの前記ウィンドサイン信号伝送ラインL1が接続
されていると共に、前記運行情報収集装置2、GPS受
信装置3、及び、H/T5がそれぞれ接続されている。
そして、CPU4aは、GPS受信装置3によるGPS
衛星からの電波受信、又は、H/T5の入力キー部50
1による入力操作により決定された現在地(乗降地)の
コード番号を運行情報収集装置2に出力するための地区
コード伝送ラインL7を介して、C/B21に接続され
ている。
【0033】前記RAM4bは、図8にメモリエリアマ
ップで示すように、各種データ記憶用のデータエリア及
び各種処理作業に用いるワークエリアを有し、ワークエ
リアには、管理データ読出済フラグ、識別対象設定フラ
グ、及び、GPS受信装置3で割り出した現在地の緯度
S 及び経度ES から、その緯度NS と経度ES に対応
する地区(町名)のコード番号を検索するためのコード
番号検索テーブルの各エリア等が設けられている。前記
ROM4cには、CPU4aに各種処理動作を行わせる
ための制御プログラムが格納されている。
【0034】次に、前記ROM4cに格納された制御プ
ログラムに従いCPU4aが行う処理の流れについて、
図9乃至図11のフローチャートを参照して説明する。
不図示のバッテリへの接続により電源が供給されて、I
/F装置4が起動すると、図7のメインルーチンのフロ
ーチャートに示すように、CPU4aは、まず、初期設
定を行う(ステップS1)。このステップS1における
初期設定では、RAM4bの管理データ読出済フラグ、
及び、識別対象設定フラグの両エリアのフラグFa,F
bをそれぞれ「0」に設定する。
【0035】ステップS1の初期設定が済んだならば、
次に、カード確認処理を行う(ステップS3)。このス
テップS3におけるカード確認処理では、図10のサブ
ルーチンのフローチャートに示すように、RAM4bの
管理データ読出済フラグエリアのフラグFaが「0」で
あるか否かを確認し(ステップS301)、「0」でな
い場合は(ステップS301でN)、後述するステップ
S315に進み、「0」である場合は(ステップS30
1でY)、ICカードR/W23にICカード15が装
着されているか否かを確認する(ステップS303)。
【0036】ステップS303において、ICカードR
/W23にICカード15が装着されていない場合
(N)は、図9のメインルーチンに戻り、装着されてい
る場合(Y)は、ICカードR/W23により装着され
ているICカード15から管理データを読み込み(ステ
ップS305)、管理データ読出済フラグエリアのフラ
グFaを「1」に設定した後(ステップS307)、読
み込んだ管理データ中の乗務員コードの最上桁が「9」
であるか否かを確認する(ステップS309)。乗務員
コードの最上桁が「9」でない場合は(ステップS30
9でN)、図9のメインルーチンに戻り、「9」である
場合は(ステップS309でY)、RAM4bの識別対
象設定フラグエリアのフラグFbが「0」であるか否か
を確認する(ステップS311)。フラグFbが「0」
でない場合は(ステップS311でN)、図9のメイン
ルーチンに戻り、「0」である場合は(ステップS31
1でY)、フラグFbを「1」に設定した後(ステップ
S313)、図9のメインルーチンに戻る。
【0037】また、ステップS301においてフラグエ
リアのフラグFaが「0」でない場合(N)に進むステ
ップS315では、ICカードR/W23にICカード
15が装着されているか否かを確認し、装着されている
場合(Y)は、図9のメインルーチンに戻り、装着され
ていない場合(N)は、識別対象設定フラグエリアのフ
ラグFbを「0」に設定する(ステップS317)と共
に、管理データ読出済フラグエリアのフラグFaを
「0」に設定した後(ステップS319)、図9のメイ
ンルーチンに戻る。
【0038】メインルーチンに話を戻し、ステップS3
におけるカード確認処理が済んだ後に進むステップS5
では、運行情報収集記録処理を行う。この運行情報収集
記録処理では、詳細な説明は省略するものの、概略次の
ような処理を行う。即ち、タクシーメータ1からC/N
11及びウィンドサイン信号伝送ラインL1を介して入
力される前記ウィンドサイン信号が、空車信号から営業
信号に、或は、その逆に切り換わったか否かを確認し、
切り換わっていない場合は、次のステップS5に進み、
切り換わった場合は、GPS受信装置3を介して入力さ
れた現在地(乗降地)の緯度NS と経度ES に対応する
現在地のコード番号を、RAM4bのコード番号検索テ
ーブルから検索する。
【0039】次に、CPU4aは、不図示の切り換えス
イッチがH/T5側に切り換えられている場合、前記入
力されるウィンドサイン信号が、空車信号から営業信号
に、或は、その逆に切り換わった場合に、入力キー部5
01の入力操作によるH/T5からの現在地のコード番
号の入力を待つ。そして、GPS信号処理部35が割り
出した現在地の緯度NS と経度ES に対応する現在地の
コード番号に訂正があり、H/T5からその訂正用の現
在地のコード番号が入力されると、このコード番号を、
地区コード伝送ラインL7を介してC/B21に送出す
る。
【0040】また、タクシーメータ1からのウィンドサ
イン信号が空車信号から営業信号に切り換わった場合
は、前記コード番号のC/B21への送出後に、C/B
21からICカード情報伝送ラインL5を介して返送さ
れるコード番号を、運行情報伝送ラインL11を介して
ICカードR/W23に出力し、このICカードR/W
23に装着されたICカード15に書き込ませる。一
方、タクシーメータ1からのウィンドサイン信号が、営
業信号から支払信号を介して空車信号に切り換わった場
合は、タクシーメータ1から指数データ伝送ラインL3
を介して運行情報収集装置2のC/B21に出力され、
さらに、これに呼応して、前記コード番号と共にC/B
21からICカード情報伝送ラインL5を介して入力さ
れる指数データを、運行情報伝送ラインL11を介して
ICカードR/W23に出力し、このICカードR/W
23に装着されたICカード15に書き込ませる。
【0041】以上のステップS5における運行情報収集
記録処理が済んだ後に進むステップS7では、配車照会
応答処理を行う。この配車照会応答処理では、図11の
サブルーチンのフローチャートに示すように、前記GP
S受信装置3を経由して入力された無線配車センタ9か
らのポーリング信号を受信したか否かを確認し(ステッ
プS701)、受信していない場合は(ステップS70
1でN)、図9のメインルーチンに戻り、受信した場合
は(ステップS701でY)、例えば1秒毎等、定時刻
毎にGPS受信装置3から入力される現在地の最新の緯
度NS と経度ES を抽出する(ステップS703)。
【0042】次に、抽出した現在地の最新の緯度NS
経度ES に対応する現在地のコード番号をRAM4bの
コード番号検索テーブルから検索した後(ステップS7
05)、入力キー部501の入力操作によるH/T5か
らの現在地のコード番号の訂正入力があるか否かを確認
する(ステップS707)。
【0043】H/T5からの現在地のコード番号の訂正
入力がない場合は(ステップS707でN)、後述する
ステップS711に進み、入力がある場合は(ステップ
S707でY)、GPS受信装置3から入力、抽出され
た現在地の最新の緯度NS と経度ES を、H/T5から
の入力値に訂正した後(ステップS709)、ステップ
S711に進む。
【0044】ステップS711では、識別対象設定フラ
グエリアのフラグFbが「0」であるか否かを確認し、
「0」である場合(Y)は、タクシーメータ1から指数
データ伝送ラインL3を介して運行情報収集装置2のC
/B21に出力され、さらに、これに呼応して、このC
/B21からICカード情報伝送ラインL5を介して入
力される指数データを、ステップS705で検索した現
在地のコード番号、又は、ステップS709で訂正入力
した現在地のコード番号と共に、GPS受信装置3を介
して無線伝送装置8に出力した後(ステップS71
3)、図9のメインルーチンに戻る。
【0045】また、ステップS711で識別対象設定フ
ラグエリアのフラグFbが「0」でない場合(N)に
は、ステップS713と同じ指数データ及びコード番号
に、この車両に乗務している運転手が新人の識別対象と
して登録されている旨を示す報知情報を加えて、GPS
受信装置3を介して無線伝送装置8に出力した後(ステ
ップS715)、図9のメインルーチンに戻る。
【0046】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、請求項中の個人情報読出指令送出手段4Aが
図10のフローチャートにおけるステップS301及び
ステップS303で構成され、識別対象判定手段4Bが
図10中のステップS309で構成され、報知情報付加
手段4Cが図11のフローチャートにおけるステップS
715で構成されている。
【0047】次に、本実施形態によるI/F装置4の、
特に、無線配車センタ9側からの配車照会信号に応じた
動作(作用)について説明する。本実施形態のタクシー
車両用運行情報収集システムでは、車両の出庫に伴いI
CカードR/W23にICカード15を装着すると、こ
のICカード15の管理データ中に記録されている6桁
の数字による運転手の乗務員コードが読み出される。そ
して、その後、無線配車センタ9の無線伝送装置91か
らアンテナ93を介して配車照会信号が送出され、この
配車照会信号が車両のアンテナ81を介して無線伝送装
置8により受信され、これに伴い、次の2通りの動作が
行われる。
【0048】まず、ICカード15から読み出した乗務
員コードの最上桁、つまり、10万の位の値が、新人で
あることを示す「9」である場合には、新人であること
を示す報知情報と共に、GPS受信装置3及びI/F装
置4で割り出した現在地のコード番号、或は、H/T5
の入力キー部501の操作により入力された現在地に相
当するコード番号と、タクシーメータ1からの指数デー
タが、無線伝送装置8からアンテナ81,93を経由し
て、無線配車センタ9の無線伝送装置91に送出され
る。一方、ICカード15から読み出した乗務員コード
の最上桁、つまり、10万の位の値が、新人であること
を示す「9」ではない場合には、GPS受信装置3及び
I/F装置4で割り出した現在地のコード番号、或は、
H/T5の入力キー部501の操作により入力された現
在地に相当するコード番号と、タクシーメータ1からの
指数データだけが、無線伝送装置8からアンテナ81,
93を経由して、無線配車センタ9の無線伝送装置91
に送出される。
【0049】このように、本実施形態のI/F装置4に
よれば、車両の出庫に伴いICカードR/W23にIC
カード15を装着した際に、このICカード15から管
理データ中に記録されている6桁の数字による運転手の
乗務員コードをR/W23で読み出し、その乗務員コー
ドの最上桁、つまり、10万の位の値が、新人であるこ
とを示す「9」である場合には、無線配車センタ9の無
線伝送装置91からの配車照会信号を車両の無線伝送装
置8が受信し、これに応じて無線伝送装置8から無線配
車センタ9の無線伝送装置91に送出される、GPS受
信装置3及びI/F装置4で割り出した現在地のコード
番号、或は、H/T5の入力キー部501の操作により
入力された現在地に相当するコード番号と、タクシーメ
ータ1からの指数データに、新人であることを示す報知
情報を加えて送出する構成とした。
【0050】このため、配車照会信号に応答した各車両
からの送出信号を無線配車センタ9の無線伝送装置91
で受信した際に、その受信信号の内容から、応答した各
車両の運転手が新人であるか否かを簡単に識別すること
ができ、新人であると識別された運転手の車両に対して
配車の指示を出さないようにして、地理に不案内な新人
運転手の車両が得意先等に配車されるのを確実に防止す
ることができる。
【0051】尚、本実施形態では、ICカード15の管
理データとして記録する乗務員コードを6桁の数字によ
るものとし、そのうち最上桁の値を新人運転手の場合に
「9」に設定するものとしたが、新人運転手の識別用の
所定値を設定する桁は最上桁以外の桁であってもよく、
また、乗務員コードの形態そのものも6桁の数字に限る
ものではなく、しかも、乗務員コード中に新人運転手の
識別子を持たせるのではなく、新人運転手識別用のデー
タ部分を独立して設ける構成としてもよい。さらに、本
実施形態では、ICカード15中の記録データにより、
車両の乗務員が新人であるか否かを判別できる構成につ
いて説明したが、例えば、広い業務範囲を複数の営業所
の車両で賄っているタクシー業者において、配車先の地
区等に応じてそれに近い営業所の車両を配車できるよう
に、ICカード15中の記録データに、どの営業所に所
属する車両であるかを識別できる識別子を設け、この識
別子の読取結果から判別された所属営業所の情報を、配
車先の地区に応じて必要時に報知信号として無線配車セ
ンタ9側に返送するように構成する等、ICカード15
の記録データ中の識別子の内容により識別する内容は、
運転手が新人であるか否かに限らず任意である。
【0052】また、本実施形態では、無線配車センタ9
からの配車照会信号に自動的に応答して、タクシーメー
タ1の指数データや、GPS受信装置3の受信信号を基
に割り出した、或は、H/T5の入力キー部501の操
作により入力された、現在地に相当するコード番号を、
必要に応じて報知信号を付加した上で、無線配車センタ
9側に返送するものとした。その際には、本実施形態中
では説明を省略したが、自車の車両番号を含めて情報を
無線配車センタ9側に返送することは必須となる。だ
が、指数データや、現在地のコード番号のような現在地
情報は、必ずしも返送する必要はなく、そのための構成
を設けるか否かは任意である。また、この返送のタイミ
ングは、車両の無線伝送装置8が無線配車センタ9から
の配車照会信号に応答して、車両の運転手がハンドマイ
ク83の送信スイッチ85を操作した際に行ってもよ
い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明のタクシー運行情報収集装置用インタフェース装
置によれば、タクシーの車両の走行状態により変動する
運行情報を収集し、該車両に乗務している運転手の個人
情報が記録された記憶媒体に記録する、前記車両内のタ
クシー運行情報収集装置と、無線配車センタとの間で無
線配車情報の送受信を行う前記車両内の通信装置との間
に介設され、前記タクシー運行情報収集装置で収集され
た前記運行情報を前記通信装置に受け渡すタクシー運行
情報収集装置用インタフェース装置において、前記無線
配車センタからの配車紹介信号に応答した各タクシーの
前記タクシー運行情報収集装置に対して前記記憶媒体か
らの前記個人情報の読み出し指令を送出する個人情報読
出指令送出手段と、前記読み出し指令に呼応して前記タ
クシー運行情報収集装置が前記記憶媒体から読み出した
前記個人情報の内容から、該個人情報が示す前記運転手
が識別対象として登録されているか否かを判定する識別
対象判定手段と、前記タクシー運行情報収集装置で収集
されて前記通信装置に受け渡す前記運行情報に、前記運
転手が識別対象であることを示す報知情報を付加する報
知情報付加手段とを備え、前記識別対象判定手段が前記
個人情報の示す前記運転手が識別対象として登録されて
いると判定した際に、前記報知情報付加手段により前記
報知情報を前記運行情報に付加し、配車紹介信号に応答
した各運転者の内で識別対象である運転者を前記通信装
置より無線配車センターに自動的に通報する構成とし
た。
【0054】このため、通信装置の送受信相手である無
線配車センタに、その車両の運転手が識別対象であるこ
とを、自動的に報知することができ、例えば得意先への
配車時等に配車を避けなければならない運転手の車両を
容易に区別し確認することができる。
【0055】また、請求項2に記載した本発明のタクシ
ー運行情報収集装置用インタフェース装置によれば、前
記個人情報は、前記車両の運転手毎に異なる複数桁のキ
ャラクタ情報からなり、該個人情報中の所定桁数目に識
別対象設定用の所定のキャラクタが選択的に割り付けら
れ、前記識別対象判定手段は、前記タクシー運行情報収
集装置が前記記憶媒体から読み出した前記個人情報中の
所定桁数目のキャラクタ内容を基に、前記運転手が識別
対象として登録されているか否かを判定する構成とした
ので、個人情報中の一部の情報である所定桁数目のキャ
ラクタの内容を確認するだけで、その個人情報に対応す
る運転手が識別対象であるか否かを容易に判定すること
ができる。
【0056】さらに、請求項3に記載した本発明のタク
シー運行情報収集装置用インタフェース装置によれば、
前記識別対象は新人運転手であり、前記識別対象設定用
の所定のキャラクタは、新人の前記運転手に割り付けら
れる識別子である構成としたので、地理に不案内な新人
運転手を得意先に配車して無用の迷惑をかける等の不都
合の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタクシー運行情報収集装置用イン
タフェース装置の基本構成図である。
【図2】本発明の一実施形態によるタクシー車両用運行
情報収集システムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示すタクシーメータの正面図である。
【図4】図2に示すハンディターミナルの正面図であ
る。
【図5】図2に示すICカードのデータフォーマットを
示す説明図である。
【図6】図5に示す管理データのデータフォーマットを
示す説明図である。
【図7】図2に示す領収書発行器の斜視図である。
【図8】図2に示すマイクロコンピュータのRAMのメ
モリエリアマップである。
【図9】図2に示すマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
メインルーチンのフローチャートである。
【図10】図9に示すカード確認処理のサブルーチンを
示すフローチャートである。
【図11】図9に示す配車照会応答処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図12】従来技術に係る運行情報記録装置の概略構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 タクシーメータ 2 運行情報収集装置(タクシー運行情報収集装置) 4 インタフェース装置(タクシー運行情報収集装置用
インタフェース装置) 4a CPU 4b RAM 4c ROM 4A 個人情報読出指令送出手段 4B 識別対象判定手段 4C 報知情報付加手段 8 無線伝送装置(通信装置) 9 無線配車センタ 15 ICカード(記憶媒体)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タクシーの車両の走行状態により変動す
    る運行情報を収集し、該車両に乗務している運転手の個
    人情報が記録された記憶媒体に記録する、前記車両内の
    タクシー運行情報収集装置と、無線配車センタとの間で
    無線配車情報の送受信を行う前記車両内の通信装置との
    間に介設され、前記タクシー運行情報収集装置で収集さ
    れた前記運行情報を前記通信装置に受け渡すタクシー運
    行情報収集装置用インタフェース装置において、前記無線配車センタからの配車紹介信号に応答した各タ
    クシーの 前記タクシー運行情報収集装置に対して前記記
    憶媒体からの前記個人情報の読み出し指令を送出する個
    人情報読出指令送出手段と、 前記読み出し指令に呼応して前記タクシー運行情報収集
    装置が前記記憶媒体から読み出した前記個人情報の内容
    から、該個人情報が示す前記運転手が識別対象として登
    録されているか否かを判定する識別対象判定手段と、 前記タクシー運行情報収集装置で収集されて前記通信装
    置に受け渡す前記運行情報に、前記運転手が識別対象で
    あることを示す報知情報を付加する報知情報付加手段と
    を備え、前記識別対象判定手段が 前記個人情報の示す前記運転手
    が識別対象として登録されていると判定した際に、前記
    報知情報付加手段により前記報知情報を前記運行情報に
    付加し、配車紹介信号に応答した各運転者の内で識別対
    象である運転者を前記通信装置より無線配車センターに
    自動的に通報するようにしたことを特徴とするタクシー
    運行情報収集装置用インタフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記個人情報は、前記車両の運転手毎に
    異なる複数桁のキャラクタ情報からなり、該個人情報中
    の所定桁数目に識別対象設定用の所定のキャラクタが選
    択的に割り付けられ、前記識別対象判定手段は、前記タ
    クシー運行情報収集装置が前記記憶媒体から読み出した
    前記個人情報中の所定桁数目のキャラクタ内容を基に、
    前記運転手が識別対象として登録されているか否かを判
    定する請求項1記載のタクシー運行情報収集装置用イン
    タフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記識別対象は新人運転手であり、前記
    識別対象設定用の所定のキャラクタは、新人の前記運転
    手に割り付けられる識別子である請求項1又は2記載の
    タクシー運行情報収集装置用インタフェース装置。
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