JP2002092104A - 運賃算出提示方法 - Google Patents

運賃算出提示方法

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JP2002092104A
JP2002092104A JP2000280013A JP2000280013A JP2002092104A JP 2002092104 A JP2002092104 A JP 2002092104A JP 2000280013 A JP2000280013 A JP 2000280013A JP 2000280013 A JP2000280013 A JP 2000280013A JP 2002092104 A JP2002092104 A JP 2002092104A
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Japan
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fare
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vehicle
network
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JP2000280013A
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English (en)
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Junichi Horie
淳一 堀江
Kazunori Kamo
和徳 加茂
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AKESESU KK
Axess Corp
Original Assignee
AKESESU KK
Axess Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 乗物側とネットワーク上のサーバとの無線を
介したデータ交信を通じて、乗物側の運賃算出を行うよ
うにした運賃算出システムを提供する。 【解決手段】 車載端末装置と、業務管理装置と、それ
らの間に介在され両装置間の無線によるデータ交信を可
能とするネットワークとを有し、車載端末装置は、当該
車載端末装置が設置される乗物の賃走区間データを生成
する賃走区間データ生成し、業務管理装置側へと送信す
ると共に、業務管理装置側から送信されてくる運賃デー
タを受信し運賃を表示する。業務管理装置は、車載端末
装置から送られてくる賃走区間データを受信し、規定運
賃情報と賃走区間データとに基づいて運賃データを生成
し運賃車載端末装置側へと送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばタクシー
等の乗物を用いた業務への使用に好適な情報通信処理技
術に係り、特に、乗物側とネットワーク上のサーバ側と
の無線を介したデータ交信を通じて運賃算出等の情報処
理を行うようにした運賃算出提示方法、並びに、同方法
を使用した運賃算出システム、並びに、同システムに好
適とされる車載端末装置及び業務管理装置、並びに、情
報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】乗物を用いた業務としては、例えば、タ
クシー、バス等による賃走業務、ピザ配達等の宅配業
務、長距離トラック等による貨物運搬業務等が知られて
いる。これらの業務においては、例えば走行距離計やG
PS等の位置検出装置等を使用して個々の車両毎に生成
される走行データをその業務のために用いることが多
い。一例としては、走行距離データ、走行経路データ、
走行時間データ等に基づく賃走業務における運賃算出提
示、走行距離データに基づく給油等のための車両管理、
走行位置データに基づく運転手による現在走行位置確認
等が挙げられる。
【0003】それら走行データは、走行中は車両毎に単
独で利用乃至管理されるものであるが、一方で、業務報
告書等を介して事務側での業務管理等にも用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今の情報
通信技術革命により、様々な分野において近い将来の高
速大容量通信の実現が期待されている。そのような高速
大容量通信が実現されれば、上述したような乗物を用い
た業務分野においても、乗物側と例えばネットワーク上
のサーバとの間で大容量のデータ送受信を行うことが可
能となる。
【0005】本発明は、そのような技術的背景の基に、
出願人による鋭意研究の結果創案されたものであり、そ
の目的とするところは、乗物側とネットワーク上のサー
バとの無線を介したデータ交信を通じて、乗物側で生成
された走行データに基づいた情報処理をサーバ側で行
い、当該結果を乗物側に通知するようにした情報処理シ
ステムを提供することにある。
【0006】この発明の他の目的とするところは、乗物
側とネットワーク上のサーバとの無線を介したデータ交
信を通じて、乗物側の運賃算出を行うようにした運賃算
出提示方法を提供することにある。
【0007】この発明の他の目的とするところは、上述
の運賃算出提示方法を用いた運賃管理システムを提供す
ることにある。
【0008】この発明の他の目的とするところは、上述
の運賃算出提示方法並びに運賃算出システムに好適に使
用可能な車載端末装置を提供することにある。
【0009】この発明の他の目的とするところは、上述
の運賃算出提示方法並びに運賃算出システムに好適に使
用可能な業務管理装置を提供することにある。
【0010】この発明の更に他の目的乃至効果は、以下
の記述を参照することにより当業者であれば容易に理解
されるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の運賃算出方法は、乗物側で生成される賃走
区間データを無線でネットワーク上のサーバに送信し、
サーバ側で賃走区間データと運賃規定とに基づいて運賃
を算出し、算出された運賃をネットワーク上のサーバか
ら乗物側へと無線で送信して顧客に提示する。
【0012】ここで、『乗物』には、例えば、タクシ
ー、バス、配達用オートバイ、船舶等、走行により運賃
を徴収する業務に係わる種々の乗物が含まれる。
【0013】『賃走区間データ』とは、例えば乗物の走
行距離、走行経路、走行時間等に基づき生成される賃走
時のデータを示している。
【0014】『ネットワーク』とあるが、これには、イ
ンターネット等の公用ネットワークの他、専用回線のみ
で構成される独立したネットワークも含まれる。無論、
それら回線の併用も可能である。
【0015】『サーバ』とあるが、必ずしも1の装置乃
至コンピュータ等を限定的に示すものではない。散在す
る複数の装置乃至コンピュータをネットワークを介して
接続することにより当該サーバを実現することも可能で
ある。『サーバ側で』とあるのもこのためである。もっ
とも、ここで言う「サーバ」の意味するところは、当業
者であれば容易に理解されるであろう。
【0016】本発明の運賃算出提示方法によれば、運賃
算出処理はサーバ側で行われるから、運賃算出のための
乗物側への設備等の負担が軽減される。このことは、特
に、複数の車両の運賃算出処理をサーバ側で一括して行
うような場合により顕著となる。また、運賃規定や料金
体系等に変更があった場合にも、サーバ側で例えばプロ
グラム変更等を行うだけでよく、車両毎の変更が必要な
くなるから、当該変更にも柔軟に対応することができ
る。
【0017】本発明の運賃算出提示方法において、好ま
しくは、賃走区間データには乗物側の走行距離計で生成
された賃走距離データが含まれるようにする。
【0018】このようにすれば、運賃算出に距離データ
を使用する場合には、車両に搭載された既存の走行距離
計(例えばタクシーメータ等)を使用することができる
から、運賃算出のための乗物側への設備投資に係る費用
を軽減することができる。加えて、サーバ側での距離算
出処理も不要となる。
【0019】本発明の運賃算出提示方法において、好ま
しくは、賃走区間データには乗物側のGPS等の位置検
出装置で生成された賃走経路データが含まれるようにす
る。
【0020】このようにすれば、乗物の賃走経路がサー
バ側で判別できるから、当該賃走経路に基づく運賃規定
を採用することも可能となる。例えば、高速道路等の走
行も判別するような場合には、サーバ側で当該高速料金
等を運賃に自動的に加算することも可能となる。
【0021】本発明の運賃算出提示方法において、好ま
しくは、乗物側とサーバ側とのデータ交信は賃走中に亘
り常時に行われるようにする。
【0022】このようにすれば、サーバ側で賃走区間デ
ータを常時受け取ることができ、それにより乗物側で常
時運賃提示を行うことも可能となる。また、GPS等の
位置検出装置を使用する場合、それにより生成される乗
物側の位置データを常時サーバ側に送信するようにすれ
ば、サーバの側で乗物の存在乃至走行位置を常時確認す
ることもできる。
【0023】本発明の運賃算出提示方法において、好ま
しくは、乗物側とサーバ側とのデータ交信により、サー
バ側で利用者の個人識別を行う。
【0024】このようにすれば、例えば、利用者の年齢
・性別等のデータを収集することができる。また、利用
者の性別・年齢等に基づきその乗車の都度の運賃割引サ
ービスを実施することもできる。このような場合にも、
識別された個人情報に基づき、割り引きサービスを適用
した運賃をサーバの側で自動算出することができる。ま
た、例えば、利用者別の管理ファイルを作成し、過去の
賃走履歴等に基づくサービスを実施することもできる。
【0025】本発明の運賃算出提示方法において、好ま
しくは、乗物側とサーバ側とのデータ交信により、運賃
支払のためのカード決済処理をネットワークを介して行
うようにする。
【0026】このようにすれば、利用者は、運賃支払い
をカード決済により行うことができるから、現金の持ち
合わせが無いような場合にも当該乗物を利用することが
できる。また、このような態様を採用することにより、
上述の個人識別を決済カードの個人情報に基づいて行う
ことも可能となる。
【0027】次に、上述の運賃算出提示方法は、運賃算
出システムとして実現することもできる。本発明の運賃
算出システムは、車載端末装置と、業務管理装置と、そ
れらの間に介在され両装置間の無線によるデータ交信を
可能とするネットワークとを有し、車載端末装置には、
当該車載端末装置が設置される乗物の賃走区間データを
生成する賃走区間データ生成手段と、ネットワークと無
線接続を行うことにより、生成された賃走区間データを
ネットワークを介して業務管理装置側へと送信すると共
に、当該データ送信に応答して業務管理装置側から送信
されてくる運賃データをネットワークを介して受信する
ための無線送受信手段と、受信した運賃データに基づき
運賃を表示する表示手段と、が設けられ、業務管理装置
には、規定運賃情報を入力するための規定運賃情報入力
手段と、車載端末装置から送られてくる賃走区間データ
をネットワークを介して受信する手段と、規定運賃情報
と賃走区間データとに基づいて運賃データを生成する運
賃算出手段と、生成された運賃データをネットワークを
介して車載端末装置側へと送信する手段と、が設けられ
ている。
【0028】ここで、『車載端末装置』とあるが、これ
は複数の装置をコード等により電気的に接続して実現さ
れるものも含まれる。
【0029】『業務管理装置』とあるが、ここでいう
「装置」は、サーバやコンピュータ等で代表される情報
処理装置を広く含むのもである。従って先述したよう
に、必ずしも1の装置乃至コンピュータ等を限定的に示
すものではない。散在する複数の装置乃至コンピュータ
をネットワークを介して接続することにより当該業務管
理装置を実現することも可能である。
【0030】『ネットワーク』とあるが、これには、イ
ンターネット等の公用ネットワークの他、専用回線のみ
で構成される独立したネットワークも含まれる。無論、
それら回線の併用も可能である。また、『ネットワーク
を介して』とあるが、データ送受信は必ずしも同一のネ
ットワークを経由させるとは限らない。データの種類や
状況に応じて、送信時と受信時に経由させるネットワー
クを変更することも可能である。少なくとも、ここで
は、車載端末装置と業務管理装置とのデータ送受信に
は、無線通信を介在させたネットワークが使用される。
【0031】本発明の運賃算出システムによれば、運賃
算出処理は業務管理装置側で行われるから、運賃算出の
ための乗物側への設備等の負担が軽減される。このこと
は、特に、複数の車両の運賃算出処理を業務管理装置側
で一括して行うような場合により顕著となる。また、運
賃規定や料金体系等に変更があった場合にも、業務管理
装置側で例えばプログラム変更等を行うだけでよく、車
載端末装置毎の変更が必要なくなるから、当該変更にも
柔軟に対応することができる。
【0032】本発明の運賃算出システムにおいて、好ま
しくは、車載端末装置には走行距離計が含まれており、
賃走区間データには当該走行距離計により生成される賃
走距離データが含まれるようにする。
【0033】このようにすれば、運賃算出に距離データ
を使用する場合には、車両に搭載された既存の走行距離
計(例えばタクシーメータ等)を使用することができる
から、車載端末装置に係る費用を軽減することができ
る。加えて、サーバ側での距離算出処理も不要となる。
【0034】本発明の運賃算出システムにおいて、好ま
しくは、車載端末装置にはGPS等の現在位置検出装置
が含まれており、賃走区間データには当該現在位置検出
装置により生成される賃走経路データが含まれているよ
うにする。
【0035】このようにすれば、乗物の賃走経路が業務
管理装置の側で判別できるから、当該賃走経路に基づく
運賃規定を採用することも可能となる。それにより、例
えば高速道路等の走行も判別できるから、業務管理装置
の側で高速料金等を運賃に自動的に加算することも可能
となる。
【0036】ここで、好ましくは、地図会社ホストがネ
ットワークを介して業務管理装置と更に結ばれ、業務管
理装置と地図会社ホストとのデータ交信を通じて、車載
端末装置側で生成された賃走経路データと地図会社ホス
トが有する地図情報とに基づき、乗物の走行エリアを判
別し、業務管理装置は当該判別された走行エリア情報に
基づいて運賃データを生成するようにする。
【0037】このようにすれば、地図会社ホストで管理
される地図データを使用して賃走経路データに基づく運
賃算出を行うこともできるから、業務管理装置側で予め
大容量の地図データを保管する必要もなくなる。尚、こ
の態様において、走行エリアの判別は、地図会社ホス
ト、業務管理装置のいずれの側で行われるかは問われな
い。
【0038】本発明の運賃算出システムにおいて、好ま
しくは、乗物の運営会社ホストがネットワークを介して
業務管理装置と更に結ばれ、業務管理装置と運営会社ホ
ストとの間で運賃算出に係るデータ交信を行うようにす
る。
【0039】ここで、交信データとしては、例えば、運
営会社ホストの側で生成される規定運賃情報や、業務管
理装置の側で生成された運賃データ等の運賃算出に係る
種々の業務情報が挙げられる。
【0040】このようにすれば、運賃算出に必要となる
規定運賃等の情報を業務管理装置の側で全て管理しなく
ても済むから、当該業務管理装置側の負担が軽減され
る。また、業務管理装置の側で生成された運賃データ等
の業務情報をネットワークを介して運営会社ホストへと
送信し、当該情報を運営会社の側で保管乃至管理するよ
うにすることもできる。
【0041】また、本発明の運賃算出システムにおいて
好ましくは、車載端末装置の側では、フロッピーディス
ク等の外部記録媒体に走行データ等の業務情報を保存す
るようにする。
【0042】ここで、『業務情報』とあるが、これに
は、走行データの他、運転手により車載端末装置に入力
される情報や、受信された運賃データ等の賃走業務に係
る種々のデータを広く含むものである。
【0043】このようにすれば、乗物の側でも業務情報
を保管することができる。また、賃走時以外の走行デー
タ等を当該外部記録媒体に保存するようにすれば、当該
記録媒体を運転手の勤務報告等に使用することもでき
る。
【0044】本発明の運賃算出システムにおいて、好ま
しくは、カード会社ホストがネットワークを介して業務
管理装置と更に結ばれ、車載端末装置には、クレジット
カード等の決済カード情報読み取り手段が設けられ、カ
ード読み取り手段により読み取られたカード情報は、無
線送受信手段を介して業務管理装置へと送信され、業務
管理装置は、受信したカード情報と算出した運賃とに基
づきカード会社ホストとの間でネットワークを介して運
賃支払に対するカード決済処理を行い、当該結果を車載
端末装置へと送信するようにする。
【0045】このようにすれば、利用者は、運賃支払い
をカード決済により行うことができるから、現金の持ち
合わせが無いような場合にも当該乗物を利用することが
できる。また、このような態様を採用することにより、
決済カードの個人情報に基づいて業務管理装置の側で個
人識別を行うことも可能となる。それにより、例えば、
利用者の年齢・性別等のデータを収集することができ
る。また、例えば、利用者の性別・年齢等に基づきその
乗車の都度の運賃割引サービスを実施することもでき
る。このような場合にも、識別された個人情報に基づ
き、割り引きサービスを適用した運賃をサーバの側で自
動算出することができる。また、例えば、利用者別の管
理ファイルを作成し、過去の賃走履歴等に基づくサービ
スを実施することもできる。
【0046】また、上述の運賃算出システムは本発明の
情報処理システムによっても実現できる。本発明の情報
処理システムは、乗物側とネットワーク上のサーバ側と
の無線を介したデータ交信を可能とした情報処理システ
ムであって、乗物側には、生成される走行データを無線
によりネットワークを介してサーバ側に送信する手段が
設けられ、サーバ側には、受信された走行データに基づ
いて情報処理を行い、当該情報処理結果を乗物側に送信
する手段が設けられる。
【0047】このようにすれば、乗物側で生成された走
行データに基づき、運賃算出処理の他、乗物に係る種々
の情報処理をサーバ側で行うことが可能となる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の一
形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、この
例では運賃算出システムを示すことにより、本発明の運
賃算出提示方法を同時に説明するものとする。
【0049】本発明の運賃算出システム全体の概略構成
が図1に示されている。同図に示されるように、本発明
の運賃算出システムは、車載端末装置10が設けられる
タクシー1と、ネットワーク上の業務管理装置2と、ク
レジットカード会社のホストコンピュータ3と、タクシ
ー会社のホストコンピュータ4と、地図会社のホストコ
ンピュータ5とを有している。尚、同図にはタクシーは
1台のみしか示されていないが、実際には複数台のタク
シーが同時に走行されているものとする。
【0050】車載端末装置10と業務管理装置2との間
には、車載端末装置10との間で無線によるデータ送受
信を可能とする無線基地局6と、当該無線基地局6と結
ばれるネットワーク7とが介在され、これにより、車載
端末装置10と業務管理装置2との間でのデータ交信が
可能となっている。
【0051】カード会社ホスト3と、タクシー会社ホス
ト4と、地図会社ホスト5は、それぞれ業務管理装置2
とネットワーク8を介して結ばれており、それにより、
それらホスト3〜5と業務管理装置2との間でのデータ
交信が可能とされている。尚、同図には各ホストは1つ
のみしか示されていないが、好ましくは、各会社毎のホ
ストコンピュータが業務管理装置2とネットワーク8を
介して夫々結ばれる。
【0052】また、業務管理装置2、カード会社ホスト
3、タクシー会社ホスト4、地図会社ホスト5は、それ
ぞれ記憶装置2a,3a,4a,5aを有しており、後
述する種々のデータが記憶装置毎に保存される。尚、符
号9で示されるのは、車載端末装置10が有するGPS
16のための衛星を示している。
【0053】図2は、車載端末装置10のハードウェア
構成を示すブロック図である。同図に示されるように、
車載端末装置10は、操作部11、表示部12、カード
リーダ部13、プリント部14、FDD(フロッピーデ
ィスクドライバ)15、GPS16、車速センサ17、
地磁気センサ18、操舵角センサ19、記憶部20、無
線通信手段21、制御部22とを有している。
【0054】操作部11は、例えばテンキー等により構
成される。表示部12は例えば液晶ディスプレイ等によ
り構成される。カードリーダ部13は、この例では、運
賃支払いをクレジットカードにより精算する際のカード
情報の読み取りに使用される。これには、例えば、CA
T等の外部装置のカードリーダを使用するようにしても
よい。プリント部14は、運賃精算時におけるレシート
等の打ち出しや、所定データの打ち出し等を行うための
ものであり、印字部、ロール紙排出口等を有する。FD
Dは、当該車載端末装置10側で生成されたデータ、或
いは、業務管理装置2から送信されてくるデータ等をフ
ロッピーディスクに記憶するためのものである。記憶さ
れるデータ内容については後述する。
【0055】位置検出装置としてのGPS16は、衛星
9からの所定データ受信を介してタクシーの現在位置デ
ータを出力する。衛星9からデータ受信の際には、GP
S16が有する専用の無線通信アンテナ16bが使用さ
れる。尚、この例では、車載端末装置10と業務管理装
置2とのデータ交信は無線通信部21を介して行われ
る。また車速センサ17、地磁気センサ18、操舵角セ
ンサ19は、GPS16で出力される位置データの補正
等を行うための補助装置として設けられるものである。
記憶部20は、RAM,ROM等で構成され、車載端末
装置10全体の動作プログラムを有している。制御部2
2はマイコン等で構成され、当該記憶部20に記憶され
た動作プログラムに基づいてそれら11〜21で示され
る各構成部を統括制御するとともに、無線通信部21を
介して業務管理装置2との間で運賃算出に係る各種処理
を実行するものである。
【0056】次に、図3〜図8のフローチャートを参照
しつつ、本発明システムにおける賃走業務に係る各種処
理の内容を詳細に説明する。
【0057】顧客乗車時の車載端末装置10における初
期処理が図3のフローチャートに示されている。
【0058】タクシーの側において顧客の乗車があると
(ステップ301YES)、運転手による所定操作を介
して、運賃算出フラグに“1”がたてられる(ステップ
303)。当該フラグは、運賃算出処理のために、車載
端末装置10と業務管理装置2との間で、タクシー1の
現在位置情報を含むデータ交信を許容するためのフラグ
である。その詳細については後述する。尚、この初期処
理において、顧客の乗車があるまでは待機状態にある
(ステップ302)。
【0059】次いで、運賃支払いに対するクレジットカ
ードの利用が顧客により申請されると(ステップ304
YES)、運転手による所定操作を介して、車載端末装
置10と業務管理装置2との間で無線を介したクレジッ
トカードの認証処理が行われる(ステップ305)。認
証処理の詳細については後述する。尚、当該クレジット
カードのカード情報の読み込みには、先に説明したカー
ドリーダ部13が使用される。
【0060】ここで、当該認証処理が正常に行われると
(ステップ306YES)、処理は一端終了するが、当
該認証処理が正常に行われなかった場合には(ステップ
306NO)、所定のエラー処理が行われる(ステップ
307)。尚、クレジットカードの利用が申請されなか
った場合にも(ステップ304NO)、処理は一端終了
となる。
【0061】顧客乗車時の車載端末装置10における終
了処理が図4に示されている。タクシーの側において顧
客より降車の旨が伝えられると(ステップ401YE
S)、運転手による所定操作を介して、先に説明した運
賃算出フラグが“0”に書き換えられる(ステップ40
3)。これにより、運賃算出のための業務管理装置2と
のデータ交信が一端終了されるとともに、最終運賃が確
定される(ステップ404)。尚、車載端末装置10の
側において、顧客より降車の旨が伝えられるまでは待機
状態にある(ステップ402)。
【0062】次いで、ステップ405において、運賃支
払いに対する決算処理が行われる。ここでは、カード決
済処理または現金による決済処理のいずれかが行われる
が、これについても詳細は後述する。
【0063】ここで、当該決済処理(ステップ405)
が正常に行われると(ステップ406YES)、図2に
示されるプリント部を介して、決済内容を示すレシート
が発行され(ステップ408)、処理は終了する。
【0064】また、当該決済処理(ステップ405)が
正常に行われなかった場合には(ステップ406N
O)、所定のエラー処理が行われる(ステップ40
7)。尚、ステップ402は、顧客より降車の旨が伝え
られるまでの処理待機状態を示すものである。
【0065】上述のように、本実施例においては、タク
シーの賃走と平行して、予めクレジットカードの認証処
理のみを先に済ませるようにしている。これにより、降
車時のカード決済処理時における認証に係る時間を省略
でき、より迅速な決済処理を行うことを可能としてい
る。
【0066】尚、この例では、顧客乗車時における車載
端末装置側の処理を図3,図4の2図に分けてそれぞれ
説明したが、実際には、それらの処理は直列的に行われ
るものである。
【0067】次に、車載端末装置10の側では、上述の
処理の過程において所定間隔毎に割込を発生させ、業務
管理装置2との間で運賃算出のためのデータ交信を行
う。
【0068】当該運賃算出提示のための車載端末装置側
の処理内容が図5のフローチャートに示されている。
尚、先に説明しておくが、同図に示される車載端末装置
の処理は、乗物の賃走と平行して、図3、図4等で示さ
れる一連の処理とほぼ並行して行われるものである。
【0069】車載端末装置10の側では、先に示した運
賃算出フラグに“1”がたてられていることを条件とし
て(ステップ501YES)、GPS16により出力さ
れる位置情報を読み込む(ステップ502)。読み込ま
れた位置情報は、車載端末装置毎のIDデータと共に、
業務管理装置の側へと無線通信部21を介して送信され
る(ステップ503)。ここで、端末IDを付して送信
するのは、業務管理装置2が、この例では、複数の車載
端末装置10から送信されてくるデータを、端末の判別
をしながら同時に処理するためである。
【0070】このように、本実施の形態では、顧客乗車
時における所定間隔毎に位置情報が送信されるようにな
っている。当該間隔は、この例では制御部22が有する
タイマにより計測される。また、この種の乗物の平均走
行速度等を考慮するとその間隔は1秒間隔程度が好まし
いかと思われる。無論、この数値はあくまでも一例であ
り、当該数値をこれに限定するものではない。
【0071】また、GPS16により出力される位置情
報は、この例では、衛星9からの所定データ受信により
生成される経度、緯度による絶対位置情報とされてい
る。
【0072】尚、ステップ403で送信された位置情報
は、業務管理装置2の側でデータ処理され、タクシーの
その時々の累計運賃が算出される。このときの処理内容
については、後の業務管理装置側における運賃算出処理
(図5に示される)の内容とともに詳細に説明する。
【0073】位置情報が送信されると(ステップ40
3)、業務管理装置2の側で算出された運賃データが受
信されるまで待機状態となる(ステップ404NO,ス
テップ405)。ここで、業務管理装置2の側で算出さ
れた運賃データが車載端末10の側で受信されると(ス
テップ404YES)、車載端末装置の側では、当該運
賃データが読み込まれ(ステップ405)、次いで、当
該運賃が表示部12により数値で表示される(ステップ
406)。当該表示は、交信を繰り返しつつ、顧客の降
車時まで行われることとなる。
【0074】運賃算出提示のための業務管理装置2にお
ける処理内容が図5のフローチャートに示されている。
【0075】先に説明したように、ステップ503にお
いて、車載端末装置10の側からデータ送信がされる
と、業務管理装置2の側では、車載端末装置のIDが読
み込まれ、当該車載端末装置の判別を行う(ステップ6
01)。次いで、位置情報が読み込まれ、当該情報が順
次記憶される(ステップ602)。
【0076】続くステップ603では、累積された位置
情報に基づいて、走行距離が算出される(ステップ60
4)。尚、ここでの算出式等は、当該位置情報が経度・
緯度情報であることから、特に説明は要しないであろ
う。
【0077】ステップ604では、読み込まれた位置情
報に基づいて、走行エリアの判別処理が行われる。この
とき、この例では、業務管理装置2と地図会社ホスト4
との間で、ネットワーク8を介したデータ交信が行われ
る。より具体的には、ステップ502で読み込まれたタ
クシーの現在位置を示す経度・緯度情報と、地図会社ホ
スト4の記憶装置4aに保管されている地図情報とを参
照することにより、タクシー1の現在走行エリアを判別
する。尚、このように走行エリアを判別するのは、この
例では、走行エリアに基づく運賃規定が同時に採用され
ているためである。尚、これについては後にその一例を
示して詳細に説明する。
【0078】次いで、ステップ605において現在の時
刻が読み込まれる。ここで、現在時刻が読み込まれるの
は、この例では、走行時間帯に基づく運賃規定が同時に
採用されているためである。これについても後にその一
例を示して詳細に説明する。
【0079】ステップ606では、上述した走行距離デ
ータ、走行エリアデータ、走行時の時刻データと、タク
シー会社毎の規定運賃データとを参照し、この例では、
乗車位置から現在位置までの累計運賃を算出する。ここ
で、タクシー会社毎の規定運賃データは、この例では、
各タクシー会社のホスト4からネットワーク8を介して
業務管理装置2の側に入力されるものである。
【0080】ステップ606において算出された運賃デ
ータは、ステップ501で読み込まれたIDを基に、該
当する車載端末装置10の側へと送信される(ステップ
607)。これにより、先に説明したように、タクシー
1の側においてその都度の累計運賃が車載端末装置10
の表示部12を介して顧客に提示されることとなる。
【0081】カード認証処理(図3中、ステップ30
5)の詳細が図7のフローチャートにより示されてい
る。尚、同図において、左図(左側のフローチャート)
は車載端末装置10側における認証のための処理を、右
図(右側のフローチャート)は業務管理装置2の側にお
ける認証のための処理をそれぞれ示している。
【0082】カード認証処理では、先ず、車載端末装置
10の側において、カードリーダ部13により顧客のク
レジットカード情報が読み込まれる(ステップ70
1)。読み込まれたカード情報は、車載端末装置の端末
IDとともに、車載端末装置10から業務管理装置2へ
と無線を介して送信され(ステップ702)、業務管理
装置2の側で読み込まれ、保存される(ステップ70
3)。ここで、カード情報を保存するのは、後のカード
決済処理(図8参照)が、当該カード情報にもとづき行
われるためである。これにより、自動的に車載端末装置
10から業務管理装置2への認証要求がなされることと
なる。業務管理装置2の側では、受信されたカード情報
に基づき、カード認証処理を行う(ステップ704)。
ここでのカード認証処理は、ネットワーク8を介して、
該当するカード会社ホスト4と業務管理装置2との間
で、読み込まれたカード情報に基づくデータ交信を行う
ことにより行われる。認証内容の具体的内容としては、
この例では、当該カードの利用残高や、使用可否等とさ
れる。尚、カード認証処理の処理手順については、既に
公知であるためその説明を省略する。
【0083】カード認証が終了すると、その認証結果情
報がカード会社ホスト4から業務管理装置2へと送ら
れ、さらに業務管理装置2から車載端末装置10へと送
信される(ステップ705)。
【0084】車載端末装置10の側においては、認証結
果情報が送信されてくると(ステップ706YES)、
当該結果が読み込まれ(ステップ708)、次いで、当
該結果情報に基づいて、先に図3のステップ306で示
した結果判定処理が行われることとなる。尚、ステップ
603で認証結果を受信するまでは、車載端末装置は待
機状態にある(ステップ707)。
【0085】カード決済処理(図4中、ステップ40
5)の詳細が図8のフローチャートに示されている。
尚、同図において、左図(左側のフローチャート)は車
載端末装置10側におけるカード決済のための処理を、
右図(右側のフローチャート)は業務管理装置2の側に
おけるカード決済のための処理をそれぞれ示している。
【0086】尚、図7、図8のフローチャートには示さ
れていないが、以下に示すカード決済は、先のカード認
証(図3中、ステップ305)が正常に行われなかった
場合や、顧客が決済を現金で行うような場合には当然な
がらに行われない。この場合には、運賃代金を現金で受
け取ったのち、その内容を車載端末装置10から業務管
理装置2へと送信するようにすると好ましい。このよう
にすれば、決済内容を業務管理装置2の側で管理するこ
とも可能となる。
【0087】図8に示されるように、カード決済処理で
は、先ず、車載端末装置10の側から、業務管理装置2
の側に決済処理を要求する信号が車載端末装置のIDと
共に送信される(ステップ801)。業務管理装置2の
側では、当該決済要求信号を受信すると、端末IDを基
に、先にステップ703で記憶された該当するカード情
報と、最終確定の運賃データとを呼び出し(ステップ8
06)、当該カード情報に基づく決済処理を行う。ここ
で、最終確定運賃データとあるが、当該最終運賃データ
は、車載端末装置10の側において運賃算出フラグに
“0”がたてられたとき(ステップ403)の運賃デー
タを、業務管理装置2の側で保存しておくようにすれば
よい。若しくは、車載端末装置10の側で最終的に読み
込まれた運賃データをステップ801において業務管理
装置2へと送信するようにしてもよい。
【0088】尚、カード決済処理は、ネットワーク8を
介して、該当するカード会社ホスト4と業務管理装置と
の間で読み込まれたカード情報と最終確定運賃データと
に基づくデータ交信を行うことにより行われる。その際
の処理手順については、既に公知であるためその説明を
省略する。
【0089】カード決済処理が終了すると、その結果情
報がカード会社ホスト4から業務管理装置2へと送ら
れ、さらに業務管理装置2から車載端末装置10へと送
信される(ステップ804)。
【0090】車載端末装置10の側においては、決済結
果情報が送信されてくると(ステップ805YES)、
当該結果情報を読み込んだ後(ステップ807)、次い
で、当該結果情報に基づいて、先に図4のステップ40
6で示した結果判定処理が行われることとなる。尚、ス
テップ805で決済結果情報を受信するまでは、業務管
理装置は待機状態にある(ステップ806)。
【0091】尚、上述の決済処理において、降車時にカ
ード決済の旨が顧客より申請されたような場合には、こ
の例では、図7、及び図8のフローチャートにより示さ
れる内容の認証処理、決済処理の双方が同時進行で行わ
れることとなる。
【0092】次に、本実施の形態における運賃算出態様
の一具体例を挙げ、その内容を詳細に説明する。図9
は、当該運賃算出態様の一具体例を示す図である。尚、
図中(a)は、タクシー会社ホスト4から得られる規定
運賃データの一例を示すものであり、図中(b)は、タ
クシー1の走行内容の一例を概略的に示したものであ
る。
【0093】図中(a)に示されるように、この例で
は、規定運賃は、走行エリアごとにA〜Cの3種類が設
けられている。また、各走行エリア毎に、基本料金、走
行距離毎による加算運賃、深夜・早朝の特別時間帯に基
づく割り増し量がそれぞれ設定されている。
【0094】図中(b)において、a〜jは、それぞれ
縦横に走る道路を示しており、A〜Cは、図中(a)の
区間A〜Cにそれぞれ対応するエリア区分を示してい
る。この例では、賃走開始位置(顧客乗車位置)を道路
aと道路jの交差点a−jとし、交差点a−i、交差点
d−i、交差点d−fを経て、賃走終了位置(顧客降車
位置)である交差点e−fまでの走行履歴が示されてい
る。尚、便宜上、各交差点間の距離は全て2kmとし、
また、この例では、交差点d−i通過時点で、時刻が1
1:00(特別時間帯料金の設定開始時)に達したもの
として、以下に運賃算出の内容を示す。
【0095】区間Aの走行に係る運賃は、次式により求
められる。 A区間料金=600+4÷0.4×80(基本料金+加
算運賃) 区間Bの走行に係る運賃は、次式により求められる。 B区間料金=2÷0.25×80+4÷0.25×80
×1.3(加算運賃+加算運賃×特別時間帯割り増し) 区間Cの走行に係る運賃は、次式により求められる。 C区間料金=4÷0.2×80×1.25(加算運賃×
特別時間帯割り増し) 従って、累計運賃=A区間料金+B区間料金+C区間料
金=¥5704となる。
【0096】尚、言うまでもないが、上述した例はあく
までも一例を概略的に示したものであり、運賃算出態様
をこれに限定するものではない。また、先にも説明した
が、本実施の形態では、実際には、その都度の累計運賃
が算出され、タクシーの側でその料金が常時表示され
る。
【0097】次に、本実施の形態では、車載端末装置1
0と業務管理装置2との間でのデータ交信を介して、各
種のファイルを作成する。
【0098】図10は、車載端末装置10の側で作成・
保存されるファイルの一例を示した図である。当該ファ
イルは、この例では、業務管理ファイルとしての役割を
有し、図2に示されるFDD15を介してFD(フロッ
ピー)にその内容が保存される。尚、図中(a)は、当
該ファイル内容の一例を示したものであり、図中(b)
は、当該ファイル作成に係る車載端末装置10における
処理をフローチャートにより示したものである。
【0099】図中(a)に示されるように、このファイ
ルには、車載端末装置毎(若しくは車両毎)のID情
報、ファイル作成の日付、賃走履歴情報、所定時間毎の
位置情報、その他の情報が含まれている。賃走履歴情報
は、この例では、賃走一件毎に保存され、その中には、
顧客情報、乗車開始位置情報、降車位置情報、運賃決済
情報等が含まれている。
【0100】所定時間毎の位置情報とは、賃走有無に係
わらず所定時間間隔毎に保存され、タクシー1の走行履
歴情報として使用されるものである。これは、同図中
(b)のフローチャートに示される手順により記録され
る。同図中(b)に示されるように、本実施例では、所
定時間間隔毎に、GPS16で生成される位置情報を読
み込み(ステップ1001)、当該位置情報をネットワ
ーク上のシステム装置(業務管理装置2又は運営会社ホ
スト4)へと送信する(ステップ1002)。
【0101】次いで、読み込まれた位置情報を走行履歴
情報としてFDに記録する(ステップ1003)。尚、
当該位置情報の読み込み乃至ネットワーク上への送信
は、先に示した運賃算出のための位置の送信とは別の処
理として行われる。また、このように、位置情報を常時
送信することにより、タクシー運営会社の側でタクシー
の存在位置を常時確認することも可能となる。
【0102】また、その他の情報としては、操作部11
を介して運転手により入力される特定情報等が挙げられ
る。このように、本実施の形態では、種々の業務情報を
乗物側のFDに記録できるようにすることで、例えば、
業務管理装置2側と車載端末装置10側とでそれぞれ保
存される業務情報を分別するようにすることができる。
例えば、業務管理装置2の側ではデータ処理のみを行
い、業務に係る情報は秘密事項として、車載端末装置1
0の側でのみ保存するようにすることもできる。また、
持ち出し可能なFDに業務情報を記録することにより、
従来、車両毎に運転手等により作成されていた業務報告
書等を当該FDで代用することも可能となる。
【0103】次に、図11は、カード会社ホスト4で管
理される顧客ファイルの一例を示した図である。同図に
示されるように、顧客ファイルには、顧客毎の会員番号
情報、会員個人情報、総合乗車距離情報、ポイント残高
情報、乗車履歴情報が含まれている。尚、顧客ファイル
の作成にあたっては、この例では、各運営会社毎に顧客
からの会員登録の申込みを予め受け付け、顧客毎の会員
番号を作成する。
【0104】会員個人情報には、顧客から予め登録され
たクレジットカード番号情報、氏名、住所、連絡先等が
含まれている。ここで、クレジットカード番号情報が予
め登録されるのは、顧客の個人特定(個人識別)をクレ
ジットカード番号により行うためである。すなわち、こ
の例では、カード認証処理(図3中、ステップ305参
照)で読み込まれたカード番号情報により、該当する顧
客ファイルを特定し、その乗車履歴等を当該顧客ファイ
ルに記録する。
【0105】また、このファイルには、顧客毎のタクシ
ーの総乗車距離が記録される。これは、顧客がタクシー
利用を行う度に、業務管理装置2で算出される走行距離
をネットワーク8を介して運営会社ホスト4へと送信
し、運営会社ホスト4の側で累計するようにする。ま
た、運営会社ホスト4の側では、これら乗車距離に基づ
いて、所定のポイントを算出する。この例では、当該ポ
イントに基づく所定サービスを顧客毎に提示するように
されている。サービスの例としては、運賃割引サービ
ス、景品交換等が挙げられる。
【0106】また、このファイルには、顧客の乗車毎の
走行内容が乗車履歴情報として記録されている。この乗
車履歴情報は、業務管理装置2からネットワーク8を介
して運営会社ホスト4の側へと送信される位置情報等に
基づき作成されるものである。尚、当該位置情報は、先
に説明した車載端末装置のFDから得るようにしてもよ
い。これについては、上述の総合乗車距離情報について
も同様である。このように、本実施の形態では、顧客毎
の乗車履歴情報を保存することにより、当該ファイルを
業務に反映させることができ、また、当該履歴情報に基
づくサービスを顧客に提供することを可能としている。
【0107】次に、以上説明した実施の形態では、賃走
区間データの生成にGPSを使用したが、当該賃走区間
データには、既存の走行距離計を用いて生成することも
できる。図12は、賃走区間データ生成手段として既存
のタクシーメータを使用した車載端末装置の一例を示し
た図である。
【0108】同図中(a)は、車載端末装置における賃
走区間データの送受信機能を示すものである。図中
(a)に示されるように、この例では、タクシーメータ
23と無線送受信機24(或いは無線通信部21)とが
電気的に接続され、それにより、タクシーメータ側で生
成された賃走区間データを、無線により業務管理装置2
へと送信するとともに、算出された運賃データを受信可
能とされている。尚、タクシーメータを使用する場合に
は、当該タクシーメータの制御部、表示部、操作部等を
車載端末装置のそれとして使用可能である。
【0109】同図中(b)は、タクシーメータを使用し
た場合における車載端末装置の運賃算出のための処理を
示すフローチャートである。同図中(b)に示されるよ
うに、車載端末装置の側では、タクシーメータにより生
成された走行距離データを読み込み(ステップ120
1)、当該走行距離データを業務管理装置2へと送信す
る(ステップ1202)。次いで、当該走行距離データ
に基づき業務管理装置2の側で算出された運賃データを
無線により受信し(ステップ1203)、当該運賃を表
示する(ステップ1204)。
【0110】このように、賃走区間データとして既存の
タクシーメータを使用すれば、車載端末装置に係る費用
を軽減することができ、加えて、サーバ側での距離算出
処理が不要となるから、運賃算出に係るデータ通信速度
の向上も期待される。
【0111】以上説明したように、本実施の形態では、
賃走を行う乗物をタクシーとした説明したが、本発明の
運賃算出提示方法並びに運賃算出システムは、これ以外
にも、賃走業務における種々の乗物に適用することがで
きる。また、乗物側で生成された走行データに基づき、
業務管理装置と車載端末装置との側で情報処理を行うよ
うにすれば、賃走業務に拘わらず、乗物を使用した種々
の業務において、その業務の幅を拡大させることも可能
である。
【0112】また、図10乃至図11に示した各ファイ
ルは、それぞれ、業務管理装置2、車載端末装置10、
または運営会社ホスト4のいずれの側でも作成乃至保存
可能である。もっとも、このことは、本実施の形態にお
ける運賃算出システムがそれら装置間をネットワークを
介して結んでいることから、当業者であれば容易に想到
されるであろう。
【0113】また、本実施の形態では、運賃支払いのた
めの決済方法の一例としてクレジットカードを挙げて説
明したが、例えば、タクシー会社の専用カード等を用い
るようにしてもよい。その場合には、言うまでもなく当
該専用カードによる個人識別が可能となる。
【0114】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
運賃算出提示方法並びに運賃算出システムによれば、乗
物側で生成された賃走区間データと規定運賃とに基づい
て、ネットワーク上で運賃を算出できるから、運賃規定
の変更や運賃体系の多様化にも柔軟に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの概略構成を示す図である。
【図2】車載端末装置のハードウェア構成を示す図であ
る。
【図3】顧客乗車時における車載端末装置側の初期処理
処理を示すフローチャートである。
【図4】顧客降車時における車載端末装置側の終了処理
を示す図である。
【図5】運賃算出提示のための車載端末装置側の処理内
容を示すフローチャートである。
【図6】運賃算出提示のための業務管理装置側の処理内
容を示すフローチャートである。
【図7】カード認証処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図8】カード決済処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図9】運賃算出態様の一具体例を示した図である。
【図10】業務管理ファイルの内容を説明するための図
である。
【図11】顧客ファイルの内容を説明するための図であ
る。
【図12】タクシーメータを使用した車載端末装置の一
例を示す図である。
【符号の説明】 1 タクシー 2 業務管理装置 3 カード会社のホストコンピュータ 4 タクシー会社のホストコンピュータ 5 地図会社のホストコンピュータ 6 無線基地局 7 ネットワーク 8 ネットワーク 9 衛星 10 車載端末装置 11 操作部 12 表示部 13 カードリーダ部 14 プリント部 15 フロッピーディスクドライバ 16 GPS 17 車速センサ 18 地磁気センサ 19 操舵角センサ 20 記憶部 21 無線通信部 22 制御部 23 タクシーメータ 24 無線送受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 FA01 FA06 5B049 AA06 CC40 EE02 GG03 5B055 CC00 EE13 EE27 KK00 5K067 AA21 BB14 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH23

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物側で生成される賃走区間データを無
    線でネットワーク上のサーバに送信し、サーバ側で賃走
    区間データと運賃規定とに基づいて運賃を算出し、算出
    された運賃をネットワーク上のサーバから乗物側へと無
    線で送信して顧客に提示する、運賃算出提示方法。
  2. 【請求項2】 賃走区間データには乗物側の走行距離計
    で生成された賃走距離データが含まれている、請求項1
    に記載の運賃算出方法。
  3. 【請求項3】 賃走区間データには乗物側のGPS等の
    位置検出装置で生成された賃走経路データが含まれてい
    る、請求項1に記載の運賃算出方法。
  4. 【請求項4】 乗物側とサーバ側とのデータ交信は賃走
    中に亘り常時に行われる、請求項1に記載の運賃算出方
    法。
  5. 【請求項5】 乗物側とサーバ側とのデータ交信によ
    り、サーバ側で利用者の個人識別を行う、請求項1に記
    載の運賃算出提示方法。
  6. 【請求項6】 乗物側とサーバ側とのデータ交信によ
    り、運賃支払のためのカード決済処理をネットワークを
    介して行うようにした、請求項1に記載の運賃算出方
    法。
  7. 【請求項7】 乗物側とネットワーク上のサーバ側との
    無線を介したデータ交信を可能とした情報処理システム
    であって、 乗物側には、生成される走行データを無線によりネット
    ワークを介してサーバ側に送信する手段が設けられ、 サーバ側には、受信された走行データに基づいて情報処
    理を行い、当該情報処理結果を乗物側に送信する手段が
    設けられる、情報処理システム。
  8. 【請求項8】 車載端末装置と、業務管理装置と、それ
    らの間に介在され両装置間の無線によるデータ交信を可
    能とするネットワークとを有し、 車載端末装置には、 当該車載端末装置が設置される乗物の賃走区間データを
    生成する賃走区間データ生成手段と、 ネットワークと無線接続を行うことにより、生成された
    賃走区間データをネットワークを介して業務管理装置側
    へと送信すると共に、当該データ送信に応答して業務管
    理装置側から送信されてくる運賃データをネットワーク
    を介して受信するための無線送受信手段と、 受信した運賃データに基づき運賃を表示する表示手段
    と、が設けられ、 業務管理装置には、 規定運賃情報を入力するための規定運賃情報入力手段
    と、 車載端末装置から送られてくる賃走区間データをネット
    ワークを介して受信する手段と、 規定運賃情報と賃走区間データとに基づいて運賃データ
    を生成する運賃算出手段と、 生成された運賃データをネットワークを介して車載端末
    装置側へと送信する手段と、が設けられている運賃算出
    システム。
  9. 【請求項9】 車載端末装置には走行距離計が含まれて
    おり、賃走区間データには当該走行距離計により生成さ
    れる賃走距離データが含まれている、請求項8に記載の
    運賃算出システム。
  10. 【請求項10】 車載端末装置にはGPS等の現在位置
    検出装置が含まれており、賃走区間データには当該現在
    位置検出装置により生成される賃走経路データが含まれ
    ている、請求項8に記載の運賃算出システム。
  11. 【請求項11】 地図会社ホストがネットワークを介し
    て業務管理装置と更に結ばれ、 業務管理装置と地図会社ホストとのデータ交信を通じ
    て、車載端末装置側で生成された賃走経路データと地図
    会社ホストが有する地図情報とに基づき、乗物の走行エ
    リアを判別し、業務管理装置は当該判別された走行エリ
    ア情報に基づいて運賃データを生成する、 請求項10に記載の運賃算出システム。
  12. 【請求項12】 乗物の運営会社ホストがネットワーク
    を介して業務管理装置と更に結ばれ、 業務管理装置と運営会社ホストとの間で運賃算出に係る
    データ交信を行うようにした、請求項8に記載の運賃算
    出システム。
  13. 【請求項13】 車載端末装置の側では、フロッピー
    (登録商標)ディスク等の外部記録媒体に走行データ等
    の業務情報が保存される、請求項8に記載の運賃算出シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 カード会社ホストがネットワークを介
    して業務管理装置と更に結ばれ、 車載端末装置には、クレジットカード等の決済カード情
    報読み取り手段が設けられ、 カード読み取り手段により読み取られたカード情報は、
    無線送受信手段を介して業務管理装置へと送信され、 業務管理装置は、受信したカード情報と算出した運賃と
    に基づきカード会社ホストとの間でネットワークを介し
    て運賃支払に対するカード決済処理を行い、当該結果を
    車載端末装置へと送信する、 請求項8に記載の運賃算出システム。
  15. 【請求項15】乗物の賃走区間データを生成する賃走区
    間データ生成手段と、 ネットワークと無線接続を行うことにより、生成された
    賃走区間データをネットワーク上のサーバ側へと送信す
    ると共に、当該データ送信に応答してサーバ側から送信
    されてくる運賃データをネットワークを介して受信する
    ための無線送受信手段と、 受信した運賃データに基づき運賃を表示する表示手段
    と、を有する車載端末装置。
  16. 【請求項16】クレジットカード等の決済カード情報読
    み取り手段を更に有する、請求項15に記載の車載端末
    装置。
  17. 【請求項17】 賃走区間データ生成手段にはGPS等
    の位置検出装置及び/または走行距離計が含まれてい
    る、請求項15に記載の車載端末装置。
  18. 【請求項18】 フロッピーディスク等の外部記録媒体
    に走行データ等の業務情報を保存する、請求項15乃至
    17のいずれかに記載の車載端末装置。
  19. 【請求項19】 ネットワーク上に設けられる業務管理
    装置であって、 乗物の規定運賃情報を入力するための規定運賃情報入力
    手段と、 乗物側から送られてくる賃走区間データをネットワーク
    を介して受信する手段と、 少なくとも規定運賃情報と賃走区間データとに基づいて
    運賃データを生成する運賃算出手段と、 生成された運賃データをネットワークを介して車載端末
    装置側へと送信する手段と、を有する業務管理装置。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載の車載端末装置又は
    請求項19に記載の業務管理装置をコンピュータにて実
    現するための記録媒体。
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